JP3278692B2 - 表示管およびこのような表示管に適した偏向ユニット - Google Patents
表示管およびこのような表示管に適した偏向ユニットInfo
- Publication number
- JP3278692B2 JP3278692B2 JP18169090A JP18169090A JP3278692B2 JP 3278692 B2 JP3278692 B2 JP 3278692B2 JP 18169090 A JP18169090 A JP 18169090A JP 18169090 A JP18169090 A JP 18169090A JP 3278692 B2 JP3278692 B2 JP 3278692B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- deflection coil
- magnetic field
- guiding means
- field
- deflection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/46—Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
- H01J29/70—Arrangements for deflecting ray or beam
- H01J29/72—Arrangements for deflecting ray or beam along one straight line or along two perpendicular straight lines
- H01J29/76—Deflecting by magnetic fields only
Description
【0001】
本発明は、支持体、フィールド偏向コイル、ライン偏
向コイルおよび磁界案内手段(field−guiding means)
をもった偏向ユニットを有する表示管に関するものであ
る。 本発明は、更に、このような表示管に適した偏向ユニ
ットに関するものである。
向コイルおよび磁界案内手段(field−guiding means)
をもった偏向ユニットを有する表示管に関するものであ
る。 本発明は、更に、このような表示管に適した偏向ユニ
ットに関するものである。
【0002】
このような表示管は、白黒、カラーおよび投写形テレ
ビジョン、データ表示装置および陰極線管が使用される
その他の装置に用いることができる。 偏向ユニットが付勢されると、該偏向ユニットは表示
管内に発生された電子ビームを偏向し、表示さるべき影
像を形成する。 けれども或る場合には、影像の表示中に表示管が視聴
者をいらいらさせる望ましくない音を発生させることが
わかっている。
ビジョン、データ表示装置および陰極線管が使用される
その他の装置に用いることができる。 偏向ユニットが付勢されると、該偏向ユニットは表示
管内に発生された電子ビームを偏向し、表示さるべき影
像を形成する。 けれども或る場合には、影像の表示中に表示管が視聴
者をいらいらさせる望ましくない音を発生させることが
わかっている。
【0003】
本発明は、就中、表示管の動作中の望ましくない音の
発生が少なくとも事実上阻止されるようにした表示管を
得ることをその目的とするものである。
発生が少なくとも事実上阻止されるようにした表示管を
得ることをその目的とするものである。
【0004】
上記の目的を達成するために、本発明は、冒頭に記載
したタイプの表示管において、磁界案内手段が、該磁界
案内手段が、僅かしか又は全く振動を生じないように前
記フィールド偏向コイル又は前記ライン偏向コイルの一
方に固定されたことを特徴とするものである。
したタイプの表示管において、磁界案内手段が、該磁界
案内手段が、僅かしか又は全く振動を生じないように前
記フィールド偏向コイル又は前記ライン偏向コイルの一
方に固定されたことを特徴とするものである。
【0005】 本発明は、次のような洞察に基づいたものである。す
なわち、望ましくない音の発生は、偏向ユニットが付勢
された時につくられる磁界が磁界案内手段を好ましくな
く振動させるという事実に大部分帰すことができる。こ
の望ましくない音の発生は、本発明により磁界案内手段
を僅かしか振動を発生しないように設けることによって
殆んど排除される。
なわち、望ましくない音の発生は、偏向ユニットが付勢
された時につくられる磁界が磁界案内手段を好ましくな
く振動させるという事実に大部分帰すことができる。こ
の望ましくない音の発生は、本発明により磁界案内手段
を僅かしか振動を発生しないように設けることによって
殆んど排除される。
【0006】 本発明の表示管の好ましい実施例では、磁界案内手段
は、偏向コイルの一方に固定される。磁界案内手段は、
支持体にではなく偏向コイルの一方、例えば、フィール
ド偏向コイルに固定されるので、望ましくない振動が除
かれる。その結果、支持体は、最早や共鳴ボックスとし
て働かない。固定は急速硬化接着剤を用いて行われるの
が好ましく、かくして迅速で正確な固定が得られる。
は、偏向コイルの一方に固定される。磁界案内手段は、
支持体にではなく偏向コイルの一方、例えば、フィール
ド偏向コイルに固定されるので、望ましくない振動が除
かれる。その結果、支持体は、最早や共鳴ボックスとし
