JP3270902B2 - Cdma時分割多重化通信方法 - Google Patents

Cdma時分割多重化通信方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、スペクトル拡散(SS)通信方
式を用いた符号分割多重化(CDMA)通信方法に関
し、特に上り回線と下り回線とで同一搬送波周波数を用
い時分割多重化して通信を行うようにした、CDMA時
分割多重化通信方法に関するものである。
【0002】無線による移動通信システムにおいては、
十分な通信品質を確保しながら、周波数利用効率を向上
させるものとして、SS通信方式を用い、スペクトル拡
散方法の違いによって信号を多重化する、CDMA通信
方式の開発が進められている。
【0003】このようなCDMA通信方式においては、
十分な送信電力制御(TPC)を行うとともに、送信等
化や送信ダイバーシティを行えるようにすることが要望
されている。
【0004】
【従来の技術】SS通信方式には、搬送波に対して、周
波数分割されたホッピングパターンからなる符号列によ
って時分割的に拡散する周波数ホッピング(FH)方式
と、拡散用疑似乱数からなる符号列によって直接拡散す
る直接拡散(DS)方式とがある。
【0005】FH方式は、送信電力制御の要求が酷しく
なく、かつ周波数ダイバーシティによるフェーディング
補償を容易に行うことができるため、移動通信システム
に適している。これに対してDS方式は、ディジタル処
理で構成できるので、ハードウェアを実現しやすいとい
う利点がある。
【0006】SS通信方式における信号の多重化は、F
H方式,DS方式ともに、符号分割多重化(CDMA)
によって行われる。すなわち送信側では、チャネルごと
に特定の符号列(FH方式ではホッピングパターン、D
S方式では拡散用疑似乱数)を割り当てて拡散を行い、
受信側では、多重化された受信信号と希望チャネルの符
号列との相関をとる逆拡散の処理を行うことによって、
非希望信号を除去して希望信号のみを抽出する。
【0007】逆拡散を行って希望信号を抽出した場合、
非希望信号は、干渉信号となって信号品質を劣化させる
ので、CDMA通信システムにおけるチャネル容量は、
許容される通信品質によって制限される。
【0008】このことは逆に、誤り訂正(FEC)技術
等によって通信品質の劣化を補償すれば、より大きな干
渉を許容できること、すなわちチャネル容量を大幅に増
大できることを意味しているので、CDMA通信方式
は、狭い周波数帯域内に多くのユーザを収容しなければ
ならない地上無線通信システム、特に移動通信システム
に適した方式であるということができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】CDMA通信システム
を実現しようとする場合、送信電力制御が大きな問題と
なる。CDMA通信システムにおいては、通信品質やチ
ャネル容量は干渉波の電力に依存して定まり、干渉が少
ないほど、高品質化,多チャネル化を実現できるので、
各局は、他局への干渉が最小となるように、必要最小限
の送信電力で送信する必要がある。
【0010】実際には、受信局で受信される、すべての
送信局のSS信号の電力が同一になるようにしたとき、
その受信局での、干渉による通信品質劣化は最小になる
ので、各送信局は、受信局における着信電力が一定値に
なるように、送信電力を制御する。このような制御を、
送信電力制御(TPC)と呼んでいる。
【0011】この場合、着信電力は、送信局と受信局と
の距離だけによって定まるものでなく、フェーディング
や建築物等による電波遮蔽によっても変化する。そのた
め、TPC制御装置は、迅速かつ高精度に伝播特性を測
定して、送信電力を制御しなければならない。
【0012】しかしながら、特にフェーディングは、搬
送波周波数によってその影響が異なっている。送受信に
同一搬送波周波数を使用する片通話(シンプレックス)
方式の場合は、相手局からの着信レベルを測定すること
によって、フェーディングの影響を知ることができ、こ
れによって自局電波の伝播特性を推定して、TPCを行
うことができる。ところが、同時送受話(デュープレッ
クス)方式を実現するために、上り回線と下り回線とで
