JP3275622B2 - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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JP3275622B2 JP08930795A JP8930795A JP3275622B2 JP 3275622 B2 JP3275622 B2 JP 3275622B2 JP 08930795 A JP08930795 A JP 08930795A JP 8930795 A JP8930795 A JP 8930795A JP 3275622 B2 JP3275622 B2 JP 3275622B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ジャーポット・炊飯器
・アイロン・掃除機等の機器に用いている商用交流電源
と非絶縁とした電源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来使用されている電源装置は、図4あ
るいは図5の構成となっている。図4のものは、商用交
流電源に接続した整流回路1と抵抗器25とコンデンサ
ー26と定電圧ダイオード27によって直流電源を構成
しており、負荷28・29・30をこの直流電源に接続
する構成となっている。つまり直流電源は、この3つの
負荷28・29・30に電流を供給しているものであ
る。従って直流電源は、電流容量の大きいものを使用し
なければならないものである。
【0003】また図5のものは、三つの負荷がそれぞれ
異なる直流電源電圧で動作する場合に使用されている。
この場合31は最も高電圧を必要とする負荷であり、電
圧降下手段32を介して負荷31に接続した負荷33は
2番目に高い直流電源電圧で動作するものである。また
電圧降下手段34を介して負荷33に接続した負荷35
は、更に低い動作電圧で動作するものである。この場合
も直流電源は、この3つの負荷31・33・35に電流
を供給できるだけの電流容量を必要としているものであ
る。
【0004】またトランスなどを使用した電源装置であ
っても、同様である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記したように従来の
構成の電源装置は、複数の負荷に電力を供給するため、
商用交流電源から直流電源を作成するために大きな電圧
降下と、大きな電流を必要としているものである。また
商用交流電源の瞬時停電に対応するため一定時間電圧を
保持する必要があり、このため直流電源を構成するコン
デンサーの容量を大きく設定しておく必要がある。この
ため電源のサイズが大きくなったり、発熱が大きくなっ
たり、また大きな電力定格の部品を採用する必要がある
というような課題を有している。
【0006】本発明はこのような従来の構成が有してい
る課題を解決するもので、商用交流電源から直流電源を
作成するときに必要な電圧降下の大きさを小さくでき、
従ってロス電力を小さくできて、また直流電源を構成す
るコンデンサーの容量が小さくてもリップル電圧を小さ
くでき、また商用交流電源の瞬時停電に対しても小容量
のコンデンサーで対応可能で、また使用する定電圧ダイ
オードの部品定格を小さいものとすることができる電源
装置を提供することを第一の目的とするものである。
【0007】また更に、使用する定電圧ダイオードでの
ロス電力を低減でき、かつ第(n+1)番目のコンデン
サーと第(n+2)番目のコンデンサーとして耐圧定格
の低いものを使用できる電源装置を提供することを第二
の目的とするものである。
【0008】更に、第一から第n番目の負荷に非直流で
動作できるものを選択するようにして、第一から第n番
目のコンデンサーを廃止でき、使用する部品の点数を少
なくした小型軽量の電源装置を提供することを第三の目
的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】第一の目的を達成するた
めの本発明の第一の手段は、商用交流電源の一端に接続
した整流回路および抵抗と、抵抗に接続した直列に接続
したn個の定電圧ダイオードと、前記それぞれの定電圧
ダイオードに並列に接続したn個のコンデンサーおよび
n個の負荷と、前記n個のコンデンサーに直列に接続し
た第(n+1)番目のコンデンサーと第(n+1)番目
のコンデンサーに並列に接続した第(n+1)番目の負
荷と、第(n+1)番目のコンデンサーと商用電源の他
端との間に接続した制御回路とを備え、前記制御回路は
整流回路に電流が流れるときには第(n+2)番目のコ
