JP3275640B2 - 脱水兼用洗濯機 - Google Patents
脱水兼用洗濯機Info
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Landscapes
- Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
- Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
Description
路を設けた脱水兼用洗濯機に関するものである。
ら図7に示すように構成していた。以下、その構成につ
いて説明する。
テンレス鋼板で形成された胴部2と樹脂で形成された底
部3とで形成されている。底部3にはパルセーター4を
回転自在に配設し、底部3の裏面には取付用のフランジ
5を取り付けている。水受け槽6は、洗濯兼脱水槽1の
外側に設けており、この水受け槽6の裏面には洗濯兼脱
水槽1およびパルセーター4を駆動するモータ7を取り
付け、Vベルト8および減速機構9を介してパルセータ
ー4または洗濯兼脱水槽1を駆動する。水受け槽6は外
枠10にサスペンション11によって防振支持されてい
る。
流体バランサー12を固着しており、この洗濯兼脱水槽
1の内壁面に複数の略筒状の循環水路13を嵌着し、パ
ルセーター4の裏面に下側羽根14を一体に設けてお
り、下側羽根14の外周にポンプ室15を形成してい
る。
はパルセーター4の裏面の水を効果的に集めるため扇型
部16を設けており、また、中間部分には図6に示すよ
うに、爪部17を設け、洗濯兼脱水槽1の胴部2に、爪
部17の対応位置に穴部18を設け、爪部17を穴部1
8に係着して循環水路13を胴部2に固定している。さ
らに、上端部19は流体バランサー12に位置決めする
ように構成している。これら複数の循環水路13の上端
には、循環する水からリントを回収するためのリントフ
ィルター20または散水ノズル21を設けている。
すように、洗濯兼脱水槽1の底部3に設けたくぼみ22
に係止する係止部23と、位置決め穴24に略同軸的に
軸承する位置決めピン25とを設けている。
排水し、給水弁27は洗濯兼脱水槽1に給水するもので
ある。洗濯兼脱水槽1の上部に蓋28を設けており、制
御装置29は洗い、すすぎ、脱水の一連の行程を逐次制
御する。
9よりモータ7を回転し、Vベルト8および減速機構9
を介してパルセーター4を駆動すると、パルセーター4
の回転によりパルセーター4の裏面の水が循環水路13
を通り、流体バランサー12まで到達してリントフィル
ター20および散水ノズル21を介して洗濯兼脱水槽1
内に吐出する。
うな従来の構成では、循環水路13および洗濯兼脱水槽
1の底部3は樹脂であるため、成型後の変形、循環水路
13のセット後の変形、またはお湯などを使用した場合
の循環水路13の変形や扇型部16の浮き上がりなどに
より、扇型部16と洗濯兼脱水槽1の底部3との間に隙
間ができ、洗濯中にその隙間を水が行き来するため、そ
の隙間にリントが付着、堆積したりする恐れがあるとい
った問題を有していた。
型部16の裏面に粘着テープを有するスポンジなどを貼
りつけて対応していたが、このスポンジ貼りの際、粘着
テープの台紙をはがす作業、貼る際の位置決め作業、実
際に貼る作業など非常に煩わしく、時間を要するため、
作業性、装着性が悪いといった問題があった。
で、循環水路と洗濯兼脱水槽の底部との間の隙間のシー
ル性を向上し、さらにシール材の貼り付け作業性、装着
性を向上することを目的としている。
するために、底部と略円筒状の胴部とを有する洗濯兼脱
水槽と、この洗濯兼脱水槽の内底部に回転自在に配設し
たパルセーターと、このパルセーターの下側羽根の外周
に設けたポンプ室から前記洗濯兼脱水槽の高さ方向途中
または上方部までを連通する略筒状の循環水路とを備
え、前記循環水路は、前記洗濯兼脱水槽の底部内面と対
応する形状を水平方向断面形状が略U字状になるように
構成し、この略U字状部の下端部に、洗濯兼脱水槽の底
部に設けたくぼみに係止する係止部と、前記洗濯兼脱水
