JP3256858B2 - 光線式検知装置の受光器 - Google Patents

光線式検知装置の受光器

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JP3256858B2
JP3256858B2 JP11548592A JP11548592A JP3256858B2 JP 3256858 B2 JP3256858 B2 JP 3256858B2 JP 11548592 A JP11548592 A JP 11548592A JP 11548592 A JP11548592 A JP 11548592A JP 3256858 B2 JP3256858 B2 JP 3256858B2
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賢 成田
恵亮 村上
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竹中エンジニアリング株式会社
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  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光線式検知装置や、光
電スイッチなど外来及び内部ノイズの多い信号を取り扱
う機器に使用できる高感度な受光装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、光線式検知装置や、光電スイッチ
の受光器としては受光回路に入力信号の周波数と位相に
追従する位相同期回路(PLL)を採用し、高感度にす
る技術が存在していた。(特公昭59−21132)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような受光回路では、受光周波数を決定するために精度
の高い部品が必要であり、また、2種類以上の二重変調
赤外線パルス光スイッチ部により切替えて受光するこ
を可能とする構成とした場合、その分だけ付属回路の
規模が大きくなるという不都合があった。
【0004】本発明の目的は、上記のような課題を解決
して周波数弁別回路の部品数を削させ、受光周波数の
無調整化を達成しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は同調型増幅器と検波器と、プログラミング
による周波数弁別を行なう周波数弁別手段とを備え、プ
ログラムに応じた周波数弁別が可能な光線式検知装置の
受光器を構成したものである。
【0006】
【作用】上記の構成において、弁別しようとする周波数
はプログラムにより定められるため、周波数の設定は任
意に行える。投光器から出力される二重変調赤外線パル
ス光の周波数を切替スイッチにより2種類以上選択可能
とした場合でも、これと相対して使用される受光器にお
いて、前記二重変調赤外線パルス光の周波数弁別は受光
器側のプログラムの切替によって実現される。
【0007】図1は、本発明の「光線式検知装置の受光
器」のブロック図である。11は受光素子、12は投光
器から発せられる二重変調赤外線パルス光の高周波信号
に同期した同調型増幅器、13は検波器で、同調型増幅
器12の出力を検波して低周波信号を取り出すものであ
る。14は増幅器で、検波器13からの信号を増幅し、
次のコンパレータ15へ送る。コンパレータ15で電圧
比較され、所定レベル以上の信号は、次のマイコン16
へ送られる。マイコン16では、投光器から発せられる
二重変調赤外線パルス光の低周波信号と同一の周波数で
あるかどうかを、マイコンのプログラムにより比較・判
断し、一致している場合、一致信号を出力する。すなわ
ち、一定時間持続して、ある周波数範囲の入力信号が与
えられた時に一致信号を出す。
【0008】17は出力部であり、マイコン16の一致
信号により、リレーを駆動させたり、表示灯を点灯、ま
たは消灯させる等の動きを行なわせるための信号処理を
行なう。マイコン16は所定の低周波信号であるかどう
かを判断すると同時に同調型増幅器12の同調周波数も
制御する。スイッチ部18はマイコンのプログラムによ
り定められた、弁別しようとする周波数の切替を行なう
ものであり、このスイッチの設定を変更することにより
投光器から発せられる二重変調信号に一致した前述の一
連の受光信号処理が行なわれる。
【0009】図2は、本発明の「光線式検知装置の受光
器」と相対して使用される投光器のブロック図である。
21は発振回路、22はN進分周回路、23は分周回
路、24はAND回路、25は発光駆動回路、26は発
光素子、27は周波数選択スイッチである。発振回路か
らの基本周波数を分周して高周波の周波数を決定するN
進分周回路、及び、このN進分周回路からの出力周波数
をさらに一定の割合で分周する第2の分周回路を設け、
周波数選択スイッチによりN進分周回路から出力される
周波数を切替える(したがって第2分周回路の出力周
波数も自動的に切替わる)ものである。
【0010】以上の構成において投光器2が動作してい
ない場合、すなわち受光素子11に信号光が与えられな
い場合、受光素子11の出力は、外乱光によるノイズや