ンデンサーを前記n個のコンデンサーと直列に接続し、
整流回路に電流が流れないときには前記直列に接続した
第一から第(n+1)番目のコンデンサーと並列に接続
する電源装置とするものである。
【0010】第二の目的を達成するための本発明の第二
の手段は、特に第(n+1)番目の定電圧ダイオードの
ツェナー電圧を第(n+1)番目のコンデンサーの耐圧
以下に設定し、通常使用時にはツェナー電圧以下の電圧
で動作し、商用交流電源の電圧が定格電圧から上昇した
ときには前記定電圧ダイオードが第(n+1)番目のコ
ンデンサーを保護する電源装置とするものである。
【0011】第三の目的を達成するための本発明の第三
の手段は、商用交流電源の一端に接続した整流回路およ
び抵抗と、抵抗に接続した直列に接続したn個の定電圧
ダイオードと、前記それぞれの定電圧ダイオードに並列
に接続した非直流電圧でも動作可能なn個の負荷と、前
記n個の定電圧ダイオードに直列に接続した第(n+
1)番目のコンデンサーと第(n+1)番目のコンデン
サーに並列に接続した第(n+1)番目の負荷と、第
(n+1)番目のコンデンサーと商用電源の他端との間
に接続した制御回路とを備え、前記n個の負荷は第(n
+1)番目の負荷からの指令によって動作する電源装置
とするものである。
【0012】
【作用】本発明の第一の手段は、制御回路が整流回路に
電流が流れるときには第(n+2)番目のコンデンサー
を直列に接続した(n+1)個のコンデンサーと直列に
接続し、整流回路に電流が流れないときには直列に接続
した(n+1)個のコンデンサーと並列に接続するよう
に作用するもので、小型とした電源装置とできるもので
ある。
【0013】本発明の第二の手段は、第(n+1)番目
の定電圧ダイオードのツェナー電圧を第(n+1)番目
のコンデンサーの耐圧以下に設定し、第(n+1)番目
のコンデンサーと第(n+2)番目のコンデンサーの耐
圧定格を小さくした電源装置とできるものである。
【0014】本発明の第三の手段は、接続するn個の負
荷を非直流電圧でも動作可能なものを選択し(n+1)
番目の負荷からの指令によって制御できるものとして、
使用するコンデンサーの数を減少できる電源装置として
いる。
【0015】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の電源装置の第一の実施例につ
いて説明する。図1は本実施例の電気回路を示すブロッ
ク図である。商用交流電源1の一端1aには、整流回路
2および抵抗3を接続している。整流回路2は本実施例
では半波の整流ダイオードとしている。抵抗3の他端に
はn個の定電圧ダイオードである第一の定電圧ダイオー
ド7・第二の定電圧ダイオード8を直列に接続してい
る。すなわち本実施例ではn=2としている。第一の定
電圧ダイオード7には第一のコンデンサー4と第一の負
荷10を、第二の定電圧ダイオード8には第二のコンデ
ンサー5と第二の負荷11をそれぞれ並列に接続してい
る。また第二のコンデンサー5には、直列に第(n+
1)番目のコンデンサーである第三のコンデンサー6を
接続している。第三のコンデンサー6には、並列に定電
圧回路9を、また定電圧回路9には第(n+1)番目の
負荷である第三の負荷12を並列に接続している。なお
本実施例では第三のコンデンサ6に接続している第三の
負荷12は定電圧回路9を介したものとしているが、特
に定電圧回路9を使用しなければならないと言うことは
ないものである。また第三のコンデンサー6と商用交流
電源1の他端1bとの間には、第(n+2)番目のコン
デンサーである第四のコンデンサー13を備えた制御回
路14を接続している。制御回路14は、ダイオード1
4a・同14b・同14d・同14e及びトランジスタ
14f・抵抗14cと、前記第四のコンデンサー13と
から成っている。
【0016】以下本実施例の動作について説明する。商
用交流電源1の一端1a側が正極性であるときは、商用
交流電源1から、整流回路2・抵抗3、第一のコンデン
サー4・第二のコンデンサー5・第三のコンデンサー6
から、ダイオード14a、第四のコンデンサー13・ダ
イオード14eから、商用交流電源1に戻る第一の閉回
路を構成して電流が流れる。また抵抗3を流れる電流
は、抵抗14cからダイオード14d・商用交流電源1
の第二の閉回路を構成して流れるものである。このと
き、ダイオード14d・ダイオード14eにはそれぞれ
約0.6Vの電圧が発生している。従って、トランジスタ
14fのベース・エミッタ間の電圧は0となるものであ
る。この結果トランジスタ14fはオフとなる。
