JP3274023B2 - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP3274023B2
JP3274023B2 JP13818094A JP13818094A JP3274023B2 JP 3274023 B2 JP3274023 B2 JP 3274023B2 JP 13818094 A JP13818094 A JP 13818094A JP 13818094 A JP13818094 A JP 13818094A JP 3274023 B2 JP3274023 B2 JP 3274023B2
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政義 志賀
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスクやその他の記
録媒体が装填される筐体に、液晶表示パネルなどを備え
た表示体が装着される表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の車室内に液晶表示パネルなどを
備えた表示体が設置され、地上波のテレビ放送や衛星波
のテレビ放送を画面表示し、あるいはナビゲーションシ
ステムの地図情報などを表示できるようにすることが一
般的になりつつある。従来この種の表示体を車室内に取
り付けるための構造としては、車室内の床面などから立
ち上がる支柱形状のブラケットの先部に表示体を取り付
けるもの、またはコンソールパネルの音響機器が埋設さ
れる領域に表示体が収納され、この表示体がほぼ水平な
姿勢で収納部から車室内へ突出し、突出後に立ち上がる
ように回動させられるものが使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】支柱ブラケットを使用
するものでは、この支柱ブラケットが例えば自動車の助
手席の前方の空間を狭めることになり、車室内のスペー
スを狭くする原因になる。音響機器の埋設領域に表示体
を収納する構造では、表示体を使用しないときに、車室
内の居住空間を狭めることがなく、支柱ブラケットを用
いるものよりも優れている。ただし、自動車内のコンソ
ールパネルでの音響機器の収納領域には限りが有り、通
常は1ディン(1din)の大きさの機器が2台設置で
きるだけである。このうちの1台の設置領域に表示体を
収納させると、音響機器を設置できる領域が1ディンの
大きさの1台分だけとなる。したがってカセットテープ
プレーヤとディスクプレーヤなどを組み合せて設置する
ことができなくなり、音響機器の使用形態の選択を狭め
ることになる。
【0004】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、表示体を設置する筐体を音響機器などとして使用
できるようにし、機器の設置スペースの有効利用を図れ
るようにした表示装置を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の表示装置は、
録媒体を収納するケースが筐体に対して挿入口から挿入
可能であって、挿入されたケースを保持する保持部と、
ケース内の記録媒体を駆動可能な記録媒体駆動機構とが
筐体内に設けられた装置において、前記挿入口には、記
録媒体を収納し且つ表示体を連結した支持体が挿入可能
であって、支持体が保持部に保持された状態で、記録媒
体駆動機構により支持体内の記録媒体が駆動可能であ
り、且つ表示体が筐体の外部に設置されることを特徴と
するものである。
【0006】この表示装置は、例えば車載用として使用
され、筐体が自動車のコンソールパネルの例えば1ディ
ンの大きさの領域に設置される。記録媒体はコンパクト
ディスクあるいはその他のディスクあるいはテープさら
にはICカードなどである。ケースには記録媒体が1個
または複数個収納されている。ケースが挿入口から保持
部に装着されると、ケース内に1個または複数個の記録
媒体が収納されたまま記録媒体駆動機構により記録媒体
に対する再生または記録動作が行われ、またはケースか
ら1個の記録媒体が取り出されて記録媒体駆動機構によ
り再生または記録動作が行われる。記録媒体駆動機構
は、記録媒体がディスクの場合にはターンテーブルや光
ヘッドを有するディスク駆動機構、記録媒体がテープの
場合にはテープ駆動機構、記録媒体がICカードなどの
場合にはICカードからの情報を読み取る情報読取り機
構(情報読取り手段)である。
