JP3280352B2 - 紙幣或いは有価証券の捜査・追跡システム及びその装置 - Google Patents

紙幣或いは有価証券の捜査・追跡システム及びその装置

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JP3280352B2
JP3280352B2 JP22330599A JP22330599A JP3280352B2 JP 3280352 B2 JP3280352 B2 JP 3280352B2 JP 22330599 A JP22330599 A JP 22330599A JP 22330599 A JP22330599 A JP 22330599A JP 3280352 B2 JP3280352 B2 JP 3280352B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一種の、紙幣或いは
有価証券の捜査・追跡システム及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般の紙幣や、小切手、株券、債券等有
価証券は、いずれも一定の金銭及び財産価値を有し、交
易に使用される流通工具でもある。法律がいかに謹厳で
社会治安がいかに良好であろうと、社会において不正を
働き他人の金銭、財産を狙う者は存在し、現金輸送車の
強奪や紙幣偽造などの重大事件が民衆を不安に陥れてい
る。そしてこのような犯罪の後に、警察が事件を追跡す
るのに手掛かりがなく事件解決不能となった場合、大き
な損害がもたらされ、また、人々の不安を増長させるこ
ととなった。
【0003】身代金要求の誘拐事件等では、警察はまず
各紙幣にマーキング(例えばピンホール)するか或いは
各紙幣の番号を予め記録し、その後、この言わば囮紙幣
を犯人に渡し、後日、紙幣の流れにより犯人を追跡す
る。しかし、犯人が紙幣をバラバラにして一般の紙幣に
混入すると、警察は有効に犯人を追跡できず、ゆえにマ
ーキングや番号記録は信頼性がなく科学的な方法である
とはいえなかった。さらに、現金輸送車強奪事件では、
マーキングや番号記録を予め行うこともできないため、
追跡の手掛かりはより乏しくなる。さらに、紙幣偽造事
件では印刷された紙幣の真偽を一般の人が見分けること
ができないため、警察の追跡は困難となる。このよう
に、現在、紙幣が国家により印刷、発行され市場に流通
した後には、有効な流通記録手段により紙幣の流れを追
跡及び管制することができず、事件解決の時機を逸して
しまうことは非常に遺憾なことであった。
【0004】また、一般の小切手、株券、債券等の有価
証券も偽造しやすく、一般の民衆はそれらの真偽を見分
けることは難しく、多くの重大な経済犯罪が、これら有
価証券の流れの追跡のための有効な流通記録がないこと
によっており、有価証券の発行制度に欠陥があると言わ
ざるをえない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の、現在の紙幣或
いは小切手、株券等有価証券の発行と印刷上の欠点を鑑
みると、その主要な原因は、これらの有価証券に対して
その発行或いは印刷時に、識別認証マークが設けられ
ず、識別認証マークによる管理と記録がなされていない
ことにあることが分かる。ゆえに、本発明では、従来の
有価証券発行、印刷の旧制度を革新し、即ち有価証券を
発行、印刷する時に、単一の識別認証マーク、即ちバー
コードを付与し、並びに本発明のコンピュータ作業によ
る管理を組合せ、さらに本発明の計数器の捜索追跡を組
合せることにより、紙幣の判読、対比、記録及び追跡を
達成し、それにより金融秩序を維持し、計画的犯罪を予
防し、犯罪の芽をつみとり、社会経済及び治安の改善に
貢献することを、その課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、すで
に印刷された識別バーコードを有する紙幣或いは有価証
券を走査検出する直立式の紙幣計数機、該紙幣計数機内
部に取付けられた電子制御装置、外部に設置されて該紙
幣計数機と配線で連接されたホストコンピュータを組み
合わせてなる紙幣或いは有価証券の捜査・追跡システム
において、上述の紙幣計数機は、その操作台に紙幣を揃
える固定架と、紙幣を移動させるプッシャー、紙幣を固
定する挟持棒、紙幣に吸着し並びに回転可能な5本の回
転棒、キーボード、表示装置、及び走査検出装置を具
え、該走査検出装置は、ロータを介して空中に保持され
た状態で前述の5本の回転棒に囲まれた中央位置に支持
され、走査検出装置内に設けられた赤外線発射器が発射
する赤外線が上述の紙幣或いは有価証券の識別バーコー
ドに照射されて走査検出が進行され、上述の電子制御装
置は、中央制御回路、記憶回路、デコード回路、モータ
駆動回路、伝送回路、及びキーボード回路を具備し、該
中央制御回路は、CPUとされて、回路全体のプロセ
ス、命令、データ読み取り、データ出力等の機能を具備
する上記CPU、石英振動器とされて、上述のCPUの
必要な11.0592MHzの作業周波数を提供してC
PUが毎0.1n Secで任意の動作を実行可能であ
るようにする上記石英振動器、三つの抵抗アレイとされ
て、いずれも8個の並列する抵抗で組成された抵抗アレ
イとされ、いずれもCPUの出力信号レベルをアップさ
せられる上記三つの抵抗アレイ、アドレスラッチレジス
タとされて、8組のフリップフロップで組成され、CP
Uの出力するアドレスデータを暫時保存する機能を有す
る上記アドレスラッチレジスタ、データラッチレジスタ
とされて、8組のフリップフロップで組成され、CPU
の出力するアドレスデータ及び数字データを暫時保存す
る上記データラッチレジスタ、モータ運転を制御可能な
データラッチレジスタとされて、8組のフリップフロッ
プで組成され、CPUが出力するモータを運転させるか
否かの命令の信号を暫時保存する上記モータ運転を制御
可能なデータラッチレジスタ、キーボードデータラッチ
レジスタとされて、8組のフリップフロップで組成さ
れ、キーボードの出力する信号を暫時保存する上記キー
ボードデータラッチレジスタ、以上を具備し、上記記憶
回路が、ERPROMとされて、複数のツーステージ式
のトランジスタ或いは電界効果トランジスタで組成さ
れ、前記電子制御装置全体の運転のプログラム、命令の
データを保存する場所を提供し、このデータは随意には
更新できず、強度の十分な紫外線を十分な時間照射しな
ければデータの抹消を行わなければ、プログラムを更新
できない上記ERPROM、RAMとされて、複数のト
ランジスタが配列された複雑なフリップフラップで組成
され、電子制御装置の走査検出装置が読み取ったデータ
の保存場所を提供し、このデータは毎回の読み取り内容
に応じて更新されるか、或いは機械停止により消失する
上記RAM、EEPROMとされて、複数のツーステー
ジ式のトランジスタ或いは電界効果トランジスタで組成
され、電子制御装置がホストコンピュータよりダウンロ
ードしたデータを保存並びに記憶する場所を提供し、こ
のダウンロードした記憶データはさらにホストコンピュ
ータより新しいデータをダウンロードした場合のみ保存
及び記憶の更新を行う上記EEPROM、以上を具備
し、上記デコード回路は、プログラマブルロジックIC