【0017】商用交流電源1の極性が反転して端子1b
側が正となると、ダイオード14d・ダイオード14e
には電流が流れなくなる。この時トランジスタ14f
は、第四のコンデンサー13が蓄電した電荷を電源と
し、ダイオード14bから、抵抗14cをバイアス抵抗
にしてトランジスタ14fはオンする。トランジスタ1
4fがオンすると、第四のコンデンサー13からは、ダ
イオード14bを介して直列に接続した第一のコンデン
サー4・第二のコンデンサー5・第三のコンデンサー6
を経由してトランジスタ14fのコレクタからトランジ
スタ14fのエミッタに達する閉回路を構成して電流が
流れるものである。このため第四のコンデンサー13
は、直列に接続した第一のコンデンサー4・第二のコン
デンサー5・第三のコンデンサー6に対して等価的に並
列に接続されることとなる。
【0018】つまり本実施例の制御回路14は、商用交
流電源1の電圧の極性が変化する都度、第四のコンデン
サー13の接続状態を直列に接続した第一のコンデンサ
4・第二のコンデンサー5・第三のコンデンサー6に対
して直列に次いで並列に接続することを繰り返している
ものである。またこの並列接続状態であるときの第四の
コンデンサー13の電圧は、ほぼ第一のコンデンサー4
・第二のコンデンサー5・第三のコンデンサー6の電圧
の和に等しい電圧となっている。
【0019】また本実施例においては、第三のコンデン
サー6には定電圧ダイオードを接続していないものであ
る。このため、商用交流電源1の電圧が定格電圧から上
昇したような場合にロス電力の増加を少なくすることが
可能となるものである。
【0020】つまり、第三のコンデンサー6の両端に第
三の定電圧ダイオードを接続していた場合には、商用交
流電源1の電圧が上昇しても第一のコンデンサー4・第
二のコンデンサー5・第三のコンデンサー6の電圧は、
第一の定電圧ダイオード7・第二の定電圧ダイオード8
と第三の定電圧ダイオードの動作電圧によって固定され
ているものである。このため第四のコンデンサー13の
電圧も、ほぼ固定されることになる。従って商用交流電
源1の電圧の上昇分は、抵抗3に全て印加されることに
なり、商用交流電源1から入力される電流はこの分増加
するものである。この増加した電流は、第一の定電圧ダ
イオード7・第二の定電圧ダイオード8と第三の定電圧
ダイオードに対してロス電流として作用するもので、結
局定電圧ダイオードの消費電力の増加につながるもので
ある。この点本実施例によれば、前記第三の定電圧ダイ
オードを使用していないものであるため、商用交流電源
1の電圧が上昇すると、第三のコンデンサー6の充電電
流が増加し、第三のコンデンサー6の電圧が上昇するこ
とになる。このため第四のコンデンサー13の電圧も上
昇し、商用交流電源1の電圧の上昇分は抵抗3と、第三
のコンデンサー6と第四のコンデンサー13とに分散さ
れるものである。つまり、商用交流電源1の電圧の増加
による入力電流の増加分は、第三の定電圧ダイオードが
あるときに比べて少なくなるものである。従って第一の
定電圧ダイオード7・第二の定電圧ダイオード8に流れ
る電流も少なく抑えることができ、ロス電力の増加が少
なくてすむものである。
【0021】以上のようにして、第一の負荷10・第二
の負荷11は、第一の定電圧ダイオード7・第二の定電
圧ダイオード8によって安定化された電圧が供給され、
また第三の負荷12には定電圧回路9によって決まる電
圧が供給されて各負荷は安定して動作できる。
【0022】以上のように本実施例によれば、直列に接
続した第一のコンデンサー4・第二のコンデンサー5・
第三のコンデンサー6が構成している複数の直列電源の
内の一つを非安定化することによって、商用交流電源1
の電圧の上昇に対して電流の増加を第三のコンデンサー
6及び第四のコンデンサー13に蓄積することができ、
商用交流電源1から直流電源を作成するときに必要な電
圧降下の大きさを小さくでき、従って第一の定電圧ダイ
オード7・第二の定電圧ダイオード8でのロス電力を小
さくすることができるものである。
【0023】また第一の負荷10・第二の負荷11・第
三の負荷12を商用交流電源1に対して直列に接続した
構成としているため、商用交流電源から供給される入力
電流は小さくてすむもので、この結果直流電源を構成す
るコンデンサーの容量が小さくてもリップル電圧を小さ
くでき、また商用交流電源の瞬時停電に対しても小容量
のコンデンサで対応することが可能となるものである。
また使用する定電圧ダイオードの部品定格も小さいもの
とすることができる。
【0024】(実施例2)次に本発明の第二の実施例に
