JP3275057B2 - 負荷感知油圧装置に使用するブレーキ弁 - Google Patents

負荷感知油圧装置に使用するブレーキ弁

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JP3275057B2
JP3275057B2 JP23897692A JP23897692A JP3275057B2 JP 3275057 B2 JP3275057 B2 JP 3275057B2 JP 23897692 A JP23897692 A JP 23897692A JP 23897692 A JP23897692 A JP 23897692A JP 3275057 B2 JP3275057 B2 JP 3275057B2
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T13/00Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
    • B60T13/10Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
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    • B62D5/06Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的には車両油圧装置
に使用するブレーキ弁に関し、より詳細には、手動操作
の弁部材を含む型式のブレーキ弁に関する。
【0002】さらに、本発明のブレーキ弁は車両パワー
ステアリング装置等の別の回路と油圧的に並列接続され
る車両油圧装置に使用されるとき、ブレーキ弁とステア
リング回路に共通流体源からの油圧が供給されるため
に、特に好都合である。
【0003】
【従来の技術】本発明に関連する型式のブレーキ弁は、
一般的に次の2つの作動モードを有している。「動力」
ブレーキモードにおいて、ブレーキ弁は流体源からの加
圧流をブレーキアクチユエータへ接続している。「手
動」ブレーキモードにおいて、外部加圧流体源を利用す
ることができず、そして弁スプールの動きは、ブレーキ
ペダルを押し下げることによりピストン装置を動かし
て、ブレーキアクチユエータへの加圧流体を発生させ
る。かかるブレーキ弁の例は本発明の譲受人に関係する
前任者に譲渡されたかつ本書に参考までに組み込まれ
た、アメリカ特許明細書第3,166,890号に開示
されている。
【0004】本発明に関連する型式のブレーキ弁を利用
する車両は、益々負荷感知油圧(流体静力学的)パワー
ステアリング装置、および負荷感知流体源を利用するよ
うになってきた。このような負荷感知車両油圧装置の例
は、本書に参考までに組み込まれた、本発明の譲受人に
譲渡されたアメリカ特許明細書第4,043,419号
に詳細に記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような事情に鑑み
て、本発明は、負荷感知車両用油圧装置に使用するブレ
ーキ弁、特に油圧装置全体のための単一の、負荷感知流
体圧力源を有する装置に使用する改良されたブレーキ弁
を提供することを目的としている。
【0006】本発明のさらに他の目的は、上述した目的
を達成しかつ同時により小さい、安価なブレーキアクチ
ユエータの利用を可能にするブレーキ弁を提供すること
にある。
【0007】本発明の上記目的は、各請求項に記載の構
成により達成される。具体的には、請求項1によれば、
本発明のブレーキ弁は、加圧流体源と、装置負荷信号に
応答して前記加圧流体源の流体出力を変化させるための
負荷感知優先流れ制御手段と、負荷を感知した際に前記
加圧流体源からの加圧流体を受容するためにブレーキ弁
と並列に接続されかつ流体作動装置(39)を作動するた
めの弁装置(41)を有する流体コントローラ(37)とを含
み、前記流体作動装置(39)の操作時に前記加圧流体源
(11)から供給される油圧に基づく優先負荷信号(12
5)を前記弁装置(41)から発生する形式の負荷感知油
圧装置において使用することができる。このブレーキ弁
は、加圧流体源に接続される流体入口ポート、流体圧力
作動のブレーキアクチュエータに接続されるワークポー
ト、装置タンクに接続される戻りポート、および流体入
口ポート、ワークポート、ならびに戻りポートを相互に
接続する弁孔を形成するハウジング手段と、前記弁孔内
で往復動可能であり、かつ強制的に手動で往復動させる
ためにハウジング手段の外側に端部が延在し、さらに、
流体入口ポートからワークポートへの流体連通を遮断す
る中立位置、流体入口ポートから前記ワークポートへの
流体連通を許容するパワーブレーキ位置、および流体入
口ポートでの加圧流体の欠乏時に、弁スプールの動きに
