JP3278392B2 - 穀粒乾燥機における作業終了後の清掃装置 - Google Patents

穀粒乾燥機における作業終了後の清掃装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高所揚送用のスロ
ワーを具備する穀粒乾燥機において、作業終了後に機体
の内部および外部に付着し、また詰り込んでいるごみや
処理残滓を清掃除去する清掃装置についての改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】穀粒乾燥機は、それの稼働により作業を
行い、その作業が終了したときに、機体の内面側および
外面側に、多量の塵埃や残滓が付着し詰り込むようにな
り、これを放置しておくと、機体の各部に腐蝕を生ぜし
めるようになるので、これを清掃除去するようにする
が、従前にあっては、刷毛・ほうき等の通常の清掃具を
用いて行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の通常の清掃具を
用いて行う清掃は、きれいに清掃することができず、詰
り込んでいるごみがそのまま残るようになる。
【0004】このため、きれいに清掃するときは、エア
ーコンプレッサーを用い、それの吐出口にホースを介し
て接続するノズルから吐出するエアーを、ごみが詰り込
んでいる部位に吹き付けて、ごみの清掃除去を行うよう
にしている。
【0005】このことから、作業終了後の農業機械の機
体をきれいに清掃するのが、エアーコンプレッサーを持
っている人だけに限られ、所有していない人は、清掃を
行なっても気休め程度の効果しか上げられない問題があ
った。
【0006】本発明は、この従前手段に生じている問題
を解消せしめるためになされたものであって、コンプレ
ッサーを所有していなくても、通常の穀粒乾燥機が、そ
れの機体に装備せしめているスロワーを利用すること
で、この作業が終了した後の農業機械の機体に付着して
いるごみ・残滓の清掃が、効果的に行える新たな手段を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そして、本発明において
は、上述の目的を達成するための手段として、穀粒乾燥
機の機体1に乾燥処理ずみの穀粒を高所に揚送するよう
装備されている高所揚送用のスロワー2の、ケーシング
20の肩部に設けた吐出筒部24の吐出口25と、その
吐出口25に基端側を接続して立上がる放出筒26との
間に、別体の継ぎ管27を介装し、その継ぎ管27に、
エアーの取出口3と、その取出口3より下流側において
放出筒26側との連通を遮断してその取出口3を吐出筒
部24側に開放する状態とその取出口3を閉塞して放出
筒26側への連通を開放する状態とに切り換わる切換弁
状の開閉弁4と、その取出口3に分岐管状に接続する接
続筒5と、前記開閉弁4を開閉作動させる電動モーター
M2または作動レバーとを装設し、接続筒5にホース6
を介して清掃用のノズル7を接続せしめてなる穀粒乾燥
機における作業終了後の清掃装置を提起するものであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明による穀粒乾燥機における
作業終了後の機体の清掃装置は、それの機体の外面に、
処理後の穀粒を高所に揚送するように装備せしめてある
揚穀用のスロワーを利用し、これの翼車を収容するケー
シングの肩部の吐出筒部の吐出口に連結して立上がる放
出筒の基端側と吐出筒部の吐出口との間に、別体の継ぎ
管を介装し、この継ぎ管に外部に開放する空気の取出口
を開設し、その取出口には、その取出口を閉塞して放出
筒内を開放する状態と、その取出口を開放して放出筒内
を閉塞する状態とに切換える切換弁状の開閉弁を装設
し、この開閉弁を、電動機構またはワイヤー等の手動機
構による遠隔操作によって開閉制御させるようにしてお
き、この取出口に、接続管を分岐管状に接続し、それに
エアーを導くホースを接続して、それの先端にノズルを
設けておく。
【0009】そして、これにより、穀粒の処理を終え
て、機体内から穀粒を排出させたときに、機体に高所揚
穀用として装備されているスロワーを作動させて、それ
のケーシング内の翼車の回転によりエアーを吹き出す送
