JP3252823B2 - Atmネットワークの時間ベース・スケジューラ・アーキテクチャ及び方法 - Google Patents
Atmネットワークの時間ベース・スケジューラ・アーキテクチャ及び方法Info
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Description
クにおいて、セルストリームのスケジューリングを行う
スケジューラ装置に関する。より具体的に言えば、本発
明は、異なるサービス品質(QoS)要件を有するセル
を供給するストリーム待ち行列をスケジューリングし、
且つ、ATMスイッチ内のボトルネックにおける輻輳を
回避するように伝送速度をシェーピングするスケジュー
ラ装置及び方法に関する。
いて待ち行列に入れられたセルを送出する順序を決定す
る機能を備えている。最も単純なスケジューリング方法
は、先入れ先出し(FIFO)法である。セルは、共通
の待ち行列内にバッファされ、受け取った順に送出され
る。FIFO待ち行列の問題点は、接続間、あるいは、
トラフィック・クラス間においてさえも分離できないこ
とである。公表レートに違反した接続(即ち、公表レー
トよりも速いレートでセルを送信する)が、他の違反し
ない接続のサービス品質(QoS)に悪影響を及ぼすこ
とがある。
に従って分離バッファ内に待機させることである。さら
にもう1つのステップは、接続毎にセルを待ち行列に加
えることである。スケジューラの機能は、多数の待ち行
列内のセルを送出する順序を決定することである。ラウ
ンドロビン(RR)スケジューリングの場合、待ち行列
は、周期的に順次、アクセスされ、アクセスされた待ち
行列が空でないときに、単一のセルが送り出される。一
方、待ち行列が全て、バックログの形で、滞留した状態
になった場合、帯域幅は各待ち行列に等しく分割され
る。しかしながら、待ち行列が、共通リンク帯域幅の異
なる帯域に割当てられることがあるため、この手法で
は、望ましくない場合が生じる。
s)他による論文「Weighted Round-Robin Cell Multipl
exing in a General Purpose ATM Switch Chip」IEEE J
ournal on Selected Areas in Communications, Vol.
9、No.8, pp.1265〜1279、1991年10月に記載された加重
ラウンドロビン(WRR)スケジューリングでは、各待
ち行列(接続またはクラス待ち行列)に重みが割当てら
れている。WRRの目的は、割り当てられた重みに比例
して、バックログされた、即ち、滞留した待ち行列を配
信することである。WRRは、各待ち行列毎に1つのカ
ウン夕を使用して実現される。カウンタは、割り当てら
れた重みによって初期化される。待ち行列は、その待ち
行列が空でなく正のカウンタ値を持つ場合に配信、供給
される資格をもつ。待ち行列が供給される場合には、常
に、その待ち行列に対応したカウンタは、1だけ減算さ
れる。この場合、減算は、最小値として、ゼロの値まで
行われる。カウンタは、他の全ての待ち行列が空か、カ
ウンタ値がゼロのときに、初期の重みにリセットされ
る。このカウンタ・ベースの手法における1つの問題点
は、レートの細分性が選択されたフレーム・サイズ(即
ち、重みの合計)に依存することである。
F Q: weighted fair queuing)を使用する方法であり、
この方法は、パケット毎に、一般化されたプロセッサを
共用する方式(PGPS: packet-by-packet generalized p
rocessor sharing)としても知られている。この方法の
1つは、アラン デマース(Alan Demers)他による論文
「Analysis and Simulation of a Fair Queuing Algori
thm」Proc. SIGCOMM‘89, pp.1〜12、Austin、 TX、19
89 年9月と、S.ジャマロジン ゴレスタニ(Jamalodd
in Golestani) による論文「A Self-clocked Fair Queu
ing Scheme forBroadband Applications」IEEE 、0743-
166X/94、1994、pp. 5c.1.1 〜5c.1.11に記載され
ている。この方法は、近似一般化プロセッサ共有(GPS:
approximating generalized processor sharing)手法に
基づくスケジューリング・アルゴリズムを用いている。
GPSモデルでは、トラフィックが流体と仮定され、そ
の結果、サーバは、全ての待ち行列から流体を、割り当
てられた重みに比例したレートで同時に引き出すことが
できる。それぞれのセルが到来したときに、タイムスタ
ンプが計算される。このタイムスタンプの値は、流体モ
デルにおけるセルの終了時間に相当する。WFQ方法
は、最も小さなタイムスタンプ値を持つセルを選択する
ことによってスケジューリングを行っている。
る場合には、セル時間中に、1つのセルが配信・供給さ
れるという意味で、ローカルのリンク・ボトルネックに
関して作業維持型(work-conserving)である。
付で、「ATMネットワーク用の動的レート制御スケジ
ューラ」と題する特願平10−92035号、及び、
「大容量マルチクラスATMスイッチコアアーキテクチ
ャ」と題する特願平10−92088号を出願した。こ
れら両出願は、各ストリーム待ち行列に、最低セルレー
トを保証して、超過帯域を動的に分配する動的レート制
御(以下、DRCと略称する)を開示しており、本発明
も、当該DRCに関連した出願である。
DRCの概念及びDRCを用いたスケジューラの概略構
成が示されている。この出願で提案された動的レート制
御(DRC)は、一般に非作業維持型(non-work conse
rving)である。DRCスケジューリングは、WFQと
同じようにタイムスタンプを使用するが、タイムスタン
プは、絶対的な時間値をあらわしている。
願した特願平10−92035号明細書に記述されたD
RCスケジューラでは、セルをスケジューリングするこ
とのみが考慮されている。換言すれば、先願明細書に記
述されたDRCスケジューラでは、スケジューリング
と、次段のノードに対するシェーピングとの関係につい
て、何等考慮していない。したがって、DRCスケジュ
ーラによってセルが最適にスケジューリングされた場合
であっても、次段において輻輳が発生している場合に
は、シェーパーによって、当該セルのシェーピングし
て、改めてシェーピング時点を算出する必要がある。
な時間クロックと比較されるため、タイムスタンプを分
類する必要がないと言うDRCの1つの特徴を利用し
て、本発明では、スケジューラ装置内において、トラフ
ィック・シェーピング(trafficshaping)をも、行うこと
を企図している。より具体的に言えば、DRCを用いた
場合、ダウンストリームに輻輳が生じるとセルを阻止す
ることができ、したがって、DRCでは、必要に応じて
セルを阻止して、後段におけるスイッチ・ボトルネック
における輻輳を緩和できる。
利用して、スケジューリングだけでなく、シェーピング
をも行うことができるスケジューラ装置及びスケジュー
リング方法を提供することである。
けるUPC(Usage Parameter Control)に違反しな
いように、セルのレートを制御できるスケジューラ装置
及びスケジューリング方法を提供することである。
QoSに対する要求を有するセルを供給するストリーム
待ち行列をスケジューリングし、ATMスイッチのボト
ルネックにおける輻輳を回避するように、伝送レートを
シェーピングできる技術に基く装置及び方法を提供する
ことである。
nagement Specification, Version4.0」The ATM Forum)
1996年3月に概要が説明されているABR(available
bitrate)サービスにおける仮想ソース(VS: virtual sou
rce)/仮想デスティネーション(VD))プロトコルを実施
するために使用できるスケジューラ・アーキテクチャを
提供することである。
c Management Specification, Version 4.0」に概要が
説明されているように、スケジューリングと二重リーキ
ィバケツトの使用量パラメータ制御(UPC: Usage parame
ter control) のシェーピングの両方を実行するスケジ
ューラ・アーキテクチャを提供することである。ここ
で、UPCシェーピングは、ストリームが通過する別の
サブネットワークへの境界におけるセルのタグ付けまた
は破棄を回避するため、トラフィック・ストリームをU
PCパラメータに強制的に適合させるために使用され
る。
ューリングを実施するフレキシブルで、且つ、スケーラ
ブルなアーキテクチャ及び方法である。DRCスケジュ
ーリングの基礎となるアルゴリズム及び原理について
は、特願平10−92035号明細書に詳細に記述され
ているから、ここでは、詳述しない。DRCスケジュー
ラの重要な構成要素は、動的に計算されたレートに基づ
いて多数のトラフィック・ストリームをシェーピングさ
せるトラフィック・シェーパ(traffic shaper) であ
る。そのレートは、スイッチ・ボトルネックにおいて観
察される輻輳情報に基づいて、或いは、ローカル・ボト
ルネックにおいて観察された輻輳のみに基づいて計算さ
れる。スケジューラをモジュール設計することにより、
それを様々なスイッチ構成で使用することができる。具
体的に言えば、本発明のDRCスケジューラ・アーキテ
クチャとその方法は、前述した特願平10−92088
号明細書に記述された入出力バッファ型スイッチ・アー
キテクチャに適用することができる。
は、多数のストリームを広い範囲の関連レート値でシェ
ーピングすることができる。現在の技術では、このアー
キテクチャは、4Kbps〜622Mbpsの範囲のビ
ット・レートを持つ最大64K個の仮想チャンネル(VC)
まで、VCごとの待ち行列をサポートすることができ
る。サポートできるストリーム数のスケーラビリティ