応じてピストンアセンブリが作動して前記ワークポート
に流体圧力を発生すべく作動可能な手動ブレーキ位置を
有している、弁スプールと、前記弁装置の作動時に前記
流体コントローラから供給される前記優先負荷信号と、
前記弁スプールの移動により高められた圧力に応じたブ
レーキ負荷信号とを入力して比較し、これら2つの負荷
信号のうちで高い圧力を示す信号を前記装置負荷信号と
して前記負荷感知優先流れ制御手段に出力するシャトル
アセンブリとを備えている。
【0008】
【作用】改良ブレーキ弁は装置負荷信号に接続されるブ
レーキ負荷信号室を形成するハウジング手段により特徴
付けられる。弁スプールは、中立位置において、ワーク
ポートとブレーキ負荷信号室との間の流体連通を遮断
し、かつブレーキ負荷信号室と戻りポートとの間の流体
連通を許容する。また、パワーブレーキ位置において、
弁スプールはブレーキ負荷信号室と戻りポートとの間の
流体連通を遮断し、そしてワークポートとブレーキ負荷
信号室との間の流体連通を許容する。ブレーキ負荷信号
は加圧流体源の流体出力を制御し、最後に、弁スプール
が、手動ブレーキ位置において、弁スプールはワークポ
ートとブレーキ負荷信号室との間の流体連通を遮断す
る。弁スプールの動きにより大きなピストンが流体をそ
のピストン孔から小さなピストンのピストン孔へ移動さ
せ、小さなピストンがワークポート内のブレーキ圧力を
強めるように作動する。また、リリーフ弁が大きなピス
トン孔中の流体圧力を解放して弁スプールおよびピスト
ンを動かすのに必要とする手動力を制限する。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明のブレーキ弁を利用できる型式の
両用の負荷感知油圧装置を例示する。本装置は定容量形
流体ポンプ(加圧流体源)11を含み、このポンプ11
はタンク13に接続されるポンプ入口を有する。ポンプ
11の出口は優先弁(負荷感知優先流れ制御手段)17
の入口ポート15に接続されており、この弁は上記アメ
リカ特許明細書第4,043,419号に開示された型
式のものが望ましい。
【0010】優先弁17は優先出口ポート19と過剰流
れ出口ポート21を含み、出口ポートは本発明の部分を
形成しない、図1において可変オリフィス23により表
される補助油圧回路に接続されている。優先弁17は弁
スプール25を含み、該弁スプールは入口ポート15か
ら優先出口ポート19へ実質上すべての流体を流れるよ
うにする位置へばね27により付勢される。ばね27は
負荷信号ライン29の圧力により助けられ、弁スプール
25の端部に対して作用する。これらの付勢力に対抗す
る圧力が、優先出口ポート19の上流から連通されかつ
弁スプール25の反対端に作用するパイロツト信号31
により働かされる。優先弁17の一般的な構造および作
動は従来良く知られており、そしてそれらが本発明の部
分を形成するものでもないので、ここではさらに説明し
ない。加えて、本発明において、理解されるべきこと
は、優先弁の使用に制限されないだけでなく、装置が可
変流体供給源を含む、この供給源において流体出力が負
荷信号29等の負荷信号に応答して変わることを必要と
していることである。単なる1例として、定容量形ポン
プ11および優先弁17は、負荷信号29に応答して可
変する出力を有する負荷感知ポンプにより置き換え可能
である。
【0011】優先出口ポート19は導管33によつて流
体コントローラ37の入口ポート35に接続され、この
流体コントローラの機能は、当業者に良く知られている
ように、ステアリングシリンダ39への流体の流れを制
御することである。本発明の譲受人に譲渡された、アメ
リカ再発行特許明細書第25,126号に開示された一
般的な型式からなる流体コントローラ37は本発明の直
接的な部分を形成ないゆえ、ここでは簡潔に説明す
る。流体コントローラ37内に配置されるのは符号41
で総括的に示される弁装置であり、この弁装置は図1に
示されるその中立位置から右方向位置R、または左方向
位置Lに移動可能である。弁装置41が左右いずれかの
位置にあるとき、入口ポート35からの加圧流体は、そ
の1つの機能がステアリングシリンダ(流体作動装置)
39に連通されるべき適切な流量を測定(計量)する流
体計43を通って流れる。
【0012】さらに図1を参照して、流体コントローラ
37は、ブレーキ弁45と並列に、導管33に接続さ
れ、ブレーキ弁45は、車両ブレーキペダル49の手動
操作(押し下げ)に応答して、加圧流体を流体圧力作動
のブレーキアクチユエータ47へ供給するように作動さ
れる。留意すべきこととして、用語「優先」とは、流体
コントローラ37を含んでいる回路に関連して、以下で
しばしば使用されるということである。この用語はブレ
ーキ回路と並列に接続された回路が補助回路23よりも
優先順位を持っていることを示すのに単に使用される