て働かない。固定は急速硬化接着剤を用いて行われるの
が好ましく、かくして迅速で正確な固定が得られる。
【0007】 磁界案内手段が、フィールド偏向コイルの中央近く
に、該偏向コイルの磁界と実質的に平行に、フィールド
偏向コイルとライン偏向コイルの間に直径上互いに対向
して配設された2つの軟磁性素子を有する本発明の好ま
しい実施例は、影像の表示中極端に低いノイズ挙動を示
す。
に、該偏向コイルの磁界と実質的に平行に、フィールド
偏向コイルとライン偏向コイルの間に直径上互いに対向
して配設された2つの軟磁性素子を有する本発明の好ま
しい実施例は、影像の表示中極端に低いノイズ挙動を示
す。
【0008】 本発明は、更に、表示管の偏向ユニットに関するもの
で、この偏向ユニットは、支持体、フィールド偏向コイ
ル、ライン偏向コイルおよび磁界案内手段を有し、磁界
案内手段が僅かな振動しか生じないように前記フィール
ド偏向コイル又は前記ライン偏向コイルの一方に固定さ
れたことを特徴とする。
で、この偏向ユニットは、支持体、フィールド偏向コイ
ル、ライン偏向コイルおよび磁界案内手段を有し、磁界
案内手段が僅かな振動しか生じないように前記フィール
ド偏向コイル又は前記ライン偏向コイルの一方に固定さ
れたことを特徴とする。
【0009】
以下、本発明を添付の図面を参照して実施例で説明す
る。 第1図は、中に電子銃システム3が取付けられたネッ
ク部分2、円錐状容器部分4および表示窓5を有する表
示管の縦断面図である。偏向ユニット7がネック部分2
から容器部分4の移行部において表示管1上に取付けら
れている。この偏向ユニット7は、前端部9と後端部10
をもった絶縁材料の支持体8を有する。これ等の端部の
間には、支持体8の内側に、電子銃システム3で発生さ
れた電子ビームを水平方向に偏向する(ライン)偏向磁
界をつくるためのライン偏向コイル11と、支持体8の外
側に、垂直方向に(フィールド)偏向磁界をつくるため
のフィールド偏向コイル12とがある。これ等のコイル11
と12は、強磁性材料の環状コア14で取り囲まれている。
る。 第1図は、中に電子銃システム3が取付けられたネッ
ク部分2、円錐状容器部分4および表示窓5を有する表
示管の縦断面図である。偏向ユニット7がネック部分2
から容器部分4の移行部において表示管1上に取付けら
れている。この偏向ユニット7は、前端部9と後端部10
をもった絶縁材料の支持体8を有する。これ等の端部の
間には、支持体8の内側に、電子銃システム3で発生さ
れた電子ビームを水平方向に偏向する(ライン)偏向磁
界をつくるためのライン偏向コイル11と、支持体8の外
側に、垂直方向に(フィールド)偏向磁界をつくるため
のフィールド偏向コイル12とがある。これ等のコイル11
と12は、強磁性材料の環状コア14で取り囲まれている。
【0010】 この先行技術例では、磁界案内手段15が、フィールド
偏向コイル12とライン偏向コイル11の間に、該手段を支
持体8に固定することによって配設されている。磁界案
内手段15は、該手段を絶縁材料16内に封入することによ
り僅かな振動しか生じないように配設される。材料は、
フィールド偏向コイルとライン偏向コイル間の短絡を防
ぐために絶縁性でなければならない。振動は、若しあれ
ば前記の絶縁材料16で減衰される。
偏向コイル12とライン偏向コイル11の間に、該手段を支
持体8に固定することによって配設されている。磁界案
内手段15は、該手段を絶縁材料16内に封入することによ
り僅かな振動しか生じないように配設される。材料は、
フィールド偏向コイルとライン偏向コイル間の短絡を防
ぐために絶縁性でなければならない。振動は、若しあれ
ば前記の絶縁材料16で減衰される。
【0011】 第2図に示すように、磁界案内手段は、フィールド偏
向コイル12の磁界に実質的に平行に、直径上に互いに対
向して配設された2つの軟磁性素子17と18で形成される
のが好ましい。
向コイル12の磁界に実質的に平行に、直径上に互いに対
向して配設された2つの軟磁性素子17と18で形成される
のが好ましい。
【0012】 第3図は、磁界案内手段15が偏向コイルの一方、この
場合には、ライン偏向コイル11に直接に固定された偏向
ユニット7の縦断面図である。好ましくは、磁界案内手
段をライン偏向コイル11に固定するのに急速硬化接着
剤、例えば、UV−硬化接着剤が用いられる。電磁界に規
定通りの影響を与えることができるように、偏向コイル
に対して正確に調節された磁界案内手段15の位置を迅速
に固定することが可能でなければならない。これな急速
硬化接着剤の使用によって達成される。代わりにそれ程
速く硬化しない接着剤の使用も可能であるが、このこと
は、接着剤が硬化して位置が固定される迄磁界案内手段
を偏向コイルに対する所望位置に長い時間保持せねばな
らないことを意味する。
場合には、ライン偏向コイル11に直接に固定された偏向
ユニット7の縦断面図である。好ましくは、磁界案内手
段をライン偏向コイル11に固定するのに急速硬化接着
剤、例えば、UV−硬化接着剤が用いられる。電磁界に規
定通りの影響を与えることができるように、偏向コイル
に対して正確に調節された磁界案内手段15の位置を迅速
に固定することが可能でなければならない。これな急速
硬化接着剤の使用によって達成される。代わりにそれ程
