JP3281043B2 - 多重伝送装置 - Google Patents

多重伝送装置

Info

Publication number
JP3281043B2
JP3281043B2 JP21024592A JP21024592A JP3281043B2 JP 3281043 B2 JP3281043 B2 JP 3281043B2 JP 21024592 A JP21024592 A JP 21024592A JP 21024592 A JP21024592 A JP 21024592A JP 3281043 B2 JP3281043 B2 JP 3281043B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
transmission
multiplex transmission
transmitted
speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP21024592A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0662012A (ja
Inventor
俊明 河西
宜和 信時
誠治 平野
孝二 寺山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP21024592A priority Critical patent/JP3281043B2/ja
Publication of JPH0662012A publication Critical patent/JPH0662012A/ja
Priority to US08/408,190 priority patent/US5588002A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3281043B2 publication Critical patent/JP3281043B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/46Interconnection of networks
    • H04L12/4604LAN interconnection over a backbone network, e.g. Internet, Frame Relay
    • H04L12/462LAN interconnection over a bridge based backbone
    • H04L12/4625Single bridge functionality, e.g. connection of two networks over a single bridge

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多種類の信号を送信す
ることが可能な多重伝送路を備えた多重伝送装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年の車両においては、電子化が進み多
くの電子機器が搭載されるようになった結果、使用する
ワイヤハーネスの本数が著しく増大しており、従って、
使用するワイヤハーネスの本数を減少させるべく、1本
のワイヤハーネスで多種類の信号を送信する多重伝送シ
ステムが採用されるようになってきている。
【0003】従来、本願出願人は、少なくとも2本のワ
イヤハーネスを備えた多重伝送装置を提案している(特
開平4−95545号公報)。この多重伝送装置は、例
えば、2本のワイヤハーネスのうちの1本を高速用多重
通信ラインとし、ABS(アンチロックブレーキシステ
ム)、EGI(燃料噴射制御)、TRC(トラクション
コントロール)、4WS(4輪操舵)、ACS(アクテ
ィブサスペンション)等の車両の走行状態を制御する上
で重要度の高い信号の授受を行う一方、他の1本を低速
用多重通信ラインとし、ランプ、エアコン、ワイパ、オ
ーディオあるいはパワーウインドや、水温計、速度計等
の各種メータ等の瞬時に作動する必要の無い信号の授受
を行うようになっている。
【0004】上記の高速用多重通信ラインおよび低速用
多重通信ラインは、ゲートウェイノードで接続されてお
り、これらゲートウェイノードを介して両通信ライン間
の信号の授受が行われるようになっている。そして、或
るゲートウェイノードが故障しても別のゲートウェイノ
ードで両通信ライン間の信号の授受を行うことができる
ように、ゲートウェイノードは両通信ライン間に複数接
続されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の多重伝送装置では、高速用多重通信ラインと低速用
多重通信ラインとを複数のゲートウェイノードで接続し
ているため、一方の通信ラインから他方の通信ラインへ
同一信号を重複して送信する虞れがあり、送信すべき信
号が増加した場合等に、信号の送信の効率が悪くなると
いう問題を生じている。
【0006】また、ゲートウェイノードによる信号の送
信が、例えばON/OFFスイッチで行われている場
合、同一信号が重複して送信されると、ONになるべき
ところがOFFになったり、OFFになるべきところが
ONになったりして多重伝送装置の信頼性を損なう虞れ
を有している。
【0007】本発明の目的は、一つの多重伝送路から他
の多重伝送路へ同一信号を重複して送信することを防止
することにより信頼性を高めた多重伝送装置を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の多
重伝送装置は、上記の課題を解決するために、複数の制
御ユニットが複数の多重伝送路間に互いに独立に接続さ
れ、複数の該制御ユニットはそれぞれ中央演算処理装置
を備え、該中央演算処理装置は上記制御ユニットのそれ
ぞれの内部メモリを介して上記複数の多重伝送路に対し
て信号の送受信を行い、該メモリが該信号を一時的に記
憶する多重伝送装置であって、上記中央演算処理装置に
て、上記複数の多重伝送路のうちのどの伝送路が受信し
た信号の源であるかを検知する手段と、上記中央演算処
理装置にて、上記複数の多重伝送のうちの一つである
第1の伝送路へ送信すべき信号が上記メモリ中に存在し
ているかどうかを判断する手段と、上記中央演算処理装
置にて、受信した信号が上記第1の伝送路からのもので
あると検知され、かつ、上記第1の伝送路へ送信すべき
信号が上記メモリ中に存在していると判断された場合、
受信した信号が上記第1の伝送路へ送信すべき信号と同
一かどうかを判断する手段と、上記中央演算処理装置に
て、受信した信号が上記第1の伝送路へ送信すべき信号
と同一であると判断された場合、上記第1の伝送路へ送
信すべき信号の送信を禁止する手段とを備えていること
を特徴としている。
【0009】また、請求項2記載の発明の多重伝送装置
は、上記の課題を解決するために、請求項1記載の多重
伝送装置において、上記中央演算処理装置にて、受信し
た信 号の重要度を該信号に含まれる識別コードに基づい
て判断する手段をさらに備えると共に、受信した信号が
上記メモリ中に存在する上記第1の伝送路へ送信すべき
信号と同一でなく、かつ、受信した信号の重要度が上記
複数の多重伝送路のうちの第2の伝送路へ送信すべきで
あると判断された場合、受信した信号を該第2の伝送路
へ送信することを特徴としている。
【0010】また、請求項3記載の発明の多重伝送装置
は、上記の課題を解決するために、請求項記載の多重
伝送装置において、上記第1の伝送路は信号を高速で伝
送し、上記第2の伝送路は信号を低速で伝送することを
特徴としている。
【0011】また、請求項4記載の発明の多重伝送装置
は、上記の課題を解決するために、複数の制御ユニット
が第1の伝送路及び第2の伝送路とに互いに独立に接続
され、複数の該制御ユニットがそれぞれ中央演算処理装
置を備え、該中央演算処理装置が上記複数の多重伝送路
に対して信号の送受信を行う多重伝送装置であって、上
記信号には識別コードを有するとともに、上記複数の制
御ユニットの中央演算処理装置は各々、上記第1の伝送
