JP3270366B2 - 曲面を有するスクリーン構造物 - Google Patents

曲面を有するスクリーン構造物

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映画、プラネタリュウ
ム等の映像を映写するための、曲面を有するスクリーン
構造物に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プラネタリュウム、映画等を映写
するための曲面を有するスクリーン構造物に於ては、曲
面を多数の小さな部分に分割して硬質の板を形成し、こ
の曲面を構成する多数の板を寄せ集めて接続する事によ
り構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この曲
面を的確に形成する事が非常に困難で手数を要するもの
である。また、多数の曲面を接続するには高度の技術と
多くの手数を要し、多額の費用を必要とするとともに作
業性も悪いものとなっていた。
【0004】本発明は、上述の如き課題を解決しようと
するものであって、曲面を有するスクリーン構造物を簡
易に形成する事を可能とするとともに、この曲面構造を
球状に形成したり、半球状に形成したり、半円状とした
り、種々の形状を必要に応じて簡易に形成する事を可能
にしようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の如き課題
を解決するため、形成すべきスクリーン形状に対応させ
た剛骨格を形成し、この剛骨格の外周面及び内周曲面
を、非通気性の素材で形成した外周被膜及び内周被膜に
て被覆し、この外周被膜と内周被膜間を、空気が流入す
る事のない気密空間とし、この気密空間に排気装置を接
続して減圧可能とするとともに内周被膜を、剛骨格の内
周曲面よりも小さな表面積で内周曲面に対応した形状と
する事により、気密空間の減圧時に、剛骨格の内周曲面
と内周被膜とが接触しないように形成して成るものであ
る。
【0006】また、剛骨格は半球状に形成し、円形の開
口縁を設置表面に伏せて固定するとともに、剛骨格の外
周面及び内周曲面を被覆する外周被膜と内周被膜との外
周縁を、設置表面に気密的に配置したものであっても良
い。
【0007】また、剛骨格は半球状に形成し、円形の開
口縁を設置表面から立ち上げて配置するとともに、剛骨
格の外周面及び内周曲面を被覆する外周被膜と内周被膜
とを、立ち上げた開口縁部分で気密的に接続して形成し
たものであっても良い。
【0008】また、剛骨格は半円状に形成し、剛骨格の
外周面及び内周曲面を被覆する外周被膜と内周被膜と
を、剛骨格の両側及び上端部分で気密的に接続し、外周
被膜と内周被膜の下端縁を設置表面に気密的に固定した
ものであっても良い。
【0009】
【作用】本発明は、上述の如く構成したものであるか
ら、曲面を有するスクリーン構造物を形成しようとする
場合には、まず、形成すべきスクリーン形状に対応させ
た剛骨格を鉄骨、木材等適宜の素材により強固に形成す
る。
【0010】この剛骨格は、形成すべきスクリーン形状
に対応させて、360度の球状に形成したり、半球状に
形成したり、また半円状に形成したり、曲面を有する適
宜の形状に形成する事ができる。そして、この剛骨格
を、設置すべき地表面、屋内の床等の設置表面に設置す
る。この設置は、容易に剛骨格が倒れたり、破損したり
する事がないよう強固に行う事が好ましい。
【0011】そして、この剛骨格の外周面と内周曲面を
非通気性の素材で形成した外周被膜及び内周被膜にて被
覆する。そして、この外周被膜と内周被膜の間を空気が
流入する事のない気密空間とする。
【0012】この気密空間の形成は、最終的に形成する
スクリーン形状に対応して、形成方法が多少異なるもの
となるが、その点については後述する。そして、この気
密空間にバキュームポンプ等の排気装置を接続して気密
空間の内部を減圧状態とする。
【0013】この減圧状態の形成により、外周被膜は剛
骨格の外周面に密着し、また内周被膜も剛骨格の内周曲
面方向に吸引されるものとなる。しかし、この内周被膜
は剛骨格の内周曲面に対応した形状となっているもの
の、剛骨格の内周曲面の表面積よりも小さな表面積に形
成している。そのため、気密空間を減圧状態とした場合
に、内周被膜は剛骨格の内周曲面に接触する事がなく、
気密空間を残したまま減圧によって定位置に張力を保持
されるものとなる。
【0014】その結果、内周被膜は剛骨格と接触する事
がないから、剛骨格の凹凸等を表面に表す事がない。そ
して、予め形成した内周被膜の形状のみが、曲面を有す
るスクリーン構造物として表面に表れるものとなる。従