(即ち、拡張性)は、カレンダー待ち行列としても知ら
れるタイムホイール・データ構造を利用して、配信・供
給するストリームをスケジューリングすることによって
達成される。
例えば、R.ブラウン(Brown) による論文「Calendar Q
ueues: A Fast O(1) Priority Queue Implementation f
or the Simulation Event Set Problem」Communication
s of the ACM、(Vol.81 、1988年10月)に記述されて
いるから、ここでは、詳述しない。
に、複数のタイムホイールを異なる時間単位に細分化し
て使用する。即ち、異なる時間細分性で使用する。タイ
ムホイールの概念、及び、レートをいくつかのレンジに
区分することも周知である。例えば、J.レックスフォ
ード(Rexford) 他による諭文「Scalable Architecture
for Traffic Shaping in High Speed Networks」IEEE I
NFOCOM97、(Kobe)、(1997年4月)に記述されているか
ら、タイムホイールの概念等については、ここでは、詳
述しない。
チャ(shaper architecture) は、送信する資格を同時
に持つストリーム間を調停するために、優先順位をサポ
ートするという点で、レックスフォードの論文に記載さ
れたものと異なる。
てショート・タイム・スケールの最低レートを保証する
ために、最も高い優先順位が動的に割り当てられる。残
りの優先順位は、トラフィック・クラスを定義するため
に、粗いQoSを提供する。また、このアーキテクチャ
では、ストリームのタイムホイールへの割り当ては、そ
のストリームに関して計算された現行のレート値に依存
して、動的に行われる。
理を概略的に説明しておく。
レートを計算すると共に、当該動的レートをも参照し
て、待ち行列をスケジューリング/リスケジューリング
するためのタイムスタンプを計算することにある。より
具体的に言えば、今、タイムスタンプをTSであらわす
と、スケジューリングのためのタイムスタンプTSは、
max(TS+1/R,CT)で計算され、リスケジュ
ーリングのためのタイムスタンプTSは、TS=TS+
1/Rで計算される。ここで、CTは現在の時間であ
り、Rは、動的レートをあらわし、R=M+wEであら
わされる。尚、M及びwはそれぞれ最小保証レート及び
加重因子をあらわし、且つ、Eは輻輳情報に基づいて計
算される超過レートである。
は、超過レートEに依存しており、しかも、順次、更新
される。各スケジューリング及びリスケジューリングの
タイムスタンプTSは、最も新しく計算された動的レー
トRを使用して決定される。このことは、スケジューリ
ング/リスケジューリングのタイムスタンプが輻輳情報
を考慮して算出されることを意味している。
は、待ち行列からのセルストリームをUPCパラメー
タ、即ち、PCR(Peak Cell Rate)、SCR(Sust
ainableCell Rate)、及び、MBS(Maximum Burst
Size)に合致させるように、変形できる。例えば、P
CRに合致するように、スケジューリング/リスケジュ
ーリングのタイムスタンプTSは、それぞれ、TS=m
ax(TS+max(1/R,1/PCR),CT)及
びTS=TS+max(1/R,1/PCR)のよう
に、変形できる。このことからも明らかな通り、各セル
は、少なくとも、1/PCRの間隔を置いて送信され
る。したがって、ピークセルレート(PCR)を監視す
る際、CLP(Cell Loss Priority)タグを1にする
等の処理をセルに施す必要がなくなる。換言すれば、当
該セルストリームは、下流側スイッチにおけるピークセ
ルレート(PCR)を監視して、出力されることを意味
している。したがって、下流側の監視機構では、シェー
ピングされたセルストリーム中のセルのタグを監視した
り、或いは、セルを廃棄する必要が無くなる。例えば、
本発明では、CLP(Cell Loss Priority)タグを論
理"1"にする必要がなくなる。
る際、MBS(Maximum Burst Size)によって決定さ
れるバースト閾値(TH)、及び、SCRをも考慮し
て、次のセルを送出するタイムスタンプを計算し、スケ
ジューリングすれば、シェーピング動作をも行うことが
できる。
置では、スケジューリング/リスケジューリングだけで
なく、シェーピングをも同時に行われていることを意味
している。
Rの要求にストリームを合致させるトラフィックシェー
ピングを行うABR仮想ソースと結合して使用されても
良い。この場合、待ち行列は、ABR機構によって決定
されるレート及び動的シェーピングレートにしたがって
シェーピングされることになる。
実施の形態に係るスケジューラ装置及びスケジューリン
グ方法を説明する。
いて、セルは、ボトルネック・ポイントに到来して、バ
ッファに格納され、当該ボトルネックを介して、デステ
ィネーシヨンへの伝送を待機する。図1を参照すると、
スイッチ入力または出力ポートを構成するATMバッフ
ァ・モジュールが概略的に示されており、ここでは、モ
ジュールの主な構成要素、即ち、待ち行列マネージャ
2、スケジューラ3、セル・メモリ1及び制御メモリ4
が示されている。図示されたモジュールは、スイッチの
出力モジユールでも入カモジユールでもよい。
セル・メモリ1内にストリーム待ち行列Q1、Q
2、...Qkの形で記憶する。それぞれの待ち行列の
制御情報は、制御メモリ4に記憶される。待ち行列マネ
ージャ2は、輻輳が起きた場合に、セルを格納するより
も、寧ろ、セルを廃棄することができる。例えば、閾値
ベースのセル破棄機構を使用することができる。それぞ
れのセル時間の間、待ち行列マネージャ2は、スイッチ
内の次の段に送信するためにメモリ内のセルを選択す
る。
ューラ3によって選択・決定される。図1の構成におい
て、スケジューラ3は、以下のように、待ち行列マネー
ジャ2と双方向に通信を行う。それぞれのセル時間中、
待ち行列マネージャ2はスケジューラ3に照会を行う。
スケジューラ3は、待ち行列識別子かヌル値のいずれか
で応答する。スケジューラ3が、有効な待ち行列識別子
を供給する場合、待ち行列マネージャ2は、セル・メモ
リ1内の対応するストリーム待ち行列内の一番先頭のセ
ルを取り出し、そのセルを次の段に送信する。
は、両方とも制御メモリ4にアクセスする。制御メモリ
4は、バッファの管理とスケジューリングを実行するた
めに使用する各ストリーム待ち行列対応の情報を記憶す
る。Kは、ストリーム待ち行列の総数を表し、Qiは、
第i番目のストリーム待ち行列を示す。制御メモリ4
は、各ストリーム待ち行列内のセル数のカウント値を保
持すると共に、待ち行列マネージャ2、または、スケジ
ューラ3で使用されるその他の制御情報を保持してい
る。スケジューラ3は、時間ベースのスケジューリング
を実行する。このため、待ち行列Qiに関してタイムス
タンプ値(TSi)が保持されている。タイムスタンプ
値は、ストリーム待ち行列が配信・供給される次の時点
をあらわしている。また、待ち行列Qiは、静的な最小
保証レートMiと、動的レートRiの2つのレートと関
連しており、動的レートRiはDRCスケジューリング
に従って更新される。
配信・供給されるべきストリーム待ち行列(存在する場
合)を決定する。作業維持型スケジューラの場合、セル
送信の順序だけが重要であり、バッファ内に少なくとも
1つのセルがあれば何時でも、現在のセル時間中にセル
が送信される。これと対照的に、非作業維持型スケジュ
ーラは、バッファ内にセルがある場合でも、送信スロッ
トをアイドル状態にすることができる。この場合、セル
送信の順序よりも、セル送信の絶対時間が重要である。
ューリングは、非作業維持型である。セルは、絶対時間
で送信するためにスケジューリングされる。セルが到来
したとき、そのセルは、ストリーム・ベースで待ち行列
に加えられる。即ち、ストリームiに対応するセルは、
Qiとして表された先入れ先出し(FIFO)ストリー
ム待ち行列に、格納される。ストリーム待ち行列Qiと
関連して、ストリームiが通過するボトルネック・ポイ
ントにおける輻輳情報に基づいて、レートRiが動的に
計算される。
られた動的レートに従って、各ストリームをピーク・レ
ート(即ち、ピークセルレート:PCR)を考慮するこ
とによって達成される。これは、待ち行列Qiを供給す
るのに定められた次の時点を反映させるために、タイム
スタンプ値TSiを更新することによって実行できる。
タイムホイールのデータ構造は、タイムスタンプ値が満
了するのを待機しているストリーム待ち行列の識別子を
記憶するために使用される。
ューラ・アーキテクチャを説明するためのブロック図で
ある。制御メモリ4は、タイムスタンプ値や各ストリー
ム待ち行列のレート及びサイズなどの各待ち行列に関す
る情報を記憶する。レート計算ユニット8は、外部レー
ト情報と制御メモリ4に記憶された情報とに基づいて、
各ストリーム待ち行列のレートを計算する。タイムスタ
ンプ計算ユニット7は、待ち行列毎にタイムスタンプ値
を計算する。ストリーム待ち行列は、タイムホイール・
データ構造の形をとるスケジューリング・メモリ5Aに
よってスケジューリングされる。レディ・リスト9A
は、ストリーム待ち行列を供給する優先順位を付けたリ
ストを含む。レディ・リスト9Aについては、後でさら
に具体的に説明する。
ーリング・メモリ5A及びレディ・リスト9Aは全て、
スケジューラ論理ユニット6によって制御され調整され
る。
ジューラ・アーキテクチャを説明するためのブロック図
である。図3に示された実施形態は、図2に示した実施
形態と、第2のスケジューリング・メモリ5Bと複数の
レディ・リスト9B、9C及び9Dを備えている点で、
相違している。この実施形態において、スケジューリン
グ・メモリの一方5Aは、狭時間幅単位(fine g
rain)タイムホイール構造を有しており、他方のス
ケジューリング・メモリ5Bは、広時間幅単位(coa
rse grain)タイムホイール構造を有してい
る。これらの2つの異なるタイムホイール構造と複数の