で組成された回路で、プログラマブルロジックICは、
複数のフリップフロップ及びロジックゲートで組成さ
れ、プログラミングしたいフリップフロップとロジック
ゲートの作業プログラムが記録され、このプログラマブ
ルロジックICの出力する信号により電子制御装置の各
回路に作業を進行させられ、上記モータ駆動回路は、複
数の電流増幅器で組成され、中央制御回路のモータ運転
を制御可能なデータラッチレジスタが出力する信号を増
幅する機能を有し、上記伝送回路は、伝送インタフェー
スICとされて、複数のトランジスタで組成され、外部
のホストコンピュータに電子制御装置よりアップロード
するデータを5Vから12Vに昇圧し、外部のホストコ
ンピュータより電子制御装置にダウンロードするデータ
を12Vから5Vに降圧する機能を有する上記伝送イン
タフェースIC、四つのダンピングキャパシタとされ
て、上述の伝送インタフェースICと組み合わされて昇
圧或いは降圧の機能を有する上記四つのダンピングキャ
パシタ、四つのホトカプラトランジスタとされて、電子
制御装置とホストコンピュータのデータ伝送の干渉隔絶
を行う上記四つのホトカプラトランジスタ、以上で組成
され、上述のキーボード回路は、二つのデータバッファ
とされて、いずれも8個のフリップフラップで組成さ
れ、キーボードにより入力された信号データを暫時保存
し、その後さらに中央制御回路のCPUに伝送する上記
二つのデータバッファ、12個のホトカプラトランジス
タとされて、ホトダイオード及びトランジスタで組成さ
れ、上述のキーボード回路とキーボードの間の雑音の干
渉を隔絶する機能を有する上記12個のホトカプラトラ
ンジスタ、一つの抵抗アレイとされ、8個の電気抵抗が
並列に連接されてなり、キーボードが入力する信号デー
タのレベルを上げる機能を有する上記一つの抵抗アレ
イ、以上の構造により、検出走査装置が紙幣或いは有価
証券の識別バーコードを走査し読み取った信号データが
上述の電子制御装置の内部に伝送された後に以上の回路
設計及びそれに組み合わされたプログラムにより迅速に
デコード、保存記憶、対比の作業プロセスが進行され
て、問題紙幣或いは有価証券の検出と記録を行って問題
紙幣或いは有価証券の捜査と追跡を行うことを特徴とす
る、紙幣或いは有価証券の捜査・追跡システムとしてい
る。請求項2の発明は、前記検出走査装置が、前記ロー
タの内部を通る導線により紙幣計数機内部の電子制御装
置に連接されたことを特徴とする、請求項1に記載の紙
幣或いは有価証券の捜査・追跡システムとしている。請
求項3の発明は、前記検出走査装置が、赤外線発射器、
反射鏡、集光レンズ、及び光電センサを具備し、該赤外
線発射器が紙幣の識別バーコードに対して赤外線を発射
すると、この赤外線がバーコードの明暗、幅の違いによ
り異なる赤外線信号を発生し、この赤外線信号が赤外線
発射器を経由して反射鏡に至り、並びに屈折して集光レ
ンズに至り、さらに上述の光電センサに進入し、これら
赤外線信号がそれぞれ、異なった0と1のディジタル信
号を発生し、このディジタル信号が電子制御装置内部に
進入することを特徴とする、請求項1に記載の紙幣或い
は有価証券の捜査・追跡システムとしている。請求項4
の発明は、前記検出走査装置の内部に設けられた赤外線
発射器の代わりにレーザー光発射器を使用可能であるこ
とを特徴とする、請求項3に記載の紙幣或いは有価証券
の捜査・追跡システムとしている。請求項5の発明は、
前記紙幣計数機と連接されるホストコンピュータの保存
及び記録する問題紙幣或いは問題有価証券の識別バーコ
ードデータが、記憶回路のEEPROM内部に伝送さ
れ、該識別バーコードデータの伝送が、ERPROM内
部に記録されたプログラム及びCPUの運転を透過して
なされ、伝送されたデータが順序よく記憶回路のEEP
ROM内部に格納されることを特徴とする、請求項1に
記載の紙幣或いは有価証券の捜査・追跡システムとして
いる。請求項6の発明は、前記検出走査装置が走査検出
した全ての識別バーコードデータは、記憶回路のRAM
に格納され、該識別バーコードデータの伝送、格納がE
RPROMに記録されたプログラムとCPUの運転を透
過してなされ、走査検出後に入力される識別バーコード
データが順序よく記憶回路のRAM内に格納されること
を特徴とする、請求項1に記載の紙幣或いは有価証券の
捜査・追跡システムとしている。請求項7の発明は、前
記記憶回路のRAMの内部に格納された識別バーコード
データが、すでに記憶回路のEEPROM内部に格納さ
れた識別バーコードデータと対比され、この対比がER
PROM内部に記録されたプログラム及びCPUの運転
を透過してなされて上述のRAMとEEPROM両者に
格納された識別バーコードデータに対する自動対比と検
出の作業が進行されて同じ識別バーコードデータを有す
る問題紙幣の検出がなされることを特徴とする、請求項
1又は請求項6に記載の紙幣或いは有価証券の捜査・追
跡システムとしている。請求項8の発明は、前記紙幣計
数機の表示装置が、紙幣計数機が全ての紙幣或いは有価
証券の計数完了後に、計数した紙幣或いは有価証券の枚
数、同じ識別バーコードデータを有さない正常な紙幣或
いは有価証券の枚数、同じ識別バーコードデータを有す
る問題紙幣或いは有価証券の枚数、同じ識別バーコード
データを有する問題紙幣或いは有価証券が第何枚目にあ
るかということ及びその識別バーコードデータを表示す
ることを特徴とする、請求項1に記載の紙幣或いは有価
証券の捜査・追跡システムとしている。請求項9の発明
は、前記紙幣計数機がハンディータイプの紙幣計数機と
され、該ハンディータイプの紙幣計数機が対応する紙幣
或いは有価証券の二側辺に印刷された識別バーコードに
対応する左右の二つの相互に対称な検出走査装置を具
え、前記検出走査装置が、その内部に少なくとも、一つ
の赤外線発射器、一つの集光レンズ、及び一つの光電セ
ンサを具え、該赤外線発射器が紙幣の識別バーコードに
赤外線を発射した後、該赤外線がバーコードの明暗と幅
の違いにより異なる赤外線信号を発生し、この赤外線信
号が赤外線発射器を経由して直接集光レンズに至り、さ
らに上述の光電センサに進入し、これら赤外線信号がそ
れぞれ異なった0と1のディジタル信号を発生し、この
ディジタル信号が電子制御装置内に進入することを特徴
とする、請求項1に記載の紙幣或いは有価証券の捜査・
追跡システムとしている。請求項10の発明は、前記ハ
ンディータイプの紙幣計数機に設けられた左右二つの対
称な検出走査装置の本体に軸孔とネジ孔とが開設された
ことを特徴とする、請求項9に記載の紙幣或いは有価証
券の捜査・追跡システムとしている。請求項11の発明
は、前記紙幣計数機がハンディータイプの紙幣計数機と
され、該ハンディータイプの紙幣計数機の内部の左右二
側壁にそれぞれ固定棒と調整スクリューロッドが設けら
れ、該固定棒は直接壁に取付けられ、該調整スクリュー
ロッドは一つのベアリングが套設されてから壁に嵌め付
けられ、調整スクリューロッドがベアリング内で左右に
自由回転可能とされることを特徴とする、請求項1に記
載の紙幣或いは有価証券の捜査・追跡システムとしてい
る。請求項12の発明は、前記固定棒が直接検出走査装
置に開設された軸孔内に挿入され、該検出走査装置が該
