JP3247906U - スライダー及びスライドファスナー - Google Patents
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Abstract
【課題】停止部材の爪部がファスナーエレメントの上に接触した状態で長期間放置されても、停止部材にクリープ現象による変形を生じさせ難くすることが可能なスライダーを提供する。
【解決手段】スライダー1は、スライダー胴体10と、停止部材50と、カバー体70と、引手40とを備え、スライダー胴体10は、上翼板11から上側に延びる取付壁部26を有し、停止部材50は、スライダー胴体10に回転可能に保持される回転軸部52と、回転軸部52を支持するヘッド部51と、ヘッド部51から延びるネック部53と、ネック部53に連結するベース部54と、ベース部54から突出する少なくとも1つの爪部55と、ヘッド部51の上端部から延出する弾性延出部58とを有し、取付壁部26は、停止部材50の回転軸部52を保持する挿入凹部26aを有し、挿入凹部26aは、回転軸部52が挿入凹部26a内で上下方向に移動可能に形成されている。
【選択図】図1
【解決手段】スライダー1は、スライダー胴体10と、停止部材50と、カバー体70と、引手40とを備え、スライダー胴体10は、上翼板11から上側に延びる取付壁部26を有し、停止部材50は、スライダー胴体10に回転可能に保持される回転軸部52と、回転軸部52を支持するヘッド部51と、ヘッド部51から延びるネック部53と、ネック部53に連結するベース部54と、ベース部54から突出する少なくとも1つの爪部55と、ヘッド部51の上端部から延出する弾性延出部58とを有し、取付壁部26は、停止部材50の回転軸部52を保持する挿入凹部26aを有し、挿入凹部26aは、回転軸部52が挿入凹部26a内で上下方向に移動可能に形成されている。
【選択図】図1
Description
本考案は、スライダーと、そのスライダーを有するスライドファスナーに関する。
特開平9-294612号公報(特許文献1)には、停止部材(爪杆)による停止機構を備えたスライダーが記載されている。スライダーの停止機構は、スライダーの摺動操作が行われた後に、エレメント列に対して停止したスライダーを、その停止位置から移動しないように保持する機能(以下、このような機能を停止機能と称する)を発揮する構造である。
特許文献1に記載されているスライダーの停止機構では、例えば引手によるスライダーの摺動操作を行った後に引手から指が離れたときに、停止部材の弾性変形部分で発生する弾性力によって、停止部材に設けた爪部が、スライダー胴体のエレメント案内路内に進出して、ファスナーエレメントと係合する。このような停止部材の爪部とファスナーエレメントとの係合によって、エレメント列に対して、スライダーを停止位置で保持できる。
また特許文献1には、スライダーが、例えばスライダー胴体、引手、停止部材、カバー体の4つの部材から形成される場合、4つの部材の全てが合成樹脂で形成可能であることが記載されている。
停止部材による停止機構を備えた従来のスライダーでは、停止部材の爪部が、互いに隣接する2つのファスナーエレメント間の間隙に挿入されて、これらのファスナーエレメントの少なくとも一方と係合することによって、停止機能が発揮される。
一方、エレメント列に対するスライダーの停止位置によっては、停止部材の爪部が、ファスナーエレメントに上から当接して、2つのファスナーエレメント間の間隙に挿入されずに、ファスナーエレメントの上面に乗り上げて接触した状態で保持されることがある。このとき、停止部材の弾性力を発生させる弾性変形部分は、十分に弾性復元することができず、大きく弾性変形した形状で保持される。
しかし、爪部が、上述のようにファスナーエレメントの上に乗り上げた状態で長期間放置されると、停止部材の弾性変形した弾性変形部分に、荷重が継続的に作用することによってクリープ現象が発生し、弾性変形部分が変形することがあった。このように弾性変形部分がクリープ現象によって変形した停止部材では、弾性変形部分に作用していた荷重が取り除かれても、元の形状に復元しないため、停止部材で発生させる弾性力を低下させる。その結果、停止部材の爪部がファスナーエレメントと係合する力が弱くなり、スライダーを停止位置で移動しないように保持する強度(以下、ロック強度という)の低下を招いていた。
本考案は、上述の課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、停止部材の爪部がファスナーエレメントの上に接触した状態で長期間放置されても、停止部材にクリープ現象による変形を生じさせ難くして、適切なロック強度を安定して確保することが可能なスライダーと、そのスライダーを有するスライドファスナーとを提供することにある。
上記目的を達成するために、本考案のスライダーは、上翼板及び下翼板間にエレメント案内路が形成されるスライダー胴体と、前記スライダー胴体に回転可能に保持される回転軸部を有する停止部材と、前記停止部材の少なくとも一部を覆うとともに前記スライダー胴体に取り付けられるカバー体と、前記スライダー胴体及び前記カバー体間に保持される取付軸部を有する引手とを備えるスライダーであって、前記スライダー胴体は、前記上翼板から上側に延びる取付壁部を有し、前記停止部材は、前記回転軸部を支持するヘッド部と、前記ヘッド部から延びるネック部と、前記ネック部の先端部に連結するベース部と、前記ベース部の底面から下方に突出する少なくとも1つの爪部と、前記ヘッド部の上端部から延出するとともに弾性変形可能な弾性延出部とを有し、前記取付壁部は、前記停止部材の前記回転軸部を挿入して保持する挿入凹部を有し、前記挿入凹部は、前記回転軸部が前記挿入凹部内で上下方向に移動可能に形成されているスライダーである。
