JP3258348B2 - Hiv感染阻害剤 - Google Patents
Hiv感染阻害剤Info
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Description
(IL−6)、IL−6の産生を誘導する物質若しくは
IL−6の産生能力を付与され又はIL−6の産生能力
を増強された細胞を有効成分として含む、HIV感染阻
害剤に関する。
エイズという)は、HIV(Human Immunodeficiency V
irus)の感染が原因で起こる疾患である。
D4が陽性のT細胞群が著しく減少していることが報告
されており( H.K.Lyerly ら、Proc.Natl.Acad.Sci.U.
S.A.84巻、p4601 、1987年)、これが種々の免疫疾患に
関与すると考えられているものの、HIV感染から発病
に至までのメカニズムは不明である。
になっているが、エイズを克服するためには、発病した
エイズの治療は勿論、エイズの予防即ちHIV感染の阻
害が重要である。
の一つであり、標的細胞上のIL−6レセプタ−と結合
することにより、重要な生理活性を誘導する等、広く細
胞の増殖、分化に関与している。
発病するカポジ肉腫がIL−6を産生し、そのIL−6
に反応して増殖すること( S.A.Mile ら、Proc.Natl.Ac
ad.Sci.U.S.A. 87巻、p4068 、1990年)、エイズ患者血
清中のその濃度が症状の進行とともに増加すること(本
多ら、J.Immunol. 145巻、p4059 、1990年及びE.C.Bree
n ら、J.Immunol. 142巻、p4248 、1990年)が報告され
ているのみであり、HIVの細胞への感染に対するIL
−6の作用、とりわけHIVの細胞への感染をIL−6
が阻害するということについては知られていない。
れといった確立された治療法や予防法が確立されていな
いのが現状である。
いう、IL−6が有する、従来知られていない特性を利
用したHIVの感染阻害剤を提供するものである。
の従来知られていない特性、即ちIL−6がHIVの感
染を阻害する特性を有することを見出だし、この特性を
利用することで本発明を完成する至った。
HIV感染阻害剤であり、IL−6の産生を誘導するI
L−6産生誘導物質を有効成分とするHIV感染阻害剤
であり、更にはIL−6の産生能力を付与され又はIL
−6の産生能力を増強された細胞を含むHIV感染阻害
剤である。以下、本発明を詳細に説明する。
レセプタ−(ヒトIL−6レセプタ−については特開平
2−288898号、K.Yamasakiら、Science 47巻、p8
25、1988年等、マウスIL−6レセプタ−については特
願平2−215886号等)に結合することでその生理
活性を発現し得るものである。従って本発明で使用する
IL−6は、天然に生産されたIL−6、遺伝子工学的
に生産されたIL−6及び化学的に合成されたIL−6
のいずれであっても、実際に投与されるものに対して生
理活性を発現し得るものであれば制限はない。
CHO細胞で例示される動物細胞や大腸菌で例示される
微生物を宿主として使用し、これにIL−6を暗号化す
るcDNAを導入するなどすれば良い(ヒトIL−6に
ついては、特開昭63−157996号、特開平1−5
03354号等、ラットIL−6については、特開平2
−195885号)。
されるものの体重1kgに対し、およそ10μ gから10mg程
度のIL−6を含んでいれば十分である。また、その投
与方法は、例えば静脈内投与、筋肉内投与又は経皮投与
等の非経口的投与方法によることが好ましい。
ドウ糖液、マンニト−ル、メチルセルロ−ス又はゼラチ
ン等と混合して得られる常用の賦活剤を使用することで
製剤化が可能である。また、本発明のHIV感染阻害剤
は、凍結乾燥して保存することも可能であるが、凍結乾
燥した場合には、使用に先立って生理食塩水、5%程度
のブドウ糖液又はリンゲル液等の等張液で再溶解して使
用すれば良い。
は、IL−6の他に可溶性IL−6レセプタ−(特願平
1−9774号等)を作用増強剤として含んでいること
が好ましい。可溶性IL−6レセプタ−は、IL−6と
結合することにより、細胞にIL−6の生理活性を伝達
することが可能だからである。
ポジ肉腫は、IL−6を産生し、これに反応して増殖す
ることが報告されている。従って、本発明のHIV感染
阻害剤は、カポジ肉腫を発病していない者に投与するこ
とが好ましい。
れ自体を有効成分とする上述のような阻害剤の他に、I
L−6の産生を誘導するIL−6産生誘導物質を有効成
分とするものである。
るIL−6の濃度を上昇させ、IL−6そのものを投与
したのと同様の効果を達成する。具体的にIL−6産生
誘導物質として、IL−1(M.Kohaseら、Mol.Cell.Bio
