JP3267733B2 - 2物体間の相対的位置及び角度の検出方法及び装置とこれに用いるマーカー - Google Patents

2物体間の相対的位置及び角度の検出方法及び装置とこれに用いるマーカー

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JP3267733B2 JP08226793A JP8226793A JP3267733B2 JP 3267733 B2 JP3267733 B2 JP 3267733B2 JP 08226793 A JP08226793 A JP 08226793A JP 8226793 A JP8226793 A JP 8226793A JP 3267733 B2 JP3267733 B2 JP 3267733B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2物体間の相対的位置
及び角度を検出する方法及び装置とこれに使用するマー
カーに関する。
【0002】
【従来の技術】宇宙空間では2物体間、例えばロボット
のアームとターゲット間の相対位置と相対角度を離れた
位置から視覚センサにより検出することが機器の据え付
けや組み立て等に必要になる。また、一般の組立工場等
においても、例えば溶接ロボットのアームと比溶接物の
ように、2物体間の相対位置及び相対角度を遠隔から非
接触で検出することがしばしば必要になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる必要性を満たす
ために、従来は例えば2物体の一方を所定の位置に固定
し、他方の物体、例えばロボットアーム、の相対位置を
アームの移動距離等から数値演算し、これから2物体間
の相対位置及び相対角度を演算していた。しかし、かか
る手段では、現実の物体位置が計算位置からずれるてい
る場合に大きい誤差が生じる問題点があった。また、か
かる手段では、2物体間の相対距離が大きい場合に適用
が困難である問題点もあった。従って、従来から、例え
ば2物体の一方に適当な検出用マーカーを取り付け、2
物体の他方に視覚センサーを備え、該視覚センサーによ
りマーカーを認識して2物体間の相対位置及び相対角度
を検出する手段が要望されていた。かかる要望の一部を
充たす手段として、例えば一方に所定の長さに間隔を隔
てたマーカーを取り付け、このマーカーの真上から視覚
センサーでマーカーを認識し、画像状のマーカー間距離
を視覚センサー及び画像表示上の縮尺率により補正し、
これからマーカーと視覚センサーの距離、すなわち2物
体間の相対位置を検出する手段が提案され、一部で実施
されていた。しかし、かかる手段では、マーカーの真上
に視覚センサーを位置決めする必要がある問題点があっ
た。
【0004】本発明は上述した要望を完全に満たすため
に創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、
物体を固定することなく、現実の物体位置から検出する
ことができ、かつ2物体間の相対距離が大きい場合にも
適用でき、更に2物体間の相対位置を特定の位置に固定
することなく、自由な位置から2物体間の相対的位置及
び角度を検出することができる方法及び装置とこれに用
いるマーカーを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、2物体
の一方にマーカーを取り付け、2物体の他方に視覚セン
サーを備え、該視覚センサーによりマーカーを認識して
2物体間の相対的位置及び角度を検出する方法であっ
て、前記マーカーは、中心間が所定の間隔Lを隔てた主
マーカーと補助マーカーからなり、前記主マーカーは複
数の同心山形部分を有し、該山形部分の一方の傾斜面と
他方の傾斜面が異なる明度、彩度或いは色相を有してお
り、前記視覚センサーにより前記マーカーを認識し、認
識された主マーカーの中心Oを通る直交する2方向a,
bについて、一方の傾斜面と他方の傾斜面との面積比率
を明度、彩度或いは色相の相違から演算して2方向につ
いて2物体間の相対角度α,βを検出し、検出された2
つの相対角度α,βと、画像上の主マーカの中心Oと補
助マーカの中心O′とを結ぶ線が2物体を結ぶ線となす
角度θと、画像上の主マーカの中心Oと補助マーカの中
心O′との距離L′と、から2物体間の距離を演算し、
