JP3253973B2 - 局所集中型非同期無線電気通信システムにおける電気通信チャネルの利用度を改善するための方法及び配置 - Google Patents

局所集中型非同期無線電気通信システムにおける電気通信チャネルの利用度を改善するための方法及び配置

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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、請求の範囲1の前文による局所集中型非同
期無線電気通信システムにおける電気通信チャネルの利
用度を改善するための方法、及び請求の範囲第9項の前
文による局所集中型非同期無線電気通信システムにおけ
る電気通信チャネルの利用度を改善するための配置に関
する。
(背景技術) 上述したような無線電気通信システムは、情報処理や
情報伝送のために情報源と情報発信地との間の遠隔伝送
区間での情報システムであって、 1)情報処理や情報伝送は好ましくは1つの伝送装置
(単一通信)又は2つの伝送装置(二重通信)で行わ
れ、 2)情報処理はアナログ又はディジタルであり、 3)遠隔伝送区間の情報伝送は無線−例えば、DECT、GS
M、WACS又はPACS、IS−54、PHS、PDC等−である(IEEE
Communication Magazine、1995年1月号、50頁〜57
頁、D.D.Falconer et al:"Time Division Multiple
Access Methods for Wireless Personal Commun
ications"参照)。
「情報」は上位概念であり、意味内容(インフォーメ
ーション)を指すとともに物理的表現(信号)を指す。
信号は例えば、 (1)画像 (2)話された言葉 (3)書かれた言葉 (4)コード化された言葉や画像 で表わすことができる。
上述したように電気通信システムは例えばDECTシステ
ム(Digital European Cordless Telecommunicatio
n、(1):Nachrichtentechnik Elektronik 42(199
2)1月/2月、第1号、ドイツ、ベルリン、U.Pilger:
「DECT標準の構造」、23〜29ページ及びETS 300 175
−1...9、1992年10月、(2):telecom Report 16(1
993)第1号、J.H.Koch:「無線電気通信のデジタル快適
性−DECT標準が新しい利用分野を開く」、26〜27ペー
ジ、(3):tec 2/93−Das technishce Magazin vo
n Ascom「汎用移動電気通信への道」、35〜42ページ)
又はGAPシステム(Gereric Access Profile、ETSI刊
行物 prETS300444、1995年4月、最終案、ETSI、フラ
ンス)であり、これらは例えば図1に従って構成するこ
とができる。
DECT/GAP標準によれば、図1の構成に従い、DECT/GAP
基地局において周波数範囲1.88〜1.90GHzのDECT/GAP空
中接点を介し、TDMA/FDMA/TDD法(Time Division Mul
tiple Access/Frequency Division Multiple Acces
s/Time Division Duplex)により最大12の接続がDECT
/GAP移動部MT1...MT12に平行して構成することができ
る。12の数はDECT/GAPシステムの多重操作に利用可能な
時間区分すなわち電気通信チャネルの数「K」から得ら
れる(K=12)。接続は内部及び/又は外部であること
ができる。内部接続では基地局BSに登録した2つの移動
部、例えば移動部MT2及びMT3は互いに通信することが可
能である。外部接続の構成には、基地局BSは電気通信網
TKNと、例えば電線接続形式で電気通信接続ユニットTAE
又は支局ユニットNStAを介し、電線接続された電気通信
網又は国際公開公報WO95/05040に開示された無線形式で
中継局として上位の電気通信網と接続することができ
る。外部接続では、1つの移動部、例えば移動部MT1は
基地局BS、電気通信接続ユニットTAE又は支局ユニットN
StAを介して電気通信網TKNの加入者と通信することがで
きる。基地局BSが−例えばGigaset 951の場合(シーメ
ンス社コードレステレフォン、telecom Report 16、
(1993)第1号、26〜27ページ参照−電気通信接続ユニ
ットTAE又は支局ユニットNStAと1つだけの接続を所有
する場合は、外部接続だけしか構成することができな
い。基地局BSが−例えばGigaset 952の場合(シーメン
ス社コードレステレフォン、telecom Report 16、(1
993)第1号、26〜27ページ参照−電気通信網TKNと2つ
の接続を有する場合は、移動部MT1との外部接続に加え
て、基地局BSに接続される電線接続型電気通信機器TKE
の別の外部接続が可能となる。この場合、第2の移動
部、例えば移動部MT12が電気通信送信機器TKEの代わり