路から上記信号を受信したときには、その信号が予め受
信処理プログラムで設定されている識別コードを有する
信号であるときのみ、上記第2の伝送路に該信号を送信
する送信手段を備えるとともに、上記識別コードは、一
方の制御ユニットの送信手段により送信される信号は、
他方の制御ユニットの送信手段により送信されないよう
に、上記複数の中央演算処理装置の受信処理プログラム
の各々に、予め設定されていることを特徴としている。
【0012】また、請求項5記載の発明の多重伝送装置
は、上記の課題を解決するために、請求項4記載の多重
伝送装置において、上記両伝送路は、信号を高速で伝送
する高速伝送路および信号を低速で伝送する低速伝送路
とからなり、上記複数の制御ユニットの送信手段は各
々、上記第2の伝送路から上記信号を受信したときに
は、上記第1の伝送路に該信号を送信することを特徴と
している。
【0013】また、請求項6記載の発明の多重伝送装置
は、上記の課題を解決するために、 請求項1から5の何
れかに記載の多重伝送装置において、車両に搭載される
ことを特徴としている。
【0014】
【作用】請求項記載の多重伝送装置においては、多重
伝送路で伝送されている信号を検知し、制御ユニットが
送信しようとしている信号と同一信号が送信される側の
多重伝送路から検知されたときに、上記の信号の送信を
禁止するようにしている。これにより、複数の制御ユニ
ットを備えていても、同一信号を重複して送信すること
が防止され、多重伝送装置の信頼性を高めることが可能
となる。
【0015】請求項2記載の多重伝送装置においては、
信号の重要度の高低によって伝送させるべきか否かを判
断する。これにより、請求項1記載の多重伝送装置と同
様に、複数の制御ユニットを備えていても、同一信号を
重複して送信することが防止され、多重伝送装置の信頼
性を高めることが可能となる。
【0016】請求項3記載の多重伝送装置においては、
制御ユニットの中央演算処理装置により、高速用の第1
の伝送路および低速用の第2の伝送路で伝送されている
信号を検知し、制御ユニットが送信しようとしている信
号と同一の信号が送信される側の伝送路から検知された
ときに、上記の信号を送信しないようになっている。こ
れにより、高速用の伝送路から低速用の伝送路へ、ある
いは、低速用の伝送路から高速用の伝送路へ同一信号を
重複して送信することが防止され、請求項2記載の多重
伝送装置と同様に、多重伝送装置の信頼性を高めること
が可能となる。
【0017】請求項4記載の多重伝送装置においては、
複数の制御ユニットが各々所定の信号だけを一つの多重
伝送路から他の多重伝送路へ送信するようにしている。
これにより、複数の制御ユニットを備えていても、同一
信号を重複して送信することが防止され、多重伝送装置
の信頼性を高めることが可能となる。
【0018】さらに、複数の制御ユニットが各々所定の
信号だけを一つの多重伝送路から他の多重伝送路へ送信
するので、複数の制御ユニットは同時に作動することが
できる。これにより、多重伝送路間で送信すべき信号が
増加した場合にも信号を効率良く送信できる多重伝送装
置を得ることができる。
【0019】請求項5記載の多重伝送装置においては、
制御ユニットの中央演算処理装置により、各制御ユニッ
トが、各々所定の信号だけを一つの伝送路から他の伝送
路へ送信するようになっている。これにより、請求項4
記載の多重伝送装置と同様に、高速用の伝送路から低速
用の伝送路へ、あるいは、低速用の伝送路から高速用の
伝送路へ同一信号を重複して送信することが防止され、
多重伝送装置の信頼性を高めることが可能となる。
【0020】また、各制御ユニットが、各々所定の信号
だけを送信するようになっているので、複数の制御ユニ
ットを同時に作動することができる。これにより、高速
用および低速用の伝送路間で送信すべき信号が増加した
場合にも信号を効率良く送信でき、オーバーフロー等を
起こさずに信号を処理することができる。
【0021】請求項6記載の多重伝送装置においては、
請求項1から5の何れかに記載の多重伝送装置が車両に
搭載されている。これにより、1本のワイヤハーネスで
多種類の信号を送信しても、請求項1から5の何れかに
記載の多重伝送装置と同様に、同一信号を重複して送信
することが防止され、多重伝送装置の信頼性を高めるこ
とが可能となる。
【0022】
【実施例】〔前提例1〕 本発明の前提となる技術である一前提例について図1な
いし図4に基づいて説明すれば、以下の通りである。
尚、本前提例では、多重伝送路および制御ユニットをそ
れぞれ2つ備えている多重伝送装置について説明する。
【0023】本前提例の多重伝送装置は、図1に示すよ
うに、多重伝送路として、閉ループになったバスにより
構成される高速用ネットワーク1と低速用ネットワーク
2とを備えており、車両の走行状態を制御する制御ユニ
ットとして、ゲートウェイノード5・6が両ネットワー
ク1・2間に接続されている。
【0024】上記の高速用ネットワーク1には、車両の
走行状態を制御する際、信頼性および安全性にとって重
要度の高いノード3…がそれぞれ別個独立に接続されて
いる。これらノード3…は、例えば、サスペンションダ
ンパへの油圧配管に設けられる流量制御弁および油路遮
断弁、ブレーキ油圧制御バルブのソレノイド、後輪操舵
用油圧制御バルブのソレノイド、燃料噴射用のインジェ
クションドライバ等のアクチュエータ、および、各種セ
ンサ等である。
【0025】上記の低速用ネットワーク2には、車両の
走行状態を制御する際、信頼性および安全性にとって重
要度の低いノード4…がそれぞれ別個独立に接続されて
いる。これらノード4…は、例えば、メータの一構成要
素である各種のワーニングランプやランプ、あるいはリ
ヤデフォッガスイッチ等の各種スイッチ等のアクチュエ
ータ、および、各種センサ等である。また、上記のゲー
トウェイノード5・6は、例えば、ACS(アクティブ
サスペンション)制御ユニット、4WS(4輪操舵)制
御ユニット、ABS/TRC(アンチロックブレーキシ
ステム/トラクションコントロール)制御ユニット、E
GI(燃料噴射制御)ユニット等として作動するように
なっている。
【0026】上記のゲートウェイノード5は、図2に示
すように、高速用ネットワーク1と接続される高速用バ
ス・インタフェイス11、低速用ネットワーク2と接続
される低速用バス・インタフェイス12、高速用通信L
SI13、低速用通信LSI14、および、規制手段お
よび制御手段としてのCPU(central processing uni
t :中央演算処理装置)15で構成されている。 高速
用通信LSI13は、送信バッファ16と、受信バッフ
ァ17と、LSI等からなる判定部18とを有してお
り、高速用バス・インタフェイス11から入力された信
号を受信バッファ17を介してCPU15に出力すると
共に、CPU15から入力された信号を送信バッファ1
6を介して高速用バス・インタフェイス11に出力する
ようになっている。また、判定部18は、高速用ネット
ワーク1へ信号を送信したことや、あるいは高速用ネッ
トワーク1から信号を受信したことをCPU15に入力
するようになっている。
【0027】同様に、低速用通信LSI14は、送信バ
ッファ16と、受信バッファ17と、LSI等からなる
判定部18とを有しており、低速用バス・インタフェイ
ス12から入力された信号を受信バッファ17を介して
CPU15に出力すると共に、CPU15から入力され
た信号を送信バッファ16を介して低速用バス・インタ
フェイス12に出力するようになっている。また、判定
部18は、低速用ネットワーク2へ信号を送信したこと
や、あるいは低速用ネットワーク2から信号を受信した
ことをCPU15に入力するようになっている。
【0028】また、CPU15は、上記のACS制御、
4WS制御、ABS/TRC制御、EGI等の制御を実
行するためのプログラムや、後述の受信処理を実行する
ためのプログラムを格納しているROM(図示せず)を
備えており、これらプログラム(内部制御プログラム)
により信号を制御する制御機能を有している。
【0029】また、ゲートウェイノード6はゲートウェ
イノード5と同様の構成となっており、これら2つのゲ
ートウェイノード5・6は、高速用および低速用ネット
ワーク1・2間にそれぞれ別個独立に接続されている。
【0030】そして、上記のゲートウェイノード6にお
けるCPU15は、ゲートウェイノード5が受信した信
号を制御したときに、ゲートウェイノード5のCPU1
5から高速用ネットワーク1あるいは低速用ネットワー
ク2に送信される受信確認信号(ACK信号)を受信す
るようになっている。これにより、ゲートウェイノード
5・6に優先順位が設定される。即ち、ゲートウェイノ
ード5はゲートウェイノード6よりも優先順位が上とな
っている。
【0031】尚、ゲートウェイノード6をゲートウェイ
ノード5よりも優先させるときには、ゲートウェイノー
ド5におけるCPU15が、ゲートウェイノード6のC
PU15から高速用ネットワーク1あるいは低速用ネッ
トワーク2に送信される受信確認信号(ACK信号)を
受信するようにすればよい。
【0032】上記の構成におけるゲートウェイノード5
・6のCPU15・15による受信処理について、図3
および図4に示すフローチャートに基づいて、以下に説
明する。尚、以下の説明においては、ゲートウェイノー
ド5がゲートウェイノード6よりも優先されている場合
について説明する。
【0033】図3(a)に示すように、ゲートウェイノ
ード5の受信バッファ17が高速用ネットワーク1ある
いは低速用ネットワーク2から信号を受信すると、CP
U15は判定部18からの入力により信号の受信を検知
し(S1)、後述のゲートウェイ処理を行って(S
2)、リターンする。また、上記のS2が行われると、
ゲートウェイノード5のCPU15は、受信確認信号を
高速用ネットワーク1あるいは低速用ネットワーク2を
介してゲートウェイノード6のCPU15に送信する。
【0034】一方、図3(b)に示すように、ゲートウ
ェイノード6の受信バッファ17が高速用ネットワーク
1あるいは低速用ネットワーク2から信号を受信する
と、CPU15は判定部18からの入力により信号の受
信を検知し(S4)、次に、CPU15は、ゲートウェ
イノード5からの受信確認信号を受信したか否か、即
ち、ゲートウェイノード5が正常に作動しているか否か
を判断する(S5)。
【0035】ゲートウェイノード5からの受信確認信号
を受信している場合は、ゲートウェイノード5が正常に
作動していると判断して、ゲートウェイノード6のCP
U15は信号のゲートウェイ処理を行わずにリターンす
る。一方、S6にて、ゲートウェイノード5からの受信
確認信号を受信していない場合は、ゲートウェイノード
5に何らかの異常が発生して正常に作動していないと判
断して、ゲートウェイノード6のCPU15は後述のゲ
ートウェイ処理を行って(S6)、リターンする。よっ
て、ゲートウェイノード6は、ゲートウェイノード5に
何らかの異常が発生した場合にのみ、信号のゲートウェ
イ処理を行うようになっている。
【0036】上記のS2およびS5にて行われるゲート
ウェイ処理は、図4に示すフローチャートに基づいて行
われる。先ず、CPU15は、受信バッファ17で受信
した信号におけるフレーム中のIDコード(識別コー
ド)を読み出し、受信した信号が車両の走行に関するど
のような信号であるかを認識し、例えば、車両の信頼性
および安全性に対する重要度の高低によって、この信号
をゲートウェイさせるべきか否かを判断する(S8)。
受信した信号を、高速用ネットワーク1から低速用ネッ
トワーク2へ、あるいは、低速用ネットワーク2から高
速用ネットワーク1へゲートウェイさせるべきであると
判断した場合、CPU15は、信号を受信したネットワ
ークから他方のネットワークに信号を送信し(S9)、
リターンする。一方、S8にて、受信した信号をゲート
ウェイさせるべきでないと判断した場合、CPU15
は、信号を受信したネットワークから他方のネットワー
クに信号を送信せずにリターンする。
【0037】以上のように、本前提例の多重伝送装置
は、ゲートウェイノード5・6に優先順位を設定し、ゲ
ートウェイノード5・6のCPU15・15により、優
先されているゲートウェイノード5が正常に作動してい
る場合は、ゲートウェイノード5のみで信号のゲートウ
ェイ処理を行う一方、ゲートウェイノード5が正常に作
動していない場合にのみ、ゲートウェイノード6で信号
のゲートウェイ処理を行うようになっている。これによ
り、複数のゲートウェイノード5・6を備えていても、
高速用ネットワーク1から低速用ネットワーク2へ、あ
るいは、低速用ネットワーク2から高速用ネットワーク
1へ同一信号を重複して送信することが防止され、多重
伝送装置の信頼性を高めることが可能となる。
【0038】尚、上記の前提例においては、ゲートウェ
イノード5がゲートウェイノード6よりも優先されてい
る場合について説明したが、勿論、ゲートウェイノード
6がゲートウェイノード5よりも優先されている場合に
ついても同様の効果を得ることができる。
【0039】また、上記の前提例の多重伝送装置におい
ては、多重伝送路および制御ユニットをそれぞれ2つ備
えている場合について説明したが、多重伝送路および制
御ユニットの数は上記の前提例に限定されず、例えば、
多重伝送路を3つ以上備えていてもよく、また、制御ユ
ニットを3つ以上備えていてもよい。
【0040】〔実施例〕 本発明の実施例について図5のフローチャートに基づ
いて説明すれば、以下の通りである。尚、本実施例で
は、多重伝送路および制御ユニットをそれぞれ2つ備え
ている多重伝送装置について説明すると共に、説明の便
宜上、前記の前提例1の図面に示した部材と同一の機能
を有する部材には同一の符号を付記し、その説明を省略
する。
【0041】本実施例の多重伝送装置は、図2に示した
ゲートウェイノード5・6のCPU15・15が、制御
手段として、正常に作動している最優先のゲートウェイ
ノードのみ、高速用および低速用ネットワーク1・2間
の信号の送信が可能となるように制御する代わりに、検
知手段および禁止手段として、高速用ネットワーク1あ
るいは低速用ネットワーク2で伝送されている信号を検
知すると共に、ゲートウェイノード5・6が送信しよう
としている信号と同一の信号が送信される側のネットワ
ークから検知されたときに、上記の信号を送信しないよ
うに禁止する構成となっている。また、判定部18・1
8はCPU15と共に検知手段を構成している。その他
の構成は、前記の前提例1の多重伝送装置と同一であ
る。
【0042】上記の構成におけるゲートウェイノード5
・6のCPU15・15および判定部18…による受信
処理について、以下に説明する。尚、以下の説明におい
ては、ゲートウェイノード5を例に挙げて説明する。
【0043】図5に示すように、ゲートウェイノード5
の受信バッファ17が高速用ネットワーク1あるいは低
速用ネットワーク2から信号Aを受信すると、検知手段
であるCPU15は判定部18からの入力により信号A
の受信を検知し(S11)、この信号Aが高速用ネット
ワーク1から受信したものであるか否かを判断する(S
12)。信号Aが高速用ネットワーク1から受信したも
のであると判断すると、次に、CPU15は、低速用ネ
ットワーク2から受信して既にゲートウェイ処理が行わ
れた信号Bが高速用通信LSI13の送信バッファ16
に存在しているか否かを判断する(S13)。
【0044】信号Bが高速用通信LSI13の送信バッ
ファ16に存在している場合は、この信号Bと、受信し
た信号Aとが同一の信号であるか否かを判断する(S1
4)。信号Bと信号Aとが同一の信号である場合は、ゲ
ートウェイノード5が送信しようとしている信号と同一
の信号が送信される側のネットワークに存在しているこ
とになるので、禁止手段であるCPU15は上記の信号
A・Bの送信を中止し(S15)、リターンする。
【0045】上記のS13にて信号Bが高速用通信LS
I13の送信バッファ16に存在していない場合、およ
び、S14にて信号Bと信号Aとが同一の信号でない場
合は、CPU15は、信号Aにおけるフレーム中のID
コードを読み出し、信号Aが車両の走行に関するどのよ
うな信号であるかを認識し、例えば、車両の信頼性およ