固定棒に沿って自由に左右に滑動可能とされ、調整スク
リューロッドは、その外表面に雄ネジが形成されて検出
走査装置の側壁に設けられたネジ孔にねじ込まれ、時計
回り或いは逆時計回りに調整スクリューロッドのノブが
回されることにより検出走査装置が調整スクリューロッ
ドに沿って右或いは左に移動し、随意に検出走査装置の
検出位置を調整可能であり、各国の紙幣或いは有価証券
の大きさ及び寸法に対応し、識別バーコードを具えた任
意の紙幣或いは有価証券の検出走査に使用可能であるこ
とを特徴とする、請求項11に記載の紙幣或いは有価証
券の捜査・追跡システムとしている。請求項13の発明
は、前記有価証券が、一般の小切手、株券、債券或いは
その他の一定の金額及び財産価値を有する紙製証券を含
み、これらの紙製証券がいずれも識別バーコードを印刷
された後に、前述の直立式或いはハンディータイプの紙
幣計数機による走査検出、記録保存、及び対比のプロセ
スを透過してその真偽を検査可能とされたことを特徴と
する請求項1乃至請求項12のいずれかに記載の紙幣或
いは有価証券の捜査・追跡システムとしている。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、一種の紙幣或いは有価
証券の捜査・追跡システム及びその装置を提供する。本
発明は、走査検出可能な紙幣計数機(bill cou
nter)及び該紙幣計数機内部に取り付けられる電子
制御装置、及び外部に設けられて該紙幣計数機と接続さ
れたコンピュータで組成されている。該紙幣計数機の5
本の回転棒の中央部分に空中に保持された一つの走査検
出装置が設置され、それによりすでに印刷され識別バー
コードを具えた有価証券を走査読み取り可能とされる。
上述の電子制御装置は中央制御回路、記憶回路、デコー
ド回路、モータ駆動回路、伝送回路、及びキーボード回
路を要件として組成されている。走査検出装置が有価証
券より読み取った信号を電子制御装置内部に送った後、
本発明の上述の回路設計及びそれに組み合わされるソフ
トウェアプログラムにより、迅速にデコード、保存記
憶、対比等の作業プロセスが進行されて、検知可能な有
価証券の記録と追跡が達成される。
【0008】
【実施例】本発明は一種の紙幣或いは有価証券の捜査・
追跡システム及びその装置を提供し、それは、すでに印
刷された識別バーコードを有する有価証券と組み合わさ
れて、検知と追跡の目的を達成する。現在発行されてい
る紙幣の有価証券を例として説明する。図1を参照され
たい。本発明で用いる紙幣10は、国会立法で通過した
後、造幣局で印刷発行されたもので、各一枚の紙幣10
が印刷される時、貨幣の正面と裏面の左右二側部分にい
ずれも識別バーコード10Aが印刷され、各紙幣10の
識別バーコード10Aはいずれも中央銀行の紙幣管理セ
ンタで保管並びにコード番号によるデータベースの建立
がなされてから紙幣の発行、回収及び管制の作業が進行
される。紙幣が金融単位(例えば各地方銀行)に発行さ
れた後、借入手続きにより顧客の手中に至り使用され、
顧客はまた預入手続により回収する。しかし、借入、預
入のいずれの手続きも、本発明の紙幣計数機100によ
る計数、走査検出及び記録追跡を必要とする。
【0009】図1、2及び図5に示されるように、本発
明は、走査検出可能な紙幣計数機100、及び該紙幣計
数機100内部の電子制御装置200、及び外部に設け
られて紙幣計数機100と接続されるホストコンピュー
タ300が組み合わされてなる。
【0010】上述の走査検出可能な紙幣計数機100は
現在一般に用いられている直立式とされ、本発明の以下
の実施例はこの直立式紙幣計数機100を例として説明
するが、もう一つの形式のハンディータイプの紙幣計数
機(図9参照)も本発明のシステム設計に適用可能であ
る。
【0011】上述の走査検出可能な紙幣計数機100
は、その操作台に紙幣10を揃える固定架11と、紙幣
10を移動させられるプッシャー12(pushe
r)、及び紙幣10を固定可能な挟持棒13、及び紙幣
10に吸着可能で並びに回転する回転棒14、キーボー
ド15、表示装置16、及び走査検出装置17(det
ect and scan device)を具えてい
る。
【0012】図1、2、3及び図4に示されるように、
本発明の走査検出装置17は、一つのロータ18を具
え、該ロータ18は空中に水平に延伸され前述の5本の
回転棒14に囲まれた中央位置に支持され、走査検出装
置17内に設けられた赤外線発射器171が本発明の紙
幣10に印刷された識別バーコード10Aに対向する位
置に設けられている。上述の走査検出装置17は、ロー
タ18の内を通る導線で上述の本発明の紙幣計数機10
0内部の電子制御装置200に連接している。
【0013】上述の走査検出装置17の内部には、赤外
線発射器171、反射鏡172、集光レンズ173、及
び光電センサ174を要件として組成されている。該赤
外線発射器171が紙幣10の識別バーコード10Aに
対して赤外線を発射すると、この赤外線がバーコードの
明暗、幅の違いにより異なる赤外線信号を発生し、この
赤外線信号が赤外線発射器171を経由して反射鏡17
2に至り、並びに屈折して集光レンズ173に至り、さ
らに上述の光電センサ174に進入し、これら赤外線信
号がそれぞれ、異なった0と1のディジタル信号を発生
し、このディジタル信号が本発明の電子制御装置200
内に進入する。
【0014】上述の走査検出装置17内部に設けられた
赤外線発射器171は、レーザー光発射器に代替可能で
あり、同じ効果を達成可能である。
【0015】図5、6、7及び図8に示されるのは、本
発明の電子制御装置200の回路ブロック図及びその詳
細な電気回路図である。これらの図に示されるように、
本発明の電子制御装置200は、中央制御回路20、記
憶回路30、デコード回路40、モータ駆動回路50、
伝送回路60、及びキーボード回路70を要件として組
成されている。
【0016】上述の本発明の中央制御回路20は、CP
U21(U24)、石英振動器22(X1)、及び三個
の抵抗アレイ23、一つのアドレスラッチレジスタ24
(U6)、データラッチレジスタ25(U17)、モー
タ運転を制御可能なデータラッチレジスタ26(U1
0)、キーボードデータラッチレジスタ27(U11)
を要件として組成されている。
【0017】上述のCPU21には、インテル社のコー
ド番号80C52の8ビットデータプロセッサを採用
し、このCPU21は本発明の回路全体のプロセス、命
令、データ読み取り、データ出力等の機能を具備する。
【0018】上述の石英振動器22(X1)は、上述の
CPU21の必要な11.0592MHzの作業周波数
を提供してCPU21(U24)を毎0.1n Sec
(毎百分の0.1秒)で任意の動作を実行可能となす。
【0019】上述の三個の抵抗アレイ23は、いずれも
8個の並列抵抗で抵抗アレイに構成されており、これら
抵抗アレイ23はいずれもCPU21の出力信号レベル
をプルアップする作用を有する。
【0020】上述のアドレスラッチレジスタ24は、8
組のフリップフロップで組成され、CPUの出力するア
ドレスデータを暫時保存する機能を有する。
【0021】上記データラッチレジスタ25は、8組の