が、当業者には、代表的な油圧装置に関しては、ステア
リングおよびブレーキの双方が、他の車両機器に対し
て、優先順位が付与されねばならないことが理解可能で
ある。
【0013】次に、図1の概略図を参照して、ブレーキ
弁45の簡単な説明が与えられ、次の各図に関連してよ
り詳細に説明されることからブレーキ弁の理解が容易と
なる。ブレーキ弁45は導管33に接続される流体入口
ポート51を含んでいる。さらにブレーキ弁45は、ブ
レーキアクチユエータ47に接続されるワークポート5
3と、タンク13に接続される戻りポート55とを含ん
でいる。ブレーキ弁45はブレーキペダル49の運動に
応答して動き得る弁スプール57と、比較的小さいピス
トン61および比較的大きいピストン63を備えるピス
トンアセンブリ59とを含んでいる。ブレーキ弁45
は、また、後でより詳細に説明される負荷信号用のシヤ
トルアセンブリ65を含んでいる。
【0014】次に図2を参照して、本発明のブレーキ弁
アセンブリ45を幾らか詳細に説明する。ブレーキ弁は
本体67および端部キヤツプ(端部)69からなるハウ
ジング手段を含み、端部キャップは適宜な手段により本
体に取付けられる。端部キヤツプ69はタンク13と連
通する開口すなわち孔部分71を形成する。孔部分71
に隣接して、本体67は比較的大きいピストン63がそ
の中に摺動可能に配置される開口すなわち孔部分(第2
ピストン孔)73を形成する。本体67には、孔部分7
3の右方(図2において)に比較的小さい孔部分(第1
ピストン孔)75を形成し、その中に比較的小さいピス
トン61を摺動可能に配置する。小さいピストン61
は、ばね77により図2に示される位置に付勢される一
方、大きいピストン63が、ばね79により図2に示す
ような位置に付勢される。孔部分75は横方向孔81に
よつてワークポート53(図1においてのみ示される)
と開放連通している。
【0015】本体67はスプール孔(弁孔)83を形成
し、孔83内にそこで移動する弁スプール57を受容す
る。スプール孔83に沿っていくつかの芯出しキャビテ
ィが配置されており、それらは、入口キャビティ85、
負荷信号キャビティ(負荷信号室)87、および戻りキ
ャビティ89である。戻りキャビティ89は図2に示し
てないが、戻りポート55と連通していることは当業者
には容易に理解されることである。
【0016】図3に関連して、図2を参照すると、本体
67には横方向孔91が形成されており、この横孔は通
路93によつて入口キャビティ85と連通している。孔
91の右方端(図3において)にねじ嵌合している嵌合
部材95は流体入口ポート51を形成する。横方向孔9
1内で部材95に隣接して流れ制限弁97が配置されて
おり、この流れ制限弁97は、孔91にねじ嵌合してい
る座部材101に対して左方端が載置されるばね99に
よつて図3に示される位置に付勢されている。流れ制限
弁97は、軸方向孔に開放し、かつ順次弁97の内部に
開放する十字孔103を形成している。弁97は複数の
半径方向開口107を形成し、この開口を通って入口流
体が半径方向に外方に、次いで通路93を通って入口キ
ャビティ85に流れる。単に例として、流れ制限弁97
は、入口ポート51を通る流量を最大約1gpm(3.78
5リットル/分)に制限するように設計されている。入
口流れがその流量に達すると、軸方向孔105間の圧力
差は増大して、開口107が横方向孔91により部分的
に覆われるかまたは遮断され始めるまで、ばね99の付
勢力に抗して、弁97を図3の左方に付勢する。流量が
1gpm以上さらに増加すると、開口107がさらに制
限されるに伴って弁97がさらに左方に付勢され、かく
して流量を制限する。流れ制限弁97はまた、以下で説
明されるように、一定の作動条件下で、逆止弁として役
立つ。
【0017】次に図4に関連して、図2を参照すると、
本体67は垂直通路109を形成して、図4において、
プラグ部材111により通路の底部端で密封される。こ
の垂直通路109に連通する段付き孔113があり、こ
の孔内に嵌合部材115が螺合されている。シヤトル入
口119を形成する座117が通路109に隣接して、
孔113内に受容されている。嵌合部材115は他のシ
ヤトル入口121を形成し、嵌合部材115と座117
との間にシヤトルボール123を配置する。シヤトル入
口119は負荷信号キャビティ87との開放連通してシ
ヤトルアセンブリ65に、以下でより詳述されるブレー
キ負荷信号を伝送する。他のシヤトル入口121はステ
アリング負荷信号(優先負荷信号)125(また図1参
照)を受信する。当業者に良く知られるように、図1に
おけるブレーキ弁45の手動ブレーキ位置において、
テアリング負荷信号125が、シャトル入口119に入
力するブレーキ負荷信号より高いならば、シヤトルボー
ル123は、図4に示す位置に右方に付勢されて、シヤ