風機として作用させ、その吐風を開閉弁の切換作動によ
って、ホースの先端のノズルから吹出させ、これを機体
の内面および外面の、塵埃・残滓が詰っている個所に吹
き付けて清掃するようにする。
【0010】
【実施例】次に実施例を図面に従い詳述する。図1は本
発明手段を実施せる穀粒乾燥機Aの全体の斜視図、図2
は同上の要部の一部破断した斜視図、図3は同上の要部
の縦断正面図で、同図において、1は機体、2はその機
体1の外面に装架してあるスロワーを示す。
【0011】穀粒乾燥機Aは、それの機体1内には、乾
燥すべき穀粒を張込む貯留部と、循環系の作動によりそ
の貯留部から流下して流過する穀粒に対し乾燥風を浴び
せる乾燥部が装設してある通常の形態のものである。
【0012】そして、機体1の外面に装架せるスロワー
2は、機体1内に張込んで所定の含水率まで乾燥した穀
粒を、循環系の作動で機体1の前面に搬出し、機体1前
面に立設してある昇降機10により高所において機外に
取出すときに、その昇降機10の頂部の放出筒部から取
出される乾燥処理ずみの穀粒を、作業舎の2階等のさら
に高所に揚送するように機体1に装架してある高所揚送
用のスロワーである。
【0013】このスロワー2は、図2にあるように、円
盤状に成形したケーシング20内に、それの軸芯部位に
軸架した回転軸21の駆動により回転する複数の跳上げ
羽根よりなる翼車22を収蔵し、ケーシング20の軸方
向の一方の側壁の中心部位に穀粒の受入口23を開放す
るとともに前記回転軸21と連結して回転する送込用の
送穀螺旋を装設し、ケーシング20の他方の側壁に、前
記回転軸21を駆動する駆動プーリーまたは電動モータ
ーM1を装設し、ケーシング20の肩部に、吐出筒部2
4を形設し、それの上端の吐出口25に高く立上がる放
出筒26を接続して構成される通常の揚穀用のスロワー
である。
【0014】3は、このスロワー2の放出筒26の筒壁
26aに開設したエアーの取出口で、ケーシング20の
吐出筒部24の上端の吐出口25に寄せた部位に開設し
てある。
【0015】4は、この取出口3を開閉するよう放出筒
26内に設けた開閉弁で、図3にて実線に示している如
く、取出口3を放出筒26内に対し開放させた状態のと
きに、放出筒26内を取出口3より上方部位において遮
閉する状態となり、また、図3にて鎖線に示している如
く取出口3を放出筒26内に対し閉塞したときに、放出
筒26内を開放する状態とする切換弁状に構成してあ
る。
【0016】M2はこの開閉弁4を開閉作動させる電動
モーターで、機体1の前面に装設してある制御盤11に
組付けたスイッチSの操作により遠隔操作される。
【0017】この開閉弁4の開閉作動の遠隔操作は、開
閉弁4の回転軸40の外端側に、電動モーターM2に換
えて、作動レバー(図示省略)を取付け、それにワイヤ
ーまたはロープを連繋し、それを手動により操作するよ
うにする場合がある。
【0018】5は前記取出口3の外面側に装設した接続
筒で、カップ状に形成して、放出筒26の筒壁26aの
外面側に分岐管状に接続してあり、それのニップル状に
形成した先端側にホース6を接続し、そのホース6の先
端にノズル7を組付けている。
【0019】また、この接続筒5を放出筒26の筒壁2
6aに対して取付けるための取付座50は、開閉弁4を
開閉作動させる電動モーターM2の組付座を兼ねてい
て、そのモーターM2がこれに組付けてある。
【0020】図4において、27は、スロワー2のケー
シング20の肩部に設けた吐出筒部24の吐出口25と
そこに基端側を接続する放出筒26との間に介装する別
体の継ぎ管で、この継ぎ管27の下端側を吐出筒部24
の吐出口25に接続し上端側に放出筒26の基端側を接
続することで放出筒26に継ぎ合わせるようにしてあ
る。
【0021】そして、取出口3はこの継ぎ管27の筒壁
に開設され、その取出口3に、分岐管状に接続筒5が接
続し、その接続筒5に、先端にノズル7を設けたホース
6が接続させてある。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による穀粒
乾燥機における作業終了後の清掃装置は、それの機体1
に装備してあるスロワー2の肩部の吐出筒部24の吐出
口25とそこに接続する放出筒26との間に、別体の継