レディ・リストについては、後でより具体的に説明す
る。
ューリング ATMネットワークでは、入カセル・ストリームを受け
たトラフィック・シェーパが、必要に応じて、ある一定
のセルに遅延を与え、シェーピング・アルゴリズムのパ
ラメータに適合した出力セル・ストリームを生成する。
この種のシェーパの最も簡単な例は、Rが指定のピーク
・レートである場合に、最小セル間隔が1/R(秒)に
なるようにするピーク・レート・シェーパである。トラ
フィック・シェーピングは、ネットワークへセル・スト
リームをエントリする前に、ユーザ側で実行される。ト
ラフィック・シェーピングの目的は、ネットワーク資源
をあまり必要としないように、セル・ストリームをスム
ーズに送出し、これによって、ユーザに加わる負担を低
減することである。
その方法は、各ストリームをローカルに計算したスケジ
ューリング・レートにシェーピングすることによって得
られたピーク・レートに基づいている。シェーピング・
アルゴリズムを変更することにより、様々な形のトラフ
ィック・シェーピングを達成することができる。DRC
スケジューラに必要なタイプのシェーピングを説明する
ために、ピーク・レートのトラフィック・シェーピング
の特別な場合を説明する。
ズムは、原理的には簡単であるが、実際の実施形態で
は、TSiと現在時間(CT)を表わすために有限数の
ビットを使用している。このため、ラップアラウンド
(即ち、元の状態に戻る回帰状態)の発生を考慮しなけ
ればならない。ラップアラウンドが発生しないと想定し
たピーク・レート・シェーピング・アルゴリズムについ
ては、次の節で説明する。ラップアラウンド機構の節で
は、ラップアラウンドを処理するように修正したアルゴ
リズムについて説明する。
が、第i番目のストリームの間、維持される。TSiの
値は、ある一定の事象が発生したとき、即ち、第i番目
のストリームiのセルが到来したとき、または、セルが
送出されたときに更新される。到来したストリームiの
セルは、ストリーム待ち行列Qiに記憶される。所定の
セル時間において、TSi(ある場合)の更新後、TS
iの値は、Qi内の一番先頭(HOL)のセル(ある場
合)を送信するのに適切な時間を指示している。即ち、
CTの値がTSiの値と等しいかそれよりも大きいとき
は、Qi内の一番先頭のセルを送信するのが適切であ
る。
iの更新毎に正の量だけ増分される。変数としての現在
時間CTは、実時間クロックに追従している。最初、C
Tはゼロにセットされ、それぞれ連続するセル時間の最
初において1だけ増分される。TSiとCTとをそれぞ
れnビットであらわすものと仮定すると、2n のセル時
間後に、CTはゼロの値にラップアラウンドする。一
方、TSiの値もまた、十分な数の更新事象後、ラップ
アラウンドする。ラップアラウンドの問題は、次の節で
考察する。
ないものと、仮定して説明する。
に、次の事象のうち、1つが発生したときに更新され
る。
ーク・レートRiにシェーピングすると仮定する。これ
は、ストリームiのセル送出のセル間隔が、1/Riよ
りも大きいか、または、それと等しくなければならない
ことを意味する。ストリームiが空のQi に到来した
場合、セルは、次に示す2つの時間のうち、早い方の時
間に送出されるようにスケジューリングされる。 1.時間CT(即ち、すぐに)。 2.Qiから最後のセルが送出した後、1/Riのセル
時間経過後。
照して、ストリームiのセル到来と送出の事象に基づく
ピーク・レ一ト・シェーピングを行う際におけるタイム
スタンプ値の計算を説明する。
プ100)、ストリーム待ち行列が空でない場合は、セ
ルはQiに追加される(ステップ140)。しかしなが
ら、待ち行列が空の場合、ストリームをスケジューリン
グしなければならない(ステップ110)。この場合、
タイムスタンプ値TSiは、(TSi+1/Ri )及
びCTのうちの最高値にセットされる(ステップ12
0)。次に、ストリームiは、ステップ120によって
算出されたタイムスタンプ値であらわされる時間TSi
に、スケジューリングされる(ステップ13O )。
後(ステップ200)、待ち行列が空の場合はタイムス
タンプの計算が行われない(ステップ240)。しかし
ながら、待ち行列が空でない場合は、ストリームをスケ
ジューリングしなければならない(ステップ210)。
タイムスタンプ値TSiは、TSi+1/Riにセット
される(ステップ220)。次に、ストリームiが時間
TSiでスケジューリングされる(ステップ230)。
時間TSiにおけるストリームiのスケジューリング
は、時間TSiに対応するタイムホイールの時間ビン
に、そのストリームのストリーム待ち行列識別子をタイ
ムホイールに付加することを意味している。
ぞれnビットによりあらわされ、当該nビットのTS及
びCTが記憶されるものと仮定する。この場合、CTを
カウントするカウンタ(CT)は、ゼロに初期化され、
各セル時間中に1だけ増分される。2nのセル時間の繰
返し周期の後で、CTは、ゼロの値に逆にラップアラウ
ンドされる。これと同様に、タイムスタンプ値TSは、
2n−1よりも大きく増分された後でラップアラウンド
される。CTがTSよりも先に進み、ラップアラウンド
した場合、ここでは、CTは、TSよりも1サイクルだ
け進んでいると呼ぶ。
発生したとき、TSが、CTを過ぎて次のサイクルに進
む可能性もある。タイムスタンプ値と現在時間とが、存
在する相対サイクルを追跡するために、CTとTSiに
それぞれ対応するZCT 及びZTSiによって表される2つ
の2ビット・ゾーン・インジケータが導入される。CT
がラッブアラウンドするとき、ここでは、4を法とし
て、ZCT が1だけ増分される。
き、ZTSiが1だけ増分される(4を法として)。ゾー
ン・ビットは、単に、TSiとCT用のレジスタを2ビ
ットだけ拡張すれば良い。表1に、ゾーン・ビット値の
解釈を示す。
のストリームiについて、1/Ri<2n が成立するも
のと仮定する。この仮定の下では、CTが、TSよりも
2サイクル以上遅れることはない。
むことがないようにする機構を説明する。Iiを、スト
リームiのアイドル・ビットとし、最初にゼロを設定す
る。Iiの値がゼロに等しい場合、そのストリームはア
クティブと考えられ、別の状況で、Iiが1に等しい場
合は、ストリームはアイドル状態とするものとする。最
も近いセルの送出が、過去において、1/Riセル時間
よりも短い時間で発生した場合、ストリームは時間CT
においてアイドル状態と考えられる。
決定するために全てのストリームを循環する独立プロセ
スが実行される。アイドル状態であると決定されたスト
リームは、アイドル・ビットIiが1にセットされる。
ここで、N1 がストリームの総数をあらわすものとす
る。1つのセル時間の間に1つの待ち行列のアイドル状
態だけを試験できると仮定する。CTがTSiよりも2
サイクル以上進まないようにするためには、サポートで
きる、即ち、スケジューリングできるストリームの最大
数が、2n 未満でなければならない。
されるアイドル状態の検査動作を説明する。
て(ステップ300)、ストリームがアイドル状態でな
く(Ii =0)、且つ、待ち行列が空かどうかが決定
される(ステップ310)。両方の条件を満たさない場
合は、アイドル・ビットIiが、ゼロにセットされる
か、ゼロのまま維持される(ステツプ340)。両方の
条件を満たす場合は、ゾーンの表示がステップ320で
分析される。ステップ320では、ZCT =ZTSiで、且
つ、CT−TSi>1/Riが成立するか、または、Z
CT=(ZTSi+1)mod4で、且つ、CT−TSi+
2n<1/Riが成立する場合、ストリームは、アイド
ル状態と判断され、Iiは1にセットされる(ステップ
330)。両方の条件を満たさない場合は、Iiは、ゼ
ロにセットされるかゼロに維持される(ステップ34
0)。
ず、Iiをゼロにリセットしなければならない。この修
正の他に、シェーピング・アルゴリズムは、CTとTS
iの値を比較する際にゾーン・インジケータの値を考慮
する。
来した場合における処理手順を説明する。図7におい
て、セルが到来した後で(ステップ400)、Iiがゼ
ロにセットされ、TSiがTSi+1/Riにセットさ
れる(ステツプ410)。この状態で、待ち行列Qiの
状態が検査される(ステツプ420)。ステップ420
で待ち行列が空でない場合には、そのセルは、待ち行列
に追加される(ステップ460)。待ち行列が空の場
合、ステップ430において、待ち行列のアイドル状態
とゾーン表示が次のような条件で決定される。Ii=
1、または、(ZCT=ZTSiで、且つ、CT≧TSi)、
または、(ZCT=(ZTSi+1)mod4)、または、
(ZCT=(ZTSi+2))mod4)の場合、TSはC
Tにセットされる(ステップ440)。条件に合致しな
い場合、ストリームは、時間TSiにスケジューリング
される(ステップ450)。
スのアルゴリズムについては、前述のトラフィック・シ
ェーピングによるスケジューリングの説明において、既
に説明した。各ストリーム待ち行列Qiは、ストリーム
待ち行列を供給するのに適した時間を示す関連タイムス
タンプ値(TSi)を有する。現行セル時間中、TSi≦
CTを満たすタイムスタンプ値を持つ任意のストリーム
待ち行列が、配信・供給される資格、即ち、供給適格に
なる。多数のストリーム待ち行列が同じタイムスロット
で適格になる場合があるが、各タイムスロットにおい
て、待ち行列のうちの1つからの1つのセルだけが送信
できる。
レディ・リストが維持される。時間CTにおいて、新し
く適格になったストリーム待ち行列が、レディ・リスト
に移動される。セル時間中、レディ・リストから、スト
リーム待ち行列のうちの1つが供給・配信のために選択
される。図1に示された待ち行列マネージャ2は、セル
・メモリ1から一番先頭のセルを取り出す一方、次のス
イッチング段へセルを送信する。
は簡単である。所定のストリームよりも前に到来したセ
ルは、ストリーム毎にFIFOに格納された順に待ち行
列に入れられる。ストリーム待ち行列内の一番先頭のセ
ル即ちQiは、所定の時間中に、タイムスタンプ値TS
iによって示された時間期間において送信されるよう