l. 7巻、p273、1987年)やTNF(M.Kohaseら、Mol.Ce
ll.Biol. 7巻、p273、1987年)に代表されるサイトカイ
ン、NFIL−6(S.Akira ら、EMBO J.9巻、p 1897、
1990年)等のDNA結合蛋白質、ポリA・T等のオリゴ
ヌクレオチド又はシクロヘキシミド等の有機化合物が例
示できる。
成分とする本発明のHIV感染阻害剤は、それを生体に
投与した場合に、投与されたものの体重1kgに対し、お
よそ10μg から10mg程度のIL−6を誘導できるIL−
6産生誘導物質を含んでいれば良い。
害剤においても、可溶性IL−6レセプタ−を作用増強
剤として含むことが好ましい。また、カポジ肉腫を発病
していない者に投与することが好ましい。
され又はIL−6の産生能力を増強された細胞を含むH
IV感染阻害剤である。このような阻害剤も、IL−6
そのものを投与し又はIL−6産生誘導物質を投与した
場合と同様に、生体におけるIL−6の濃度を上昇させ
ることが可能であり、最終的に、IL−6の特定の性質
により、HIVの感染を阻害することが可能である。
例として、それを投与しようとするものの細胞を事前に
採取し、これにIL−6を暗号化する遺伝子及びそれを
発現するのに必要な遺伝子を導入し、再び生体に戻す方
法が例示できる。この方法においては、特にリンパ球を
利用すると良い。
6の産生能力を増強された細胞を含む阻害剤において
も、投与されたものの体重1kgに対し、およそ10μg か
ら10mg程度のIL−6を産生し又は増産できるようにそ
の産生能力や細胞数等を調整すれば良い。また更には可
溶性IL−6レセプタ−を作用増強剤として含むことが
好ましく、またカポジ肉腫が発病していない患者に投与
することが好ましい。この点については、これまでに説
明した他のHIV感染阻害剤と同様である。ところで好
ましくIL−6レセプタ−を作用増強剤として使用する
場合に、このような本発明の阻害剤では、細胞ついて同
時に可溶性IL−6レセプタ−の産生能力を付与しても
良い。
阻害剤は、特にHIVに限らずに、他の例えばチンパン
ジ−やSCIDマウスにおいてヒトエイズと類似した症
状を引き起こす、HIVに類似したウイルスの感染に対
しても効果を有することが容易に考えられる。
ばヒトに投与するものであればヒトIL−6レセプタ−
と結合し得るIL−6、該IL−6の産生誘導物質若し
くは該IL−6の産生能力を付与され又は該IL−6の
産生能力を増強された細胞のいずれかを含めば良く、例
えばマウスに投与するものであればマウスIL−6レセ
プタ−と結合し得るIL−6、該IL−6の産生誘導物
質若しくは該IL−6の産生能力を付与され又は該IL
−6の産生能力を増強された細胞のいずれかを含めば良
い。
例にして記載すれば、この阻害剤に含まれ得るIL−6
やこの阻害剤によりヒト体内で生産されるIL−6等は
ヒトIL−6レセプタ−と結合し得るものであれば、例
えマウスやラット等のヒト以外の動物に由来するIL−
6であっても制限はない。しかし、ヒト体内において投
与され又は産生されたIL−6の抗原性という問題を考
慮し、ヒトに対してはヒトIL−6又はヒトIL−6の
生産能力を付与された細胞等を使用することが好まし
い。
る可溶性IL−6レセプタ−についても同様に、投与さ
れたものの細胞にIL−6の生理活性を伝達し得るもの
であれば特別の制限はないが、抗原性等の問題から、投
与しようとするものに由来するIL−6レセプタ−の細
胞貫通領域を欠失した分子を使用すると良い。
は、後の実施例で示されるようにHIVの細胞への感染
を阻害するばかりでなく、HIV感染細胞におけるHI
Vの増殖を阻害する効果をも有する。従って本発明の阻
害剤は、単にHIVの細胞への感染を阻害し得る薬剤で
はなく、HIV感染からエイズの発病を抑制し得る阻害
剤としても有用な薬剤である。
に説明するために実施例を記載するが、これら実施例は
本発明の一例であり、本発明を限定するものではない。
agoeらの方法(Biotechnology 、6巻、p806、1988年)
に従って遺伝子工学的に製造したヒトIL−6である。 実施例1 ヒトマクロファ−ジへのHIVの感染に対す
るIL−6の阻害効果 ヒトマクロファ−ジ様細胞株U937(大日本製薬株式
会社製)を、RPMI1640を用いて5%CO2、3
7℃の通常条件下で培養し、HIVの一種であるROD
(本多ら、J.Immunol.145 巻、p4059 、1990年)を1細
胞当たり5000ウイルスを添加した。
度となるようにIL−6を添加した後、6日間細胞を培
養した。このとき、IL−6の効果をより明確に調べる
目的で、IL−6の代わりに培養に用いた培養液を添加
する操作も行った。
スクリプタ−ゼ(RT)活性及びp24抗原の量を測定
した。RT活性は、HIV等のレトロウイルスが持つ逆
転写酵素を定量的に示すこと(Spire.B ら、Lancet、p1
88からp189、1985年)から、またp24抗原は、HIV
が持つコア蛋白であること(T.Matsumoto.Immunohaemat
ology 、10巻、p320からp324、1988年)からHIV感染
を示すパラメ−タ−として広く一般に使用されている。
rology, 64巻,p2743-2750,1990年)に従い、ラジオアイ
ソト−プラベルした一本鎖DNAが、培養上清中に含ま
れるRTによりmRNAを鋳型とする二本鎖核酸の合成
の際に取り込まれる量により測定し、一方、p24抗原
濃度は、p24抗原濃度測定キット(アボット社製、H
IV−p24ELISAキット)を使用して測定した。
7はヒトマクロファ−ジから調製された細胞株であっ
て、細胞表面抗原や増殖能力という性質からヒトマクロ
ファ−ジ細胞と同等のものであることが認めされた細胞
(ATCC CRL-1593 )である。
性に関し、IL−6濃度に応じて培養上清中のRT活性
が低下することが示されている。図2はp24抗原に関
し、IL−6により培養上清中のp24抗原の濃度が低
下することが示されている。
する場合に、IL−6によりHIVの細胞への感染が阻
害されることを示している。 実施例2 IL−6のHIV感染阻害効果に対する抗ヒ
トIL−6レセプタ−抗体又は抗IL−6抗体の効果 実施例1と同様にヒトマクロファ−ジ様細胞株U937
を培養し、RODウイルスを添加し、更に種々の濃度の
IL−6を添加した。このとき、抗ヒトIL−6レセプ
タ−モノクロ−ナル抗体PM−1(Y.Hirataら、J.Immu
nol. 143巻、p2900、1989年)又は抗ヒトIL−6モノ
クロ−ナル抗体MH166(T.Matsudaら、Eur.J.Immun
ol.18巻、p951、1988年)を添加した。
24抗原の量を、実施例1に記載したのと同様の方法で
調べた。
性に関し、RT活性を低下させるという実施例1で示さ
れたIL−6の効果がMH166又はPM−1抗体の添
加により中和されたことが示されている。図4はp24
抗原に関し、p24抗原の濃度を低下させるという実施
例1で示されたIL−6の効果がMH166又はPM−
1抗体の添加により中和されたことが示されている。 実施例3 HIV感染者由来の末梢血リンパ球に対する
IL−6の効果 HIV感染者より採取した末梢血から、フィコ−ルを用
いた通常の比重遠心法によりリンパ球画分を分離し、T
25フラスコ中で、10%牛胎児血清を添加したRPM
I1640を用いて5%CO2、37℃の通常条件下で
培養した。
化した段階で、培養液に10 U/mlとなるようにIL−
6を添加し、更に6日間培養を行った。またこのとき、
IL−6の代わりに10%牛胎児血清を添加したRPM
I1640を添加する操作も行った。
を、実施例1に記載したのと同様の方法により調べた。
6を添加していない場合には14ng/mlであったp24
抗原の濃度が、IL−6を添加することで6ng/mlに低
下することが分かる。
発明のHIV感染阻害剤が、単にHIVの細胞への感染
を阻害するのみではなく、HIV感染細胞におけるHI
Vの増殖をも阻害するという驚くべき事実を示すもので
ある。
施例2におけるIL−6の感染阻害効果が、ヒトマクロ
ファ−ジ様細胞株U937に特有の効果ではないことを
示している。
を利用する、HIV感染阻害剤を提供するものである。
るエイズを引き起こすウイルスであり、このウイルスの
感染を阻害(予防)できれば、エイズの発病自体を阻害
(予防)することが可能なのである。
メカニズムでHIVの感染を阻害するかは不明である
が、エイズが治療又は予防方法の確立が急がれる疾患で
あるだけに、本発明の意義は大きい。
存した場合にはHIVにより細胞が感染するのを阻害す
る効果を有し、更に驚くべきことには、HIVにより感
染した細胞においては、感染細胞中でのHIVの増殖を
阻害する効果をも有する。
Vの細胞への感染を阻害する効果を通してエイズの予防
を実現し、HIV感染細胞におけるHIVの増殖を阻害
する効果を通してHIVの感染症状の進行更にはHIV
感染後のエイズの発病を阻害(予防)を実現する。
するか、IL−6の産生を誘導するIL−6産生誘導物
質を有効成分とするか若しくはIL−6の産生能力を付
与され又はIL−6の産生能力を増強された細胞を含む
ものであり、いずれの場合にも、直接的には対象である
ヒト又は動物の体内におけるIL−6の濃度を上昇させ
る作用を通して以上説明した効果を達成するものであ
る。
上清中のRT活性を示すものである。縦軸は測定された
RT活性を示す。第1から第8のカラムはそれぞれ、I
L−6の代わりに培養液を添加したもの(1)、0.006U
/mlとなるようにIL−6を添加したもの(2)、0.07
5U/mlとなるようにIL−6を添加したもの(3)、0.