フリップフロップで組成され、CPUの出力するアドレ
スデータ及び数字データを暫時保存する。
【0022】上記モータ運転を制御可能なデータラッチ
レジスタは、8組のフリップフロップで組成され、CP
Uが出力するモータを運転させるか否かの命令の信号を
暫時保存する。
【0023】上記キーボードデータラッチレジスタは、
8組のフリップフロップで組成され、キーボードの出力
する信号を暫時保存する。
【0024】本発明の記憶回路30は、少なくとも、E
RPROM31(U2)、RAM32(U3)、EEP
ROM33(U4)で組成されている。
【0025】該ERPROM31は、複数のツーステー
ジ式のトランジスタ或いは電界効果トランジスタで組成
され、それは本発明の電子制御装置200全体の運転の
プログラム、命令のデータを保存する場所を提供し、こ
のデータは随意には更新できず、強度の十分な紫外線を
十分な時間照射しなければデータの抹消を行わなけれ
ば、プログラムを更新できない。
【0026】上述のRAM32は、複数のトランジスタ
が配列された複雑なフリップフラップで組成され、それ
は本発明の電子制御装置200の走査検出装置17が読
み取ったデータの保存場所を提供し、このデータは毎回
の読み取り内容に応じて更新されるか、或いは機械停止
により消失する。
【0027】上述のERPROM33は、複数のツース
テージ式のトランジスタ或いは電界効果トランジスタで
組成され、本発明の電子制御装置200がホストコンピ
ュータ300よりダウンロードしたデータを保存並びに
記憶する場所を提供し、このダウンロードした記憶デー
タはさらにホストコンピュータ300より新しいデータ
をダウンロードした場合のみ保存及び記憶の更新を行
う。
【0028】本発明のデコード回路40は、プログラマ
ブルロジックIC(41)〔U19〕で組成された回路
で、プログラマブルロジックICは、複数のフリップフ
ロップ及びロジックゲートで組成され、プログラミング
したいフリップフロップとロジックゲートの作業プログ
ラムを焼付けられ、このプログラマブルロジックICの
出力する信号により本発明の電子制御装置200の各回
路に作業を進行させられる。
【0029】上述の本発明のモータ駆動回路50は、複
数のダーリントン電流増幅器51で組成され、それは本
発明の中央制御回路20のモータ運転を制御可能なデー
タラッチレジスタ26が出力する信号を増幅する機能を
有する。
【0030】上述の本発明の伝送回路60は、少なくと
も、一つの伝送インタフェースICとされる標準型RS
232(61)〔U25〕、及び四つのダンピングキャ
パシタ62(C37,C38,C39及びC40)、及
び四つのホトカプラトランジスタ63(PC44,PC
45,PC46及びPC47)で組成されている。
【0031】上記伝送インタフェースICは、複数のト
ランジスタで組成され、それは、本発明の伝送インタフ
ェースICが外部のホストコンピュータ300にアップ
ロードしたいデータを5Vから12Vに昇圧し、外部の
ホストコンピュータ300よりダウンロードしたいデー
タを12Vから5Vに降圧する機能を有する。
【0032】上述の四つのダンピングキャパシタ62
は、上述の伝送インタフェースIC61と組み合わされ
て昇圧或いは降圧の機能を有する。
【0033】上述の四つのホトカプラトランジスタ63
は、本発明の電子制御装置200とホストコンピュータ
300のデータ伝送の干渉隔絶を行う。
【0034】上述の本発明のキーボード回路70は、二
つのデータバッファ71(U18)及び72(U21)
及び12個のホトカプラトランジスタ73、及び一個の
抵抗アレイ74(RP1)で組成されている。
【0035】上述の二つのデータバッファ(71,7
2)はいずれも8個のフリップフラップで組成され、そ
れは、キーボード15により入力された信号データを暫
時保存し、その後さらに中央制御回路20のCPU21
に伝送する。
【0036】上述の12個のホトカプラトランジスタ7
3は、ホトダイオード及びトランジスタで組成され、そ
れは、上述のキーボード回路70とキーボード15の間
を連接するバスが比較的長い距離とされて外界の雑音の
干渉を受けやすいことから、これらホトカプラトランジ
スタ73が上述のキーボード回路70とキーボード15
の間の雑音干渉を隔絶する機能を有する。
【0037】上述の抵抗アレイ74は、8個の電気抵抗
が並列に連接されてなり、それは、キーボード15が入
力する信号データのレベルを上げる機能を有する。
【0038】本発明の電子制御装置200が紙幣計数機
100内に取り付けられ組立が管制した後、この紙幣計
数機100は基本単位の捜査・追跡システムを構成す
る。本発明の紙幣計数機100が全国の各規模の金融単
位に設置され、全国の紙幣計数機100がネットワーク
で連接されることで、全国レベルの捜査・追跡システム
が構成される。中央銀行が発行する識別バーコードを具
えた紙幣が、預入、払戻の手続きの際に本発明の紙幣計
数機100による計数作業を経ることで、走査検知、記
憶保存、対比等の作業プロセスを進行でき、もし非合法
に取得された問題紙幣があれば、本発明の紙幣計数機1
00による計数後に、紙幣計数機が迅速に問題の紙幣を
捜し出し、警察に通報して警察による犯罪の偵査に供さ
れる。
【0039】身代金要求の事件の場合、警察は犯人に身
代金を与える前に登録の作業を完成する(本発明の紙幣
計数機100による計数と記録を行う)、並びにこれら
の記録された紙幣のコードデータを、中央銀行の紙幣管
理センタより下達するネットワーク作業により、全国各
地の大小の金融単位のホストコンピュータ300にダウ
ンロードさせる。さらに、このホストコンピュータ30
0が本発明の電子制御装置200中の記憶回路30のE
EPROM33にダウンロードさせる。このコードデー
タの伝送過程は、本発明により設計されたソフトウエア
(それは記憶回路30中のERPROM31中に記録さ
れる)及び中央制御回路20のCPU21の運転を透過
し、上述のようにしてダウンロードしたデータを順序よ
く記憶回路30のEEPROM33に保存し、これによ
り誘餌紙幣のその後の入力と追跡に供される。
【0040】一般に紙幣の束を任意の金融単位に持込み
本発明の紙幣計数機で計数する時、これら紙幣は紙幣計
数機の走査検出装置17による全ての走査検出を終えた
後、紙幣により異なるディジタル信号が発生し、同時に
それが対応するコードに変換される(例えばAからZ及
び0から9の文字信号)、並びに記憶回路30のRAM
32内に記録される。このようなコードの伝送記憶過程
では、本発明の設計のソフト(記憶回路30中のERP
ROM31に記録されている)及び中央制御回路20の
CPU21の運転を透過し、走査伝送されたコードが順
序よく記憶回路30のRAM32内に保存され、こうし
て以下の誘餌紙幣コードの対比プロセスが進行される。
【0041】この対比プロセスでは、走査検出装置17
の走査検出により発生しすでに記憶回路30のRAM3
2内部に記録されたコードと、前述の記憶回路30のE
EPROM33内部にすでに記録された誘餌紙幣コード
のデータを対比する。この対比過程は本発明により設計
されたプログラムと中央制御回路20のCPU21の運
転を透過して行われRAM32とEEPROM33両者