ついて説明する。本実施例では図2に示しているよう
に、第三のコンデンサー6の両端に第三の定電圧ダイオ
ード15を接続している。このとき、第三の定電圧ダイ
オード15のツェナー電圧の設定を第三のコンデンサー
6の耐圧以下の設定として、商用交流電源1の定格電圧
では定電圧ダイオード15が動作しないようにしている
ものである。
【0025】以下本実施例の動作を説明する。商用交流
電源1の電圧が定格電圧では、第三のコンデンサー6の
電圧は第三の定電圧ダイオード15のツェナー電圧以下
であり前記実施例1と同様に動作している。しかし商用
交流電源1の電圧が定格電圧から上昇すると、第三のコ
ンデンサー6の電圧も上昇してくる。この電圧が第三の
定電圧ダイオード15のツェナー電圧以上に上昇する
と、第三のコンデンサー6の電圧は第三の定電圧ダイオ
ード15のツェナー電圧によって制限されるものであ
る。
【0026】つまり本実施例によれば、第三の定電圧ダ
イオード15を接続して商用交流電源1が定格電圧から
一定値越える電圧に上昇した場合だけ第三のコンデンサ
ー6を保護するように動作するもので、第三のコンデン
サー6の耐圧定格を小さいものとすることができ、装置
の小型化を図ることができるものである。また商用交流
電源1の電圧の上昇値が前記一定値までの場合には、前
記実施例1と同様の効果を有しているものである。
【0027】(実施例3)次に本発明の第三の実施例に
ついて説明する。本実施例では図3に示しているよう
に、電源装置の構成を極めて簡単なものとしている。す
なわち商用交流電源1の一端1aには整流回路2と抵抗
3とを直列に接続しており、抵抗3には第一の定電圧ダ
イオード7・第二の定電圧ダイオード8を直列に接続し
ている。この2個の定電圧ダイオードのそれぞれには、
並列に第四の負荷16と第五の負荷17とを接続してい
る。また、前記第二の定電圧ダイオード8には直列に第
三のコンデンサー6を接続している。第三のコンデンサ
ー6には、並列に定電圧回路9と第六の負荷18を接続
している。第三のコンデンサー6と商用交流電源1の端
子1bとの間には、実施例1で説明した制御回路14を
接続している。
【0028】このとき本実施例では、第四の負荷16と
第五の負荷17として非直流電圧でも動作可能なもの、
例えばLEDを選択しており、この第四の負荷16と第
五の負荷17とは第六の負荷18の指示によって動作し
ている。つまり第六の負荷18としては例えばマイコン
等の制御回路を使用している。
【0029】以下本実施例の動作について説明する。本
実施例では、第四の負荷16と第五の負荷17には、非
直流電圧でも動作可能な、例えばLEDを選択している
ものである。このため、第六の負荷18からの指示があ
れば、商用交流電源1からの電力供給がないときであっ
ても、第四のコンデンサー13の蓄電した電荷による脈
流電流による動作が可能となるものである。
【0030】つまり本実施例によれば、商用交流電源1
と第四のコンデンサー13とによる脈流電流の供給によ
って、第四の負荷16と第五の負荷17とを動作できる
ものとなっている。従って前記実施例1・実施例2で使
用した第一のコンデンサ4・第二のコンデンサー5・第
三のコンデンサー6を使用する必要がなく、使用部品の
点数を減少できるものである。つまり簡単で小型とした
電源装置を実現できるものとなっている。
【0031】
【発明の効果】本発明の第一の手段は、商用交流電源の
一端に接続した整流回路および抵抗と、抵抗に接続した
直列に接続したn個の定電圧ダイオードと、前記それぞ
れの定電圧ダイオードに並列に接続したn個のコンデン
サーおよびn個の負荷と、前記n個のコンデンサーに直
列に接続した第(n+1)番目のコンデンサーと第(n
+1)番目のコンデンサーに並列に接続した第(n+
1)番目の負荷と、第(n+1)番目のコンデンサーと
商用電源の他端との間に接続した制御回路とを備え、前
記制御回路は整流回路に電流が流れるときには第(n+
2)番目のコンデンサーを前記n個のコンデンサーと直
列に接続し、整流回路に電流が流れないときには前記直
列に接続した第一から第(n+1)番目のコンデンサー
と並列に接続する構成として、商用交流電源から直流電
源を作成するときに必要な電圧降下の大きさを小さくで
き、従ってロス電力を小さくできて、また直流電源を構
成するコンデンサーの容量が小さくてもリップル電圧を
小さくでき、また商用交流電源の瞬時停電に対しても小
容量のコンデンサーで対応可能で、また使用する定電圧
ダイオードの部品定格を小さいものとすることができる
電源装置を実現できるものである。
