JP3283476B2 - 放電状態変動量モニタ - Google Patents
放電状態変動量モニタInfo
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- JP3283476B2 JP3283476B2 JP26689898A JP26689898A JP3283476B2 JP 3283476 B2 JP3283476 B2 JP 3283476B2 JP 26689898 A JP26689898 A JP 26689898A JP 26689898 A JP26689898 A JP 26689898A JP 3283476 B2 JP3283476 B2 JP 3283476B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、対向する二つの電極を
有し、これに高周波電力を供給して、成膜を行なう成膜
装置に用いられる放電状態変動量モニタに係り、特に、
高周波バイアススパッタ装置における、基板側、ターゲ
ット側両電極に高周波電力を印加する高周波バイアスス
パッタを行なう成膜装置に好適な放電状態変動量モニタ
に関する。
有し、これに高周波電力を供給して、成膜を行なう成膜
装置に用いられる放電状態変動量モニタに係り、特に、
高周波バイアススパッタ装置における、基板側、ターゲ
ット側両電極に高周波電力を印加する高周波バイアスス
パッタを行なう成膜装置に好適な放電状態変動量モニタ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の高周波(以下RFと略記する)バ
イアススパッタ装置は、特開昭63−18071号公報
に記載のように、ターゲット側電極には電源からRF電
力がターゲットバイアスとして印加され、一方、基板側
電極には、電源よりRF電力が基板バイアスとして印加
される。両電極に印加されるRF電力は、バイアススパ
ッタを行なう際、同時に印加する必要がある。
イアススパッタ装置は、特開昭63−18071号公報
に記載のように、ターゲット側電極には電源からRF電
力がターゲットバイアスとして印加され、一方、基板側
電極には、電源よりRF電力が基板バイアスとして印加
される。両電極に印加されるRF電力は、バイアススパ
ッタを行なう際、同時に印加する必要がある。
【0003】このようにして、ターゲット側にRF電力
を印加すると、ターゲット電極と基板電極の間にRF放
電プラズマが形成される。このプラズマは、移動度の差
によりターゲット側にイオンが多く集まるため、ターゲ
ットとの間に陰極暗部を形成し、ターゲット表面には負
のバイアスが誘起され、前面のイオンを電界の力により
ターゲットに衝突させ、スパッタを生ぜしめている。同
様に、基板側にもRF電力を印加すると、前記ターゲッ
ト同様、基板表面もイオンの衝撃を受け、逆スパッタが
行なわれる。
を印加すると、ターゲット電極と基板電極の間にRF放
電プラズマが形成される。このプラズマは、移動度の差
によりターゲット側にイオンが多く集まるため、ターゲ
ットとの間に陰極暗部を形成し、ターゲット表面には負
のバイアスが誘起され、前面のイオンを電界の力により
ターゲットに衝突させ、スパッタを生ぜしめている。同
様に、基板側にもRF電力を印加すると、前記ターゲッ
ト同様、基板表面もイオンの衝撃を受け、逆スパッタが
行なわれる。
【0004】この際、両者のパワー等を調整することに
より、バイアススパッタ時の両電極のプラズマの閉じ込
め効率を改善したり、段差部のある被成膜面の平坦化成
膜を可能にしたりすることができる。
より、バイアススパッタ時の両電極のプラズマの閉じ込
め効率を改善したり、段差部のある被成膜面の平坦化成
膜を可能にしたりすることができる。
【0005】また、両電極に印加されるRF電力は、両
者の位相関係をある範囲に保つと、放電の安定性および
効率向上のために好ましい結果が得られることが経験的
に知られている。この点を考慮したと考えられるものと
しては、例えば、基板側とターゲット側に同一RF電源
より電力を供給し、かつ、RF電力供給ケーブルについ
て、一方の印加ケーブル長を適切に選択して使用する例
などが報告されている(例えば、IBM Technical Disclo
sure Bulletin Vol.14, 1032 (1971)参照)。
者の位相関係をある範囲に保つと、放電の安定性および
効率向上のために好ましい結果が得られることが経験的
に知られている。この点を考慮したと考えられるものと
しては、例えば、基板側とターゲット側に同一RF電源
より電力を供給し、かつ、RF電力供給ケーブルについ
て、一方の印加ケーブル長を適切に選択して使用する例
などが報告されている(例えば、IBM Technical Disclo
sure Bulletin Vol.14, 1032 (1971)参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