に、スケジューリングされる。前述したように、タイム
スタンプ値は、ストリーム待ち行列Qiからのセルの到
来と送出のいずれかにおいて更新される。タイムスタン
プTSiは、TSiの現在値、現在時間CT及び動的レ
ートRiに基づいて、更新される。
りも小さい場合、ストリーム待ち行列Qiにおける一番
先頭のセルは、すぐに、即ち、行時間セルにおいて送信
されることが望ましい。しかしながら、CT≧TSiと
なるストリームiがいくつかある場合もある。したがつ
て、まだ、供給されていない適格ないくつかのストリー
ム待ち行列のレディ・リストが保持されている。TSi
の更新された値がCTより大きい場合は、そのストリー
ム待ち行列は少し先の時間まで適格である。
列とも呼ばれ、将来サービス適格になるストリーム待ち
行列をスケジューリングするために使用される。タイム
ホイールの構造は、0、1、...N−1と番号が付け
られたエントリの循環アレイとして説明することができ
る。ここで、n番目のエントリは、時間n(Nを法とし
て)にスケジューリングされた適格なストリーム待ち行
列(空のこともある)のリストを指す。各クロック時点
の後で、CTの値は、タイムホイールの次のエントリを
指すように更新される。次に、このエントリに対応する
リストにおいて、全てのストリーム待ち行列の供給が適
格になる。その後、このリストが、レディ・リストに追
加される。各セル時間中、レディ・リストからの1つま
たは複数のストリーム待ち行列が供給される。1セル時
間内に供給することができるストリーム待ち行列の最大
の数は、論理回路とメモリの速度により制限される。
できなければならない。4Kbps〜622Mbpsの
範囲にわたる接続レートをサポートするためには、タイ
ムホイール内に約150Kのエントリを必要とする。各
エントリは、6対のへッド/テール・ポインタからな
る。ここで、最大64K列のストリームがサポートされ
るものと仮定すると、各ポインタは、16ビット即ち2
バイトを必要とする。したがって、各エントリに必要な
メモリは24バイトである。その場合、タイムホイール
だけの全メモリ要件は、3.6Mバイトになる。
ムホイールを利用することによって大幅に縮小すること
ができる(図8と図9を参照)。
ル。この場合、各エントリは1セル時間に対応する。
ル。この場合、各エントリは数セル時間に対応する。
トリからなり、ストリーム待ち行列は、レートにしたが
つてFGタイムホイールとCGタイムホイールのいずれ
かに割り当てられるものとする。
FGタイムホイールでサポートできるフローの最低レー
トは、次の通りである。
sであることを示している。一方、CGタイムホイール
によって、4Kbpsのレートをサポートする場合、サ
ポートすることができる最小の細分性は、次のレートに
対応する。
ル上の1つのエントリは、FGタイムホイール上で、 (600×106)/(8×106) 〓75 のエントリに対応する。単純化するために、この数は、
最も近い二乗の数に丸められる。この条件の下では、C
Gタイムホイールの細分性が、64のセル時間でセット
される。次に、また、CGタイムホイール内の各エント
リは、FGタイムホイールの64エントリでセットされ
る。単位時間で、CGタイムホイールの細分性は、4
4.8μsであるに反して、FGタイムホイールのそれ
は、700nsである。レートは、2つのタイムホイー
ルに次のように割り当てられる。
トリームの場合、CGタイムホイールによって導入され
るエラーは、セル間距離のパーセンテージで約3.2%
である。
ち行列を2つのタイムホイールに割り当てる必要はな
い。その代わりに、ストリームは、タイムスタンプ値T
Sの相対値と現在時間CTの値に従ったパーセンテージ
として、ビット・レートのストリームとCGタイムホイ
ールによって導入されたエラーに基づいて、次のように
スケジューリングされても良い。 if TS≦CT, then Assign the stream element directly to the ready list. else if TS-CT>2000, or TS is a multiple of 64,then Assign the stream element to the CG time wheel. else Assign the stream element to the FG time wheel. end if 上記の疑似コードでは、タイムスタンプが64の倍数の
場合に、ストリームがCGタイムホイールにスケジュー
リングされる。このような動作を行えば、同じセル時間
内に両方のタイムホイールにアクセスする必要がなくな
る。
が、6対のへッド/テール・ポインタ(hp/tp)か
らなるものとすると、24バイトのメモリが必要とな
る。両方のタイムホイールを、それぞれ2000エント
リずつカウントするものとすると、メモリに要求される
容量は、合計、約96Kバイトとなり、単一のタイムホ
イールを使用するよりも、容量を小さくできる。単一の
大きなタイムホイールから小さな2つのタイムホイール
に移る際、低レートで接続される場合におけるスケジュ
ーリングの細分性が粗くなり、広時間幅単位(CG)タ
イムホイール上でスケジューリングされたタイムスロッ
トにおいてバンチング(bunching)が発生する可能性が増
大することがある。
は、セル遅延の変化に対する許容範囲が大きいため、上
記したことによる影響は、それほど大きくない。
ンチング効果は、各タイムホイールのエントリの数を増
やすことにより改善できる。例えば、各タイムホイール
中のエントリの数を4000に倍増すると、FGタイム
ホイールは、150Kbps〜60OMbpsの範囲の
レートをサポートでき、CGタイムホイールの細分性
は、22.4μsまで改善される。この場合、CGタイ
ムホイールの各エントリは、FGタイムホイールの32
のエントリ(即ち、32セル時間)に対応することにな
る。
ーム待ち行列を供給することができる(最大数は、使用
するメモリ技術に依存する)。しかしながら、複数のス
トリーム待ち行列が、同じタイムスロット中に供給可能
になることがある。このとき、供給可能なストリーム待
ち行列のバックログが形成される。セル遅延変動(CDV:
cell delay variation)に対して、互いに異なる許容範
囲を有するストリーム待ち行列に対処するために、ここ
では、4つの優先順位が設定され、高い順位から低い順
位まで、次のように、区分される。 0 動的な高い優先順位(HP) 1 実時間の短いCDV(RT−S) 2 実時間の長いCDV(RT−L) 3 実時間でない(NRT) HPは、動的に割り当てが行われる。最低保証レートで
スケジューリングされた供給可能なストリーム待ち行列
は、HPとして自動的に割り当てられる。これにより、
全てのストリ一ム待ち行列が、ショート・タイム・スケ
ールで、最低レートの保証を受ける。残りの3つの優先
順位は、トラフィック・クラスと、セル遅延変動に対す
る許容範囲に従つて静的に割り当てられる。RT−Sと
して分類されたストリームは、小さなCDV許容範囲を
持つ実時間ストリームであり、一方、RT−Lのストリ
ームは、大きなCDV許容範囲を持つ。非実時間(NR
T)ストリームは、一般に、CDVに関する条件を有し
ていない。
リームはRT−Lとして分類され、高いビット・レート
の実時間ストリームはRT−Sとして分類される。しか
しながら、ストリームのCDV許容範囲は、そのビット
・レートと直接関連していなくてもよい。静的優先順位
は、小さなCDV許容範囲を持つストリームを、より大
きなCDV許容範囲を持つストリームのバンチング効果
から保護する。例えば、75Mbpsマルチメディア・
ストリームで、150Mbpsリンクを共用する64K
bpsの音声ストリームが、1000ストリーム存在す
る場合を検討してみる。
ト・レート(CBR: constant bitrate)であるものとす
ると、2セル時間毎に1回セルを送る必要がある。音声
ストリームからのセルが、同一、または、近いタイムス
ロットに一緒に集められると、重畳の結果として、1つ
のセル時間のセル間ギャップに関して、マルチメデイア
・ストリームのCDVは、厳しく制限されることにな
る。最悪の場合、マルチメディア・ストリームからの2
つのセルが、最高1000の音声セルまで離れてしまう
ことがある。
合におけるスケジューラ・データ構造が示されている。
イムホイール構造とレディ・リストは、各優先順位毎
に、繰り返すことによって作成される(図11〜図13
を参照)。例えば、Lの優先順位がある場合、各時間ビ
ンは、優先順位毎に1つのリスト、合計Lの個別リスト
を有している。タイムホイールは、時間的に昇順にラベ
ルが付けられた一組の連続した時間ビンからなる。この
実施形態において、タイムホイールは、0から2K−1
まで連続的に番号が付けられた2Kの時間ビンからな
る。時間ビンの数は特定のアプリケーションに依存して
変化する。
処理するために、複数のタイムホイールが使用される。
この実施形態では、狭時間幅単位(FG)タイムホール
と広時間幅単位(CG)タイムホイールの2つのタイム
ホイールが使用される。狭時間幅単位(FG)タイムホ
イールの時間ビンは、0、1、...2K−1と番号が
付けられたセル時間に対応する。広時間幅単位(CG)
タイムホイールの時間ビンは、0、64、12
8、...(64*2K)−1と番号が付けられたセル
時間に対応する。異なるタイムホイールが、同じ数の時
間ビンを含む必要はない。一般に、狭時間幅単位(F
G)タイムホイールは、高いレートストリームをスケジ
ューリングするために利用され、広時間幅単位(CG)
タイムホイールは、それよりも低いレートのストリーム
をスケジューリングするために利用されるが、この区別
は、後で説明するスケジューリング・アルゴリズムにお
いて厳密に要求される特性ではない。
ムスロットにスケジューリングされるストリーム待ち行
列と関連付けられる。最高64Kのストリームがサポー
トされるので、ストリーム・ポインタ、即ち、ストリー
ム待ち行列識別子は、16ビット・ワードによってあら
わされる。各タイムホイールの時間ビンは、ストリーム