び安全性に対する重要度の高低によって、この信号Aを
ゲートウェイさせるべきか否かを判断する(S16)。
信号Aを高速用ネットワーク1から低速用ネットワーク
2へゲートウェイさせるべきであると判断した場合、C
PU15は、信号Aを低速用通信LSI14の送信バッ
ファ16へ書き込み(S17)、低速用通信LSI14
に、信号Aの低速用ネットワーク2への送信を行わせて
(S18)、リターンする。尚、高速用通信LSI13
の送信バッファ16に存在している信号Bは、高速用ネ
ットワーク1へ送信される。一方、S16にて、信号A
を高速用ネットワーク1から低速用ネットワーク2へゲ
ートウェイさせるべきでないと判断した場合、CPU1
5は、信号Aを低速用ネットワーク2へ送信せずにリタ
ーンする。
【0046】次に、上記のS12において、信号Aが高
速用ネットワーク1から受信したものでないと判断する
と、即ち、信号Aが低速用ネットワーク2から受信した
ものであると判断すると、次に、CPU15は、高速用
ネットワーク1から受信して既にゲートウェイ処理が行
われた信号Cが低速用通信LSI14の送信バッファ1
6に存在しているか否かを判断する(S19)。
【0047】信号Cが低速用通信LSI14の送信バッ
ファ16に存在している場合は、この信号Cと、受信し
た信号Aとが同一の信号であるか否かを判断する(S2
0)。信号Cと信号Aとが同一の信号である場合は、ゲ
ートウェイノード5が送信しようとしている信号と同一
の信号が送信される側のネットワークに存在しているこ
とになるので、禁止手段であるCPU15は上記の信号
A・Cの送信を中止し(S21)、リターンする。
【0048】上記のS19にて信号Cが低速用通信LS
I14の送信バッファ16に存在していない場合、およ
び、S20にて信号Cと信号Aとが同一の信号でない場
合は、CPU15は、信号Aにおけるフレーム中のID
コードを読み出し、信号Aが車両の走行に関するどのよ
うな信号であるかを認識し、例えば、車両の信頼性およ
び安全性に対する重要度の高低によって、この信号Aを
ゲートウェイさせるべきか否かを判断する(S22)。
信号Aを低速用ネットワーク2から高速用ネットワーク
1へゲートウェイさせるべきであると判断した場合、C
PU15は、信号Aを高速用通信LSI13の送信バッ
ファ16へ書き込み(S23)、高速用通信LSI13
に、信号Aの高速用ネットワーク1への送信を行わせて
(S24)、リターンする。尚、低速用通信LSI14
の送信バッファ16に存在している信号Cは、低速用ネ
ットワーク2へ送信される。一方、S22にて、信号A
を低速用ネットワーク2から高速用ネットワーク1へゲ
ートウェイさせるべきでないと判断した場合、CPU1
5は、信号Aを高速用ネットワーク1へ送信せずにリタ
ーンする。
【0049】以上のように、本実施例の多重伝送装置
は、ゲートウェイノード5のCPU15および判定部1
8・18により、高速用および低速用ネットワーク1・
2で伝送されている信号を検知し、ゲートウェイノード
5が送信しようとしている信号と同一の信号が送信され
る側のネットワークから検知されたときに、上記の信号
を送信しないようになっている。これにより、高速用ネ
ットワーク1から低速用ネットワーク2へ、あるいは、
低速用ネットワーク2から高速用ネットワーク1へ同一
信号を重複して送信することが防止され、多重伝送装置
の信頼性を高めることが可能となる。
【0050】尚、上記の実施例においては、ゲートウェ
イノード5を例に挙げて説明したが、勿論、ゲートウェ
イノード6についても同様の受信処理が行われるように
なっている。
【0051】また、上記の実施例の多重伝送装置におい
ては、多重伝送路および制御ユニットをそれぞれ2つ備
えている場合について説明したが、多重伝送路および制
御ユニットの数は上記の実施例に限定されず、例えば、
多重伝送路を3つ以上備えていてもよく、また、制御ユ
ニットを3つ以上備えていてもよい。
【0052】〔実施例〕 本発明の他の実施例について図6のフローチャートに基
づいて説明すれば、以下の通りである。尚、本実施例で
は、多重伝送路および制御ユニットをそれぞれ2つ備え
ている多重伝送装置について説明すると共に、説明の便
宜上、前記の前提例1の図面に示した部材と同一の機能
を有する部材には同一の符号を付記し、その説明を省略
する。
【0053】本実施例の多重伝送装置は、図2に示した
ゲートウェイノード5・6のCPU15・15が、信号
におけるフレーム中のIDコードを読み出し、各々のC
PU15は予め受信処理プログラムで設定されているI
Dコードを有する信号だけを受信処理して、一つのネッ
トワークから他のネットワークへ送信する構成となって
いる。即ち、信号のIDコードによって受信処理するゲ
ートウェイノードを決定し、ゲートウェイノード5で処
理されるIDコードを有する信号はゲートウェイノード
6では処理されない一方、ゲートウェイノード6で処理
されるIDコードを有する信号はゲートウェイノード5
では処理されない構成となっている。その他の構成は、
前記の前提例1の多重伝送装置と同一である。
【0054】上記の構成におけるゲートウェイノード5
・6のCPU15・15による受信処理について、以下
に説明する。尚、以下の説明においては、ゲートウェイ
ノード5を例に挙げて説明する。
【0055】図6に示すように、ゲートウェイノード5
の受信バッファ17が高速用ネットワーク1あるいは低
速用ネットワーク2から信号を受信すると、CPU15
は判定部18からの入力により信号の受信を検知し(S
31)、上記の信号におけるフレーム中のIDコードを
読み出し、この信号が予め受信処理プログラムで設定さ
れているIDコードを有しているか否かを判断する(S
32)。
【0056】上記の信号が受信処理プログラムで設定さ
れているIDコードを有していない場合は、受信処理を
行わずにリターンする一方、受信処理プログラムで設定
されているIDコードを有している場合は、この信号が
高速用ネットワーク1から受信したものであるか否かを
判断する(S33)。信号が高速用ネットワーク1から
受信したものであると判断すると、CPU15は、信号
を低速用通信LSI14の送信バッファ16へ書き込み
(S34)、低速用通信LSI14に、信号の低速用ネ
ットワーク2への送信を行わせて(S35)、リターン
する。
【0057】次に、上記のS33において、信号が高速
用ネットワーク1から受信したものでないと判断する
と、即ち、信号が低速用ネットワーク2から受信したも
のであると判断すると、CPU15は、信号を高速用通
信LSI13の送信バッファ16へ書き込み(S3
6)、高速用通信LSI13に、信号の高速用ネットワ
ーク1への送信を行わせて(S37)、リターンする。
【0058】ゲートウェイノード6についても同様の受
信処理が行われるようになっており、S32にて信号が
予め受信処理プログラムで設定されているIDコードを
有している場合に受信処理を行うようになっている。そ
して、ゲートウェイノード5で処理されるIDコードを
有する信号はゲートウェイノード6では処理されないよ
うになっており、ゲートウェイノード5で処理されない
IDコードを有する信号をゲートウェイノード6で処理
するようになっている。
【0059】以上のように、本実施例の多重伝送装置
は、ゲートウェイノード5・6のCPU15・15によ
り、ゲートウェイノード5・6が、各々所定の信号だけ
を一つのネットワークから他のネットワークへ送信する
ようになっている。これにより、高速用ネットワーク1
から低速用ネットワーク2へ、あるいは、低速用ネット
ワーク2から高速用ネットワーク1へ同一信号を重複し
て送信することが防止され、多重伝送装置の信頼性を高
めることが可能となる。
【0060】また、本実施例の多重伝送装置は、ゲート
ウェイノード5・6が、各々所定の信号だけを送信する
ようになっているので、ゲートウェイノード5・6を同
時に作動することができる。これにより、高速用および
低速用ネットワーク1・2間で送信すべき信号が増加し
た場合にも信号を効率良く送信でき、オーバーフロー等