受光素子11の内部で発生するノイズ(外光が強いとき
は特に著しい)により規則性のない電気信号となってい
る。この電気信号は同調型増幅器12で増幅されるが、
その同調周波数すなわち投光器の高周波信号に同調した
周波数成分が選択増幅されて検波器13に与えられる。
この検波出力は増幅器14で増幅されてコンパレ−タ1
5を経てマイコン16に与えられるが、ノイズは大部分
ランダムパルスで構成されているため低周波成分が含ま
れていてもその周波数は一定せず、マイコン16から一
致信号を出させるのに必要な時間だけ同じ周波数を持続
することはなく、マイコン16からは一致信号は出され
ない。したがって出力部17から出力は出されない。
【0011】受光素子11に図3のaに示すような、高
周波信号を低周波信号で100%振幅変調した(すなわ
ち断続させた)変調信号が入力信号として与えられた場
合、これと同時に外乱光や受光素子11内部で発生する
ノイズが受光素子11の電気信号として現れ図3のbに
示すように、入力信号の弱いときにはあたかもノイズ成
分が信号成分を埋めつくしたような様相を呈する。これ
が同調型増幅器12に与えられると、ノイズを含めて同
調周波数すなわち高周波信号に近似する周波数範囲の信
号が選択増幅され同調周波数以外の成分は大幅にカット
される。すなわち、図3のcに示す通り、ノイズ成分が
大幅に除去され信号成分が強調される。これが検波器1
3で検波されると、図3のdに示すように、ほぼ投光器
2の低周波信号と同じ周波数の信号となり、これが増幅
器14で増幅されて次のコンパレ−タ15に与えられ
る。
【0012】コンパレ−タ15に入力された信号は所定
のレベルであるかどうかを電圧比較され、一定値以上の
信号はマイコン16へ送られる。この信号がマイコン1
6へ与えられると、所定の周波数であるかどうかをマイ
コンのプログラムにより比較判断され、一定時間所定の
周波数が連続した時に一致信号を出力部17へ送る。し
たがって、出力部17からは所望の出力が出される。
【0013】一般にノイズはランダム的であるので、こ
れに低いレベルではあっても規則性のある投光器からの
入力信号が加えられると全体として規則性が現われる。
上述したように本発明によれば、その規則性を検出する
ことが可能となり、結果としてノイズに埋もれた入力信
号から目的とする入力信号の有無を検出できる極めて高
感度な受光器が得られる。また、万一規則性のあるノイ
ズが混入された場合でもマイコンのプログラムにより同
波数を高精度に設定できるのでノイズによりマイコン1
6から一致信号が出されるおそれは極度に少なく、受光
器の信頼性は極めて高くなる。
【0014】
【発明の効果】以上のように、発明の受光器によれ
ば、マイコンのプログラムにより周波数を弁別するの
で、同調回路の規模を大きくすることなく、2種類以上
の二重変調赤外線パルス光の受光切替が、スイッチ部の
設定の変更に伴うプログラムの変更だけで可能となる。
また、受光周波数は、マイコン内部の発振子の精度によ
り保証されるので、受光器組立て時の、受光周波数の微
妙な調整作業省略することができ、作業時間短縮によ
る製造コストの低減、調整工程省略による製品の信頼性
向上が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の「光線式検知装置の受光器」のブロッ
ク図である。
【図2】本発明の「光線式検知装置の受光器」と相対し
て使用される投光器のブロック図である。
【図3】本発明の「光線式検知装置の受光器」の周波数
弁別過程を示した波形図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04B 10/142 10/152 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/10 H01H 35/00 H04B 1/18 G01V 9/04 H03K 17/00 H04B 9/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周波数選択スイッチの設定状態に応じた
    高周波の変調光を低周波で振幅変調した形式の二重変調
    赤外線パルス光を出力とする投光器と相対して使用され
    る受光器において、同調型増幅器と検波器とコンパレー
    タと、プログラミングにより同調型増幅器の同調周波数
    を制御するとともに所定の低周波信号であるかどうかを
    判断する周波数弁別手段とを備え、これらをこの順序に
    接続し、前記周波数弁別手段の、プログラミングによ
    弁別する周波数を、スイッチ部の設定を変更することに
    より、前記二重変調赤外線パルス光の周波数に一致さ
    せ、両者が一定時間一致又は、一定の関係になったとき
    に、前記周波数弁別手段が一致信号を出力するよう構成
    したことを特徴とする光線式検知装置の受光器。
JP11548592A 1992-04-07 1992-04-07 光線式検知装置の受光器 Expired - Lifetime JP3256858B2 (ja)

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