JP3264493B2 - 水の電解槽用二方向流イオン交換媒質支持体 - Google Patents
水の電解槽用二方向流イオン交換媒質支持体Info
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は水の電解槽に関し、特に高圧力勾配の下で作
動可能な水の電解槽に関する。
動可能な水の電解槽に関する。
発明の背景 水を電気分解して水素と酸素を生成するためのイオン
交換媒質(membrane)を用いた電解槽は20年以上前から
知られている。電解槽の構成部分は典型的には、水の導
入用の空間(chamber)と、水素、酸素および水を除去
するための空間と、触媒反応する電極の間に置かれたイ
オン交換媒質と、イオン交換媒質を支持してこれらの空
間を形成する金属スクリーンとを含んでいる。通常の電
解槽の構成部分の配列を示す第1図を参照すると、陽極
空間を形成している第1の金属スクリーンセット1は、
イオン交換媒質5に隣接している触媒反応用の陽電極7
の上方に位置している。イオン交換媒質5の反対側は触
媒反応用の陰電極9に隣接して、陰極空間を形成する第
2の金属スクリーンセット3の上方に位置している。
交換媒質(membrane)を用いた電解槽は20年以上前から
知られている。電解槽の構成部分は典型的には、水の導
入用の空間(chamber)と、水素、酸素および水を除去
するための空間と、触媒反応する電極の間に置かれたイ
オン交換媒質と、イオン交換媒質を支持してこれらの空
間を形成する金属スクリーンとを含んでいる。通常の電
解槽の構成部分の配列を示す第1図を参照すると、陽極
空間を形成している第1の金属スクリーンセット1は、
イオン交換媒質5に隣接している触媒反応用の陽電極7
の上方に位置している。イオン交換媒質5の反対側は触
媒反応用の陰電極9に隣接して、陰極空間を形成する第
2の金属スクリーンセット3の上方に位置している。
作動中、水は第1の金属スクリーンセット1によって
形成された陽極空間に流入し、スクリーンセット1を通
り抜け陽極7と密接する。陽極7に於て、水は電気分解
によって水素イオンと酸素に変えられる。これらの水素
イオンはイオン交換媒質5を横切って反対側へ通り抜
け、その一方で酸素は第1の金属スクリーンセット1を
通過して水の流れに入り電解槽10を出る。水素イオンは
イオン交換媒質5を通過するや陰極9に於て水素分子を
形成し、第2の金属スクリーンセット3を通って電解槽
10を出る。この反応の過程は第1図のAに示してある。
形成された陽極空間に流入し、スクリーンセット1を通
り抜け陽極7と密接する。陽極7に於て、水は電気分解
によって水素イオンと酸素に変えられる。これらの水素
イオンはイオン交換媒質5を横切って反対側へ通り抜
け、その一方で酸素は第1の金属スクリーンセット1を
通過して水の流れに入り電解槽10を出る。水素イオンは
イオン交換媒質5を通過するや陰極9に於て水素分子を
形成し、第2の金属スクリーンセット3を通って電解槽
10を出る。この反応の過程は第1図のAに示してある。
電解槽の金属スクリーンは種々の機能を果たしてい
る。通例、システムの圧力制御を簡単にするために電解
槽内にあるイオン交換媒質を横切る圧力勾配を低くさせ
てある。多くの場合、電解槽の作動中はイオン交換媒質
を横切る圧力は高々約1.38MPa(即ち1平方インチ当た
り200ポンド、200psi)までである。イオン交換媒質の
構造上の強度は低いので、イオン交換媒質での圧力勾配
は媒質の破損を引き起こしかねない。従って、作動中に
イオン交換媒質に構造上の支持を与えるように数個の金
属製のスクリーンが用いられる。これら金属スクリーン
はまた、水と酸素と水素とに対する流路を形成し、電気
分解中に両電極に用いられた電子を、近接する電池また
は外部の回路との間で伝導させている。
る。通例、システムの圧力制御を簡単にするために電解
槽内にあるイオン交換媒質を横切る圧力勾配を低くさせ
てある。多くの場合、電解槽の作動中はイオン交換媒質
を横切る圧力は高々約1.38MPa(即ち1平方インチ当た
り200ポンド、200psi)までである。イオン交換媒質の
構造上の強度は低いので、イオン交換媒質での圧力勾配
は媒質の破損を引き起こしかねない。従って、作動中に
イオン交換媒質に構造上の支持を与えるように数個の金
属製のスクリーンが用いられる。これら金属スクリーン
はまた、水と酸素と水素とに対する流路を形成し、電気
分解中に両電極に用いられた電子を、近接する電池また
は外部の回路との間で伝導させている。
上述したような構成の電解槽は10753A/m2(即ち、1
平方フィート当たり1000アンペア、1000ASF)と49℃(1
20゜F)に於て安定して動作する基本的なセルを形成す
るが、より高い圧力差で作動することが望ましい。より
高い圧力差での作動が可能になれば、圧力制御装備や
(片面での)低圧力構成部品を簡単にしたり或は除去し
たりすることを含む様々な方法で電気分解過程を簡単に
するであろう。しかしながら、圧力差が増大すると金属
スクリーンはイオン交換媒質に必要な構造上の強度を与
えきれなくなる。約2.75MPa(400psi)を超える圧力差
では、イオン交換媒質はその低圧力を有する側に位置す
る金属スクリーンの中に突き出し、それによって電解槽
の破損を引き起こしかねない。第2図を参照すると、圧
力勾配が約0.07MPa(10psi)以上で作動させると、イオ
ン交換媒質5を変形させその低圧力側にある金属スクリ
ーンセット1の中に媒質を押し入れることもあり得る。