の内部のコードデータが自動的に対比され、同じコード
を有する問題紙幣があった場合、表示装置16が以下の
情報、即ち、計数した紙幣枚数、異なるコードを有する
正常な紙幣の枚数、同じコードを有する問題紙幣の枚
数、同じコードを有する問題紙幣が第何枚目にあるか及
びそのコード等を表示する。この問題紙幣の検知、選出
を手掛かりとして警察単位が犯人の捜査、追跡を進行す
る。
【0042】以下に、回路図を参照して本発明の詳しい
説明を行う。行員がホストコンピュータ300を起動す
ると、問題紙幣のコードの本発明の紙幣計数機100へ
のダウンロードの準備がなされ、このときキーボード1
5の受信(RECEIVE)キーを押すと、該キーボー
ド15が一つの信号を本発明の電子制御装置200のキ
ーボード回路70のデータバッファ72に送り、さらに
信号が中央制御回路20のキーボードデータラッチレジ
スタ27に送られ、中央制御回路20のCPU21によ
るこの信号の読み取りに待機させられる。
【0043】このとき、CPU21が上述の信号を読み
取ると、本発明により設計されたプログラム(これは記
憶回路30中のERPROM31に記録されている)を
透過し、ダウンロードすべきデータ(問題紙幣のコー
ド)があることを知り、並びに一つの信号を伝送回路6
0の伝送インタフェースIC61を介してホストコンピ
ュータ300に、ダウンロードデータ(問題紙幣のコー
ド)を本発明の電子制御装置200に伝送するよう通知
する。
【0044】上述の問題紙幣のコードデータは、まず本
発明の電子制御装置200の伝送回路60の伝送インタ
フェースIC61に送られてから、さらにCPU21に
送られ、さらにこのデータは本発明により設計されたプ
ログラムを透過し順序よく記憶回路30のEEPROM
33内に保存され、問題紙幣の入力と対比に待機させら
れる。
【0045】紙幣10が紙幣計数機100に挿入されて
計数が進行される時、プッシャー12が一つの信号を送
出し、この信号がデータバッファ72に送られた後さら
にキーボードデータラッチレジスタ27に送られ、中央
制御回路20のCPU21によるこの信号の読み取りに
待機させられる。
【0046】このときCPU21が上述の信号を読み取
った後、本発明により設計されたプログラム(これは記
憶回路30のERPROM31に記録されている)を透
過してすでに紙幣10が計数の位置に置かれたことを知
り、このときCPU21(U24)が二つの信号を伝送
し、その一つはモータを運転せしめる信号で、もう一つ
は検出走査装置17を走査待機状態とせしめる信号であ
る。
【0047】上述のモータを運転せしめる信号は、本発
明のデコード回路40のIC41のみに受信され、この
信号がデコードされた後に、一つのディジタル信号がモ
ータ運転のデータラッチレジスタ26に送られ、この
時、CPU21もモータ動作信号をデータラッチレジス
タ26に送り、ゆえに該モータ動作信号をダーリントン
電流増幅器51に伝送してモータを駆動させる。
【0048】上述の検出走査装置17を走査待機状態と
せしめる信号も、本発明のデコード回路40のIC41
のみに受信され、この信号がデコードされた後に、一つ
のディジタル信号が検出走査装置17に送られ、それに
赤外線或いはレーザー光を発射させてバーコードの読み
取りを開始させる。
【0049】このとき、モータが運転開始し、並びに紙
幣に吸着して各紙幣のバーコードが検出走査装置17の
赤外線(或いはレーザー)発射器171の発射する赤外
線(或いはレーザー光)を利用して走査読み取りが行わ
れ、光電センサ174がバーコードの映像を転換して0
或いは1のディジタル信号に変換し、さらにCPU21
に伝送し、さらに本発明により設計されたプログラム
(記憶回路30のERPROM31に記録されている)
を透過し、デコードしてAからZ、及び0から9の文字
コードとなし、さらにそれを組み合わせて紙幣コードと
なし、さらにこの紙幣コードが本発明により設計された
プログラムを透過して順序よく記憶回路30のRAM3
2内に保存され、対比プロセスの進行に待機する。
【0050】対比プロセスにおいては、すでに記憶回路
30のRAM32内部に記録されている第1枚目から最
後の一枚の紙幣走査コードと、EEPROM33内に記
録された全ての問題紙幣コードのデータとの対比が進行
される。RAM32内の各紙幣コードがEEPROM3
3内の全ての問題紙幣コードとの対比が進行される過程
で、同じコードでなかった場合、記憶なされず、同じコ
ードであった場合、RAM32内部に記憶され、並びに
それが計数する紙幣の何枚目にあったか、そしてそのコ
ードの内容が記録され、全ての対比を完了する。その
後、さらにRAM32が走査記録した全ての紙幣コード
に対して問題紙幣コードと同じコードである状況が発生
していないか重複検査し、もし同じ番号があれば、RA
M32がさらにそれが計数した紙幣の何枚目であるか、
そしてそのコード内容がどのようであるかを記録し、全
ての紙幣の検査対比が完了して終了し、上述の全ての動
作の進行は、いずれも本発明の表示装置16に表示され
る。
【0051】その後、行員がキーボード15の送信(S
END)キーを押す。その目的は、今回の計数の結果を
ホストコンピュータ300に送ることにあり、即ち今回
件数した紙幣の数及び対比した全てのコードデータ、さ
らに上述の表示装置16に表示された問題紙幣と同じ番
号を有する紙幣のコードデータを、共に伝送回路60の
伝送インタフェースIC61を介してホストコンピュー
タ300内部に伝送し、金融単位による管理検査のほ
か、警察単位による全ての問題紙幣に対するさらなる追
跡に供する。
【0052】本発明の紙幣計数機100は一つの基本単
位の捜査追跡システムを形成しているため、本発明の電
子制御装置200のメモリ容量は膨大である必要はな
く、もし一時に発生する問題紙幣が過多であったり或い
は優先的な捜査追跡を要する緊急事態(例えば、誘拐等
の重大な事件)が発生した場合には、瞬間的に累積した
問題紙幣コードの数量が過多となって、本発明のメモリ
にメモリ空間の不足或いは対比の処理速度が緩慢となる
欠点が発生しうる。しかし、本発明の設計は、全ての問
題紙幣の捜索作業を妨害しないものとされており、即
ち、全ての問題紙幣のコードを予めレベル分けし、即ち
比較的重大或いは処理の優先順位の高い問題紙幣コード
に対して先に対比検出を進行し、あまり緊急を要しない
問題紙幣コードについては、暫時ホストコンピュータ3
00内部に保存しておき、さらに本発明の設計によるプ
ログラムを透過して、後で自動的に時間順序に従い後続
の対比作業を進行可能である。
【0053】以上より分かるように、本発明の設計は、
判断、対比及び記録の機能を具備し、ゆえに正確且つ迅
速に全ての紙幣の流通情報を提供可能で、各一枚の紙幣
の身分証明を付与し、合法紙幣を所持する者にさらに保
障を提供し、違法紙幣の保持者を洗い出して犯罪を防止
し社会治安を改善する効果を提供する。
【0054】さらに、本発明の設計は、一般の商業、サ
ービス業の取引行為に使用され、記録追跡と管理の目的
を達成できるだけでなく、迅速に統計と対比の作業を完
成でき、労働コストと錯誤の発生を減少する。以下に一
般の商業及びサービス業への本発明の応用を説明する。 1.有価証券の偽造防止機能を増加する:一般の紙幣、
小切手、株券、債券等の有価証券にバーコードを印刷し
並びに検査コードと内コード及び外コードを加え(内コ
ードはバーコード方式で表現し、外コードは有価証券に
記された文字コードとされる)、本発明の紙幣計数機1
00による捜査、検出並びにRAM32内への伝送、記
録、並びにホストコンピュータ300への伝送、ホスト
コンピュータ300に格納されたプログラムにより、有
価証券の真偽を検査する。 2.高額の紙幣或いは有価証券の運送過程での一層の保
護と追跡を獲得する:金融機構或いは大型商店が高額或
いは大量紙幣、有価証券を輸送する場合、運送前にこれ
ら紙幣或いは有価証券の記録をとる。即ち、本発明の紙
幣計数機100による捜査、検出並びにRAM32内へ
の伝送、記録を行い、紙幣或いは有価証券の輸送時の強
奪或いは遺失時に、本発明により記録しておいたコー
ド、及び本発明の有する対比機能により、失われた紙幣
或いは有価証券に対する追跡及び調査を行う。同様に、
一般の自動金銭支払機において、紙幣投入前にまず記録
を行い、さらに本発明の設計の機能により、自動金銭支
払機が泥棒に合った場合の捜査、追跡に供する。 3.一般の商取引における運用:一般のクレジットカー
ド費用の納付、電話、水道、電気等の費用の支払いにお
いて、レシートにバーコード(通帳番号及び金額等)を
印刷し、さらに本発明の捜査、検出並びにRAM32内
部への伝送および記録並びにホストコンピュータ300
への伝送、ホストコンピュータ300に格納されたプロ
グラムにより、カード発行センター、電話局、水道会社
或いは電気会社などの費用領収単位に接続し、振込単位
(銀行)が必要とする膨大な数量の計数と記録を減免す
るほか、大量に労働力と時間を減少可能で、また、料金
回収会社がホストコンピュータ300よりすでに料金回
収した口座及び金額等の保存データを獲得して各振込単
位(銀行)と同期に記帳作業を行うこともでき、非常に
便利である。
【0055】図9、10及び図11に示されるのは、本
発明のもう一つの形式であるハンディータイプの紙幣計
数機100Aであり、それにも本発明の設計が適用され
ている。このタイプの紙幣計数機100Aの計数する紙
幣10は、ローラで挟持する方式で一枚ずつ平行に計数
される。上述の本発明の検出走査装置は完全には紙幣1
0の二側に印刷された識別バーコード10Aに対応しな
い場合があり、即ち、各国で印刷された紙幣の寸法によ
り本発明の検出走査装置がバーコードを検出できないお
それがあるが、本発明のこの改善型のハンディータイプ
の紙幣計数機100Aは、各寸法の紙幣に対応可能とさ
れている。
【0056】図示されるように、本発明のハンディータ
イプの紙幣計数機100Aは、その内部に本発明の電子
制御装置200Aが設けられ、その全ての回路構造は前
述の実施例と同じであるため説明を省略する。
【0057】図9、10及び図11に示されるように、
本発明のハンディータイプの紙幣計数機100Aは、二
つの左右が相互に対称な検出走査装置17Aを具え、対
応する紙幣或いは有価証券の二側辺に印刷された識別バ
ーコードに対応する。上述の検出走査装置17Aは、そ
の内部に少なくとも、一つの赤外線発射器171A、一
つの集光レンズ173A、及び一つの光電センサ174
Aを具えている。上述の赤外線発射器171Aが紙幣1
0の識別バーコード10Aに赤外線を発射した後、該赤
外線がバーコードの明暗と幅の違いにより異なる赤外線
信号を発生し、この赤外線信号が赤外線発射器171A
を経由して直接集光レンズ173Aに至り、さらに上述
の光電センサ174Aに進入し、これら赤外線信号がそ
れぞれ異なった0と1のディジタル信号を発生し、この
ディジタル信号が本発明の電子制御装置200A内に進
入する。
【0058】上述の二つの左右対称な検出走査装置17
Aはその本体に一つの軸孔19と一つのネジ孔19Aを
具えている。本実施例のハンディータイプの紙幣計数機
100Aは、その内部の左右二側壁にそれぞれ固定棒1
01と調整スクリューロッド102を具え、この固定棒
101は直接壁に取付けられ、調整スクリューロッド1
02はまず一つのベアリング103が套設されてから壁
に嵌め付けられ、調整スクリューロッド102がベアリ
ング内で左右に自由回転可能とされる。
【0059】上述の固定棒101は直接検出走査装置1
7Aに開設された軸孔19内に挿入され、且つ該検出走
査装置17Aが該固定棒101に沿って自由に左右に滑
動可能とされる。上述の調整スクリューロッド102
は、その外表面に雄ネジ102Aが形成され、該調整ス
クリューロッド102は上述の検出走査装置17Aに設
けられたネジ孔19A内にねじ込まれ、左或いは右に調
整スクリューロッド102のノブ104が回される時、
本発明の検出走査装置17Aが調整スクリューロッド1
02に沿って右或いは左に移動し、随意に検出走査装置
17Aの検出位置を調整可能とされ、これにより各国の
紙幣の大きさ及び寸法に対応し、任意の有価証券の検出
走査に使用可能とされている。
【0060】
【発明の効果】総合すると、本発明の紙幣或いは有価証
券の捜査・追跡システム及びその装置の設計は、金融の
管理と運転に有利であり、且つ犯罪の予防とその捜査の
効果を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の直立式の紙幣計数機及びその内部の電
子制御装置表示図である。
【図2】本発明の検出走査装置の紙幣走査状態表示斜視
図である。
【図3】本発明の検出走査装置の紙幣走査状態表示平面
図である。
【図4】本発明の検出走査装置の内部構造表示図であ
る。
【図5】本発明の電子制御装置、ホストコンピュータを
連接した回路ブロック図である。
【図6】本発明の電子制御装置の詳細な電気回路図であ
る。
【図7】本発明の電子制御装置の詳細な電気回路図であ
る。
【図8】本発明の電子制御装置の詳細な電気回路図であ
る。
【図9】本発明のハンディータイプの紙幣計数機及びそ
の内部に設けられた検出走査装置の組合せ表示図であ
る。
【図10】本発明のハンディータイプの紙幣計数機及び
その内部に設けられた検出走査装置の背面方向からの斜
視図である。
【図11】本発明のハンディータイプの紙幣計数機の検
出走査装置及び固定棒と調整スクリューロッドを示す断
面図である。
【符号の説明】
10 紙幣 10A 識別バーコード 10
0 紙幣計数機 100A ハンディータイプの紙幣計数機 10
1 固定棒 102 調整スクリューロッド 10
2A 雄ネジ 103 ベアリング 10
4 ノブ 11 固定架 12
プッシャー 13 挟持棒 14
回転棒 15 キーボード 16
表示装置 17、17A 検出走査装置 171、17
1A 赤外線発射器 172 反射鏡 173、17
3A 集光レンズ 174、174A 光電センサ 18 ロータ
19 軸孔 19A ネジ孔 29 中央制
御回路 200、200A 電子制御装置 21 CPU 22 石英振動器 23 抵抗ア
レイ 24 アドレスラッチレジスタ 25、26 デ
ータラッチレジスタ 27 キーボードデータラッチレジスタ 30 記憶
回路 300 ホストコンピュータ 32 RA