トル入口121が優先弁17を制御する負荷信号ライ
(装置負荷信号)29に順次接続されるシヤトル出口
127と連通状態にある。
【0018】再び主として図2において、弁スプール5
7の左方端には、ワッシャー131を介して座となる保
持体129が取り付けられている。ワッシャー131は
比較的小さいばね133、および比較的大きいばね13
5の座となっている。これらの両方のばね133および
135の右方端が座部材137に配置され、座部材13
7は移送スリーブ139の左方端に係合し、かつまたリ
リーフスリーブ141の左方端に係合する。移送スリー
ブ139は、付勢ばね143によつて座部材137と係
合する方へ付勢され、付勢ばね143の右方端が本体6
7により形成される表面に位置している。ここに記載さ
れた部材の機能の説明は以下のブレーキ弁の作動につい
ての説明に関連してさらに行われる。
【0019】さらに図2を参照すると、車両オペレータ
がブレーキペダル49を押し下げてないと、弁スプール
57は中立位置からなる図2に示した位置に付勢され
る。この中立位置において、流体は入口ポート51に入
り、そして前述された方法において入口キャビティ85
内に流れる。しかしながら、弁スプール57は入口キャ
ビティ85と孔部分75との間に配置され、そしてそれ
らの間の流れを遮断するスプールランド145を含んで
いる。同様に、弁スプール57は入口キャビティ85と
負荷信号キャビティ87との間の流体連通を遮断するよ
うに配置されたスプールランド147を含んでいる。か
くして、本発明のブレーキ弁45は、「クローズセンタ
ー型」と呼ばれ、弁スプール57の中立位置において入
口流れがない。しかしながら、中立位置において、負荷
信号キャビティ87は戻りキャビティ89と開放連通し
ており、かつそれゆえ、シヤトル入口119は通路10
9、負荷信号キャビティ87、および戻りキャビティ8
9を通って、タンクに排出される。
【0020】次に、図2に関連して、図5を参照する
と、車両オペレータがブレーキペダル49を押し下げる
と、弁スプール57は付勢ばね143の力に抗して右方
に動き始める。スプールランド145は、その外表面に
1つ以上の軸方向溝149を形成しており、弁スプール
57が図5に示した位置に達する直前に、溝149が入
口キャビティ85から孔部分75へ、かつそれから、孔
81を通ってワークポート53へ流体連通を開始して、
加圧流体をブレーキアクチユエータ47に供給する。
【0021】この時点において、導管33内の流体圧力
が流体コントローラ37の要求に合うようにかなり高い
(例えば、2000psi)ものであるならば、ブレー
キ弁の入口ポート51に入る流体はまた2000psi
となる。そして溝149が入口キャビティ85と連通し
始めるとき、2000psiの流体圧力がブレーキアク
チユエータ47に供給されることになり、それは明らか
に望ましくない。しかしながら、前に示したように、孔
部分71はタンク13と連通しており、そして弁スプー
ル57が図5に示したパワーブレーキ位置に動き始める
と、孔部分73および75は、孔部分71を介してタン
クと連通している。弁スプール57が図5に示した位置
に達すると、移送スリーブ139の右方端が小さいピス
トン61の左方端に近づいており、かつそのために孔部
分75から孔部分73への流体連通を制限し始める。か
くして、孔部分75の圧力が徐々に強まり始める。
【0022】図5のパワーブレーキ位置にある弁スプー
ルにより、スプールランド147は負荷信号キャビティ
87から戻りキャビティ89への連通を閉じるのに十分
な距離右方へ移動し、かつ同時に負荷信号キャビティ8
7への入口キャビティ85の連通を開放した。そのため
に、圧力が孔部分75内で強まり始めると、圧力はまた
入口キャビティ85内で強まり、そしてその圧力信号が
負荷信号キャビティ87および通路109を通ってシヤ
トル入口119に伝送される。ステアリングコントロー
ラ37からの負荷信号125の圧力がシヤトル入口11
9でブレーキ負荷信号より少ないならば、ブレーキ負荷
信号はシヤトルボール123を図4において左方に動か
し、そしてシヤトル出口127に伝送され、かくして導
管33内の流体の流れを増大してステアリングコントロ
ーラ37およびブレーキ弁45の組合わされた要求に合
うように優先弁17を制御する。
【0023】次に、図2に関連して、図6を参照する
と、図6には手動ブレーキ位置に対応する弁スプール5
7の位置が示されており、この位置では、ブレーキアク
チユエータ47を作動するのに入口ポート51での流体
圧力は不十分であり、そしてワークポート53での圧力
レーキペダル49の動きにより、その結果生じるス
プール57、より小さいピストン61、およびより大き
いピストン63の動きにより手動で発生しなければなら
ない。