異なる搬送波周波数を使用する場合には、送信局側で相
手局からの着信レベルによる自局電波の伝播特性の測定
を行うことができないため、相手局からの自局着信レベ
ルの通知をまってTPCを行うこととなり、この間にお
ける時間的遅れに基づいて、十分なTPCを行うことが
できないという問題がある。
【0013】図8は、従来のデュープレックス方式を示
したものであって、基地局1と、移動局2の間におい
て、基地局1から移動局2に対する下り回線に搬送波周
波数f 1 を使用し、移動局2から基地局1に対する上り
回線に搬送波周波数f2 を使用する場合を示している。
この場合は、f1 とf2 とではフェーディングの影響が
異なるため、十分なTPCを行うことが困難である。
【0014】また、フェーディングを補償して通信品質
を向上する技術として、等化(イコライズ)や、ダイバ
ーシティがあるが、移動局装置を小型化するために、こ
れらの処理を基地局側で行うようにした、送信等化や送
信ダイバーシティが用いられている。
【0015】しかしながらこれらの場合も、上り回線と
下り回線とで異なる搬送波周波数を使用する場合には、
送信信号と受信信号とでフェーディングの影響が異なる
ため、送信等化や送信ダイバーシティを使用することが
できないという問題がある。
【0016】また、実際の通信システムにおいては、上
り回線と下り回線とで、伝送条件が異なるため、通信で
きるチャネル数(回線容量)が、上り回線と下り回線と
で異なることがある。
【0017】図9は、上り回線と下り回線のセル間干渉
の違いを説明するものであって、(a)は上り回線での
干渉を示し、(b)は下り回線での干渉を示している。
図中において、●は移動局、★は移動局が所属する基地
局、○は干渉を与える移動局、☆は干渉を与える基地局
を示し、太線の矢印は希望波、細線の矢印は干渉波を示
している。
【0018】CDMAシステムをセルラ方式に適用した
場合、上り回線でのセル間干渉量は、図9(a)に示す
ように、隣接セル内に一様に分布した移動局からの干渉
の平均であるのに対し、下り回線でのセル間干渉は、図
9(b)に示すように、干渉を受ける移動局がセルの端
のような、最悪位置にいる場合で評価する必要がある。
すなわち、このような場所では、所属する基地局からの
信号電力が最小であって、しかも隣接基地局からの干渉
電力が最大となる。
【0019】そのため上り回線で通信できるチャネル数
に比べて、下り回線のチャネル数が少なくなる。一般
に、上り回線と下り回線のチャネル数は等しくなければ
ならないので、この場合には、使用できるチャネル数は
下り回線のチャネル数で制限されることになる。
【0020】本発明は、このような従来技術の課題を解
決しようとするものであって、CDMA通信システムに
おいて、デュープレックス方式を実現するとともに、高
精度のTPCを行い、また送信等化,送信ダイバーシテ
ィを使用することができるようにすることを目的として
いる。またこれとともに、上り回線と下り回線の回線容
量を等しくして、実効的に回線容量を増大させることを
目的としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】(1) 図1は本発明の原理
的構成を示したものである。本発明のCDMA時分割多
重化通信方法は、チャネルごとに異なる拡散用符号列に
よってスペクトル拡散を行って多重化する符号分割多重
化通信システムの基地局1と移動局2とにおいて、上り
回線と下り回線とに同一の搬送波周波数f1 を用いて、
基地局1と移動局2とが時分割多重化によって交互に送
信と受信を行って通信し、かつ、上り回線と下り回線に
おける回線容量が異なる場合に、時分割多重化によって
切り替えられる同一搬送波周波数の送信時間を、回線容
量の小さい回線で長くして帯域拡大率を増大させ、回線
容量の大きい回線で送信時間を短くして帯域拡大率を減
少させるものである。
【0022】(2) また本発明のCDMA時分割多重化通
方法は、チャネルごとに異なる拡散用符号列によって
スペクトル拡散を行って多重化する符号分割多重化通信
システムの基地局1と移動局2とにおいて、2またはそ
れ以上の数の搬送波周波数f1,2,…を用い、基地局1
と移動局2とが時分割多重化によって同一搬送波周波数