本考案のスライダーにおいて、前記停止部材は、前記回転軸部が前記挿入凹部内で上側に移動することにより、前記弾性延出部の弾性変形量を増大させ、前記回転軸部が前記挿入凹部内で下側に移動することにより、前記弾性延出部の弾性変形量を減少させることが好ましい。
また、前記挿入凹部は、前記スライダー胴体をスライダー幅方向から見た側面視において、前記回転軸部を下側から支持する凹部底面と、前記凹部底面から上側に向けて連続的に形成されるとともに互いに平行に延びる一対のガイド内壁面とを有し、前記凹部底面は、前記側面視において、前記挿入凹部内の空間部の上下方向に直交する方向の大きさを上側に向けて漸増させる半円の円弧状又は略円弧状の部分により形成され、一対の前記ガイド内壁面の間隔は、前記回転軸部の直径以上の一定の大きさを有することが好ましい。
更に、前記挿入凹部は、前記回転軸部が前記回転軸部の直径の25%以上100%以下の長さで上下方向に移動可能に形成されていることが好ましい。
また、前記カバー体は、前記カバー体の下端部に開口が設けられた箱状の形状を有し、前記カバー体は、前記カバー体内で前記カバー体の天板部から下方に突出する内側突出部を有し、前記内側突出部は、前記挿入凹部を上側から覆うように、前記取付壁部に上側から接触している又は前記取付壁部の上側に接近して配されていることが好ましい。
この場合、前記弾性延出部が弾性変形していないときの前記停止部材における前記弾性延出部と前記ネック部との間に形成される空間部の上下方向における寸法の最大値は、前記停止部材の前記回転軸部が前記挿入凹部の凹部底面に接触しているときの前記回転軸部と前記内側突出部との間の間隔の最小値よりも大きいことが好ましい。
本考案によれば、上述したスライダーが、一対のファスナーストリンガーに設けられたエレメント列に摺動可能に取り付けられているスライドファスナーが提供される。
本考案のスライドファスナーにおいて、前記エレメント列を形成するファスナーエレメントは、前記停止部材の前記爪部が前記ファスナーエレメントに接触している状態で、前記スライダーが左右の前記エレメント列を分離させるように移動する方向の力を受けたときに、前記爪部を押圧して前記回転軸部を前記挿入凹部内で上側に移動させるようにスライダー高さ方向に対して傾斜した傾斜面を有することが好ましい。
本考案のスライドファスナーにおいて、前記エレメント列を形成するファスナーエレメントは、前記停止部材の前記爪部が前記ファスナーエレメントに接触している状態で、前記スライダーが左右の前記エレメント列を分離させるように移動する方向の力を受けたときに、前記爪部を押圧して前記回転軸部を前記挿入凹部内で上側に移動させるようにスライダー高さ方向に対して傾斜した傾斜面を有することが好ましい。
本考案のスライダーによれば、停止部材の爪部がファスナーエレメントの上に接触した状態で長期間放置されても、停止部材にクリープ現象による変形を生じさせ難くして、適切なロック強度を安定して確保できる。
以下、本考案の好適な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係るスライダー1が分解された状態を模式的に示す分解斜視図である。図2は、スライダー胴体10、停止部材50、及びカバー体70を模式的に示す断面図である。図3は、停止部材50の爪部55がファスナーエレメント5に係合した状態を模式的に示すスライダー1の断面図である。
図1は、本実施形態に係るスライダー1が分解された状態を模式的に示す分解斜視図である。図2は、スライダー胴体10、停止部材50、及びカバー体70を模式的に示す断面図である。図3は、停止部材50の爪部55がファスナーエレメント5に係合した状態を模式的に示すスライダー1の断面図である。
なお、図2及び図3等においては、スライダー胴体10の後述する取付壁部26よりもスライダー幅方向の外側の位置でスライダー1を切断した場合の断面を示すとともに、カバー体70の前端部については、スライダー胴体10の取付壁部26とカバー体70の後述する内側突出部73との位置関係を判り易くするために、取付壁部26の外壁面よりもスライダー幅方向の少し内側の位置においてスライダー1を切断した場合の断面を示している。
以下のスライダー1に関する説明において、前後方向は、スライダー長さ方向(又はカバー体70の長さ方向)であり、また、スライダー1の摺動方向に沿った方向である。特にスライドファスナーにおいて、スライダー1が左右のエレメント列を噛合させるために移動する向きを前方(肩口側方向)とし、エレメント列を分離させるために移動する向きを後方(後口側方向)とする。
上下方向は、スライダー高さ方向であり、例えばスライダー胴体10の上翼板11及び下翼板12に対して直交する方向を言う。この場合、スライダー1のスライダー胴体10に対してカバー体70(又は引手40)が取り付けられる向きを上方とし、その反対側の向きを下方とする。
左右方向は、スライダー幅方向であり、スライダー長さ方向とスライダー高さ方向とに直交する方向である。
左右方向は、スライダー幅方向であり、スライダー長さ方向とスライダー高さ方向とに直交する方向である。
