JP3278779B2 - 半田ボールコンタクト、及び半田ボールコネクタ - Google Patents

半田ボールコンタクト、及び半田ボールコネクタ

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JP3278779B2
JP3278779B2 JP02187098A JP2187098A JP3278779B2 JP 3278779 B2 JP3278779 B2 JP 3278779B2 JP 02187098 A JP02187098 A JP 02187098A JP 2187098 A JP2187098 A JP 2187098A JP 3278779 B2 JP3278779 B2 JP 3278779B2
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一樹 西東
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    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
    • H05K3/3457Solder materials or compositions; Methods of application thereof
    • H05K3/3478Applying solder preforms; Transferring prefabricated solder patterns

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半田ボールを用い
て、実装基板の導電部とコンタクトとの間を接続する半
田ボールコンタクト、及び半田ボールコネクタに属す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、実装基板に実装される表面実装タ
イプのコネクタ(QFPタイプ)においては、複数のコ
ンタクト間が狭いピッチになるにつれて、実装が困難に
なり、狭ピッチ化の限界が生じてきた。即ち、表面実装
タイプのコネクタでは、端子部をインシュレータの外側
にまで延在する必要があるため実装面積が大きくなって
しまう。
【0003】このため、半田ボールを採用して端子部を
インシュレータの底面に複数配置したBGA(ボール
グリッド アレイ)タイプのコネクタが採用されてい
る。BGAタイプのコネクタにおいては、コンタクトの
端子部と実装基板の導電部との間に半田ボールを介在す
る。そして、半田ボールにリフローにかけ半田ボールを
融着させることによって、コンタクトの端子部と実装基
板の導電部とを接続している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、BGA
タイプのコネクタにおける半田ボールの端子部とコンタ
クトとの接続方式では、コンタクトと実装基板との間に
半田ボールを介在して、リフローにかけ半田ボールを融
着させるので、そのリフロー時に半田ボールが必要以上
に潰れてしまうという問題がある。
【0005】また、コンタクトの端子部と実装基板の導
電部とを半田ボールを介して位置合わせするときに半田
ボールずれをおこしてしまい、確実にかつ所定位置に半
田ボールと端子部とを位置決めできないという問題があ
る。
【0006】それ故に、本発明の課題は、端子部に直
接、半田ボールを搭載し、半田ボールのズレを防ぐこと
ができ、所定の位置に半田ボールを位置させることがで
きる半田ボールコンタクト、及び半田ボールコネクタを
提供することにある。
【0007】また、半田ボールが必要以上にぬれない
(潰れない)ようにして、高さを制御を容易にできる半
田ボールコンタクト、及び半田ボールコネクタを提供す
ることにある。
【0008】また、セルフアライメントが良く、しかも
実装面積を小さくでき、実装性に優れた半田ボールコン
タクト、及び半田ボールコネクタを提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、実装基
板上に設けられている導電部に接続する端子部を有し、
半田ボールを介して前記導電部に前記端子部を接続する
導電性のコンタクトにおいて、前記端子部は前記半田ボ
ールを融着して設置する融着部を有し、該融着部の融着
面上にはメッキが施されており、該メッキ上に前記半田
ボールが融着されており、前記融着面に施されたメッキ
は半田ぬれしやすい金属メッキであり、それ以外の前記
端子部に半田ぬれしにくい金属メッキが施されている
とを特徴とする半田ボールコンタクト。
【0010】また、本発明によれば、実装基板上に設け
られている導電部に接続する端子部を、半田ボールを介
して前記導電部に接続する導電性のコンタクトにおい
て、前記端子部は前記半田ボールを融着して設置する融
着部を有し、該融着部には前記半田ボールを位置決めし
て設置するへこみ部が形成されており、該へこみ部に前
記半田ボールの一部が融着されていることを特徴とする
半田ボールコンタクトが得られる。
【0011】また、本発明によれば、インシュレータ