平方フィート当たり1000アンペア、1000ASF)と49℃(1
20゜F)に於て安定して動作する基本的なセルを形成す
るが、より高い圧力差で作動することが望ましい。より
高い圧力差での作動が可能になれば、圧力制御装備や
(片面での)低圧力構成部品を簡単にしたり或は除去し
たりすることを含む様々な方法で電気分解過程を簡単に
するであろう。しかしながら、圧力差が増大すると金属
スクリーンはイオン交換媒質に必要な構造上の強度を与
えきれなくなる。約2.75MPa(400psi)を超える圧力差
では、イオン交換媒質はその低圧力を有する側に位置す
る金属スクリーンの中に突き出し、それによって電解槽
の破損を引き起こしかねない。第2図を参照すると、圧
力勾配が約0.07MPa(10psi)以上で作動させると、イオ
ン交換媒質5を変形させその低圧力側にある金属スクリ
ーンセット1の中に媒質を押し入れることもあり得る。
そこで必要とされる技術が高圧力差での作動が可能な
電解槽である。
電解槽である。
発明の開示 本発明は水の電解槽に関する。この電解槽は、1つの
陽極と、その陽極上に重なる第1のスクリーンセットに
よって形成された陽極空間と、1つの陰極と、その陰極
上に重なる第2のスクリーンセットによって形成された
陰極空間と、前記陽極及び陰極との間にあってこれら両
極と隣接しているイオン交換媒質と、第1のスクリーン
セットと陽極との間に挟まってこれらと密接している多
孔質のシートとを含んでいる。
陽極と、その陽極上に重なる第1のスクリーンセットに
よって形成された陽極空間と、1つの陰極と、その陰極
上に重なる第2のスクリーンセットによって形成された
陰極空間と、前記陽極及び陰極との間にあってこれら両
極と隣接しているイオン交換媒質と、第1のスクリーン
セットと陽極との間に挟まってこれらと密接している多
孔質のシートとを含んでいる。
更に、本発明は電解槽を用いて水を電気分解する方法
に関する。この方法は水を電解槽の陽極空間に導入する
過程を含む。水はシートの孔隙を通って陽極へ達し、そ
こで酸素と水素イオンとに分解される。水素イオンはイ
オン交換媒質を横切って陰極へ移り、そこで水素分子を
形成する。この水素分子は陰極空間を経た後電解槽を流
出し、酸素はシートの孔隙を通過し陽極空間を経て電解
槽を出る。
に関する。この方法は水を電解槽の陽極空間に導入する
過程を含む。水はシートの孔隙を通って陽極へ達し、そ
こで酸素と水素イオンとに分解される。水素イオンはイ
オン交換媒質を横切って陰極へ移り、そこで水素分子を
形成する。この水素分子は陰極空間を経た後電解槽を流
出し、酸素はシートの孔隙を通過し陽極空間を経て電解
槽を出る。
本発明の上述した特徴、他の特徴及び利点は以下の記
述と添付図から明らかになるであろう。
述と添付図から明らかになるであろう。
図面の簡単な説明 第1図は、従来技術に基ずく基本的なイオン交換媒質
電解槽の図である。
電解槽の図である。
第2図は、第1図の電解槽とそこを通る流路を示す図
である。
である。
第3図は、陽極空間と陰極空間とを形成する金属スク
リーンを使用し、かつイオン交換媒質に付加的な支持を
与えるように細かいメッシュスクリーンを用いた電解槽
の図である。
リーンを使用し、かつイオン交換媒質に付加的な支持を
与えるように細かいメッシュスクリーンを用いた電解槽
の図である。
第4図は、陽極空間と陽極との間に位置する多孔質の
シートと共に陽極空間と陰極空間とを形成するように金
属製のスクリーンセットを用いた本発明の電解槽の一例
である。
シートと共に陽極空間と陰極空間とを形成するように金
属製のスクリーンセットを用いた本発明の電解槽の一例
である。
第5図は、従来型の金属スクリーン、細かなメッシュ
スクリーン及び本発明に基ずく多孔質スクリーン等の種
々の支持体を用いて得た電解槽の動作グラフである。
スクリーン及び本発明に基ずく多孔質スクリーン等の種
々の支持体を用いて得た電解槽の動作グラフである。
本発明を実施するための最良の形態 本発明は、約13.8MPa(2000psi)まで或いはそれ以上
のイオン交換媒質の圧力勾配に於て作動可能な電解槽に
関する。この電解槽は複数の金属性のスクリーンと、1
つの多孔質シートと、1つの陽極と、1つのイオン交換
媒質と、1つの陰極とを含んでいる。約1.38MPa(200ps
i)を越す圧力勾配に於ては、イオン交換媒質は金属ス
クリーンの中に押し出されるのを避けるために付加的な
支持を必要とする。イオン交換媒質への付加的な支持は
細かなメッシュスクリーンないし多孔質のシートを用い
ることによって与えることができる。
のイオン交換媒質の圧力勾配に於て作動可能な電解槽に
関する。この電解槽は複数の金属性のスクリーンと、1
つの多孔質シートと、1つの陽極と、1つのイオン交換
媒質と、1つの陰極とを含んでいる。約1.38MPa(200ps
i)を越す圧力勾配に於ては、イオン交換媒質は金属ス
クリーンの中に押し出されるのを避けるために付加的な
支持を必要とする。イオン交換媒質への付加的な支持は
細かなメッシュスクリーンないし多孔質のシートを用い
ることによって与えることができる。
細かなメッシュスクリーンは電導性のものである必要
から一般的には約5/0から6/0のメッシュサイズを有する
金属スクリーンである。更に、これらメッシュスクリー
ンは、約1.38MPa(200psi)以上、典型的には約6.89MPa
(1000psi)まで或いはそれ以上の圧力差に於てイオン
交換媒質に構造上の強度を与えることができるものであ
る。いくつかの使用可能なメッシュスクリーンとしてX