【0024】弁スプールが中立位置から図8に示される
位置に動くとき、座部材137もまた、ばね133およ
び135の作用により座部材137がより大きいピスト
ン63の左方端に係合するまで右方へ動かされ、そして
また右方へピストン63を動かし始める。より大きいピ
ストン63のこの右方への動きにより、孔部分73内の
流体が幾らか移動し、それを孔部分75内に移動し、ブ
レーキアクチユエータのデツドバンド(ブレーキドラム
に接触するためにブレーキキヤリパを閉じるように要求
するアクチユエータ走行)を除去する。アクチユエータ
デツドバンドがいつたん除去されると、「閉じられた」
室となる孔部分75により、図8に示した位置へ弁スプ
ール57が連続して移動し、その結果、孔部分75、孔
81、ワークポート53、およびアクチユエータ47内
に圧力が発生する。弁スプールの連続移動によりブレー
キペダル49上により大きな手動力が必要となるが、そ
の結果、制動力は比例して増大する。
【0025】さらに図6を参照すると、留意されるべき
ことは、手動ブレーキモードにおける弁スプール57に
より、スプールランド145が、入口キャビティ85と
負荷信号キャビティ87との間の連通を遮断するのに十
分な距離だけ移動したことになるが、弁スプールが手動
ブレーキモードに動くときほとんど入口キャビティ85
内に流体圧力がないため、負荷信号キャビティ87内に
捕捉された流体の圧力は、スプールランド145がキャ
ビティ85と87間の連通を遮断する直前の入口キャビ
ティ85にあった圧力とほぼ同一である。
【0026】前述したように、流れ制限弁97の1つの
機能は逆止弁として使用できることである。手動ブレー
キモードにおいて、加圧流体は、より小さいピストン6
1によりワークポート53に発生し、軸方向溝149を
通って入口キャビティ85に流れ、それから導管33内
の流体圧力が瞬間的にブレーキ圧力より低いため、入口
ポート51から逆流することができる。しかしながら、
発生したブレーキ圧力は弁97を図3に示した位置に強
制し、入口ポート51からのかかる逆流を遮断する。
【0027】次にまた図8を参照すると、弁スプール5
7が中立位置から手動ブレーキ位置へ動かされ、そして
より大きなピストン63が右方へ動いているとき、孔部
(ピストン孔)73内で圧力が強まる。それは弁スプ
ールを移動することにおいて車両オペレータが遭遇する
抵抗を非常に増加させる。孔73内で強められたこのよ
うな圧力を阻止するために、リリーフ弁アセンブリが設
けられる。この弁アセンブリは、弁スプール57および
ピストン61,63を動かすのに必要とする手動力を制
限するもので、ばね133,135、座部材137、移
送スリーブ139、およびリリーフスリーブ141から
なる。リリーフ弁アセンブリは、例えば、50psiの
設定圧力で、孔部分73の圧力を孔部分71(そして、
タンク)にリリーフするように作用する。そして最後
に、弁スプール57の十分な移動により、孔部分73の
捕捉された圧力がリリーフされる。リリーフ弁アセンブ
リの第1作動段階の間、キヤリパはブレーキドラム上で
閉じられており、そして孔部分75内の圧力は孔部分7
3内の圧力に等しい。
【0028】手動ブレーキを作動させる場合を説明する
と、まず、図2の中立位置において、弁スプール57が
右方向に移動し、座部材137が大きいピストン63に
接触し、孔部分73の流体を受圧面積の大きなピストン
63で孔部分75に大量に吐出させる。その結果、ブレ
ーキアクチュエータ47のキャリパを急速に移動させる
ことができる。そして、さらに弁スプール57が移動す
ると、座部材137が移送スリーブ139を押圧して、
移送スリーブの先端が小さいピストン61に接触する。
この状態で、弁スプール57の移動により小さいピスト
ンが押圧されて孔部分75の圧力が強められる。この孔
部分75からの圧力、即ち反力は、移送スリーブ139
を介して、座部材137を押圧するので、ばね133お
よび135を圧縮し始める。
【0029】ばね133および135が圧縮されると、
リリーフスリーブ141は、その内側底部に弁スプール
(図8参照)上に設けた係止リング153を位置付け
る。追加の弁スプール走行は座部材137からリリーフ
スリーブ141を分離しかつ流体を孔部分73から、通
路151を通って、かつ次いで弁スプール57と座部材
137との間のギヤツプを通って孔部分71に漏出させ
ることにより孔部分73内の圧力を徐々に軽減し始め
る。
【0030】弁スプール57に印加された手動力が増大
すると、孔部分73内の圧力から結果として生じる座部
材137に働く力の部分が減少する一方、孔部分75内
の圧力から座部材137上に働く力の部分も移送スリー
ブ137によつて増大する。その結果、ワークポート5
3において付与された圧力に対する入力が実質的に減少
する。座部材137からのリリーフスリーブ141の分