と、該インシュレータに保持されて実装基板上に設けた
導電部に、半田ボールを介して接続する導電性のコンタ
クトとを含み、前記コンタクトは前記インシュレータに
保持した保持部と、該保持部の一端からのびている接触
部と、前記保持部の他端からのびている端子部とを有し
ている半田ボールコネクタにおいて、前記端子部は前記
半田ボールを融着して設置する融着部を有し、該融着部
の融着面上にはメッキが施されており、該メッキ上に前
記半田ボールが融着されており、前記融着面に施された
メッキは半田ぬれしやすい金属メッキであり、それ以外
の前記端子部に半田ぬれしにくい金属メッキが施されて
いることを特徴とする半田ボールコネクタが得られる。
【0012】また、本発明によれば、インシュレータ
と、該インシュレータに保持されて実装基板上に設けた
導電部に、半田ボールを介して接続する導電性のコンタ
クトとを含み、前記コンタクトは前記インシュレータに
保持した保持部と、該保持部の一端からのびている接触
部と、前記保持部の他端からのびている端子部とを有し
ている半田ボールコネクタにおいて、前記端子部は前記
半田ボールを融着して設置する融着部を有し、該融着部
には前記半田ボールを位置決めして設置するボール穴が
形成されており、該ボール穴に前記半田ボールの一部が
融着されており、 前記インシュレータは、主板部と、該
主板部の第1の面上から該第1の面上にのびて相手側の
コネクタに嵌合する嵌合部とを有し、前記インシュレー
タには前記第1の面と、前記第1の面とは反対面となる
第2の面との間を貫通している貫通穴を有し、前記保持
部は前記貫通穴に挿通されて前記インシュレータに係合
して保持されており、前記接触部は前記保持部の一端か
ら前記第1の面上へのびて前記嵌合部に位置しており、
前記端子部は前記保持部の他端から前記第2の面へ曲げ
られていることを特徴とする半田ボールコネクタが得ら
れる。
【0013】また、本発明によれば、インシュレータ
と、該インシュレータに保持されて実装基板上に設けた
導電部に、半田ボールを介して接続する導電性のコンタ
クトとを含み、前記コンタクトは前記インシュレータに
保持した保持部と、該保持部の一端からのびている接触
部と、前記保持部の他端からのびている端子部とを有し
ている半田ボールコネクタにおいて、前記端子部は前記
半田ボールを融着して設置する融着部を有し、該融着部
には前記半田ボールを位置決めして設置するへこみ部が
形成されており、該へこみ部に前記半田ボールの一部が
融着されており、前記インシュレータは、主板部と、該
主板部の第1の面上から該第1の面上にのびて相手側の
コネクタに嵌合する嵌合部とを有し、前記インシュレー
タには前記第1の面と、前記第1の面とは反対面となる
第2の面との間を貫通している貫通穴を有し、前記保持
部は前記貫通穴に挿通されて前記インシュレータに係合
して保持されており、前記接触部は前記保持部の一端か
ら前記第1の面上へのびて前記嵌合部に位置しており、
前記端子部は前記保持部の他端から前記第2の面へ曲げ
られていることを特徴とする半田ボールコネクタが得ら
れる。
【0014】また、本発明によれば、実装基板上に設け
られている導電部に接続する端子部を、半田ボールを介
して前記導電部に接続する導電性のコンタクトにおい
て、前記導電部に対向させる前記端子部の表面には前記
半田ボールを融着して設置する融着部を除いた部分にレ
ジストが形成されており、該レジストを除き露出してい
る前記融着部には前記半田ボールの一部が融着されてい
ることを特徴とする半田ボールコンタクトが得られる。
【0015】さらに、本発明によれば、インシュレータ
と、該インシュレータに保持されて実装基板上に設けた
導電部に、半田ボールを介して接続する導電性のコンタ
クトとを含み、前記コンタクトは前記インシュレータに
保持した保持部と、該保持部の一端からのびている接触
部と、前記保持部の他端からのびている端子部とを有し
ている半田ボールコネクタにおいて、前記導電部に対向
させる前記端子部の表面には前記半田ボールを融着して
設置する融着部を除いた部分にレジストが形成されてお
り、該レジストを除き露出している前記融着部には前記
半田ボールの一部が融着されていることを特徴とする半
田ボールコネクタが得られる。
【0016】
【作用】本発明の構成によると、半田ボールを直接、端
子部に形成したことによって、半田ボールの位置ずれを
防ぎ、所定の位置に半田ボールを実装基板に接続する。
【0017】また、本発明の構成によると、半田ボール
の位置決めにおいて、コネクタの端子部に穴を開ける
か、へこみ部を形成し、その位置に半田ボールを置く。
これにより、半田ボールの位置が決まり、半田ボールが
整列される。
【0018】さらに、本発明の構成によると、端子部の
表面に半田ボールを融着して設置する融着部を除いた部
分にレジストを形成する。レジストを除き露出している
融着部には半田ボールの一部を融着する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の半田ボールコンタ
クト、及び半田ボールコネクタを図面を参照して説明す
る。図1及び図2は、本発明の半田ボールコネクタの第