【0007】上記において、支持体には端子が設けら
れ、この端子を介して支持体と筐体とが電気的に接続さ
れることが好ましい。また、支持体は保持部と共に筐体
内で移動自在であって、その移動に追従可能な配線部材
を介して表示体と筐体とが電気的に接続されることが好
ましい。また、支持体には映像情報を含むディスクが収
納され、ケースには音響情報のみを含むディスクが収納
されることも可能である。
【0008】
【0009】
【作用】上記手段では、筐体の内部には記録媒体駆動機
構が内蔵されており、記録媒体が1個または複数個収納
されたケースが挿入口から挿入されると、記録媒体がケ
ース内に入ったままの状態で、あるいは記録媒体がケー
スから引き出されて記録媒体駆動機構により駆動され、
音響などの再生あるいは記録が行われる。記録媒体が収
納されたケースの代わりに、支持体が挿入口から挿入さ
れこの支持体が保持部にて保持されると、この支持体に
可動状態に連結されたまたは支持体に一体に連結された
表示体が筐体の外部に設置される。車載用であって、コ
ンソールパネルに内蔵された筐体に支持体が保持される
ものでは、表示体がコンソールパネルの前方に設置さ
れ、表示体に設けられた液晶表示パネルなどの画面が目
視できるようになる。
【0010】なお、表示体への電力の供給や映像信号な
どを供給するリード部は、ワイヤまたはフレキシブルケ
ーブルなどであり、表示体から支持体の所定の部分にま
で延びている。支持体が保持部に装着されたときに、支
持体に延びている前記リード部の端末のランド部または
コネクタ部が、筐体内のいずれかの位置に設けられたコ
ネクタまたは弾圧接触端子などの信号供給手段に接触し
且つ導通し、筐体内の回路などと表示体とが電気的に接
続される。
【0011】支持体に収納される記録媒体は、表示体で
の表示情報に関連する例えばナビゲーションシステム用
の地図情報などを記録したものやカラオケ用の映像ディ
スクなどであってもよいし、映像情報と無関係の音響情
報を記録したものであってもよい。
【0012】
【0013】以上の各手段では、表示体を使用しないと
きには、音響装置などとして使用でき、表示体を使用す
るときにのみ支持体を筐体に取付けて、表示体の映像な
どを見ることができるようになる。よって例えば車載用
などのように筐体の設置スペースが限られている場合
に、筐体を音響装置用などと表示装置用とに兼用でき、
スペースの有効利用が図られることになる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。図1は本発明の第1実施例として、車載用表示装置
を示す部分斜視図、図2と図3は記録媒体を収納したケ
ースが保持されているときの動作を示すそれぞれ断面
図、図4は表示体が取り付けられた状態を示す断面図、
図5と図6は表示体への電力や映像信号などを供給する
信号供給手段を実施例別に示す部分断面図である。図1
に示す車載用表示装置用の筐体1は、ディスク交換式の
コンパクトディスク装置としての用途を有するものであ
り、金属シャーシ2とその前部に固定されたノーズ部
(化粧部)3とを有している。この筐体1は1ディン
(1din)サイズであり、金属シャーシ2は自動車の
コンソールパネル内に埋設され、ノーズ部3はコンソー
ルパネルの表面とほぼ一致した状態に設置される。ノー
ズ部3の前面には、ケース20および支持体25が挿入
される挿入口3aが開口し、またノーズ部3の前面に
は、動作表示を行うための小型の液晶表示パネルなどの
表示素子6および各種操作釦またはつまみなどの操作部
材4,5が配置されている。
【0015】図2に示すように、筐体1の内部には保持
部7が設けられている。この保持部7は(イ)−(ロ)
方向へ移動するように駆動される。図2は保持部7が筐
体1内にて(イ)方向へ移動した状態を示し、保持部7
は前記挿入口3aの内側に連接している。図3は保持部
7が(ロ)方向へ移動した状態を示している。このとき
保持部7の多くの部分が挿入口3aから筐体1の外方へ
突出しており、また基部が部分的に筐体1内に残ってい
る。筐体1内には記録媒体駆動機構10が設けられてい
る。この記録媒体駆動機構10は、筐体1内に固定され
あるいはダンパーを介して支持されている駆動シャーシ
11と、駆動シャーシ11の基部11aに軸12により
回動自在に支持されたクランプ板13とを有している。
駆動シャーシ11には、スピンドルモータ14と、この
スピンドルモータ14にて回転駆動されるターンテーブ
ル15と、光ヘッド16とが設けられている。クランプ