を起こさずに信号を処理することができる。
【0061】尚、上記の実施例の多重伝送装置において
は、多重伝送路および制御ユニットをそれぞれ2つ備え
ている場合について説明したが、多重伝送路および制御
ユニットの数は上記の実施例に限定されず、例えば、多
重伝送路を3つ以上備えていてもよく、また、制御ユニ
ットを3つ以上備えていてもよい。
【0062】〔前提〕 本発明の前提となる技術である他の前提例について図7
のフローチャートに基づいて説明すれば、以下の通りで
ある。尚、本前提例では、多重伝送路および制御ユニッ
トをそれぞれ2つ備えている多重伝送装置について説明
すると共に、説明の便宜上、前記の前提例1の図面に示
した部材と同一の機能を有する部材には同一の符号を付
記し、その説明を省略する。
【0063】本前提例の多重伝送装置は、図2に示した
ゲートウェイノード5が高速用ネットワーク1から低速
用ネットワーク2へ信号を送信する一方、ゲートウェイ
ノード6が低速用ネットワーク2から高速用ネットワー
ク1へ信号を送信する構成となっている。その他の構成
は、前記の前提例1の多重伝送装置と同一である。
【0064】上記の構成におけるゲートウェイノード5
・6のCPU15・15による受信処理について、以下
に説明する。
【0065】図7(a)に示すように、ゲートウェイノ
ード5の受信バッファ17が高速用ネットワーク1ある
いは低速用ネットワーク2から信号を受信すると、CP
U15は判定部18からの入力により信号の受信を検知
し(S41)、この信号が高速用ネットワーク1から受
信したものであるか否かを判断する(S42)。信号が
高速用ネットワーク1から受信したものであると判断す
ると、CPU15は、信号におけるフレーム中のIDコ
ードを読み出し、信号が車両の走行に関するどのような
信号であるかを認識し、例えば、車両の信頼性および安
全性に対する重要度の高低によって、この信号をゲート
ウェイさせるべきか否かを判断する(S43)。
【0066】上記の信号を高速用ネットワーク1から低
速用ネットワーク2へゲートウェイさせるべきであると
判断した場合、CPU15は、信号を低速用通信LSI
14の送信バッファ16へ書き込み(S44)、低速用
通信LSI14に、信号の低速用ネットワーク2への送
信を行わせて(S45)、リターンする。一方、S42
にて信号が高速用ネットワーク1から受信したものでな
いと判断した場合、および、S43にて信号を高速用ネ
ットワーク1から低速用ネットワーク2へゲートウェイ
させるべきでないと判断した場合、CPU15は、信号
の受信処理を行わずにリターンする。
【0067】一方、図7(b)に示すように、ゲートウ
ェイノード6の受信バッファ17が高速用ネットワーク
1あるいは低速用ネットワーク2から信号を受信する
と、CPU15は判定部18からの入力により信号の受
信を検知し(S47)、この信号が低速用ネットワーク
2から受信したものであるか否かを判断する(S4
8)。信号が低速用ネットワーク2から受信したもので
あると判断すると、CPU15は、信号におけるフレー
ム中のIDコードを読み出し、信号が車両の走行に関す
るどのような信号であるかを認識し、例えば、車両の信
頼性および安全性に対する重要度の高低によって、この
信号をゲートウェイさせるべきか否かを判断する(S4
9)。
【0068】上記の信号を低速用ネットワーク2から高
速用ネットワーク1へゲートウェイさせるべきであると
判断した場合、CPU15は、信号を高速用通信LSI
13の送信バッファ16へ書き込み(S50)、高速用
通信LSI13に、信号の高速用ネットワーク1への送
信を行わせて(S21)、リターンする。一方、S48
にて信号が低速用ネットワーク2から受信したものでな
いと判断した場合、および、S49にて信号を低速用ネ
ットワーク2から高速用ネットワーク1へゲートウェイ
させるべきでないと判断した場合、CPU15は、信号
の受信処理を行わずにリターンする。
【0069】以上のように、本前提例の多重伝送装置
は、ゲートウェイノード5・6のCPU15・15によ
り、ゲートウェイノード5が高速用ネットワーク1から
低速用ネットワーク2へ信号を送信する一方、ゲートウ
ェイノード6が低速用ネットワーク2から高速用ネット
ワーク1へ信号を送信するようになっている。これによ
り、高速用ネットワーク1から低速用ネットワーク2へ
の信号の送信はゲートウェイノード5だけで行われ、ま
た、低速用ネットワーク2から高速用ネットワーク1へ
の信号の送信はゲートウェイノード6だけで行われるの
で、同一信号を重複して送信することが防止され、多重
伝送装置の信頼性を高めることが可能となる。
【0070】また、本前提例の多重伝送装置は、ゲート
ウェイノード5が高速用ネットワーク1から低速用ネッ
トワーク2へ信号を送信し、ゲートウェイノード6が低
速用ネットワーク2から高速用ネットワーク1へ信号を
送信するので、ゲートウェイノード5・6を同時に作動
することができる。これにより、高速用および低速用ネ
ットワーク1・2間で送信すべき信号が増加した場合に
も信号を効率良く送信でき、オーバーフロー等を起こさ
ずに信号を処理することができる。
【0071】尚、上記の前提例においては、ゲートウェ
イノード5が高速用ネットワーク1から低速用ネットワ
ーク2へ信号を送信し、ゲートウェイノード6が低速用
ネットワーク2から高速用ネットワーク1へ信号を送信
する場合について説明したが、勿論、ゲートウェイノー
ド5が低速用ネットワーク2から高速用ネットワーク1
へ信号を送信し、ゲートウェイノード6が高速用ネット
ワーク1から低速用ネットワーク2へ信号を送信する場
合についても、同様の効果を得ることができる。
【0072】また、上記の前提例の多重伝送装置におい
ては、多重伝送路および制御ユニットをそれぞれ2つ備
えている場合について説明したが、多重伝送路および制
御ユニットの数は上記の前提例に限定されず、例えば、
多重伝送路を3つ以上備えていてもよく、また、制御ユ
ニットを3つ以上備えていてもよい。制御ユニットを3
つ以上備えた場合には、制御ユニットに、前提例1に示
したような優先順位を設定すればよい。
【0073】以上のように、本発明の多重伝送装置は、
複数の多重伝送路と、上記の多重伝送路間を接続する複
数の制御ユニットと、これら制御ユニットが、一つの多
重伝送路から他の多重伝送路へ同一信号を重複して送信
しないように規制する規制手 段とを備えている構成であ
ってもよい。
【0074】上記構成の多重伝送装置においては、規制
手段の規制により、複数の制御ユニットが、一つの多重
伝送路から他の多重伝送路へ同一信号を重複して送信し
ないようにしている。これにより、複数の制御ユニット
を備えていても、同一信号を重複して送信することが防
止され、多重伝送装置の信頼性を高めることが可能とな
る。
【0075】また、本発明の多重伝送装置は、上記の規
制手段が、複数の制御ユニットに対して優先順位を設定
すると共に、正常に作動している最優先の制御ユニット
のみ、多重伝送路間の信号の送信が可能となるように制
御する制御手段を備えている構成であってもよい。
【0076】上記構成の多重伝送装置においては、制御
手段の制御により、複数の制御ユニットに対して優先順
位を設定すると共に、正常に作動している最優先の制御
ユニットのみ、多重伝送路間の信号の送信を可能として
いる。これにより、複数の制御ユニットを備えていて
も、同一信号を重複して送信することが防止され、多重
伝送装置の信頼性を高めることが可能となる。
【0077】また、本発明の多重伝送装置は、上記の規
制手段が、多重伝送路で伝送されている信号を検知する
検知手段と、制御ユニットが送信しようとしている信号
と同一信号が送信される側の多重伝送路から検知手段に
よって検知されたときに、上記の信号を送信しないよう
に禁止する禁止手段とを備えている構成であってもよ
い。
【0078】上記構成の多重伝送装置においては、検知
手段により、多重伝送路で伝送されている信号を検知
し、制御ユニットが送信しようとしている信号と同一信
号が送信される側の多重伝送路から検知されたときに、
禁止手段により、上記の信号の送信を禁止するようにし