1の実施の形態例を示している。
【0020】図1及び図2を参照して、半田ボールコネ
クタは、樹脂成形によって作られたインシュレータ1
と、このインシュレータ1の長手方向に所定の間隔をも
って2 列を1組として2組を組み付けた複数の導電性の
コンタクト3と、コンタクト3のそれぞれに設けた半田
ボール5とを有している。
【0021】インシュレータ1は、平板形状の主板部1
1と、この主板部11の第1の面11a上から第1の面
に対して直角に立設されるようにのび、かつ互いに等し
い間隔をもって主板部11の長手方向に2列に設けられ
ている板形状の嵌合部13とを有している。主板部11
と嵌合部13とは、インシュレータ1が樹脂材料によっ
て成形・加工される際に、同時に一体形成されるもので
ある。
【0022】インシュレータ1には、第1の面11a
と、この第1の面11aとは反対面となる第2の面11
bとの間を貫通している複数の貫通穴14(図1を参
照)が形成されている。インシュレータ1には、複数の
貫通穴14が嵌合部13の両側のそれぞれに、かつ長手
方向で互いに等しい間隔をもって形成されている。
【0023】各コンタクト3は、貫通穴14内で主板部
11に係合されている保持部3a(図3を参照)と、保
持部3aの一端から第1の面11a上へのびている接触
部3bと、保持部3aの他端から第2の面11bへ曲げ
られている端子部3cとを有している。図1及び図2に
より明らかなように、端子部3cは一対の嵌合部13の
両側のそれぞれに形成されている貫通穴14から互いに
逆向きになるように曲げられている。
【0024】接触部3bは、第1の面11aから嵌合部
13の垂直な両面に形成されている溝部13a内に入り
込んでいる。端子部3cは、第1の面11aに当接して
第1の面11aに沿ってのびている。また、端子部3c
は、その先端部分が半田ボール5を融着するための融着
部3dとなっており、この融着部3dの融着面上に半田
ボール5が設けられている。
【0025】図2に示すように、半田ボールコネクタ
は、プリント回路基板のような実装基板20上に主板部
11の第2の面11bを対向させて半田ボール5を実装
基板2 0の導電部(図示せず)、例えば、導電パッド
(パッド電極)のような導電部上に一対一に位置を合わ
されて実装される。半田ボール5は、リフローをかける
ことにより融着されて端子部3cの融着部3dと導電部
とが接続され、半田ボールコネクタが実装基板20に接
続される。
【0026】図3は、図1及び図2に示したコンタクト
3を加工する工程の途中工程の状態を示している。コン
タクトは、図示しない導電板材を用いてコンタクト3の
全体形状を打ち抜く。この際、コンタクト3の保持部3
aには、板幅方向へ突き出ている複数の係止部3fが形
成される。端子部3cには、連結部41を介して帯状の
キャリア43が同時に打ち抜かれる。キャリア43に
は、キャリアが打ち抜かれると同時に、長手方向に所定
間隔をもって複数のパイロット穴45が形成される。パ
イロット穴45は、キャリア43付きコンタクト3を所
定方向へ搬送したり、メッキ槽へ搬送したり、インシュ
レータ1にコンタクト3を組み込む際に図示しない搬送
装置の回動ピンに係合させて移動させる役目を果たす。
【0027】このようにコンタクト3を打ち抜き、曲げ
加工を行なった後、図4に示すように、複数のコンタク
ト3の融着部3dの融着面上にスポットメッキを施す。
この実施の形態例においては、まず、コンタクト3の全
体にニッケルメッキを施す。ニッケル液槽にコンタクト
3をもぐらせる。そして、電流をコンタクト3に流すこ
とで、ニッケルメッキを付着させる。次に、図4に示す
ように、コンタクト3の所定の位置、即ち、融着部3d
の融着面上にはスポットメッキを付ける。
【0028】この際、コンタクト3を下から押さえ付け
る図示しない台や、マスキング51を用いる。マスキン
グ51は、コンタクト3の形状、キャリア43付きコン
タクト3に先端に合わせた形状にする。コンタクト3を
押さえ付けた後、メッキ液を吐出するノズル54をマス
キング51のマスク穴51aにあてがってメッキ液を流
出する。このようにして、コンタクト3に電流を流すこ
とで部分的にメッキを形成する。また、ここでは、コン
タクト3を曲げ加工してからメッキを融着部3dの融着
面上に付けているが、逆にメッキを付けてから後工程
で、曲げ加工を行 ってもよい。
【0029】図5は、紙面の左側にインシュレータ1の
貫通穴14にコンタクト3の保持部3aを圧入してイン
シュレータ1に保持した状態を示しており、キャリア4
3が保持部3aと連結部41との切断部44(図3を参
照)で切り離されている。また、図5には、コンタクト
3の保持部3aを圧入する途中を紙面の右側のキャリア
43付きコンタクト3で示している。
【0030】図6乃至図9は、コンタクトがインシュレ
ータに保持され、キャリア43が切断部44で切り離さ
れた状態のそれぞれから見た図である。図10は、イン
シュレータ1の第1の面11a上に位置している端子部
3cを部分的に示している。
【0031】図10を参照して、半田ボール5を融着さ