これらから2物体間の相対的位置x,y,zを検出す
る、ことを特徴とする2物体間の相対的位置及び角度の
検出方法が提供される。
【0006】また、本発明によれば、2物体の一方に取
り付けられたマーカーと、2物体の他方に取り付けられ
た視覚センサーとを備え、該視覚センサーによりマーカ
ーを認識して2物体間の相対位置及び角度を検出する装
置であって、前記マーカーは、中心間が所定の間隔Lを
隔てた主マーカーと補助マーカーからなり、前記主マー
カーは複数の同心山形部分を有し、該山形部分の一方の
傾斜面と他方の傾斜面が異なる明度、彩度或いは色相を
有しており、更に、前記視覚センサーにより前記マーカ
ーを認識し、認識された主マーカーの中心Oを通る直交
する2方向a,bについて、一方の傾斜面と他方の傾斜
面との面積比率を明度、彩度或いは色相の相違から演算
して2方向について2物体間の相対角度α,βを検出
し、検出された2つの相対角度α,βと、画像上の主マ
ーカの中心Oと補助マーカの中心O′とを結ぶ線が2物
体を結ぶ線となす角度θと、画像上の主マーカの中心O
と補助マーカの中心O′との距離L′と、から2物体間
の距離を演算し、これらから2物体間の相対的位置x,
y,zを検出する演算装置を備える、ことを特徴とする
2物体間の相対位置及び角度の検出装置が提供される。
前記演算装置は、視覚センサーにより認識された異なる
明度、彩度或いは色相の視覚データを一定の閾値を用い
て二値化し、これより認識されたマーカーの一方の傾斜
面と他方の傾斜面との面積比率を演算し、2物体間の相
対角度を検出するのがよい。
【0007】更に、本発明によれば、2物体の一方に取
り付けられたマーカーと、2物体の他方に取り付けられ
た視覚センサーとを備え、該視覚センサーにより認識さ
れた前記マーカーの視覚データから2物体間の相対的位
置及び角度を検出するために使用するマーカーであっ
て、前記マーカーは、中心間が所定の間隔Lを隔てた主
マーカーと補助マーカーからなり、前記主マーカーは複
数の同心山形部分を有し、該山形部分の一方の傾斜面と
他方の傾斜面が異なる明度、彩度或いは色相を有してい
る、ことを特徴とするマーカーが提供される。
【0008】
【作用】上記本発明によれば、主マーカーが複数の同心
円状山形部分を有し、この山形部分の一方の傾斜面と他
方の傾斜面が異なる明度、彩度或いは色相を有している
ので、認識された主マーカーの中心Oを通る直交する2
方向a,bについて、一方の傾斜面と他方の傾斜面との
面積比率を明度、彩度或いは色相の相違から演算して2
方向について2物体間の相対角度α,βを検出すること
ができる。かかる検出は、視覚センサーにより認識され
た異なる明度、彩度或いは色相の視覚データを一定の閾
値を用いて二値化し、これより認識されたマーカーの一
方の傾斜面と他方の傾斜面との面積比率を演算し、2物
体間の相対角度を検出することにより、容易に実施する
ことができる。次いで、検出された2つの相対角度α,
βと、画像上の主マーカの中心Oと補助マーカの中心
O′とを結ぶ線が2物体を結ぶ線となす角度θと、画像
上の主マーカの中心Oと補助マーカの中心O′との距離
L′と、から2物体間の距離を演算し、これらから2物
体間の相対的位置x,y,zを検出することにより、2
物体間の相対位置を特定の位置に固定することなく、自
由な位置から2物体間の相対的位置及び角度を検出する
ことができる。本発明は、2物体の一方にマーカーを取
り付け、2物体の他方に視覚センサーを備えるだけであ
り、物体を固定することなく実施することができる。更
に、視覚センサーでマーカーを認識するだけであり、2
物体間の相対距離が大きい場合にも容易に適用すること
ができる。また、現実の物体にマーカーを取り付けるた
め、現実の物体位置が計算位置とずれていても誤差を生
じることなく相対角度を検出することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例を図面を参照
して説明する。図1は、本発明による2物体間の相対位
置及び角度の検出装置の全体構成図である。この図にお
いて、本発明による相対角度の検出装置は、2物体の一
方1に取り付けられた主マーカー10と、2物体の他方
2に取り付けられた視覚センサー20とを備える。主マ
ーカー10、視覚センサー20は、2物体1、2のそれ