板13の先部には、ターンテーブル15に対向するクラ
ンパ18が回転自在に支持されている。
【0016】筐体1内には移送機構19を構成する移送
ローラ19aと19bが設けられている。各移送ローラ
19aと19bは図2に示すように互いに離れる位置
と、図3に示すように互いに圧接する位置との間にて移
動させられ、さらに図3に示す圧接状態にて両移送ロー
ラ19aと19bは図示上下方向((ハ)方向)へ選択
移動できるようになっている。すなわち移送機構19は
記録媒体(ディスク)選択機構を兼ねている。ケース2
0は、挿入口3aから保持部7内に挿入されて保持され
る。ケース20は一端が開口部20aとされた箱形状で
ある。図3に示すように、ケース20の内部は仕切板2
1,21により区分された3箇所の収納部A1,A2,
A3となっている。記録媒体としてはコンパクトディス
クなどのディスクDが使用され、このディスクDは前記
開口部20aからケース20内の各収納部A1,A2,
A3内に挿入される。挿入されたディスクDは各収納部
A1,A2,A3内にて板ばねなどにより抜け出ること
のないように保持される。
【0017】また上記ケース20の代わりに支持体25
が挿入口3aから挿入され保持部7により保持できるよ
うになっている。支持体25は、外形状および外寸法が
前記ケース20とほぼ同じとなっている。ただし支持体
25の前端部には支持片25aが形成され、この支持片
25aに軸26によって表示体27が支持されている。
表示体27は、前記軸26を中心として、支持体25に
対して直角の向きから(ニ)方向へ回動し、表示体27
と支持体25とが同一面になることができる。また表示
体27は支持体25に対して直角となった姿勢にて
(ホ)方向へ段階的にクリック移動できるようになって
おり、これにより表示体27に設けられた画面27aの
向きを微調整できるようになっている。この画面27a
は、カラー液晶表示パネルなどにより構成されている。
【0018】この実施例では、支持体25が前記ケース
20と同様に記録媒体としてのディスクDを収納できる
ものとなっている。すなわち支持体25の一端は開口部
25bであり、また支持体25の内部には図3に示した
のと同じ仕切板21,21が設けられ、支持体25内部
が3箇所の収納部A1,A2,A3に区分されている
(図5参照)。
【0019】次に動作について説明する。ケース20
は、保持部7が図2の状態のときに挿入される。図2で
は、保持部7が(イ)方向へ移動している。ケース20
は開口部20aを筐体1側に向けて挿入口3aから挿入
され、保持部7に保持される。このとき移送機構19を
構成する移送ローラ19aと19bは上下に離れてい
る。また、クランプ板13は反時計方向へ回動してお
り、保持部7はクランプ板13の上方の領域内に位置し
ている。
【0020】図2の状態の保持部7内にケース20が挿
入されて保持された後に、ノーズ部3に設けられた操作
部材4,5のいずれかによりディスクの選択操作を行う
と、図示しないモータの動力により、保持部7がケース
20を保持したまま(ロ)方向へ移動し、保持部7とケ
ース20の一部分が挿入口3aから前方へ突出する。ま
た筐体1内では、クランプ板13が上方へ回動する。そ
して、図3に示すように移送ローラ19aと19bが互
いに弾圧され、さらに(ハ)方向へ移動して、ケース2
0内の3枚のディスクDのいずれかが選択される。選択
されたディスクは、ケース20内に設けられた押出機構
により開口部20aから押し出され、移送ローラ19a
と19bに挟持される。一方の移送ローラがモータにて
駆動され、ディスクDが駆動シャーシ11とクランプ板
13の間に送り込まれる。そしてディスクDの中心がタ
ーンテーブル15上に設置されると、クランプ板13が
反時計方向へ回動し、クランパ18によりディスクDが
ターンテーブル15上にクランプされる。
【0021】その後に保持部7が(イ)方向へ移動し、
図2に示すようにクランプ板13の上方のスペース内に
保持部7およびケース20が収められ、この状態でスピ
ンドルモータ14にてディスクDが回転駆動され、光ヘ
ッド16にて再生動作が行われ、あるいは記録動作が行
われる。ディスクDをケース20内に戻す動作では、保
持部7とケース20が(ロ)方向へ移動し、クランプ板
13が上向きに回動し、ディスクDが移送ローラ19a
と19bに挟まれる。そして、移送ローラの回転力によ
り、ディスクDが開口部20aからケース20内の領域
A1,A2,A3のいずれかに戻される。