ている。これにより、複数の制御ユニットを備えていて
も、同一信号を重複して送信することが防止され、多重
伝送装置の信頼性を高めることが可能となる。
【0079】また、本発明の多重伝送装置は、上記の規
制手段が、複数の制御ユニットが各々所定の信号だけを
一つの多重伝送路から他の多重伝送路へ送信するように
規制する構成であってもよい。
【0080】上記構成の多重伝送装置においては、規制
手段の規制により、複数の制御ユニットが各々所定の信
号だけを一つの多重伝送路から他の多重伝送路へ送信す
るようにしている。これにより、複数の制御ユニットを
備えていても、同一信号を重複して送信することが防止
され、多重伝送装置の信頼性を高めることが可能とな
る。
【0081】さらに、複数の制御ユニットが各々所定の
信号だけを一つの多重伝送路から他の多重伝送路へ送信
するので、複数の制御ユニットは同時に作動することが
できる。これにより、多重伝送路間で送信すべき信号が
増加した場合にも信号を効率良く送信できる多重伝送装
置を得ることができる。
【0082】
【発明の効果】請求項1記載の発明の多重伝送装置は、
以上のように、複数の制御ユニットが複数の多重伝送路
間に互いに独立に接続され、複数の該制御ユニットはそ
れぞれ中央演算処理装置を備え、該中央演算処理装置は
上記制御ユニットのそれぞれの内部メモリを介して上記
複数の多重伝送路に対して信号の送受信を行い、該メモ
リが該信号を一時的に記憶する多重伝送装置であって、
上記中央演算処理装置にて、上記複数の多重伝送路のう
ちのどの伝送路が受信した信号の源であるかを検知する
手段と、上記中央演算処理装置にて、上記複数の多重伝
送路のうちの一つである第1の伝送路へ送信すべき信号
が上記メモリ中に存在しているかどうかを判断する手段
と、上記中央演算処理装置にて、受信した信号が上記第
1の伝送路からのものであると検知され、かつ、上記第
1の伝送路へ送信すべき信号が上記 メモリ中に存在して
いると判断された場合、受信した信号が上記第1の伝送
路へ送信すべき信号と同一かどうかを判断する手段と、
上記中央演算処理装置にて、受信した信号が上記第1の
伝送路へ送信すべき信号と同一であると判断された場
合、上記第1の伝送路へ送信すべき信号の送信を禁止す
る手段とを備えている構成である。
【0083】これにより、複数の制御ユニットを備えて
いても、同一信号を重複して送信することが防止され、
多重伝送装置の信頼性を高めることができるという効果
を奏する。
【0084】また、請求項2記載の発明の多重伝送装置
は、以上のように、上記中央演算処理装置にて、受信し
た信号の重要度を該信号に含まれる識別コードに基づい
て判断する手段をさらに備えると共に、受信した信号が
上記メモリ中に存在する上記第1の伝送路へ送信すべき
信号と同一でなく、かつ、受信した信号の重要度が上記
複数の多重伝送路のうちの第2の伝送路へ送信すべきで
あると判断された場合、受信した信号を該第2の伝送路
へ送信する構成である。
【0085】これにより、請求項1記載の多重伝送装置
と同様に、複数の制御ユニットを備えていても、同一信
号を重複して送信することが防止され、多重伝送装置の
信頼性を高めることができるという効果を奏する。
【0086】また、請求項3記載の発明の多重伝送装置
は、以上のように、上記第1の伝送路は信号を高速で伝
送し、上記第2の伝送路は信号を低速で伝送する構成で
ある。
【0087】これにより、請求項記載の多重伝送装置
と同様に、複数の制御ユニットを備えていても、同一信
号を重複して送信することが防止され、多重伝送装置の
信頼性を高めることができるという効果を奏する。
【0088】また、請求項4記載の発明の多重伝送装置
は、以上のように、複数の制御ユニットが第1の伝送路
及び第2の伝送路とに互いに独立に接続され、複数の該
制御ユニットがそれぞれ中央演算処理装置を備え、該中
央演算処理装置が上記複数の多重伝送路に対して信号の
送受信を行う多重伝送装置であって、上記信号には識別
コードを有するとともに、上記複数の制御ユニットの中
央演算処理装置は各々、上記第1の伝送路から上記信号
を受信したときには、その信号が予め受信処理プログラ
ムで設定されている識別コードを有する信号であるとき
のみ、上記第2の伝送路に該信号を送信する送信手段を
備えるとともに、上記識別コードは、一方の制御ユニッ
トの送信手段により送信される信号は、他方の制御ユニ
ットの送信手段により送信されないように、上記複数の
中央演算処理装置の受信処理プログラムの各々に、予め
設定されている構成である。
【0089】これにより、複数の制御ユニットを備えて
いても、同一信号を重複して送信することが防止され、
多重伝送装置の信頼性を高めることができるという効果
を奏する。
【0090】さらに、複数の制御ユニットが各々所定の
信号だけを一つの多重伝送路から他の多重伝送路へ送信
するので、複数の制御ユニットは同時に作動することが
できる。これにより、多重伝送路間で送信すべき信号が
増加した場合にも信号を効率良く送信できる多重伝送装
置を得ることができるという効果を奏する。
【0091】また、請求項5記載の発明の多重伝送装置
は、以上のように、上記両伝送路は、信号を高速で伝送
する高速伝送路および信号を低速で伝送する低速伝送路
とからなり、上記複数の制御ユニットの送信手段は各
々、上記第2の伝送路から上記信号を受信したときに
は、上記第1の伝送路に該信号を送信する構成である。
【0092】これにより、請求項4記載の多重伝送装置
と同様に、複数の制御ユニットを備えていても、同一信
号を重複して送信することが防止され、多重伝送装置の
信頼 性を高めることができるという効果を奏する。
【0093】さらに、複数の伝送路間で送信すべき信号
が増加した場合にも、信号を効率良く送信でき、オーバ
ーフロー等を起こさずに信号を処理することができると
いう効果を奏する。
【0094】また、請求項6記載の発明の多重伝送装置
は、以上のように、車両に搭載される構成である。
【0095】これにより、請求項1から5の何れかに記
載の多重伝送装置と同様に、同一信号を重複して送信す
ることが防止され、多重伝送装置の信頼性を高めること
できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における多重伝送装置の概略
構成を示すブロック図である。
【図2】上記の多重伝送装置のゲートウェイノードの構
成を示すブロック図である。
【図3】本発明の一前提例のゲートウェイノードの受信
処理動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の一前提例のゲートウェイノードのゲー
トウェイ処理動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施例における多重伝送装置のゲー
トウェイノードの受信処理動作を示すフローチャートで
ある。
【図6】本発明の他の実施例における多重伝送装置のゲ
ートウェイノードの受信処理動作を示すフローチャート
である。
【図7】本発明の他の前提例における多重伝送装置のゲ
ートウェイノードの受信処理動作を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1 高速用ネットワーク(多重伝送路、第1の伝送
) 2 低速用ネットワーク(多重伝送路、第2の伝送
) 5 ゲートウェイノード(制御ユニット) 6 ゲートウェイノード(制御ユニット) 13 高速用LSI 14 低速用LSI 15 CPU(規制手段、制御手段、検知手段、禁止
手段、送信手段) 16 送信バッファ(内部メモリ) 17 受信バッファ 18 判定部(検知手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺山 孝二 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−255340(JP,A) 特開 平2−2745(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/46