技術は、前述したように、ケーブル長を調整して適切な
位相関係を設定して、基板電極とターゲット電極とに同
一電源からRF電力を供給しても、成膜開始時や諸成膜
条件パラメータの変動、経時変化の影響により、両電極
に印加されるRF位相のずれを生じて、これに伴って放
電が不安定になるという問題があった。
技術は、前述したように、ケーブル長を調整して適切な
位相関係を設定して、基板電極とターゲット電極とに同
一電源からRF電力を供給しても、成膜開始時や諸成膜
条件パラメータの変動、経時変化の影響により、両電極
に印加されるRF位相のずれを生じて、これに伴って放
電が不安定になるという問題があった。
【0007】このような放電の不安定性は、薄膜材等の
高機能化に伴い、成膜される薄膜に対し、より高度な特
性が要求されつつある状況では、特性に大きな影響を与
えるため、できる限り抑えられるべきである。そのた
め、放電特性は、他の諸管理値と共に一定値制御が不可
欠となっている。
高機能化に伴い、成膜される薄膜に対し、より高度な特
性が要求されつつある状況では、特性に大きな影響を与
えるため、できる限り抑えられるべきである。そのた
め、放電特性は、他の諸管理値と共に一定値制御が不可
欠となっている。
【0008】これに対し、例えば、特開昭59−205
477号公報に開示されるように、高周波バイアススパ
ッタリング装置におけるターゲット電極と基板電極に、
電気的位相を変えて高周波電力を印加することにより、
基板上に均一な厚さの薄膜を形成させるものがある。
477号公報に開示されるように、高周波バイアススパ
ッタリング装置におけるターゲット電極と基板電極に、
電気的位相を変えて高周波電力を印加することにより、
基板上に均一な厚さの薄膜を形成させるものがある。
【0009】この装置は、高周波電源の高周波出力を、
ターゲット電極および位相調整器を経て基板電極に分割
して印加している。また、この装置は、両電極への各電
力供給ラインの途中に位相検出回路を置き、それらの出
力信号が位相差検出器で位相差に比例する電圧に変化さ
れ、両電極の高周波電圧の位相差を一定に保持しながら
スパッタリング処理する構成となっている。
ターゲット電極および位相調整器を経て基板電極に分割
して印加している。また、この装置は、両電極への各電
力供給ラインの途中に位相検出回路を置き、それらの出
力信号が位相差検出器で位相差に比例する電圧に変化さ
れ、両電極の高周波電圧の位相差を一定に保持しながら
スパッタリング処理する構成となっている。
【0010】この従来の装置は、両電極の高周波電圧の
位相差を一定に保持しようとする点で、それまでの技術
に比し、考え方としては優れている。
位相差を一定に保持しようとする点で、それまでの技術
に比し、考え方としては優れている。
【0011】しかし、この装置は、電力供給ラインの中
間に位相検出回路を設けているので、電力供給ラインの
ケーブルのインダクタンスやキャパシタンスの影響を受
け、放電状態の変動に応じた位相変化を正確には検出で
きないという問題がある。そのため、印加電力の位相制
御の精度が悪く、放電の安定性を図ることは、困難であ
る。従って、より高特性の薄膜の形成には、まだ、性能
が不十分である。
間に位相検出回路を設けているので、電力供給ラインの
ケーブルのインダクタンスやキャパシタンスの影響を受
け、放電状態の変動に応じた位相変化を正確には検出で
きないという問題がある。そのため、印加電力の位相制
御の精度が悪く、放電の安定性を図ることは、困難であ
る。従って、より高特性の薄膜の形成には、まだ、性能
が不十分である。
【0012】また、位相調整器が、電力供給ラインに送
出される高周波電力に対し、位相調整を行なう構成とな
っているため、高電圧に対応した装置構成とする必要が
あり、装置が大型化すると共に、高価となる欠点があ
る。
出される高周波電力に対し、位相調整を行なう構成とな
っているため、高電圧に対応した装置構成とする必要が
あり、装置が大型化すると共に、高価となる欠点があ
る。
【0013】
【0014】
【0015】本発明の目的は、成膜装置において放電状
態の監視に用いられる放電状態変動量モニタを提供する
ことにある。
態の監視に用いられる放電状態変動量モニタを提供する
ことにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的は、成膜装置に
おける放電状態の変動量を検出するためのモニタであっ
て、電極に接続され、該電極の電位変動を電圧に変換す
る手段と、変換された電圧をサンプリングして、ディジ
タル値に変換する手段とを備えることにより達成され
る。
おける放電状態の変動量を検出するためのモニタであっ
て、電極に接続され、該電極の電位変動を電圧に変換す
る手段と、変換された電圧をサンプリングして、ディジ
タル値に変換する手段とを備えることにより達成され
る。
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】本発明が好ましく適用される成膜装置とし
ては、二つの対向電極の一方がターゲット電極であり、
他方が基板電極であって、高周波バイアススパッタリン
グを行う高周波バイアススパッタリング装置、二つのタ
ーゲットを対向配置した対向ターゲット方式の高周波ス
パッタリング装置が挙げられる。
ては、二つの対向電極の一方がターゲット電極であり、
他方が基板電極であって、高周波バイアススパッタリン
グを行う高周波バイアススパッタリング装置、二つのタ
ーゲットを対向配置した対向ターゲット方式の高周波ス
パッタリング装置が挙げられる。
【0021】本発明において、ターゲット電極と基板電
極に印加されるRF電源の周波数は同一が良い。通常の
水晶発振器では、周波数は厳密には同一とならないた
め、1つの発振器を共用することが必要である。
極に印加されるRF電源の周波数は同一が良い。通常の
水晶発振器では、周波数は厳密には同一とならないた
め、1つの発振器を共用することが必要である。
【0022】また、共通の発振信号をそれぞれのRF電
源の増幅器で増幅する前に、一方の信号の位相を調整可
能としておく必要がある。特に、この位相調整は、増幅
器から負荷へ、および、負荷の放電状態により高周波回
路のインピーダンスが変化しても、バイアス電位および
RFパワー自動整合機能(オートチューニングという)
と連動して位相調整信号を出力するようにすることが好
ましい。この場合、一方の電源の位相のみを進みまたは
遅れとなるようにすればよい。
源の増幅器で増幅する前に、一方の信号の位相を調整可
能としておく必要がある。特に、この位相調整は、増幅
器から負荷へ、および、負荷の放電状態により高周波回
路のインピーダンスが変化しても、バイアス電位および
RFパワー自動整合機能(オートチューニングという)
と連動して位相調整信号を出力するようにすることが好
ましい。この場合、一方の電源の位相のみを進みまたは
遅れとなるようにすればよい。
【0023】前記位相調整は、位相をケーブル長などで
予め定められた遅相分のみ制御するのではなく、位相出
力を連続的に制御可能なポテンシオなどによる電圧(も
しくは電流)調整が好ましい。
予め定められた遅相分のみ制御するのではなく、位相出
力を連続的に制御可能なポテンシオなどによる電圧(も
しくは電流)調整が好ましい。
【0024】本発明は、各電極に印加されるRFの位相
は、整合箱,RFリード,接続部等で大きく異なるた
め、電極部より直接モニタした信号をフィードバック信
号として取り入れる構成としている。
は、整合箱,RFリード,接続部等で大きく異なるた
め、電極部より直接モニタした信号をフィードバック信
号として取り入れる構成としている。
【0025】また、各モニタ信号の分圧回路等にも、放
電インピーダンスの変動の影響を受けるため、より精度
を上げるには、補正機能を設けることが好ましい。
電インピーダンスの変動の影響を受けるため、より精度
を上げるには、補正機能を設けることが好ましい。
【0026】さらに、これらを制御する位相調整器は、
RF電源の発振器と増幅器間に組み込ませて構成するこ
とができる。
RF電源の発振器と増幅器間に組み込ませて構成するこ
とができる。
【0027】以上のようにして、本発明は、成膜時のア
ウトガス等の経時変化による放電プラズマの変動に対し
ても、また成膜中のプロセスの変動に対しても各プロセ
ス毎に制御中心パラメータの変動量を切換えて一定とな
るよう、位相制御を行なわせるようにしたものである。
ウトガス等の経時変化による放電プラズマの変動に対し
ても、また成膜中のプロセスの変動に対しても各プロセ
ス毎に制御中心パラメータの変動量を切換えて一定とな
るよう、位相制御を行なわせるようにしたものである。
【0028】
【作用】本発明は、真空容器内に設けられた二つの対向
する電極にそれぞれ高周波電力を供給することにより生
成される放電状態を、例えば、モニタセンサを用いて、
各電極から、その電位を検出することにより検出する。
モニタセンサによる電極電位の検出は、高周波電力ライ
ンの途中で検出することに比べて、ケーブル等のインダ
クタンスなどの影響を受けることなく、正確に検出する
ことができる。
する電極にそれぞれ高周波電力を供給することにより生
成される放電状態を、例えば、モニタセンサを用いて、
各電極から、その電位を検出することにより検出する。
モニタセンサによる電極電位の検出は、高周波電力ライ
ンの途中で検出することに比べて、ケーブル等のインダ
クタンスなどの影響を受けることなく、正確に検出する
ことができる。
【0029】また、該検出結果と予め定めた設定値との
偏差に応じて、両電極に供給されるRF電力の位相を相
対的に変位させて、偏差が0となるようにフィードバッ
ク制御することにより、放電状態の変動に対応して、連
続的に位相制御することができ、放電状態を安定に保持
することができる。しかも、前述したように、検出値が
正確であるため、精度よく制御することができる。
偏差に応じて、両電極に供給されるRF電力の位相を相
対的に変位させて、偏差が0となるようにフィードバッ
ク制御することにより、放電状態の変動に対応して、連
続的に位相制御することができ、放電状態を安定に保持
することができる。しかも、前述したように、検出値が
正確であるため、精度よく制御することができる。
【0030】また、設定値を成膜の過程に応じて、最適
に設定することにより、その過程ごとに、最適な制御を
行える。
に設定することにより、その過程ごとに、最適な制御を
行える。
【0031】本発明によって得られる高周波電源は、高
周波の発振器と、該発振器の出力を増幅して高周波電力
を出力する第1および第2の増幅器とを設け、前記第1
または第2の増幅器のいずれかと発振器の間に介在し
て、発振器の出力の位相を変位させる位相調整器とを備
えることにより、低い電圧で位相調整を行うことがで
き、小型化が可能となる。
周波の発振器と、該発振器の出力を増幅して高周波電力
を出力する第1および第2の増幅器とを設け、前記第1
または第2の増幅器のいずれかと発振器の間に介在し
て、発振器の出力の位相を変位させる位相調整器とを備
えることにより、低い電圧で位相調整を行うことがで
き、小型化が可能となる。
【0032】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照して説明する。
照して説明する。
【0033】本実施例は、RFバイアススパッタリング
装置に適用した例である。
装置に適用した例である。
【0034】本実施例のRFバイアススパッタリング装
置は、スパッタリングを行なう真空容器1と、これにR
F電力を供給するRF電源14および15と、マッチン
グボックス18および19と、位相調整器10と、モニ
タセンサ20および21とを備えて構成される。
置は、スパッタリングを行なう真空容器1と、これにR
F電力を供給するRF電源14および15と、マッチン
グボックス18および19と、位相調整器10と、モニ
タセンサ20および21とを備えて構成される。
【0035】真空容器1には、成膜母材となるべきター
ゲット材4を搭載したターゲット電極2と、被成膜材と
なる基板5を載置した基板電極3とが収納されている。
ターゲット電極2には、RF電源14よりRF電力がマ
ッチングボックス18を経て印加される。同じく、基板
電極3にも、RF電源15よりRF電力がマッチングボ
ックス19を経て印加される。
ゲット材4を搭載したターゲット電極2と、被成膜材と
なる基板5を載置した基板電極3とが収納されている。
ターゲット電極2には、RF電源14よりRF電力がマ
ッチングボックス18を経て印加される。同じく、基板
電極3にも、RF電源15よりRF電力がマッチングボ
ックス19を経て印加される。
【0036】RF電源14は、発振器11と、その発振
出力を増幅して出力する増幅器12とを備えて構成され
る。また、RF電源15は、増幅器13を備え、信号線
17を介して位相調整器10から送られる発振出力を増
幅して出力する。
出力を増幅して出力する増幅器12とを備えて構成され
る。また、RF電源15は、増幅器13を備え、信号線
17を介して位相調整器10から送られる発振出力を増
幅して出力する。
【0037】モニタセンサ20および21は、例えば、
LC素子にて構成される。モニタセンサ20は、ターゲ
ット電極2に接続され、モニタセンサ21は、基板電極
3に接続される。モニタセンサ20および21の出力
は、モニタケーブル22,23を介して位相調整器10
に入力される。
LC素子にて構成される。モニタセンサ20は、ターゲ
ット電極2に接続され、モニタセンサ21は、基板電極
3に接続される。モニタセンサ20および21の出力
は、モニタケーブル22,23を介して位相調整器10
に入力される。
【0038】LC素子により構成したモニタセンサ20
および21の各々は、インダクタンスLにより高周波分
をカットすると共に、キャパシタンスCにより電極電圧
を分圧して、当該電極電位を出力する。
および21の各々は、インダクタンスLにより高周波分
をカットすると共に、キャパシタンスCにより電極電圧
を分圧して、当該電極電位を出力する。
【0039】このようにして、印加されたRF電力によ
り、基板電極3と、ターゲット電極2との間の空間6に
は、RF放電プラズマが誘起される。一般には、大電力
が投入されるターゲット側のスパッタ粒子が基板面に付
着堆積し、成膜が行なわれていく。基板側のRFパワー
は少ないため、同様に、表面は逆スパッタされ、削られ
ていくが、堆積量の方が多いため、成膜は進行してい
く。
り、基板電極3と、ターゲット電極2との間の空間6に
は、RF放電プラズマが誘起される。一般には、大電力
が投入されるターゲット側のスパッタ粒子が基板面に付