【0032】本発明の第二の手段は、特に第(n+1)
番目の定電圧ダイオードのツェナー電圧を第(n+1)
番目のコンデンサーの耐圧以下に設定し、通常使用時に
はツェナー電圧以下の電圧で動作し、商用交流電源の電
圧が定格電圧から上昇したときには前記定電圧ダイオー
ドが第(n+1)番目のコンデンサーを保護する構成と
して、使用する定電圧ダイオードでのロス電力を低減で
き、かつ第(n+1)番目のコンデンサーと第(n+
2)番目のコンデンサーとして耐圧定格の低いものを使
用できる電源装置を実現するものである。
【0033】また本発明の第三の手段は、商用交流電源
の一端に接続した整流回路および抵抗と、抵抗に接続し
た直列に接続したn個の定電圧ダイオードと、前記それ
ぞれの定電圧ダイオードに並列に接続した非直流電圧で
も動作可能なn個の負荷と、前記n個の定電圧ダイオー
ドに直列に接続した第(n+1)番目のコンデンサーと
第(n+1)番目のコンデンサーに並列に接続した第
(n+1)番目の負荷と、第(n+1)番目のコンデン
サーと商用電源の他端との間に接続した制御回路とを備
え、前記n個の負荷は第(n+1)番目の負荷からの指
令によって動作する構成として、第一から第n番目のコ
ンデンサーを廃止でき、使用する部品の点数を少なくし
た小型軽量の電源装置を実現するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例である電源装置の電気接
続を示すブロック図
【図2】同、第二の実施例である電源装置の電気接続を
示すブロック図
【図3】同、第三の実施例である電源装置の電気接続を
示すブロック図
【図4】従来の電源装置の電気接続を示すブロック図
【図5】別の従来の電源装置の電気接続を示すブロック
【符号の説明】
1 商用交流電源 2 整流回路 3 抵抗 4 第一のコンデンサー 5 第二のコンデンサー 6 第三のコンデンサー 7 第一の定電圧ダイオード 8 第二の定電圧ダイオード 10 第一の負荷 11 第二の負荷 12 第三の負荷 13 第四のコンデンサー 14 制御回路 15 第三の定電圧ダイオード 16 第四の負荷 17 第五の負荷 18 第六の負荷
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05F 1/46 - 1/656 H02J 1/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用交流電源の一端に接続した整流回路
    および抵抗と、抵抗に接続した直列に接続したn個の定
    電圧ダイオードと、前記それぞれの定電圧ダイオードに
    並列に接続したn個のコンデンサーおよびn個の負荷
    と、前記n個のコンデンサーに直列に接続した第(n+
    1)番目のコンデンサーと第(n+1)番目のコンデン
    サーに並列に接続した第(n+1)番目の負荷と、第
    (n+1)番目のコンデンサーと商用電源の他端との間
    に接続した制御回路とを備え、前記制御回路は整流回路
    に電流が流れるときには第(n+2)番目のコンデンサ
    ーを前記n個のコンデンサーと直列に接続し、整流回路
    に電流が流れないときには前記直列に接続した第一から
    第(n+1)番目のコンデンサーと並列に接続する電源
    装置。
  2. 【請求項2】 第(n+1)番目の定電圧ダイオードの
    ツェナー電圧を第(n+1)番目のコンデンサーの耐圧
    以下に設定し、通常使用時にはツェナー電圧以下の電圧
    で動作し、商用交流電源の電圧が定格電圧から上昇した
    ときには前記定電圧ダイオードが第(n+1)番目のコ
    ンデンサーを保護する請求項1記載の電源装置。
  3. 【請求項3】 商用交流電源の一端に接続した整流回路
    および抵抗と、抵抗に接続した直列に接続したn個の定
    電圧ダイオードと、前記それぞれの定電圧ダイオードに
    並列に接続した非直流電圧でも動作可能なn個の負荷
    と、前記n個の定電圧ダイオードに直列に接続した第
    (n+1)番目のコンデンサーと第(n+1)番目のコ
    ンデンサーに並列に接続した第(n+1)番目の負荷
    と、第(n+1)番目のコンデンサーと商用電源の他端
    との間に接続した請求項1記載の制御回路とを備え、前
    記n個の負荷は第(n+1)番目の負荷からの指令によ
    って動作する電源装置。
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