本実施形態に係るスライダー1は、複数のファスナーエレメント5がファスナーテープに設けられている左右一対のファスナーストリンガーを備えたスライドファスナーに使用される。この場合、各ファスナーエレメント5は、合成樹脂が射出成形されることによって、ファスナーテープのテープ側縁部に形成されている。左右の各ファスナーテープのテープ側縁部には、複数のファスナーエレメント5によって形成されるエレメント列が、テープ長さ方向に沿って設けられている。
各ファスナーエレメント5は、前後方向に隣接するファスナーエレメント5から分離して独立した形状を有する。各ファスナーエレメント5は、詳細な図示を省略するが、ファスナーテープに固定されるエレメント胴部6と、エレメント胴部6からファスナーテープのテープ幅方向に延出するとともに括れた形状を有するエレメント首部と、エレメント首部からテープ幅方向に更に延出する略長円形状の噛合頭部と、エレメント首部からテープ長さ方向に延出する一対の肩部と、噛合頭部の先端部に凹設されるエレメント凹溝部とを有する。
各ファスナーエレメント5におけるエレメント胴部6の前後方向の一端部及び他端部(すなわち、前端部及び後端部)には、ファスナーエレメント5の前後方向の寸法を、ファスナーエレメント5の上下方向の中央部から上側に向けて、及び下側に向けて漸減させるように傾斜する傾斜面6aが設けられている。
本実施形態では、ファスナーエレメント5の前端部の上半部分に傾斜面6aが設けられていることにより、後述するように、停止部材50の爪部55がファスナーエレメント5の前端部に接触している状態で、スライダー1が後方に移動する方向の力を受けたときに、ファスナーエレメント5の当該傾斜面6aで爪部55を押圧できる(図3及び図4)。また、その押圧によって、停止部材50を回転させるとともに、停止部材50の後述する回転軸部52を挿入凹部26a内で上側に向けて移動させることができる。
本実施形態のスライドファスナー用スライダー1は、左右のファスナーストリンガーのエレメント列に摺動可能に取り付けられる。スライダー1は、例えば使用者がスライダー1の摺動操作後に指を引手40から離すことにより、停止部材50による停止機能を自動的に発揮する停止機構(自動停止機構)を備える。
スライダー1は、スライダー胴体10、引手40、停止部材50、及び、カバー体70の4つの部品により形成されている。これら4つの部品は、何れも、熱可塑性を備える合成樹脂により形成されている。スライダー胴体10、引手40、停止部材50、及び、カバー体70は、それぞれ、合成樹脂の射出成形によって作製可能である。なお、本考案において、スライダー1の材質は限定されるものではなく、例えばスライダー胴体10、引手40、停止部材50、及びカバー体70の少なくとも1つは、金属で形成されていてもよい。
スライダー胴体10は、上翼板11と、上翼板11と平行又は略平行に配される下翼板12と、上翼板11の前端部(肩口側端部)及び下翼板12の前端部(肩口側端部)間を連結する連結柱13と、上翼板11の左右側縁部に設けられる左右の上フランジ部14と、下翼板12の左右側縁部に設けられる左右の下フランジ部15とを有する。
スライダー胴体10の前端部には、連結柱13を間に挟んで左右の肩口が形成されている。スライダー胴体10の後端部には後口が形成されている。スライダー胴体10における上翼板11と下翼板12の間には、左右の肩口と後口とを連通する略Y字形状のエレメント案内路16が形成されている。エレメント案内路16には、左右のファスナーストリンガーのエレメント列が挿通される。
スライダー胴体10の左右側縁部には、スライドファスナーのファスナーテープを挿通させるためのテープ挿通間隙が設けられている。左右の各テープ挿通間隙は、スライダー胴体10の上フランジ部14と下フランジ部15との間に形成されており、また、エレメント案内路16に連通している。
スライダー胴体10は、上翼板11の前端部から上方に延びる前側取付柱21と、上翼板11の後端部から上方に延びる後側取付柱22と、前側取付柱21から後方に延びるように形成される左右一対の取付壁部26と、スライダー胴体10の側面視において取付壁部26と後側取付柱22の間に設けられる引手ガイド部27とを有する。前側取付柱21、後側取付柱22、取付壁部26、及び引手ガイド部27は、上翼板11上に、上翼板11と一体的に設けられている。
スライダー胴体10には、左右の取付壁部26間に上翼板11の上面から凹んで形成される収容凹部28と、上翼板11を上下方向に貫通する爪孔31と、爪孔31内で停止部材50の後述するベース部54を載置するベース載置部32とが設けられている。
スライダー胴体10の前側取付柱21及び後側取付柱22は、それぞれ、上翼板11から上側に向けて延びる支持柱部23と、支持柱部23の上端部に設けられる係合爪部24とを有する。前側取付柱21及び後側取付柱22の上端部における左右側面部には、段差部25が前後方向に沿って設けられている。
前側取付柱21及び後側取付柱22の各段差部25は、前側取付柱21又は後側取付柱22の段差部25から上側の部分が、段差部25から下側の部分よりも幅方向に小さくなるように形成されている。前側取付柱21及び後側取付柱22の段差部25には、カバー体70がスライダー胴体10に取り付けられたときに、カバー体70の内側に設けられる後述の内側突出部73が上側から接触しており、又は上側に接近した位置に配される。
前側取付柱21の係合爪部24は、支持柱部23から前方に突出しており、また、スライダー胴体10の側面視において、前方に下り傾斜する傾斜面と前後方向に平行な下端面とを有する三角形の形状に形成されている。後側取付柱22の係合爪部24は、支持柱部23から後方に突出しており、また、スライダー胴体10の側面視において、後方に向けて下り傾斜する傾斜面と前後方向に平行な下端面とを有する三角形の形状に形成されている。
左右の各取付壁部26は、上翼板11の上面から上側に向けて薄板状に延びている。各取付壁部26は、前側取付柱21の支持柱部23から後方に向けて、前後方向に沿って配されている。左右の取付壁部26間には、停止部材50の後述するヘッド部51を挿入可能な間隔が設けられている。
左右の取付壁部26は、上翼板11の上面に平行な上面部と、後方に向けて下り傾斜する傾斜部と、取付壁部26の上面部から下方に向けて凹むように形成される挿入凹部26aとをそれぞれ有する。挿入凹部26aは、取付壁部26の上面部に開口する開口部と、その開口部から上翼板11の上面の近傍の位置まで上下方向に沿って延びる内側の空間部とを有する。なお、挿入凹部26aの空間部は、開口部から上翼板11の上面の位置まで形成されていてもよい。
左右の取付壁部26の挿入凹部26aには、停止部材50の左右の回転軸部52がそれぞれ上側から挿入される。挿入凹部26aは、その挿入された回転軸部52を内側の空間部内で回転可能に保持し、また、回転軸部52を上下方向に移動可能に保持する。挿入凹部26aは、スライダー胴体10を左右方向から見た側面視(例えば図2を参照)において、挿入凹部26aに挿入された回転軸部52を下側から支持する凹部底面26bと、凹部底面26bに連結するとともに上下方向に沿って形成される前後一対のガイド内壁面26cとを有する。
挿入凹部26aの凹部底面26bは、スライダー胴体10の側面視において、挿入凹部26a内の空間部の前後方向の大きさを上側に向けて漸増させる半円の円弧状の湾曲部分のみにより形成されている。この場合、凹部底面26bは、停止部材50の回転軸部52の直径と同じ大きさの直径、又は回転軸部52の直径よりも僅かに大きい直径を持つ円弧状の形状に形成されている。なお、凹部底面26bは、前記側面視において、半円の円弧状に近い形状を有する略円弧状の湾曲部分により形成されていてもよい。
挿入凹部26aの一対のガイド内壁面26cは、スライダー胴体10の側面視において、円弧状の凹部底面26bの前後両端から上側に向けて連続的に延びるとともに、互いに平行に配されている。このため、挿入凹部26aは、半円状の凹部底面26bよりも上側の範囲において、前後のガイド内壁面26c間の間隔(空間部の前後方向の寸法)を狭くする部分を有してなく、前後のガイド内壁面26c間の間隔を一定の大きさにして形成されている。
この場合、前後のガイド内壁面26c間の間隔は、停止部材50の回転軸部52の直径と同じ大きさに、又は回転軸部52の直径よりも僅かに大きく設定されている。また、前後のガイド内壁面26c間の間隔は、停止部材50の回転軸部52の直径の150%以下、好ましくは125%以下の大きさであることが好ましい。
スライダー胴体10の側面視において、挿入凹部26aの凹部底面26bから取付壁部26の上面までの上下方向の寸法の最大値は、停止部材50の回転軸部52の直径の125%以上200%以下に、好ましくは140%以上180%以下に設定される。これにより、挿入凹部26aに停止部材50の回転軸部52が挿入されて収容されたときに、停止部材50の回転軸部52を挿入凹部26a内で、例えば回転軸部52の直径の25%以上100%以下の長さ(距離)で上下方向に移動させることが可能となる。その結果、停止部材50の弾性延出部58の弾性変形量を、後述するように容易に増減させることができる。
取付壁部26の上面は、前側取付柱21に設けた段差部25の段差面(上面)と同じ高さに設けられている。カバー体70がスライダー胴体10に取り付けられたときに、取付壁部26の上面に対して、カバー体70の内側突出部73が上側から接触し、又は上側に接近した位置に配される。これにより、取付壁部26の挿入凹部26aが、カバー体70の内側突出部73によって上側から塞がれる又は覆われるため、取付壁部26の挿入凹部26aに挿入された停止部材50の回転軸部52が、挿入凹部26aから抜け出すことを防止できる。
引手ガイド部27は、前後方向において、取付壁部26と後側取付柱22の間に配されている。また、引手ガイド部27は、例えばスライダー胴体10を上側から見た平面視(不図示)において、爪孔31の前方に、爪孔31に隣接して配されている。引手ガイド部27は、取付壁部26から後方に離れた位置に配されており、また、後側取付柱22から前方に離れた位置に配されている。
引手ガイド部27は、前方に向けて下り傾斜するガイド傾斜面27aと、後方に向くとともに爪孔31の内壁面に連続する後端面と、左右の三角形状の側面とを有する。引手ガイド部27は、引手ガイド部27の左右方向に直交する断面が一定の形状を有するように、左右方向に沿って設けられている。引手ガイド部27の左右方向における寸法は、左右の取付壁部26間の間隔よりも大きく、爪孔31の左右方向における寸法よりも小さく設定されている。
このような引手ガイド部27と、取付壁部26の後方に下り傾斜する傾斜部とが上翼板11上に設けられていることにより、例えば引手40が上翼板11と平行な角度に傾倒したときに、その引手40の後述する取付軸部43を、引手ガイド部27のガイド傾斜面27aと取付壁部26の傾斜部とによって、取付壁部26と引手ガイド部27の間に位置に容易に移動させることができる。