15 U/mlとなるようにIL−6を添加したもの(4)、
0.3U/mlとなるようにIL−6を添加したもの(5)、
0.45 U/mlとなるようにIL−6を添加したもの
(6)、0.6U/mlとなるようにIL−6を添加したもの
(7)、30 U/mlとなるようにIL−6を添加したもの
(8)の結果を示す。本図によれば、HIVのRT活性
は共存するIL−6の濃度に依存して低下することが分
かり、HIVの細胞への感染及び感染細胞におけるHI
Vの増殖がIL−6により阻害されることが示されてい
る。
上清中のp24抗原の濃度を示すものである。縦軸はp
24抗原の濃度(ng/ml)を示す。第1から第8のカラ
ムは、それぞれ図1おける第1から第8のカラムと同様
の操作を行った場合についての結果を示すものである。
本図によれば、p24抗原の濃度は共存するIL−6に
より低下することが分かり、HIVの細胞への感染及び
感染細胞におけるHIVの増殖がIL−6により阻害さ
れていることが示されている。
上清中のRT活性を示すものである。横軸は測定された
RT活性を示す。縦軸に記載した第1から第9のカラム
はそれぞれ、IL−6の代わりに培養液を添加したもの
(1)、30 U/mlとなるようにIL−6を添加したもの
(2)、0.6U/mlとなるようにIL−6を添加したもの
(3)、MH166モノクロ−ナル抗体を2μ g/mlと
なるように添加したもの(4)、IL−6及びMH16
6抗体をそれぞれ30 U/ml、2μ g/mlとなるように添
加したもの(5)、IL−6及びMH166抗体をそれ
ぞれ0.6U/ml、2μ g/mlとなるように添加したもの
(6)、PM1モノクロ−ナル抗体を2μg/mlとなる
ように添加したもの(7)、IL−6及びPM1抗体を
それぞれ30U/ml、2μ g/mlとなるように添加したも
の(8)、IL−6及びPM1抗体をそれぞれ0.6U/m
l、2μ g/mlとなるように添加したもの(9)の結果
を示している。先に図1において説明したように、HI
VのRT活性は共存するIL−6の濃度に依存して低下
するが、抗IL−6抗体(MH166)又は抗IL−6
レセプタ−抗体(PM1)が共存した場合には、このよ
うな現象は消失することが分かる。
上清中のp24抗原の濃度を示すものである。横軸はp
24抗原の濃度(ng/ml)を示し、各カラムは図3にお
いて説明したような操作についての結果を示すものであ
る。本図からは、MH166抗体又はPM1抗体が存在
する場合には、IL−6によるp24抗原の濃度の低下
現象は消失することが分かる。
ある。図中横軸はp24抗原の濃度(ng/ml)を示すも
のである。第1のカラムは、IL−6の代わりに培養液
を添加したものであり、第2のカラムは10 U/mlとなる
ようにIL−6を添加した場合の結果を示すものであ
る。本図によれば、IL−6のp24抗原の濃度を減少
させる作用は、HIVとIL−6が共存した場合にのみ
観察されるのではなく、既にHIVに感染した細胞に対
しても観察されることが分かる。このことは、本発明の
HIV感染阻害剤がHIV感染細胞におけるウイルスの
増殖を阻害するという驚くべき事実を明確に示すもので
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】インターロイキン−6を有効成分とするH
IV感染阻害剤。 - 【請求項2】インターロイキン−6の産生能力を付与さ
れ又はインターロイキン−6の産生能力を増強された細
胞を含むHIV感染阻害剤。
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---|---|---|---|
JP21663191A JP3258348B2 (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | Hiv感染阻害剤 |
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JP21663191A JP3258348B2 (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | Hiv感染阻害剤 |
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JPH06183994A JPH06183994A (ja) | 1994-07-05 |
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---|---|---|---|---|
WO1996012503A1 (fr) * | 1994-10-21 | 1996-05-02 | Chugai Seiyaku Kabushiki Kaisha | Remede contre des maladies provoquees par la production d'il-6 |
-
1991
- 1991-08-02 JP JP21663191A patent/JP3258348B2/ja not_active Expired - Fee Related
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