せる位置には、あらかじめスポットメッキにより半田ぬ
れしやすい金属メッキA又は半田(金又は半田メッキ)
が施され、金属メッキAを設けた以外の金属メッキAの
周りの端子部3cには,半田ぬれしにくいニッケルメッ
キのような金属メッキBで覆われている。その金属メッ
キA上には、フラックスが塗布された半田ボール5を搭
載する。
【0032】なお、コンタクト3上にフラックスを塗布
してから半田ボール5を搭載してもかまわない。金属メ
ッキB(ニッケルメッキ)を付けた後、すぐに、金属メ
ッキA(半田メッキ)を付けると密着強度は強くなる。
これは金メッキにおいても言える。
【0033】その後、リフローにかけることで半田ボー
ル5をコンタクト3に融着させる。半田ボール5を融着
した後の状態が、図1に示した半田ボールコネクタであ
る。半田ボール5は、リフローをかけても、半田ぬれが
制限してあるので空気の表面張力によってボール形状は
くずれず、半田ボール5付き端子部3cを形成すること
ができる。
【0034】図11は、図1に示した半田ボールコネク
タに嵌合して接続する相手側の半田ボールコネクタに組
み込まれる複数の導電性の相手側のキャリア43付き半
田ボールコンタクト63を示している。図12は、図1
及び図5に示した半田ボールコネクタと、この半田ボー
ルコネクタに嵌合して接続する相手側の半田ボールコネ
クタを示している。
【0035】なお、図11に示すコンタクト63は、図
3に示したコンタクト3の接触部3bのみが異なるた
め、同じ部分には同じ符号を付して、以下のコンタクト
3の説明では、相違する部分以外の説明を省略する。
【0036】図11に示したコンタクト3は、図12に
示したコンタクト3を加工する途中の工程における状態
を示している。図11を参照して、接触部63aは、弾
性力をもっており、先端部分に円弧状に曲げられている
接点部63gを有している。相手側の半田ボールコネク
タは、図12に示すように、インシュレータ70と、こ
のインシュレータ70に組み付けた複数の導電性のコン
タクト63と、コンタクト63に設けた半田ボール5と
を有している。
【0037】インシュレータ70は、平板形状の主板部
71と、この主板部71の第1の面71a上から第1の
面71aに対して直角に立設されるようにのび、かつ互
いに等しい間隔をもって主板部71の長手方向に2列に
設けられている嵌合部73とを有している。主板部71
と嵌合部73とは、インシュレータ70が樹脂材料によ
って成形・加工される際に、同時に一体形成されるもの
である。
【0038】インシュレータ70には、第1の面71a
と、この第1の面71aとは反対面となる第2の面71
bとの間を貫通させた複数の貫通穴74が形成されてい
る。複数の貫通穴74は、嵌合部73の内側に、かつ長
手方向にインシュレータ1と同じ材料である仕切部76
を介して各一対が形成されている。
【0039】各コンタクト63は、貫通穴74内でイン
シュレータ70に係合されている保 持部3aと、保持部
3aの一端から第1の面71a上へのびている接触部6
3bと、保持部3aの他端から第2の面71bへ曲げら
れている端子部3cとを有している。端子部3cは一対
の嵌合部73の内側のそれぞれに形成されている貫通穴
74から互いに逆向きになるように曲げられている。
【0040】接触部63bは、嵌合部73に貫通穴74
と連続して形成されている溝部75内に入り込み設けら
れている。接触部63bは、弾性力をもっており、先端
部分に互いに対抗する向きに突出するように円弧状に曲
げられている接点部63gを有している。これらの接点
部63gは、コンタクト3の接触部3bに接触する部分
である。
【0041】端子部3cは、その先端部分が半田ボール
5を融着するための融着部3dとなっており、この融着
部3dの融着面上に半田ボール5が設けられている。こ
の相手側の半田ボールコネクタは、図2に示した実装基
板上に主板部の第2の面を対向させて半田ボール5を実
装基板の導電部上に一対一に位置を合わされて実装され
る。そして、リフローをかけることにより、半田ボール
5が融着されてコンタクト63と導電部とが接続され、
相手側の半田ボールコネクタが実装基板に接続される。
【0042】なお、コンタクト63の製作については、
図3に示したものと同様であるが、このコンタクト63
では、接触部3bに曲げ加工を施し、さらに接点部63
gを曲げ加工によって形成するものである。また、複数
のコンタクト63の半田ボール5の融着部3dの融着面
上にスポットメッキを施す工程は、半田ボール5を融着
させる位置にあらかじめスポットメッキにより半田ぬれ
しやすい金属メッキA又は半田(金又は半田メッキ)が
施され、周りには半田ぬれしにくい金属メッキBで覆わ
れている。
【0043】図13乃至図20は、半田ボールコンタク
ト、及び半田ボールコネクタの第2の実施の形態例を示
している。この第2の実施の形態例は、図1に示した半
田ボ ールコンタクト3、及び半田ボールコネクタの第1
の実施の形態例と類似する構成となっていることから、
同じ部分には図1の半田ボールコネクタの図符号と同じ
符号を付して説明を省略する。
【0044】なお、図1における半田ボールコネクタで