離が、弁スプール57の運動中特定の位置で発生せず、
または孔部分73または75のいずれかの特定の圧力に
おいても発生しないということが理解できる。代わり
に、小さいピストン61、大きいピストン63、ばね1
33および135、および移送スリーブ139により座
部材137に印加されている種々の力のバランスが問題
である。
【0031】次に図7において、弁スプール57は手動
ブレーキモードにおける最大移動位置に変位されてい
る。この弁スプールの最大移動位置は以下の記載の幾つ
かの理由で説明される。まず、留意されるべきことは、
軸方向溝149は、孔81および孔部分75を介してワ
ークポート53と常に流体連通しており、負荷信号キャ
ビティ87に達しておらず、その結果、手動で発生した
ブレーキ圧力が優先弁17を制御する負荷信号装置に決
して連通されないようになっていることである。同時
に、負荷信号キャビティ87は再び戻りキャビティ89
と連通し、その結果いかなる流体圧力が漏洩の結果とし
てキャビティ87内に生じようとも、かかる漏洩は排出
されかつシヤトル入口119て擬似ブレーキ負荷信号を
発生する機会も与えられていない。
【0032】本発明は上記のように詳細に説明されてい
ることから、本発明の種々の変更および修正が当業者と
って明らかとなろう。かかるすべての変更および修正
は、特許請求の範囲に記載の範囲内にある限り、本発明
に包含されるものと意図される。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、負荷信号に応答して加圧流体源の流体出力を変化す
べく作動する手段を含むブレーキ弁で、パワーブレーキ
位置において弁スプールはブレーキアクチユエータと連
通するワークポートとブレーキ負荷信号室との間の流体
連通を許容し、ブレーキ負荷信号が加圧流体源の流体出
力を制御し、手動ブレーキ位置ではワークポートとブレ
ーキ負荷信号室間の連通が遮断され、弁スプールの動き
により小さなピストンがワークポート内のブレーキ圧力
を強めるように作動できる。また、リリーフ弁が大きな
ピストン孔中の流体圧力を解放して弁スプールおよびピ
ストンを動かすのに必要とする手動力を制限することが
できる。
【0034】この結果、従来技術の欠点を克服し、かつ
小型式で、安価なブレーキアクチユエータの利用を可能
にしたブレーキ弁を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブレーキ弁を備える負荷感知車両油圧
装置を示す油圧回路図である。
【図2】本発明のブレーキ弁におけるスプールの中立位
置を示す軸方向断面図である。
【図3】図2の線3−3に沿って入口ポートを通過する
断面に沿う拡大横断面図である。
【図4】図2の線4−4沿ってシヤトルアセンブリを通
過する断面に沿う拡大横断面図である。
【図5】パワーブレーキ位置にある本発明のブレーキ弁
を例示する、図2と同様な拡大部分軸方向断面図であ
る。
【図6】ブレーキ弁が手動ブレーキ位置にある、図5と
同様な拡大部分軸方向断面図である。
【図7】弁スプールがその最大移動位置にある、図5お
よび図6と同様な拡大部分軸方向断面図である。
【図8】図6に示した手動ブレーキ位置に対応する。図
1と同様なさらに他の拡大部分軸方向断面図である。
【符号の説明】
11 加圧流体源 13 タンク 17 手段(負荷感知優先流れ制御弁) 29 装置負荷信号 37 優先油圧回路 41 手段(弁装置) 45 ブレーキ弁 47 ブレーキアクチユエータ 51 流体入口ポート 53 ワークポート 55 戻りポート 57 弁スプール 59 ピストンアセンブリ 61 比較的小さいピストン 63 比較的大きいピストン 65 シヤトル手段 67 ハウジング手段 73 比較的大きいピストン孔 75 比較的小さいピストン孔 83 弁孔 87 ブレーキ負荷信号室(キャビティ) 119 第1シヤトル入口 121 第2シヤトル入口 125 優先負荷信号 127 シヤトル出口 137 リリーフ弁手段 139 リリーフ弁手段 141 リリーフ弁手段
フロントページの続き (73)特許権者 390033020 Eaton Center,Cleve land,Ohio 44114,U.S. A. (56)参考文献 特開 昭55−76739(JP,A) 特開 昭53−77968(JP,A) 特開 昭48−6434(JP,A) 特開 昭53−90566(JP,A) 特開 昭50−5932(JP,A) 実開 昭60−151766(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60T 15/36

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加圧流体源(11)と、装置負荷信号(2