−MET社製のチタン、ジルコニウム、タンタル及びニオ
ブ等を金網状に広げたスクリーンがある。これらのスク
リーンは主に厚さが約0.05mmから0.3mmのものである。
より厚みのあるメッシュスクリーンを使用することもで
きるが、これらに於ては質量輸送速度が落ちるので実用
には向いていない。
から一般的には約5/0から6/0のメッシュサイズを有する
金属スクリーンである。更に、これらメッシュスクリー
ンは、約1.38MPa(200psi)以上、典型的には約6.89MPa
(1000psi)まで或いはそれ以上の圧力差に於てイオン
交換媒質に構造上の強度を与えることができるものであ
る。いくつかの使用可能なメッシュスクリーンとしてX
−MET社製のチタン、ジルコニウム、タンタル及びニオ
ブ等を金網状に広げたスクリーンがある。これらのスク
リーンは主に厚さが約0.05mmから0.3mmのものである。
より厚みのあるメッシュスクリーンを使用することもで
きるが、これらに於ては質量輸送速度が落ちるので実用
には向いていない。
これらの細かいメッシュスクリーンはイオン交換媒質
に構造上の強度を与えてはいるが、水の流れを妨げるた
め電解槽の交換効率が落ちてしまう。例として第3図は
この現象を説明している。すなわち、電解槽10が起動す
ると、水は金属スクリーンセット1の孔とメッシュスク
リーン12の孔とを経て陽極7に達し、そこで電気分解さ
れて水素イオンと酸素に変えられる。このとき酸素はメ
ッシュスクリーン12の孔をふさぎ、後続の水が陽極7に
近づくのを妨げる。メッシュスクリーン12は流れを一方
向に流させるので、酸素が陽極7からメッシュスクリー
ン12を通って金属スクリーンセット1の方へ流されるの
みで、水が陽極7の方へ流れるのを妨げる。その結果、
酸素がメッシュスクリーン12を経て金属スクリーンセッ
ト1へ通過した後でのみ、水は陽極7に近づくことが出
来ることになる。水が陽極7に到達出来なくなることが
電気分解速度の遅れの原因となり電解槽の交換効率が減
少する原因となる。
に構造上の強度を与えてはいるが、水の流れを妨げるた
め電解槽の交換効率が落ちてしまう。例として第3図は
この現象を説明している。すなわち、電解槽10が起動す
ると、水は金属スクリーンセット1の孔とメッシュスク
リーン12の孔とを経て陽極7に達し、そこで電気分解さ
れて水素イオンと酸素に変えられる。このとき酸素はメ
ッシュスクリーン12の孔をふさぎ、後続の水が陽極7に
近づくのを妨げる。メッシュスクリーン12は流れを一方
向に流させるので、酸素が陽極7からメッシュスクリー
ン12を通って金属スクリーンセット1の方へ流されるの
みで、水が陽極7の方へ流れるのを妨げる。その結果、
酸素がメッシュスクリーン12を経て金属スクリーンセッ
ト1へ通過した後でのみ、水は陽極7に近づくことが出
来ることになる。水が陽極7に到達出来なくなることが
電気分解速度の遅れの原因となり電解槽の交換効率が減
少する原因となる。
例として第4図に示した様な多孔質のシートを用いる
ことによって、陽極7で生成された酸素は多孔質シート
14の孔隙を通って漏出し、後続の水は陽極7へ流れて電
気分解される。多孔質シートは種々の大きさに穿孔され
ている。水は金属スクリーンセット1から多孔質シート
14を経て陽極7へ流れる(wicks)。陽極7で水は電気
分解により酸素と水素イオンに変えられる。この酸素は
次いで陽極7から多孔質シート14の大きいほうの孔隙を
経て金属スクリーンセット1へと移行する。その間に後
続の水は多孔質シート14の小さいほうの孔隙のいくつか
を経て電気分解されるために陽極7の方へ流れる。
ことによって、陽極7で生成された酸素は多孔質シート
14の孔隙を通って漏出し、後続の水は陽極7へ流れて電
気分解される。多孔質シートは種々の大きさに穿孔され
ている。水は金属スクリーンセット1から多孔質シート
14を経て陽極7へ流れる(wicks)。陽極7で水は電気
分解により酸素と水素イオンに変えられる。この酸素は
次いで陽極7から多孔質シート14の大きいほうの孔隙を
経て金属スクリーンセット1へと移行する。その間に後
続の水は多孔質シート14の小さいほうの孔隙のいくつか
を経て電気分解されるために陽極7の方へ流れる。
小さいほうの孔隙が水を陽極7に流れるようにさせる
と同時に大きいほうの孔隙が酸素を陽極7から金属スク
リーンセット1へ通過させるので、多孔質のシート14は
二方向の流れを同時に成立させる。この結果、多孔質シ
ートは電解槽10の交換効率を落とすことなく高圧力勾配
での作動中にイオン交換媒質に必要な支持を与えること
が出来る。
と同時に大きいほうの孔隙が酸素を陽極7から金属スク
リーンセット1へ通過させるので、多孔質のシート14は
二方向の流れを同時に成立させる。この結果、多孔質シ
ートは電解槽10の交換効率を落とすことなく高圧力勾配
での作動中にイオン交換媒質に必要な支持を与えること
が出来る。
多孔質のシートは電導性の化合物から成っているのが
良く、この化合物は種々の大きさの孔隙を有する薄いシ
ート状に形成されることができ、(イオン交換媒質がど
ちら側にあるかによって)酸素または水素の流路と水の
流路とが同時に起こるような二方向流を与えることがで
き、かつ高圧力勾配の条件下でイオン交換媒質を支持す
ることができる様なものが良い。加えて、酸素・水また
は水素・水が存在する環境との多孔質シートの協調性も
重要である。典型的には、この多孔質シートは炭素、ニ
オブ、タンタル、チタン、ジルコニウム及びこれらの混
合物等のような金属製である。シートはその厚さが約0.
127mmから0.635mmの範囲内のものであってよく、好まし
くは約0.293mmから0.305mmのものが良い。更に大きな厚
さの媒質は付加的な支持を与えはするが、その質量輸送
速度が小さいので水を輸送する速度と電解槽の交換効率
とを減少させる。多孔質シートの孔隙の大きさは、これ
らの孔隙を通過しなければならない分子の大きさに依存
する。約10μmから14μmの範囲内の大きさの孔隙が有
用であることが立証された。多孔度が60%を越すと多孔
質シートの強度が減少しがちでイオン交換媒質に十分な
構造上の強度を与えられなくなりかつ、多孔度が約40%
以下では水と酸素または水と水素のそれぞれに対応した
電極方向への流れまたは電極からの流れを妨げるので、
シートの多孔度は40%から60%の間が典型的である。
良く、この化合物は種々の大きさの孔隙を有する薄いシ
ート状に形成されることができ、(イオン交換媒質がど
ちら側にあるかによって)酸素または水素の流路と水の
流路とが同時に起こるような二方向流を与えることがで
き、かつ高圧力勾配の条件下でイオン交換媒質を支持す
ることができる様なものが良い。加えて、酸素・水また
は水素・水が存在する環境との多孔質シートの協調性も
重要である。典型的には、この多孔質シートは炭素、ニ
オブ、タンタル、チタン、ジルコニウム及びこれらの混
合物等のような金属製である。シートはその厚さが約0.
127mmから0.635mmの範囲内のものであってよく、好まし
くは約0.293mmから0.305mmのものが良い。更に大きな厚
さの媒質は付加的な支持を与えはするが、その質量輸送
速度が小さいので水を輸送する速度と電解槽の交換効率
とを減少させる。多孔質シートの孔隙の大きさは、これ
らの孔隙を通過しなければならない分子の大きさに依存
する。約10μmから14μmの範囲内の大きさの孔隙が有
用であることが立証された。多孔度が60%を越すと多孔
質シートの強度が減少しがちでイオン交換媒質に十分な
構造上の強度を与えられなくなりかつ、多孔度が約40%
以下では水と酸素または水と水素のそれぞれに対応した
電極方向への流れまたは電極からの流れを妨げるので、
シートの多孔度は40%から60%の間が典型的である。
水の電気分解は電気を用いて水を水素イオンと酸素と
に転化させることを必要とするので、多孔質シートの導
電率も重要である。多孔質シートの導電率は電導性の金
属によってシートを電気メッキすることによって高める
ことができる。陽極および陰極を形成するために通常使
用される金属は電気メッキをする目的に利用できる。電
気メッキ用金属としては金、イリジウム、パラジウム、
白金、ロジウム、ルテニウム及これらの合金等がある
が、白金によるメッキが好ましい。一般に、多孔質シー
トは通常の電気メッキ技術を用いて0.05mg/cm2から0.2m
g/cm2のメッキ金属材によって薄く付着(spot)される
が、0.07mg/cm2から0.12mg/cm2が好ましい。
に転化させることを必要とするので、多孔質シートの導
電率も重要である。多孔質シートの導電率は電導性の金
属によってシートを電気メッキすることによって高める
ことができる。陽極および陰極を形成するために通常使
用される金属は電気メッキをする目的に利用できる。電
気メッキ用金属としては金、イリジウム、パラジウム、
白金、ロジウム、ルテニウム及これらの合金等がある
が、白金によるメッキが好ましい。一般に、多孔質シー
トは通常の電気メッキ技術を用いて0.05mg/cm2から0.2m
g/cm2のメッキ金属材によって薄く付着(spot)される
が、0.07mg/cm2から0.12mg/cm2が好ましい。
これらの多孔質シートは、二方向の流れが必要とされ
る場所に応じかつ必要な支持の数に応じて陽極と金属ス
クリーンセット、陰極と金属スクリーンセット、または
陰陽両極と金属スクリーンセットとの間に置くことがで
きる。例えば、潜水艦用の電解槽にはどちらかといえ
ば、陽極と陽極空間を形成している金属スクリーンセッ
トとの間に位置した多孔質シートが使用され、航空機用
の電解槽には、陰極と陰極空間を形成している金属スク
リーンセットとの間に位置した多孔質シートがむしろ用
いられている。
る場所に応じかつ必要な支持の数に応じて陽極と金属ス
クリーンセット、陰極と金属スクリーンセット、または
陰陽両極と金属スクリーンセットとの間に置くことがで
きる。例えば、潜水艦用の電解槽にはどちらかといえ
ば、陽極と陽極空間を形成している金属スクリーンセッ
トとの間に位置した多孔質シートが使用され、航空機用
の電解槽には、陰極と陰極空間を形成している金属スク
リーンセットとの間に位置した多孔質シートがむしろ用
いられている。
潜水艦用の電解槽に於て、艦艇は電解槽から低圧の新
陳代謝用の酸素を直接受け取り、水素は海中の水圧で放
出される。従って、イオン交換媒質の陰極側の圧力は陽
極側の圧力を越え、約6.89MPa(1000psi)までの圧力勾
配が起こる。もしこの場合イオン交換媒質が多孔質シー
トによって支持されていないとすると、交換媒質は陽極
側にある金属スクリーンの中に押し出され、イオン交換
媒質及び電解槽は破損する可能性がある。他方、航空機
の1.38MPa(200psi)の圧力にある酸素の再充填システ
ムでは、約0.138MPa(20psi)にある水素は、高度圧
(即ち機内圧)の周辺の空気と反応する。従って、イオ
ン交換媒質の陽極側の圧力は陰極側の圧力を越え、約1
3.8MPa(2000psi)までの圧力勾配が起こる。こうし
て、陰極側にイオン交換媒質を支持する多孔質シートが
無いと媒質の破損を起こす可能性が再び生ずる。
陳代謝用の酸素を直接受け取り、水素は海中の水圧で放
出される。従って、イオン交換媒質の陰極側の圧力は陽
極側の圧力を越え、約6.89MPa(1000psi)までの圧力勾
配が起こる。もしこの場合イオン交換媒質が多孔質シー
トによって支持されていないとすると、交換媒質は陽極
側にある金属スクリーンの中に押し出され、イオン交換
媒質及び電解槽は破損する可能性がある。他方、航空機
の1.38MPa(200psi)の圧力にある酸素の再充填システ
ムでは、約0.138MPa(20psi)にある水素は、高度圧
(即ち機内圧)の周辺の空気と反応する。従って、イオ
ン交換媒質の陽極側の圧力は陰極側の圧力を越え、約1
3.8MPa(2000psi)までの圧力勾配が起こる。こうし
て、陰極側にイオン交換媒質を支持する多孔質シートが
無いと媒質の破損を起こす可能性が再び生ずる。
細かいメッシュスクリーン及び多孔質シートに比べ
て、電解槽の他の構成部分は従来のものであってよい。
従来の陽極及び陰極は貴金属とその貴金属との合金とを
含み、これら貴金属合金はイリジウムを基にした金属、
パラジウムを基にした金属、プラチナを基にした金属、
ロジウムを基にした金属、ルテニウムを基にした金属、
これらの複合物及びこの種の既知の触媒金属である。従
来の電解槽のイオン交換媒質は水素イオンを陽極から陰
極へ流動(migration)させる。典型的な耐用年数の長
いイオン交換媒質はその電気化学的な安定性により過フ
ルオロカーボンスルホン酸(pertluoro carbon sulfo
nic acid)型のものが使われる。この型のイオン交換
媒質の1つにE.I.duPont deNemours &Co.製造のNafi
on(商標)がある。類似の媒質はDow Chemical及び他
社で製造されている。
て、電解槽の他の構成部分は従来のものであってよい。
従来の陽極及び陰極は貴金属とその貴金属との合金とを
含み、これら貴金属合金はイリジウムを基にした金属、
パラジウムを基にした金属、プラチナを基にした金属、
ロジウムを基にした金属、ルテニウムを基にした金属、
これらの複合物及びこの種の既知の触媒金属である。従
来の電解槽のイオン交換媒質は水素イオンを陽極から陰
極へ流動(migration)させる。典型的な耐用年数の長
いイオン交換媒質はその電気化学的な安定性により過フ
ルオロカーボンスルホン酸(pertluoro carbon sulfo
nic acid)型のものが使われる。この型のイオン交換
媒質の1つにE.I.duPont deNemours &Co.製造のNafi
on(商標)がある。類似の媒質はDow Chemical及び他
社で製造されている。
従来の金属スクリーンは、質量の流量、圧力、及び温
度の条件に基づいて決められた厚さとメッシュサイズと
を有するスクリーンを含む。典型的に、これらの金属ス
クリーンは約2/0から6/0のメッシュサイズで、2/0から4
/0のものが好ましい。金属スクリーンの厚さは主に0.05
mmから0.5mmの範囲のもので、0.05mmから0.3mmのものが
好ましい。
度の条件に基づいて決められた厚さとメッシュサイズと
を有するスクリーンを含む。典型的に、これらの金属ス
クリーンは約2/0から6/0のメッシュサイズで、2/0から4
/0のものが好ましい。金属スクリーンの厚さは主に0.05
mmから0.5mmの範囲のもので、0.05mmから0.3mmのものが
好ましい。
本発明による水の電解槽の一実施例の作動は、水を陽
極空間へ導入することを含む。水は金属スクリーンセッ
トを通り抜け、多孔質シートを通って送られ陽極と密接
する。陽極上で水は電気分解によって水素イオンと酸素
に変えられる。水素イオンはイオン交換媒質を通って陰
極へ移り、そこで水素分子を形成し、水素分子として陰
極空間を経て電解槽を出る。一方酸素は、陽極から多孔
質シート内の大きいほうの孔隙を通過し、金属スクリー
ンセットを経て電解槽を出る。このとき同時に後続の水
は金属スクリーンセットを通り多孔質シートを経て陽極
まで進入する。
極空間へ導入することを含む。水は金属スクリーンセッ
トを通り抜け、多孔質シートを通って送られ陽極と密接
する。陽極上で水は電気分解によって水素イオンと酸素
に変えられる。水素イオンはイオン交換媒質を通って陰
極へ移り、そこで水素分子を形成し、水素分子として陰
極空間を経て電解槽を出る。一方酸素は、陽極から多孔
質シート内の大きいほうの孔隙を通過し、金属スクリー
ンセットを経て電解槽を出る。このとき同時に後続の水
は金属スクリーンセットを通り多孔質シートを経て陽極
まで進入する。
1つまたは複数の多孔質シートは、支持を必要とする
場所と数に応じてイオン交換媒質の片側または両側に使
用され得ることに注目すべきである。更に、付加的な支
持がイオン交換媒質の両側で必要とされるが、イオン交
換媒質の片側のみが二方向流を必要とする場所には、1
つまたは複数のスクリーンをイオン交換媒質のそれぞれ
の側で1つまたは複数の多孔質シートと共に使用でき
る。従って、第4図に示すように、電解槽は第1金属ス
クリーンセット1、多孔質シート14、陽極7、イオン交
換媒質5、陰極9、細かいメッシュスクリーン12、第2
金属スクリーンセット3の順に配列できる。この配列は
イオン交換媒質の両側の構造上の強度を高めるだけでな
く、水と酸素に必要な二方向の流れを与えかつ水素に一
方向の流れを与える。
場所と数に応じてイオン交換媒質の片側または両側に使
用され得ることに注目すべきである。更に、付加的な支
持がイオン交換媒質の両側で必要とされるが、イオン交
換媒質の片側のみが二方向流を必要とする場所には、1
つまたは複数のスクリーンをイオン交換媒質のそれぞれ
の側で1つまたは複数の多孔質シートと共に使用でき
る。従って、第4図に示すように、電解槽は第1金属ス
クリーンセット1、多孔質シート14、陽極7、イオン交
換媒質5、陰極9、細かいメッシュスクリーン12、第2
金属スクリーンセット3の順に配列できる。この配列は
イオン交換媒質の両側の構造上の強度を高めるだけでな
く、水と酸素に必要な二方向の流れを与えかつ水素に一
方向の流れを与える。
本発明の利点は、高圧力勾配の条件下に於て構造上の
強度と効果的な作動の可能性を高めることから実際上全
ての高圧力勾配条件下でセルの性能を向上することにま
でおよぶ。これらの圧力勾配は約41.4MPa(6000psi)ま
で或いはまたはそれ以上の勾配を含む。
強度と効果的な作動の可能性を高めることから実際上全
ての高圧力勾配条件下でセルの性能を向上することにま
でおよぶ。これらの圧力勾配は約41.4MPa(6000psi)ま
で或いはまたはそれ以上の勾配を含む。
例として第5図の実験データを参照して、それぞれ金
属スクリーンセット(破線3)、細メッシュスクリーン
(破線1)、多孔質シート(実線2)を用いた電解槽の
性能の相違を見ることができる。細かいメッシュスクリ
ーンを用いた電解槽は金属スクリーンを用いたものに比
べかなり性能が落ちる。細メッシュスクリーンの電解槽
は電流密度2688A/m2(250ASF)以下でセル電位を直流2V
以下に維持したにすぎないが(破線1参照)、金属スク
リーンセットの電解槽は7850A/m2(730ASF)から8925A/
m2(830ASF)までの電流密度でセル電位を2V以下に維持
した(破線3参照)。対照的に、多孔質シートを用いた
電解槽は金属スクリーンセットを用いたものより高電流
密度及び高圧力勾配(ΔP)でセル電位を2V以下に維持
した。即ち、前者が電位2VのところでΔPが5.17MPa(7
50psi)、電流密度が10753A/m2(1000ASF)(実線2参
照)であるのに対し、後者はΔPが1.38MPa(200psi)
以下であり電流密度8925A/m2以下である(破線3参
照)。細メッシュスクリーン及び多孔質シート使用の電
解槽はそれぞれΔPが5.17MPa(750psi)で作動された
のに対し、金属スクリーンセット使用の電解槽はΔPが
1.38MPa(200psi)以下で作動されたことに注目された
い。
属スクリーンセット(破線3)、細メッシュスクリーン
(破線1)、多孔質シート(実線2)を用いた電解槽の
性能の相違を見ることができる。細かいメッシュスクリ
ーンを用いた電解槽は金属スクリーンを用いたものに比
べかなり性能が落ちる。細メッシュスクリーンの電解槽
は電流密度2688A/m2(250ASF)以下でセル電位を直流2V
以下に維持したにすぎないが(破線1参照)、金属スク
リーンセットの電解槽は7850A/m2(730ASF)から8925A/
m2(830ASF)までの電流密度でセル電位を2V以下に維持
した(破線3参照)。対照的に、多孔質シートを用いた
電解槽は金属スクリーンセットを用いたものより高電流
密度及び高圧力勾配(ΔP)でセル電位を2V以下に維持
した。即ち、前者が電位2VのところでΔPが5.17MPa(7
50psi)、電流密度が10753A/m2(1000ASF)(実線2参
照)であるのに対し、後者はΔPが1.38MPa(200psi)
以下であり電流密度8925A/m2以下である(破線3参
照)。細メッシュスクリーン及び多孔質シート使用の電
解槽はそれぞれΔPが5.17MPa(750psi)で作動された
のに対し、金属スクリーンセット使用の電解槽はΔPが
1.38MPa(200psi)以下で作動されたことに注目された
い。
従来のイオン交換媒質を使用した電解槽を0.17MPa(2
5psi)から1.38MPa(200psi)の間の圧力勾配で効果的
に作動させるには、付加的な圧力制御装置が重要とな
り、かつ電解槽の性能を犠牲にした作動が要求される。
本発明によるイオン交換媒質使用の電解槽は、41.34MPa
(6000psi)までの圧力勾配で付加的な装置を使用する
ことなくかつ電解槽の性能を犠牲にすることなく作動で
きる。更に本発明の電解槽は広範囲の圧力勾配及び電流
密度にわたって使用できる点で従来の電解槽よりも秀で
ている。即ち圧力勾配は約0.69MPa(100psi)から約20.
68MPa(3000psi)以上、また電流密度は1075A/m2から21
505A/m2(2000ASF)である。
5psi)から1.38MPa(200psi)の間の圧力勾配で効果的
に作動させるには、付加的な圧力制御装置が重要とな
り、かつ電解槽の性能を犠牲にした作動が要求される。
本発明によるイオン交換媒質使用の電解槽は、41.34MPa
(6000psi)までの圧力勾配で付加的な装置を使用する
ことなくかつ電解槽の性能を犠牲にすることなく作動で
きる。更に本発明の電解槽は広範囲の圧力勾配及び電流
密度にわたって使用できる点で従来の電解槽よりも秀で
ている。即ち圧力勾配は約0.69MPa(100psi)から約20.
68MPa(3000psi)以上、また電流密度は1075A/m2から21
505A/m2(2000ASF)である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リオニーダ、アンドレイ アメリカ合衆国コネチカット州06117・ ウェストハートフォード・リンカーンア ベニュー 2 (72)発明者 マケルロイ、ジェイムス・エフ アメリカ合衆国コネチカット州06078・ イーストサフィールド・ハラデイアベニ ュー 278 (72)発明者 シェイン、エリック・エム アメリカ合衆国コネチカット州06070・ シムズベリー・クリフドンドライブ 27 (56)参考文献 特開 昭56−93883(JP,A) 特表 昭58−501823(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C25B 1/00 - 15/08
Claims (17)
- 【請求項1】水の電解槽(10)であって、 a.一つの陽極(7)と、 b.前記陽極(7)の上に重なる、複数の金属スクリーン
からなる第1のスクリーンセット(1)によって形成さ
れた陽極空間と、 c.一つの陰極(9)と、 d.前記陰極(9)の上に重なる、複数の金属スクリーン
からなる第2のスクリーンセット(3)によって形成さ
れた陰極空間と、 e.前記陽極(7)と前記陰極(9)との間に配置され、
これら両電極に隣接しているイオン交換媒質(5)と、 f.二方向流を起こすようにかつ前記イオン交換媒質
(5)を支持するように組み立てられ配列された多孔質
シート(14)とを有し、 前記多孔質シート(14)は前記第1のスクリーンセット
(1)と前記陽極(7)との間に位置し、幾つかの大き
さの孔隙を有して、小さい方の孔隙は水を流入させるだ
けの働きをし、大きい方の孔隙は前記陽極から気泡を除
去させる働きをすることを特徴とする電解槽。 - 【請求項2】前記第2のスクリーンセット(3)と前記
陰極(9)との間に位置し前記イオン交換媒質(5)を
支持するための第2の多孔質シートを含むことを特徴と
する請求項1に記載の電解槽。 - 【請求項3】前記第2のスクリーンセット(3)と前記
陰極(9)の間に位置し前記イオン交換媒質(5)を支
持するための細メッシュスリーン(12)を含むことを特
徴とする請求項1に記載の電解槽。 - 【請求項4】前記多孔質シート(14)が、カーボン、ニ
オブ、タンタル、チタン、ジルコニウムまたはこれらの
混合物であることを特徴とする請求項1に記載の電解
槽。 - 【請求項5】前記多孔質シート(14)の孔隙の大きさ
が、平均10ミクロン(μm)から14ミクロンでありかつ
40%から60%の多孔度を有することを特徴とする請求項
1に記載の電解槽。 - 【請求項6】前記多孔質シート(14)がプラチナで電気
メッキされていることを特徴とする請求項1に記載の電
解槽。 - 【請求項7】水の電解槽(10)であって、 a.一つの陽極(7)と、 b.前記陽極(7)の上に重なる、複数の金属スクリーン
からなる第1のスクリーンセット(1)によって形成さ
れた陽極空間と、 c.一つの陰極(9)と、 d.前記陰極(9)の上に重なる、複数の金属スクリーン
からなる第2のスクリーンセット(3)によって形成さ
れた陰極空間と、 e.前記陽極(7)と前記陰極(9)の間に配置され、こ
れら両電極に隣接しているイオン交換媒質(5)と、 f.二方向流を起こすようにかつ前記イオン交換媒質
(5)を支持するように組み立てられ配列された多孔質
シート(14)とを含み、前記多孔質シート(14)は前記
第2のスクリーンセット(3)と前記陰極(9)の間に
位置し、幾つかの大きさの孔隙を有して、小さい方の孔
隙は水を流入させるだけの働きをし、大きい方の孔隙は
前記陰極から気泡を除去させる働きをすることを特徴と
する電解槽。 - 【請求項8】前記多孔質シート(14)がカーボン、ニオ
ブ、タンタル、チタン、ジルコニウムまたはこれらの混
合物であることを特徴とする請求項7に記載の電解槽。 - 【請求項9】前記多孔質シート(14)の孔隙の大きさが
平均10ミクロン(μm)から14ミクロンでありかつ40%
から60%の多孔度を有することを特徴とする請求項7に
記載の電解槽。 - 【請求項10】前記多孔質シート(14)がプラチナで電
気メッキされていることを特徴とする請求項7に記載の
電解槽。 - 【請求項11】前記陽極(7)と前記第1のスクリーン
セット(1)の間に位置し前記イオン交換媒質(5)を
支持するように細メッシュスクリーン(12)を含むこと
を特徴とする請求項7に記載の電解槽。 - 【請求項12】水の電解槽(10)を用いて水を電気分解
する方法であって、 前記電解槽(10)が一つの陽極空間と、一つの陰極空間
と、一つの陽極(7)と、1つの陰極(9)と、前記陽
極(7)及び前記陰極(9)の間に配置されたイオン交
換媒質(5)とを有し、 a.前記陽極空間に水を導入する過程と、 b.導入された前記水を前記陽極空間と前記陽極(7)と
の間に配置しこれらと隣接している多孔質シート(14)
内の孔隙を通過させる過程であって、前記多孔質シート
(14)は同時に二方向の流れを可能とするように組み立
て配列されており、幾つかの大きさの孔隙を有して、小
さい方の孔隙には水を流入させるだけの働きをさせ、大
きい方の孔隙には前記陽極から気泡を除去する働きをさ
せる、前記通過させる過程と、 c.前記陽極(7)において前記水を酸素と水素イオンに
分解させる過程と、 d.前記水素イオンをイオン交換媒質を通して前記陰極
(9)へ移動させる過程と、 e.前記陰極(9)において前記水素イオンを水素分子に
する過程と、 f.前記水素分子を前記陰極空間を経て前記電解槽(10)
から除去する過程と、 g.前記酸素を前記多孔質シート(14)の前記孔隙を通過
させて前記陽極空間を経て前記電解槽(10)から除去す
る過程とを有することを特徴とする水の電気分解方法。 - 【請求項13】前記水素分子を前記陰極(9)と前記陰
極空間との間に位置する第2の多孔質シート(14)を通
過させる過程を更に有することを特徴とする請求項12に
記載の方法。 - 【請求項14】前記水素分子を前記陰極(9)と前記陰
極空間との間に位置する細メッシュスクリーン(12)を
通過させる過程を更に有することを特徴とする請求項12
に記載の方法。 - 【請求項15】水の電解槽(10)を用いて水を電気分解
する方法であって、 前記電解槽(10)が一つの陽極空間と、一つの陰極空間
と、一つの陽極(7)と、一つの陰極(9)と、前記陽
極(7)及び前記陰極(9)の間に配置されたイオン交
換媒質(5)とを有し、 a.前記陰極空間に水を導入する過程と、 b.導入された前記水を前記陰極空間と陰極(9)との間
に位置しこれらと隣接している多孔質シート(14)内の
孔隙を通過させる過程であって、前記多孔質シート(1
4)は同時に二方向の流れを可能にするように組み立て
配列されており、幾つかの大きさの前記孔隙を有して、
小さい方の前記孔隙には水を流入させるだけの働きをさ
せ、大きい方の前記孔隙には前記陰極から気泡を除去す
る働きをさせる、前記通過させる過程と、 c.前記陰極(9)において前記水を酸素イオンと水素に
電気分解させる過程と、 d.前記酸素イオンをイオン交換媒質を通して前記陽極
(7)へ移動させる過程と、 e.前記陽極(7)において前記酸素イオンを酸素分子に
する過程と、 f.前記酸素分子を前記陽極空間を経て前記電解槽(10)
から除去する過程と、 g.前記水素を前記多孔質シート(14)の前記孔隙を通過
させて前記陰極空間を経て前記電解槽(10)から除去す
る過程とを有することを特徴とする水の電気分解方法。 - 【請求項16】前記酸素分子を前記陽極(7)と前記陽
極空間との間に位置する第2の多孔質シート(14)を通
過させる過程を更に有することを特徴とする請求項15に
記載の方法。 - 【請求項17】前記酸素分子を前記陽極(7)と前記陽
極空間との間に位置する細メッシュスクリーン(12)を
通過させる過程を更に有することを特徴とする請求項15
に記載の方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US892,152 | 1992-06-02 | ||
US07/892,152 US5296109A (en) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | Method for electrolyzing water with dual directional membrane |
PCT/US1993/004969 WO1993024677A1 (en) | 1992-06-02 | 1993-05-25 | Dual-directional flow membrane support for water electrolyzers |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10512922A JPH10512922A (ja) | 1998-12-08 |
JP3264493B2 true JP3264493B2 (ja) | 2002-03-11 |
Family
ID=25399462
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50071994A Ceased JP3264493B2 (ja) | 1992-06-02 | 1993-05-25 | 水の電解槽用二方向流イオン交換媒質支持体 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US5296109A (ja) |
EP (1) | EP0642601B1 (ja) |
JP (1) | JP3264493B2 (ja) |
AT (1) | ATE145019T1 (ja) |
DE (1) | DE69305850T2 (ja) |
WO (1) | WO1993024677A1 (ja) |
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JP3400508B2 (ja) * | 1993-10-27 | 2003-04-28 | ペルメレック電極株式会社 | 塩水電解方法及び電解槽 |
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WO1997044838A1 (en) * | 1996-05-24 | 1997-11-27 | Lithium Technology Corporation | Composite electrolytes for electrochemical devices |
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WO2004015805A2 (en) * | 2002-08-09 | 2004-02-19 | Proton Energy Systems, Inc. | Electrochemical cell support structure |
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