を上り回線と下り回線とで交互に用いるとともに、上り
回線と下り回線とにおいてそれぞれ2またはそれ以上の
数の搬送波周波数f1,2,…を順次切り替えて用いるこ
とによって、上り回線と下り回線とにおいて、それぞれ
異なる搬送波周波数が順次連続して送受信されるように
して通信を行うものである。
【0023】
【0024】
【作用】
(1) 符号分割多重化通信システムの基地局1と移動局2
とにおいては、拡散用符号列(FH方式ではホッピング
パターン、DS方式では拡散用疑似乱数)によって信号
のスペクトル拡散を行うSS通信方式を用いて、通信品
質の確保と周波数利用率の向上とを行うとともに、この
場合の拡散用符号列をチャネルごとに異ならせることに
よって多重化して相互に通信を行う。
【0025】本発明においては、このような符号分割多
重化通信システムの基地局1と移動局2とにおいて、上
り回線と下り回線とに同一の搬送波周波数f1 を用い
て、基地局1と移動局2とが時分割多重化によって交互
に送信と受信を行って通信を行う。
【0026】従って本発明によれば、移動局2において
下り回線の受信信号強度の測定結果に基づいて上り回線
の送信電力を制御することによって、基地局における各
局の着信電力を一定にする送信電力制御(TPC)を、
高精度に実現することができる。
【0027】また基地局1では、上り回線のフェーディ
ング特性を測定することによって、下り回線における送
信等化や送信ダイバーシティを行うことができる。
【0028】(2) また本発明においてはこの場合に、上
り回線と下り回線における回線容量が異なる場合には、
時分割多重化によって切り替えられる同一搬送波周波数
の送信時間を回線容量の小さい回線で長く、回線容量の
大きい回線で短くする制御を行う。
【0029】本発明によれば、送信時間の変更によっ
て、チップレートを変えることなく、帯域拡大率を任意
に変更できるので、上り回線と下り回線における回線容
量のバランスを容易にとることができる。
【0030】(3) また本発明においては、このような符
号分割多重化通信システムの基地局1と移動局2とにお
いて、2またはそれ以上の数の搬送波周波数f1,2,
を用い、基地局1と移動局2とが時分割多重化によって
同一搬送波周波数を上り回線と下り回線とで交互に用い
るとともに、上り回線と下り回線とにおいてそれぞれ2
またはそれ以上の数の搬送波周波数f1,2,…を順次切
り替えて用いることによって、上り回線と下り回線とに
おいて、それぞれ異なる搬送波周波数が順次連続して送
受信されるようにする。
【0031】従って本発明によれば、キャリア再生回路
やクロック再生回路の引込み速度を高速化することがで
きるので、送信電力制御(TPC)を、より高精度化す
ることができるとともに、キャリア再生回路やクロック
再生回路が連続動作すればよいので、SS受信機の構成
が簡単になる。
【0032】
【実施例】図2は、本発明の第1の実施例を示したもの
であって、上り回線と下り回線とで同一搬送波周波数を
用いて時分割多重化デュプレックス(TDD)方式を実
現する、CDMA/TDD通信システムを示し、1は基
地局、2は移動局である。
【0033】図2に示すように、CDMA方式の基地局
1と移動局2との間において、上り回線と下り回線とで
同一搬送波周波数f1 を使用して、交互に時分割的に送
受信を行う。
【0034】図2に示された実施例においては、上り回
線と下り回線とで、同一搬送波周波数f1 を使用するの
で、フェーディング等の影響は上り回線と下り回線とで
殆ど同じになる。そのため、移動局2で下り回線の受信
信号強度を測定して、送信電力制御を行うことによっ
て、高精度のTPCを実現することができるとともに、
同じ理由で,基地局で上り回線のフェーディング特性を
測定して、送信等化や送信ダイバーシティを行うことが
できる。
【0035】図3は、CDMA/TDD方式での送信電
力制御を説明するものであって、移動局での処理を示し
ている。移動局では、下り回線の受信信号によって、受
信電力を測定し、この測定結果に基づいて送信電力を設
定して、上り回線において送信を行うので、高精度のT
PCを行うことが可能となる。
【0036】図4は、CDMA/TDD方式での送信等
化,送信ダイバーシティを説明するものであって、基地
