JP3283755B2 - キャップ締付装置 - Google Patents
キャップ締付装置Info
- Publication number
- JP3283755B2 JP3283755B2 JP09074196A JP9074196A JP3283755B2 JP 3283755 B2 JP3283755 B2 JP 3283755B2 JP 09074196 A JP09074196 A JP 09074196A JP 9074196 A JP9074196 A JP 9074196A JP 3283755 B2 JP3283755 B2 JP 3283755B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- cleaning liquid
- chuck
- guide cylinder
- tightening device
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャップ締付装
置、さらに詳しくは、液体洗浄液等によりキャップ締付
作動で発生したキャップの削れくず等を容易に排除する
ことができる、特に無菌状態下において使用するキャッ
プ締付装置に関する。
置、さらに詳しくは、液体洗浄液等によりキャップ締付
作動で発生したキャップの削れくず等を容易に排除する
ことができる、特に無菌状態下において使用するキャッ
プ締付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ねじキャップを瓶の口部等に締め付ける
場合、キャップを所定位置に配置して仮締め付け、すな
わち少し締め付け、続いて該キャップを完全に締め付け
るいわゆる本締め付けの2ステップで行う場合がある。
この締め付けを行うための従来技術として以下のものが
公知である。特開昭55ー29428号公報に開示され
たキャップ締付装置は、瓶の口部等にねじキャップを配
置し、最初にこのキャップを弾性環体によって周囲外壁
面を把持し、同時にキャップ上面を押圧して軸線中心に
回転させて仮締め付けを行い、次にキャップの上面を押
圧して軸線中心に回転させて本締め付けを行う。この装
置によれば、瓶の口部等に正しい位置・正しい方向に載
置されたキャップを仮締め付けによってキャップを曲げ
て締め付けることを防ぐことができる。しかし、キャッ
プが瓶の口部等に正しくない位置・正しくない方向に載
置された場合には、上記弾性環体とキャップの上面を押
圧する部材が実質上一体であるから、キャップが曲がっ
たままの状態で仮締め付けを行ってしまい、キャップを
正しい位置・正しい方向に修正する機能をもっておら
ず、曲がった状態のキャップを瓶の口部等に締め付けて
しまう問題がある。また、このキャップ締付装置は、特
にキャップに係合する部分の構成が複雑であって、無塵
無菌状態で使用可能な程度にキャップに係合する部分を
洗浄するには分解を余儀なくされるという問題もある。
場合、キャップを所定位置に配置して仮締め付け、すな
わち少し締め付け、続いて該キャップを完全に締め付け
るいわゆる本締め付けの2ステップで行う場合がある。
この締め付けを行うための従来技術として以下のものが
公知である。特開昭55ー29428号公報に開示され
たキャップ締付装置は、瓶の口部等にねじキャップを配
置し、最初にこのキャップを弾性環体によって周囲外壁
面を把持し、同時にキャップ上面を押圧して軸線中心に
回転させて仮締め付けを行い、次にキャップの上面を押
圧して軸線中心に回転させて本締め付けを行う。この装
置によれば、瓶の口部等に正しい位置・正しい方向に載
置されたキャップを仮締め付けによってキャップを曲げ
て締め付けることを防ぐことができる。しかし、キャッ
プが瓶の口部等に正しくない位置・正しくない方向に載
置された場合には、上記弾性環体とキャップの上面を押
圧する部材が実質上一体であるから、キャップが曲がっ
たままの状態で仮締め付けを行ってしまい、キャップを
正しい位置・正しい方向に修正する機能をもっておら
ず、曲がった状態のキャップを瓶の口部等に締め付けて
しまう問題がある。また、このキャップ締付装置は、特
にキャップに係合する部分の構成が複雑であって、無塵
無菌状態で使用可能な程度にキャップに係合する部分を
洗浄するには分解を余儀なくされるという問題もある。