は、一対の嵌合部13が設けられていたが、この第2の
実施の形態例における半田ボールコネクタでは、1つの
嵌合部13が第1の面11a上に設けられている。
【0045】複数のコンタクト3の端子部3cのそれぞ
れには、図15に示すように、融着部3dに半田ボール
5を位置決めして整列するためのボール穴3kが形成さ
れている。ボール穴3kには、図16に示すように、半
田ボール5が溶融されて設けられている。半田ボール5
は、その一部が溶けて端子部3cに接続されている。
【0046】図18(a)〜図18(c)は、ボール穴
3kに半田ボール5を接続する工程を示している。ま
ず、半田ボール5は、図18(a)に示すように、ボー
ル穴3kに置かれる。次に、図18(b)に示すよう
に、ボール穴3kに、たとえば、図示しない治具を使用
して整列させるか、モールドでボール穴3kを形成して
整列させる。さらに、図18(b)の状態で、図18
(c)に示すように、リフローをかけて半田ボール5の
一部を溶融し、コンタクト3の端子部3cの融着部3d
と接続する。
【0047】図19は、キャリア43に接続されている
キャリア43付きコンタクト3を示している。この構成
は、図3に示したコンタクト3と実質的に同じである。
なお、ボール穴3kは、コンタクト3の形状を打ち抜く
際に同時に形成できるものである。
【0048】図20は、端子部3cの融着部3dにボー
ル穴3kに代えて、へこみ部3jを形成した実施例を示
している。へこみ部3jには、半田ボール5が置かれ、
へこみ部3jに、たとえば、治具を使用して、整列させ
るか、モールドでへこみ部3 jを形成して整列させる。
さらに、リフローをかけて半田ボール5の一部を溶融し
て、コンタクト3の端子部3cの融着部3dと接続す
る。
【0049】なお、へこみ部3jの反対側は突部となる
ため、主基板11の第1の面11aと第2の面11bと
を貫通する付加穴11eもしくは溝が形成されている。
【0050】また、この半田ボールコネクタに嵌合して
接続する相手側の半田ボールコネクタにおいても同様な
構成を採用することができることは、先に述べた実施の
形態例によって可能となることはいうまでもない。
【0051】図21乃至図29は、本発明の半田ボール
コンタクト、及び半田ボールコネクタの第3の実施の形
態例を示している。この第3の実施の形態例で採用する
半田ボールコンタクトは、第1の実施の形態例の説明に
おいて図1乃至図9で採用した半田ボールコンタクト3
を採用している。また、半田ボールコネクタについて
は、その形状が第1の実施の形態例の説明において図1
乃至図9で採用した構成のものとほぼ同様なインシュレ
ータ1を採用して説明する。
【0052】したがって、第3の実施の形態例の説明に
おいては、第1の実施の形態例の説明において図1乃至
図9で採用したコンタクト3、インシュレータ1には、
同じ符号を付して、発明の要部となる部分以外の構成に
ついて説明を省略する。
【0053】第1の実施の形態例において説明したよう
に、コンタクト3は、インシュレータ1に圧入されて保
持される。この状態は、図6乃至図9に示した状態とほ
ぼ同じである。第3の実施の形態例において相違する部
分は、図21に示すように、インシュレータ1において
主板部11の第2の面11bに端子収容溝11gが形成
されている構成にある。端子収容溝11gは貫通穴14
から主板部11の縁端側へ形成されており、コンタクト
3がインシュレータ1へ圧入されて保持された後の状態
は、端子部3cと第2の面11bとが同一な平面となる
ように位置している。
【0054】図22及び図23は、コンタクト3がイン
シュレータ1へ圧入されて保持された後の状態を示して
いる。そして、図23及び図24に示すように、端子部
3cにおいて露出している表面には、帯状のレジスト8
3が施されている。
【0055】レジスト83は、図25に示すように、印
刷用のレジストマスク81をスキージ85によって印刷
した後、熱処理によって硬化させることによって端子部
3cにおいて露出している表面に形成されている。な
お、レジスト83は、端子部3cの融着部3dの融着面
を除く部分に形成されている。
【0056】端子部3cの融着部3dの融着面上には、
図26及び図27に示すように、フラックスが塗布され
ている半田ボール5を搭載し、リフローをかけることに
よって端子部3cの融着部3dに半田ボール5が接続さ
れている。半田ボール5は、リフローをかけても空気の
表面張力によって半田ボール5の形状のまま位置され
る。また、半田ボール5が融着する面積が一定なので、
半田ボール5の形状の高さ寸法を均一にしやすい。
【0057】さらに、図27に示したように、半田ボー
ル5と実装基板20の導電部とは、互いに位置合わせさ
れて、リフローをかけることによって半田ボール5が導
電部に融着されて実装基板20に実装される。
【0058】なお、レジスト83を除き露出している融
着部5dは端子部3cの長手方向を直交する方向に形成
されて、長方形状を呈しているが、図28に示すよう
に、レジスト83は、半田ボール5を融着するように露
出した融着部3dの融着面が円形状に形成されるもので