局での処理を示している。基地局では、上り回線の受信
信号によってフェーディング特性を測定し、この測定結
果に基づいて、下り回線の送信時、送信等化,送信ダイ
バーシティを行うことができる。
【0037】図5は、本発明の第2の実施例を示したも
のであって、上り回線と下り回線とで同一搬送波周波数
を用いて時分割多重化デュプレックス(TDD)方式を
実現するとともに、上り回線と下り回線の送信時間を変
えることによって、上り回線と下り回線のチャネル容量
を等しくする場合を示し、図2におけると同じものを同
じ番号で示している。
【0038】例えば、干渉等の原因によって下り回線の
チャネル数が上り回線のチャネル数の1/2になった場
合には、拡散による帯域拡大率を約2倍にすることによ
って、バランスをとることができる。
【0039】上り回線と下り回線の送信時間が同じ場合
には、帯域拡大率を2倍にするには、チップレート(b
ps )を2倍にする必要があったが、本実施例では、チッ
プレートは上り回線と下り回線とで同じにして、下り回
線の送信時間を上り回線の送信時間の2倍にすることに
よって、帯域拡大率を2倍にできる。
【0040】図6は、図5に示された実施例によるCD
MA/TDD方式における拡散処理を例示したものであ
って、(a)は下り回線での拡散処理を示し、帯域拡大
率4倍の例を示している。また(b)は上り回線での拡
散処理を示し、帯域拡大率2倍の例を示している。
【0041】従って本実施例によれば、帯域拡大率の設
定の自由度が高く、かつ実現が極めて容易である。この
場合、帯域拡大率の設定は2倍に限らず、任意の値(整
数値でなくてもよい)をとることができる。そのため、
リアルタイムに干渉量を測定し、拡散帯域幅を再設定す
る、ダイナミック帯域幅制御方式に適用して、チャネル
容量をさらに増加させることも可能である。
【0042】なお、SS通信方式は、干渉以外の原因
(例えば熱雑音)による通信品質劣化に対しても改善効
果があるので、本実施例は、干渉以外の原因によって回
線品質が非対称なシステムに対しても、適用可能であ
る。また上り回線と下り回線の組だけでなく、干渉や雑
音の特性がそれぞれ異なる複数の通信チャネルの組に対
しても、同様に適用可能である。
【0043】図7は、本発明の第3の実施例を示したも
のであって、(a)は下り回線と上り回線とにおける搬
送波周波数f1,2 の切り替えを示し、図2におけると
同じものを同じ番号で示している。また(b)は、上り
回線の信号と下り回線の信号における周波数の変化を示
す。
【0044】図7の実施例は、2またはそれ以上の数の
搬送波周波数を用意し、同一搬送波周波数を上り回線と
下り回線とで交互に用いるとともに、上り回線と下り回
線とにおいてそれぞれ2またはそれ以上の数の搬送波周
波数を順次切り替えて用いることによって、上り回線と
下り回線とにおいて、それぞれ異なる搬送波周波数が順
次連続して送受信されるようにしてTDD方式を実現す
ることによって、TPC等の精度をさらに向上させると
ともに、SS受信機の構成を簡略化できるようにしたC
DMA/TDD通信システムを示している。
【0045】図2に示された実施例では、送受信信号が
バースト状になるため、バースト受信機が必要になる。
特に、キャリア再生回路や、クロック再生回路(DL
L)における引込み速度を高速化する必要が生じるが、
本実施例によれば、このような問題を解決することがで
きる。
【0046】本実施例においては、基地局1と移動局2
とにおいて、2つの搬送波周波数f 1,2 を用意し、上
り回線と下り回線で交互に時分割的に使用する。これに
よって、図2に示された実施例の場合と同様にして、T
PCや送信等化,送信ダイバーシティを行うことができ
る。
【0047】この場合、上り回線と下り回線のいずれか
一方に着目すると、図7(b)に示すように、搬送波周
波数はf1 とf2 に切り替えられているが、信号として
は連続的に受信されているので、受信機におけるキャリ
ア再生回路やクロック再生回路は連続動作すればよく、
バースト動作を必要としないので、実現が容易であり、
回路構成も簡略化できる。なお、実際には、f1,2
切り替え時に不連続が生じるが、その時間は短いので、
