JP3268650B2 - 遠隔モジュラコネクタ付き回転式電気コネクタ - Google Patents

遠隔モジュラコネクタ付き回転式電気コネクタ

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JP3268650B2
JP3268650B2 JP05059892A JP5059892A JP3268650B2 JP 3268650 B2 JP3268650 B2 JP 3268650B2 JP 05059892 A JP05059892 A JP 05059892A JP 5059892 A JP5059892 A JP 5059892A JP 3268650 B2 JP3268650 B2 JP 3268650B2
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    • HELECTRICITY
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    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
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    • H01R13/26Pin or blade contacts for sliding co-operation on one side only
    • HELECTRICITY
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    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R2201/00Connectors or connections adapted for particular applications
    • H01R2201/16Connectors or connections adapted for particular applications for telephony

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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一般に、電気器具ま
たは電気通信設備に電力ケーブルまた通信ケーブルを接
続するための電気コネクタに関し、さらに詳しくは、電
話送受器用の回転式電気コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】回転式電気コネクタは、例えば、送受器
を電話のベースに接続するケーブルとともに用いられ
る。回転式電気コネクタの目的は、ケーブルを長期間に
わたって使用した場合に、望ましくないことであるもつ
れ及びねじれが生じるのを防止することである。
【0003】回転式電気コネクタは一般に、1つのスピ
ンドルを備えておりその少なくとも一部分はハウジング
内に入っている。このスピンドル及びハウジングは、互
いに、共通軸線まわりを手動で回転させることができ
る。雄と雌のモジュラ電気コネクタがハウジングとスピ
ンドルの中の一方または両者と連結されている。回転式
電気コネクタと連結されている雌モジュラコネクタは、
通常、電話ケーブルの一端に位置する雄モジュラコネク
タを受け、回転式電気コネクタに連結された雄モジュラ
コネクタは通常、一般に電話の送受器上にある電話のモ
ジュラコネクタにさしこまれる。
【0004】スピンドルは一般に、その周縁に位置する
導電性リングを備えており、これらのリングは、スピン
ドルを通じて延びる導電性接続手段によって、1つのモ
ジュラコネクタの電気接触エレメントまたは電話設備の
他の接続部に接続されている。これらのリングは、一般
に電気的に接続されている電気接触部材または電気接触
ワイパによって、回転式電気コネクタに連結されている
他のモジュラコネクタかまたは送受器とベースとの間に
通常延びているコードもしくはケーブルに係合されてい
る。このようにして、電話ケーブルと送受器との間に回
転可能な電気接続が形成される。
【0005】上記の一般的なタイプの回転式電気コネク
タの例は、1987年6月16日に特許を付与されたDitz
igの米国特許第4,673,228 号と1988年8月16日に特許
を付与された同じくDitzigの米国特許第4,764,12
1 号に開示されている。これらの特許に開示されている
回転式電気コネクタの大部分のものは、電話自体から別
個に分離され、元の電話設備の一部というよりも電話を
改装するために利用されている。元の電話設備の一部分
になっている回転式電気コネクタアセンブリもあるが、
これらのアセンブリは電話送受器のケーブルに対して
“固定配線“されており、例えば、送受器内で、取り外
し可能に内部に接続され、取り外すことは通常できな
い。このようなアセンブリは、1989年8月8日に特許を
付与されたDitzigの米国特許第4,854,881 号に開
示されている。上記3つのDitzigの米国特許の開
示事項は本願に援用するものとする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記特許の最初の2つ