【0003】特開昭61ー104991号公報に開示さ
れたビンキャッピング装置及びビンキャッピング方法
は、ロボットにより液が入ったビンにキャップを被せ螺
合して締め付ける構成である。ロボットを使用するこの
構成は、構造が複雑であり、無塵無菌状態で使用可能な
程度にキャップに係合する部分を洗浄することは実質上
不可能であり、また締め付け時に潤滑油が飛び散り瓶に
異物が混入する恐れもある。特開平2ー242779号
公報に開示されたキャップの締結システムは、キャップ
の画像データを検出する視覚線センサと、視覚線センサ
の画像データからキャップ位置を検出するキャップ位置
検出手段と、キャップ天面吸着部、キャップクランプ部
を有するロボットアームとを有する構成である。そし
て、キャップ位置検出手段によって得られたキャップ位
置情報に基づいてロボットアームを移動させて、キャッ
プ吸着部によってキャップ天面を吸着し、瓶口部の所定
位置にキャップを位置させ、キャップクランプ部によっ
てキャップを把持してキャップ締め付けを行う。このシ
ステムにおいても、ロボットを使用しているため、構造
が複雑であり、無塵無菌状態で使用可能な程度にキャッ
プに係合する部分を洗浄することは実質上不可能であ
り、また締め付け時に潤滑油が飛び散り瓶に異物が混入
する恐れもある。
れたビンキャッピング装置及びビンキャッピング方法
は、ロボットにより液が入ったビンにキャップを被せ螺
合して締め付ける構成である。ロボットを使用するこの
構成は、構造が複雑であり、無塵無菌状態で使用可能な
程度にキャップに係合する部分を洗浄することは実質上
不可能であり、また締め付け時に潤滑油が飛び散り瓶に
異物が混入する恐れもある。特開平2ー242779号
公報に開示されたキャップの締結システムは、キャップ
の画像データを検出する視覚線センサと、視覚線センサ
の画像データからキャップ位置を検出するキャップ位置
検出手段と、キャップ天面吸着部、キャップクランプ部
を有するロボットアームとを有する構成である。そし
て、キャップ位置検出手段によって得られたキャップ位
置情報に基づいてロボットアームを移動させて、キャッ
プ吸着部によってキャップ天面を吸着し、瓶口部の所定
位置にキャップを位置させ、キャップクランプ部によっ
てキャップを把持してキャップ締め付けを行う。このシ
ステムにおいても、ロボットを使用しているため、構造
が複雑であり、無塵無菌状態で使用可能な程度にキャッ
プに係合する部分を洗浄することは実質上不可能であ
り、また締め付け時に潤滑油が飛び散り瓶に異物が混入
する恐れもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のキャッ
プ締付装置においては、構造が複雑であり、無塵無菌状
態で使用可能な程度にキャップに係合する部分を洗浄す
ることは実質上不可能であり、また締め付け時に潤滑油
が飛び散り瓶に異物が混入する恐れもあるから、無塵無
菌状態で使用することができないという問題があった。
プ締付装置においては、構造が複雑であり、無塵無菌状
態で使用可能な程度にキャップに係合する部分を洗浄す
ることは実質上不可能であり、また締め付け時に潤滑油
が飛び散り瓶に異物が混入する恐れもあるから、無塵無
菌状態で使用することができないという問題があった。
【0005】
【発明の目的】本発明は従来のキャップ締付装置の上述
した問題点に鑑みてなされたものであって、構造が簡単
であり、分解することなく無塵無菌状態で使用可能な程
度にキャップに係合する部分を液体洗浄することができ
るキャップ締付装置を提供することを目的とする。本発
明また、仮締め付けされたキャップの方向修正を行いな
がら本締め付けを行うことができることに加えて、締め
付け時に潤滑油が飛び散り瓶に異物が混入する恐れがな
く、無塵無菌状態で使用することができるキャップ締付
装置を提供することを目的とする。
した問題点に鑑みてなされたものであって、構造が簡単
であり、分解することなく無塵無菌状態で使用可能な程
度にキャップに係合する部分を液体洗浄することができ
るキャップ締付装置を提供することを目的とする。本発
明また、仮締め付けされたキャップの方向修正を行いな
がら本締め付けを行うことができることに加えて、締め
付け時に潤滑油が飛び散り瓶に異物が混入する恐れがな