・ポインタ・メモリ内のロケーションを指すヘッド・ポ
インタとテール・ポインタ(hpとtp)を有し、各時
間ビンに、リストとして保持されている。ストリーム・
ポインタ・メモリは、64Kのエントリを備えている。
ストリーム・ポインタ・メモリ内の各エントリは、別の
ストリームへの16ビットのポインタを保持している。
したがって、ストリーム・ポインタ・メモリは、論理
上、64Kx16ビットの容量を有している。ストリー
ム・ポインタ・メモリ内の各ワード(Word)は、次
のように定義される。
広時間幅単位(CG)タイムホイール内の各待ち行列
(Queue)は、次の式により定義される。
(2K−1)] 一方、狭時間幅単位(FG)タイムホイール内の各待ち
行列は、次の式により定義される。
(2K−1)] ここで、待ち行列の形式は、次のように定義された複合
データ・タイプであらわされる。
優先順位3の時間2のへッド・ポインタは、次の式で示
される。
リは両方とも、スケジューラ制御論理回路の外部に設け
られている。
内のバックログの尺度となる。ローカルの動的レート制
御(DRC)を適用することによって、スケジューラを
ほぼ作業維持型にすることができる。DRCの計算は、
待ち行列の長さ情報に基づくため、レディ・リストにエ
ントリ数のカウント値を保持しておく必要がある。これ
は、各時間ビンにストリーム待ち行列識別子の数のカウ
ント値を記憶させることにより行うことができる。最大
64Kのアクテイブなストリームがあるため、単一時間
ビン内のストリーム待ち行列識別子の最大値は、64K
となるから、必要なカウンタ・サイズは、最大16ビッ
トである。したがつて、広時間幅単位(CG)タイムホ
イールと狭時間幅単位(FG)タイムホイールのカウン
ト値は、それぞれ次のようにあらわされる。
と、その時間ビンと関連した全てのストリーム待ち行列
識別子は供給できる状態になる。即ち、これらのストリ
ーム待ち行列識別子に対応するストリームに対するスケ
ジューリングされたタイムスタンプの値が満足された状
態(満期状態)となり、そのストリームは供給できる状
態になる。満期状態となったストリーム待ち行列識別子
は、レディ・リスト内に保持される。レディ・リスト
は、供給できる状態にはあるが、まだ、処理されていな
いストリーム待ち行列識別子を含んでいる。スケジュー
ラが、外部ストリーム・サービス要求を受け取ると、ス
トリーム待ち行列識別子は、レディ・リストの先頭から
取り出され、そのストリーム待ち行列識別子は、内部出
力待ち行列に送られるか、或いは、外部処理のために送
信される。
モリと1対1の対応関係にある次のようなビット・マッ
プが設けられている。
ビット・マップを示す。このビット・マップは、ゼロに
初期化されて、全てのタイムホイール時間ビンが初期的
には空であることを示す。ビット・マッブ・エントリ内
の“1"の値は、対応するタイムホイール時間ビンが空
ではないことを示す。各優先順位に対するレディ・リス
トは、次のようにあらわすことができる。
とによって示される。また、全てのレディ・リスト上の
エントリの総数をカウントする整数の変数は、rcであ
らわされるものとする。
憶される。ZCTに記憶された補助ビットが、CTのゾー
ンを示す。ゾーンZCTは、値0、1、2または3をと
る。CTが、128K−1から0にラップアラウンドす
るとき、ZCTは1だけ増分される(4を法として)。こ
れと同様に、ストリーム待ち行列Qiのタイムスタンプ
値TSiは、ZTSiに記憶された2つのビットによって
示されたゾーンを有する17ビット数として記憶され
る。ZCT=ZTSiの場合、即ち、現在時間とタイムスタ
ンプ値が同じゾーンである場合は、CTとTSiを直接
比較することができる。ZCT=(ZTSi−1)mod4
の場合は、TSiは、次のゾーンの時間、即ち、CTに
対して未来における時間を表わす。これとは異なり、Z
CT=(ZTSi+1)mod4、または、ZCT=(ZTSi+
2)mod4の場合は、前のゾーン、即ち、CTに対し
て過去の時間をあらわしている。
む。CTを進める前に、CTにおける時間ビンと関連し
たストリーム待ち行列識別子を適切なレディ・リストに
付加しなければならない。
切なレディ・リストに付加するための手順を示す。手順
の最初の部分は、CTが広時間幅単位(CG)タイムホ
イールと狭時間幅単位(FG)タイムホイールのどちら
に対応しているかを決定する。64の倍数毎に配置され
た全ての時間ビンは、広時間幅単位(CG)タイムホイ
ールに記憶される。
る。タイムホイールのへッド・ポインタとテール・ポイ
ンタが、各優先順位毎に、一回読み出される。これによ
って、タイムホイールからは、合計8回、読み出しが行
われる。ストリーム・ポインタ・メモリVには、優先順
位毎に、最大1回づつ書き込みが行われ、合計4回の書
き込みが行われる。内部ビット・マップBxは、優先順
位毎に最大2回アクセスされ、合計8回、アクセスされ
る。
込まれ、優先順位毎に2回読み出され、合計12回アク
セスされる。最終的に、読取り・修正・書き込みアクセ
スにより、rcが増加することになる。3つの外部記憶
装置として、個別のメモリを使用する場合、この操作に
必要なメモリ・アクセス回数は、最悪8回となる。現在
時間CTに対応する時間ビンから対応するレディ・リス
トにリストを転送するために、必要なメモリのアクセス
回数を表2にリストとしてあげる。
ホイールに追加され、そのストリームが優先順位1でス
ケジューリングされる場合、図15に示した手順によ
り、ストリーム待ち行列識別子を挿入すべきタイムホイ
ール(広時間幅単位または狭時間幅単位)と時間ビンが
決定される。変数Xは、狭時間幅単位タイムホイールを
使用する場合はFにセットされ、広時間幅単位タイムホ
イールを使用する場合はCにセットされる。時間ビン位
置は、変数tとして記憶される。
み動作の際、カウントMxを更新する必要がある。最悪
の場合、Txに対して2回書込みを行う必要があり、V
に対しては1回の書込みが必要である。内部ビット・マ
ップBxに、1回の書き込みと1回の読み取りアクセス
が行われる。したがつて、最悪の場合、新しいストリー
ム待ち行列識別子をタイムホイールに挿入するために、
外部メモリを2回アクセスする必要がある。表3に、新
しいストリーム待ち行列識別子をタイムホイールに挿入
するためのメモリへのアクセス回数をリストとして上げ
ておく。
ム待ち行列識別子を取り出す手順を説明する。優先順位
0(高い)のレディ・リストが空になったときは、優先
順位1(低い)などのレディ・リストが 検査される。
取り出されたストリーム待ち行列識別子は、変数qとし
て格納され、変数qは、この変数qに対応する待ち行列
から、一番先頭のセルを送信するもう1つのプロセスに
渡される。
待ち行列識別子毎に、ストリーム・ポインタ・メモリV
から最大1回、読み出しが必要である。レデイ・リスト
・ポインタrについては、2回の読み出しと1回の書き
込みが必要である。最終的に、読取り・修正・書込み動
作は、カウンタのレディ・リスト・カウンタrcを増加
させる必要がある。表4に、タイムホイールに新しいス
トリーム待ち行列識別子を挿入するためのメモリへのア
クセス回数について示す。
タイムホイールに挿入するためのメモリへのアクセス回
数。 メモリ 読取り 書込み 読取り・修正・書込み V 0 1 0 r 2 1 0 rc 0 O 1 1セル時間におけるアクセス回数 表5に、1セル時間内に必要な操作を順に説明する。最
悪の場合、個々のメモリに対して、並列に、1セル時間
中に、メモリ・アクセスを17回行う必要がある。この
数は、タイムホイールにヘッド・ポインタとテール・ポ
インタを同時に、読み書きすることにより改善できる。
セル時間中に時間がある場合には、ステップ4を繰り返
しても良い。
ルを含むストリーム待ち行列を、優先順位を考慮しない
でスケジューリングする方法は、次の主要ステップを含
んでいる。
・レート値を計算する。
基づいて各ストリーム待ち行列毎にタイムスタンプ値を
計算する。
リーム待ち行列識別子を第1のタイムホイール・スケジ
ューリング・メモリ時間ビンに割り当てることによっ
て、各ストリーム待ち行列をスケジューリングする。
いとき、ストリーム待ち行列識別子のリストをタイムホ
イール上の時間ビンからレディ・リストに転送する。
ム待ち行列識別子を選択する。
に対応するストリーム待ち行列中の第1のセルを送信す
る。
は、循環する。
待ち行列を、優先順位を考慮して、スケジューリングす
る方法は、次の主要ステップを含んでいる。
グ・レート値を計算する。
基づいて各ストリーム待ち行列毎にタイムスタンプ値を
計算する。
1つを、それぞれのストリーム待ち行列に割り当てる。
優先順位として、高い順位から低い順位まで、異なる値
が割り当てられる。
基づいて、ストリーム待ち行列識別子をタイムホイール
のスケジューリング・メモリ時間ビンに割り当てること
によって、各ストリーム待ち行列をスケジューリングす
る。
いとき、ストリーム待ち行列識別子のリストを、タイム
ホイールの上の時間ビンからレディ・リストに適切な優
先順位で転送する。
・リストから第1のストリーム待ち行列識別子を選択す
る。
に対応するストリーム待ち行列中の第1のセルを送信す
る。
現在時間の値は、循環する。
る1つの態様では、1セル時間中に、現在時間の値CT
に対応する時間ビンにおける異なる優先順位リストが、
対応するレディ・リストに一度に転送される。
優先順位をサポートするスケジューラ・アーキテクチャ
の他の実施形態を説明する。
ルを備えた例を示している。ここで、優先順位L=4で
あり、広時間幅単位(CG)タイムホイールの細分性G
は、64であるものとして説明する。狭時間幅単位(F
G)タイムホイールは、M*Lのエントリからなり、広
時間幅単位(CG)タイムホイールは、N*Lのエント
リからなるものとする。FGタイムホイールの各時間ビ
ンは、1セル時間に相当し、CGタイムホイールの各時
間ビンは、Gセル時間に相当する。
うに、両方とも2の累乗であると仮定する。FGタイム
ホイールの時間ビンに、それぞれ、優先順位順に周期的
にラベル付けすることによって、各時間ビンに優先順位