ぎ管27を介装し、その継ぎ管27にエアーの取出口3
とその取出口3を開閉する開閉弁4とを設けて、この取
出口3から取出すスロワー2の吐出風を、その取出口3
に接続した接続筒5からホース6を介してノズル7に導
き、そのノズル7から吐出する圧風によって機体1の各
部の清掃を行うのであるから、コンプレッサーをもって
いない人も、継ぎ管27をセットすることで、既に所有
している穀粒乾燥機Aに装備されているスロワーを利用
して、ノズル7から吐出する圧風できれいな清掃が行え
るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による作業終了後の清掃手段を組込んだ
穀粒乾燥機の全体の斜視図である。
【図2】同上の要部の一部破断した斜視図である。
【図3】同上の要部の縦断正面図である。
【図4】同上の別の実施例の要部の斜視図である。
【符号の説明】
A…穀粒乾燥機、S…スイッチ、M1・M2…電動モー
ター、1…機体、10…昇降機、11…制御盤、2…ス
ロワー、20…ケーシング、21…回転軸、22…翼
車、23…受入口、24…吐出筒部、25…吐出口、2
6…放出筒、26a…筒壁、27…継ぎ管、3…取出
口、4…開閉弁、40…回転軸、5…接続筒、50…取
付座、6…ホース、7…ノズル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01B 71/08 F26B 17/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 穀粒乾燥機の機体1に乾燥処理ずみの穀
    粒を高所に揚送するよう装備されている高所揚送用のス
    ロワー2の、ケーシング20の肩部に設けた吐出筒部2
    4の吐出口25と、その吐出口25に基端側を接続して
    立上がる放出筒26との間に、別体の継ぎ管27を介装
    し、その継ぎ管27に、エアーの取出口3と、その取出
    口3より下流側において放出筒26側との連通を遮断し
    てその取出口3を吐出筒部24側に開放する状態とその
    取出口3を閉塞して放出筒26側への連通を開放する状
    態とに切り換わる切換弁状の開閉弁4と、その取出口3
    に分岐管状に接続する接続筒5と、前記開閉弁4を開閉
    作動させる電動モーターM2とを装設し、接続筒5にホ
    ース6を介して清掃用のノズル7を接続せしめてなる穀
    粒乾燥機における作業終了後の清掃装置。
  2. 【請求項2】 穀粒乾燥機の機体1に乾燥処理ずみの穀
    粒を高所に揚送するよう装備されている高所揚送用のス
    ロワー2の、ケーシング20の肩部に設けた吐出筒部2
    4の吐出口25と、その吐出口25に基端側を接続して
    立上がる放出筒26との間に、別体の継ぎ管27を介装
    し、その継ぎ管27に、エアーの取出口3と、その取出
    口3より下流側において放出筒26側との連通を遮断し
    てその取出口3を吐出筒部24側に開放する状態とその
    取出口3を閉塞して放出筒26側への連通を開放する状
    態とに切り換わる切換弁状の開閉弁4と、その取出口3
    に分岐管状に接続する接続筒5と、前記開閉弁4を開閉
    作動させる作動レバーとを装設し、接続筒5にホース6
    を介して清掃用のノズル7を接続せしめてなる穀粒乾燥
    機における作業終了後の清掃装置。
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CN107410134B (zh) * 2017-09-20 2022-08-23 山东省淡水渔业研究院(山东省淡水渔业监测中心) 气动远程水产养殖饲料抛撒装置及其使用方法
US11266053B2 (en) 2019-11-07 2022-03-08 Cnh Industrial Canada, Ltd. Fluid nozzle system and method for de-plugging ground engaging tools of an agricultural implement

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