着堆積し、成膜が行なわれていく。基板側のRFパワー
は少ないため、同様に、表面は逆スパッタされ、削られ
ていくが、堆積量の方が多いため、成膜は進行してい
く。
【0040】ここで、基板側、ターゲット側のRF投入
位相および周波数を同一としても、RF電源発振周波数
は多少ずれており、また、RF回路や負荷条件で位相が
途中で変化することが判っている。そのため、一方の電
源14の発振器11の発振出力を共用する。発振出力
は、二分されて、その一方が、同一電源内の増幅器12
に送られ、また、他方が、信号線16を経て位相調整器
10に入力させて、外部設定器24からの信号に一致す
るよう位相を変えて、信号線17を経て、他方のRF電
源15の増幅器13に送られる。
位相および周波数を同一としても、RF電源発振周波数
は多少ずれており、また、RF回路や負荷条件で位相が
途中で変化することが判っている。そのため、一方の電
源14の発振器11の発振出力を共用する。発振出力
は、二分されて、その一方が、同一電源内の増幅器12
に送られ、また、他方が、信号線16を経て位相調整器
10に入力させて、外部設定器24からの信号に一致す
るよう位相を変えて、信号線17を経て、他方のRF電
源15の増幅器13に送られる。
【0041】このようにして、位相を調整されたRF出
力は、それぞれ電極に印加される。
力は、それぞれ電極に印加される。
【0042】この印加された電極部に、LC素子からな
るモニタセンサ20,21が取り付けてあるので、電極
における電気的変動は、これらのセンサ20,21によ
り検出されて、モニタケーブル22,23を用いて、前
述の位相調整器10にフィードバック信号として取込ま
れる。
るモニタセンサ20,21が取り付けてあるので、電極
における電気的変動は、これらのセンサ20,21によ
り検出されて、モニタケーブル22,23を用いて、前
述の位相調整器10にフィードバック信号として取込ま
れる。
【0043】位相調整器10では、モニタセンサ20,
21の出力信号を比較して位相差を検出し、この位相差
と外部設定器24で設定された値との偏差を求め、これ
によって、発振器11の発振出力の位相を進相または遅
延させて、前述したように、RF電源15の増幅器13
に送る。
21の出力信号を比較して位相差を検出し、この位相差
と外部設定器24で設定された値との偏差を求め、これ
によって、発振器11の発振出力の位相を進相または遅
延させて、前述したように、RF電源15の増幅器13
に送る。
【0044】これによって、放電状態の変動がモニタセ
ンサ20,21によって検出され、その変動量に応じて
両電極に印加されるRF電力の位相差が調整され、放電
が続行される。これを繰り返すことにより、放電状態の
変動に応じて生じる位相関係のずれが、自動的に修正さ
れる。
ンサ20,21によって検出され、その変動量に応じて
両電極に印加されるRF電力の位相差が調整され、放電
が続行される。これを繰り返すことにより、放電状態の
変動に応じて生じる位相関係のずれが、自動的に修正さ
れる。
【0045】ここで、位相関係のずれとは、一致してい
る位相がずれる場合のみならず、設定された位相差が変
化することをも含むものである。一般的には、後者の場
合が多い。
る位相がずれる場合のみならず、設定された位相差が変
化することをも含むものである。一般的には、後者の場
合が多い。
【0046】前記実施例は、ターゲット電極2と基板電
極3に印加するRF電圧の位相を設定値に保持するよう
構成した例である。この例では、外部設定器24の設定
を変えることにより、位相関係を所望の値とすることが
できる。
極3に印加するRF電圧の位相を設定値に保持するよう
構成した例である。この例では、外部設定器24の設定
を変えることにより、位相関係を所望の値とすることが
できる。
【0047】また、成膜プロセスの途中で、バイアス電
位や、印加電力等を変更すると、両電極の最適な位相関
係が異なるため、これらに対応した位相となるように、
設定信号を変更することが好ましい。従って、前記設定
値を成膜プロセス中に変更できるように構成してもよ
い。
位や、印加電力等を変更すると、両電極の最適な位相関
係が異なるため、これらに対応した位相となるように、
設定信号を変更することが好ましい。従って、前記設定
値を成膜プロセス中に変更できるように構成してもよ
い。
【0048】例えば、RFバイアススパッタにおいて
は、そのスパッタプロセスが、クリーニング,プリスパ
ッタ,ノンバイアススパッタ,バイアススパッタのよう
に順次変わっていく場合に、その放電インピーダンス等
の各種パラメータも、これに対応して変化する。従っ
て、各段階で最適な位相関係を設定できるように、この
スパッタプロセスの進行に合せて、最適位相差を予めプ
ログラミングしておいて、このプログラムに従って、設
定するようにしてもよい。このプログラミングによる制