が割り当てられる。例えば、図19においては、優先順
位順に、FGタイムホイールの時間ビンに、O 、1、
2、3、0、1、2、3のラベルが与えられている。同
様に、CGタイムホイールの時間ビンにも、優先順位
0、1、2、3が順次且つ周期的に割り当てられてい
る。
ビン)には、ストリーム待ち行列識別子のリストが格納
されている。各セル時間中に、現在時間CTに対応する
時間ビンにおけるリストが、時間ビンに割り当てられた
優先順位でレデイ・リストに転送される。レデイ・リス
トは、また、ストリーム待ち行列識別子のリストでもあ
る。各セル時間の間に、最も高い優先順位の空でないレ
ディ・リストから、1つのストリーム待ち行列識別子
が、取り出され、除去される(存在する場合)。対応す
るストリーム待ち行列からの最初のセルが送信され、次
に、まだ空でない場合は、ストリーム待ち行列のスケジ
ューリングが再度行われる。
にあるタイムスタンプ値TSを持つ新しいストリームの
スケジューリング手順を説明する。これらの図では、発
生する可能性のあるラツプアラウンドの状態について
は、考慮していない。ラップ・アラウンドの状態が生じ
た場合、前述したラップ・アラウンド機構の説明の際
に、説明した追加の手順が必要である。
ームをスケジューリングする際、最初のステップにおい
て、TSとCTとが、まず、比較される(ステップ70
0)。TSがCTよりも小さい場合、ストリーム待ち行
列識別子が、優先順位Pのレデイ・リスト(ステツプ7
05)の末尾に追加され、手順が終了する。
−CT)が(G*N*L)と比較される(ステップ71
0)。ここで、Gは、前述したように、広時間幅単位
(CG)タイムホイールの細分性を表わす。(TS−C
T)が(G*N*L)よりも大きい場合、新たなTSが
TS′として設定される(ステップ715)。ここで、
新たなTS′は、CT+G*((N−1)*L+P)で
あらわされ、このタイムスタンプにスケジューリングさ
れる(ステップ715)。上述した数値Nは、N*Lで
示された狭時間幅単位(FG)タイムホイールのサイズ
を決定しており、且つ、Lは優先順位の数をあらわして
いることは、前述した通りである。尚、ステップ710
において、(TS−CT)が(G*N*L)よりも大き
くないことが判定されると、TSは修正されることな
く、手順は、直接ステップ720に移る。次に、ステッ
プ720では、時間ビンTSまたはTS′に対応した優
先順位P′がセットされる。
トされる(ステップ725)。TSが、Gの倍数でP=
0の場合(ステップ735)、 TS′は、TS′−L
(ステップ740)にセットされる。次に、TS′がC
Tと比較される(ステップ745)。TSがGの倍数で
もなくP=0でもない場合は、TS′は修正されず、処
理手順は、ステップ735から直接ステップ745に進
む。
も小さいことが判定されると、ストリーム待ち行列識別
子が、優先順位Pのレディ・リストの末尾に追加され
(ステップ750)、手順が終了する。TS′がCTよ
り小さくない場合、TS′−CTが、M*Lと比較され
る (ステップ747) 。Mは、前述したように、M*L
で与えられる広時間幅単位(CG)タイムホイールのサ
イズを決定する。TS′−CTがM*Lよりも小さくな
い場合は、そのストリームは、図23に示された手順に
従って、広時間幅単位タイムホイール(CG)上でスケ
ジューリングされる。
ステップ747に続いて、ステップ755に移行し、
P′がPと比較される(ステップ755)。P′がPよ
りも大きいかそれと等しい場合、ストリーム待ち行列識
別子が、狭時間幅単位(FG)タイムホイール上の時間
ビンTS′においてリストの末尾に追加され(ステップ
760)、手順が終丁する。
合、ストリーム待ち行列識別子は、狭時間幅単位(F
G)タイムホイール上の時間ビンTS′におけるリスト
の先頭に加えられ(ステップ765)、手順が終了す
る。
ル(CG)上でスケジューリングされる場合、ステップ
747の後に、図23に示された処理が実行される。図
23において、まず、タイムスタンプ値TS'がGによ
って割算されて、その結果であるI、即ち、TS′/G
がセットされる(ステップ800)。次に、時間ビンG*
Iに対応する優先順位がP′としてセットされる(ステ
ップ81O)。続いて、G* (I+(P−P'))がT
S″としてセットされる(ステップ820)。
テップ830)。P′がPよりも大きいか、または、そ
れと等しい場合、即ち、P'の優先順位がPよりも低く
ない場合、ストリーム待ち行列識別子(SQI)が、広
時間幅単位(CG)タイムホイール上の時間ビンTS"
におけるリストの最後に末尾に追加され、手順が終了す
る(ステップ840)。一方、P′がPよりも小さい場
合、即ち、P'の優先順位が高い場合、ストリーム待ち
行列識別子(SQI)が、広時間幅単位(CG)タイム
ホイール上の時間ビンTS"におけるリストの先頭に加
えられ、手順が終了する(ステップ850)。
スケジューリング・レートは、動的に更新される。DR
Cスケジューリングにおいて、動的レートRdrcは、最
小保証レートMと超過レートEの和として計算され、こ
のうち、超過レートEは、経路に沿ったボトルネック・
ポイントにおいて、当該ストリームに利用可能な超過帯
域幅を反映している。ここで、動的レートRdrcは、次
式であらわされる。
トから転送された場合に観察される使用量に基づいて計
算できる。この点では、スケジューラは、ローカル・ボ
トルネックにおいてほぼ作業維持型になる。スイッチ内
のダウンストリーム・ボトルネックにおいて計算された
外部超過レートEextは、レート計算エンジンへの入力
として役立つ。
に表される。 E=min(Eloc,Eext) レートEextは、スイッチ内の経路に沿ったボトルネッ
ク・ポイントにおいて計算されたDRCレートの最小値
でもよい。このレート情報は、内部資源管理 (IRM)
セルによって送られる。
平10−92035号明細書に記載されている。ここで
は、ローカルに、即ち、局部的にDRCを適用する場合
について、簡単に説明する。ローカルDRC超過レート
は、Eloc で表され、測定されたローカル使用量Ulocに
基づいて計算することができる。比例導関数(PD)制
御装置は、測定された使用量とターゲット使用量Uloc
の差を最小にするために、Elocの新しい値を繰り返し
計算する。制御装置は、次の式に従って計算を行う。 Eloc(n+1)=Eloc(n)+α1(Uloc−Uloc)+
α2(Uloc−Uloc) ここで、フイルタ係数α1 及びα2 は、安定性を高め高
速に収束させるために選択される。各クラスにおける超
過レートEは、アナログ的に計算しても良い。
cation, Version 4.0」The ATM Forum, 1996を参照)に
おいて、スケジューラは、ABRソースの動作と似た動
作を行う。ABRにおける資源管理(RM)セルは、セ
ルが送信されるレートを決定する明示レート(ER)情
報を伝送している。Rabrで表されるこの外部レート
は、ABRストリームをシェーピングするローカル・ス
ケジューラによって使用される。ABR仮想ソース制御
は、DRCスケジューリングと容易に組み合わせること
ができる。この場合、DRCとABR仮想ソース制御の
ために計算されたレートの最小値、即ち、 R=min(Rabr, Rdrc) が、ABRストリームのスケジューリング・レートとし
て使用されれば良い。
グのローカルに計算されたレートを表わす。Rabrを計
算するアルゴリズムは、「Traffic Management Specif
ication, Version 4.0 」に例示されているから、ここ
では、説明を省略する。
セルをスケジューリングすることに加えて、スケジュー
ラ・アーキテクチャを利用して、UPC(使用量パラメ
ータ制御)の仕様(「Traffic Management Specificati
on, Version 4.0」 The ATM Forum 1996)にしたがっ
て、各ストリームのトラフイック・シェーピングを実行
することができる。特に、ストリームiが、レートRi
でスケジューリングされると同時に、GCRA(1/PC
Ri、0)とGCRA(1/SCRi、THi)に適合す
るようにシェーピングする方法について、以下に簡単に
説明する。(UPCを監視する、即ち、ポリシングため
の一般的なセル・レート・アルゴリズム(Generic Cel
l Rate Algorithm:GCRA)の仕様については、「Traf
fic Management Specification, Version 4.0 」The AT
M Forum, 1996を参照されたい)。尚、PCRi及びS
CRiはそれぞれストリームiのピークセルレート(Pe
ak Cell Rate)及び平均セルレート(Sustainable C
ell Rate)であり、THは上記した仕様で定義された
閾値である。
のストリームを、ネットワークにおける次のホッブ(例
えば、個別のサブネットワークに対するインタフェー
ス)において監視されるUPCパラメータに、強制的に
適合するようにすることである。これは、非適切なセル
に対して、ポリサーが、セル破棄、または、セルにタグ
付け(即ち、CLPビットを1にすること)を不要にす
る。
Qiのセルが到来したとき、レート・スケジューリング
とUPCシェーピングとの双方を行う際におけるタイム
スタンプの計算手順が示されている。尚、ここでは、ラ
ップアラウンドについては、考慮されていない。セルが
待ち行列Qiに到来すると(ステップ500)、待ち行
列Qiの状態が確認される(ステップ510)。待ち行
列Qiが空の場合は、スケジューリング・タイムスタン
プTSiが、ステップ520に示された式に従って更新
される。即ち、スケジューリング・タイムスタンプTS
iは、TSi=MAX[{TSi+MAX(1/PCR
i、1/Ri)},CT]に従って更新される。
i′が、CTと比較される(ステップ530)。TS
i′がCTよりも小さいかそれと等しい場合、TSi
′はCTにセットされる(ステップ540)。ストリ
ームは、時間MAX(CT,TSi )においてスケジ