に、第2の接続を外部接続として利用することも原則と
して考えられる。移動部MT1...MT12がバッテリー又は蓄
電池で作動するのに対して、コードレスの小型電話ユニ
ットとして形成された基地局BSは回路網接続装置NAGを
介して電源網SPNに接続されている。
図2は刊行物Component 31(1993)、第6号、215〜
218ページ、S.Althammer、D.Brueckmann:「DECTコード
レステレフォン用の高度に最適化したIC」に基づく基地
局BS及び移動部MTの原則的な回路構成を示す。この図に
よれば、基地局BS及び移動部MTは、送信及び受信のため
に無線信号から関係づけられるアンテナANTを有する無
線部FKT、信号処理装置SVE及び中央制御ZSTを備え、そ
れぞれ図示したように互いに接続されている。無線部FK
Tには、実質的に送信機SE、受信機EM及びシンセサイザ
ーSYNなど周知の装置が含まれている。信号処理装置SVE
には特に符号化/復号化装置CODECが含まれている。中
央制御ZSTには基地局用及び移動部MT用にOSI/ISO層状モ
デルにより構成されたプログラムモジュールPGMを有す
るマイクロプロセッサμP、信号制御部SST及びデジタ
ル信号プロセッサDSPを備え、それぞれ図示したように
互いに接続されている。層状モデルにおいて規定された
層から、基地局BS及び移動部MTに対して直接的に実質的
に最初の4つの層のみが示されている。信号制御部SST
はタイムスイッチコントローラTSCとして基地局BSに、
バーストモードコントローラBMCとして移動部MTにおい
て形成されている。両方の信号制御部TSCとBMCとの実質
的な違いは、基地局特異的信号制御部TSCが移動部特異
的信号制御部BMCに対して追加的に交換機能(スイッチ
機能)を引き受けることにある。
上述した回路ユニットの原則的な機能の仕方は、例え
ば上に引用した刊行物Component 31(1993)、第6
号、215〜218ページに記載されている。
図2に従って述べた回路構成は、基地局BS及び移動部
MTにおいてその機能に従い、図1によるDECT/GAPシステ
ムにおいて追加の機能ユニットにより補完される。
基地局BSは信号処理装置を介し、電気通信接続ユニッ
トTAE又は支局ユニットNStAにより電気通信網TKNと接続
されている。オプションとして、基地局BSはさらに操作
面を備え(図2の破線で描き込んだ機能ユニット)、こ
れは例えばキーボードとして形成された入力装置EE、デ
ィスプレイとして形成された表示装置AE、マイクロフォ
ンMIF及び受話器HKを有する卓上電話機として形成され
た送話/受話装置SHE及び信号音呼び鈴TRKからなる。
移動部MTはオプションとして基地局BSにおいて可能な
操作面を備え、この操作面には上述した操作要素が含ま
れている。
図3はセルラーDECT/GAPマルチシステムCMI(Cordles
s Multicell Intergration)を示し、始めに仮定され
たように、上述したDECT/GAPシステムTKSの多くがそれ
ぞれ基地局BS及び1つ又は複数の移動部MTと任意の地
域、例えば大空間のフロア事務所がある官庁ビルに集中
的に、「ホットスポット」配置の意味で、存在してい
る。官庁ビルのように「閉じられた」地域の代わりに、
戦略的に電気通信の重要性がある「開かれた」地域、例
えば交通量が多く、事業体が多く集まり、人間の往来が
多い大都市における場所は、セルラーDECT/GAPマルチシ
ステムCMIの設置が可能である。大部屋式の事務所に配
置された基地局BSの一部は図1及び図2に示した基地局
とは異なり、国際公開公報WO94/10764に開示されたアン
テナダイバーシチィ基地局として形成されている。この
場合、DECT/GAPシステムTKSの集中は、個々のDECT/GAP
システムが同じ環境でオーバーラップするセルラーDECT
/GAP無線電信域FBにより作動するように構成される(地
域の完全な無線電信カバー)。
この場合の同じ環境はオーバーラップの程度次第で次
の意味を持つ。
a)第1の無線通信域FB1における第1の電気通信シス
テムTSK1の第1の基地局BS1及び第2の無線通信域FB2に
おける第2の電気通信システムTSK2の第2の基地局BS2
が配置され、少なくとも1つの移動部MT1,2との電気通
信接続を構成することができ、 b)第3の電気通信システムTKS3の第3の基地局BS3及
び第4の電気通信システムTKS4の第4の基地局BS4が共
通の第3の無線通信域FB3に配置され、少なくとも1つ
の移動部MT3,4との電気通信接続を構成することができ
る。
大部屋式の事務所におけるDECT/GAPシステムTKSが−
始めに仮定されたように−非同期である場合、すなわち
基地局BSが同期していない場合は、これらの電気通信シ
ステムTKSの時間ベースは短時間内に分岐することにな
る。これがシステムに利用可能なチャネル及びシステム
の周波数効率に対して最終的にどのような影響があるか
は、図5及び図6により説明される。
図4は、刊行物「Nachrichten Elektronik 42(199
2)1月/2月、第1号、ドイツ、ベルリン、U.Pilger:
「DECT標準の構造」、23〜29ページ及びETS 300 175
−1...9、1992年10月」を模したDECT/GAPシステムTKSの
TDMA構造を示す。DECT/GAPシステムは多重アクセス法に
関連したハイブリッドシステムであり、FDMA原理により
周波数範囲1.88〜1.9GHzにおける10の周波数で、図4に
よるTDMA原理に従い、基地局BSから移動部MTへ、移動部
MTから基地局BSへの規定された時間的順序で無線通信を
送信することができる。この時間的順序は、すべて160m
sで発生し、それぞれ時間経過が10msである16の時間枠Z
Rを備える多重時間枠MZRにより決定される。これらの時
間枠ZRにおいて、基地局BS及び移動部MTにより分離され
て情報が伝送され、これらの情報はDECT標準において規
定されたC−、M−、N−、P−、Q−チャネルに該当
する。ある時間枠ZRにおいて、これらのチャネルの多く
のための情報が伝送されると、伝送はM>C>N>P>
Nの優先リストに従って行われる。多重時間枠MZRの16
の時間枠のそれぞれはさらに時間経過が417μsである2
4の時間区分に分割され、そのうち12の時間区分ZS(時
間区分0...11)は伝送方向「基地局BS→移動部MT」に対
して決定され、別の12の時間区分ZS(時間区分12...2
3)は伝送方向「移動部MT→基地局BS」に対して決定さ
れる。これらの時間区分ZRのそれぞれにおいて、DECT標
準により、情報はビット長さ480ビットで伝送される。
これらの480ビットのうち32ビットは同期化情報としてS
YNCフィールドで伝送され、388ビットは有効情報として
Dフィールドで伝送される。残りの60ビットは追加情報
としてZフィールドで伝送されるとともに、保護情報と
して「ガードタイム」フィールドで伝送される。Dフィ
ールドの有効情報として伝送される388ビットはさらに6
4ビット長のAフィールド、320ビット長のBフィールド
及び4ビット長の「X−CRC」語に分割される。64ビッ
ト長のAフィールドは8ビット長のデータヘッド(ヘッ
ダ)、C−、Q−、M−、N−、P−チャネルのデータ
を有する40ビット長のデータセット及び16ビット長の
「A−CRC」語で構成されている。
図5は図3及び図4に依拠し、セルラーDECT/GAP多重
システムの同じ環境で作動する2つのDECT/GAPシステム
「A」、「B」の伝送方向「基地局BS→移動部MT」のた
めの2つの対向して任意に設置された時間枠ZR−A、ZR
−Bと時間区分ZS−A、ZS−Bを示す。両方のシステム
「A」、「B」の時間枠ZR−A、ZR−B及び時間区分ZS
−A、ZS−Bは、システム「A」から割り当てられた時
間区分ZS−Aがシステム「B」の潜在的時間区分ZS−B
の2つの位置をブロックするように対向して設置されて
いる。これは最悪の場合に、システム「B」が第1のチ
ャネルを割り当てようとする前に、例えば図5の上の長
方形の図に従い、システム「A」がすでに50%のチャネ
ル、すなわち全部で利用可能な12の時間区分のうち6つ
の時間区分を割り当てている場合に、システム「B」に
は自由なチャネル(時間区分)がなくなることになる。
しかしこのようなケースは、すでにシステム「B」の第
1のチャネル割り当て前にシステム「A」がすでに50%
のチャネルを割り当てている場合は、システム「B」に
は無線通信の発生はないに等しいことを意味するため、
実際には非現実的である。
実質的に実際に近い状況は、図3及び図4に依拠し、
図6に示されている。図5の場合のように、セルラーDE
CT/GAP多重システムにおける2つのDECT/GAPシステム
「C」「D」は、両方のシステム「C」、「D」が同じ
環境で作動し、これらのシステムが存在する基地局の非
同期に基づき、時間枠ZR−C、ZR−D及び時間区分ZR−
C、ZR−Dが分岐するように配置されている。図5にお
ける状況と異なり、この場合の実際に近いケースとし
て、無線通信の発生が両方のシステム「C」、「D」で
一様に分配され、チャネルの割り当ては−図5の状況と
異なり−両方のシステムにより交互に行われることが考
えられる。図6の斜線で示す長方形で示した両方のシス
テム「C」、「D」によるチャネルの割り当て(時間区
分の割り当て)が起こると、全部で8つのチャネル数
(時間区分)が生じ、これらは両方のシステムから割り
当てることができる、割り当てられたチャネルの量は同
期化したDECT/GAPシステム「C」、「D」に比べて3分
の1少なくなる。
このように同等の同期化システムに比べて発生するチ
ャネル量が少ないのは、無線電気通信システム、例えば
図1及び図2によるDECT/GAPシステムを局所集中する場
合、これらのシステムの基地局を同期化しなければなら
ないのがその理由である。
そのほか、図3によるセルラーDECT/GAP多重システム
内の同期化基地局の必要性は、セルラーDECT/GAP多重シ
ステムの操作のために−移動電気通信の意味で−セルラ
ー移動無線通信システムと類似−例えばGSM標準(Group
Specicale Mobile又はGlobal System for Mobil