に開示されているタイプの回転式電気コネクタは、通
常、回転式電気コネクタと電話送受器との間のケーブル
による接続なしで、電話送受器の一端から直接突き出し
ている。そのタイプの配置が用いられる場合に起こる問
題がある。この問題は、電話送受器が不注意のために、
硬い面に対して落下した場合に起こる。送受器から突き
出している回転式電気コネクタは最初に上記の面に衝突
して落下の全衝撃力を吸収する。そしてその衝撃が、送
受器への接続部から離れた回転式電気コネクタの端部に
向かって起こった場合、生成されたトルクによって、送
受器と係合する回転式電気コネクタの端部に隣接する送
受器から回転式電気コネクタが破断することがある。
【0007】上記パラグラフに記載した問題を避ける方
法の1つは、(a) 回転式電気コネクタを電話送受器に係
合させる雄モジュラコネクタと(b) 回転式電気コネクタ
自体との間にフレキシブルケーブルを使用する方法であ
る。このような配置によって、前記の衝撃力は、回転式
電気コネクタと雄モジュラコネクタとの間のフレキシブ
ルケーブルによって吸収される。このような配置は、先
に記載したDitzigの米国特許第4,673,228 号の図
13に例示されている。しかし、米国特許第4,673,228
号の図13に開示されている配置は、これに付随する他
の問題点がある。さらに詳しく述べると、ケーブルから
の電線は一般にスピンドルの内部を通って延出し、次に
スピンドルの外側に巻かれ、スピンドルリングを形成し
ている。スピンドルリングと、このリングと係合する接
触子もしくはワイパ間の電気接続を改善するために、ス
ピンドルリングは金メッキすることが一般に望ましい。
スピンドルリングを形成するケーブル電線の端部を金メ
ッキしようとする場合に付随する問題点がある。これら
の問題点は、スピンドルに接続されているケーブルから
分離しているスピンドルリングには生じない。
【0008】上記のDitzigの米国特許第4,854,88
1 号は、スピンドルリングがケーブルから分離して離
れ、そのケーブルがスピンドルリングを電話送受器に連
結している配置を開示しているが、この配置は、スピン
ドルリングをケーブ線に接続するために、ショーティン
グエレメントまたは接触ジャンパを利用する必要があ
る。
【0009】スピンドルリングが中間のケーブルによっ
て雄モジュラコネクタに接続されている配置には別の問
題点がある。すなわち、スピンドルとケーブルとがその
接続部で互いに引き離される可能性がある。
【0010】
【課題を解決するための手段、及び作用】この発明によ
る回転式電気コネクタは、このコネクタから離れて位置
して該コネクタにフレキシブルケーブルで電気的に接続
されている雄モジュラコネクタを利用している。スピン
ドル上のリングは、ケーブルから分離されており、スピ
ンドルリングとケーブルとの間の接続にはショーティン
グエレメントまたは接触ジャンパを使用しない。スピン
ドルリングは容易に金メッキすることができる。その理
由は、これらのリングが、回転式電気コネクタを雄モジ
ュラコネクタに接続するケーブルから分離されているか
らである。
【0011】そのスピンドルリングは、スピンドルとケ
ーブルとが容易に引き離されないようにする構造配置に
よってケーブル電線に電気的に接続されている。これ
は、スピンドルの一端に位置する雄のコネクタ部材(第
1コネクタ部材)、および(a)ケーブルの一端に位置し
て(b) 雄のコネクタ部材と嵌め合い係合している雌のコ
ネクタ部材(第2コネクタ部材)を、ハウジング内で利
用することによって達成される。
【0012】この発明の他の特徴及び利点は、特許請求
がなされ開示されている構造に固有のものであり、添付
図面を参照して行う以下の詳細な説明から、当業者にと
って明らかであろう。
【0013】
【実施例】最初に図1と2に、この発明の実施態様にし
たがって製作された回転式電気コネクタ18を示す。回
転式電気コネクタ18は、一対の両端部21、22を有
するハウジング20で構成されている。ハウジング20
内には、一対の両端部24、25を有するスピンドル2
3が配置されている。ハウジング20とスピンドル23
とは1つの共通回転軸を有し、スピンドル23は、ハウ
ジング20に対してそれらの共通回転軸のまわりを回転
するように取付けられており、次に述べる取付け構造を
利用している。スピンドル23の端部24、25はハウ
ジング20内に位置し、スピンドル23の端部24、2
5は各々、ハウジング20の端部21、22にそれぞれ
向いている。
【0014】コネクタ部材27(特許請求の範囲におけ
る第2コネクタ部材)が、実質的にスピンドル端部25
とハウジング端部22との間に位置しており、このコネ
クタ部材27はケーブル41の一方の末端部分40を受
け入れて保持し、このケーブル41の他方の末端部分4
2はハウジング20から離れて位置する雄モジュラコネ
クタ33に接続されている。ケーブル41は、ハウジン
グ端部22の開口43を通じてハウジング20内に延び
ている。
【0015】雄モジュラコネクタ33は、市販されてい
る通常の装置であり、ケーブル端部42におけるケーブ
ル94が該雄モジュラコネクタ33のあご付き接続エレ
メント95と係合されてケーブル94が接触エレメント
95に電気的に接続されているタイプのコネクタであ