【0022】次に、表示体27を使用するときには、保
持部7が(イ)方向へ移動している状態で、支持体25
が挿入口3aから挿入され保持部7に保持される(図4
参照)。この実施例では、ケース20と同様に支持体2
5内に3枚のディスクDが収納されている。支持体25
が保持部7内に挿入されて保持された状態で、表示体2
7に電力や映像信号などの各種信号を供給する必要があ
る。図5と図6は、表示体27への信号供給手段を実施
例別に示している。
【0023】図5に示す信号供給手段28では、筐体1
の金属シャーシ2の奥方の天井部内面にブラケット28
aが固定され、このブラケット28aに進退自在に挿入
された接触端子28bがスプリング28cにより挿入口
3aの方向へ付勢されている。この接触端子28bで
は、導通部が電力用や各種信号用に別れている。そして
各導通部はリード配線28dを介して電源回路や映像信
号供給用の回路などに接続されている。図5では、表示
体27に接続されるリード部が支持体25の上面に形成
されている。このリード部は、支持体25の上面に接着
されたフレキシブルケーブルや、支持体25の上面に形
成されたリードパターンにより形成されている。このリ
ード部は支持体25の開口部25bの上端に延びてお
り、この上端部分に端子(またはランド部)25cが形
成されている。支持体25が保持部7に挿入され、保持
部7に保持された状態で、前記端子25cに接触端子2
8bがスプリング28cの弾性力により弾圧され、これ
により筐体1側から表示体27へ電力や信号の供給が可
能になる。
【0024】図6に示す信号供給手段29では、保持部
7の天井部内面に板ばねなどによる接触端子29aが設
けられている。支持体25の上面には表示体27に導通
される端子部25dが設けられている。この端子部25
dは、フレキシブルケーブルに形成された導電パターン
や、支持体25の上面に形成された導電パターンなどで
ある。支持体25が保持部7内に挿入され保持される
と、前記端子部25dに接触端子29aが弾圧接触す
る。上記接触端子29aには配線部材としてのフレキシ
ブルケーブル29bの導電パターンが導通されている。
このフレキシブルケーブル29bは、金属シャーシ1の
奥部に設けられた巻き軸29cに巻かれている。巻き軸
29cは(へ)−(ト)方向へ回動できるように支持さ
れ、且つスプリングにより巻き方向((へ)方向)へ付
勢されている。この信号供給手段29では、支持体25
と共に保持部7が(ロ)方向へ移動すると、一緒に配線
部材としてのフレキシブルケーブル29bが引っ張られ
て追従し、このとき巻き軸29cが(ト)方向へ回動す
るようになっている。
【0025】支持体25が保持部7に挿入され保持され
た状態では、図4に示すようにノーズ部3の前方に、表
示体27が立ち姿勢にて設置され、画面27aが車内方
向へ向けられる。また表示体27を立ち姿勢にて(ホ)
方向へクリック回動させて、画面27aの角度を変える
こともできる。支持体25が保持部7に挿入されて保持
されると、図5に示す信号供給手段28または図6に示
す信号供給手段29により、表示体27に電力や映像信
号などの供給が可能になる。よってノーズ部3に設けら
れたいずれかの操作部材または表示体27に設けられた
操作部材の操作により、表示体27の画面に各種映像を
表示することができる。
【0026】なお、この実施例では、支持体25の内部
構造がケース20と全く同じであり、支持体25の内部
に3枚のディスクDが収納されている。したがって、表
示体27が連結された支持体25を保持部7に保持させ
た状態で、支持体25に収納されたディスクDの再生動
作が可能である。このときのディスク選択動作、支持体
25からのディスク引き出し動作およびディスク再生駆
動動作は、ケース20が装着されているときと同じであ
る。すなわち図4の状態から、保持部7が(ロ)方向へ
移動し、クランプ板13が上方へ回動し、図3に示した
のと同様に支持体25内から選択されたディスクDが引
き出されターンテーブル15に設置され、クランプ板1
3が回動して、ディスクDの中心部がターンテーブル1
5とクランパ18とでクランプされる。その後に保持部
7が(イ)方向へ復帰し、図4に示すように保持部7と
支持体25とがクランプ板13の上の領域に収納され
る。
【0027】なお、支持体25内からディスクDが引き
出され、または支持体25内にディスクが戻される際
に、保持部7と共に支持体25ならびに表示体27が
(ロ)方向へ移動する。図5に示す信号供給手段28の