Communication、Informatik Spektrum 14(1991)
6月、第3号、ドイツ、ベルリン、A.Mann:「GSM標準−
欧州デジタル移動無線通信網の基礎」、137〜152ページ
参照)−「ローミング」(セルラー多重無線域を移動部
で歩き回る)、ハンドオーバー(1つの無線域/セル内
(セル内ハンドオーバー)及び2つの無線域/無線セル
(セル間ハンドオーバー)の交差域(オーバーラップ
域)の二重無線接続「基地局」←→「移動部」を手に取
る)が前提とされることに基づいている。そのために、
図1及び図2によるDECT/GAPシステムにおいて経過する
機能経過の対応する調整が必要となる。ここで十分に外
部から、すなわち電線接続した公共の電話網からの調整
を放棄するには、DECT標準に従い、Dynamic Cannel A
llocation法(DCA法)が考えられている。例えば、DECT
接続が構成される場合、混信を最少にして同じ周波数及
び同じ時間窓が求められる。混信の高さ(強さ)は、 a)すでに別の基地局で会話が行われているか、又は b)移動部が移動することで以前に影になった基地局と
の可視接触するかどうかによって決まる。
こうして生じる混信の増大はDECT/GAPシステムに基づ
くTDMA伝送法(Time Division Multiple Access)で
予防することができる。TDMA法により、本来の伝送のた
めの時間区分のみが使用されることになり、残りの11の
時間区分は測定のために使用することができる。これに
より、接続を切り換えることができる代替の一対の周波
数/時間区分を確認することができる。これは「接続ハ
ンドオーバー」(セル内ハンドオーバー)によるDECT標
準(Nachritentechnik Elektronik 42(1992)1月/2
月、第1号、ベルリン、U.Pilger:「DECT標準の構
造」、28ページ、第3章2節6項参照)に従う順応性チ
ャネル割り当ての枠内で起こる。
ここで「セル内ハンドオーバー」のほか、特にセルラ
ーDECTシステムで規則的に発生する「セル間ハンドオー
バー」問題を理解するため、このようなセルラーDECT/G
APシステムのために考えられた移動部は基地局とのアク
ティブな電気通信接続のどの時点でも、多重無線域内の
無線域交換/セル交換の条件付きで基地局を交換(移動
部が2つの無線域/無線セルの交差域にあるときは、別
の基地局との電気通信接続の構成)すると同時に、すで
に存在するアクティブな電気通信接続を中断することな
く(シームレス)基地局をさらにとらえる(シームレス
ハンドオーバー)必要がある。
このため、DECT標準は、刊行物Nachritentechnik El
ektronik 42(1992)1月/2月、第1号、ベルリン、U.
Pilger:「DECT標準の構造」、28ページ、第3章2節6
項に従って、移動部は既存の接続に平行して伝送の質を
示す指標(例えば、信号フィールドの強さ、CRT値等)
に基づく既存の電気通信接続の伝送の質が悪化した場合
に独立して第2の電気通信接続を構成することが考えら
れる。このような「セル間ハンドオーバー」手続きで
は、移動部がダイナミックな分散したチャネル割り当て
の枠内でつねに現在の環境下に利用可能なチャネルの状
態を介して知らされるという事実は、チャネルリストへ
の登録に基づく第2の接続が構成されるように利用され
る。
中断のないハンドオーバーは、移動部が基地局が同期
したDECT/GAP多重システムにあるときに限り、上記の手
続きで可能となる。このような同期セルラーシステムに
おいて、移動部はすでに存在する基地局(起源基地局)
との電気通信接続のほかに、起源基地局との同期は失う
ことなく、別の基地局との少なくとも1つの接続を構成
することができる。
このような同期セルラーDECT/GAP多重システムは、刊
行物ntz第48巻(1995)、第1号、47〜49ページ「欧州
市場のためのDECT技術」に従い、基地局間の追加の通信
接続により実現することができる(上記の刊行物480ペ
ージの最終節から49ページの最初の節及び図2参照)。
さらに、追加公開されたドイツ特許出願P195 36 58
7.9に従い、無線通信を介して受信される時報情報、例
えばDCF77信号によりセルラーDECT/GAP多重システムを
同期化することが可能である(図3の説明とともに請求
の範囲1を参照)。
そのほか、追加公開されたドイツ特許出願P195 19
966.9に従い、S0バスを介して交換システム(例えば、P
ABX、DOVst)と接続されているセルラーDECT/GAP多重シ
ステムをS0バスにより同期化することが可能である(図
2及び図3とともに請求の範囲1を参照)。この方法は
さらに上記の時報情報法と組み合わせることができる
(追加公開されたドイツ特許出願P195 36 587.9にお
ける図3の説明とともに請求の範囲2を参照)。
セルラーDECT/GAP多重システムの同期化のための上記
の方法のすべてにおいて、時報情報を受信するためのDE
CT/GAPシステムにおける無線通信部の追加費用S0バスを