る。
【0016】スピンドル23の周縁に複数の導電性のス
ピンドルリング35が配置されている。各スピンドルリ
ング35はスピンドルの端部24、25の間に位置し、
スピンドル23とともに回転可能である。
【0017】ハウジング20内のハウジング端部21と
スピンドル端部24との間に、雌モジュラコネクタ37
が配置されている。雌モジュラコネクタ37は、スピン
ドル23に対してハウジング20とともに回転するよう
に取付けられ、以下に述べる取付け構造を利用してい
る。
【0018】雌モジュラコネクタ37内に位置している
接触エレメント38と一体の接続部39と一体になって
いる導電性ワイパ36が、各スピンドルリング35と電
気的にそれぞれ係合している。雌モジュラコネクタ37
は、各接触エレメント38、接続部39およびワイパ3
6を保持して、ワイパ36を、スピンドル23に対し
て、雌モジュラコネクタ37およびハウジング20とと
もに回転するよう取付けられている。
【0019】スピンドルリング35は、コネクタ部材2
7において、ケーブル端部40に、以下に述べるような
方法で電気的に接続されている。
【0020】上記パラグラフに記載した構造の最終的な
結果は、雌モジュラコネクタ37と雄モジュラコネクタ
33との間の電気接続を形成し、ハウジング20、雌モ
ジュラコネクタ37およびワイパ36を、スピンドル2
3に対してともに回転できるようにすることである。
【0021】回転式電気コネクタ18の各種エレメント
を接続する構造を説明する。ハウジング20の底部のハ
ウジング端部21に近い位置に一対の開口51が設けら
れ(図1)、その各開口51は、雌モジュラコネクタ3
7の底部に設けられている各ラグ50をそれぞれ受け入
れている(図11〜12及び図14〜15)。開口51
内へのラグ50の係合によって、雌モジュラコネクタ3
7が、ハウジング20内の正しい位置に固定され、か
つ、ハウジング20とスピンドル23との共通軸のまわ
りをハウジング20とともに回転するよう取付けられて
いる。
【0022】雌モジュラコネクタ37は開口44を有す
る内壁76をもっており、この開口44はスピンドル端
部24から延びるスピンドル軸45を回転可能に受けて
いる。スピンドル23の他方の端部25からスピンドル
シャンク26(特許請求の範囲における第1コネクタ部
材)が延出しているが、このシャンクは、スピンドル端
部25に隣接しているコネクタ部材27の一方の端部2
8から内方に延びるポケット30に受け入れられてい
る。
【0023】シャンク26の各側部から横方向外側にラ
グ52が延出している。また、コネクタ部材27のポケ
ット30の一対の対向する側部の各々に開口53が設け
られている。各ラグ52が各開口53にそれぞれ係合
し、その結果この係合によって、スピンドルシャンク2
6がポケット30内に保持され、スピンドル23とコネ
クタ部材27とともに運動するように接続されている。
【0024】コネクタ部材27は、その端部28の反対
側にハウジング20の端部22に隣接する端部29を有
している。スピンドル23とハウジング端部22との間
にコネクタ部材27が挿入されることによって、スピン
ドルリング35がハウジング端部22から離れて保持さ
れている。コネクタ端部29から軸線方向にて、シャン
ク34が延出し、ハウジング20の端部22の開口43
内に受け入れられている。開口43のまわりにハウジン
グ端部22から内方に、コネクタ部材27の端部29に
係合するためのスラスト軸受88が延出している。類似
のスラスト軸受77が、スピンドル端部24に係合する
ため雌モジュラコネクタ37の内壁76から内方に延出
している。
【0025】コネクタ部材27のシャンク34は開口4
3内に回転可能に取付けられている。このように回転可
能に取り付けることにより、雌モジュラコネクタ37の
開口44中にスピンドル軸45を回転可能に取り付ける
のと相まって、ハウジング20と雌モジュラコネクタ3
7とともに、スピンドル23及びコネクタ部材27に対
して回転運動が可能なように取付けられている。雄モジ
ュラコネクタ33とケーブル41とはコネクタ部材27
に接続され、雄モジュラコネクタ33とケーブル41と
は、ハウジング20および雌モジュラコネクタ37と一
緒には回転しない。
【0026】スピンドルリング35とケーブル41との
間の電気的接続について図2、4および6を参照して説
明する。図6に示すように、スピンドル23は、一対の
嵌め合いスピンドル手割り体55で構成され、その各々
には、スピンドルリング35を受ける複数の周縁溝56
の片方が形成されている。また各々スピンドル半割り体
55にも、浅い横方向の溝57の片方が形成され、この
溝は、導電性帯状コネクタ59の横方向に延出している
部分58を受け入れ、該導電性帯状コネクタ59の縦方
向の部分60はスピンドル半割り体55に形成されてい
る浅い縦方向の溝61に受け入れられている。この導電
性帯状コネクタ59は、絶縁されていない末端部62で
終端処理され、その末端部62は、図2に示すように浅
い溝63を備えたスピンドルシャンク26の外面に向か
って上方と後方に折り曲げられ、末端部62の底部のみ
がこの溝63に受け入れられる。溝63は、末端部62
を、横方向に移動しないように閉じこめている。導電性
帯状コネクタ59は、弾性材料で製造され、通常、末端