って、内周被膜は凹凸のない円滑な曲面を形成する事が
でき、映画、プラネタリュウム等の映像を投写した場合
に極めて良好な映像を結ぶ事が可能となる。
【0015】また、剛骨格を半球状に形成する場合は、
剛骨格の内周曲面には内周被膜を配置し、剛骨格の外周
面には外周被膜を配置するが、内周被膜と外周被膜とは
直接接触する事はない。外周被膜と内周被膜との外周縁
は、それぞれ剛骨格を設置した設置表面に気密的に配置
固定するものとなる。
【0016】このように構成する事により、内周被膜と
外周被膜とは、剛骨格を介して気密的に気密空間を形成
する事ができる。この気密空間を、排気装置により減圧
する事によって、内周被膜は良好な張力を得る事ができ
るものとなる。
【0017】また、剛骨格は半球状に形成し、円形の開
口縁を設置表面から立ち上げて、観客席として予定され
る側に半球状の開口縁を配置するものとしても良い。こ
のように、開口縁を設置表面から立ち上げた場合には、
剛骨格の外周に配置した外周被膜と、剛骨格の内周曲面
に配置した内周被膜とを、立ち上げた開口縁部分で気密
的に接続する。
【0018】この気密的な接続は、スクリーン構造物を
構成する現場に於て形成しても良いし、工場生産等によ
り、予め必要な部分の接着剤による接着、縫製等を行っ
たものでも良い。そして、予め外周被膜と内周被膜とを
工場等に於て事前に縫製若しくは接着剤により接着して
おけば、剛骨格に外周被膜と内周被膜とを被覆して被せ
る事によって、内周被膜及び外周被膜の剛骨格外周への
設置を容易に行う事が可能となる。
【0019】そして、この剛骨格の外周に外周被膜と内
周被膜とを配置し気密空間を形成した後、気密空間の空
気を排気装置により排気して減圧すれば、内周被膜は剛
骨格の内周曲面に沿って剛骨格と接触する事なく張力を
得る事ができる。そのため、内周被膜は剛骨格の凹凸等
を表す事のない理想的な曲面を得る事が可能となるもの
である。
【0020】また、剛骨格は種々の形状に形成して曲面
を有するスクリーン構造物を形成する事が可能であっ
て、剛骨格を半円状に形成するものであっても良い。こ
の場合は平面半円状で、正面長方形状に形成する事がで
きる。
【0021】勿論、正面が長方形状でなく、側面が半円
状で平面が長方形状のものであっても良い。このよう
に、半円状に形成した場合には、剛骨格の外周面及び内
周曲面を被覆する外周被膜と内周被膜とを、剛骨格の両
側及び上端部分で気密的に接続し、外周被膜と内周被膜
の下端縁を設置表面に気密的に固定するものである。こ
のように形成する事により、容易に気密空間を形成する
事ができるものとなる。
【0022】また、剛骨格は上記以外にも種々の形状に
形成する事が可能で、それに従って外周被膜及び内周被
膜を形成する事により、種々の曲面を有するスクリーン
構造物を得る事が可能となる。
【0023】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に於て説明すれ
ば、(1)は剛骨格で金属材、木材、非鉄金属等の、適宜
の剛性を有する材質により形成し、目的とするスクリー
ン構造物の曲面に対応した形状に構成している。
【0024】そして、この剛骨格(1)は、地表面若しく
は屋内の床面等の設置表面(2)に、形状を確実に保持で
きるように剛構造に形成する。そして、この剛骨格(1)
の内周曲面(3)及び外周面(4)を、内周被膜(6)と外周
被膜(5)により被覆する。
【0025】そして、この内周被膜(6)と外周被膜(5)
とは、通気性のない気密性の高い材質により形成し、ポ
リエステル、ビニロン、ナイロン等、若しくはこれらの
混紡糸等から成る織物で形成する事が好ましい。また、
必要に応じてゴム引布等を用いても良い。そして、内周
被膜(6)は曲面を構成するため、予め設計された数値に
基づいて立体裁断等により複数の被膜に分割して形成
し、この複数の被膜を、縫製、接着剤等により接続し
て、剛骨格に設置したときに曲面を構成するよう形成し
ている。また、この内周被膜(6)は、剛骨格(1)の内周
曲面(3)の表面積よりも小さな表面積に形成している。
【0026】また、外周被膜(5)も、内周被膜(6)と同
様に、予め設計された複数の被膜を、縫製、接着剤等に
より接続して、剛骨格に設置したときに曲面を構成する
よう形成するが、内周被膜(6)を形成する場合に比較す
れば、形成における厳密性は必要とされない。しかし、
外周被膜(5)を野外に展示等する場合には、耐候性を有
する素材にて形成するのが好ましい。
【0027】また、上記の剛骨格(1)は、図1に示す実
施例に於ては半球状に形成し、設置表面(2)にお椀状に
伏せて配置している。そして、外周被膜(5)はこの半球