場合には、支持体25の(ロ)方向への移動の際、接触
端子28bが端子25cから離れるため、表示体27の
画面27aの映像が一時的に断たれることになる。ただ
し、図6に示すような、支持体25および保持部7の移
動に追従する配線部材であるフレキシブルケーブル29
bが設けられている場合には、保持部7が(ロ)方向へ
移動しても表示体27への電力や信号の供給が断たれ
ず、画面27aの映像表示が中断することがない。
【0028】なお、支持体25に収納される記録媒体と
してのディスクDに記録されている情報が、表示体27
の画面27aに表示される映像と無関係な音響情報など
である場合には、画面27aに映像を表示していないと
きに、通常のコンパクトディスクなどの再生装置として
使用できる。また支持体25に収納されている記録媒体
としてのディスクDに、表示体27に表示される映像と
関係のある情報を記録しておいてもよい。例えば表示体
27の画面27aにナビゲーションシステム用の映像を
表示する場合には、支持体25に収納されるディスクD
に地図情報などを記録しておくことができる。あるいは
支持体25に収納されるディスクがカラオケ用の映像情
報を記録したものであってもよい。
【0029】
【0030】た、ケース20および支持体25に、複
数枚のディスクDが収納されているものである場合に、
ケース20または支持体25を(ロ)方向へ移動させて
ディスクDの選択および引き出し動作を行うものに限ら
れず、例えばケース20や支持体25が保持部7に挿入
されて保持されたときに、ケース20または支持体25
が上下に分離させられ、ディスクとディスクの間に記録
媒体駆動機構のターンテーブルと光ヘッドが介入し、デ
ィスクがケース20や支持体25の内部に収納された状
態で再生駆動されるものであってもよい。
【0031】図7は本発明の第2実施例を示す車載用デ
ィスク装置の部分斜視図、図8は支持体が保持された状
態を示す断面図である。この実施例では、筐体1が金属
シャーシ2とノーズ部3とから成る。金属シャーシ3は
1ディンサイズで、コンソールパネルに埋設されるもの
である。ノーズ部3に各種操作釦またはつまみなどの操
作部材4,5が配置されている。そしてノーズ部3に図
1よりも開口面積の小さい挿入口3bが形成されてい
る。この挿入口3bから挿入されるケース30は、内部
に記録媒体として1枚のディスクDが収納されている。
ケース30の底面にはディスクDの中心部が現れる穴が
形成されている。またケース30にはシャッタ30aが
設けられ、シャッタ30aが摺動させられると、ケース
30の窓が開口し、この窓に内部のディスクDが現れ
る。
【0032】図8に示すように、筐体1の内部にはケー
ス30が保持される保持部34が設けられている。その
下方位置には記録媒体駆動機構31が設けられ、これに
はターンテーブル32およびこれを駆動するスピンドル
モータ33さらには光ヘッドが搭載されている。ケース
30が挿入口3bから保持部34に挿入されて保持され
ると、この段階でシャッタ30aが摺動して前記窓が開
口する。そして記録媒体駆動機構31が筐体1内で図示
上方へ移動し、ターンテーブル33がケース30内のデ
ィスクDの中心部をクランプし、ディスクDがケース3
0内で回転駆動される。またシャッタ30aが開放した
窓に現れたディスクDの記録面に光ヘッドが対向し、情
報の読出しが行われ、または記録動作も行われる。ケー
ス30の代わりに保持部34に保持される支持体35
は、ケース30と同じ外形状および寸法を有しており、
この支持体35に軸36により表示体37が回動自在に
連結されている。表示体37には液晶表示パネルなどの
画面37aが設けられている。図7に示す実施例では、
支持体35がケース30と同じ構造であり、支持体35
内には1枚のディスクDが収納され、またシャッタ35
aが設けられている。
【0033】支持体35が挿入口3bから保持部34内
に挿入されて保持されると、表示体37がノーズ部3の
前方に設置される。また、記録媒体駆動機構31により
支持体35内のディスクDの再生動作が可能である。ま
た支持体35と保持部34との間には、コネクタ接続部
または接点による導通部(信号供給手段)が設けれてお
り、このコネクタ接続部または接点による信号供給手段
を介して、筐体1側から表示体37に電力や映像信号な
どが供給される。
【0034】この実施例でも、ディスクDには映像表示
と関連するあるいは関連しない情報が記録されている
また前記第1実施例と第2実施例では、ケースと支持体