ュールが立てられ(ステップ560)、TSi ′が、
TSi ′=TSi′+1/SCRiに従って更新され
(ステツブ570)、セルは、待ち行列Qiに追加され
る(ステツプ580)。
がCTよりも大きい場合は、TSi′がCT+THi
と比較される(ステップ550)。TSi′>CT+T
Hiの場合、ストリームは、時間MAX(TSi ′−
THi,TSi )にスケジューリングされ(ステツプ
55S)、続いて、当該セルは、待ち行列Qiに追加さ
れる。
がCT+THiより小さいかまたはそれと同じである場
合、ストリームは、時間MAX(CT,TSi )にス
ケジューリングされ(ステップ560)、TSi′が、
TSi ′=TSi'+1/SCRiに従って更新され
(ステップ570)、続いて、セルが待ち行列Qiに追
加される(ステップ580)。
の待ち行列Qiから送出されるときに、レート・スケジ
ューリングとUPCシェーピングの双方を結合した形で
実行する場合におけるタイムスタンプ計算手順(ラップ
アラウンドを考慮しない)が示されている。セルが、待
ち行列Qiから取り出され送信される(ステップ60
0)。待ち行列Qiの状態が検査される(ステップ61
0)。待ち行列Qiが空の場合、手順が終了する(ステ
ップ650)。そうでない場合は、スケジューリング・
タイムスタンプTSiが、TSi=TSi+MAX(1
/Ri 、1/PCRi)に従って更新される(ステッ
プ620)。シェ一ピング・タイムスタンプTSi'
は、TSi ′=TSi′+1/SCRiに従って更新
される(ステップ630)。次に、ストリームiは、時
間MAX(TSi,TSi ′−THi)にスケジューリ
ングされ(ステップ640)、その後、処理は終了する
(ステップ65O)。
スケジューリングを実施する拡張性が高く、且つ、柔軟
性に富んだアーキテクチャを提供できる。このアーキテ
クチャは、ストリームのレート・シェーピングを実行す
るが、この場合におけるシェーピング・レートは、DR
C方式に従って決定される。スケジューラは、タイムホ
イール構造を有しており、この構造では、ストリーム待
ち行列は、当該待ち行列について計算されたタイムスタ
ンプが満期になるまでサービスを待機する。レディ・リ
ストは、まだ供給されていない適格のストリーム待ち行
列を記憶している。
トを実現するために、スケジューラは、狭時間幅単位
(FG)タイムホイールと広時間幅単位(CG)タイム
ホイールの少なくとも2つのタイムホイールで実施され
る。
この例では、4つの優先順位と共に、大きくなる。スト
リームがその最低レートを保証できるように、高い優先
順位のストリームが動的に割り当てられる。残りの優先
順位では、粗いレベルで、若干差のあるQoSが得られ
る。各ストリーム待ち行列ごとのタイムスタンプ値は、
DRC手法によって決定されたレートに従ってピーク・
レート・シェービングを適切に達成できるように更新さ
れる。
であるが、本発明は、種々の変形、及び均等物に適用で
きる。
基いて動的に算出されたレート値に従って、多数のスト
リームをシェーピングすると共に、スケジューリングす
ることができる。また、異なる時間細分性を有する複数
のタイムホイールを使用して、各ストリームを算出され
たレート値にしたがって、動的に、タイムホイールに割
当てる構成を採用することにより、広範囲に亙るビット
レートのストリームを処理することができる。更に、ス
トリームに対して、複数の優先順位を与えることによ
り、同時に伝送可能になった複数のストリーム間を調停
することができる。したがって、本発明では、拡張性が
高く、且つ、柔軟性に富むスケジューラ及びスケジュー
リング方法が得られる。
である。
施形態を示すブロック図である。
実施形態を示すブロック図である。
イムスタンプ値を計算する手順を示すフローチャートで
ある(ラップアカウントを考慮しない)。
ムスタンプ値を計算する手順を示すフローチャートであ
る。
状態を検査するための手順を示すフローチャートであ
る。
ム待ち行列に到来するときのタイムスタンプ値を計算す
るための手順を示すフローチャートである。
イールの図である。
イールの図である。
る。
ホイールの図である。
ホイールの図である。
に追加する順を示す。
子を挿入する手順を示す。
子を取り出す手順を示す。
み合わせて行う場合におけるセル到来タイムスタンプ計
算の手順を示す。
み合わせて行う場合におけるセル送出タイムスタンプ計
算の手順を示す。
位を持つ複数優先順位の狭時間幅単位(FG)タイムホ
イールの図である。
数優先順位の広時間幅単位(CG)タイムホイールの図
である。
0に示された時間ビンと関連したレディ・リストの図で
ある。
を使用した場合におけるタイムホイール・スケジューリ
ングの一部を説明するためのフローチャートである。
ングの動作を説明するためのフローチャートである。
Claims (29)
- 【請求項1】 ATMスイッチにおいて使用され、スト
リーム待ち行列をスケジューリングしてセルとして供給
するスケジューラ装置であつて、待ち行列マネージャ
と、該待ち行列マネージャに接続され、ATMセルをス
トリーム待ち行列の形式で格納するセル・メモリと、ス
ケジューラユニットと、前記スケジューラユニット及び
前記待ち行列マネージャに接続され、待ち行列情報を記
憶する制御メモリと、を含み、前記スケジューラユニットは、 前記ストリーム待ち行列毎に 最小保証レート及び輻輳情
報に基づいて算出される動的レートと、当該ストリーム
のピークセルレート(PCR)、平均セルレート(SC
R)および前記SCRに対して予め定められたバースト
閾値(TH)と、に基づいて各ストリーム中のセルをス
ケジュールすべきタイミングを計算する計算手段と、 一連の時間ビン内にストリーム待ち行列識別子を記憶す
るタイムホイール・スケジューリング・メモリと、 を含み、前記制御メモリ内の待ち行列情報に基づいて供
給すべきストリーム待ち行列を選択し、 前記待ち行列マネージャは、前記ATMスイッチの輻輳
と前記制御メモリ内の待ち行列情報に基づいてATMセ
ルの送受信を制御する、 ことを特徴とする装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記計算手段は、 外部レート情報と制御メモリ内の待ち行列情報に基づい
て前記動的レートを求めることによって、各ストリーム
待ち行列ごとのレートを計算するレート計算ユニット
と、 各ストリーム待ち行列毎に前記スケジュールすべきタイ
ミングを示すタイムスタンプ値を計算するタイムスタン
プ計算ユニットと、を含み、 前記スケジューラ・ユニットは、更に、 供給準備のできたストリーム待ち行列識別子を記憶する
少なくとも1つのレディ・リストと、前記 タイムホイール・スケジューリング・メモリ、前記
タイムスタンプ計算ユニット及び前記レディ・リストの
動作を調整するスケジューラ論理ユニットと、 を含むことを特徴とするスケジューラ装置。 - 【請求項3】 請求項1において、前記スケジューラ・
ユニットは、複数のタイムホイール・スケジューリング
・メモリを含み、そのうち、第1のタイムホイール・ス
ケジューリング・メモリ内における時間ビンには、1つ
のセル時間に対応する値が割り当てられており、他のタ
イムホイール・スケジューリング・メモリ内における時
間ビンには、複数のセル時間に対応する値が割り当てら
れており、それらの値は異なっていることを特徴とする
装置。 - 【請求項4】 請求項3において、前記スケジューラ・
ユニットは、 外部レート情報と制御メモリ内の待ち行列情報に基づい
て、各ストリーム待ち行列のレートを計算するレート計
算ユニットと、 各ストリーム待ち行列の前記スケジュールすべきタイミ
ングを示すタイムスタンプを計算するタイムスタンプ計
算ユニットと、 供給準備のできたストリーム待ち行列識別子を記憶する
レデイ・リストと、前記 複数のタイムホイール・スケジューリング・メモ
リ、前記タイムスタンプ計算ユニット、及び前記レディ
・リストの動作を調整するスケジューラ論理ユニット
と、 を含むことを特徴とする装置。 - 【請求項5】 請求項4記載の装置において、各時間ビ
ンが、それぞれ異なる優先順位に対応する複数のリスト
を有すると共に、異なる優先順位の一つにそれぞれ対応
した複数のレディ・リストを有していることを特徴とす
るスケジューラ装置。 - 【請求項6】 請求項4記載の装置において、各時間ビ
ンが単一のリストからなる一方、異なる優先順位に対応
する複数のレディ・リストを有していることを特徴とす
る装置。 - 【請求項7】 ATMスイッチ内において、セルを含む
ストリーム待ち行列をスケジューリングする方法であっ
て、 (a) 最小保証レート及び輻輳情報に基づいて動的レー
トを前記ストリーム待ち行列毎のレートとして計算する
ことによって、各ストリーム毎にスケジューリング・レ
ート値を計算するステップと、 (b) 前記動的レートと、当該ストリームのピークセル
レート(PCR)、平均セルレート(SCR)および前
記SCRに対して予め定められたバースト閾値(TH)
と、に基づいて、各ストリーム待ち行列ごとの タイム
スタンプ値を計算するステップと、 (c) 前記タイムスタンプ値に基づいて、第1のタイム
ホイール・スケジューリン グ・メモリ内の時間ビンに
ストリーム待ち行列識別子を割り当てることによつて、
各ストリーム待ち行列をスケジューリングするステップ
と、 (d) 現在の時間値が時間ビン値と等しいときに、前記
第1のタイムホイール・スケジューリング・メモリの時
間ビンから、ストリーム待ち行列識別子のリストをレデ
ィ・リストに転送するステップと、 (e) レディ・リストからの最初のストリーム待ち行列
識別子を選択するステップと、 (f) 選択したストリーム待ち行列識別子に対応するス
トリーム待ち行列内の第1のセルを送信するステップと
を含み、前記タイムスタンプ値と現在時間値がサイクリ
ックに循環することを特徴とする方法。 - 【請求項8】 請求項7において、各ストリーム待ち行
列のタイムスタンプ値が、少なくとも空のストリーム待
ち行列へのセルの到来及び空でないストリーム待ち行列
からのセルの送出のうちの1つの事象が発生した時に、