介して同期化における追加費用も必要としない。
本発明に基づく課題は、(上述した)技術状態におい
て必要とされる、局所集中型非同期電気通信システムの
ための同期化費用を回避することにある。
(発明の開示) この課題は、 1)請求の範囲1の前文において定義された方法を前提
とする請求の範囲1の特徴項に記載された特徴と、 2)請求の範囲9の前文において定義された方法を前提
とする請求の範囲9の特徴項に記載された配置とにより
解決される。
本発明に基づく考えは、記載の序文において略述さ
れ、又は述べられたようなある地域(例えば、「閉じら
れた」又は「開かれた」場所)に集中され、同じ環境で
作動する、無線の非同期電気通信システムであって、 1)それぞれの電気通信システムにおける第1のFDMA原
理を保持するハイブリッドの多重アクセス法により構成
される、場合により−DECT標準(ETS 300 175−3、1
992年10月、第5章第5節及び第5章第7節参照)にお
けるように−予測される「ダミーベアラ」電気通信接続
を含む第1の電気通信接続のために、好ましくは自由な
割り当てられていないFDMA周波数を割り当て、 2)第1の電気通信接続に続く、ハンドオーバー電気通
信接続を含むそれぞれの電気通信システムにおける別の
すべての電気通信接続のために、好ましくは同じFDMA周
波数で構成されるシステムである。
すべての電気通信システムがこのアルゴリズム/方法
に従うと、そのつど1つのFDMA周波数は1つの電気通信
システムによってのみ割り当てられ(最適なチャネル利
用及び最大に可能な周波数効率)、同時にこの周波数に
関して同期化が得られる。
本発明は、記載の序文で述べられた特徴を有する一般
にすべての局所集中型非同期無線電気通信システムであ
って、FDMA原理を保持するハイブリッドの多重アクセス
法による電気通信信号を無線で伝送することにより、無
線電気通信接続が構成されるシステムに関する。こうし
た電気通信システムには、例えば汎用移動電気通信の枠
内で第3の世代システムと呼ばれることが多い、おそら
くFDMA原理、TDMA原理及びCDMA原理に基づくシステムも
含まれる。
本発明の別の有利な構造は従属クレームにおいて述べ
られている。
(図面の簡単な説明) 図1は、DECT/GAP標準による局所集中型非同期無線電
気通信システムの構成図、 図2は、刊行物Component 31(1993)、第6号、215
〜218ページに基づく基地局BS及び移動部MTの原則的な
回路構成図、 図3は、セルラーDECT/GAPマルチシステムCMIの構成
図、 図4は、DECT/GAPシステムTKSのTDMA構造を示す図、 図5は、図3及び図4に関連し、セルラーDECT/GAP多
重システムの同じ環境で作動する2つのDECT/GAPシステ
ムの伝送方向「基地局BS→移動部MT」のための2つの対
向して任意に設置された時間枠と時間区分とを示す図、 図6は、図3及び図4に関連し、セルラーDECT/GAP多
重システムの同じ環境で作動する2つのDECT/GAPシステ
ムの伝送方向「基地局BS→移動部MT」のための2つの対
向して任意に設置された時間枠と時間区分とを示す図
(実際に近い状況を示す図)、 図7は、DECT/GAP多重システムと同じ環境で作動する
2つのDECT/GAPシステムのチャネル割り当てを示す図、 図8は、図7によるDECT/GAPシステムのDECT/GAP基地
局及びDECT/GAP移動部の原則的な回路構成を示す図であ
る。
(発明を実施するための最良の形態) 以下に、本発明の1つの実施例を図7及び図8に基づ
き説明する。
図7は、DECT/GAP多重システムと同じ環境で作動する
2つのDECT/GAPシステムのチャネル割り当てを示す図で
ある。
図8は、図7によるDECT/GAPシステムのDECT/GAP基地
局及びDECT/GAP移動部の原則的な回路構成を示す図であ
る。
図7は、図3〜図6に依拠し、セルラーDECT/GAP多重
システムと同じ環境で作動する、図3による2つのDECT
/GAPシステムTKS1、TKS2又はTKS3、TKS4の伝送方向「基
地局→移動部」のための2つの対向して任意に割り当て
られた時間枠ZR1、ZR2又はZR3、ZR4及び時間区分ZS1、Z
S2又はZS3、ZS4を示す。両方のシステムTKS1、TKS2又は
TKS3、TKS4の時間枠ZR1、ZR2又はZR3、ZR4及び時間区分
ZS1、ZS2又はZS3、ZS4は、システムTKS1又はTKS3により
割り当てられた時間区分ZS1又はZS3の1つのシステムTK
S2又はTKS4の潜在的時間区分ZS2又はZS4をブロックする
ように、対向して割り当てられている。
これを回避するために、DECT/GAPシステムTKS1、TKS2
又はTKS3、TKS4の基地局BS1、BS2又はBS3、BS4におい
て、基地局特異的機能経過の枠内で次の機能ステップが
経過する。
まず、FDMA原理により規定されたDECT/GAP電気通信信
号の周波数及び具体的ケースでは−図4による−10msに
対応する少なくともDECT/GAP時間枠ZR1、ZR2又はZR3、Z