速く硬化しない接着剤の使用も可能であるが、このこと
は、接着剤が硬化して位置が固定される迄磁界案内手段
を偏向コイルに対する所望位置に長い時間保持せねばな
らないことを意味する。
【0013】 磁界案内手段を偏向コイルに固定する付加的な利点
は、振動の場合に磁界案内手段と偏向コイルの位置決め
が相互に対して変わることがないということである。そ
の結果、発生された電磁界は、振動が起きた時に不変に
保たれる。したがって、表示管で表示される影像は、磁
界案内手段と偏向コイルの望ましくないずれの結果の悪
影響を殆ど受けない。
は、振動の場合に磁界案内手段と偏向コイルの位置決め
が相互に対して変わることがないということである。そ
の結果、発生された電磁界は、振動が起きた時に不変に
保たれる。したがって、表示管で表示される影像は、磁
界案内手段と偏向コイルの望ましくないずれの結果の悪
影響を殆ど受けない。
【図1】 偏向ユニットを有する表示管の一例を示す一
部断面側面図、
部断面側面図、
【図2】 第1図のII−IIの場所における断面図、
【図3】 磁界案内手段を偏向コイルの一方に取付けた
実施例を示す偏向ユニットの縦断面図である。
実施例を示す偏向ユニットの縦断面図である。
7……偏向ユニット 8……支持体 11……ライン偏向コイル 12……フィールド偏向コイル 15……磁界案内手段 16……絶縁材料 17……軟磁性素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 590000248 Groenewoudseweg 1, 5621 BA Eindhoven, T he Netherlands (72)発明者 アレキサンダー ホデフリドゥス ヨハ ネス ホフェルディナ ファン ミール ロ オランダ国 5621 ベーアー アインド ーフェン フルーネバウツウェッハ 1 (72)発明者 マルチヌス アントニウス マリア フ ァン デン ヘウフェル オランダ国 5621 ベーアー アインド ーフェン フルーネバウツウェッハ 1 (56)参考文献 実開 昭64−27951(JP,U) 実開 平1−68650(JP,U) 実開 平2−98448(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 29/76
Claims (4)
- 【請求項1】支持体、フィールド偏向コイル、ライン偏
向コイル及び磁界案内手段をもった偏向ユニットを有す
る表示管であって、前記磁界案内手段は、前記磁界案内
手段が僅かしかまたは全く振動を生じないように、前記
フィールド偏向コイル又は前記ライン偏向コイルの一方
に固定されたことを特徴とする表示管。 - 【請求項2】前記磁界案内手段は、急速硬化接着剤によ
って前記フィールド偏向コイル又は前記ライン偏向コイ
ルの一方に固定されたことを特徴とする請求項1に記載
の表示管。 - 【請求項3】前記磁界案内手段は、前記フィールド偏向
コイルの中央近くに、前記フィールド偏向コイルの磁界
と実質的に平行に、前記フィールド偏向コイルと前記ラ
イン偏向コイルとの間に直径上互いに対向して、配設さ
れた2つの軟磁性素子を有することを特徴とする請求項
1又は2に記載の表示管。 - 【請求項4】支持体、フィールド偏向コイル、ライン偏
向コイル及び磁界案内手段を有し、前記磁界案内手段
は、前記磁界案内手段が僅かしかまたは全く振動を生じ
ないように、前記フィールド偏向コイル又は前記ライン
偏向コイルの一方に固定されたことを特徴とする表示管
の偏向ユニット。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
NL8901820A NL8901820A (nl) | 1989-07-14 | 1989-07-14 | Beeldbuis. |
NL8901820 | 1989-07-14 | ||
NL9000373A NL9000373A (nl) | 1989-07-14 | 1990-02-16 | Beeldbuis en afbuigeenheid geschikt voor zulk een beeldbuis. |
NL9000373 | 1990-02-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0346736A JPH0346736A (ja) | 1991-02-28 |
JP3278692B2 true JP3278692B2 (ja) | 2002-04-30 |
Family
ID=26646554
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18169090A Expired - Fee Related JP3278692B2 (ja) | 1989-07-14 | 1990-07-11 | 表示管およびこのような表示管に適した偏向ユニット |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0408139B1 (ja) |
JP (1) | JP3278692B2 (ja) |
DE (1) | DE69004171T2 (ja) |