部62を上方に(外側に)わずかに角度をつけて溝63
に対して付勢している。
【0027】各スピンドルリング35は、最初は帯状体
として成形され、次にスピンドル23の周縁溝56のま
わりのリングに成形される。スピンドルリング35は自
由端縁90を構え(図16)、その端縁90には、スピ
ンドル23の周縁溝56の成形プラスチック製の面と係
合するためのあご部もしくは歯91が設けられ、自由端
縁90がスピンドルリング35の周面から外側に突き出
さないようになっている。その外のあご92は、スピン
ドルリング35の側縁にそって位置し、スピンドル周縁
溝56の両側面に係合してスピンドルリング35を溝5
6中の正しい位置に保持する。
【0028】スピンドルリング35、ワイパ36、雌モ
ジュラコネクタ37の露出接触エレメント38、および
雄モジュラコネクタ33の露出接触エメント95には金
メッキを施すべきである。ケーブル41の端部40は、
絶縁部65を各々有し各々非絶縁部66で終端処理され
ている複数の電線で構成されている。非絶縁部66は各
々、導電性帯状コネクタ59上の非絶縁末端部62と合
致している。ケーブル41内には4本の電線があり、各
電線は多重より電線であり、例えば7本または19本の
電線がよられて電線が製作されている。
【0029】ケーブル端部40の非絶縁部66は、図2
に示すようにして、ポケット30の1つの壁面を覆って
形成するシェルフ67の外側端部89の周りに折り曲げ
られている。シェルフ67は一対の対向する面96、9
7を有し、これらの面はシェルフの外側端部89で終了
している(図8)。ケーブル端部40の非絶縁部66は
自由端68を有し、この自由端68は、シェルフの内側
端部98に隣接するシェルフ67の上方に位置するスリ
ット31内に受け入れられている。スピンドルシャンク
26をコネクタ部材27のポケット30内に受け入れさ
せるとき、スピンドルシャンク26とポケット30は非
絶縁部66の各々を、導電性帯状コネクタ59の対応す
る非絶縁末端部62と、導電的に圧入係合させる。さら
に詳しく述べると、スピンドルシャンク26の外側の溝
付き面とシェルフ67の内面97は、それらの間に、非
絶縁部66と、導電性帯状コネクタ59の非絶縁末端部
62とを挟んでおり、そのため非絶縁末端部62と非絶
縁部66とは、縦方向に並んで延びて接触している。非
絶縁末端部62は、その弾性によって、通常溝63に対
してわずかに上方に(外側に)角度をつけて付勢され、
そのため、非絶縁末端部62と非絶縁部66との接触と
電気的接続が容易になる。
【0030】コネクタ部材27のポケット30と、チャ
ネル32が連通し、このチャネル32を通じてケーブル
41の端部40が延びている。ケーブル端部40は、コ
ネクタ部材27と一体の通常のピンチエレメント70に
よって締めつけられながら係合される。このピンチエレ
メント70はケーブル端部40をチャネル32内に保持
する働きをするため、ケーブル41が部材27からはず
れることがないようになっている。
【0031】スピンドルシャンク26は、ポケット30
の外端部でポケット30に受け入れられている。図2及
び図7〜10に示すように、ポケット30の内端部に複
数の通路73を形成する複数のディバイダ72が設けら
れ、各々がケーブル41の各絶縁部65をそれぞれ受け
入れ、その絶縁部65を横方向に移動しないように閉じ
こめている。類似の方法で、シェルフ67にそって複数
の通路75を形成する複数のディバイダが延出し、ケー
ブル端部40の非絶縁部66を受けて(図1および
4)、その非絶縁部66が横方向に移動しないように閉
じこめている。各通路75は、スリット31の位置に閉
じた内部の端部98と、シェルフ67の外側端部89に
隣接する開放外端部とを備えている(図8)。
【0032】スピンドル半割体55は同一形状である。
各スピンドル半割体55は、ピン46とソケット47と
を備え、これらを、他方のスピンドル半割体55の対応
するソケット47とピン46とに係合させて、2つのス
ピンドル半割体55を結合させる。各スピンドル半割体
55は、スピンドルシャンク26上に位置するラグ52
の片方を具備している。半割り体ラグ52a、52bは
くさび54a、54bをそれぞれもっている。ラグ52
a、52bのくさび54a、54bは、コネクタ部材2
7の開口53に隣接するコネクタ部材27の壁面を変形
させて、ラグ52が開口53に入ることができるように
し、次いで、弾性プラスチック材料製のエレメント27
の先に変形させた壁面がその変形前の状態に戻り、ラグ
52の開口53内への保持を容易にする。
【0033】ポケット30は、スピンドルシャンク26
(勿論、スピンドルシャンク26のラグ52を除く)の
断面形状と外部寸法に実質的に一致する断面形状と内部
寸法をもっている。
【0034】したがってポケット30はスピンドルシャ
ンク26の案内部として働き、その結果、スピンドルシ
ャンク26がポケット30に導入されると、スピンドル
シャンク26上の外側溝63が各々、それぞれ下部と上
部の通路73、75と一直線に並ぶ。さらにこの整列に
よって導電性帯状コネクタ59の非絶縁末端部62が、
ケーブル端部40の非絶縁部66と適正に一直線に並ん
で、両端部は、確定に、望ましい導電性の圧入係合を行
う。
【0035】ポケット30への入口は、先細りの側面4