御は、例えば、マイクロコンピュータによって行なうこ
とができ、スパッタプロセスの制御と併せて実行させる
構成とすることが好ましい。
は、そのスパッタプロセスが、クリーニング,プリスパ
ッタ,ノンバイアススパッタ,バイアススパッタのよう
に順次変わっていく場合に、その放電インピーダンス等
の各種パラメータも、これに対応して変化する。従っ
て、各段階で最適な位相関係を設定できるように、この
スパッタプロセスの進行に合せて、最適位相差を予めプ
ログラミングしておいて、このプログラムに従って、設
定するようにしてもよい。このプログラミングによる制
御は、例えば、マイクロコンピュータによって行なうこ
とができ、スパッタプロセスの制御と併せて実行させる
構成とすることが好ましい。
【0049】前述したように、本実施例では、ターゲッ
ト電極と基板電極の位相関係を所望の値に設定でき、か
つ、それを保持できるので、最適、最高のバイアス電位
となるように位相の設定ができ、この結果、プラズマ閉
じ込め効率を向上させることが可能となる。なお、プラ
ズマ閉じ込め効率を向上させることにより、成膜レート
を向上でき、また、膜厚分布、結晶性等の膜の特性の改
善にも効果がある。
ト電極と基板電極の位相関係を所望の値に設定でき、か
つ、それを保持できるので、最適、最高のバイアス電位
となるように位相の設定ができ、この結果、プラズマ閉
じ込め効率を向上させることが可能となる。なお、プラ
ズマ閉じ込め効率を向上させることにより、成膜レート
を向上でき、また、膜厚分布、結晶性等の膜の特性の改
善にも効果がある。
【0050】また、本実施例によれば、放電中のプラズ
マの変動を、電極部に設けたモニタセンサの電位信号と
してとらえることができるので、電力供給ラインの途中
に設ける場合と異なり、ケーブルのインダクタンス等の
インピーダンスに影響されずに正確に検出できる。従っ
て検出結果を予め定めておいた関係に従い、RF位相の
他、RFパワー等での調整が精度よくでき、安定した成
膜条件を得る効果がある。
マの変動を、電極部に設けたモニタセンサの電位信号と
してとらえることができるので、電力供給ラインの途中
に設ける場合と異なり、ケーブルのインダクタンス等の
インピーダンスに影響されずに正確に検出できる。従っ
て検出結果を予め定めておいた関係に従い、RF位相の
他、RFパワー等での調整が精度よくでき、安定した成
膜条件を得る効果がある。
【0051】前述の実施例では、真空室1に電力を供給
するRF電源14,15と、位相調整器10を各々独立
の装置としているが、これらをまとめて備えたRF電源
装置として構成することができる。この電源装置は、第
1図に示すものと同一の要素を有して構成される。すな
わち、一つの発振器と、二つの増幅器と、一つの位相調
整器(位相差設定器を含む)とを備え、発振器の出力を
二分して、一方を増幅器の一つに、他方を位相調整器を
介して増幅器の他の一つに各々入力させ、RF電力を出
力する構成とすることができる。
するRF電源14,15と、位相調整器10を各々独立
の装置としているが、これらをまとめて備えたRF電源
装置として構成することができる。この電源装置は、第
1図に示すものと同一の要素を有して構成される。すな
わち、一つの発振器と、二つの増幅器と、一つの位相調
整器(位相差設定器を含む)とを備え、発振器の出力を
二分して、一方を増幅器の一つに、他方を位相調整器を
介して増幅器の他の一つに各々入力させ、RF電力を出
力する構成とすることができる。
【0052】このような構成とすれば、低電圧の発振器
出力について位相調整処理が行なえるので、位相調整器
を、小型で、安価に製作することができる。その結果、
電源装置自体も小型化することができる。
出力について位相調整処理が行なえるので、位相調整器
を、小型で、安価に製作することができる。その結果、
電源装置自体も小型化することができる。
【0053】ここで、前述した実施例およびRF電源装
置の好適な位相調整器の一実施例について、第2図を参
照して説明する。
置の好適な位相調整器の一実施例について、第2図を参
照して説明する。
【0054】本実施例の位相調整器10は、例えば、第
2図に示すように、モニタケーブル22,23を介して
入力されるモニタセンサ20および21の出力の位相差
を検出する位相差検出器31と、ここで検出された位相
差と外部設定器24にて設定された設定値との偏差を増
幅する差動増幅器32と、発振器11の出力の位相を増
幅された偏差に対応してシフトさせる位相変位器30と
を備えて構成される。
2図に示すように、モニタケーブル22,23を介して
入力されるモニタセンサ20および21の出力の位相差
を検出する位相差検出器31と、ここで検出された位相
差と外部設定器24にて設定された設定値との偏差を増
幅する差動増幅器32と、発振器11の出力の位相を増
幅された偏差に対応してシフトさせる位相変位器30と
を備えて構成される。