スライダー胴体10の収容凹部28は、上翼板11の上面に対して、下側に凹んだ形状を有する。収容凹部28は、前側取付柱21の後壁面の位置から後方に向けて設けられている。収容凹部28は、左側の取付壁部26から右側の取付壁部26まで、一定の断面形状(又は一定の空間部)を有するように形成されている。収容凹部28の底面は、上下方向において、上翼板11の下面(エレメント案内路16に向く内壁面)の位置よりも上側に配されている。
収容凹部28には、スライダー1が組み立てられたときに、停止部材50の後述するヘッド部51の一部が挿入される。収容凹部28は、取付壁部26の挿入凹部26a内で停止部材50の回転軸部52が上下に移動しても、停止部材50のヘッド部51が収容凹部28の底面に接触しない深さ及び大きさで形成されている。
爪孔31は、上翼板11の上面からエレメント案内路16に上下方向に貫通している。爪孔31は、例えばスライダー胴体10の平面視において、停止部材50(特に、停止部材50の後述するベース部54)を挿入可能な形状を有する。例えば本実施形態において、爪孔31は、スライダー胴体10の平面視において、四角形の形状に形成されている。爪孔31は、左右方向において、上翼板11の左右方向の中央部に設けられており、また、前後方向において、左右の取付壁部26と後側取付柱22との間に設けられている。
爪孔31内には、停止部材50のベース部54を載置するベース載置部32が設けられている。ベース載置部32は、爪孔31における左右方向の中央部に前後方向に沿って配されており、停止部材50のベース部54における2つの爪部55の間の部分を載置して支持する。ベース載置部32は、例えば図2に示すように、爪孔31の下端部に配されており、ベース載置部32の上面と上翼板11の上面との間には段差が形成されている。ベース載置部32の下面は、上翼板11の下面から、段差を形成することなく連続的に形成されている。
ベース載置部32は、爪孔31内で停止部材50のベース部54を支持することにより、停止部材50の2つの爪部55がエレメント案内路16内に進入する深さを制限できる。それにより、停止部材50の爪部55をファスナーエレメント5に適切に係合させることができる。また、スライドファスナーが、例えば蝶棒、箱棒、箱体を備える開離嵌挿具を有する場合に、蝶棒がスライダー胴体10のエレメント案内路16に挿入されたときに、蝶棒を爪部55に引っ掛かり難くして、箱体へ安定して挿入することができる。
引手40は、使用者の指等で摘ままれる引手本体部41と、引手本体部41の一端部から延出する左右のアーム部42と、左右のアーム部42の先端部間を連結する取付軸部43とを有する。取付軸部43の軸方向に直交する断面は、円形の形状又は円形に近い形状を有する。引手40には、引手本体部41、左右のアーム部42、及び取付軸部43に囲まれた矩形状の開口窓部が形成されている。引手40の取付軸部43は、スライダー胴体10とカバー体70との間に保持される。なお本考案において、引手40の形状、大きさ、及び材質などは特に限定されない。
停止部材50は、合成樹脂を射出成形して得られる成形体により形成されており、停止部材50の全体が一体的に形成されている。停止部材50は、弾性を有する合成樹脂により形成されている。なお本考案において、停止部材50の材質は特に限定されない。
停止部材50は、スライダー胴体10の左右の取付壁部26間に挿入されるヘッド部51と、ヘッド部51から左右方向の外側に向けて突出する左右の回転軸部52と、ヘッド部51から後方に延びるネック部53と、ネック部53の後端部に連結するベース部54と、ベース部54の底面から下側に突出する2つの爪部55と、ヘッド部51の上端部から延出するとともに弾性変形可能な弾性延出部58とを有する。停止部材50は、2つの爪部55を除いて、左右方向の中心位置を基準にして、左右対称の形状を有する。
停止部材50のヘッド部51は、左右方向の寸法(幅寸法)が一定の大きさとなる板状の形状を有するヘッド本体部51aと、ヘッド本体部51aから下方に突出するとともに左右方向の寸法をヘッド本体部51aよりも小さくしたヘッド下端部51bとを有する。例えば停止部材50の回転軸部52が取付壁部26の挿入凹部26aに挿入されて保持されたときに、図2に示すように、ヘッド本体部51aの一部とヘッド下端部51bとが、スライダー胴体10の収容凹部28に収容される。ヘッド本体部51aの左右の側面は、左右方向に直交する平面に形成されている。ヘッド本体部51aの幅寸法は、左右の取付壁部26間の間隔よりも小さく設定されている。
左右の回転軸部52は、それぞれ、円柱状に形成されており、ヘッド本体部51aの前端部に連結されている。円柱状の回転軸部52の直径は、回転軸部52を取付壁部26の挿入凹部26aに挿入可能なように、挿入凹部26aの前後のガイド内壁面26c間の間隔と同じ大きさに、又はガイド内壁面26c間の間隔よりも僅かに小さく設定されている。
停止部材50の回転軸部52は、スライダー胴体10の挿入凹部26aに、その挿入凹部26a内で上下方向に移動可能に保持されている。この場合、停止部材50は、回転軸部52がスライダー胴体10の挿入凹部26a内で上側に移動することにより、停止部材50における弾性延出部58の弾性変形量を増大させることができる。また、停止部材50は、回転軸部52が挿入凹部26a内で下側に移動することにより、停止部材50における弾性延出部58の弾性変形量を減少させることができる。