状の剛骨格(1)の外側に被覆し、内周被膜(6)は剛骨格
(1)の内周曲面(3)側に配置する。
【0028】そして、内周被膜(6)は、剛骨格(1)の内
周曲面(3)に取り付けの過程で、仮に剛骨格(1)に配置
した場合、内周被膜(6)が剛骨格(1)から大きく垂れ下
がり、設置表面(2)に接触するような大きな変形を生じ
るものとなる。このような内周被膜(6)の垂れ下がり
は、設置作業に支障を生じるものとなる。このような事
態を防止するため、内周被膜(6)の内面には、図2に示
す如く、適宜の長さの仮固定紐(7)を接続し、この仮固
定紐(7)によって、剛骨格(1)の内周曲面(3)に比較的
近い形状に内周被膜(6)を維持するよう結び付ける事に
より形成する。すると、内周被膜(6)は剛骨格(1)の内
周曲面(3)に、やや近い場所に配置を保たれるから、剛
骨格(1)の下部を移動しながら作業を行う作業者の邪魔
になったりする事がないものである。
【0029】そして、この外周被膜(5)と内周被膜(6)
との外周縁を、設置表面(2)に適宜の方法で気密的に接
続する。このように設置表面(2)に外周被膜(5)と内周
被膜(6)とを気密的に接続する事により、剛骨格(1)を
中心とする外周被膜(5)と内周被膜(6)との間には気密
空間(8)が形成される。
【0030】そして、この内周被膜(6)と外周被膜(5)
により形成される気密空間(8)には、バキュームポン
プ、若しくはブロアー等の排気装置(10)を接続し、こ
の排気装置(10)により気密空間(8)内の空気を外部に
排気する。この外部への排気による気密空間(8)の減圧
によって、外周被膜(5)及び内周被膜(6)は気密空間
(8)を減少する方向に移動し張力を有するものとなる。
【0031】そして、外周被膜(5)は剛骨格(1)の外周
面(4)に密着するとともに、内周被膜(6)は剛骨格(1)
の内周曲面(3)と一定の間隔を介した位置で張力を保持
するものとなる。この内周被膜(6)は、剛骨格(1)の内
周曲面(3)に対応した形状としているが、内周曲面(3)
よりも小さな面積に形成している。
【0032】そのため、気密空間(8)の減圧が行われ、
剛骨格(1)方向に内周被膜(6)が張力を生じても、剛骨
格(1)の内周曲面(3)に内周被膜(6)が接触する事はな
く、内周曲面(3)は剛骨格(1)と一定の間隔を介した状
態に於て張力を保持するものとなる。そのため、内周被
膜(6)は剛骨格(1)と接触せず、剛骨格(1)の骨材の形
状等を外面に表す事はなく、予め設計した理想的な曲面
を形成する事が可能となる。
【0033】そして、上記の実施例に於ける剛骨格(1)
は、半球状に形成したものを、図1に示す如く、設置表
面(2)に開口縁(11)を椀状に伏せて固定するものとし
た。しかし、他の異なる実施例では、半球状に形成した
剛骨格(1)を、図3に示す如く、円形の開口縁(11)
を、設置表面(2)から立ち上げて配置し、内周曲面(3)
を客席(12)として予定される側に向けて配置する。
【0034】このように形成した場合に於ては、剛骨格
(1)の外周面(4)及び内周曲面(3)を被覆する外周被膜
(5)と内周被膜(6)とを、剛骨格(1)の開口縁(11)に
沿って接続する。この接続は現場に於ける縫製、接着剤
による接着、熱溶着等の種々の方法を用いる事が可能で
ある。また、剛骨格(1)を被覆する場合に於ては、被覆
に支障のない範囲で、予め外周被膜(5)と内周被膜(6)
とを連結しておき、剛骨格(1)の外周面(4)及び内周曲
面(3)に、連結した外周被膜(5)と内周被膜(6)とを被
せて被覆する方法を用いても良い。このように構成すれ
ば現場での作業時間が短く、外周被膜(5)と内周被膜
(6)との簡易な接続を行う事が可能となる。
【0035】また、内周被膜(6)と外周被膜(5)とは、
その殆どを剛骨格(1)の開口縁(11)部分に於て接続す
る事が可能となるが、設置表面(2)と接続する下端縁の
部分に於ては、接続が困難な部分も生じる。その接続困
難な部分については、設置表面(2)に気密的に接続する
事により、気密空間(8)を形成する事が可能となる。
【0036】そして、前述の第1実施例と同様に気密空
間(8)の減圧排気を行う事により、外周被膜(5)は剛骨
格(1)の外周面(4)に密着し、内周被膜(6)は剛骨格
(1)の内周曲面(3)と接触する事なく内周曲面(3)に対
応して張力を得る事が可能となる。従って、事前に目的
とする内周曲面(3)に併せて形成してある内周被膜(6)
は、剛骨格(1)の凹凸等に影響される事のない曲面を形
成する事が可能となる。
【0037】また、剛骨格(1)は上記実施例では半球状
に形成したが、剛骨格(1)の形状は種々に形成する事が