8、49を具備し、スピンドルシャンク26をポケット
30と並ぶように案内することにより、スピンドルシャ
ンク26のポケット30への挿入を容易にしている。ピ
ンチエレメント70は、ケーブル41の絶縁部65と非
絶縁部66とをポケット30内に配置するためにケーブ
ル端部40のチャネル32を通じての挿入が容易に行え
るように、最初は図8に示す非変形の配置をとってい
る。ケーブル端部40が図2に示す位置に到達した後、
ピンチエレメント70が図8に示す締め付け配置に変形
される。この場合、ピンチエレメント70は、凹部69
の壁部71と係合するために、上記の配置に保持され
る。
【0036】スピンドルリング35とケーブル41との
間の電気的接続は、実際には、ハウジング20内での雄
と雌のコネクタ部材間の嵌め合い係合を行うことによっ
て実施される。さらに詳しく述べれば、スピンドルシャ
ンク26は、スピンドル23の一端に雄のコネクタ部材
を形成し、末端部62で形成される露出接触エレメント
を備えている。コネクタ部材27は、スピンドル23と
ハウジング20とから別個に分離されスピンドル端部2
5に隣接して位置する雌のコネクタ部材を形成してい
る。ケーブル端部40の非絶縁部66は、上記雌のコネ
クタ部材の露出接触エレメントを形成している。図11
〜15に示すように、雌モジュラコネクタ37は、内壁
76に加えて、一対の側壁78、79、底壁80、開放
外端部81および開放頂部を備えている。底壁80には
上部溝83と下部溝84とが設けられている。上部溝8
3はディバイダ85によって互いに分離されており、ま
たこのディバイダ85によって下部溝84も互いに分離
されている。末端壁76における底壁80からの突出部
は、順次長さが増大する一連の延出部86a〜dであ
る。図12及び図13に示すように、延出部86a〜d
は上方に傾斜する側壁87a〜dをもっている。
【0037】上部溝83と下部溝84は各々、接触エレ
メント38とワイパ36との間に延びている接続部39
を受け入れ、横方向に移動しないように閉じ込めている
(図2)。延出部86a〜dは、接続部39の最も奥の
部分を(図2の右方向に)保持し、傾斜面87b〜d
は、その傾斜面に向かって横方向に曲がっているワイパ
36を収納している。
【0038】回転式電気コネクタ18は、特に図1と2
を参照して以下に述べる方法で組立てられる。最初に、
ケーブル端部40とケーブル41とを、ハウジング端部
22におけるハウジング20の開口43を通じて挿入し
てハウジング20全体を通過させ、ケーブル端部40を
ハウジング端部21の外側まで到達させる。次に、ケー
ブル端部40をチャネル32を通じてコネクタ部材27
に挿入し、その結果、絶縁部65と非絶縁部66とはそ
れぞれポケット30に受け入れられる。次いで非絶縁部
66は図2に示す方法でシェルフ67にそって曲げら
れ、各非絶縁部66の自由端68はコネクタ部材27の
スリット31にそれぞれ受け入れられる。
【0039】次いでピンチエレメント70は、図2に示
す状態に変形されてケーブル端部40を適正な位置に保
持するのを補助する。その上、ディバイダ74の末端部
は、熱によって変形されて、通路75中の非絶縁部66
の少なくとも一部分を包み(図4と17参照)、ケーブ
ル41が引き出されないように、非絶縁部66を通路7
5の正しい位置に保持するのを助ける。
【0040】接触エレメント38、接続部39およびワ
イパ36で各々構成されている導電性部材が、雌モジュ
ラコネクタ37に対して組み立てられる。次いでスピン
ドル軸45が雌モジュラコネクタ37の開口44に挿入
され、次に弾性を有する材料製のワイパ36が、スピン
ドル23上のそれぞれの周囲溝56に係合される。
【0041】これらの係合によって、スピンドル23と
雌モジュラコネクタ37はともにサブ組立体として保持
される。スピンドルを雌モジュラコネクタ37と係合さ
せる前に、スピンドルリング35とその対応する導電性
帯状コネクタ59を正しい位置に組み立てて、各導電性
帯状コネクタ59の非絶縁末端部62を、さきに述べた
ように、上方に次いで後方に曲げて、スピンドルシャン
ク26の表面上のそれぞれの浅い溝63に入れる。スピ
ンドル23と雌モジュラコネクタ37を、上記のサブ組
立体に組み立てた後、スピンドルシャンク26をコネク
タ部材27のポケット30に挿入して、先に述べた雄雌
嵌め合い係合を行い、かつ導電性帯状コネクタ59の非
絶縁末端部62およびケーブル端部40の非絶縁部66
間の係合を行う。このようにして、雌モジュラコネクタ
37、スピンドル23およびコネクタ部材27で構成さ
れたより大きいサブ組立体が作成される。次にこの大き
なサブ組立体をハウジング20に挿入し、コネクタ部材
27のシャンク34がハウジング端部22における開口
43に受け入れられ、かつハウジング端部22における
ハウジング20の内側に位置するスラスト軸受29がコ
ネクタ部材27の端部29に係合するまで、ケーブル4
1をハウジング20を通じて後方に引き出す。これと本
質的に同時に、雌モジュラコネクタ37の底部ラグ50
がハウジング20の底部開口51と係合して雌モジュラ
コネクタ37とハウジング20とを固定する。雌モジュ
ラコネクタ37をハウジング20内に充分深く配置し、
その結果ハウジング20が雌モジュラコネクタ37の開