あってもよい。ただし、図29に示すように、印刷ずれ
が生じた場合、融着部3dの融着面積Sが変化するた
め、印刷の精度を高く設定する必要がある。
【0059】また、この半田ボールコネクタに嵌合して
接続する相手側の半田ボールコネク タにおいても同様な
構成を採用することができることは、先に述べた実施の
形態例によって可能となることは理解できるであろう。
【0060】
【発明の効果】以上、実施の形態例によって説明したよ
うに、本発明の半田ボールコンタクト、及び半田ボール
コネクタによると、半田ボールをコンタクトの端子部に
設けた構造として、実装基板に半田ボールコネクタを接
続するものであるため、半田ボールの位置ずれを防ぐこ
とができ、所定の位置に半田ボールを位置させることが
できる。
【0061】また、半田ボールが必要以上にぬれないた
め、高さを制御しやすくなる。
【0062】また、セルフアライメントが良く、しかも
実装面積を小さくでき、実装性に優れた半田ボールコン
タクト、及び半田ボールコネクタを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半田ボールコネクタの第1の実施の形
態例を示す斜視図である。
【図2】図1に示した半田ボールコネクタを実装基板に
実装する状態を示す側面図である。
【図3】図1に示した半田ボールコネクタに採用した半
田ボールコンタクトを、キャリアに接続されている加工
工程の途中の状態で示す斜視図である。
【図4】図1に示したコンタクトの端子部の融着部にメ
ッキを付着させる手段を示す説明図である。
【図5】図1に示した半田ボールコネクタにおいてコン
タクトをインシュレータに保持させた状態と、保持させ
る途中の状態とを示す断面図である。
【図6】図1に示した半田ボールコネクタにおいてコン
タクトをインシュレータに保持させた状態の平面図であ
る。
【図7】図1に示した半田ボールコネクタにおいてコン
タクトをインシュレータに保持させた状態の側面図であ
る。
【図8】図7に示した半田ボールコネクタの右側面図で
ある。
【図9】図1に示した半田ボールコネクタにおいてコン
タクトをインシュレータに保持させた状態の底面図であ
る。
【図10】図1に示した半田ボールコネクタにおいてコ
ンタクトの端子部に施すメッキの位置を示す部分を説明
した一部の平面図である。
【図11】図1に示した半田ボールコネクタに嵌合して
接続する相手側の半田ボールコネクタに採用した半田ボ
ールコンタクトを、キャリアに接続されている加工工程
の途中の状態で示す斜視図である。
【図12】図1に示した半田ボールコネクタと、この半
田ボールコネクタに嵌合して接続する相手側の半田ボー
ルコネクタとを示す断面図である。
【図13】本発明の半田ボールコネクタの第2の実施の
形態例を示す平面図である。
【図14】本発明の半田ボールコネクタの第2の実施の
形態例を示し、コンタクトに半田ボールを接続する前の
状態を示す側面図である。
【図15】図14に示した半田ボールコネクタの底面図
である。
【図16】図14に示したコンタクトに半田ボールを接
続した状態の半田ボールコネクタを示す側面図である。
【図17】図16に示した半田ボールコネクタの右側面
図である。
【図18】(a)〜(c)のそれぞれは、図14に示し
たコンタクトに半田ボールを接続する工程を説明した各
断面図である。
【図19】本発明の半田ボールコネクタの第2の実施の
形態例におけるコンタクトをキャリア付きの状態で示し
た斜視図である。
【図20】本発明の半田ボールコネクタの第2の実施の
形態例におけるコンタクト及びインシュレータの他の実
施例を示した断面図である。
【図21】本発明の半田ボールコネクタの第3の実施の
形態例を示し、コンタクトがインシュレータに保持され
ている状態と、保持途中の状態と、半田ボールを接続す
る前の状態とを示した断面図である。
【図22】図21に示した半田ボールコネクタの底面図
である。
【図23】図21に示したコンタクトがインシュレータ
に保持されている状態で、半田ボールコネクタにレジス
トを施した状態を示す断面図である。
【図24】図23に示した半田ボールコネクタに半田ボ
ールを接続する前の状態を示す底面図である。
【図25】図23に示した半田ボールコネクタのコンタ
クトにレジストを形成する工程を説明した説明図であ
る。
【図26】図24に示した半田ボールコネクタに半田ボ
ールを接続した状態を示す底面図である。
【図27】図26に示した半田ボールコネクタを実装基
板に実装する状態を示した側面図である。
【図28】本発明の半田ボールコネクタの第3の実施の
形態例におけるレジストの変形例を示した底面図であ
る。
【図29】図28に示したレジストの変形例における融
着面積のずれを説明した説明図である。
【符号の説明】
1 インシュレータ 3,63 コンタクト 3a 保持部 3b、63b 接触部 3c 端子部 3d 融着部 3k ボール穴 3j へこみ部 5 半田ボール 11 主板部 11a 第1の面 11b 第2の面 11g 端子収容溝 13 嵌合部 14 貫通穴 20 実装基板 43 キャリア 54 ノズル 63g 接点部 81 レジスト A,B 金属メッキ S 融着面積
