JP3256945B2 - ポンプユニット - Google Patents
ポンプユニットInfo
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- JP3256945B2 JP3256945B2 JP22136891A JP22136891A JP3256945B2 JP 3256945 B2 JP3256945 B2 JP 3256945B2 JP 22136891 A JP22136891 A JP 22136891A JP 22136891 A JP22136891 A JP 22136891A JP 3256945 B2 JP3256945 B2 JP 3256945B2
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- discharge
- pump cover
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- valve
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガソリンスタンド等の
給油所に設置される給油装置のポンプユニットに関し、
特に1台のポンプに複数(例えば2個)の流量計を接続
し得るポンプユニットに関する。
給油所に設置される給油装置のポンプユニットに関し、
特に1台のポンプに複数(例えば2個)の流量計を接続
し得るポンプユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】1台のポンプに取付けられた分岐管に例
えば2個の流量計を連結し、2個の給油ノズルで個々に
給油する給油機は知られている(例えば実公平3−77
60号公報参照)。
えば2個の流量計を連結し、2個の給油ノズルで個々に
給油する給油機は知られている(例えば実公平3−77
60号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の給油機は、分岐
管を設けているので、配管が複雑で部品点数が多く、ま
た、給油機の全高が高くなり、また、種々の構成の変化
に対し、分岐管の変化が必要で汎用性に欠け、コスト高
になる。
管を設けているので、配管が複雑で部品点数が多く、ま
た、給油機の全高が高くなり、また、種々の構成の変化
に対し、分岐管の変化が必要で汎用性に欠け、コスト高
になる。
【0004】本発明は、配管が簡単で部品点数が少な
く、汎用性のあるポンプユニットを提供することを目的
としている。
く、汎用性のあるポンプユニットを提供することを目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、1台の
ポンプに複数の流量計を接続した給油装置のポンプユニ
ットにおいて、ポンプ(3)の上部に固設したポンプカ
バー(26)の上部には吐出口(27a、27b)を介
して複数の流量計(5a、5b)が設けられており、前
記ポンプ(3)の吐出部には前記ポンプカバー(26)
で覆われた凹部(20)が形成された吐出室(21)を
形成しており、その凹部(20)の中央のポンプ(3)
の吐出側に連通する開口部の弁座(22)にはばね(2
4)で付勢され弁座(22)に着座する逆止弁(23)
が設けられ、その逆止弁(23)にはばね(26)で付
勢された圧力逃し弁(28)が設けられている。
ポンプに複数の流量計を接続した給油装置のポンプユニ
ットにおいて、ポンプ(3)の上部に固設したポンプカ
バー(26)の上部には吐出口(27a、27b)を介
して複数の流量計(5a、5b)が設けられており、前
記ポンプ(3)の吐出部には前記ポンプカバー(26)
で覆われた凹部(20)が形成された吐出室(21)を
形成しており、その凹部(20)の中央のポンプ(3)
の吐出側に連通する開口部の弁座(22)にはばね(2
4)で付勢され弁座(22)に着座する逆止弁(23)
が設けられ、その逆止弁(23)にはばね(26)で付
勢された圧力逃し弁(28)が設けられている。
【0006】
【作用】したがって、ポンプを作動すると、油は吐出部
から逆止弁を介して凹部およびポンプカバーで形成され
た吐出室に流入する。そして吐出室から各流量計に流れ
て公知の態様に給油ノズルから流出する。そして非給油
時に吐出室の下流側で圧力が所定値より高くなったとき
は圧力逃し弁からポンプ側に逆流する。
から逆止弁を介して凹部およびポンプカバーで形成され
た吐出室に流入する。そして吐出室から各流量計に流れ
て公知の態様に給油ノズルから流出する。そして非給油
時に吐出室の下流側で圧力が所定値より高くなったとき
は圧力逃し弁からポンプ側に逆流する。
【0007】このように本発明においては、ポンプユニ
ットのポンプカバーと凹部とで吐出室を形成し、そして
ポンプカバーに流量計と連結する吐出口を設けたので、
配管が簡単化し、かつポンプと流量計との間の長さを短