く、無塵無菌状態で使用することができるキャップ締付
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【発明を解決するための手段】本願の第1発明は、垂直
に上下移動しかつ回転運動する駆動本体部と、該駆動本
体部に固着されたキャップチャック部とを有し、瓶口部
に載置されたキャップを締め付けるキャップ締付装置に
おいて、上記キャップチャック部が、上記駆動本体部に
固着されたチャックボデイと、該チャックボデイに固着
されたガイドシリンダと、該ガイドシリンダの下端外面
に固着されチャックリングと、上記チャックボデイと上
記ガイドシリンダとの間で上記ガイドシリンダの内面上
を垂直に摺動する押さえ部材とを有し、上記ガイドシリ
ンダに洗浄液注入開口を設け、上記押さえ部材は圧縮コ
イルバネによって垂直下方に向かって付勢され、上記押
さえ部材の外面に設けられた肩部の下面に洗浄液を通過
させるための第一切り欠きを設け、さらに上記押さえ部
材の中間部外面にガイドシリンダの内面上を摺動する突
出帯部を設け該突出帯部に洗浄液を通過させるための第
二切り欠きを設けことを特徴とするキャップ締付装置で
ある。
に上下移動しかつ回転運動する駆動本体部と、該駆動本
体部に固着されたキャップチャック部とを有し、瓶口部
に載置されたキャップを締め付けるキャップ締付装置に
おいて、上記キャップチャック部が、上記駆動本体部に
固着されたチャックボデイと、該チャックボデイに固着
されたガイドシリンダと、該ガイドシリンダの下端外面
に固着されチャックリングと、上記チャックボデイと上
記ガイドシリンダとの間で上記ガイドシリンダの内面上
を垂直に摺動する押さえ部材とを有し、上記ガイドシリ
ンダに洗浄液注入開口を設け、上記押さえ部材は圧縮コ
イルバネによって垂直下方に向かって付勢され、上記押
さえ部材の外面に設けられた肩部の下面に洗浄液を通過
させるための第一切り欠きを設け、さらに上記押さえ部
材の中間部外面にガイドシリンダの内面上を摺動する突
出帯部を設け該突出帯部に洗浄液を通過させるための第
二切り欠きを設けことを特徴とするキャップ締付装置で
ある。
【0007】第2発明は、上記洗浄液注入開口、上記第
一切り欠きが、同一角度方向に設けられていることを特
徴とする。第3発明は、上記洗浄液注入開口、上記第一
切り欠きが、互いに異なった角度方向に設けられている
ことを特徴とする。
一切り欠きが、同一角度方向に設けられていることを特
徴とする。第3発明は、上記洗浄液注入開口、上記第一
切り欠きが、互いに異なった角度方向に設けられている
ことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例のキャップ締
付装置を図に基づいて説明する。無塵無菌状態で使用さ
れるキャップ締付装置1は、図1に示すように、キャッ
プCを載置した瓶口部4に向かって垂直に上下移動しか
つ回転運動する駆動本体部10に、キャップチャック部
12を取付けてなる。キャップチャック部12は、キャ
ップチャック部12の取付シャフト14にネジ止めさ
れ、ネジ16によって緩み止めされたチャックボデイ2
0と、チャックボデイ20にネジ22によって固着され
たガイドシリンダ24と、ガイドシリンダ24の下端外
面にネジ26によって固着され下端内部にキャップCの
滑り止め凹凸に嵌合する切り込みを設けたチャックリン
グ30とを有する。キャップチャック部12は、さら
に、チャックボデイ20とガイドシリンダ24との間で
ガイドシリンダ24の内面上を垂直に摺動する押さえ部
材34が配置されている。押さえ部材34は圧縮コイル
バネ40によって垂直下方に向かって付勢され、その下
向き移動限界はガイドシリンダ24の肩部42と押さえ
部材34の肩部44と当接によって決定される。圧縮コ
イルバネ40による付勢力は、使用されるいずれの圧縮
状態においてもほぼ一定であり、例えば、3kgf であ
る。押さえ部材34の肩部44の下面には洗浄液を通過
させるための切り欠き45が、該肩部44の外周の7
0.5%を占めるように等間隔に3ヵ所に設けられてお
り、該切り欠き45はガイドシリンダ24の周囲の6ヵ
所に設けた洗浄液注入開口50に対応した位置に設けら
れている。この構成により、押さえ部材34がガイドシ
リンダ24内で回転して切り欠き45がいずれの方向を