R4の時間に対してそれぞれのDECT/GAPシステムTKS1、TK
S2又はTKS3、TKS4における第1の電気通信接続を構成す
る前に、DECT/GAP信号のレベルが測定される。この測定
は、それぞれのDECT/GAPシステムにおいて、時間区分ZS
1、ZS2又はZS3、ZS4の時間区分が割り当てられていない
FDMA周波数が見つかるまで実行される。そうして、この
FDMA周波数の任意の時間区分で第1の電気通信接続が構
成されることが好ましい。
「自由な」時間区分が確認されないと、DECT/GAPシス
テムは図2〜図6に示したよう反応し、場合によって
は、同じ環境で作動するDECT/GAPシステムにより再び相
互のチャネルブロックが生じる。
次に、第1の電気通信接続に属するFDMA周波数の数及
び第1の電気通信接続に属する時間区分の数が記憶され
る。その後、該当する基地局BS1、BS2又はBS3、BS4のそ
れぞれのDECT/GAPシステムTKS1、TKS2又はTKS3、TKS4の
別のすべての電気通信接続は、そのつど別の時間区分に
おいて同じFDMA周波数で構成されることが好ましい。
同じ方法により、DECT標準において定義された「ダミ
ーベアラ」(ETS 300 175−3、1992年10月、第5章
第5節及び第5章第7節参照)が位置決めたれ、ハンド
オーバー接続が構成される。
この方法により、非同期化に基づく個々のDECT/GAPシ
ステムの時間枠が互いにその相対位置をつねに変化する
ことにより生じる問題が減少する。個々の時間ベースの
こうした偏流により、接続構成時には「自由」であった
時間区分が、一定時間後に互いに偏流を起こし、これが
データの破壊とともに、伝送の障害の原因となる。
すべてのDECT/GAPシステムがこのアルゴリズム/方法
に従うと、図7(中空の長方形と充実の長方形)に従
い、DECT/GAPシステムの1つの周波数のみがそのつど割
り当てられると同時に、この周波数で時間区分の同期化
が得られる。
図8は、図2に依拠するとともに図3を考慮に入れ、
上述した機能ステップを実施するための基地局BS1、BS2
又はBS3、BS4の回路構成の変形を示す。無線通信部FKT
はさらにDECT/GAP空中接点ANT、PGMを介して受信される
DECT/GAPキャリア信号のレベルを測定するために測定手
段MMを備えている。MMはアナログ/デジタル変換器を介
して、中央制御ZSTにおける比較手段VGMと接続されてい
る。VGMは記憶装置SP及びマイクロプロセッサμPと接
続されている。マイクロプロセッサμPはさらに中央制
御ZSTの制御手段STMを介して無線通信部FKTにおける測
定手段MMと接続されている。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 102

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】FDMA原理を保持するハイブリッドの多重ア
    クセス法に従う電気通信信号の無線伝送による電気通信
    システムであって、 該電気通信システムは、第1の基地局(BS1)が配置さ
    れた第1の無線通信域(FB1)を有する第1の電気通信
    システム(TSK1)と、第2の基地局(BS2)が配置され
    た第2の無線通信域(FB2)を有する第2の電気通信シ
    ステム(TSK2)と、第3の基地局(BS3)が配置された
    第3の無線通信域(FB3)を有する第3の電気通信シス
    テム(TSK3)と、第4の基地局(BS4)が配置された第
    4の無線通信域(FB4)を有する第4の電気通信システ
    ム(TSK4)とから構成され、 前記第1の無線通信域(FB1)と前記第2の無線通信域
    (FB2)とは、互いに相手側の基地局(BS1、BS2)を包
    含しないようにオーバーラップし、このオーバーラップ
    された域内で少なくとも1つの移動部(MT1,2)との電
    気通信接続を構成することができ、前記第3の無線通信
    域(FB3)と前記第4の無線通信域(FB4)とは、互いに
    相手側の基地局(BS3、BS4)を包含するようにオーバー
    ラップし、このオーバーラップされた域内で少なくとも
    1つの移動部(MT3,4)との電気通信接続を構成するこ
    とができ、第1の電気通信機器(BS、BS1、BS2、BS3、B
    S4)と第2の電気通信機器(MT、MT1,2、MT3,4)との間
    に無線電気通信接続を構成する、局所集中型非同期無線
    電気通信システム、特にDECT/GAP電気通信システムにお
    ける電気通信チャネルの利用度を改善するための方法で
    あって、 a)前記第1の電気通信機器(BS、BS1、BS2、BS3、BS
    4)は、第1の電気通信接続を構成する前に、FDMA原理
    により規定された電気通信信号の周波数及び規定された
    時間枠(ZR、ZR1、ZR2、ZR3、ZR4)に対して電気通信信
    号のレベルを確認し、 b)前記レベルは、電気通信信号の第1の周波数及び第