くできる。そして逆止弁や圧力逃し弁も吐出室内に組込
まれており、全体形状がコンパクトとなる。
ットのポンプカバーと凹部とで吐出室を形成し、そして
ポンプカバーに流量計と連結する吐出口を設けたので、
配管が簡単化し、かつポンプと流量計との間の長さを短
くできる。そして逆止弁や圧力逃し弁も吐出室内に組込
まれており、全体形状がコンパクトとなる。
【0008】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
る。
【0009】図1において、給油機1には、モータ2よ
り駆動されるポンプ3が設けられ、このポンプ3は、吸
込配管4により図示しない貯油槽に接続されている。そ
のポンプ3の上部には、蓋すなわちポンプカバー26が
固設されている。このポンプカバー26の上部には、複
数(図示の例では2個)の流量計5a、5bが固設され
ており、それら流量計5a、5bには、それぞれホース
7a、7bを介して給油ノズル8a、8bが接続されて
いる。
り駆動されるポンプ3が設けられ、このポンプ3は、吸
込配管4により図示しない貯油槽に接続されている。そ
のポンプ3の上部には、蓋すなわちポンプカバー26が
固設されている。このポンプカバー26の上部には、複
数(図示の例では2個)の流量計5a、5bが固設され
ており、それら流量計5a、5bには、それぞれホース
7a、7bを介して給油ノズル8a、8bが接続されて
いる。
【0010】また、給油機1には、ノズル8a、8bを
給油機1から外したことを検知するノズルスイッチ9
a、9bが設けられ、それぞれ制御装置10に接続さ
れ、その制御装置10には、流量計5a、5bの流量パ
ルス発信器6a、6bと、表示器11a、11bとが接
続されている。
給油機1から外したことを検知するノズルスイッチ9
a、9bが設けられ、それぞれ制御装置10に接続さ
れ、その制御装置10には、流量計5a、5bの流量パ
ルス発信器6a、6bと、表示器11a、11bとが接
続されている。
【0011】図2において、ポンプ3の吐出部には、長
方体状の凹部20が形成されている。その凹部20は、
ポンプ3にボルト結合されたポンプカバー26により覆
われ、これら凹部20及びカバー26により吐出室21
が画成されている。その凹部20の底部中央には、ポン
プ3の吐出側に連通する開口部すなわち弁座22が形成
されている。この弁座22には、ばね24に付勢されて
弁座22に着座する逆止弁23が設けられ、逆止弁23
にはばね25に付勢された圧力逃し弁28が設けられて
いる。そして、ポンプカバー26には、複数(図示の例
では2個)の吐出口27a、27bが設けられ、これら
吐出口27a、27bには、それぞれ流量計5a、5b
がボルト結合されている。なお、例えば流量計5bを設
けない場合は、吐出口27bを図示しない盲蓋で閉じ
る。
方体状の凹部20が形成されている。その凹部20は、
ポンプ3にボルト結合されたポンプカバー26により覆
われ、これら凹部20及びカバー26により吐出室21
が画成されている。その凹部20の底部中央には、ポン
プ3の吐出側に連通する開口部すなわち弁座22が形成
されている。この弁座22には、ばね24に付勢されて
弁座22に着座する逆止弁23が設けられ、逆止弁23
にはばね25に付勢された圧力逃し弁28が設けられて
いる。そして、ポンプカバー26には、複数(図示の例
では2個)の吐出口27a、27bが設けられ、これら
吐出口27a、27bには、それぞれ流量計5a、5b
がボルト結合されている。なお、例えば流量計5bを設
けない場合は、吐出口27bを図示しない盲蓋で閉じ
る。
【0012】したがって、流量計5a、5bは、ポンプ
カバー26に直接取付けられているので、構造が簡単で
従来の配管に係る部品点数が削減される。また、流量計
5a、5bの上面までの高さが低くなり、給油機1の全
体形状がコンパクト化される。また、ポンプ3以降の種
々の構成の変化に対しては、ポンプカバー26の変更又
は追加工で対処可能である。
カバー26に直接取付けられているので、構造が簡単で
従来の配管に係る部品点数が削減される。また、流量計
5a、5bの上面までの高さが低くなり、給油機1の全
体形状がコンパクト化される。また、ポンプ3以降の種
々の構成の変化に対しては、ポンプカバー26の変更又
は追加工で対処可能である。
【0013】
【発明の効果】以上の通り本発明によれば下記のすぐれ
た効果を奏する。 (a) ポンプカバーに流量計を接続したので、配管が
簡単化し、その分だけ部品点数が少なく、全体がコンパ
クトになる。 (b) 流量計の配置等の変化についてはポンプカバー
のみを変更すればよく、また単独の流量計の場合でも盲
蓋を閉塞すればよく、設計変更に対する適用が容易であ
る。 (c) ポンプの吐出側が吐出室の凹部の中央に位置し
ているので、いずれの流量計に流れる場合でも損失は同
じであり、最小の損失で油を供給できる。 (d) 圧力逃し弁を逆止弁に設けたので構成がコンパ