できるものであって、例えば、図4に示す如く、半円状
に剛骨格(1)を形成し、この剛骨格(1)に対応したスク
リーン構造物を形成する事が可能となる。
【0038】この場合には、剛骨格(1)の外周面(4)及
び内周曲面(3)を被覆する外周被膜(5)と内周被膜(6)
とを、剛骨格(1)の両側及び上端部分の三辺で気密的に
接続し、外周被膜(5)と内周被膜(6)の下端縁は設置表
面(2)に気密的に固定する。そして、上記の実施例と同
様に気密空間(8)を減圧する事により、半円状の剛骨格
(1)に沿った形状で、曲面を有するスクリーン構造物を
得る事ができる。この場合も当然の事ながら、内周曲面
(3)と内周被膜(6)とは接触する事はなく、剛骨格(1)
の凹凸が表れることのない良好な曲面を形成する事が可
能となる。
【0039】また、気密空間(8)の排気は、構造物の完
成後も減圧状態を維持するために、排気装置(10)を一
定間隔毎に作動させて減圧を行ったり、常時少量づつの
排気を継続的に行う事により、気密空間(8)の減圧状態
を一定に保つように構成する事が好ましい。
【0040】
【発明の効果】本発明は、上述の如く構成したものであ
るから、曲面を有するスクリーン構造物を簡易に構成す
る事が可能となる。また、このスクリーン構造物は、曲
面を有する適宜の形状に剛骨格を形成する事によって、
この剛骨格に対応させた多種類のスクリーンを容易に得
る事ができる。
【0041】また、この映像を投写する内周被膜は剛骨
格と接触する事がないから、剛構造の凹凸等を表面に表
す事がないし、減圧空間の緊張力によって理想的な形状
を得る事が可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】半球状の剛骨格の開口縁を設置表面に伏せて形
成した状態の断面図。
【図2】剛骨格に内外の被膜を被覆する過程の断面図。
【図3】半球状の剛骨格の開口縁を設置表面に立ち上げ
た状態の断面図。
【図4】半円状のスクリーン構造物の断面図。
【符号の説明】
1 剛骨格 2 設置表面 3 内周曲面 4 外周面 5 外周皮膜 6 内周被膜 8 気密空間 10 排気装置 11 開口縁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−68220(JP,A) 特開 平1−244078(JP,A) 特開 平6−330645(JP,A) 特開 昭55−45054(JP,A) 特開 昭58−27136(JP,A) 特開 昭63−56637(JP,A) 特公 昭47−38210(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 21/56 - 21/64 E04H 3/00 - 3/30 G09F 19/18

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 形成すべきスクリーン形状に対応させた
    剛骨格を形成し、この剛骨格の外周面及び内周曲面を、
    非通気性の素材で形成した外周被膜及び内周被膜にて被
    覆し、この外周被膜と内周被膜間を、空気が流入する事
    のない気密空間とし、この気密空間に排気装置を接続し
    て減圧可能とするとともに内周被膜を、剛骨格の内周曲
    面よりも小さな表面積で内周曲面に対応した形状とする
    事により、気密空間の減圧時に、剛骨格の内周曲面と内
    周被膜とが接触しないように形成した事を特徴とする曲
    面を有するスクリーン構造物。
  2. 【請求項2】 剛骨格は半球状に形成し、円形の開口縁
    を設置表面に伏せて固定するとともに、剛骨格の外周面
    及び内周曲面を被覆する外周被膜と内周被膜との外周縁
    を、設置表面に気密的に配置する事を特徴とする請求項
    1の曲面を有するスクリーン構造物。
  3. 【請求項3】 剛骨格は半球状に形成し、円形の開口縁
    を設置表面から立ち上げて配置するとともに、剛骨格の
    外周面及び内周曲面を被覆する外周被膜と内周被膜と
    を、立ち上げた開口縁部分で気密的に接続して形成した
    事を特徴とする請求項1の曲面を有するスクリーン構造
    物。
  4. 【請求項4】 剛骨格は半円状に形成し、剛骨格の外周
    面及び内周曲面を被覆する外周被膜と内周被膜とを、剛
    骨格の両側及び上端部分で気密的に接続し、外周被膜と
    内周被膜の下端縁を設置表面に気密的に固定した事を特
    徴とする請求項1の曲面を有するスクリーン構造物。
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