向くことがあったとしても、洗浄液を洗浄液注入開口5
0から容易に注入することができる。
付装置を図に基づいて説明する。無塵無菌状態で使用さ
れるキャップ締付装置1は、図1に示すように、キャッ
プCを載置した瓶口部4に向かって垂直に上下移動しか
つ回転運動する駆動本体部10に、キャップチャック部
12を取付けてなる。キャップチャック部12は、キャ
ップチャック部12の取付シャフト14にネジ止めさ
れ、ネジ16によって緩み止めされたチャックボデイ2
0と、チャックボデイ20にネジ22によって固着され
たガイドシリンダ24と、ガイドシリンダ24の下端外
面にネジ26によって固着され下端内部にキャップCの
滑り止め凹凸に嵌合する切り込みを設けたチャックリン
グ30とを有する。キャップチャック部12は、さら
に、チャックボデイ20とガイドシリンダ24との間で
ガイドシリンダ24の内面上を垂直に摺動する押さえ部
材34が配置されている。押さえ部材34は圧縮コイル
バネ40によって垂直下方に向かって付勢され、その下
向き移動限界はガイドシリンダ24の肩部42と押さえ
部材34の肩部44と当接によって決定される。圧縮コ
イルバネ40による付勢力は、使用されるいずれの圧縮
状態においてもほぼ一定であり、例えば、3kgf であ
る。押さえ部材34の肩部44の下面には洗浄液を通過
させるための切り欠き45が、該肩部44の外周の7
0.5%を占めるように等間隔に3ヵ所に設けられてお
り、該切り欠き45はガイドシリンダ24の周囲の6ヵ
所に設けた洗浄液注入開口50に対応した位置に設けら
れている。この構成により、押さえ部材34がガイドシ
リンダ24内で回転して切り欠き45がいずれの方向を
向くことがあったとしても、洗浄液を洗浄液注入開口5
0から容易に注入することができる。
【0009】ガイドシリンダ24には、上方部分の同一
の高さ位置に60°の間隔をおいて6個の洗浄液注入開
口50が設けられている。洗浄時には、該洗浄液注入開
口50に向けて洗浄ノズル(図示せず)から洗浄液を注
入するか、または洗浄液注入開口50には洗浄液パイプ
51を連結して洗浄液を注入する。押さえ部材34の中
間部外面に設けられガイドシリンダ24の内面上を摺動
する突出帯部52には、洗浄液を通過させるための切り
欠き54が突出帯部50の外周の60%を占めるように
等間隔をおいた4カ所に設けられている。上述した構成
のキャップ締付装置1の作動について説明する。図1の
右側部分に示すように、キャップ締付装置1の真下にキ
ャップCを仮締め付けした瓶口部4が搬送されてくる
と、図1の左側部分に示すように、キャップ締付装置1
が下降し、キャップCの滑り止め凹凸にチャックリング
30の切り込みが嵌合する。同時に、キャップCの上面
が圧縮コイルバネ40の下向き付勢力に対抗して押さえ
部材34を押し上げ、その反作用としてキャップCが瓶
口部4に斜めに仮締め付けされていた場合にその姿勢を
水平に修正する。続いて、押さえ部材34がキャップC
を水平面で垂直に押さえながらチャックリング30が回
転してキャップCの本締め付けを行う。
の高さ位置に60°の間隔をおいて6個の洗浄液注入開
口50が設けられている。洗浄時には、該洗浄液注入開
口50に向けて洗浄ノズル(図示せず)から洗浄液を注
入するか、または洗浄液注入開口50には洗浄液パイプ
51を連結して洗浄液を注入する。押さえ部材34の中
間部外面に設けられガイドシリンダ24の内面上を摺動
する突出帯部52には、洗浄液を通過させるための切り
欠き54が突出帯部50の外周の60%を占めるように
等間隔をおいた4カ所に設けられている。上述した構成
のキャップ締付装置1の作動について説明する。図1の
右側部分に示すように、キャップ締付装置1の真下にキ
ャップCを仮締め付けした瓶口部4が搬送されてくる
と、図1の左側部分に示すように、キャップ締付装置1
が下降し、キャップCの滑り止め凹凸にチャックリング
30の切り込みが嵌合する。同時に、キャップCの上面
が圧縮コイルバネ40の下向き付勢力に対抗して押さえ
部材34を押し上げ、その反作用としてキャップCが瓶
口部4に斜めに仮締め付けされていた場合にその姿勢を
水平に修正する。続いて、押さえ部材34がキャップC
を水平面で垂直に押さえながらチャックリング30が回
転してキャップCの本締め付けを行う。
【0010】キャップチャック部12の液洗浄は、図2