【0055】ここで、外部設定器24は、位相調整器1
0の内部または外部のいずれに設けてもよい。また、前
述したように、マイクロコンピュータからの指令信号を
設定信号としてもよい。
0の内部または外部のいずれに設けてもよい。また、前
述したように、マイクロコンピュータからの指令信号を
設定信号としてもよい。
【0056】このように構成される位相調整器10は、
先ず、位相差検出器31により両電極の位相差検出を行
ない、検出結果と設定値との偏差を差動増幅器32によ
り求め、位相変位器30に入力する。そして、位相変位
器30により発振出力の位相を進相または遅延させて変
位させる。そして、これを繰り返して、検出結果が設定
信号と一致するまでフィードバック制御により自動調整
する。
先ず、位相差検出器31により両電極の位相差検出を行
ない、検出結果と設定値との偏差を差動増幅器32によ
り求め、位相変位器30に入力する。そして、位相変位
器30により発振出力の位相を進相または遅延させて変
位させる。そして、これを繰り返して、検出結果が設定
信号と一致するまでフィードバック制御により自動調整
する。
【0057】なお、この位相調整器10には、二つの電
極に設けたモニタセンサからのモニタケーブル22およ
び23を接続する入力端子10a,10bと、発振器1
1からの発振出力を接続する入力端子10cと、位相を
シフトさせていないφ=0の出力1を増幅器の一つに出
力する出力端子10dと、位相をφ=0〜±180°の
範囲でシフトさせた出力2を増幅器の他の一つに出力す
る出力端子10eとを設けてある。
極に設けたモニタセンサからのモニタケーブル22およ
び23を接続する入力端子10a,10bと、発振器1
1からの発振出力を接続する入力端子10cと、位相を
シフトさせていないφ=0の出力1を増幅器の一つに出
力する出力端子10dと、位相をφ=0〜±180°の
範囲でシフトさせた出力2を増幅器の他の一つに出力す
る出力端子10eとを設けてある。
【0058】前記実施例では、放電状態の変動量を各電
極から検出する手段として、LC素子を用いたモニタセ
ンサを用いる例を示したが、勿論これに限定されない。
例えば、両電極の電圧を、各々高抵抗を用いて分圧し、
それらの電圧を一定周期でサンプリングし、さらにディ
ジタル値にA/D変換して、その結果を、マイクロコン
ピュータ等を用いて比較することにより位相差を検出す
る構成としてもよい。
極から検出する手段として、LC素子を用いたモニタセ
ンサを用いる例を示したが、勿論これに限定されない。
例えば、両電極の電圧を、各々高抵抗を用いて分圧し、
それらの電圧を一定周期でサンプリングし、さらにディ
ジタル値にA/D変換して、その結果を、マイクロコン
ピュータ等を用いて比較することにより位相差を検出す
る構成としてもよい。
【0059】また、前記実施例では、RFバイアススパ
ッタリング装置に適用した例を示すが、本実施例は、こ
れに限定されない。例えば、対向ターゲット方式のRF
スパッタリング装置に適用することもできる。
ッタリング装置に適用した例を示すが、本実施例は、こ
れに限定されない。例えば、対向ターゲット方式のRF
スパッタリング装置に適用することもできる。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、放電状態の変動による
成膜条件の変動を、各々高周波電力が印加される二つの
電極間の位相を調整することで、制御可能であり、安定
した条件の下での成膜が可能になるという効果がある。
成膜条件の変動を、各々高周波電力が印加される二つの
電極間の位相を調整することで、制御可能であり、安定
した条件の下での成膜が可能になるという効果がある。
【0061】さらには、最適、最高のバイアス電位とな
るような定め方も可能であり、プラズマ閉じ込め効率を
向上させ、成膜レート、膜厚分布等の特性も大きく改善
できる効果もある。
るような定め方も可能であり、プラズマ閉じ込め効率を
向上させ、成膜レート、膜厚分布等の特性も大きく改善
できる効果もある。
【0062】また、本発明によれば、低電圧で位相制御
が行なえて、小型化した高周波電源装置が実現できる。
が行なえて、小型化した高周波電源装置が実現できる。
【図1】 本発明の成膜装置をRFバイアススパッタ装
置のRF系回路システムに適用した一実施例の構成を模
式的に示したブロック図である。
置のRF系回路システムに適用した一実施例の構成を模
式的に示したブロック図である。
【図2】 位相調整器の一実施例の構成を示すブロック
図である。
図である。
1…真空容器、2…ターゲット電極、3…基板電極、1
0…位相調整器、11…発振器、14,15…RF電
源、18,19…マッチングボックス、20,21…モ
ニタセンサ、30…位相変位器、31…位相差検出器、
32…差動増幅器、12、13…増幅器。
0…位相調整器、11…発振器、14,15…RF電
源、18,19…マッチングボックス、20,21…モ