    9)に応答して前記加圧流体源の流体出力を変化させる
    ための負荷感知優先流れ制御手段(17)と、負荷を感知
    した際に前記加圧流体源からの加圧流体を受容するため
    にブレーキ弁(45)と並列に接続されかつ流体作動装置
    (39)を作動するための弁装置(41)を有する流体コン
    トローラ(37)とを含み、前記流体作動装置(39)の操作
    時に前記加圧流体源(11)から供給される油圧に基づく
    優先負荷信号(125)を前記弁装置(41)から発生する
    形式の負荷感知油圧装置において使用されるブレーキ弁
    (45)であって、 前記加圧流体源(11)に接続される流体入口ポート(5
    1)、流体圧力作動のブレーキアクチュエータ(47)に
    接続されるワークポート(53)、装置タンク(13)に接
    続される戻りポート(55)、および前記流体入口ポー
    ト、前記ワークポート、ならびに前記戻りポートを相互
    に接続する弁孔(83)を形成するハウジング手段(67)
    と、 前記弁孔内で往復動可能であり、かつ強制的に手動で往
    復動させるために前記ハウジング手段の外側に端部が延
    在し、さらに、前記流体入口ポート(51)から前記ワー
    クポート(53)への流体連通を遮断する中立位置、前記
    流体入口ポート(51)から前記ワークポート(53)への
    流体連通を許容するパワーブレーキ位置、および前記流
    体入口ポート(51)での加圧流体の欠乏時に、弁スプー
    ル(57)の動きに応じてピストンアセンブリ(59)が作
    動して前記ワークポート(53)に流体圧力を発生すべく
    作動可能な手動ブレーキ位置を有している、弁スプール
    (57)と、前記弁装置(41)の作動時に前記流体コントローラ(3
    7)から供給される 前記優先負荷信号(125)と、前記弁
    スプール(57)の移動により高められた圧力に応じたブ
    レーキ負荷信号とを入力して比較し、これら2つの負荷
    信号のうちで高い圧力を示す信号を前記装置負荷信号
    (29)として前記負荷感知優先流れ制御手段(17)に出
    力するシャトルアセンブリ(65)とを備え、 (a)前記ハウジング手段(67)は、前記装置負荷信号
    (29)が供給されるブレーキ負荷信号室(87)を形成
    し、 (b)前記弁スプール(57)は、前記中立位置におい
    て、前記ワークポート(53)とブレーキ負荷信号室(87)
    との間の流体連通を遮断し、かつ前記ブレーキ負荷信号
    室と戻りポート(55)との間の流体連通を許容し、 (c)前記弁スプール(57)は、前記パワーブレーキ位
    置において、前記ブレーキ負荷信号室(87)と戻りポー
    ト(55)との間の流体連通を遮断し、かつ前記ワークポ
    ート(53)とブレーキ負荷信号室との間の流体連通を許
    容し、 (d)前記弁スプール(57)は、前記手動ブレーキ位置
    において、前記ワークポート(53)とブレーキ負荷信号
    室との間の流体連通を遮断することを特徴とするブレー
    キ弁。
  2. 【請求項2】 前記手動ブレーキ位置は、前記弁スプー
    ルの最大移動位置を有し、この位置において、前記弁ス
    プールが前記ワークポート(53)とブレーキ負荷信号室
    (87)との間の流体連通を遮断し、かつ前記ブレーキ負
    荷信号室と戻りポート(55)との間の流体連通を許容す
    ることを特徴とする請求項1のブレーキ弁。
  3. 【請求項3】 前記シャトルアセンブリ(65)は、前記
    ブレーキ負荷信号室(87)に接続される第1シヤトル入
    口(119)と、前記優先負荷信号(125)が入力する第2
    シヤトル入口(121)と、前記装置負荷信号(29)が出
    力されるシヤトル出口(127)とを有し、前記第1,第
    2シヤトル入口の高圧側の負荷信号が前記シャトル出口
    に出力されることを特徴とする請求項1のブレーキ弁。
  4. 【請求項4】 前記流体入口ポート(51)は、この流体
    入口ポートを通る流量を予め定めた最大流量に制限する
    ように作動する流れ制限手段(97)を含むことを特徴と
    する請求項1のブレーキ弁。
  5. 【請求項5】 前記ハウジング手段(67)は、前記ワー
    クポート(53)と流体連通する比較的小さいピストン孔
    (75)と、この小さいピストン孔と流体連通する比較的
    大きいピストン孔(73)を形成しており、 前記ピストンアセンブリ(59)は、前記大きいピストン
    孔に配置された大きいピストン(63)を有し、かつ前記
    弁スプールが手動ブレーキ位置にあるとき、流体を前記