クトであり、この圧力逃し弁を設けることにより、ポン
プ停止中にポンプからノズルまでの間で温度上昇により
圧力が上昇しても、ホースや配管、流量計等を破損する
ことがない。
た効果を奏する。 (a) ポンプカバーに流量計を接続したので、配管が
簡単化し、その分だけ部品点数が少なく、全体がコンパ
クトになる。 (b) 流量計の配置等の変化についてはポンプカバー
のみを変更すればよく、また単独の流量計の場合でも盲
蓋を閉塞すればよく、設計変更に対する適用が容易であ
る。 (c) ポンプの吐出側が吐出室の凹部の中央に位置し
ているので、いずれの流量計に流れる場合でも損失は同
じであり、最小の損失で油を供給できる。 (d) 圧力逃し弁を逆止弁に設けたので構成がコンパ
クトであり、この圧力逃し弁を設けることにより、ポン
プ停止中にポンプからノズルまでの間で温度上昇により
圧力が上昇しても、ホースや配管、流量計等を破損する
ことがない。
【図1】本発明を実施したポンプユニットを備えた給油
機の一例を示す正面図。
機の一例を示す正面図。
【図2】本発明の一実施例を示す要部の正面断面図。
1・・・給油機 2・・・モータ 3・・・ポンプ 3a・・・吐出口 4・・・吸込配管 5a、5b・・・流量計 6a、6b・・・流量パルス発信器 7a、7b・・・ホース 8a、8b・・・給油ノズル 9a、9b・・・ノズルスイッチ 10・・・制御装置 11a、11b・・・表示器 20・・・凹部 21・・・吐出室 22・・・弁座 23・・・逆止弁 24、25・・・ばね 26・・・ポンプカバー 27a、27b・・・吐出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭62−87099(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B67D 5/40 B67D 5/48
Claims (1)
- 【請求項1】 1台のポンプに複数の流量計を接続した
給油装置のポンプユニットにおいて、ポンプ(3)の上
部に固設したポンプカバー(26)の上部には吐出口
(27a、27b)を介して複数の流量計(5a、5
b)が設けられており、前記ポンプ(3)の吐出部には
前記ポンプカバー(26)で覆われた凹部(20)が形
成された吐出室(21)を形成しており、その凹部(2
0)の中央のポンプ(3)の吐出側に連通する開口部の
弁座(22)にはばね(24)で付勢され弁座(22)
に着座する逆止弁(23)が設けられ、その逆止弁(2
3)にはばね(26)で付勢された圧力逃し弁(28)
が設けられていることを特徴とするポンプユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22136891A JP3256945B2 (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-02 | ポンプユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22136891A JP3256945B2 (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-02 | ポンプユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0565198A JPH0565198A (ja) | 1993-03-19 |
JP3256945B2 true JP3256945B2 (ja) | 2002-02-18 |
Family
ID=16765703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22136891A Expired - Fee Related JP3256945B2 (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-02 | ポンプユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3256945B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5520040B2 (ja) * | 2009-12-28 | 2014-06-11 | トキコテクノ株式会社 | 燃料供給装置 |
-
1991
- 1991-09-02 JP JP22136891A patent/JP3256945B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0565198A (ja) | 1993-03-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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