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01R 23/72 (72)発明者 西東 一樹 東京都渋谷区道玄坂1丁目21番2号 日 本航空電子工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−128574(JP,A) 特開 平9−115577(JP,A) 特開 平10−284192(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 4/02 - 43/02

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実装基板上に設けられている導電部に接
    続する端子部を有し、半田ボールを介して前記導電部に
    前記端子部を接続する導電性のコンタクトにおいて、前
    記端子部は前記半田ボールを融着して設置する融着部を
    有し、該融着部の融着面上にはメッキが施されており、
    該メッキ上に前記半田ボールが融着されており、前記融
    着面に施されたメッキは半田ぬれしやすい金属メッキで
    あり、それ以外の前記端子部に半田ぬれしにくい金属メ
    ッキが施されていることを特徴とする半田ボールコンタ
    クト。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半田ボールコンタクトに
    おいて、前記半田ぬれしやすい金属メッキが半田メッキ
    又は金メッキであり、それ以外の前記端子部に施す前記
    半田ぬれしにくい金属メッキがニッケルメッキである
    とを特徴とする半田ボールコンタクト。
  3. 【請求項3】 実装基板上に設けられている導電部に接
    続する端子部を、半田ボールを介して前記導電部に接続
    する導電性のコンタクトにおいて、前記端子部は前記半
    田ボールを融着して設置する融着部を有し、該融着部に
    は前記半田ボールを位置決めして設置するへこみ部が形
    成されており、該へこみ部に前記半田ボールの一部が融
    着されていることを特徴とする半田ボールコンタクト。
  4. 【請求項4】 インシュレータと、該インシュレータに
    保持されて実装基板上に設けた導電部に、半田ボールを
    介して接続する導電性のコンタクトとを含み、前記コン
    タクトは前記インシュレータに保持した保持部と、該保
    持部の一端からのびている接触部と、前記保持部の他端
    からのびている端子部とを有している半田ボールコネク
    タにおいて、前記端子部は前記半田ボールを融着して設
    置する融着部を有し、該融着部の融着面上にはメッキが
    施されており、該メッキ上に前記半田ボールが融着され
    おり、前記融着面に施されたメッキは半田ぬれしやす
    い金属メッキであり、それ以外の前記端子部に半田ぬれ
    しにくい金属メッキが施されていることを特徴とする半
    田ボールコネクタ。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の半田ボールコネクタにお
    いて、前記半田ぬれ しやすい金属メッキが半田メッキ又
    は金メッキであり、それ以外の前記端子部に施す前記半
    田ぬれしにくい金属メッキがニッケルメッキであること
    を特徴とする半田ボールコネクタ。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の半田ボールコネクタにお
    いて、前記インシュレータは、主板部と、該主板部の第
    1の面上から該第1の面上にのびて相手側のコネクタに
    嵌合する嵌合部とを有し、前記インシュレータには前記
    第1の面と、前記第1の面とは反対面となる第2の面と
    の間を貫通している貫通穴を有し、前記保持部は前記貫
    通穴に挿通されて前記インシュレータに係合して保持さ
    れており、前記接触部は前記保持部の一端から前記第1
    の面上へのびて前記嵌合部に位置しており、前記端子部
    は前記保持部の他端から前記第2の面へ曲げられている
    ことを特徴とする半田ボールコネクタ。
  7. 【請求項7】 インシュレータと、該インシュレータに
    保持されて実装基板上に設けた導電部に、半田ボールを
    介して接続する導電性のコンタクトとを含み、前記コン
    タクトは前記インシュレータに保持した保持部と、該保
    持部の一端からのびている接触部と、前記保持部の他端
    からのびている端子部とを有している半田ボールコネク
    タにおいて、前記端子部は前記半田ボールを融着して設
    置する融着部を有し、該融着部には前記半田ボールを位
    置決めして設置するボール穴が形成されており、該ボー
    ル穴に前記半田ボールの一部が融着されており、前記イ
    ンシュレータは、主板部と、該主板部の第1の面上から
    該第1の面上にのびて相手側のコネクタに嵌合する嵌合