口頂部を閉じて、その前には無防備であった露出接触エ
レメント38を保護する。
【0042】雄モジュラコネクタ33は、ケーブル端部
40をコネクタ部材27に接続する前または後に、通常
の方法で、ケーブル端部42の位置に組立てられる。
【0043】本願において特にことわりがない限り、D
itzigの上記米国特許第4,673,228 号、第4,764,12
1 号および第4,584,881 号に記載されている回転式電気
コネクタの要素の多くは、コネクタ部材のような本願に
記載した改善と付加を除くことは勿論であるものの、本
願に記載した多くの要素と類似している。したがって、
上記先願のDitzigの米国特許の開示事項は、本願
に充分開示した要素の詳細について、本願に援用するも
のとする。
【0044】上記詳細な説明は明確に理解されることだ
けを目的とするものであり、改変は当業者にとって自明
のことであるから上記説明によって不必要な限定がされ
ないことは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施態様によって製作された、遠
隔雄モジュラコネクタ付き回転式電気コネクタの分解斜
視図である。
【図2】 図1の実施態様の縦断面図である。
【図3】 図2の直線3−3による断面図である。
【図4】 図2の直線4−4による断面図である。
【図5】 図2の直線5−5による断面図である。
【図6】 この発明で用いられるスピンドルとスピンド
ルリングの一実施態様の分解斜視図である。
【図7】 この発明の一実施態様による、スピンドルリ
ングをケーブルの電線に接続するのに利用される雌のコ
ネクタ部材の平面図である。
【図8】 図7の直線8−8による断面図である。
【図9】 図7の直線9−9による断面図である。
【図10】 図7の直線10−10による断面図であ
る。
【図11】 この発明の一実施態様による雌モジュラコ
ネクタの背面図である。
【図12】 図11の雌モジュラコネクタの正面端面図
である。
【図13】 雌モジュラコネクタの平面図である。
【図14】 図11の直線14−14による断面図であ
る。
【図15】 図11〜14の雌モジュラコネクタの底面
図である。
【図16】 この発明の一実施態様によるスピンドルリ
ングの一部分の部分平面図である。
【図17】 この発明の一実施態様で用いられる手段を
示す。図4に類似する部分断面図である。
【符号の説明】
18・回転式電気コネクタ 20・ハウジング 23・スピンドル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−228577(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 35/02 H01R 9/00 H01R 13/33 H01R 24/00

Claims (27)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の対向端部及び回転軸線を有するハ
    ウジングと、 前記回転軸線にそって前記ハウジング内に配置され、一
    対の対向端部を有するスピンドルと、 前記スピンドル上の複数のスピンドルリングと、 前記ハウジング内に配置され、各々が前記スピンドルリ
    ングの1つと係合する手段を備えている複数のワイパ
    と、前記ハウジング内で前記スピンドルの一端に配置され、
    各々が前記スピンドルリングの1つに電気的に接続され
    ている複数の露出接触エレメントを有している第1コネ
    クタ部材と、 前記ハウジング内で前記第1コネクタ部材と嵌合可能に
    形成され、前記スピンドル及び前記ハウジングから別個
    に分離され、前記スピンドルの一端に隣接して配置さ
    れ、前記スピンドルの一端及び前記ハウジングの一端の
    間に位置する複数の露出接触エレメントを有する第2コ
    ネクタ部材と、 前記第2コネクタ部材の露出接触エレメントと電気的に
    接続される一方のケーブル端部、及び前記一方のケーブ
    ル端部から間隔をおいて前記ハウジングの外側に位置す
    る他方のケーブル端部を有するケーブルと、 前記スピンドル並びに前記第1及び前記第2コネクタ部
    材に対して回転するように前記ハウジングを取付ける手
    段とを備え、前記第1コネクタ部材と第2コネクタ部材とを嵌合する
    ことにより、前記第1コネクタ部材の前記各露出接触エ
    レメントと前記第2コネクタ部材の前記各露出接触エレ
    メントとをそれぞれ電気的に接続する 回転式電気コネク
    タ。
  2. 【請求項2】 前記一方のケーブル端部が、前記第2コ
    ネクタ部材の露出接触エレメントを構成する非絶縁部で
    それぞれ終端処理されている複数の電線を有する請求項
    1記載の回転式電気コネクタ。
  3. 【請求項3】 導電するための複数の接続手段を備え、 前記第1コネクタ部材の各露出接触エレメントは、前記
    接続手段の1つによっ てスピンドルリングにそれぞれ接
    続され、 前記接続手段は、前記スピンドルに亘ってそれぞれ延出
    され、前記一方のスピンドル端部に隣接して前記スピン
    ドルの外側に配置される非絶縁末端部でそれぞれ構成さ
