JP3273315B2 - 身体障害者用駐車間確保表示用具 - Google Patents

身体障害者用駐車間確保表示用具

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JP3273315B2 JP31765498A JP31765498A JP3273315B2 JP 3273315 B2 JP3273315 B2 JP 3273315B2 JP 31765498 A JP31765498 A JP 31765498A JP 31765498 A JP31765498 A JP 31765498A JP 3273315 B2 JP3273315 B2 JP 3273315B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、身体障害者の乗
車する自家用車を駐車場に駐車したときに、真横に他人
の車が駐車して車椅子の通行を阻害することがないよう
にその旨の表示をする身体障害者用駐車間確保表示用具
に関する。
【0002】
【従来の技術】車椅子を使用しなければならない身体障
害者が自分自身で運転できる自家用車が開発されてから
久しいが、この自家用車を利用する身体障害者にとって
は未だ未解決な問題があった。それは、外出時に自家用
車を駐車場に駐車したときに、直ぐ真横等に他人が事情
を知らずに自分の自家用車を駐車することである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような場合には、
横幅が1mもある車椅子が通過できないことがあるの
で、仕方なしに、真横に駐車した他人が自家用車を取り
に来るまで待たなければならないという問題点があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記事情鑑
み、車椅子を使用している身体障害者が自身の自家用車
を駐車場に駐車した時に、隣に駐車する他人に少なくと
も車椅子が通過できる例えば少なくとも1mの間隔を開
けて駐車してほしい旨の表示をする表示具を提供するこ
とを目的としてなされたものであって、その手段とする
ところは、略中央でV字形に折曲される表示部と、この
表示部のV字部と相対向する位置に設けた取付け片に跨
がって固着される可撓性のマグネットシールと、このマ
グネットシールの表示部側の表面に設けたリングとから
なる。
【0005】
【発明の実施の形態】この発明の実施形態について図に
基づいて説明する。この発明の実施形態の身体障害者用
駐車間確保表示用具1は、図1に示すように、略中央で
V字形に折曲される表示部2と、この表示部2のV字部
3と相対向する位置に設けた取付片4に跨がって固着さ
れる可撓性のマグネットシール5と、このマグネットシ
ール5の表示部2側の表面に設けたリング6とからなる
ものである。
【0006】前記表示部2は、軟質合成樹脂等から形成
されており、略中央部であるV字部3でその材質が軟質
であるが故に折り曲げ自在となっている。そして、表示
部2の裏面の端縁側には、表示部2を構成する軟質合成
樹脂等が曲がらないように保護する骨材7が設けられて
いる。表示部2の2つの表面側には、例えば、図9に示
すように、「車椅子が通れるように1m以上あけて下さ
い」という文字と、必要な図形・記号が表示されている
ので、自家用車8の前後方向及び横方向からも良く見え
るようになっている。
【0007】この表示部2のV字部3と相対向する位置
になる2つの取付片4には、可撓性のマグネットシール
5が固定されている。このマグネットシール5は、駐車
時に身体障害者の自家用車8の扉9に磁力で固着するた
めのものであり、乗車時にはこれを磁力に抗して扉9か
ら取り外して自家用車8の内部に収納しておくものであ
る。可撓性であるが故に扉9の曲がりにも良く対応して
固着され、又、扉9が傷つくこともない利点を有してい
る。
【0008】このマグネットシール5の表示部2側の表
面には、リング6が取付けられている。このリング6
は、図9に示すような自家用車8の扉9にマグネットシ
ール5が磁力で固着している状態からこれを取り外す時
に、表示部2のV字部3側へこのリング6を引っ張るこ
とによって、容易にマグネットシール5が扉9から外れ
て、図8に示すように、折り畳んだ状態にすることがで
きるようにするためである。このリング6の取付け位置
は、図5及び図7に良く示されているように、2つの取
付片4の略中央部で且つ一方の端に偏った位置が最適で
ある。このような位置であると、リング6を軽く引っ張
るだけで略中央部の一方の端の裏面と自家用車8の扉9
の表面との間に少しの隙間ができるが、更に引っ張り続
けることによってこれが徐々に拡大して遂には全てのマ
グネットシール5が扉9から剥がれることとなる。
【0009】以上の構成からなるこの発明の身体障害者
用駐車間確保表示具1を使用する際には、表示部2の略
中央がV字部3を形成するようにしてマグネットシール
5を真っ直ぐな平坦な状態に延ばしてから、このマグネ
ットシール5を自家用車8の扉9に磁力で固着するだけ
でよい。すると、図9に示すような取付状態となり、V
字状の表示部2の2つの表面に表示された文字、図形・
記号が自家用車8の前後及び横方向からも良く見え、車
椅子が通行するのに必要な車間距離、例えば1mの距離
を開けて隣に駐車してもらえるようにすることができ
る。
【0010】乗車する際には、これを取り除く必要があ
るが、この際には、リング6を表示部2のV字部3方向
へ引っ張ることによって、前記したように、マグネット
シール5の磁力に抗して容易に扉9から外すことが出来
る。もし、このリング6がなければ、マグネットシール
5の端部から剥がすようにして取り外さなければなら
ず、マグネットシール5の磁力が強い場合には、この作
業が特に困難で手間が掛かるが、このリング6の存在に
よって容易に取り外すことが出来る。そして、図8に示
すように、リング6及びマグネットシール5の中央部分
を折り畳んだ表示部2の内部に収納した状態としておけ
ば、体積も取らずに自家用車8に積んで置くことが出
来、次回の使用に備えることができる。
【0011】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この身
体障害者用駐車間確保表示具は、マグネットシールの磁
力によって自家用車の扉に固着するだけでよいので、容
易に使用できる。そして、表示部が略中央でV字形に折
曲しているので、その2つの表面に表示されている文
字、図形・記号が隣に駐車する運転者に良く見えるの
で、この表示に従って、車椅子の通行に必要な車間距離
を確保して駐車して貰えることができる。これによっ
て、車椅子を利用している身体障害者が隣の駐車してい
る運転者が来るまで待たなければならないような不合理
を解消することができる。また、乗車の際に扉からマグ
ネットシールを取り外す際には、リングをV字部方向へ
引っ張るだけの極めて簡単な操作で良いので、車椅子に
乗ったままでも極めて短時間で簡単に取り外すことがで
きる利点がある。加えて、不使用時には、表示部を折り
畳んでその内部にリング及びマグネットシールの大部分
を収納できるので、体積をとることなく、置き場所に困
ることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の身体障害者用駐車間確保表示具の平
面図。
【図2】同左側面図。
【図3】同正面図。
【図4】同右側面図。
【図5】図1の部分拡大図。
【図6】図1のA−A線断面図。
【図7】図5のB−B線断面図。
【図8】折り畳んだ状態の説明図。
【図9】自家用車に使用した状態の説明図。
【符号の説明】 1 身体障害者用駐車間確保表示具 2 表示部 3 V字部 4 取付片 5 マグネットシール 6 リング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 13/00 G09F 7/18 B60Q 1/50 G09F 21/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略中央でV字形に折曲される表示部と、
    この表示部のV字部と相対向する位置に設けた取付け片
    に跨がって固着される可撓性のマグネットシールと、こ
    のマグネットシールの表示部側の表面に設けたリングと
    からなることを特徴とする身体障害者用駐車間確保表示
    用具。
JP31765498A 1996-02-29 1998-11-09 身体障害者用駐車間確保表示用具 Expired - Fee Related JP3273315B2 (ja)

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