ニタセンサ、30…位相変位器、31…位相差検出器、
32…差動増幅器、12、13…増幅器。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−4864(JP,A) 特開 昭60−29467(JP,A) 特開 昭59−205477(JP,A) 特開 昭64−11971(JP,A) 実開 昭56−138879(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C23C 14/00 - 14/58
Claims (1)
- 【請求項1】 成膜装置における放電状態の変動量を検
出するためのモニタであって、 電極に接続され、該電極の電位変動を電圧に変換する手
段と、 変換された電圧をサンプリングして、ディジタル値に変
換する手段とを備えることを特徴とする成膜装置の放電
状態変動量モニタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26689898A JP3283476B2 (ja) | 1989-09-22 | 1998-09-21 | 放電状態変動量モニタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26689898A JP3283476B2 (ja) | 1989-09-22 | 1998-09-21 | 放電状態変動量モニタ |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15571796A Division JP3209922B2 (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 成膜装置および成膜方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11172436A JPH11172436A (ja) | 1999-06-29 |
JP3283476B2 true JP3283476B2 (ja) | 2002-05-20 |
Family
ID=17437199
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26689898A Expired - Fee Related JP3283476B2 (ja) | 1989-09-22 | 1998-09-21 | 放電状態変動量モニタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3283476B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP3860078B2 (ja) * | 2002-06-21 | 2006-12-20 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | プラズマ生成装置用高周波電源装置およびその制御方法 |
CN1871373A (zh) * | 2003-06-19 | 2006-11-29 | 等离子控制系统有限公司 | 等离子体生成设备和方法以及具有可调工作周期的rf驱动电路 |
US9105449B2 (en) * | 2007-06-29 | 2015-08-11 | Lam Research Corporation | Distributed power arrangements for localizing power delivery |
WO2010082327A1 (ja) | 2009-01-15 | 2010-07-22 | 株式会社 日立ハイテクノロジーズ | プラズマ処理装置およびプラズマ生成装置 |
JP5410950B2 (ja) * | 2009-01-15 | 2014-02-05 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | プラズマ処理装置 |
US10892140B2 (en) * | 2018-07-27 | 2021-01-12 | Eagle Harbor Technologies, Inc. | Nanosecond pulser bias compensation |
JP6353963B2 (ja) * | 2017-07-13 | 2018-07-04 | 東京エレクトロン株式会社 | マイクロ波プラズマ処理装置及びマイクロ波供給方法 |
-
1998
- 1998-09-21 JP JP26689898A patent/JP3283476B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH11172436A (ja) | 1999-06-29 |
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