M 31 ERPROM 33 EE
PROM 40 デコード回路 41 IC 50 モータ駆動回路 51 ダー
リントン電流増幅器 60 伝送回路 61 伝送
インタフェースIC 62 ダンピングキャパシタ 63 ホト
カプラトランジスタ 70 キーボード回路 71、72
データバッファ 73 ホトカプラトランジスタ 74 抵抗
アレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−250546(JP,A) 特開 平11−86072(JP,A) 特開 平8−142558(JP,A) 特開 平6−231338(JP,A) 特開 平4−130990(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/60 G06F 19/00 G07D 9/00 JICSTファイル(JOIS)

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 すでに印刷された識別バーコードを有す
    る紙幣或いは有価証券を走査検出する直立式の紙幣計数
    機、該紙幣計数機内部に取付けられた電子制御装置、外
    部に設置されて該紙幣計数機と配線で連接されたホスト
    コンピュータを組み合わせてなる紙幣或いは有価証券の
    捜査・追跡システムにおいて、 上述の紙幣計数機は、その操作台に紙幣を揃える固定架
    と、紙幣を移動させるプッシャー、紙幣を固定する挟持
    棒、紙幣に吸着し並びに回転可能な5本の回転棒、キー
    ボード、表示装置、及び走査検出装置を具え、該走査検
    出装置は、ロータを介して空中に保持された状態で前述
    の5本の回転棒に囲まれた中央位置に支持され、走査検
    出装置内に設けられた赤外線発射器が発射する赤外線が
    上述の紙幣或いは有価証券の識別バーコードに照射され
    て走査検出が進行され、 上述の電子制御装置は、中央制御回路、記憶回路、デコ
    ード回路、モータ駆動回路、伝送回路、及びキーボード
    回路を具備し、 該中央制御回路は、 CPUとされて、回路全体のプロセス、命令、データ読
    み取り、データ出力等の機能を具備する上記CPU、 石英振動器とされて、上述のCPUの必要な11.05
    92MHzの作業周波数を提供してCPUが毎0.1n
    Secで任意の動作を実行可能であるようにする上記
    石英振動器、 三つの抵抗アレイとされて、いずれも8個の並列する抵
    抗で組成された抵抗アレイとされ、いずれもCPUの出
    力信号レベルをアップさせられる上記三つの抵抗アレ
    イ、 アドレスラッチレジスタとされて、8組のフリップフロ
    ップで組成され、CPUの出力するアドレスデータを暫
    時保存する機能を有する上記アドレスラッチレジスタ、 データラッチレジスタとされて、8組のフリップフロッ
    プで組成され、CPUの出力するアドレスデータ及び数
    字データを暫時保存する上記データラッチレジスタ、 モータ運転を制御可能なデータラッチレジスタとされ
    て、8組のフリップフロップで組成され、CPUが出力
    するモータを運転させるか否かの命令の信号を暫時保存
    する上記モータ運転を制御可能なデータラッチレジス
    タ、 キーボードデータラッチレジスタとされて、8組のフリ
    ップフロップで組成され、キーボードの出力する信号を
    暫時保存する上記キーボードデータラッチレジスタ、 以上を具備し、 上記記憶回路が、 ERPROMとされて、複数のツーステージ式のトラン
    ジスタ或いは電界効果トランジスタで組成され、前記電
    子制御装置全体の運転のプログラム、命令のデータを保
    存する場所を提供し、このデータは随意には更新でき
    ず、強度の十分な紫外線を十分な時間照射しなければデ
    ータの抹消を行わなければ、プログラムを更新できない
    上記ERPROM、 RAMとされて、複数のトランジスタが配列された複雑
    なフリップフラップで組成され、電子制御装置の走査検
    出装置が読み取ったデータの保存場所を提供し、このデ
    ータは毎回の読み取り内容に応じて更新されるか、或い
    は機械停止により消失する上記RAM、 EEPROMとされて、複数のツーステージ式のトラン
    ジスタ或いは電界効果トランジスタで組成され、電子制
    御装置がホストコンピュータよりダウンロードしたデー
    タを保存並びに記憶する場所を提供し、このダウンロー
    ドした記憶データはさらにホストコンピュータより新し
    いデータをダウンロードした場合のみ保存及び記憶の更
    新を行う上記EEPROM、 以上を具備し、 上記デコード回路は、プログラマブルロジックICで組
    成された回路で、プログラマブルロジックICは、複数
    のフリップフロップ及びロジックゲートで組成され、プ
    ログラミングしたいフリップフロップとロジックゲート
    の作業プログラムが記録され、このプログラマブルロジ
    ックICの出力する信号により電子制御装置の各回路に
    作業を進行させられ、 上記モータ駆動回路は、複数の電流増幅器で組成され、
    中央制御回路のモータ運転を制御可能なデータラッチレ
    ジスタが出力する信号を増幅する機能を有し、 上記伝送回路は、 伝送インタフェースICとされて、複数のトランジスタ
    で組成され、外部のホストコンピュータに電子制御装置
    よりアップロードするデータを5Vから12Vに昇圧
    し、外部のホストコンピュータより電子制御装置にダウ
    ンロードするデータを12Vから5Vに降圧する機能を
    有する上記伝送インタフェースIC、 四つのダンピングキャパシタとされて、上述の伝送イン
    タフェースICと組み合わされて昇圧或いは降圧の機能
    を有する上記四つのダンピングキャパシタ、 四つのホトカプラトランジスタとされて、電子制御装置
    とホストコンピュータのデータ伝送の干渉隔絶を行う上
    記四つのホトカプラトランジスタ、 以上で組成され、 上述のキーボード回路は、 二つのデータバッファとされて、いずれも8個のフリッ
    プフラップで組成され、キーボードにより入力された信
    号データを暫時保存し、その後さらに中央制御回路のC
    PUに伝送する上記二つのデータバッファ、 12個のホトカプラトランジスタとされて、ホトダイオ
    ード及びトランジスタで組成され、上述のキーボード回
    路とキーボードの間の雑音の干渉を隔絶する機能を有す
    る上記12個のホトカプラトランジスタ、 一つの抵抗アレイとされ、8個の電気抵抗が並列に連接
    されてなり、キーボードが入力する信号データのレベル
    を上げる機能を有する上記一つの抵抗アレイ、 以上の構造により、検出走査装置が紙幣或いは有価証券
    の識別バーコードを走査し読み取った信号データが上述
    の電子制御装置の内部に伝送された後に以上の回路設計
    及びそれに組み合わされたプログラムにより迅速にデコ
    ード、保存記憶、対比の作業プロセスが進行されて、問
