JP3271002B2 - 祭たび - Google Patents
祭たびInfo
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- JP3271002B2 JP3271002B2 JP09380198A JP9380198A JP3271002B2 JP 3271002 B2 JP3271002 B2 JP 3271002B2 JP 09380198 A JP09380198 A JP 09380198A JP 9380198 A JP9380198 A JP 9380198A JP 3271002 B2 JP3271002 B2 JP 3271002B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- festival
- cloth
- heel
- reinforcing piece
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、祭の行事や各種運動等
に利用する祭たびに関するものである。
に利用する祭たびに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】神輿をかついだり、山車をひき回したり
すりことが祭の行事でしばしば行われるが、このような
行事関係者は、従来から草履や運動靴を履いていること
が多い。ところがこのような祭の行事では、先を争った
り競い合ったりして人間同志が衝突したり接触すること
が多く、履物が踏みつけられたり、脱げたりすることが
あった。このため一部では、土木建築分野や農業分野で
用いられている地下たびを履用することが行われてい
る。
すりことが祭の行事でしばしば行われるが、このような
行事関係者は、従来から草履や運動靴を履いていること
が多い。ところがこのような祭の行事では、先を争った
り競い合ったりして人間同志が衝突したり接触すること
が多く、履物が踏みつけられたり、脱げたりすることが
あった。このため一部では、土木建築分野や農業分野で
用いられている地下たびを履用することが行われてい
る。
【０００３】ところでこのような地下たびは、一般に綿
布からなる胛布を縫製したアッパーを、同じく綿布から
なる中底に対して縫着又は接着し、この底面にゴム又は
合成樹脂からなる接地底を縫着、接着又は両者を組合わ
せ一体化して作られている。そして、アッパーと接地底
の接する接際部の爪先や踵には、布、皮或いはゴムから
なる補強片を取り付けることが行われている。
布からなる胛布を縫製したアッパーを、同じく綿布から
なる中底に対して縫着又は接着し、この底面にゴム又は
合成樹脂からなる接地底を縫着、接着又は両者を組合わ
せ一体化して作られている。そして、アッパーと接地底
の接する接際部の爪先や踵には、布、皮或いはゴムから
なる補強片を取り付けることが行われている。
【０００４】以上のようにして作られた地下たびは、各
種の作業に耐え得るように補強片を取り付けたりして強
度の向上に配慮しているため、上記のような作業には適
しているものの、祭行事のように人間同志の接触や衝突
を起こす場合には不向きな面があり、さらに軽快さを要
求されることがあった。
種の作業に耐え得るように補強片を取り付けたりして強
度の向上に配慮しているため、上記のような作業には適
しているものの、祭行事のように人間同志の接触や衝突
を起こす場合には不向きな面があり、さらに軽快さを要
求されることがあった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このために、室内用の
たびをそのまま屋外で履いたり、あるいは室内たびと似
たような構成のアッパーに、極めて薄いゴム底を取り付
けた祭たびが一部で用いられていた。しかしながら、室
内たびを上記の行事等に使用するときには、屋外での使
用によるアッパー下側の摩耗による破損等も懸念され、
この改善が求められていた。本発明は、このような状況
から、軽快さを極力維持すると共に履き易さも考慮し、
特に踵部分の補強効果を発揮させることを検討し、本発
明をなしたものである。
たびをそのまま屋外で履いたり、あるいは室内たびと似
たような構成のアッパーに、極めて薄いゴム底を取り付
けた祭たびが一部で用いられていた。しかしながら、室
内たびを上記の行事等に使用するときには、屋外での使
用によるアッパー下側の摩耗による破損等も懸念され、
この改善が求められていた。本発明は、このような状況
から、軽快さを極力維持すると共に履き易さも考慮し、
特に踵部分の補強効果を発揮させることを検討し、本発
明をなしたものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は上記の
課題を解決するためになされたもので、その要旨とする
ところは、アッパーに接地底を取り付けた祭たびであっ
て、踵部におけるアッパー外胛布の下側にのみ当てがう
ように、踵中心をほぼ頂角とする略三角形状の補強片を
取り付けたことを特徴とする祭たびにある。
課題を解決するためになされたもので、その要旨とする
ところは、アッパーに接地底を取り付けた祭たびであっ
て、踵部におけるアッパー外胛布の下側にのみ当てがう
ように、踵中心をほぼ頂角とする略三角形状の補強片を
取り付けたことを特徴とする祭たびにある。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例として示す図面に従って説明する。図１及び図２は本
発明の一実施例を示しており、図中１が綿布を縫製した
アッパーであり、このうち１Ａが外胛布、１Ｂが内胛布
である。なお図示の外胛布１Ａは、連続した布で構成し
ているが、コハゼ取り付け部分をマチ状の別布を縫合さ
せたものであってもよい。又図中２がゴム又は合成樹脂
からなる接地底で、矢印Ａが踵中心である。
例として示す図面に従って説明する。図１及び図２は本
発明の一実施例を示しており、図中１が綿布を縫製した
アッパーであり、このうち１Ａが外胛布、１Ｂが内胛布
である。なお図示の外胛布１Ａは、連続した布で構成し
ているが、コハゼ取り付け部分をマチ状の別布を縫合さ
せたものであってもよい。又図中２がゴム又は合成樹脂
からなる接地底で、矢印Ａが踵中心である。
【０００８】本発明はこのような祭たびであって、踵部