    部とを有し、前記インシュレータには前記第1の面と、
    前記第1の面とは反対面となる第2の面との間を貫通し
    ている貫通穴を有し、前記保持部は前記貫通穴に挿通さ
    れて前記インシュレータに係合して保持されており、前
    記接触部は前記保持部の一端から前記第1の面上へのび
    て前記嵌合部に位置しており、前記端子部は前記保持部
    の他端から前記第2の面へ曲げられていることを特徴と
    する半田ボールコネクタ。
  8. 【請求項8】 インシュレータと、該インシュレータに
    保持されて実装基板上に設けた導電部に、半田ボールを
    介して接続する導電性のコンタクトとを含み、前記コン
    タクトは前記インシュレータに保持した保持部と、該保
    持部の一端からのびている接触部と、前記保持部の他端
    からのびている端子部とを有している 半田ボールコネク
    タにおいて、前記端子部は前記半田ボールを融着して設
    置する融着部を有し、該融着部には前記半田ボールを位
    置決めして設置するへこみ部が形成されており、該へこ
    み部に前記半田ボールの一部が融着されており、前記イ
    ンシュレータは、主板部と、該主板部の第1の面上から
    該第1の面上にのびて相手側のコネクタに嵌合する嵌合
    部とを有し、前記インシュレータには前記第1の面と、
    前記第1の面とは反対面となる第2の面との間を貫通し
    ている貫通穴を有し、前記保持部は前記貫通穴に挿通さ
    れて前記インシュレータに係合して保持されており、前
    記接触部は前記保持部の一端から前記第1の面上へのび
    て前記嵌合部に位置しており、前記端子部は前記保持部
    の他端から前記第2の面へ曲げられていることを特徴と
    する半田ボールコネクタ。
  9. 【請求項9】 実装基板上に設けられている導電部に接
    続する端子部を、半田ボールを介して前記導電部に接続
    する導電性のコンタクトにおいて、前記導電部に対向さ
    せる前記端子部の表面には前記半田ボールを融着して設
    置する融着部を除いた部分にレジストが形成されてお
    り、該レジストを除き露出している前記融着部には前記
    半田ボールの一部が融着されていることを特徴とする半
    田ボールコンタクト。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の半田ボールコンタクト
    において、前記レジストを除き露出している前記融着部
    が前記端子部の長手方向を直交する方向に形成されてい
    ことを特徴とする半田ボールコンタクト。
  11. 【請求項11】 インシュレータと、該インシュレータ
    に保持されて実装基板上に設けた導電部に、半田ボール
    を介して接続する導電性のコンタクトとを含み、前記コ
    ンタクトは前記インシュレータに保持した保持部と、該
    保持部の一端からのびている接触部と、前記保持部の他
    端からのびている端子部とを有している半田ボールコネ
    クタにおいて、前記導電部に対向させる前記端子部の表
    面には前記半田ボールを融着して設置する融着部を除い
    た部分にレジストが形成されており、該レジストを除き
    露出している前記融着部には前記半田ボールの一部が融
    着されていることを特徴とする半田ボールコネクタ。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の半田ボールコネクタ
    において、前記レジストを除き露出している前記融着部
    が前記端子部の長手方向を直交する方向に形 成されてい
    ことを特徴とする半田ボールコネクタ。
  13. 【請求項13】 請求項11記載の半田ボールコネクタ
    において、前記インシュレータは、主板部と、該主板部
    の第1の面上から該第1の面上にのびて相手側のコネク
    タに嵌合する嵌合部とを有し、前記インシュレータには
    前記第1の面と、前記第1の面とは反対面となる第2の
    面との間を貫通している貫通穴を有し、前記保持部は前
    記貫通穴に挿通されて前記インシュレータに係合して保
    持されており、前記接触部は前記保持部の一端から前記
    第1の面上へのびて前記嵌合部に位置しており、前記端
    子部は前記保持部の他端から前記第2の面へ曲げられて
    いることを特徴とする半田ボールコネクタ。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の半田ボールコネクタ
    において、前記インシュレータの前記第2の面には前記
    端子部を収容するよう形成した端子収容溝を有し、前記
    インシュレータの前記第2の面と前記端子収容溝に収容
    した前記端子部の表面とが同一な面となっていることを
    特徴とする半田ボールコネクタ。
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