    題紙幣或いは有価証券の検出と記録を行って問題紙幣或
    いは有価証券の捜査と追跡を行うことを特徴とする、紙
    幣或いは有価証券の捜査・追跡システム。
  2. 【請求項2】 前記検出走査装置が、前記ロータの内部
    を通る導線により紙幣計数機内部の電子制御装置に連接
    されたことを特徴とする、請求項1に記載の紙幣或いは
    有価証券の捜査・追跡システム。
  3. 【請求項3】 前記検出走査装置が、赤外線発射器、反
    射鏡、集光レンズ、及び光電センサを具備し、該赤外線
    発射器が紙幣の識別バーコードに対して赤外線を発射す
    ると、この赤外線がバーコードの明暗、幅の違いにより
    異なる赤外線信号を発生し、この赤外線信号が赤外線発
    射器を経由して反射鏡に至り、並びに屈折して集光レン
    ズに至り、さらに上述の光電センサに進入し、これら赤
    外線信号がそれぞれ、異なった0と1のディジタル信号
    を発生し、このディジタル信号が電子制御装置内部に進
    入することを特徴とする、請求項1に記載の紙幣或いは
    有価証券の捜査・追跡システム。
  4. 【請求項4】 前記検出走査装置の内部に設けられた赤
    外線発射器の代わりにレーザー光発射器を使用可能であ
    ることを特徴とする、請求項3に記載の紙幣或いは有価
    証券の捜査・追跡システム。
  5. 【請求項5】 前記紙幣計数機と連接されるホストコン
    ピュータの保存及び記録する問題紙幣或いは問題有価証
    券の識別バーコードデータが、記憶回路のEEPROM
    内部に伝送され、該識別バーコードデータの伝送が、E
    RPROM内部に記録されたプログラム及びCPUの運
    転を透過してなされ、伝送されたデータが順序よく記憶
    回路のEEPROM内部に格納されることを特徴とす
    る、請求項1に記載の紙幣或いは有価証券の捜査・追跡
    システム。
  6. 【請求項6】 前記検出走査装置が走査検出した全ての
    識別バーコードデータは、記憶回路のRAMに格納さ
    れ、該識別バーコードデータの伝送、格納がERPRO
    Mに記録されたプログラムとCPUの運転を透過してな
    され、走査検出後に入力される識別バーコードデータが
    順序よく記憶回路のRAM内に格納されることを特徴と
    する、請求項1に記載の紙幣或いは有価証券の捜査・追
    跡システム。
  7. 【請求項7】 前記記憶回路のRAMの内部に格納され
    た識別バーコードデータが、すでに記憶回路のEEPR
    OM内部に格納された識別バーコードデータと対比さ
    れ、この対比がERPROM内部に記録されたプログラ
    ム及びCPUの運転を透過してなされて上述のRAMと
    EEPROM両者に格納された識別バーコードデータに
    対する自動対比と検出の作業が進行されて同じ識別バー
    コードデータを有する問題紙幣の検出がなされることを
    特徴とする、請求項1又は請求項6に記載の紙幣或いは
    有価証券の捜査・追跡システム。
  8. 【請求項8】 前記紙幣計数機の表示装置が、紙幣計数
    機が全ての紙幣或いは有価証券の計数完了後に、計数し
    た紙幣或いは有価証券の枚数、同じ識別バーコードデー
    タを有さない正常な紙幣或いは有価証券の枚数、同じ識
    別バーコードデータを有する問題紙幣或いは有価証券の
    枚数、同じ識別バーコードデータを有する問題紙幣或い
    は有価証券が第何枚目にあるかということ及びその識別
    バーコードデータを表示することを特徴とする、請求項
    1に記載の紙幣或いは有価証券の捜査・追跡システム。
  9. 【請求項9】 前記紙幣計数機がハンディータイプの紙
    幣計数機とされ、該ハンディータイプの紙幣計数機が対
    応する紙幣或いは有価証券の二側辺に印刷された識別バ
    ーコードに対応する左右の二つの相互に対称な検出走査
    装置を具え、前記検出走査装置が、その内部に少なくと
    も、一つの赤外線発射器、一つの集光レンズ、及び一つ
    の光電センサを具え、該赤外線発射器が紙幣の識別バー
    コードに赤外線を発射した後、該赤外線がバーコードの
    明暗と幅の違いにより異なる赤外線信号を発生し、この
    赤外線信号が赤外線発射器を経由して直接集光レンズに
    至り、さらに上述の光電センサに進入し、これら赤外線
    信号がそれぞれ異なった0と1のディジタル信号を発生
    し、このディジタル信号が電子制御装置内に進入するこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の紙幣或いは有価証券
    の捜査・追跡システム。
  10. 【請求項10】 前記ハンディータイプの紙幣計数機に
    設けられた左右二つの対称な検出走査装置の本体に軸孔
    とネジ孔とが開設されたことを特徴とする、請求項9に
    記載の紙幣或いは有価証券の捜査・追跡システム。
  11. 【請求項11】 前記紙幣計数機がハンディータイプの
    紙幣計数機とされ、該ハンディータイプの紙幣計数機の
    内部の左右二側壁にそれぞれ固定棒と調整スクリューロ
    ッドが設けられ、該固定棒は直接壁に取付けられ、該調
    整スクリューロッドは一つのベアリングが套設されてか
    ら壁に嵌め付けられ、調整スクリューロッドがベアリン
    グ内で左右に自由回転可能とされることを特徴とする、
    請求項1に記載の紙幣或いは有価証券の捜査・追跡シス
    テム。
  12. 【請求項12】 前記固定棒が直接検出走査装置に開設
    された軸孔内に挿入され、該検出走査装置が該固定棒に
    沿って自由に左右に滑動可能とされ、調整スクリューロ
    ッドは、その外表面に雄ネジが形成されて検出走査装置
    の側壁に設けられたネジ孔にねじ込まれ、時計回り或い
    は逆時計回りに調整スクリューロッドのノブが回される
    ことにより検出走査装置が調整スクリューロッドに沿っ
    て右或いは左に移動し、随意に検出走査装置の検出位置
    を調整可能であり、各国の紙幣或いは有価証券の大きさ
    及び寸法に対応し、識別バーコードを具えた任意の紙幣
    或いは有価証券の検出走査に使用可能であることを特徴
    とする、請求項11に記載の紙幣或いは有価証券の捜査
    ・追跡システム。
  13. 【請求項13】 前記有価証券が、一般の小切手、株
    券、債券或いはその他の一定の金額及び財産価値を有す
    る紙製証券を含み、これらの紙製証券がいずれも識別バ
    ーコードを印刷された後に、前述の直立式或いはハンデ
    ィータイプの紙幣計数機による走査検出、記録保存、及
    び対比のプロセスを透過してその真偽を検査可能とされ
    たことを特徴とする請求項1乃至請求項12のいずれか
    に記載の紙幣或いは有価証券の捜査・追跡システム。
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