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の制御ユニットが複数の多重伝送路間
    に互いに独立に接続され、複数の該制御ユニットはそれ
    ぞれ中央演算処理装置を備え、該中央演算処理装置は上
    記制御ユニットのそれぞれの内部メモリを介して上記複
    数の多重伝送路に対して信号の送受信を行い、該メモリ
    が該信号を一時的に記憶する多重伝送装置であって、 上記中央演算処理装置にて、上記複数の多重伝送路のう
    ちのどの伝送路が受信した信号の源であるかを検知する
    手段と、 上記中央演算処理装置にて、上記複数の多重伝送路のう
    ちの一つである第1の伝送路へ送信すべき信号が上記メ
    モリ中に存在しているかどうかを判断する手段と、 上記中央演算処理装置にて、受信した信号が上記第1の
    伝送路からのものであると検知され、かつ、上記第1の
    伝送路へ送信すべき信号が上記メモリ中に存在している
    と判断された場合、受信した信号が上記第1の伝送路へ
    送信すべき信号と同一かどうかを判断する手段と、 上記中央演算処理装置にて、受信した信号が上記第1の
    伝送路へ送信すべき信号と同一であると判断された場
    合、上記第1の伝送路へ送信すべき信号の送信を禁止す
    る手段とを備えていることを特徴とする多重伝送装置。
  2. 【請求項2】上記中央演算処理装置にて、受信した信号
    の重要度を該信号に含まれる識別コードに基づいて判断
    する手段をさらに備えると共に、 受信した信号が上記メモリ中に存在する上記第1の伝送
    路へ送信すべき信号と同一でなく、かつ、受信した信号
    の重要度が上記複数の多重伝送路のうちの第2の伝送路
    へ送信すべきであると判断された場合、受信した信号を
    該第2の伝送路へ送信することを特徴とする請求項1記
    載の多重伝送装置。
  3. 【請求項3】上記第1の伝送路は信号を高速で伝送し、
    上記第2の伝送路は信号を低速で伝送することを特徴と
    する請求項2記載の多重伝送装置。
  4. 【請求項4】複数の制御ユニットが第1の伝送路及び第
    2の伝送路とに互いに独立に接続され、複数の該制御ユ
    ニットがそれぞれ中央演算処理装置を備え、該中央演算
    処理装置が上記複数の多重伝送路に対して信号の送受信
    を行う多重伝送装置であって、 上記信号には識別コードを有するとともに、 上記複数の制御ユニットの中央演算処理装置は各々、上
    記第1の伝送路から上記信号を受信したときには、その
    信号が予め受信処理プログラムで設定されている識別コ
    ードを有する信号であるときのみ、上記第2の伝送路に
    該信号を送信する送信手段を備えるとともに、 上記識別コードは、一方の制御ユニットの送信手段によ
    り送信される信号は、他方の制御ユニットの送信手段に
    より送信されないように、上記複数の中央演算処理装置
    の受信処理プログラムの各々に、予め設定されているこ
    とを特徴とする多重伝送装置。
  5. 【請求項5】上記両伝送路は、信号を高速で伝送する高
    速伝送路および信号を低速で伝送する低速伝送路とから
    なり、 上記複数の制御ユニットの送信手段は各々、上記第2の
    伝送路から上記信号を受信したときには、上記第1の伝
    送路に該信号を送信することを特徴とする請求項4記載
    の多重伝送装置。
  6. 【請求項6】車両に搭載されることを特徴とする請求項
    1から5の何れかに記載の多重伝送装置。
JP21024592A 1992-08-06 1992-08-06 多重伝送装置 Expired - Fee Related JP3281043B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21024592A JP3281043B2 (ja) 1992-08-06 1992-08-06 多重伝送装置
US08/408,190 US5588002A (en) 1992-08-06 1995-03-22 Multiplex transmission apparatus for supporting prioritized communications among a plurality of network nodes

