JP3282686B2 - 半導体製造装置 - Google Patents

半導体製造装置

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JP3282686B2 JP04468893A JP4468893A JP3282686B2 JP 3282686 B2 JP3282686 B2 JP 3282686B2 JP 04468893 A JP04468893 A JP 04468893A JP 4468893 A JP4468893 A JP 4468893A JP 3282686 B2 JP3282686 B2 JP 3282686B2
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修司 北島
昌人 寺崎
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高周波電力が供給され
ている半導体製造装置に於ける高周波電極の温度測定装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体製造装置の1つであるCVD(C
hemical Vapor Diposit)装置等
は、高周波電力が供給されている。このCVD装置を図
1に於いて説明する。
【0003】図中、1は真空容器本体、2は真空容器蓋
であり、該真空容器蓋2に絶縁材3を介してカソード4
が設けられ、該カソード4の下方に昇降可能にアノード
5が設けられている。
【0004】前記真空容器蓋2の下面、前記カソード4
を囲む様に内室枠6が設けられ、又該内室枠6で囲まれ
る前記カソード4、絶縁材3の下面は、シャワー板7で
覆われている。前記アノード5の上面には前記内室枠6
の下面に当接するサセプタ8を設け、該サセプタ8は前
記内室枠6と前記シャワー板7とで反応室を形成する。
【0005】前記サセプタ8に被処理基板が載置され、
該被処理基板が載置された状態で前記サセプタ8が前記
内室枠6に密着され、前記カソード4と前記アノード5
との間に高周波電力が印加され、又前記カソード4と前
記アノード5が加熱された状態で前記カソード4、前記
シャワー板7を経て前記反応室に反応ガスが導入されて
前記被処理基板の処理が成される。
【0006】この被処理基板の処理品質は温度により大
きく影響されるので、前記カソード4には熱電対9が設
けられ、該熱電対9の温度が測定され、この測定結果に
よって処理温度の制御がなされる様になっている。
【0007】ところが前記した様に、両電極4,5間に
は高周波電力が印加されているので、高周波が前記熱伝
対9のリード線に結合し、該熱電対9の信号に影響す
る。従って熱電対9はフィルタ10を介して制御器11
に接続され、該制御器11には高周波成分が消去された
信号が入力される様になっている。該制御器11は前記
熱電対9の電気信号を処理し、温度の測定をし、測定結
果は表示器により表示される。
【0008】従来の温度測定装置のフィルタ10につい
て図5により説明する。
【0009】フィルタ10はインダクタンス部と静電容
量部によって構成され、熱電対のリード線16をコイル
状に巻きインダクタンス部12とし、又静電容量部とし
てリード形コンデンサ13を用い該リード形コンデンサ
13を前記リード線16に接続したものである。
【0010】又、図6で示される従来の温度測定装置の
フィルタ10は静電容量部として貫通形コンデンサ14
を用いたものである。該フィルタ10はリード線16を
貫通形コンデンサ14の内部端子15に接続し、更に該
内部端子15にインダクタンス部12を接続したもので
ある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記図5で
示した従来例では、リード形コンデンサ13のリード部
のインダクタンスによって高い周波数の減衰量が少な
く、前記制御器11に高周波電流が流れる。この為、温
度測定表示がランダムとなり、正確な温度測定ができな
い。又、温度の測定結果を基に温度制御を行っている場
合は制御が乱れ、熱源をオーバヒートさせ、熔解事故を
起こす虞れもある。これは、制御器11内の電子回路が
高周波を整流し、前記熱電対の信号に整流分を加算、減
算し、その結果前記制御器11が実際の検出温度よりも
高温、或は低温であると判断する為であると考えられ
る。
【0012】又、図6で示した従来例では、熱電対のリ
ード線16の一端を前記内部端子15に接続する構成で
あるので、熱電対の信号経路に異種金属の接続部が生
じ、該接続部が温度変化に応じた熱起電力を生じて正確
な温度の測定ができないという問題がある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、熱電対を用い
て高周波電極の温度を測定する温度測定装置を具備した
半導体製造装置に於いて、前記温度測定装置が熱電対の
リード線を貫通形コンデンサの端子内部を貫通させ、貫
通させたリード線の所要位置を前記貫通形コンデンサの
端子に接続すると共に前記リード線を巻いてインダクタ
ンス部を形成した半導体製造装置に係り、前記温度測定
装置は、シャーシの内部を金属製仕切り板で仕切り、該
仕切り板に貫通形コンデンサを設けると共に前記仕切り
板で画成された空間にインダクタンス部を形成した半導
体製造装置に係るものである。
【0014】
【作用】コンデンサとインダクタンス部でフィルタが構
成され、該フィルタにより高周波が除去され、高周波を
取扱う装置での正確な温度測定が可能で、貫通形コンデ
ンサであるので測定ラインへの高周波の流入がなく、又
熱電対のリード線は異種金属との接合がなく連続してい
るので温度変化に伴う誤差も生じることがない。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の一実施例を
説明する。
【0016】図2は本実施例に係る温度測定装置のフィ
ルタユニット17を示し、図中18は金属製のシャー
シ、該シャーシ18の両側には温度補償付き端子台1
9、温度補償付き端子台20が設けられている。又、前
記シャーシ18の内部は金属製の仕切り板21、仕切り
板22によって仕切られ、前記シャーシ18の左側板と
前記仕切り板21で画成された空間に第1段フィルタ2
3、更に前記仕切り板21と前記仕切り板22とで画成
される空間には第2段フィルタ24が設けられる。
【0017】前記温度補償付き端子台19に熱電対が接
続され、温度補償付き端子台20に前記制御器11が接
続される。又、フィルタユニット17のリード線25,
26は温度補償導線を用いる。
【0018】前記仕切り板21、前記仕切り板22にそ
れぞれ2個宛ての貫通形コンデンサ27を設け、前記リ
ード線25,26を前記貫通形コンデンサ27の内部端
子に貫通させて接続し、更に前記リード線25,26を
より線としてトロイド状に巻いてインダクタンス部2
8、29を形成する。
【0019】而して、前記仕切り板21の貫通形コンデ
ンサ27と前記インダクタンス部28で第1段フィルタ
23が構成され、又前記仕切り板22の貫通形コンデン
サ27と前記インダクタンス部29とで第2段フィルタ
24が構成される。
【0020】次に、前記貫通形コンデンサ27とリード
線25,26について説明する。
【0021】金属製内部端子15の1端側に円板状の電
極30が埋設された磁器31が設けられ、前記内部端子
15の他端には螺子部32が形成されている。
【0022】貫通形コンデンサ27の仕切り板21,2
2への取付けは、前記内部端子15が仕切り板21,2
2から絶縁される様に該仕切り板21,22貫通させ、
前記磁器31と絶縁碍子33で前記仕切り板21,22
を挾持し、ナット34を前記螺子部32に螺着する。
【0023】前記内部端子15は中空となっており、前
記リード線25,26を前記内部端子15に貫通させ、
更に前記内部端子15の両端側に配設した2つの端子固
定螺子35を貫通させる。前記リード線25,26の前
記端子固定螺子35より露出した所要位置に、圧着端子
36を固着する。
【0024】該圧着端子36をワッシャ37を介在させ
て前記端子固定螺子35により前記内部端子15の両端
に固着することで、前記リード線25,26へ貫通形コ
ンデンサ27を接続することができる。而して、前記リ
ード線25,26の途中に該リード線25,26を切断
することなく、前記貫通形コンデンサ27を接続するこ
とができる。
【0025】上記構成であるので、リード形コンデンサ
13の様なリード部がなく、又リード線25,26と貫
通形コンデンサ27との接続部で異種金属接合もないの
で、前記制御器11に高周波電流が流入することがな
く、又温度変化があってもリード線25,26と貫通形
コンデンサ27との接続部で熱起電力が発生することも
なく、正確な温度測定が行え、又温度表示も安定させる
ことができる。更に、正確な温度測定が可能になること
から、温度制御が安定確実に行われ、熱源の熔損事故を
防止できる。
【0026】尚、上記実施例ではフィルタを2段構成と
したが要求される減衰特性に合わせ、1段又は3段以上
としてもよいことは勿論である。
【0027】図4は他の実施例を示すものであり、温度
検出の為に前記熱電対の他に放射温度計を設けたのもで
ある。
【0028】ファイバー管38の先端を前記カソード4
に当接させ、該ファイバー管38内に図示しない光ファ
イバを挿入し、該光ファイバにより前記カソード4の表
面からの赤外線或は温度に起因し発せられる光線を放射
温度計測器39に導く。該放射温度計測器39では入射
する光線を光電変換して温度を計測する。
【0029】上記した放射温度計は、光線により温度状
態を検出するので高周波電流に影響されることなく温度
の計測を行うことができる。
【0030】更に、特に図示してないが、放射温度計測
器39からの温度検出信号と制御器11からの温度検出
信号とを比較することで、熱電対9による温度検出結
果、放射温度計測器39による温度検出結果とを相互に
監視することができ、温度測定の信頼性を向上させるこ
とができると共に比較結果が所定の値を越えた場合は、
いずれかの温度検出器に異常があったと判断され、ヒー
タへの給電を停止する等所要の措置を講ずることがで
き、ヒータの熔損等事故の発生を未然に防ぐことができ
る。
【0031】
【発明の効果】以上述べた如く本発明に係る温度測定装
置によれば、半導体製造装置の高周波電力が供給されて
いる高周波電極の温度計測に於いて、高周波に影響され
ることなく、又測定時の環境温度の変化に影響されるこ
となく正確な温度の測定を行うことができ、更に放射温
度計を併せて設けることにより、温度測定の信頼性が向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略断面図である。
【図2】該実施例のフィルタユニットを示す説明図であ
る。
【図3】該実施例の貫通形コンデンサの説明図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す説明図である。
【図5】従来例の温度測定装置のフィルタを示す説明図
である。
【図6】他の従来例の温度測定装置のフィルタを示す説
明図である。
【符号の説明】
9 熱電対 15 内部端子 18 シャーシ 21 仕切り板 22 仕切り板 25 リード線 26 リード線 28 インダクタンス部 29 インダクタンス部 38 ファイバー管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村松 文雄 東京都港区虎ノ門二丁目3番13号 国際 電気株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−92384(JP,A) 特開 平2−129373(JP,A) 特開 平4−78135(JP,A) 実開 平2−81037(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01K 7/00 - 7/02 C23F 4/00 H01L 21/302 H01L 21/66

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱電対を用いて高周波電極の温度を測定
    する温度測定装置を具備した半導体製造装置に於いて、
    前記温度測定装置が熱電対のリード線を貫通形コンデン
    サの端子内部を貫通させ、貫通させたリード線の所要位
    置を前記貫通形コンデンサの端子に接続すると共に前記
    リード線を巻いてインダクタンス部を形成したことを特
    徴とする半導体製造装置
  2. 【請求項2】 前記温度測定装置は、シャーシの内部を
    金属製仕切り板で仕切り、該仕切り板に貫通形コンデン
    サを設けると共に前記仕切り板で画成された空間にイン
    ダクタンス部を形成した請求項1の半導体製造装置
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