に示すように、洗浄液パイプ51から注入された洗浄液
は洗浄液注入開口50を通過する。その後、洗浄液の一
部は、チャックボデイ20と押さえ部材34の間を通り
圧縮コイルバネ40を含む押さえ部材34内部を洗浄し
て排出され、洗浄液の残部は、押さえ部材34の肩部4
4の切り欠き45及び押さえ部材34の突出帯部52の
切り欠き54を通過し、チャックリング30、ガイドシ
リンダ24及び押さえ部材34がつくる間隙を洗浄して
排出される。本発明の他の実施例として、上記洗浄液注
入開口、上記第一切り欠き及び上記第二切り欠きを、互
いに異なった角度方向に設ける。このように構成するこ
とによって洗浄液がチャックリング、ガイドシリンダ4
及び押さえ部材がつくる間隙を乱流によって洗浄する利
点がある。
に示すように、洗浄液パイプ51から注入された洗浄液
は洗浄液注入開口50を通過する。その後、洗浄液の一
部は、チャックボデイ20と押さえ部材34の間を通り
圧縮コイルバネ40を含む押さえ部材34内部を洗浄し
て排出され、洗浄液の残部は、押さえ部材34の肩部4
4の切り欠き45及び押さえ部材34の突出帯部52の
切り欠き54を通過し、チャックリング30、ガイドシ
リンダ24及び押さえ部材34がつくる間隙を洗浄して
排出される。本発明の他の実施例として、上記洗浄液注
入開口、上記第一切り欠き及び上記第二切り欠きを、互
いに異なった角度方向に設ける。このように構成するこ
とによって洗浄液がチャックリング、ガイドシリンダ4
及び押さえ部材がつくる間隙を乱流によって洗浄する利
点がある。
【0011】
【発明の効果】本発明のキャップ締付装置は、構造が簡
単であり、分解することなく無塵無菌状態で使用可能な
程度にキャップに係合する部分を液体洗浄することがで
きる効果を有する。本発明のキャップ締付装置また、仮
締め付けされたキャップの方向修正を行いながら本締め
付けを行うことができることに加えて、締め付け時に潤
滑油が飛び散り瓶に異物が混入する恐れがなく、無塵無
菌状態で使用することができる効果を有する。
単であり、分解することなく無塵無菌状態で使用可能な
程度にキャップに係合する部分を液体洗浄することがで
きる効果を有する。本発明のキャップ締付装置また、仮
締め付けされたキャップの方向修正を行いながら本締め
付けを行うことができることに加えて、締め付け時に潤
滑油が飛び散り瓶に異物が混入する恐れがなく、無塵無
菌状態で使用することができる効果を有する。
【図1】本発明の実施例のキャップ締付装置の断面図で
あり、右側部分は締め付け準備状態を示し、左側部分は
締め付け作動状態である。
あり、右側部分は締め付け準備状態を示し、左側部分は
締め付け作動状態である。
【図2】本発明の実施例のキャップ締付装置の断面図で
あり、キャップチャック部の洗浄状態である。
あり、キャップチャック部の洗浄状態である。
C キャップ 1 キャップ締付装置 4 瓶口部 10 駆動本体部 12 キャップチャック部 14 取付シャフト 20 チャックボデイ 24 ガイドシリンダ 30 チャックリング 34 押さえ部材 40 圧縮コイルバネ 42 肩部 44 肩部 45 切り欠き 50 洗浄液注入開口 50 位置に設けられている。 51 洗浄液パイプ 52 突出帯部 54 切り欠き
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野 昭宣 大阪府東大阪市御厨栄町1丁目5番7号 ハウス食品株式会社内 (72)発明者 平野 真吾 大阪府東大阪市御厨栄町1丁目5番7号 ハウス食品株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−154587(JP,A) 特開 平3−14493(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B67B 3/20
Claims (3)
- 【請求項1】 垂直に上下移動しかつ回転運動する駆動
本体部と、該駆動本体部に固着されたキャップチャック
部とを有し、瓶口部に載置されたキャップを締め付ける
キャップ締付装置において、 上記キャップチャック部が、上記駆動本体部に固着され
たチャックボデイと、該チャックボデイに固着されたガ
イドシリンダと、該ガイドシリンダの下端外面に固着さ