槽の円周方向に広がる扇型部とを設け、この扇型部に、
洗濯兼脱水槽の底部に設けた位置決め穴に略同軸的に軸
承する位置決めピンと、前記洗濯兼脱水槽の底部の底面
側に向けて開口し前記位置決めピンにて略U字状に折り
返すような略U字状の凹溝とを設け、この略U字状の凹
溝に弾性体を嵌合装着し、この弾性体を前記底部の底面
と前記略U字状の凹溝とにより弾力的に挟持したことを
課題解決手段としている。
路が変形したり、扇型部が浮いたりして、循環水路およ
びその扇型部と洗濯兼脱水槽の底部との間に隙間ができ
た場合でも、弾性体の弾性力により、洗濯中にその隙間
に水が行き来するようなことはなく、その隙間にリント
が付着、堆積したりする恐れはなく、またシール材であ
る弾性体を装着する際の裏面の粘着テープの台紙をはが
す作業や貼る際の位置決めなどの作業をする必要がな
く、シール材の装着の作業の時間を大幅に短縮すること
ができ、作業性、装着性を向上することができる。
照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは
同一符号を付して説明を省略する。
脱水槽1の内壁面に嵌着し、上端に循環する水からリン
トを回収するためのリントフィルター20または散水ノ
ズル21を設けている。下方部の洗濯兼脱水槽1の底部
3の内面部32と対応する形状は、略水平方向断面形状
は略U字状になっている。この略U字状部33の下端部
には、洗濯兼脱水槽1の底部3に設けたくぼみ34に係
止する係止部35と、洗濯兼脱水槽1の円周方向に広が
る扇型部36を設けている。この扇型部36には、洗濯
兼脱水槽1の底部3に設けた位置決め穴37に略同軸的
に軸承する位置決めピン38を設け、さらに、洗濯兼脱
水槽1の底部3の底面側に向けて開口し、位置決めピン
38にて略U字状に折り返すような略U字状の凹溝39
を設けている。また、洗濯兼脱水槽1の底部3には、略
U字状の凹溝39と対向した位置に平坦面40を設けて
いる。略U字状の凹溝39には溝に沿ってU字状にゴム
状の弾性体41を嵌合装着しており、弾性体41の先端
は、略U字状の凹溝39の開口端面より、底部3の平坦
面40側に寸法aだけ突出している。
脱水槽1にセットされたとき、係止部35と位置決めピ
ン38は、それぞれくぼみ34と位置決め穴37に挿入
され、位置決め、固定される。このとき、弾性体41は
略U字状の凹溝39と平坦面40との間で約寸法aだけ
圧縮されるため、弾性体41は略U字状の凹溝39の3
面全部と平坦部40の当接部に密着されるため、完全な
シール性を得ることができる。
部36の浮き上がり、扇型部36と洗濯兼脱水槽1の底
部3との間に隙間が生じたとしても、弾性体41には弾
力性があるため、シール性を損なうことはなく、循環水
路31と洗濯兼脱水槽1の底部3の隙間での水の出入り
はなく、リントの付着、堆積を防止することができる。
また、弾性体41の装着の作業性についても、弾性体4
1をただ略U字状の凹溝39に挿入するだけでよく、従
来のように、粘着テープの台紙をはがす作業や貼る際の
位置決めなどの作業をする必要がなく、シール材の装着
の作業の時間を大幅に短縮することができ、作業性、装
着性を向上することができ、大きなコストダウンを実現
することができる。
ン38にて略U字状に折り返すような構造であるため、
略U字状の凹溝39に沿って嵌着された弾性体41は、
弾性体41自身の弾性力により、略U字状の凹溝39の
側壁に突っ張った状態となるため、循環水路31を搬送
する際にも、また、循環水路31を洗濯兼脱水槽1へ取
り付ける際にも、弾性体41が外れることもなく、安定
した装着性を得ることができ、シールについての信頼性
を向上することができる。
としているが、それが弾性を有するものであれば、スポ
ンジでも、その他のものであってもよいことはいうまで
もない。
などにより任意に設定し、そのシール性を確保するもの
である。
1は、流体バランサー12近傍まで連通しているが、水
位などの設定により循環水路31が洗濯兼脱水槽1の胴
部2の途中までの循環水路であっても、上記実施例と同
等の構成にすることにより、同等の効果を得ることがで