問題になることはない。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、S
S通信方式を用いたCDMA通信システム等において、
上り回線と下り回線で同一搬送波周波数を用い、時分割
多重化して、CDMA/TDD通信方式を構成すること
によって、高精度のTPCを行うとともに、送信等化,
送信ダイバーシティを容易に実現することができる。
【0049】この際、上り回線の回線容量と、下り回線
の回線容量とが、干渉条件の違い等によって異なる場合
には、回線容量の小さい方の回線の送信時間を長くする
ことによって、上り回線と下り回線との回線容量のバラ
ンスをとることができる。
【0050】またCDMA/TDD通信方式において、
2またはそれ以上の数の搬送波周波数を用意して、上り
回線と下り回線とでそれぞれ順次切り替えて使用するこ
とによって、TPCの精度をさらに向上させ、かつSS
受信機の構成を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施例を示す図である。
【図3】CDMA/TDD方式での送信電力制御を説明
する図である。
【図4】CDMA/TDD方式での送信等化,送信ダイ
バーシティを説明する図である。
【図5】本発明の第2の実施例を示す図である。
【図6】図5に示された実施例によるCDMA/TDD
方式における拡散処理を例示する図であって、(a)は
下り回線での拡散処理を示し、帯域拡大率4倍の例を示
す。また(b)は上り回線での拡散処理を示し、帯域拡
大率2倍の例を示す。
【図7】本発明の第3の実施例を示す図であって、
(a)は下り回線と上り回線とにおける搬送波周波数f
1,2 の切り替えを示し、(b)は、上り回線の信号と
下り回線の信号における周波数の変化を示す。
【図8】従来のデュープレックス方式を示す図である。
【図9】上り回線と下り回線のセル間干渉の違いを説明
する図であって、(a)は上り回線での干渉を示し、
(b)は下り回線での干渉を示す。
【符号の説明】
1 基地局 2 移動局
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−214027(JP,A) IEEE Vehicular Te chnology Conferenc e,42nd,Vol.2,(1 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/69 - 1/713 H04J 13/00 - 13/06 H04Q 7/38

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャネルごとに異なる拡散用符号列によ
    ってスペクトル拡散を行って多重化する符号分割多重化
    通信システムの基地局と移動局とにおいて、 上り回線と下り回線とに同一の搬送波周波数を用いて、
    前記基地局と移動局とが時分割多重化によって交互に送
    信と受信を行って通信し、かつ、 上り回線と下り回線における回線容量が異なる場合に、
    前記時分割多重化によって切り替えられる同一搬送波周
    波数の送信時間を、回線容量の小さい回線で長くして帯
    域拡大率を増大させ、回線容量の大きい回線で送信時間
    を短くして帯域拡大率を減少させる ことを特徴とするC
    DMA時分割多重化通信方法。
  2. 【請求項2】 チャネルごとに異なる拡散用符号列によ
    ってスペクトル拡散を行って多重化する符号分割多重化
    通信システムの基地局と移動局とにおいて、 2またはそれ以上の数の搬送波周波数を用い、前記基地
    局と移動局とが時分割多重化によって同一搬送波周波数
    を上り回線と下り回線とで交互に用いるとともに、上り
    回線と下り回線とにおいてそれぞれ前記2またはそれ以
    上の数の搬送波周波数を順次切り替えて用いることによ
    って、上り回線と下り回線とにおいて、それぞれ異なる
    搬送波周波数が順次連続して送受信されるようにして通
    信を行うことを特徴とするCDMA時分割多重化通信方
    法。
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