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21024592A JP3281043B2 (ja) 1992-08-06 1992-08-06 多重伝送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0662012A JPH0662012A (ja) 1994-03-04
JP3281043B2 true JP3281043B2 (ja) 2002-05-13

Family

ID=16586190

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21024592A Expired - Fee Related JP3281043B2 (ja) 1992-08-06 1992-08-06 多重伝送装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5588002A (ja)
JP (1) JP3281043B2 (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06217373A (ja) * 1993-01-21 1994-08-05 Hitachi Ltd 集約配線システム
US7813359B1 (en) 1997-10-24 2010-10-12 Fujitsu Ten Limited Communication gateway
DE19805464A1 (de) * 1998-02-11 1999-08-12 Volkswagen Ag Schaltungsanordnung zur Kommunikation und Diagnose einer Vielzahl elektrischer Komponenten
US6292718B2 (en) * 1999-01-28 2001-09-18 International Business Machines Corp. Electronic control system
US6502203B2 (en) * 1999-04-16 2002-12-31 Compaq Information Technologies Group, L.P. Method and apparatus for cluster system operation
SE0001491D0 (sv) * 2000-04-25 2000-04-25 Scania Cv Ab Funktionsuppdelad deplexkommunikationsbuss
US6654845B1 (en) * 2000-07-06 2003-11-25 Intel Corporation System and method implementing a secondary bus to avoid read data latency
DE10105858A1 (de) * 2001-02-08 2002-08-14 Deere & Co Kommunikationssystem eines Fahrzeugs
KR100805509B1 (ko) * 2001-11-02 2008-02-20 엘지노텔 주식회사 미디어 게이트웨이의 시동/재시동 시간 제어 방법
AU2002216948A1 (en) 2002-01-03 2003-07-15 Homecontrol A/S Method ans system for transmission of signals to nodes in a system
US7802263B2 (en) * 2002-12-17 2010-09-21 Stragent, Llc System, method and computer program product for sharing information in a distributed framework
US7983820B2 (en) 2003-07-02 2011-07-19 Caterpillar Inc. Systems and methods for providing proxy control functions in a work machine
US7532640B2 (en) 2003-07-02 2009-05-12 Caterpillar Inc. Systems and methods for performing protocol conversions in a machine
US7516244B2 (en) 2003-07-02 2009-04-07 Caterpillar Inc. Systems and methods for providing server operations in a work machine
JP2007196971A (ja) * 2006-01-30 2007-08-09 Hitachi Ltd 車載通信システム
US20070297619A1 (en) * 2006-06-26 2007-12-27 Bose Corporation*Ewc* Active noise reduction engine speed determining
EP2122926B1 (de) * 2006-12-14 2012-04-04 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Verfahren zur Vernetzung von Steuergeräten eines Kraftfahrzeugs, darauf beruhendes Datenbussystem und Computerprogramm-Produkt
JP5207106B2 (ja) * 2007-06-06 2013-06-12 国立大学法人名古屋大学 車載通信システム及び車載通信方法
US20090034415A1 (en) * 2007-07-30 2009-02-05 Motorola, Inc. Wireless communications device
WO2010127276A1 (en) * 2009-05-01 2010-11-04 Bose Corporation Multi-element electroacoustical transducing
JP6299692B2 (ja) * 2015-07-17 2018-03-28 株式会社デンソー 通信システム
JP7030742B2 (ja) * 2019-05-27 2022-03-07 本田技研工業株式会社 通信システム、および通信制御方法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4607256A (en) * 1983-10-07 1986-08-19 Honeywell, Inc. Plant management system
GB8407102D0 (en) * 1984-03-19 1984-04-26 Int Computers Ltd Interconnection of communications networks
US4706080A (en) * 1985-08-26 1987-11-10 Bell Communications Research, Inc. Interconnection of broadcast networks
JP2660422B2 (ja) * 1988-05-31 1997-10-08 株式会社日立製作所 動作モード設定可能なlan間結合装置
NL8802132A (nl) * 1988-08-30 1990-03-16 Philips Nv Lokaal kommunikatiebussysteem, station voor gebruik in zo een systeem, en poortverbindingselement voor gebruik in zo een systeem, en apparaat bevattende zo een poortverbindingselement.
US5027350A (en) * 1988-10-20 1991-06-25 Hewlett-Packard Method and apparatus for providing a local area network bridge
DE3919962C3 (de) * 1989-06-19 1994-07-14 Hirschmann Richard Gmbh Co Verfahren und Anordnung zur Sicherung der Datenübertragung in einem linearen Rechnernetz
US5016244A (en) * 1989-09-08 1991-05-14 Honeywell Inc. Method for controlling failover between redundant network interface modules
JP3165430B2 (ja) * 1990-08-10 2001-05-14 マツダ株式会社 車両用多重伝送装置
US5379292A (en) * 1991-07-08 1995-01-03 Naldec Corporation Apparatus having priority order storages for recovery from failure of multiplex data transmission

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0662012A (ja) 1994-03-04
US5588002A (en) 1996-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3281043B2 (ja) 多重伝送装置
JPH03283842A (ja) 車両用多重伝送装置
CN108791293B (zh) 车辆驾驶模式的控制方法、系统及车辆
US5313104A (en) Vehicle control system over a plurality of transmission lines
EP0564943B1 (en) Multiplex transmission apparatus
US6898500B2 (en) Vehicle integrated control system
US5379292A (en) Apparatus having priority order storages for recovery from failure of multiplex data transmission
JPS6229247A (ja) 車両用ロ−カル・エリア・ネツトワ−ク
CN101878618A (zh) 通信装置、通信系统及通信方法
CN101071304A (zh) 用于车辆的电子控制系统及其控制方法
JP3465250B2 (ja) 多重伝送装置
KR101967144B1 (ko) 차량의 통신 보안 장치
CN113359759A (zh) 基于自动驾驶的泊车控制方法、系统、车辆及存储介质
JP3541787B2 (ja) 多重通信システム
JPH0630472A (ja) 多重伝送装置
JPH04299629A (ja) 多重伝送方法
JP2933972B2 (ja) 車両用多重伝送装置
KR20030047167A (ko) 캔 통신을 이용한 제어기간의 제어충돌 회피방법
CN109624983A (zh) 一种挡位信号失效的故障处理系统及方法
JP7471756B2 (ja) 車両システム
KR100721385B1 (ko) 차량용 제어기의 에러검출 제어방법
JPH0621956A (ja) 多重伝送装置
KR101039279B1 (ko) 자동차용 자세제어장치와 현가장치의 통합 시스템
JP2898684B2 (ja) 多重伝送方式
JP3401360B2 (ja) 多重伝送装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080222

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090222

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100222

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100222

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110222

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120222

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees