JP3264449B2 - 情報処理システムにおける記憶管理装置 - Google Patents

情報処理システムにおける記憶管理装置

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JP3264449B2 JP12036192A JP12036192A JP3264449B2 JP 3264449 B2 JP3264449 B2 JP 3264449B2 JP 12036192 A JP12036192 A JP 12036192A JP 12036192 A JP12036192 A JP 12036192A JP 3264449 B2 JP3264449 B2 JP 3264449B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リスト型データ構造を
扱う計算機言語(記号言語処理系)や知識ベースシステ
ムのような情報処理システムにおける記憶管理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、リスト型データ構造を生成/操
作するプログラムやシステムは、その実行中に大量の不
要となったリストが発生するため、不要なリストによっ
て記憶領域が際限なく膨れ上がってしまう。このため、
一般にリスト型データ構造を扱う言語処理系や情報処理
システムには、不要リストの回収/再利用を行うための
屑集め処理機能(ガベージコレクションGC機能)が備
えられている。例えば、アクセス可能なセルに全て印付
けし、印のないセルを回収するようにしたマーク/スィ
ープ法や、セルへの参照回数を計数して0になったセル
を回収するようにした参照計数法や、2つの領域に分け
て一方の領域が一杯になったら他方にコピーするように
したコピー方式や、このコピー方式にセルの世代を考慮
した世代別コピー方式などがある。このような機能は自
動的に実行されるため、プログラマは記憶領域確保/開
放に関して注意を払わなくてもよいものとなる。
【0003】ところが、従来にあってはこのような機能
実行のために、プログラムの実行が遅くなったり、一時
的に停止してしまうことがある。
【0004】しかして、GC処理として、各関数の実行
期間単位で行い、その期間中に生成したセルから不要セ
ルを取り除く処理を想定した場合に、このGC処理を効
率よく行うためには、対象となるセル全体に占める不要
セルの割合(これを、不要セル率という)が一定値以上
の場合だけ、GC処理を実行させるようにするための、
GC処理実行の是非に関する判定手段が必要といえる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、不要セル率
による場合も、不要セル率の計算それ自体に処理時間を
要する。よって、不要セル率による場合であっても、プ
ログラムの実行時間に占める記憶管理に要する時間をで
きるだけ少なくし、プログラムの実行速度を向上させ得
ることが望まれる。
【0006】
【課題を解決するための手段】リスト型データ構造を扱
うプログラムのある関数の実行期間中に生成したセルを
対象に不要セルを回収して再利用するための屑集め処理
を行う屑集め処理器を備えた情報処理システムにおける
記憶管理装置において、請求項1記載の発明では、関数
の実行期間中に発生した不要セルに関する不要セル率を
算出する不要セル率計測手段を備えて、算出された不要
セル率に基づき屑集め処理実行の是非を判定する判定手
段を設け、高消費型関数テーブルと、プログラムの実行
中に出現した不要セル率の高い関数をこの高消費型関数
テーブルに登録するテーブル登録手段と、前記判定手段
による判定処理時に対象関数の登録の有無に関して前記
高消費型関数テーブルを検索するテーブル検索手段とを
備えて、対象関数が前記高消費型関数テーブル中から検
索されたときには前記不要セル率計測手段による不要セ
ル率の算出処理を省略して前記屑集め処理器による屑集
め処理を実行させる判定処理短縮手段を設けた。
【0007】請求項2記載の発明では、関数の実行期間
中に発生した不要セルに関する不要セル率を算出する不
要セル率計測手段を備えて、算出された不要セル率に基
づき屑集め処理実行の是非を判定する判定手段を設け、
低消費型関数テーブルと、プログラムの実行中に出現し
た不要セル率の低い関数をこの低消費型関数テーブルに
登録するテーブル登録手段と、前記判定手段による判定
処理時に対象関数の登録の有無に関して前記低消費型関
数テーブルを検索するテーブル検索手段とを備えて、対
象関数が前記低消費型関数テーブル中から検索されたと
きには前記不要セル率計測手段による不要セル率の算出
処理を省略するとともに前記屑集め処理器による屑集め
処理を実行させない判定処理短縮手段を設けた。
【0008】請求項3記載の発明では、請求項1記載の
発明と請求項2記載の発明とを組合せて構成した。
【0009】また、請求項4記載の発明では、関数の実
行期間中に発生した不要セルに関する不要セル率を算出
する不要セル率計測手段を備えて、算出された不要セル
率に基づき屑集め処理実行の是非を判定する判定手段を
設け、不要セル率算出のための必要セル数を計数する必
要セル計数手段を有して、前記不要セル率計測手段によ
る不要セル率の算出処理時にこの必要セル計数手段によ
る計数値が所定値を越えたときにはこの計数処理を中断
させるとともに前記屑集め処理器による屑集め処理を実
行させない判定処理短縮手段を設けた。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明によれば、プログラムの実
行中に出現した不要セル率の高い関数は高消費型関数テ
ーブルに登録しておき、対象関数がこの高消費型関数テ
ーブル中から検索されたときには不要セル率の算出処理
を省略して屑集め処理を実行させるので、関数の終了時
に必ずしも常に不要セル率の算出処理を行う必要がな
く、プログラムの実行時間に占める記憶管理に要する時
間を短縮して、プログラムの実行速度を向上させ得るも
のとなる。
【0011】請求項2記載の発明によれば、プログラム
の実行中に出現した不要セル率の低い関数は低消費型関
数テーブルに登録しておき、対象関数がこの低消費型関
数テーブル中から検索されたときには不要セル率の算出
処理を省略するとともに屑集め処理も実行させないの
で、関数の終了時に必ずしも常に不要セル率の算出処理
を行う必要がなく、プログラムの実行時間に占める記憶
管理に要する時間を短縮して、プログラムの実行速度を
向上させ得るものとなる。特に、低消費型関数は不要セ
ル率の算出に占めるウエイトが大きいので、低消費型関
数テーブルを用いて不要セル率算出処理を省略し得るこ
とによる効果は大となる。
【0012】請求項3記載の発明によれば、これらの発
明を組合せて、不要セル率の高いものと低いものとの双
方につき、不要セル率算出処理を極力省略し得るので、
記憶管理に要する時間をより一層短縮し得る。
【0013】一方、請求項4記載の発明によれば、不要
セル率の算出に必要セル数が用いられる点に着目し、こ
の必要セル数が所定数に達した段階で不要セル率算出処
理を中断させるので、屑集め処理の実行を必要としない
結果が判っている場合に無駄な計算をしなくて済み、や
はり、プログラムの実行時間に占める記憶管理に要する
時間を短縮して、プログラムの実行速度を向上させ得る
ものとなる。
【0014】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。まず、本実施例で対象とするリスト型データ構造に
ついて図2を参照して説明する。例えば、「リスト」が
必ず二股に分かれる節だけからなる2進木構造で表現さ
れるものとすると、あるリスト表現((AB)CDE)
を考えた場合、その2進木によるリスト構造は図2のよ
うに示される。即ち、セル(コンスセル)1と称され、
2つのアドレス部からなる基本データ構造によるもの
で、リストの要素としてはアトム2と呼ぶデータがあ
る。また、リストの終端を示すため、特殊なアトムNI
Lがある。
【0015】ついで、本実施例による記憶管理システム
の構成例を図1に示す。いま、プログラムを関数の集ま
りとし、プログラムの実行を関数が呼出しにより連続的
に実行されることとすると、この関数をGCの実行単位
とする記憶管理システム3は、主に、屑集め処理器4と
GC実行判定器(判定手段)5とにより構成されてい
る。ここに、屑集め処理器4は不要セルについて実際に
GC処理を実行するものである。また、GC実行判定器
5は基本的には不要セル率に基づき前記屑集め処理器4
によるGC処理を実行するか否かを判定するもので、不
要セル率計測器(不要セル率計測手段)6による判定処
理短縮手段7と、テーブルを利用した判定処理短縮手段
8とにより構成されている。この判定処理短縮手段8は
2つのテーブル9,10とこれらのテーブル9,10に
対して所定の関数を登録するテーブル登録器(テーブル
登録手段)11とテーブル9,10の内容を検索するテ
ーブル検索器(テーブル検索手段)12とにより構成さ
れている。また、前記不要セル率計測器6は必要セル計
数器(必要セル計数手段)13を有するものである。
【0016】このような構成において、本実施例の要旨
の説明に先立ち、GC処理と不要セル率の計算方式につ
いて説明する。
【0017】まず、GC処理の手続きについて説明す
る。この処理は、不要セルの回収により再利用可能とす
るもので、セル領域の圧縮処理として捉えることができ
る。ここに、本実施例の想定するGC処理方式の特徴
は、1つの関数の開始から終了までの実行期間におい
て、その間に発生したセルを対象にセル領域の圧縮を行
う点である。セル領域の圧縮手続きは、 関数内で生成し、かつ、必要セルを別の場所に移動
する。 移動したセルを参照している実体の参照番地をセル
の移動先に更新する。 移動したセルを元のセル領域に戻す。 といった手続きにより行われる。
【0018】ここに、セルを参照している実体として、
関数の戻り値と静的リスト変数とリスト参照データとが
ある。また、アトム束縛に関しては、ここでは考えない
ものとする。
【0019】ついで、不要セル率の計算について説明す
る。不要セルとは、どこからも参照されていないセルの
ことであり、不要セル率とは、ある関数の実行期間内に
生成したセルに含まれる不要セルの割合のことである。
即ち、関数内で生成したセル総数をTotalCellNumと
し、 必要セル数をUsedCellNumとすると、不要セル
率G-ratioは G-ratio=(TotalCellNum−UsedCellNum)/TotalCellNum …(1) で算出される。ここに、生成したセル数、即ち、セル総
数TotalCellNum は連続したセル領域における関数開
始時の自由セルの位置と終了時の位置との差から得られ
る。また、必要セル数UsedCellNumは実体から参照可
能なセルの個数を必要セル計数器13で計数することに
より得られる。図3にこのような必要セル数UsedCell
Numの計数手順を示す。
【0020】よって、不要セル率の計算時間は、実質的
に必要セルの計数時間に依存し、必要セルが多い関数ほ
どこの計算処理に時間を要するといえる。
【0021】また、このような不要セル率に基づくGC
処理実行の是非判定の基本方式を説明する。いま、図4
に示す不要セル率において、例えば不要セル率が所定値
UPPER-G-RATIO 以上に高い値を示す関数を高消費型関数
と称し、所定値LOWER-G-RATIO 以上に低い値を示す関数
を低消費型関数と称するものとする。ここに、所定値
は、UPPER-G-RATIO =0.9、LOWER-G-RATIO=0.3
のように設定されている。GC処理は、高消費型関数の
場合だけ実行すると効率がよいため、GC処理の実行
は、図5に示すように、不要セル率の算出結果が、所定
値UPPER-G-RATIO 以上となった場合だけ行うように判定
制御する。
【0022】ところが、前述したように、不要セル率の
計算自体もかなり時間を要するため、全ての関数につい
て不要セル率の算出処理を完全に行うことはプログラム
の実行速度を著しく遅くさせる一因となり得る。
【0023】しかして、本実施例ではこのような不要セ
ル率に基づくGC処理実行の是非判定方式をベースとし
つつ、その判定処理をより短縮・簡略化し得る判定方式
を提供するものである。まず、テーブル9,10を利用
した判定処理短縮手段8によるGC処理実行の是非判定
方式について説明する。関数の名前又はアドレスを登録
するために用意したテーブル9,10に関し、テーブル
9を高消費型関数登録用に割当て、テーブル10を低消
費型関数登録用に割当てる。また、テーブル登録器11
による登録機能は、新たな登録時にテーブル9,10に
空きがない場合には古いものから消して新たに加えてい
くFIFO方式(ファースト・イン・ファースト・アウ
ト方式)とする。また、テーブル検索器12による検索
機能は、例えばかき混ぜ法等の高速検索法とされてい
る。
【0024】そこで、まず、プログラムの実行中に不要
セル率を計算した結果、高消費型関数であればその関数
を高消費型関数テーブル9に登録し、低消費型関数であ
ればその関数を低消費型関数テーブル10に登録する。
そして、ある関数のGC処理実行の是非に関する判定に
おいて、テーブル検索器12によりこれらのテーブル
9,10を検索し、その検索結果によっては、不要セル
率の計算処理を省略して、高消費型関数又は低消費型関
数と判断し、前者であればそのままGC処理を実行する
ものとし、後者であれば、GC処理も実行せずに処理を
終了させる。即ち、図6に示すように、対象関数が高消
費型関数テーブル9中から検索された場合には不要セル
率の計測処理を行うことなくこれを省略して即座にGC
処理実行とし、再びその関数を高消費型関数テーブル9
に登録して判定処理を終了する。一方、対象関数が低消
費型関数テーブル10中から検索された場合には不要セ
ル率の計測処理を行うことなくこれを省略し、即座にG
C処理は不要と判断し、再びその関数を低消費型関数テ
ーブル10に登録して判定処理を終了する。よって、本
実施例によれば、不要セル率の計測処理は、対象関数が
何れのテーブル9,10にも登録されていない場合だけ
であり、この処理に要する時間、従って、プログラムの
実行時間に占める記憶管理のための時間を少なくでき、
プログラムの実行速度を向上させることができる。
【0025】なお、関数の不要セル率は、プログラムの
実行中、常に一定であるとは限らず、動的に変化するこ
とのほうが多い。従って、その変化が大きいとテーブル
9,10から高消費型関数又は低消費型関数であると推
定することはできないが、一般には、その変化が小さ
く、かつ、テーブル9,10の内容がFIFO方式によ
り更新されるため、不要セル率の変化にも対処し得ると
考えられる。
【0026】ついで、不要セル率算出処理中における判
定処理短縮手段7を利用したGC処理実行の是非判定方
式について説明する。基本的なGC処理実行の是非判定
方式によれば、図5に示したように、算出された不要セ
ル率が所定値UPPER-G-RATIO以上となっていることが処
理実行の要件となる。従って、不要セル率の計算過程に
おいて必要セル計数器13により必要セル数を計数して
いる間に、最終的な不要セル率がこの所定値UPPER-G-RA
TIO を越えないことが判明すれば、それ以上、不要セル
率の計算を続行する意味はないので、この時点で計数動
作を中断し、かつ、GC処理を実行させずに判定処理を
終了する。
【0027】即ち、(1)式によれば、必要セル計数器1
3による計数値(=必要セル数)UsedCellNumが、 UsedCellNum >(1−UPPER-G-RATIO)*TotalCellNum ………(2) なる条件式を満足する場合には、直ちに計数動作を中断
して終了させる処理を加えればよい。つまり、図7に示
すように、必要セルの計数処理中で、必要セルを検知
し、その計数値(UsedCellNum)を加算する処理の後
に、(2)式の条件判定を行う手続きを行うようにすれば
よい。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、プログラ
ムの実行中に出現した不要セル率の高い関数は高消費型
関数テーブルに登録しておき、対象関数がこの高消費型
関数テーブル中から検索されたときには不要セル率の算
出処理を省略して屑集め処理を実行させるようにしたの
で、関数の終了時に必ずしも常に不要セル率の算出処理
を行う必要がなく、プログラムの実行時間に占める記憶
管理に要する時間を短縮して、プログラムの実行速度を
向上させることができる。
【0029】請求項2記載の発明によれば、プログラム
の実行中に出現した不要セル率の低い関数は低消費型関
数テーブルに登録しておき、対象関数がこの低消費型関
数テーブル中から検索されたときには不要セル率の算出
処理を省略するとともに屑集め処理も実行させないよう
にしたので、関数の終了時に必ずしも常に不要セル率の
算出処理を行う必要がなく、プログラムの実行時間に占
める記憶管理に要する時間を短縮して、プログラムの実
行速度を向上させることができる。特に、低消費型関数
は不要セル率の算出に占めるウエイトが大きいので、低
消費型関数テーブルを用いて不要セル率算出処理を省略
し得ることによる効果は大となる。
【0030】請求項3記載の発明によれば、これらの発
明を組合せることにより、不要セル率の高いものと低い
ものとの双方につき、不要セル率算出処理を極力省略し
得るように構成したので、記憶管理に要する時間をより
一層短縮することができる。
【0031】一方、請求項4記載の発明によれば、不要
セル率の算出に必要セルの数が用いられる点に着目し、
この必要セル数が所定数に達した段階でその計数動作を
中断させるようにしたので、不要セル率算出処理途中に
おいて屑集め処理の実行を必要としない結果となること
が判っている場合にまで無駄な計算をしなくて済み、や
はり、プログラムの実行時間に占める記憶管理に要する
時間を短縮して、プログラムの実行速度を向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す記憶管理システムのブ
ロック図である。
【図2】リスト構造を示す模式図である。
【図3】必要セル数の計数処理を示すフローチャートで
ある。
【図4】不要セル率についての説明図である。
【図5】基本的なGC処理実行の是非判定処理を示すフ
ローチャートである。
【図6】テーブルを利用したGC処理実行の是非判定処
理を示すフローチャートである。
【図7】必要セル数の計数処理中における一部の制御を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
4 屑集め処理器 5 判定手段 6 不要セル率計測手段 7,8 判定処理短縮手段 9 高消費型関数テーブル 10 低消費型関数テーブル 11 テーブル登録手段 12 テーブル検索手段 13 必要セル計数手段

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リスト型データ構造を扱うプログラムの
    ある関数の実行期間中に生成したセルを対象に不要セル
    を回収して再利用するための屑集め処理を行う屑集め処
    理器を備えた情報処理システムにおける記憶管理装置に
    おいて、関数の実行期間中に発生した不要セルに関する
    不要セル率を算出する不要セル率計測手段を備えて、算
    出された不要セル率に基づき屑集め処理実行の是非を判
    定する判定手段を設け、高消費型関数テーブルと、プロ
    グラムの実行中に出現した不要セル率の高い関数をこの
    高消費型関数テーブルに登録するテーブル登録手段と、
    前記判定手段による判定処理時に対象関数の登録の有無
    に関して前記高消費型関数テーブルを検索するテーブル
    検索手段とを備えて、対象関数が前記高消費型関数テー
    ブル中から検索されたときには前記不要セル率計測手段
    による不要セル率の算出処理を省略して前記屑集め処理
    器による屑集め処理を実行させる判定処理短縮手段を設
    けたことを特徴とする情報処理システムにおける記憶管
    理装置。
  2. 【請求項2】 リスト型データ構造を扱うプログラムの
    ある関数の実行期間中に生成したセルを対象に不要セル
    を回収して再利用するための屑集め処理を行う屑集め処
    理器を備えた情報処理システムにおける記憶管理装置に
    おいて、関数の実行期間中に発生した不要セルに関する
    不要セル率を算出する不要セル率計測手段を備えて、算
    出された不要セル率に基づき屑集め処理実行の是非を判
    定する判定手段を設け、低消費型関数テーブルと、プロ
    グラムの実行中に出現した不要セル率の低い関数をこの
    低消費型関数テーブルに登録するテーブル登録手段と、
    前記判定手段による判定処理時に対象関数の登録の有無
    に関して前記低消費型関数テーブルを検索するテーブル
    検索手段とを備えて、対象関数が前記低消費型関数テー
    ブル中から検索されたときには前記不要セル率計測手段
    による不要セル率の算出処理を省略するとともに前記屑
    集め処理器による屑集め処理を実行させない判定処理短
    縮手段を設けたことを特徴とする情報処理システムにお
    ける記憶管理装置。
  3. 【請求項3】 リスト型データ構造を扱うプログラムの
    ある関数の実行期間中に生成したセルを対象に不要セル
    を回収して再利用するための屑集め処理を行う屑集め処
    理器を備えた情報処理システムにおける記憶管理装置に
    おいて、関数の実行期間中に発生した不要セルに関する
    不要セル率を算出する不要セル率計測手段を備えて、算
    出された不要セル率に基づき屑集め処理実行の是非を判
    定する判定手段を設け、高消費型関数テーブルと、低消
    費型関数テーブルと、プログラムの実行中に出現した不
    要セル率の高い関数を前記高消費型関数テーブルに登録
    するとともに不要セル率の低い関数を前記低消費型関数
    テーブルに登録するテーブル登録手段と、前記判定手段
    による判定処理時に対象関数の登録の有無に関して前記
    高消費型関数テーブル及び前記低消費型関数テーブルを
    検索するテーブル検索手段とを備えて、対象関数が前記
    高消費型関数テーブル中から検索されたときには前記不
    要セル率計測手段による不要セル率の算出処理を省略し
    て前記屑集め処理器による屑集め処理を実行させ、対象
    関数が前記低消費型関数テーブル中から検索されたとき
    には前記不要セル率計測手段による不要セル率の算出処
    理を省略するとともに前記屑集め処理器による屑集め処
    理を実行させない判定処理短縮手段を設けたことを特徴
    とする情報処理システムにおける記憶管理装置。
  4. 【請求項4】 リスト型データ構造を扱うプログラムの
    ある関数の実行期間中に生成したセルを対象に不要セル
    を回収して再利用するための屑集め処理を行う屑集め処
    理器を備えた情報処理システムにおける記憶管理装置に
    おいて、関数の実行期間中に発生した不要セルに関する
    不要セル率を算出する不要セル率計測手段を備えて、算
    出された不要セル率に基づき屑集め処理実行の是非を判
    定する判定手段を設け、不要セル率算出のための必要セ
    ル数を計数する必要セル計数手段を有して、前記不要セ
    ル率計測手段による不要セル率の算出処理時にこの必要
    セル計数手段による計数値が所定値を越えたときにはこ
    の計数処理を中断させるとともに前記屑集め処理器によ
    る屑集め処理を実行させない判定処理短縮手段を設けた
    ことを特徴とする情報処理システムにおける記憶管理装
    置。
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