    1の時間枠に対して確認された第1のレベルが規定され
    た基準レベルを超えないよう確認され、 c)前記第1の電気通信接続は前記第1の時間枠におけ
    る前記電気通信信号の第1の周波数で構成され、 d)前記第1の周波数及び前記第1の時間枠において構
    成された第1の電気通信接続に関する情報は前記第1の
    電気通信機器に記憶され、 e)前記第1の電気通信機器(BS、BS1、BS2、BS3、BS
    4)と第2の電気通信機器(MT、MT1,2、MT3,4)との間
    の前記第1の電気通信接続に続く第2の電気通信接続は
    前記記憶された第1の周波数及び前記第1の時間枠にお
    ける前記情報を考慮に入れ、前記第1の時間枠に属する
    他の時間区分において構成されることを特徴とする方
    法。
  2. 【請求項2】前記FDMA原理を保持するハイブリッドの多
    重アクセス法はTDMA/FDMA法であって、 a)前記TDMA原理による前記時間枠(ZR、ZR1、ZR2、ZR
    3、ZR4)は時間区分(ZS、ZS1、ZS2、ZS3、ZS4)に分割
    され、 b)前記第1の電気通信接続は前記第1の時間枠の第1
    の時間区分における前記電気通信信号の第1の周波数で
    構成され、 c)前記第1の電気通信接続に続く前記第2の電気通信
    接続は前記記憶された第1の周波数及び前記第1の時間
    枠の第2の時間区分において構成されることを特徴とす
    る請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】前記第1の電気通信接続は、電気通信信号
    の第1の周波数が確認されないときに、前記電気通信信
    号の周波数及び前記時間枠において構成されることを特
    徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の方法。
  4. 【請求項4】前記電気通信システムは「ホットスポッ
    ト」に局所集中されることを特徴とする請求項1乃至3
    のいずれか1つに記載の方法。
  5. 【請求項5】前記電気通信信号は「ダミーベアラ」情報
    を保持することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか
    1つに記載の方法。
  6. 【請求項6】前記電気通信信号は「ハンドオーバー」制
    御情報を保持することを特徴とする請求項1乃至4のい
    ずれか1つに記載の方法。
  7. 【請求項7】前記電気通信システムは第1の電気通信機
    器としてDECT/GAP基地局と、第2の電気通信機器として
    DECT/GAP移動部とを有するDECT/GAP電気通信システムで
    あることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1つに
    記載の方法。
  8. 【請求項8】前記電気通信システムは第1の電気通信機
    器としてGSM基地局と、第2の電気通信機器としてGSM移
    動部とを有するGSM電気通信システムであることを特徴
    とする請求項1乃至6のいずれか1つに記載の方法。
  9. 【請求項9】局所集中型非同期無線電気通信システム、
    特にDECT/GAP電気通信システムにおける電気通信チャネ
    ルの利用度を改善するための配置であって、 該電気通信システムは、第1の基地局(BS1)が配置さ
    れた第1の無線通信域(FB1)を有する第1の電気通信
    システム(TSK1)と、第2の基地局(BS2)が配置され
    た第2の無線通信域(FB2)を有する第2の電気通信シ
    ステム(TSK2)と、第3の基地局(BS3)が配置された
    第3の無線通信域(FB3)を有する第3の電気通信シス
    テム(TSK3)と、第4の基地局(BS4)が配置された第
    4の無線通信域(FB4)を有する第4の電気通信システ
    ム(TSK4)とから構成され、 前記第1の無線通信域(FB1)と前記第2の無線通信域
    (FB2)とは、互いに相手側の基地局(BS1、BS2)を包
    含しないようにオーバーラップし、このオーバーラップ
    された域内で少なくとも1つの移動部(MT1,2)との電
    気通信接続を構成することができ、前記第3の無線通信
    域(FB3)と前記第4の無線通信域(FB4)とは、互いに
    相手側の基地局(BS3、BS4)を包含するようにオーバー
    ラップし、このオーバーラップされた域内で少なくとも
    1つの移動部(MT3,4)との電気通信接続を構成するこ
    とができ、 a)前記電気通信システム(TKS、TKS1、TKS2、TKS3、T
    KS4)は第1の電気通信機器(BS、BS1、BS2、BS3、BS
    4)を備え、該電気通信機器はFDMA原理を保持するハイ
    ブリッドの多重アクセス法に従う無線通信により、前記
    電気通信システムの第2の電気通信機器(MT、MT1,2、M