れチャックリングと、上記チャックボデイと上記ガイド
シリンダとの間で上記ガイドシリンダの内面上を垂直に
摺動する押さえ部材とを有し、 上記ガイドシリンダに洗浄液注入開口を設け、 上記押さえ部材は圧縮コイルバネによって垂直下方に向
かって付勢され、 上記押さえ部材の外面に設けられた肩部の下面に洗浄液
を通過させるための第一切り欠きを設け、さらに上記押
さえ部材の中間部外面にガイドシリンダの内面上を摺動
する突出帯部を設け該突出帯部に洗浄液を通過させるた
めの第二切り欠きを設けことを特徴とするキャップ締付
装置。 - 【請求項2】 上記洗浄液注入開口、上記第一切り欠き
が、同一角度方向に設けられていることを特徴とする請
求項1記載のキャップ締付装置。 - 【請求項3】 上記洗浄液注入開口、上記第一切り欠き
が、互いに異なった角度方向に設けられていることを特
徴とする請求項1記載のキャップ締付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09074196A JP3283755B2 (ja) | 1996-04-12 | 1996-04-12 | キャップ締付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09074196A JP3283755B2 (ja) | 1996-04-12 | 1996-04-12 | キャップ締付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09278088A JPH09278088A (ja) | 1997-10-28 |
JP3283755B2 true JP3283755B2 (ja) | 2002-05-20 |
Family
ID=14007017
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09074196A Expired - Fee Related JP3283755B2 (ja) | 1996-04-12 | 1996-04-12 | キャップ締付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3283755B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102030297A (zh) * | 2009-09-24 | 2011-04-27 | 克朗斯股份公司 | 用封闭件封闭容器的装置 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006131266A (ja) * | 2004-11-05 | 2006-05-25 | Nidec-Shimpo Corp | キャップ締付装置 |
JP4880968B2 (ja) * | 2005-10-05 | 2012-02-22 | 花王株式会社 | 物品保持回転装置 |
JP4921910B2 (ja) * | 2006-09-28 | 2012-04-25 | 花王株式会社 | キャップ締装置 |
DE102009042147A1 (de) * | 2009-09-14 | 2011-03-24 | Closure Systems International Deutschland Gmbh | Verschließkopf zum Aufschrauben von Schraubverschlüssen |
-
1996
- 1996-04-12 JP JP09074196A patent/JP3283755B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102030297A (zh) * | 2009-09-24 | 2011-04-27 | 克朗斯股份公司 | 用封闭件封闭容器的装置 |
CN102030297B (zh) * | 2009-09-24 | 2012-07-25 | 克朗斯股份公司 | 用封闭件封闭容器的装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09278088A (ja) | 1997-10-28 |
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