    れており、 前記ケーブルの非絶縁部のそれぞれを、前記接続手段の
    非絶縁末端部のそれぞれと導電的に圧入係合させて保持
    するように、前記第1及び前記第2コネクタ部材が協同
    する手段を備える 請求項2記載の回転式電気コネクタ。
  4. 【請求項4】 前記他方のケーブル端部と電気的に接続
    されている雄モジュラコネクタと、 前記ハウジングとともに回転するように取付けられてい
    る雌モジュラコネクタとを備え、 前記雌モジュラコネクタが前記ワイパに電気的に接続さ
    れている露出接触エレメントを有している請求項1記載
    の回転式電気コネクタ。
  5. 【請求項5】 前記雌モジュラコネクタが、一対の側壁
    及びそれらの側壁間に延びる底壁の底面上の複数の溝を
    備え、 前記雌モジュラコネクタの露出接触エレメントが前記底
    壁上に配置され、一方の端部が前記露出接触エレメントにそれぞれ接続さ
    れ、他方の端部がワイパにそれぞれ接続される複数の接
    続部が、前記溝にそれぞれ受け入れられ、 前記雌モジユラコネクタが前記底壁から突出する複数の
    延出部を備え、その各延出部が前記溝のそれぞれと実質
    的に一直線上に並びかつ前記溝の末端部分を含み、 前記接続部のそれぞれが前記延出部の1つにそって配置
    され、 前記延出部が、該延出部にそって配置されている接続部
    の長さに応じた長さを有する請求項4記載の回転式電気
    コネクタ。
  6. 【請求項6】 各延出部が、前記雌モジュラコネクタの
    底壁に対して上方に傾斜する面を有する請求項5記載の
    回転式電気コネクタ。
  7. 【請求項7】 前記第1コネクタ部材は雄の部材であ
    り、前記スピンドルが、該スピンドルの一端から延出し
    前記雄の部材を構成するスピンドルシャンクを備え、 前記第2コネクタ部材は雌の部材であり、前記スピンド
    ルシャンク及び前記接続手段の非絶縁端末部を受けるポ
    ケットを備え、 前記ケーブルが前記ポケット内に延出している請求項3
    記載の回転式電気コネクタ。
  8. 【請求項8】 前記スピンドルシャンクが外側面を有
    し、 前記ポケットが内側面を有し、前記協同する手段が、前記スピンドルシャンクの前記外
    側面と前記ポケットの前記内側面とを用いて、前記ケー
    ブルの一方の非絶縁部と前記接続手段の非絶縁端末部と
    を挟むことにより、前記非絶縁部と前記非絶縁端末部と
    が長手方向に並んで接触して延びている 請求項7記載の
    回転式電気コネクタ。
  9. 【請求項9】 前記ケーブルの非絶縁部が自由端を有
    し、 前記第2コネクタ部材は、前記ケーブルの非絶縁部が前
    記接続手段の非絶縁端末部とともに挟まれているときに
    前記自由端を受け入れるスリットを備えている請求項8
    記載の回転式電気コネクタ。
  10. 【請求項10】 前記第2コネクタ部材は、軸線方向に
    間隔をあけて位置している第1端部及び第2端部と、前
    記ポケットから前記第2端部の軸線方向に延びる内部チ
    ャネルとを備え、 前記ポケットが前記第1端部から前記第2コネクタ部材
    内に延び、 前記第2コネクタ部材内に受け入れられる前記ケーブル
    端部の一部分が前記チャネル内に配置されている請求項
    8記載の回転式電気コネクタ。
  11. 【請求項11】 前記第2コネクタ部材が、前記チャネ
    ル内に配置されたケーブル端部の一部を締め付けて係合
    させることにより、前記ケーブルが前記第2コネクタ部
    材から引き出されるのを防止する手段を備えている請求
    項10記載の回転式電気コネクタ。
  12. 【請求項12】 前記ポケットが、前記スピンドルシャ
    ンクを受けるための外側端部、及び内側端部を備え、 前記第2コネクタ部材が、前記ポケットの内側端部に、
    各々が前記ケーブルの絶縁部をそれぞれ受け入れる複数
    の第1通路を形成するディバイダ手段を備えている請求
    項8記載の回転式電気コネクタ。
  13. 【請求項13】 前記ディバイダ手段が、前記複数の第
    1通路から間隔を置いて配置され、各々が前記ケーブル
    の非絶縁部をそれぞれ受け入れる複数の第2通路を形成
    する請求項第12記載の回転式電気コネクタ。
  14. 【請求項14】 前記ポケットの1つの壁を形成し、前
    記複数の第1通路を前記複数の第2通路から分離するシ
    ェルフを備え、 前記ケーブルの非絶縁部が前記シェルフの外側端部にそ
    って曲げられている請求項13記載の回転式電気コネク
    タ。
  15. 【請求項15】 前記複数の第2通路が各々開放端部及
    閉鎖端部を有し、 前記第2コネクタ部材は、前記ケーブルの非絶縁部の自
    由端を受けるスリットを前記閉鎖端部に隣接して備えて
    いる請求項14記載の回転式電気コネクタ。
  16. 【請求項16】 前記ポケットは、開放外側端部を有
    し、該開放外側端部を通じて前記ポケット内に前記スピ
    ンドルシャンクを案内することにより、前記接続手段の
    非絶縁末端部と前記ケーブルの非絶縁部とを前記接触さ
    せる手段を備えている請求項8記載の回転式電気コネク