きる。
の胴部とを有する洗濯兼脱水槽と、この洗濯兼脱水槽の
内底部に回転自在に配設したパルセーターと、このパル
セーターの下側羽根の外周に設けたポンプ室から前記洗
濯兼脱水槽の高さ方向途中または上方部までを連通する
略筒状の循環水路とを備え、前記循環水路は、前記洗濯
兼脱水槽の底部内面と対応する形状を水平方向断面形状
が略U字状になるように構成し、この略U字状部の下端
部に、洗濯兼脱水槽の底部に設けたくぼみに係止する係
止部と、前記洗濯兼脱水槽の円周方向に広がる扇型部と
を設け、この扇型部に、洗濯兼脱水槽の底部に設けた位
置決め穴に略同軸的に軸承する位置決めピンと、前記洗
濯兼脱水槽の底部の底面側に向けて開口し前記位置決め
ピンにて略U字状に折り返すような略U字状の凹溝とを
設け、この略U字状の凹溝に弾性体を嵌合装着し、この
弾性体を前記底部の底面と前記略U字状の凹溝とにより
弾力的に挟持したから、循環水路が変形したり、扇型部
が浮いてしまったりして、循環水路とその扇型部と洗濯
兼脱水槽の底部との間に隙間ができた場合でも、弾性体
の弾性力により、洗濯中にその隙間に水が行き来するよ
うなことはなく、その隙間にリントが付着、堆積したり
する恐れはない。また、扇型部は、略U字状の凹溝によ
り、強度的にも強い形状であるため、変形や浮きも少な
くすることができる。
際の裏面の粘着テープの台紙をはがす作業や貼る際の位
置決めなどの作業をする必要がなく、シール材の装着の
作業の時間を大幅に短縮することができ、作業性、装着
性を向上することができるため、大きなコストダウンを
実現することができる。また、略U字状の凹溝は位置決
めピンにて略U字状に折り返すような構造であるため、
略U字状の凹溝に沿って嵌着された弾性体は、弾性体自
身の弾性力により略U字状の凹溝の側壁に突っ張った状
態となり、循環水路を搬送する際にも、また循環水路を
洗濯兼脱水槽へ取り付ける際にも、弾性体が外れること
もなく、安定した装着性を得ることができ、シールにつ
いての信頼性を向上することができる。
環水路の要部斜視図 (b)同脱水兼用洗濯機の洗濯兼脱水槽の底部の要部斜
視図
斜視図
Claims (1)
- 【請求項1】 底部と略円筒状の胴部とを有する洗濯兼
脱水槽と、この洗濯兼脱水槽の内底部に回転自在に配設
したパルセーターと、このパルセーターの下側羽根の外
周に設けたポンプ室から前記洗濯兼脱水槽の高さ方向途
中または上方部までを連通する略筒状の循環水路とを備
え、前記循環水路は、前記洗濯兼脱水槽の底部内面と対
応する形状を水平方向断面形状が略U字状になるように
構成し、この略U字状部の下端部に、洗濯兼脱水槽の底
部に設けたくぼみに係止する係止部と、前記洗濯兼脱水
槽の円周方向に広がる扇型部とを設け、この扇型部に、
洗濯兼脱水槽の底部に設けた位置決め穴に略同軸的に軸
承する位置決めピンと、前記洗濯兼脱水槽の底部の底面
側に向けて開口し前記位置決めピンにて略U字状に折り
返すような略U字状の凹溝とを設け、この略U字状の凹
溝に弾性体を嵌合装着し、この弾性体を前記底部の底面
と前記略U字状の凹溝とにより弾力的に挟持した脱水兼
用洗濯機。
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Families Citing this family (1)
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---|---|---|---|---|
JP6286279B2 (ja) * | 2014-05-20 | 2018-02-28 | 日立アプライアンス株式会社 | 洗濯機 |
-
1995
- 1995-07-11 JP JP17468995A patent/JP3275640B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH0924187A (ja) | 1997-01-28 |
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