停止部材50のネック部53は、停止部材50の側面視において(例えば、図2を参照)、ヘッド本体部51aから後方に向けて延びるとともに下側に曲がる形状を有する。ネック部53は、ヘッド本体部51aに連結するネック前半部53aと、ベース部54に連結するネック後半部53bとを有する。
ネック前半部53aは、ネック前半部53aの左右方向の寸法(左右の側面間の間隔)を、ヘッド本体部51aよりも段差を介して大きくして形成されている。この場合、ネック前半部53aの左右方向の寸法は、スライダー胴体10における左右の取付壁部26間の間隔よりも大きく、また、爪孔31の左右方向の寸法よりも小さく設定されている。
ネック後半部53bは、ネック後半部53bの左右方向の寸法を、ネック前半部53aよりも段差を介して小さくして形成されている。この場合、ネック後半部53bの左右方向の寸法は、ヘッド下端部51bの左右方向の寸法よりも大きく、また、カバー体70の左右の内側突出部73間の間隔よりも小さく設定されている。
ネック部53の基端部(ネック前半部53a側の端部)は、ヘッド部51に連結されており、ネック部53の先端部(ネック後半部53b側の端部)は、ベース部54に連結されている。
ネック部53の基端部(ネック前半部53a側の端部)は、ヘッド部51に連結されており、ネック部53の先端部(ネック後半部53b側の端部)は、ベース部54に連結されている。
ベース部54は、スライダー胴体10の爪孔31に挿入される部分であり、また、停止部材50の爪部55がファスナーエレメント5に係合するときに、スライダー胴体10のベース載置部32に載置される。ベース部54は、ネック部53に連結する第1ベース部54aと、第1ベース部54aの下側に一体的に形成される第2ベース部54bと、第2ベース部54bの底面に設けられるベース凹溝部54cとを有する。
第1ベース部54aは、第1ベース部54aの左右方向の寸法を、段差を介して、ネック後半部53bよりも大きくして形成されている。第2ベース部54bは、第2ベース部54bの左右方向の寸法を、段差を介して、第1ベース部54aよりも更に大きくして形成されている。
第2ベース部54bが、第1ベース部54aの左右方向の寸法よりも大きな左右方向の寸法を有することにより、第2ベース部54bの底面に、2つの爪部55を互いに離間する位置に安定して設けることができる。第2ベース部54bは、爪孔31の左右方向の寸法よりも小さな左右方向の寸法を有する。これにより、スライダー胴体10の爪孔31に停止部材50のベース部54を安定して挿入できる。
ネック後半部53bと第1ベース部54aとの間に形成される段差の段差面と、第1ベース部54aと第2ベース部54bとの間に形成される段差の段差面とは、それぞれ平坦面に形成されている。また、ネック後半部53bと第1ベース部54aとの間の段差面は、第1ベース部54aと第2ベース部54bとの間の段差面に対して、前方に向けて下り傾斜するように形成されている。
ベース部54のベース凹溝部54cは、2つの爪部55の間に、第2ベース部54bの前後方向の全体に亘って、前後方向に沿ってまっすぐに形成されている。ベース凹溝部54cは、互いに対向する左右の溝内壁面と、下側に向く溝底面とを有する。ベース凹溝部54cにおける左右の溝内壁面間の間隔は、スライダー胴体10の爪孔31内に設けたベース載置部32の左右方向の寸法よりも大きく設定されている。ベース凹溝部54cの溝底面は、平坦面に形成されている。ベース凹溝部54cの溝底面は、第2ベース部54bの底面と平行に又は略平行に配されている。なお、ベース凹溝部54cの溝底面は、下方に凸状に緩やかに湾曲する湾曲面に形成されていてもよい。
このようなベース凹溝部54cがベース部54に設けられていることにより、停止部材50のベース部54をスライダー胴体10の爪孔31に挿入して、停止部材50の爪部55をスライダー胴体10のエレメント案内路16に進出させるときに、スライダー胴体10のベース載置部32を、ベース部54のベース凹溝部54c内に挿入できる。更に、ベース凹溝部54cの溝底面の少なくとも一部を、ベース載置部32の上面に直接接触させることができる。
それによって、スライダー胴体10のベース載置部32に、停止部材50のベース部54を安定して載置することができる。また、ベース載置部32によって停止部材50のベース部54を支持することにより、停止部材50の爪部55がエレメント案内路16内に進入可能な深さを制限できるため、爪部55をファスナーエレメント5に適切に係合させることができる。
停止部材50の爪部55は、第2ベース部54bの底面の前端部に設けられる第1爪部56と、第2ベース部54bの底面の後端部に設けられる第2爪部57とを有する。第1爪部56及び第2爪部57は、それぞれ、第2ベース部54bの底面から下方に突出している。第1爪部56は、第2ベース部54bの底面における左側縁部の前端部に設置されている。第2爪部57は、第2ベース部54bの底面における右側縁部の後端部に設置されおり、また、前後方向において、第1爪部56よりも後側に配されている。