とに共通に収納されている記録媒体がディスクDである
が、ケースと支持体とに共通に収納されている記録媒体
が共にICなどであってもよい。この場合ケースと支持
体自体がICカード構造のものとなり、このICカード
状のものが筐体の挿入口から保持部に装着される。また
筐体内の記録媒体駆動機構はICカードの読取り機構と
なる。
【0035】
【0036】
【0037】
【0038】
【0039】お、上記各実施例では、表示体が支持体
に対して上方へ立ち上がる姿勢に連結されているが、表
示体が支持体に対して下向きの姿勢となるように連結さ
れていてもよい。また表示体は支持体に対して回動でき
ないように一体に連結されていてもよい。また本発明の
表示装置は車載用に限られず、家庭用や事務用であって
もい。家庭用では、表示体の表示内容がテレビジョン映
像や、カラオケ映像などであり、事務用では、コンピュ
ータ画面などになる。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明では、筐体に設けら
れた記録媒体の挿入口または操作体の取付部に支持体を
装着することにより、表示体を設置することが可能であ
る。すなわち、通常は音響機器などの装置として使用で
き、表示体を取り付けたときには液晶表示パネルなどを
用いた表示装置として使用できる。筐体を音響機器など
のためと表示装置のためとに兼用できることになり、機
器の配置スペースを効率化できる。また車載用の場合に
は、表示装置を設けることにより、音響機器の設置形態
の選択を狭めることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例として車載用表示装置を示
す斜視図、
【図2】第1実施例の装置に記録媒体を収納したケース
が装着された状態を示す断面図、
【図3】第1実施例にてケースから記録媒体としてのデ
ィスクが取り出される動作を示す断面図、
【図4】第1実施例の装置に、表示体を支持する支持体
が装着された状態を示す断面図、
【図5】表示体への信号供給手段の一例を示す筐体の部
分断面図、
【図6】信号供給手段の他の例を示す筐体の部分断面
図、
【図7】本発明の第2実施例の車載用表示装置を示す斜
視図、
【図8】第2実施例にて、表示体と支持体が取り付けら
れた状態を示す断面図
【符号の説明】
1 筐体 2 金属ケース 3 ノーズ部 3a 挿入口 7 保持部 10 記録媒体駆動機構 15 ターンテーブル 16 光ヘッド 18 クランパ 19 移送機構 20 ケース 20a 開口部 25 支持体 25b 開口部 27 表示体 27a 画面 30 ケース 30a シャッタ 35 支持体 35a シャッタ 37 表示体 37a 画 D 記録媒体としてのディスク
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 11/02 H04N 5/64 501 H04N 5/64 531 H04N 5/64 581

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体を収納するケースが筐体に対し
    て挿入口から挿入可能であって、挿入されたケースを保
    持する保持部と、ケース内の記録媒体を駆動可能な記録
    媒体駆動機構とが筐体内に設けられた装置において、前
    記挿入口には、記録媒体を収納し且つ表示体を連結した
    支持体が挿入可能であって、支持体が保持部に保持され
    た状態で、記録媒体駆動機構により支持体内の記録媒体
    が駆動可能であり、且つ表示体が筐体の外部に設置され
    ることを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 支持体には端子が設けられ、この端子を
    介して支持体と筐体とが電気的に接続される請求項1記
    載の表示装置。
  3. 【請求項3】 支持体は保持部と共に筐体内で移動自在
    であって、その移動に追従可能な配線部材を介して表示
    体と筐体とが電気的に接続される請求項1または2記載
    の表示装置。
  4. 【請求項4】 支持体には映像情報を含むディスクが収
    納され、ケースには音響情報のみを含むディスクが収納
    されるものである請求項1から3のいずれかに記載の表
    示装置。
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