ぞれの基準線(例えば軸線)に対して平行に取り付ける
のがよい。これにより、2物体間の相対角度Aを、主マ
ーカー10と視覚センサー20との相対角度に一致させ
ることができる。以下、この場合について説明する。な
お、主マーカー10或いは視覚センサー20を基準線に
対して傾斜させて取り付けてもよい。
【0010】主マーカー10は複数の同心山形部分12
を有し、この山形部分12の一方の傾斜面13と他方の
傾斜面14は異なる明度、彩度或いは色相を有してい
る。異なる明度、彩度或いは色相に傾斜面13、14を
区分する手段は、塗装、メッキ、等周知の手段による。
明度、彩度或いは色相の相違は、視覚センサーにより区
別できるかぎりどのような相違でもよい。例えば、白と
黒に塗り分ければ、明度差により容易に区別できる。ま
た、例えば白と赤、黒と赤、等でも明度、彩度或いは色
相のいずれかにより容易に区別できる。視覚センサー2
0は解像力の高いCCDを備えた、例えばテレビカメラ
であり、マーカーの傾斜面の明度、彩度或いは色相に応
じて適当なフィルターを有しているのがよい。
【0011】本発明による検出装置は、更に、視覚セン
サー20により認識された主マーカー10の一方の傾斜
面13と他方の傾斜面14との面積比率を明度、彩度或
いは色相の相違から演算する演算装置30を備える。こ
の演算装置30は、例えばコンピュータであり、視覚セ
ンサー20により認識された主マーカー10の一定範囲
を異なる明度、彩度或いは色相の視覚データを一定の閾
値を用いて二値化し、これより認識された主マーカー1
0の一方の傾斜面13と他方の傾斜面14との面積比率
を演算し、2物体間の相対角度を検出する処理を行うよ
うになっている。なお、32はCRTであり、視覚セン
サー20による画像を表示する。
【0012】かかる相対角度の検出装置により、2物体
間の相対角度は、まず、前記視覚センサー20により前
記主マーカー10を認識し、認識された主マーカー10
の一方の傾斜面13と他方の傾斜面14との面積比率を
明度、彩度或いは色相の相違から演算することにより検
出される。検出される相対角度Aは、主マーカー10の
複数の線状の山形部分12に垂直な平面内(図1におけ
る面内)における2物体間の相対角度である。なお、視
覚センサー20は、必ずしも主マーカー10の山形部分
12に垂直な平面内に位置する必要はなく、例えば主マ
ーカー10の山形部分12に斜めに面していても、上述
した検出装置により同一の相対角度Aを検出することが
できる。
【0013】図2は、本発明によるマーカーの平面図
(A)とその側面断面図(B)である。この図におい
て、マーカーは、中心間が所定の間隔Lを隔てた主マー
カー10と補助マーカー16からなる。主マーカー10
は、図1で示したように複数の同心山形部分12を有
し、この山形部分の一方の傾斜面13と他方の傾斜面1
4が異なる明度、彩度或いは色相を有している。また、
補助マーカー16は全体が平板状であり、複数の同心円
を有し、該同心円の間が互い違いに異なる明度、彩度或
いは色相を有している。主マーカー10の中心部分は平
面状になっており、これにより、あらゆる角度からの認
識を容易にしている。なお、補助マーカー16のかかる
構成は不可欠ではなく、少なくとも中心を認識できる形
状、例えば、単なる点、或いは円形であってもよい。
【0014】本発明による演算装置30は更に、前記視
覚センサー20により前記マーカー10、16を認識
し、認識された主マーカー10の中心Oを通る直交する
2方向a,bについて、一方の傾斜面13と他方の傾斜
面14との面積比率を明度、彩度或いは色相の相違から
演算して2方向について2物体間の相対角度α,βを検
出し、検出された2つの相対角度α,βと、画像上の主
マーカの中心Oと補助マーカの中心O′とを結ぶ線が2
物体を結ぶ線となす角度θと、画像上の主マーカの中心
Oと補助マーカの中心O′との距離L′と、から2物体
間の距離を演算し、これらから2物体間の相対的位置
x,y,zを検出するようになっている。
【0015】上述した本発明による装置は、以下のよう
に使用される。まず、図1における視覚センサー20に
よりマーカー10、16を認識し、これを画像表示す
る。画像上のマーカー10、16は、例えば図2(A)
を斜めから見たように表示される。次いで、認識された
主マーカー10の中心Oを通る直交する2方向a,b
(画像上の水平、垂直軸が好ましい)の線分について、
一方の傾斜面13と他方の傾斜面14との面積比率を明
度、彩度或いは色相の相違から演算して2方向について
2物体間の相対角度α,βを検出する。この検出方法
は、図1において角度Aを検出する前述した方法によ
る。すなわち、視覚センサー20により認識された主マ
ーカー10の中心Oからa方向に半径分の直線上の視覚
データを一定の閾値を用いて二値化し、これより認識さ
れた主マーカー10の一方の傾斜面13と他方の傾斜面
14との面積比率を演算し、2物体間の相対角度αを検
出する。同様に、中心Oからb方向の半径分の直線上の
視覚データから相対角度βを検出することができる。な
お、半径分の視覚データではなく、直径分の視覚データ
から相対角度α、βを求めても良い。次いで、検出され
た2つの相対角度α,βと、画像上の主マーカの中心O
と補助マーカの中心O′とを結ぶ線が2物体を結ぶ線と
なす角度θと、画像上の主マーカの中心Oと補助マーカ
の中心O′との距離L′と、から2物体間の距離を演算
し、これらから2物体間の相対的位置x,y,zを検出
する。すなわち、マーカーの中心間距離(実距離)L
は、画像上に距離L′で表示されており、主マーカー1
0と視覚センサー20の画像面とのなす角度は、3つの
相対角度α,β,θから演算でき、かつ画像上のマーカ
ーの視覚センサー及び画像表示による縮尺率は既知であ
るので、これらのデータから主マーカー10と視覚セン
サー20の距離を算出し、これらから2物体間の相対的
位置x,y,zを検出することができる。
【0016】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、主マ
ーカーが複数の同心円状山形部分を有し、この山形部分
の一方の傾斜面と他方の傾斜面が異なる明度、彩度或い
は色相を有しているので、認識された主マーカーの中心
Oを通る直交する2方向a,bについて、一方の傾斜面
と他方の傾斜面との面積比率を明度、彩度或いは色相の
相違から演算して2方向について2物体間の相対角度
α,βを検出することができる。かかる検出は、視覚セ
ンサーにより認識された異なる明度、彩度或いは色相の
視覚データを一定の閾値を用いて二値化し、これより認
識されたマーカーの一方の傾斜面と他方の傾斜面との面
積比率を演算し、2物体間の相対角度を検出することに
より、容易に実施することができる。次いで、検出され
た2つの相対角度α,βと、画像上の主マーカの中心O
と補助マーカの中心O′とを結ぶ線が2物体を結ぶ線と
なす角度θと、画像上の主マーカの中心Oと補助マーカ
の中心O′との距離L′と、から2物体間の距離を演算
し、これらから2物体間の相対的位置x,y,zを検出
することにより、2物体間の相対位置を特定の位置に固
定することなく、自由な位置から2物体間の相対的位置
及び角度を検出することができる。本発明は、2物体の
一方にマーカーを取り付け、2物体の他方に視覚センサ
ーを備えるだけであり、物体を固定することなく実施す
ることができる。更に、視覚センサーでマーカーを認識
するだけであり、2物体間の相対距離が大きい場合にも
容易に適用することができる。また、現実の物体にマー
カーを取り付けるため、現実の物体位置が計算位置とず
れていても誤差を生じることなく相対角度を検出するこ
とができる。
【0017】従って、本発明の2物体間の相対的位置及
び角度の検出方法及び装置とこれに用いるマーカーは、
物体を固定することなく、現実の物体位置から検出する
ことができ、かつ2物体間の相対距離が大きい場合にも
適用でき、更に2物体間の相対位置を特定の位置に固定
することなく、自由な位置から2物体間の相対的位置及
び角度を検出することができる、優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による2物体間の相対位置及び角度の検
出装置の全体構成図である。
【図2】本発明によるマーカーの平面図と側面断面図で
ある。
【符号の説明】
1、2 物体 10 主マーカー 12 山形部分 13、14 傾斜面 16 補助マーカー 20 視覚センサー 30 演算装置 32 CRT
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安藤 秀之 東京都江東区豊洲3丁目1番15号 石川 島播磨重工業株式会社 東二テクニカル センター内 (72)発明者 鈴木 俊太郎 東京都江東区豊洲3丁目1番15号 石川 島播磨重工業株式会社 東二テクニカル センター内 (56)参考文献 特開 平3−131710(JP,A) 特開 平4−74905(JP,A) 特開 平6−147828(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 11/00 - 11/30 102 G06T 1/00 G06T 7/00 G06T 7/60

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2物体の一方にマーカーを取り付け、2
    物体の他方に視覚センサーを備え、該視覚センサーによ
    りマーカーを認識して2物体間の相対的位置及び角度を
    検出する方法であって、 前記マーカーは、中心間が所定の間隔Lを隔てた主マー
    カーと補助マーカーからなり、前記主マーカーは複数の
    同心山形部分を有し、該山形部分の一方の傾斜面と他方
    の傾斜面が異なる明度、彩度或いは色相を有しており、 前記視覚センサーにより前記マーカーを認識し、 認識された主マーカーの中心Oを通る直交する2方向
    a,bについて、一方の傾斜面と他方の傾斜面との面積
    比率を明度、彩度或いは色相の相違から演算して2方向
    について2物体間の相対角度α,βを検出し、 検出された2つの相対角度α,βと、画像上の主マーカ
    の中心Oと補助マーカの中心O′とを結ぶ線が2物体を
    結ぶ線となす角度θと、画像上の主マーカの中心Oと補
    助マーカの中心O′との距離L′と、から2物体間の距
    離を演算し、これらから2物体間の相対的位置x,y,
    zを検出する、ことを特徴とする2物体間の相対的位置
    及び角度の検出方法。
  2. 【請求項2】 2物体の一方に取り付けられたマーカー
    と、2物体の他方に取り付けられた視覚センサーとを備
    え、該視覚センサーによりマーカーを認識して2物体間
    の相対位置及び角度を検出する装置であって、 前記マーカーは、中心間が所定の間隔Lを隔てた主マー
    カーと補助マーカーからなり、前記主マーカーは複数の
    同心山形部分を有し、該山形部分の一方の傾斜面と他方
    の傾斜面が異なる明度、彩度或いは色相を有しており、 更に、前記視覚センサーにより前記マーカーを認識し、
    認識された主マーカーの中心Oを通る直交する2方向
    a,bについて、一方の傾斜面と他方の傾斜面との面積
    比率を明度、彩度或いは色相の相違から演算して2方向
    について2物体間の相対角度α,βを検出し、検出され
    た2つの相対角度α,βと、画像上の主マーカの中心O
    と補助マーカの中心O′とを結ぶ線が2物体を結ぶ線と
    なす角度θと、画像上の主マーカの中心Oと補助マーカ
    の中心O′との距離L′と、から2物体間の距離を演算
    し、これらから2物体間の相対的位置x,y,zを検出
    する演算装置を備える、ことを特徴とする2物体間の相
    対位置及び角度の検出装置。
  3. 【請求項3】 前記演算装置は、視覚センサーにより認
    識された異なる明度、彩度或いは色相の視覚データを一
    定の閾値を用いて二値化し、これより認識されたマーカ
    ーの一方の傾斜面と他方の傾斜面との面積比率を演算
    し、2物体間の相対角度を検出する、ことを特徴とする
    請求項2に記載の2物体間の相対位置及び角度の検出装
    置。
  4. 【請求項4】 2物体の一方に取り付けられたマーカー
    と、2物体の他方に取り付けられた視覚センサーとを備
    え、該視覚センサーにより認識された前記マーカーの視
    覚データから2物体間の相対的位置及び角度を検出する
    ために使用するマーカーであって、 前記マーカーは、中心間が所定の間隔Lを隔てた主マー
    カーと補助マーカーからなり、 前記主マーカーは複数の同心山形部分を有し、該山形部
    分の一方の傾斜面と他方の傾斜面が異なる明度、彩度或
    いは色相を有している、ことを特徴とするマーカー。
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