    大きいピストン孔から小さいピストン孔に移動するため
    に、前記大きいピストン(63)が、前記弁スプールとと
    もに移動可能であることを特徴とする請求項1のブレー
    キ弁。
  6. 【請求項6】 前記比較的大きいピストン(63)と協動
    して前記大きいピストン孔(73)内の流体圧力が予め定
    めた最大圧力以上の場合に解放し、前記弁スプール(5
    7)および前記大きいピストンを動かすのに必要とされ
    る手動力を制限するリリーフ弁手段(137,139,141)を
    設けたことを特徴とする請求項5のブレーキ弁。
  7. 【請求項7】 加圧流体源(11)を含む形式の負荷感知
    油圧装置に使用するためのブレーキ弁であって、 前記 加圧流体源(11)に接続される流体入口ポート(5
    1)、流体圧力作動のブレーキアクチユエータ(47)に
    接続されるワークポート(53)、装置タンク(13)に接
    続される戻りポート(55)、および前記流体入口ポー
    ト、ワークポート、ならびに戻りポートを相互に接続す
    る弁孔(83)を形成するハウジング手段(67)と、 前記弁孔内で往復動可能であり、かつ強制的に手動で往
    復動させるために前記ハウジング手段の外側に延在する
    端部を有する弁スプール(57)と、ブレーキ負荷信号室(87)に接続される第1シヤトル入
    口(119)と、流体作動装置(39)の操作時に前記加圧
    流体源(11)から供給される油圧に基づいて発生する優
    先負荷信号(125)が入力する第2シヤトル入口(121)
    と、前記装置負荷信号(29)が出力されるシヤトル出口
    (127)とを有し、前記第1,第2シヤトル入口の高圧
    側の負荷信号が前記シャトル出口に出力されるシャトル
    アセンブリ(65)を含み、 前記弁スプール(57)が、前記流体入口ポート(51)か
    ら前記ワークポート(53)への流体連通を遮断する中立位
    置、前記流体入口ポートから前記ワークポートへの流体
    連通を許容するパワーブレーキ位置、および第1ピスト
    ン孔(75)内で軸方向に可動な第1ピストン(61)が、
    前記弁スプール(57)の動きに応答して、かつ前記流体
    入口ポート(51)での加圧流体の欠乏により、前記ワー
    クポートで流体圧力を発生すべく作動可能な手動ブレー
    キ位置を有しており、 (a)前記ハウジング手段(67)は、前記弁スプール
    (57)が中立位置にあるとき前記第1ピストン孔(75)
    と流体連通する大きい第2ピストン孔(73)を形成し、 (b)前記第2ピストン孔(73)内で軸方向に移動可能
    な大きい第2ピストン(63)と、 (c)前記手動ブレーキ位置に向かう前記弁スプール
    (57)の動きに応答して、前記第2ピストンを移動させ
    るために、前記弁スプール(57)と協動し、それにより
    前記第2ピストン孔(73)から第1ピストン孔(75)へ
    流体を移動する手段(137)とを備えていることを特徴
    とするブレーキ弁。
  8. 【請求項8】 前記弁スプール(57)が前記中立位置に
    あるとき前記第2ピストン孔(73)が前記装置タンク
    (13)と流体連通しており、前記手動ブレーキ位置に向
    かう前記弁スプールの動きに応答して前記第2ピストン
    (63)を移動させる前記手段(137)が、前記第2ピス
    トン孔(73)から前記装置タンクへの流体連通を実質上
    制限するように作動可能であることを特徴とする請求項
    7のブレーキ弁。
  9. 【請求項9】 前記弁スプールが手動ブレーキ位置を通
    って動くとき、リリーフ弁手段(137,139,141)が、前
    記第2ピストン孔内の流体圧力が予め定めた最大圧力を
    超える時には、前記第2ピストン孔(73)から前記装置
    タンク(13)への流体圧力を解放するように作動可能で
    あることを特徴とする請求項8のブレーキ弁。
  10. 【請求項10】 前記リリーフ弁手段(137,139,141)
    が、前記第1ピストン孔(75)内の流体圧力の形成に応
    答して、前記第2ピストン孔(73)から前記装置タンク
    (13)への流体連通を増加するように作動可能な状態に
    前記リリーフ弁手段を動かし、前記ワークポート(53)
    でブレーキ圧力を形成するために前記弁スプール(57)
    および前記第1,第2のピストン(61,63)を動かすの
    に必要な手動力を制限することを特徴とする請求項9の
    ブレーキ弁。
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