NL (1) | NL9000373A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BE1007166A3 (nl) * | 1993-05-13 | 1995-04-11 | Philips Electronics Nv | Beeldbuis met afbuigeenheid. |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL8601803A (nl) * | 1986-07-10 | 1988-02-01 | Philips Nv | Kleurenbeeldbuis met astigmatisme correctiemiddelen. |
-
1990
- 1990-02-16 NL NL9000373A patent/NL9000373A/nl not_active Application Discontinuation
- 1990-07-09 EP EP19900201839 patent/EP0408139B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-07-09 DE DE1990604171 patent/DE69004171T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1990-07-11 JP JP18169090A patent/JP3278692B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0408139A2 (en) | 1991-01-16 |
DE69004171T2 (de) | 1994-05-05 |
NL9000373A (nl) | 1991-02-01 |
DE69004171D1 (de) | 1993-12-02 |
EP0408139B1 (en) | 1993-10-27 |
JPH0346736A (ja) | 1991-02-28 |
EP0408139A3 (en) | 1991-09-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0250027A1 (en) | Cathode ray tube having a magnetic focusing lens | |
JP3278692B2 (ja) | 表示管およびこのような表示管に適した偏向ユニット | |
US4823046A (en) | Color picture tube with astigmatism correction means | |
US4429293A (en) | Pincushion raster corrector distortion with improved performance | |
DE69724574D1 (de) | Kathodenstrahlröhre | |
CA1273392A (en) | Colour picture tube including a deflection unit having a pair of plate-shape elements for picture balance correction | |
EP0500251B1 (en) | Beam deflector for a cathode ray tube | |
US5250876A (en) | Display tube and deflection unit suitable for such a display tube | |
JPH03112039A (ja) | 偏向ヨーク | |
EP0624895B1 (en) | Display tube including a deflection unit | |
KR920013572A (ko) | 편향 요크내의 필드 고조파 증가기 | |
KR100240100B1 (ko) | 음극선관장치의 래스터 일그러짐 보정장치 | |
US3191105A (en) | Scanning coil assemblies | |
KR960001825Y1 (ko) | 편향요크의 마그네트 홀더 고정장치 | |
KR880001015B1 (ko) | 도자성 교정기를 결합한 편향요크 | |
JP3273185B2 (ja) | 偏向ヨーク | |
JP2001126642A (ja) | カラ−受像管装置 | |
KR950003478Y1 (ko) | 편향요크의 마그네트 취부구조 | |
KR100235558B1 (ko) | 편향요크의 직교도 조정방법 | |
JPH08329860A (ja) | 陰極線管用偏向装置 | |
US6833661B1 (en) | Deflection unit for a cathode ray tube | |
JP3279328B2 (ja) | 陰極線管画像表示装置 | |
KR100208164B1 (ko) | 음극선관의 프레임 자기쉴드 결합구조 | |
JPH06141197A (ja) | 陰極線管の偏向コイル | |
KR100405210B1 (ko) | 편향요크의 보정장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |