JP3261306B2 - 半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置及びその製造方法

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JP3261306B2
JP3261306B2 JP08221396A JP8221396A JP3261306B2 JP 3261306 B2 JP3261306 B2 JP 3261306B2 JP 08221396 A JP08221396 A JP 08221396A JP 8221396 A JP8221396 A JP 8221396A JP 3261306 B2 JP3261306 B2 JP 3261306B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多値出力レベルの
MOS(Metal−Oxidefilm−Semic
onductor)型マスクROM(Read−Onl
y−Memory)を備えた半導体記憶装置及びその製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在製品化されているマスクROMは、
そのほとんどがセルトランジスタのしきい値電圧を異な
らせることで、ワード線電位に対してセルトランジスタ
のソース/ドレイン間に電流が流れるか否かを“0”か
“1”かの1ビットのデータとして、1つのメモリセル
に記憶する。
【0003】従来、マスクROMの大容量化は、最小加
工寸法を微細化し、トランジスタを縮小することで進め
られてきた。しかし、1つのメモリセルトランジスタに
3種類以上のしきい値電圧を設定し、電流駆動能力を異
ならせることによって記憶容量を増大させれば、トラン
ジスタサイズの縮小のみに頼らず、高集積化が可能とな
る。
【0004】従来のセルトランジスタの駆動能力を3種
類以上に設定することで多値レベル方式のROMを実現
する方式の1つに、特開昭59−148360号公報等
に示すように、チャネル幅を何種類かに設定する方式に
ついては、従来はチャネル幅の領域にソース/ドレイン
拡散層と異なる導電型の不純物導入領域を形成し、実効
チャネル幅を異ならせて、電流駆動能力の異なる複数種
類のセルトランジスタを形成し、多値ROMを実現させ
るものがある。
【0005】以下、特開昭59−148360号公報に
示す方式を図10及び図11を用いて説明する。尚、図
10は従来のマスクROMの平面図であり、図11
(a)は図10のA−A断面図、図11(b)は図10
のB−B断面図、図11(c)は図10のC−C断面
図、図11(d)は図10のD−D断面図を示す。図1
0及び図11において、31はp型基板(不純物濃度が
1〜2×1016atm/cm3のシリコン基板)、32
はフィールド酸化膜、33はゲート酸化膜、34はn+
型多結晶シリコンゲート電極、35は層間絶縁膜、36
はアルミニウムドレイン配線、37a、37b、37c
はp型不純物導入領域(表面濃度は1017atm/cm
3程度)である。
【0006】この構造によるセルトランジスタは、フィ
ールド酸化膜32の間隔によって実効チャネル幅W1が
4μmに規定された最も低い出力レベルを有する第1の
セルトランジスタQ1、狭い幅のp型不純物導入領域3
7aの間隔によって実効チャネル幅W2が3μmに規定
された、第1セルトランジスタQ1より高い出力レベル
を有する第2セルトランジスタQ2、広い幅のp型不純
物導入領域37bの間隔によって実効チャネル幅W3が
2μmに規定された第2セルトランジスタQ2より高い
出力レベルを有する第3セルトランジスタQ3、及びp
型不純物導入領域37cによって実効チャネル幅W4が
0μmに規定されたオフ状態の第4セルトランジスタQ
4によって4値に形成される。尚、図11におけるWf
はフィールド酸化膜32で画定されたチャネル領域幅で
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記方式によ
り、多値出力レベル間の特性マージンを確保するにはあ
る程度以上のチャネル幅が必要となり、セルトランジス
タサイズの縮小には限界があるため、多値ROMの技術
を生かした高集積化が十分に行えないという問題があ
る。
【0008】本発明は、セルトランジスタサイズを拡大
せずに多値レベル間の特性マージンを十分に確保するこ
とのできる半導体記憶装置及びその製造方法を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
半導体記憶装置は、電流駆動能力の異なる複数個のトラ
ンジスタを含むメモリセルを有する半導体記憶装置にお
いて、第1の導電型の半導体基板表面に複数本配列に形
成された溝部と、上記溝部と直交して複数本形成された
第2導電型のソース/ドレイン拡散層と、上記溝部に挟
まれた上記半導体基板上面部及び上記溝部側面部にゲー
ト酸化膜を介して、上記溝部に対して平行に形成された
ゲート電極とを有し、データ書き込みのための第1導電
型不純物が上記溝部に挟まれた上記半導体基板上面部及
び上記溝部の両側面のうちの所望の面に注入され、実効
チャネル幅が3種類以上に設定された上記電流駆動能力
のことなる複数個のトランジスタを備えたことを特徴と
するものである。
【0010】また、請求項1記載の本発明の半導体記憶
装置は、電流駆動能力の異なる複数個のトランジスタを
含むメモリセルを有する半導体記憶装置において、上記
データ書き込みのための第1導電型不純物が上記溝部に
挟まれた上記第1導電型半導体基板上面部及び上記溝部
の両側面に全く注入されていない、一又は複数の第1ト
ランジスタと、上記データ書き込みのための第1導電型
不純物が上記溝部に挟まれた上記半導体基板上面部のみ
に注入されている、一又は複数の第2トランジスタと、
上記データ書き込みのための第1導電型不純物が上記溝
部の一側面にのみ注入されている、一又は複数の第3ト
ランジスタと、上記データ書き込みのための第1導電型
不純物が上記溝部の両側面にのみ注入されている、一又
は複数の第4トランジスタと、上記データ書き込みのた
めの第1導電型不純物が上記溝部に挟まれた上記半導体
基板上面部及び上記溝部の一側面にのみ注入されてい
る、一又は複数の第5トランジスタと、上記データ書き
込みのための第1導電型不純物が上記溝部に挟まれた上
記半導体基板上面部及び上記溝部の両側面に注入されて
いる、一又は複数の第6トランジスタとを有し、上記第
1乃至第6トランジスタによる6値出力レベルの、複数
個のトランジスタを備えたことを特徴とする半導体記憶
装置である。
【0011】また、請求項2記載の本発明の半導体記憶
装置は、上記第1トランジスタ乃至第6トランジスタの
内の任意の4種類のトランジスタを選択した4値出力レ
ベルの複数のトランジスタを備えたことを特徴とする、
請求項1記載の半導体記憶装置である。
【0012】更に、請求項3記載の本発明の半導体記憶
装置の製造方法は、電流駆動能力の異なる複数個のトラ
ンジスタを含むメモリセルを有する半導体記憶装置の製
造方法において、第1の導電型の半導体基板上に第1ゲ
ート絶縁膜を介して、第1ゲート電極を複数本並列に形
成する工程と、イオン注入により第2導電型のソース/
ドレイン拡散層を上記第1ゲート電極に直交するように
複数本形成する工程と、上記第1ゲート電極をマスクと
して、上記半導体基板表面に複数本複数本配列に形成さ
れた溝部と、上記溝部と直交して複数本形成された第2
導電型のソース/ドレイン拡散層と、上記第1ゲート電
極をマスクに上記半導体基板表面に複数本の溝部を形成
する工程と、第2ゲート絶縁膜を介して第2ゲート電極
材料を全面に堆積させ、異方性エッチングにより上記溝
部側面にサイドウォール形状の第2ゲート電極を形成す
る工程と、データ書き込みに応じて形成した第1フォト
レジストを介して、上記半導体基板に対して垂直方向の
第1導電型の不純物のイオン注入、及びデータ書き込み
に応じて形成した第2フォトレジストを介して、上記半
導体基板に対して所定の角度での第1導電型の不純物の
イオン注入を行い、実効チャネル幅の異なるセルトラン
ジスタを複数種設定する工程とを有することを特徴とす
るものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態に基づいて本発
明について詳細に説明する。
【0014】図1は本発明の一実施の形態の半導体装置
の平面図、図2(a)、図3(a)、図4(a)、図5
(a)、図6(a)、図7(a)は図1のX−X断面の
一部製造工程図、図2(b)、図3(b)、図4
(b)、図5(b)、図6(b)、図7(b)は図1の
Y−Y断面の一部製造工程図、図8は本発明の一実施の
形態の半導体装置におけるゲート電極と金属配線部との
接続状態を示す平面図、図9は図8のZ−Z断面図であ
る。図1乃至図9において、1はシリコン基板、1aは
溝部、2は第1ゲート絶縁膜、3は第1ポリシリコン膜
(第1ゲート電極)、4はCVD酸化膜、5は第1フォ
トレジスト、6は第1注入保護用酸化膜、7はソース/
ドレイン拡散層、8は第2フォトレジスト、9は第2ゲ
ート絶縁膜、10は第2ポリシリコン膜(第2ゲート電
極)、11は第2注入保護用酸化膜、12は第3フォト
レジスト、13は第1導電型不純物イオン第1注入部、
14は第4フォトレジスト、15は第1導電型不純物イ
オン第2注入部、18はコンタクト部、19はアルミニ
ウム配線、20は層間絶縁膜、21はフィールド絶縁膜
を示す。
【0015】まず、図1を用いて本発明の一実施の形態
の半導体記憶装置の説明をする。
【0016】図1に示す第1トランジスタTr1はデー
タ書き込みのための不純物イオン注入がチャネル幅領域
に全く行われておらず、また、第2トランジスタTr2
は、データ書き込みのための不純物イオン注入がシリコ
ン基板1の溝部1aの側面の片側のみに行われており、
実効チャネル幅は第1トランジスタTr1の4/5程度
となる。
【0017】また、第3トランジスタTr3は、データ
書き込みのための不純物イオン注入がシリコン基板1の
溝部1aの側面の両側に行われており、実効チャネル幅
は第1トランジスタTr1の3/5程度となり、第4ト
ランジスタTr4は、データ書き込みのための不純物イ
オン注入が溝部1aに挟まれたシリコン基板1上面部に
行われており、実効チャネル幅は第1トランジスタTr
1の2/5程度となる。
【0018】更に、第5トランジスタTr5は、データ
書き込みのための不純物イオン注入がシリコン基板1の
溝部1aの側面の片側及び溝部1aに挟まれたシリコン
基板1上面部に行われており、実効チャネル幅は第1ト
ランジスタTr1の1/5程度となり、第6トランジス
タTr6は、データ書き込みのための不純物イオン注入
がシリコン基板1の溝部1aの側面の両側及び溝部1a
に挟まれたシリコン基板1上面部に行われており、実効
チャネル幅は零となり、オフトランジスタとなる。
【0019】そして、6値のトランジスタの中から読み
だしマージンの広い4値を選んで用いることで読みだし
は安定し、更に論理回路としては、2進法に従ったほう
が回路的に効率がよい。
【0020】以下、図2乃至図7を用いて、本発明の一
実施の形態の半導体記憶装置の製造工程を説明する。
【0021】まず、シリコン基板1上に、第1ゲート絶
縁膜2を約170Åの厚さで形成し、第1ゲート絶縁膜
2上に第1ポリシリコン膜3を約3000Åの厚さで形
成する。次に、第1ポリシリコン膜3の上にCVD酸化
膜4を約2000Åの厚さで形成した後、CVD酸化膜
4上に互いに平行な複数本の所定パターンの第1フォト
レジスト5を形成する(図2(a)、図2(b))。
尚、本実施の形態において、パターン幅を約0.9μm
とした。
【0022】次に、パターニングされた第1フォトレジ
スト5をマスクに異方性エッチング法により、CVD酸
化膜4を約2000Å、第1ポリシリコン膜3を約30
00Åエッチングし、第1ゲート電極3を形成する。次
に、第1注入保護用酸化膜6を形成後、第1ゲート電極
3に直交するようにソース/ドレイン拡散層7を形成す
るため、CVD酸化膜4及び第1ゲート電極3の上から
所定パターンのフォトレジスト8を介して第2導電型の
不純物イオン(例えば、ヒ素イオン)の注入を行う(図
3(a)、図3(b))。
【0023】但し、このソース/ドレイン拡散層7とな
る領域を含む第2導電型不純物イオン注入部の形成のた
めの不純物イオン注入(加速エネルギーを40〜80k
eV、ドーズ量を2×1015〜5×1015cm-2)は、
後工程でエッチングされる分を考慮して、このエッチン
グ量より深く注入する必要があり、注入エネルギーを変
えて、複数回行っても良く、あるいは斜め回転注入(注
入角度を10〜30°とする。)を行っても良い。後者
の方が制御性良くソース/ドレイン拡散層7の形成が行
える。
【0024】次に、第1ゲート電極3をマスクにシリコ
ン基板1を約3000Åエッチングし、溝部1aを形成
する。次に、第2ゲート絶縁膜9を約170Åの厚さで
形成後、第2ポリシリコン膜10を約2000Åの厚さ
で形成する(図4(a)、図4(b))。
【0025】次に、異方性エッチングを用いて、第2ポ
リシリコン膜10をエッチングし、サイドウォール形状
の第2ゲート電極10を形成し、第2注入保護用酸化膜
11を約200Åの厚さで形成する(図5(a)、図5
(b))。トランジスタのチャネル幅は最大2つの溝部
1aで挟まれたシリコン基板1の上面幅と、両溝部1a
の深さとの合計値であり、このチャネル幅に対し、後の
工程で、第1導電型の不純物をイオン注入して、チャネ
ル幅を狭めて行く。
【0026】次に、データ書き込みに応じて開口した第
3フォトレジスト12を介して、第1導電型の不純物イ
オン(例えば、ボロンイオン)を注入角度を0°、加速
エネルギーを160〜200keV、ドーズ量を1×1
14〜2×1014cm-2として注入し、高濃度の第1導
電型不純物イオン第1注入部13を形成する(図6
(a)、図6(b))。
【0027】次に、データ書き込みに応じて開口した第
4フォトレジスト14を介して第1導電型の不純物イオ
ンを斜め回転注入(注入角度は10〜45°とする。)
を用い、加速エネルギーを160〜200keV、ドー
ズ量を1×1014〜2×1014cm-2とて注入し、高濃
度の第1導電型不純物イオン第2注入部15を形成する
(図7(a)、図7(b))。シリコン基板1上面への
イオン注入量と、溝部1aの側面へのイオン注入量は特
に限定されず、高濃度の第1導電型イオンの注入量は、
動作電圧よりも大きなトランジスタのしきい値電圧を設
定し得る量であればよい。
【0028】これ以外にも、溝部1aの深さと溝部1
a、1a間のシリコン基板1上面の幅を種々変えて、目
的とするトランジスタの種類を任意につくることができ
る。例えば、深さと幅が同じであれば、4種類の駆動能
力の異なるトランジスタが形成できる。
【0029】また、図8及び図9に示すように、第1ゲ
ート電極3と第2ゲート電極10とは、フィールド絶縁
膜21上で層間絶縁膜20に形成されたコンタクト部1
8を介して電極配線19により接続する。
【0030】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明を
用いることにより、セルトランジスタのチャネル幅の領
域を立体的に形成することができ、セルトランジスタサ
イズを拡大せずにチャネル幅を広くすることができ、そ
の結果従来の2値レベルのマスクROMと同等のセルサ
イズで多値レベル間の特性マージンを広く取ることがで
きる。
【0031】また、現在使用されている2値レベルのマ
スクROMと比べてセル面積が35%程度に縮小するこ
とが可能となる。また、論理回路としては2進法に従っ
た方が回路的に効率がよく、多値レベルを識別する場合
の回路(特性)マージンも併せて考慮すると6値のうち
読み出しマージンの広い4値を選び出すことも可能とな
る。したがって、センシング回路等のメモリセル以外の
回路を含めたチップ面積でも2値のマスクROMと比べ
て40%〜70%程度の縮小が可能である。
【0032】更に、サイドウォールを利用してゲート電
極を自己整合的に形成することで、セルトランジスタの
間隔を加工限界以下の寸法で形成でき、且つ、データの
書き込みのための不純物イオン注入を注入角度を0°と
する代わりに斜め回転注入を用いることにより、注入エ
ネルギーを高エネルギー化せずに行えることで、注入精
度及び量産性を損なうことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の半導体装置の平面図で
ある。
【図2】(a)は図1のX−X断面の一部製造工程図、
(b)は図1のY−Y断面の一部製造工程図である。
【図3】(a)は図1のX−X断面の一部製造工程図、
(b)は図1のY−Y断面の一部製造工程図である。
【図4】(a)は図1のX−X断面の一部製造工程図、
(b)は図1のY−Y断面の一部製造工程図である。
【図5】(a)は図1のX−X断面の一部製造工程図、
(b)は図1のY−Y断面の一部製造工程図である。
【図6】(a)は図1のX−X断面の一部製造工程図、
(b)は図1のY−Y断面の一部製造工程図である。
【図7】(a)は図1のX−X断面の一部製造工程図、
(b)は図1のY−Y断面の一部製造工程図である。
【図8】本発明の一実施の形態の半導体装置におけるゲ
ート電極と金属配線部との接続状態を示す平面図であ
る。
【図9】図8のZ−Z断面図である。
【図10】従来の多値ROMの平面図である。
【図11】(a)は図10のA−A断面図であり、
(b)は図10のB−B断面図であり、(c)は図10
のC−C断面図であり、同(d)は図10のD−D断面
図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板 1a 溝部 2 第1ゲート絶縁膜 3 第1ポリシリコン膜(第1ゲート電極) 4 CVD酸化膜 5 第1フォトレジスト 6 第1注入保護用酸化膜 7 第2導電型不純物イオン注入部 8 第2フォトレジスト 9 第2ゲート絶縁膜 10 第2ポリシリコン膜(第2ゲート電極) 11 第2注入保護用酸化膜 12 第3フォトレジスト 13 第1導電型不純物イオン第1注入部 14 第4フォトレジスト 15 第1導電型不純物イオン第2注入部 16 ソース拡散層 17 ドレイン拡散層 18 コンタクト部 19 アルミニウム配線 20 層間絶縁膜 21 フィールド絶縁膜
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/8246 H01L 27/112 H01L 29/78

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電流駆動能力の異なる複数個のトランジ
    スタを含むメモリセルを有する半導体記憶装置におい
    て、 第1の導電型の半導体基板表面に複数本配列に形成され
    た溝部と、上記溝部と直交して複数本形成された第2導
    電型のソース/ドレイン拡散層と、上記溝部に挟まれた
    上記半導体基板上面部及び上記溝部側面部にゲート酸化
    膜を介して、上記溝部に対して平行に形成されたゲート
    電極とを有し、データ書き込みのための第1導電型不純
    物が上記溝部に挟まれた上記半導体基板上面部及び上記
    溝部の両側面のうちの所望の面に注入され、実効チャネ
    ル幅が3種類以上に設定された上記電流駆動能力の異な
    る複数個のトランジスタを備えた半導体記憶装置であっ
    て、 上記データ書き込みのための第1導電型不純物が上記溝
    部に挟まれた上記第1導電型半導体基板上面部及び上記
    溝部の両側面に全く注入されていない、一又は複数の第
    1トランジスタと、 上記データ書き込みのための第1導電型不純物が上記溝
    部に挟まれた上記半導体基板上面部のみに注入されてい
    る、一又は複数の第2トランジスタと、 上記データ書き込みのための第1導電型不純物が上記溝
    部の一側面にのみ注入されている、一又は複数の第3ト
    ランジスタと、 上記データ書き込みのための第1導電型不純物が上記溝
    部の両側面にのみ注入されている、一又は複数の第4ト
    ランジスタと、 上記データ書き込みのための第1導電型不純物が上記溝
    部に挟まれた上記半導体基板上面部及び上記溝部の一側
    面にのみ注入されている、一又は複数の第5トランジス
    タと、 上記データ書き込みのための第1導電型不純物が上記溝
    部に挟まれた上記半導体基板上面部及び上記溝部の両側
    面に注入されている、一又は複数の第6トランジスタと
    を有し、 上記第1乃至第6トランジスタによる6値出力レベル
    の、複数個のトランジスタを備えた ことを特徴とする半
    導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 上記第1トランジスタ乃至第6トランジ
    スタの内の任意の4種類のトランジスタを選択した4値
    出力レベルの複数のトランジスタを備えたことを特徴と
    する、請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 電流駆動能力の異なる複数個のトランジ
    スタを含むメモリセルを有する半導体記憶装置の製造方
    法において、 第1の導電型の半導体基板上に第1ゲート絶縁膜を介し
    て、第1ゲート電極を複数本並列に形成する工程と、 イオン注入により第2導電型のソース/ドレイン拡散層
    を上記第1ゲート電極に直交するように複数本形成する
    工程と、 上記第1ゲート電極をマスクとして、上記半導体基板表
    面に複数本複数本配列に形成された溝部と、上記溝部と
    直交して複数本形成された第2導電型のソース/ドレイ
    ン拡散層と、 上記第1ゲート電極をマスクに上記半導体基板表面に複
    数本の溝部を形成する工程と、 第2ゲート絶縁膜を介して第2ゲート電極材料を全面に
    堆積させ、異方性エッチングにより上記溝部側面にサイ
    ドウォール形状の第2ゲート電極を形成する工程と、 データ書き込みに応じて形成した第1フォトレジストを
    介して、上記半導体基板に対して垂直方向の第1導電型
    の不純物のイオン注入、及びデータ書き込みに応じて形
    成した第2フォトレジストを介して、上記半導体基板に
    対して所定の角度での第1導電型の不純物のイオン注入
    を行い、実効チャネル幅の異なるセルトランジスタを複
    数種設定する工程とを有することを特徴とする、半導体
    記憶装置の製造方法。
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