第1爪部56と第2爪部57とは、実質的に同じ形状及び同じ大きさで形成されている。第1爪部56及び第2爪部57は、それぞれ、停止部材50の側面視において(例えば図2を参照)、凸状に滑らかに湾曲する曲面を備える爪前面55aと、平面を備える爪後端面55bとをそれぞれ有する。この場合、爪部55の爪後端面55bは、停止部材50の側面視において、爪後端面55bと、第2ベース部54bの爪後端面55bより後側に延びる底面(又は底面の延長線)との間の角度が90°よりも大きくなるように形成されている。
停止部材50の弾性延出部58は、停止部材50を、第1爪部56及び第2爪部57がエレメント案内路16に進入する回転方向に向けて付勢する。この弾性延出部58は、ヘッド部51の上端部に連結する変形基端部58aと、変形基端部58aから上斜め後方に延びる弾性片部58bとを有する。変形基端部58a及び弾性片部58bは、それぞれ、ヘッド本体部51aにおける左右方向の寸法と同じ大きさの左右方向の寸法を有する。
弾性延出部58の変形基端部58aは、ヘッド本体部51aの上端部から変形基端部58aの前後方向の寸法を漸減させるように上側に延び、更に後方に向けて曲がるように形成されている。弾性延出部58の弾性片部58bは、上側に向く平坦な第1面(外面)と、第1面の反対側に配される平坦な第2面(内面)とを有する。弾性片部58bは、弾性片部58bの第1面及び第2面間の厚さが一定又は略一定となる細長い板状の形状を有する。弾性片部58bの先端部(上端部)は、スライダー1が組み立てられたときに、カバー体70の後述する天板部71aの内面に接触する。
弾性片部58bは、変形基端部58aから上斜め後方に向けてまっすぐに延びている。本実施形態において、弾性片部58bは、弾性延出部58が弾性変形していない状態で、例えば弾性片部58bの第2面が前後方向に対して15°以上45°以下の傾斜角度で傾斜するように形成されている。また、弾性片部58bは、弾性片部58bとヘッド部51及びネック部53との間に形成される空間部59の上下方向の寸法が、後方に向けて漸増するように形成されている。
本実施形態の停止部材50は、例えば弾性延出部58が弾性変形していない状態の弾性延出部58とネック部53との間に形成される空間部59の上下方向における寸法の最大値D1(図1を参照)が、停止部材50の回転軸部52が挿入凹部26aの凹部底面26bに接触しているときの回転軸部52と内側突出部73との間の間隔の最小値D2(図2を参照)よりも大きくなるように形成されている。
これにより、例えば図4に示すように、停止部材50の回転軸部52が上側に移動してカバー体70の内側突出部73に接触するときに、停止部材50の弾性延出部58が、停止部材50のネック部53に接触することなく、弾性延出部58とネック部53との間に空間部59を確保しながら、且つ、弾性片部58bをネック部53に近付けるように弾性変形することができる。
その結果、弾性延出部58によって、停止部材50を爪部55がエレメント案内路16に進入する方向に向けてより強く付勢できるため、爪部55をファスナーエレメント5にしっかりと係合させることができる。これにより、スライダー1が、高いロック強度を有することができる。
停止部材50は、ヘッド部51と弾性延出部58との間に形成される空間部59が、前後方向において、停止部材50の回転軸部52の設置範囲と重なる位置まで延びるように形成されている。このように空間部59が形成されていることにより、停止部材50の回転軸部52が、スライダー胴体10の挿入凹部26a内で上下方向に移動したときに、停止部材50における弾性延出部58の弾性変形量を安定して増減させることができる。
カバー体70は、停止部材50の少なくとも一部と、引手40の一部とを上側から覆うとともに、スライダー胴体10の前側取付柱21及び後側取付柱22に取り付けられる。このカバー体70は、図1及び図2等に示すように、下端部に開口が設けられている箱状の形状を有するカバー本体部71と、カバー本体部71の内部に設けられる前後の係合突起部72及び左右の内側突出部73とを有する。
カバー本体部71は、前後方向に長い天板部71aと、天板部71aの前端部から下方に曲がりながら延びる前壁部71bと、天板部71aの後端部から下方に曲がりながら延びる後壁部71cと、天板部71aの左右側縁部から下方に延びる左右の側壁部71dとを有する。
カバー本体部71の天板部71aは、前後方向に対して上側に凸面状に湾曲する形状を有する。カバー本体部71の前壁部71b及び後壁部71cは、天板部71aから連続的に形成されている。カバー本体部71の前壁部71bは、前方に向く滑らかな前端面を有し、後壁部71cは、後方に向く滑らかな後端面を有する。
カバー本体部71の左右の側壁部71dは、それぞれ、天板部71a、前壁部71b、及び後壁部71cに対して湾曲部を介して連結されている。カバー本体部71の側壁部71dにおける前後方向の中央部には、引手40の取付軸部43が挿入される挿入開口部が設けられている。カバー本体部71の挿入開口部は、側壁部71dの下端から上側に延びるように形成されている。
カバー体70の係合突起部72は、カバー本体部71の前壁部71b及び後壁部71cのそれぞれの内壁面から、前後方向の内側に向けて突出している。前後の係合突起部72は、カバー体70の左右方向に直交する断面視(例えば、図2)において、スライダー胴体10の前側取付柱21及び後側取付柱22のそれぞれの係合爪部24に係合可能なように、係合爪部24に係止される上端面と、上下方向に対して傾斜する傾斜面とを有する略三角形の形状に形成されている。