    T3,4)と接続可能であり、 b)前記第1の電気通信機器(BS、BS1、BS2、BS3、BS
    4)は電気通信信号、空中接点(PGM、ANT)及び中央制
    御(ZST)のための送信/受信装置(FKT)を備え、該装
    置はFDMA原理を保持するハイブリッドの多重アクセス法
    に従う電気通信信号の無線伝送により、前記第2の電気
    通信機器(MT、MT1,2、MT3,4)との無線通信接続が構成
    されるように形成されるとともに、互いに接続される配
    置において、 c)前記送信/受信装置(FKT)は測定手段(MM)を備
    え、該測定手段は第1の電気通信接続を構成する前に、
    FDMA原理により規定された電気通信信号の周波数及び規
    定された時間枠(ZR、ZR1、ZR2、ZR3、ZR4)に対して、
    電気通信信号のレベルが測定され、 d)前記中央制御(ZST)は比較手段(VGM)を備え、該
    比較手段は前記測定されたレベルを規定された基準レベ
    ルと比較し、 e)前記中央制御(ZST)は制御手段(STM)を備え、該
    制御手段を介し比較結果に依存して、レベルを測定する
    ための前記測定手段(MM)は、前記電気通信信号の第1
    の周波数及び第1の時間枠に対して測定される第1のレ
    ベルが規定された基準レベルを超えないよう制御され、 f)前記送信/受信装置(FKT)、前記空中接点(PGM、
    ATN)及び前記中央制御(ZST)は、前記第1の電気通信
    接続が前記第1の時間枠における前記電気通信信号の第
    1の周波数で構成されるように形成され、 g)前記中央制御(ZST)は記憶装置(SP)を備え、該
    記憶装置において前記第1の周波数及び前記第1の時間
    枠において構成された第1の電気通信接続に関する情報
    が記憶され、 h)前記送信/受信装置(FKT)、前記空中接点(PGM、
    ANT)及び前記中央制御(ZST)は、前記第1の電気通信
    機器(BS、BS1、BS2、BS3、BS4)と前記第2の電気通信
    機器(MT、MT1,2、MT3,4)との間の前記第1の電気通信
    接続に続く第2の電気通信接続が前記記憶された第1の
    周波数及び前記第1の時間枠における情報を考慮に入
    れ、前記第1の時間枠に属する他の時間区分において構
    成されるように形成されていることを特徴とする配置。
  10. 【請求項10】前記FDMA原理を保持するハイブリッドの
    多重アクセス法はTDMA/FDMA法であり、前記送信/受信
    装置(FKT)、前記空中接点(PGM、ANT)及び前記中央
    制御(ZST)は、 a)前記TDMA原理による前記時間枠(ZR、ZR1、ZR2、ZR
    3、ZR4)が時間区分(ZS、ZS1、ZS2、ZS3、ZS4)に分割
    され、 b)前記第1の電気通信接続が前記第1の時間枠の第1
    の時間区分における前記電気通信信号の第1の周波数で
    構成され、 c)前記第1の電気通信接続に続く第2の電気通信接続
    が前記記憶された第1の周波数及び前記第1の時間枠の
    第2の時間区分において構成されるように形成されてい
    ることを特徴とする請求項9に記載の配置。
  11. 【請求項11】前記送信/受信装置(FKT)、前記前記
    空中接点(PGM、ANT)及び前記中央制御(ZST)は、前
    記第1の電気通信接続が、前記電気通信信号の第1の周
    波数が存在しないときに、前記電気通信信号の周波数及
    び前記時間枠の時間区分において構成されるように形成
    されていることを特徴とする請求項9又は10のいずれか
    に記載の配置。
  12. 【請求項12】前記電気通信システムは「ホットスポッ
    ト」に局所集中されていることを特徴とする請求項9乃
    至11のいずれか1つに記載の配置。
  13. 【請求項13】前記電気通信信号は「ダミーベアラ」情
    報を保持することを特徴とする請求項9乃至12のいずれ
    か1つに記載の配置。
  14. 【請求項14】前記電気通信信号は「ハンドオーバー」
    制御情報を保持することを特徴とする請求項9乃至12の
    いずれか1つに記載の配置。
  15. 【請求項15】前記電気通信システムは第1の電気通信
    機器としてDECT/GAP基地局と、第2の電気通信機器とし
    てDECT/GAP移動部とを有するDECT/GAP電気通信システム
    として形成されていることを特徴とする請求項9乃至14
    のいずれか1つに記載の配置。
  16. 【請求項16】前記電気通信システムは第1の電気通信
    機器としてGSM基地局と、第2の電気通信機器としてGSM
    移動部とを有するGSM電気通信システムとして形成され
    ていることを特徴とする請求項9乃至14のいずれか1つ
    に記載の方法。
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