におけるアッパー外胛布１Ａの下側にのみ当てがうよう
に、踵中心Ａをほぼ頂角とする略三角形状の補強片３を
縫着して取り付けたものである。なお図中４がコハゼ、
５がその掛糸である。
におけるアッパー外胛布１Ａの下側にのみ当てがうよう
に、踵中心Ａをほぼ頂角とする略三角形状の補強片３を
縫着して取り付けたものである。なお図中４がコハゼ、
５がその掛糸である。
【０００９】本発明に用いる補強片３としては、一般に
地下たびに用いられている布地又は上述した各種材料を
使用することができ、これを外胛布１Ａの下側にのみ当
てがうようにして縫着しているので、図２に示すように
アッパー外胛布１Ａ下側の開閉が楽にでき、したがって
この部分の柔軟性を損うことがない特徴を有している。
そして本発明における補強片３は、踵中心Ａを頂角とし
て略三角形状になっているため、外胛布１Ａ下側に集中
してこの部分を剛直にすることなく具合良く取り付ける
ことができ、しかも取り付けた後の安定性も良く、外観
的にも優れている。
地下たびに用いられている布地又は上述した各種材料を
使用することができ、これを外胛布１Ａの下側にのみ当
てがうようにして縫着しているので、図２に示すように
アッパー外胛布１Ａ下側の開閉が楽にでき、したがって
この部分の柔軟性を損うことがない特徴を有している。
そして本発明における補強片３は、踵中心Ａを頂角とし
て略三角形状になっているため、外胛布１Ａ下側に集中
してこの部分を剛直にすることなく具合良く取り付ける
ことができ、しかも取り付けた後の安定性も良く、外観
的にも優れている。
【００１０】これに対し、一般に地下たびに取り付けら
れている踵部の補強片は、例えば図５に示すようにアッ
パーの内外胛布イ、ロに跨るように補強片ハを踵にめぐ
らして取り付けているために、この部分が若干硬くなり
祭たびとしては有利といえない面があり、又アッパー外
胛布イの下方の開閉がしにくく、特に最下位のコハゼの
着脱がしにくくなるうらみがある。なお図中ニは、接地
底である。
れている踵部の補強片は、例えば図５に示すようにアッ
パーの内外胛布イ、ロに跨るように補強片ハを踵にめぐ
らして取り付けているために、この部分が若干硬くなり
祭たびとしては有利といえない面があり、又アッパー外
胛布イの下方の開閉がしにくく、特に最下位のコハゼの
着脱がしにくくなるうらみがある。なお図中ニは、接地
底である。
【００１１】図３及び図４は、本発明に用いる補強片３
の変形側を示すもので、図３の補強片３は頂部に丸味を
もたせたもの、図４の補強片３は四指側に若干偏在した
略三角形状としたものである。このうちの図４の補強布
３を用いるときは、応々にして履用中に力がかかって摩
耗の激しい四指側に偏在していため、この部分の補強効
果が高まり有利である。
の変形側を示すもので、図３の補強片３は頂部に丸味を
もたせたもの、図４の補強片３は四指側に若干偏在した
略三角形状としたものである。このうちの図４の補強布
３を用いるときは、応々にして履用中に力がかかって摩
耗の激しい四指側に偏在していため、この部分の補強効
果が高まり有利である。
【００１２】
【発明の効果】本発明は以上詳述した如き構成からなる
ものであり、独特の形状の補強片を特定の箇所に取り付
けてなるものであるから、所定の踵部の補強効果を得ら
れるものでありながら、踵部の柔軟性を損ねることがな
く、しかもコハゼの着脱が容易に行うことができるとい
う特有の効果を有している。
ものであり、独特の形状の補強片を特定の箇所に取り付
けてなるものであるから、所定の踵部の補強効果を得ら
れるものでありながら、踵部の柔軟性を損ねることがな
く、しかもコハゼの着脱が容易に行うことができるとい
う特有の効果を有している。
【図１】本発明の一実施例を示す祭たびの背面図であ
る。
る。
【図２】図１に示す祭たびのコハゼ掛止めの様子を示す
踵部の斜視図である。
踵部の斜視図である。
【図３】本発明に使用する補強片の変形例を示す正面図
である。
である。
【図４】本発明に使用する補強片の変形例を示す正面図
である。
である。
【図５】従来の地下たびを示す背面図である。
１ アッパー １Ａ 外胛布 １Ｂ 内胛布 ２ 接地底 ３ 補強片
Claims (2)
- 【請求項１】アッパーに接地底を取り付けた祭たびであ
って、踵部におけるアッパー外胛布の下側にのみ当てが
うように、踵中心をほぼ頂角とする略三角形の補強片を
取り付けたことを特徴とする祭たび。 - 【請求項２】四指側に若干偏在した略三角形状からなる
補強片を用いたことを特徴とする請求項１記載の祭た
び。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09380198A JP3271002B2 (ja) | 1998-03-04 | 1998-03-04 | 祭たび |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09380198A JP3271002B2 (ja) | 1998-03-04 | 1998-03-04 | 祭たび |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11244001A JPH11244001A (ja) | 1999-09-14 |
| JP3271002B2 true JP3271002B2 (ja) | 2002-04-02 |
Family
ID=14092527
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09380198A Expired - Fee Related JP3271002B2 (ja) | 1998-03-04 | 1998-03-04 | 祭たび |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3271002B2 (ja) |
-
1998
- 1998-03-04 JP JP09380198A patent/JP3271002B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11244001A (ja) | 1999-09-14 |
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