    タ。
  17. 【請求項17】 回転式電気コネクタに用いられる雌モ
    ジュラコネクタであって、 一対の側壁及びそれらの側壁の間に延びる底壁と、 前記底壁の底面上の複数の溝と、 前記側壁間の前記底壁の上方に位置する複数の接触エレ
    メントと、 各々が、それぞれの前記接触エレメントに接続された一
    端を有し、前記底壁上のそれぞれの溝に受け入れられて
    いる複数の接続部と、前記底壁から突出し、前記溝のそれぞれと実質的に一直
    線上にあって該溝の端末部分を含んでいる複数の延出部
    とを備え、 前記延出部のそれぞれは前記側壁と略平行に配置され、
    前記延出部の長さは、一方の前記側壁側に設けられてい
    るものが最大であり、他方の前記側壁に向かうにしたが
    って順に小さくなっている 雌モジュラコネクタ。
  18. 【請求項18】 前記延出部は、2つの外側延出部と2
    つの内側延出部とから構成され、 前記内側延出部と、前記外側延出部の1つとが各々、そ
    の底部から上方に傾斜する面を備え、 各々が、対応する前記接続部の外側端部にそれぞれ接続
    され、前記接続部から、前記傾斜する面にそって上方に
    延出する複数のワイパを備える請求項17記載の雌モジ
    ュラコネクタ。
  19. 【請求項19】 回転式電気コネクタに用いられるサブ
    組立て体であって、 1つの軸線及び一対の対向する端部を有するスピンドル
    と、 前記スピンドル上の複数のスピンドルリングと、 前記スピンドルの一方の端部から軸線方向に延出するス
    ピンドルシャンクと、各々、前記スピンドルシャンクを通じて、前記スピンド
    ルリングのそれぞれから前記スピンドル内に延出されて
    おり、前記スピンドルの一方の端部に隣接して前記スピ
    ンドルの外側に配置される非絶縁末端部を有する複数の
    導電接続手段と、 非絶縁部でそれぞれ終端処理される複数の導電線を有す
    る端部を備えたケーブルと、 前記スピンドルシャンクを受け入れて係合させる手段を
    有し、かつ前記ケーブルの前記端部を受け入れる手段を
    有する雌コネクタ部材とを備え、前記スピンドルシャンクと前記雌コネクタ部材とを嵌合
    することにより、前記ケーブルの非絶縁部と前記導電接
    続手段の非絶縁末端部とを電気的に接続する サブ組立て
    体。
  20. 【請求項20】 前記雌コネクタ部材が、前記スピンド
    ルシャンクと、前記接続手段の非絶縁末端部とを受け入
    れるポケットを備え、 前記ケーブルが前記ポケット内に延出する請求項19記
    載のサブ組立て体。
  21. 【請求項21】 前記スピンドルシャンクが外側面を有
    し、 前記ポケットが内側面を有し、前記スピンドルシャンクの前記外側面と前記ポケットの
    前記内側面とを用いて、前記ケーブルの非絶縁部と前記
    接続手段の非絶縁末端部とを挟むことにより、前記非絶
    縁部と前記非絶縁端末部とが長手方向に並んで接触して
    延びている 請求項20記載のサブ組立て体。
  22. 【請求項22】 前記ケーブルの非絶縁部が自由端を有
    し、 前記雌コネクタ部材は、前記ケーブルの非絶縁部が前記
    接続手段の非絶縁端末部とともに挟まれているときに
    記自由端を受け入れるスリットを備えている請求項21
    記載のサブ組立て体。
  23. 【請求項23】 前記雌コネクタ部材が、軸方向に間隔
    をあけて位置している第1端部及び第2端部と、前記ポ
    ケットから前記第2端部の軸線方向に延びる内部チャネ
    ルとを備え、 前記ポケットが前記第1端部から前記雌コネクタ部材内
    に延び、 前記雌コネクタ部材内に受け入れられる前記ケーブルの
    端部の一部が前記チャネル内に配置されている請求項2
    1記載のサブ組立て体。
  24. 【請求項24】 前記ポケツトが、前記スピンドルシャ
    ンクを受けるための外側端部、及び内側端部を備え、 前記の雌コネクタ部材が、前記ポケットの内側端部に、
    各々が前記ケーブルの絶縁部をそれぞれ受け入れる複数
    の第1通路を形成するディバイダ手段を備えている請求
    項21記載のサブ組立て体。
  25. 【請求項25】 前記ディバイダ手段が、前記複数の第
    1通路から間隔を置いて配置され、各々が前記ケーブル
    の非絶縁部をそれぞれ受け入れる複数の第2通路を形成
    する請求項24記載のサブ組立て体。
  26. 【請求項26】 前記複数の第2通路が各々開放端部及
    び閉鎖端部を有し、 前記雌コネクタ部材は、前記ケーブルの非絶縁部の自由
    端を受けるスリットを前記閉鎖端部に隣接して備えてい
    る請求項25記載のサブ組立て体。
  27. 【請求項27】 前記ポケットは、開放外側端部を有
    し、該開放外側端部を通じて前記ポケット内に前記スピ
    ンドルシャンクを案内することにより、前記接続手段の
    非絶縁末端部と前記ケーブルの非絶縁部とを前記接触さ
    せる手段を備えている請求項21記載のサブ組立て体。
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