再度計算されることを特徴とする方法。 - 【請求項9】 請求項7において、現在時間値が、タイ
ムスタンプ値よりも1サイクルを超えて遅れたり、タイ
ムスタンプ値よりも1サイクルを超えて進むことがない
ことを特徴とする方法。 - 【請求項10】 請求項7において、ステップ(c)で
は、各ストリーム待ち行列識別子が、タイムスタンプ値
に基づいて、複数のタイムホイール・スケジューリング
・メモリのうちの1つに割り当てられることを特徴とす
る方法。 - 【請求項11】 ATMスイッチ内で、セルを含むスト
リーム待ち行列をスケジューリングする方法であって、 (a) 最小保証レート及び輻輳情報に基づいて動的レー
トを前記ストリーム待ち行列毎のレートとして計算する
ことによって、各ストリーム毎にスケジューリング・レ
ート値を計算するステップと、 (b) 前記動的レートと、当該ストリームのピークセル
レート(PCR)、平均セルレート(SCR)および前
記SCRに対して予め定められたバースト閾値(TH)
と、に基づいて、各ストリーム待ち行列ごとの タイム
スタンプ値を計算するステップと、 (c) 各ストリーム待ち行列に対して、高低互いに異な
る値を有する少なくとも2つの優先順位の1つを割り当
てるステップと、 (d) 前記タイムスタンプ値と前記優先順位とに基づい
て、タイムホイール・スケジューリング・メモリの時間
ビンにストリーム待ち行列識別子を割り当てることによ
って、各ストリーム待ち行列をスケジューリングするス
テップと、 (e) 各優先順位において、現在の時間値が時間ビン値
と等しいとき、前記タイムホイール・スケジューリング
・メモリ上の時間ビンからレディ・リストにストリーム
待ち行列識別子のリストを転送するステップと、 (f) 空でないレディ・リストの最も高い優先順位から
第1のストリーム待ち行列識別子を選択するステップ
と、 (g) 選択されたストリーム待ち行列識別子に対応する
ストリーム待ち行列内の第1のセルを送信するステップ
とを含み、前記タイムスタンプ値と現在の時間値とは、
サイクリックに循環することを特徴とする方法。 - 【請求項12】 請求項11において、新しいストリー
ム待ち行列識別子は、タイムスタンプ値に対応する時間
ビンであって、優先順位に対応する当該時間ビン内のリ
ストに入れられることを特徴とする方法。 - 【請求項13】 請求項11において、時間ビンは、優
先順位の順に、サイクリックに割り当てられる優先順位
を有し、新しいストリーム待ち行列識別子は、タイムス
タンプ値と優先順位に対応する時間ビンに入れられるこ
とを特徴とする方法。 - 【請求項14】 請求項11において、各ストリーム待
ち行列のタイムスタンプ値は、少なくとも空のストリー
ム待ち行列へのセルの到来及び空でないストリーム待ち
行列からのセルの送出のうちの一つの事象が発生したと
きに、再度計算されることを特徴とする方法。 - 【請求項15】 請求項11において、現在の時間値
が、タイムスタンプ値よりも1サイクルを超えて遅れた
り、タイムスタンプ値よりも1サイクルを超えて進むこ
とがないことを特徴とする方法。 - 【請求項16】 請求項11において、ステップ(d)で
は、各ストリーム待ち行列識別子が、タイムスタンプ値
に基づいて複数のタイムホイール・スケジューリング・
メモリにおける1つの時間ビンに割り当てられることを
特徴とする方法。 - 【請求項17】 請求項14において、各ストリーム毎
に計算されたスケジューリング・レート値が、ローカル
に計算したレートと外部レートの内、最小値であること
を特徴とする方法。 - 【請求項18】 請求項14において、タイムスタンプ
値の計算を利用することで、スケジューリング・レート
値に基づくストリームのスケジューリングと、使用量パ
ラメータ制御監視パラメータに従ったストリームのシェ
ーピングとの両方を実行することを特徴とする方法。 - 【請求項19】 一連のセルによって構成される各スト
リームを、順次、スケジューリングして下流側に出力す
るスケジューラ装置において、前記ストリーム待ち行列毎に 最小保証レート及び輻輳情
報に基づいて算出される動的レートと、当該ストリーム
のピークセルレート(PCR)、平均セルレート(SC
R)および前記SCRに対して予め定められたバースト
閾値(TH)と、に基づいて、前記各ストリーム中のセ
ルをスケジュールすべきタイミングをあらわすスケジュ
ールタイムスタンプを算出する算出手段と、 当該算出されたスケジュールタイムスタンプ及び現在時
間に基いて、前記セルの出力タイミングをシェーピング
した形で決定する決定手段と、 を有することを特徴とするスケジューラ装置。 - 【請求項20】 一連のセルによって構成される各スト
リームを、順次、ス ケジューリングして下流側に出力す
るスケジューラ装置において、 前記ストリーム待ち行列毎に最小保証レート及び輻輳情
報に基づいて算出される動的レートと、当該ストリーム
のピークセルレート(PCR)および平均セルレート
(SCR)と、に基づいて、前記各ストリーム中のセル
をスケジュールすべきタイミングをあらわすスケジュー
ルタイムスタンプを算出する算出手段と、 当該算出されたスケジュールタイムスタンプ及び現在時
間に基いて、前記セルの出力タイミングをシェーピング
した形で決定する決定手段と、 を有し、 前記算出手段は、 前記セルの到来時、当該ストリームの動的レート、当該
ストリームのPCR、及び、現在時点とから、当該セル
の第1のタイムスタンプを算出する第1の手段と、 前記第1の手段と共に、当該ストリームのSCRをも参
照して、第2のタイムスタンプを算出する第2の手段
と、を有し、第1及び第2の手段は選択的に使用される
ことを特徴とするスケジューラ装置。 - 【請求項21】 請求項20において、前記第2の手段
は、前記SCRに対して予め定められたバースト閾値
(TH)の値をも参照して、第2のタイムスタンプを算
出することを特徴とするスケジューラ装置。 - 【請求項22】 請求項21において、前記決定手段
は、第1及び第2のタイムスタンプから選択されたタイ
ムスタンプにより、前記出力タイミングを決定すること
を特徴とするスケジューラ装置。 - 【請求項23】 一連のセルによって構成される各スト
リームを、順次、スケジューリングして下流側に出力
し、セルの送信時に出力タイミングを決定するスケジュ
ーラ装置において、 前記ストリーム待ち行列毎に最小保証レート及び輻輳情
報に基づいて算出される動的レートと、当該ストリーム
のピークセルレート(PCR)および平均セルレート
(SCR)と、に基づいて、前記各ストリーム中のセル
をスケジュールすべきタイミングをあらわすスケジュー
ルタイムスタンプを算出する算出手段と、 当該算出されたスケジュールタイムスタンプ及び現在時
間に基いて、前記セル の前記出力タイミングをシェーピ
ングした形で決定する決定手段と、 を有し、 前記算出手段は、 先行するセルのタイムスタンプ、前記動的レート、及
び、PCRとによって、第1のタイムスタンプを算出す
る第1の手段と、 SCR及びバースト閾値を参照することによって、第2
のタイムスタンプを算出する第2の手段と、を有し、前
記第1及び第2の手段は選択的に使用されることを特徴
とするスケジューラ装置。 - 【請求項24】 請求項23において、前記算出手段
は、前記第1及び第2のタイムスタンプを選択すること
により、前記スケジュールタイムスタンプ値を算出する
手段を有していることを特徴とするスケジューラ装置。 - 【請求項25】 請求項24において、前記第2の手段
は、前記第1のタイムスタンプと、前記第2のタイムス
タンプから閾値を減算した結果とを比較して、大きい値
を持つタイムスタンプを選択的に前記スケジュールタイ
ムスタンプとして割当てることを特徴とするスケジュー
ラ装置。 - 【請求項26】 一連のセルによって構成される各スト
リームを順次、下流側に、スケジューリングして出力す
るスケジューラ装置で使用されるスケジューリング方法
において、 前記各ストリームのセルをスケジュールすべきタイミン
グをあらわすスケジュールタイムスタンプを、最小保証
レート及び輻輳情報に基づいて算出される動的レート
と、当該ストリームのピークセルレート(PCR)、平
均セルレート(SCR)および前記SCRに対して予め
定められたバースト閾値(TH)に基づいて算出する第
1のステップと、 前記スケジュールタイムスタンプを参照して、前記セル
を出力するタイミングをシェーピングした形で決定する
第2のステップと、 を有することを特徴とするスケジューリング方法。 - 【請求項27】 請求項26において、前記第1のステ
ップは、UPCパラメータに適合するように前記スケジ
ュールタイムスタンプを算出するステップを含んでいる
ことを特徴とするスケジューリング方法。 - 【請求項28】 一連のセルによって構成される各スト
リームを順次、スケジューリングして出力するスケジュ
ーラ装置で使用されるスケジューリング方法において、
前記ストリームのピークセルレート(PCR)、平均セ
ルレート(SCR)、バースト閾値(TH)、及び、最
小保証レート及び輻輳情報に基づいて計算される超過レ
ートから求められる動的レートに基いて、スケジュール
タイムスタンプを算出する一方、算出結果に基づいて、
セルの出力タイミングを制御することによって、輻輳が
生じないように、セルのレートを制御できることを特徴
とするスケジューリング方法。 - 【請求項29】 ABR仮想ソースからのストリームを
スケジューリングするスケジューリング方法において、
前記ABR仮想ソースからのレートを受信し、当該AB
R仮想ソースによって決定されたレート、及び、最小保
証レート及び輻輳情報に基づいて計算される超過レート
から求められる下流側の動的レートに応じて算出された
動的スケジューリングレートと、前記ストリームのピー
クセルレート(PCR)、平均セルレート(SCR)お
よび前記SCRに対して予め定められたバースト閾値
(TH)と、に基づいて前記ストリームをスケジューリ
ングするスケジューリング方法。
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