本実施形態のカバー体70をスライダー胴体10に取り付けるときには、カバー体70、前側取付柱21、及び後側取付柱22の少なくとも1つを僅かに弾性変形させながら、カバー体70をスライダー胴体10の前側取付柱21及び後側取付柱22に上側から被せる。これによって、カバー体70の前後の係合突起部72を、スライダー胴体10の前側取付柱21及び後側取付柱22に設けた係合爪部24に引っ掛けて係合させることができる。このため、カバー体70を、スライダー胴体10の前側取付柱21及び後側取付柱22に対して、スナップ係合で簡単に取り付けることができる。
カバー体70の左右の内側突出部73は、カバー本体部71の左右の側壁部71dから、それぞれ左右方向の内側に向けて突出している。また、左右の内側突出部73は、カバー本体部71の天板部71aから下方に突出するように形成されている。左右の内側突出部73は、それぞれ、カバー本体部71の前壁部71bから後方に向けて延びる前側突出部73aと、カバー本体部71の後壁部71cから前方に向けて延びる後側突出部73bとを有する。
左右の前側突出部73aは、スライダー胴体10の前側取付柱21に設けた段差部25と、取付壁部26の上面とに対して、上側から接触して配置され、又は上側に接近して配置される。これにより、取付壁部26に設けた挿入凹部26aを、上側から覆うように(又は上側から蓋をするように)塞ぐことができる。このため、取付壁部26の挿入凹部26a内に保持されている停止部材50の回転軸部52が、挿入凹部26aから抜け出すことを防止できる。
左右の後側突出部73bは、スライダー胴体10の後側取付柱22に設けた段差部25に対して、上側から接触して配置され、又は上側に接近して配置される。
左右の後側突出部73bは、スライダー胴体10の後側取付柱22に設けた段差部25に対して、上側から接触して配置され、又は上側に接近して配置される。
次に、上述したスライダー胴体10、引手40、停止部材50、及びカバー体70の4つの部品を組み立てることによって、本実施形態のスライダー1を製造する方法について説明する。
先ず、スライダー胴体10の上翼板11に引手40を載置する。このとき、引手40の取付軸部43を、スライダー胴体10における取付壁部26と引手ガイド部27との間に挿入するとともに、引手40の開口窓部内に前側取付柱21又は後側取付柱22を挿入する。
先ず、スライダー胴体10の上翼板11に引手40を載置する。このとき、引手40の取付軸部43を、スライダー胴体10における取付壁部26と引手ガイド部27との間に挿入するとともに、引手40の開口窓部内に前側取付柱21又は後側取付柱22を挿入する。
続いて、引手40を載置したスライダー胴体10に対して、停止部材50を載置する。このとき、停止部材50のヘッド下端部51bをスライダー胴体10の上翼板11に設けた収容凹部28に挿入する。また、停止部材50のベース部54及び爪部55をスライダー胴体10の爪孔31に挿入するとともに、ベース部54を爪孔31内に設置したベース載置部32に載置する。
その後、引手40及び停止部材50を載置したスライダー胴体10に対して、カバー体70を取り付ける。このとき、スライダー胴体10に対して、カバー体70を、例えばカバー体70が引手40の取付軸部43と停止部材50とを上から覆うように、また、カバー体70の前方(又は後方)側が下になるように傾けた姿勢で近付ける。更に、カバー体70の前側(又は後側)の係合突起部72を、スライダー胴体10の前側取付柱21(又は後側取付柱22)に設けた係合爪部24に引っ掛ける。
続いて、傾いているカバー体70が前後方向に沿うように、カバー体70の後端部(又は前端部)を下方に向けて押し込む。これにより、カバー体70を、スライダー胴体10の前側取付柱21及び後側取付柱22にスナップ係合で簡単に取り付けることができる。
上述のような組み立て工程を行うことによって、本実施形態のスライダー1が製造される。上述したようなスナップ係合を利用してカバー体70をスライダー胴体10に取り付けるスライダー1の組み立て作業は、人手によって、又は、自動組立機を用いることによって、容易に且つ安定して行うことができる。
また、カバー体70がスライダー胴体10に取り付けられることによって、図2及び図3に示したように、停止部材50の弾性延出部58は、カバー体70により押圧されて、弾性片部58bがネック部53に近付くように弾性変形する。このような弾性延出部58の弾性変形により、停止部材50に対して、爪部55をスライダー胴体10のエレメント案内路16に進出させる方向に付勢する弾性力が加えられる。
上述のようにして製造された本実施形態のスライダー1は、左右一対のファスナーストリンガーに設けられた左右のエレメント列に摺動可能に取り付けられる。これによって、スライダー1の摺動によって左右のエレメント列の噛合及び分離を行うことが可能なスライドファスナーが形成される。
以上のように製造される本実施形態のスライダー1では、スライダー胴体10、引手40、停止部材50、及びカバー体70の4つの部品を全て合成樹脂で形成することが可能である。これにより、スライダー1のリサイクル性を向上させることができる。
また、スライダー1の引手40が自由な状態にあるスライダー1の非操作時においては、図3に示すように、停止部材50の弾性延出部58が弾性変形していることにより、停止部材50を付勢する弾性力を発生させることができる。この弾性力によって、停止部材50の2つの爪部55を、スライダー胴体10のエレメント案内路16内に進出させて、互いに隣接する2つのファスナーエレメント5間に挿入することができる。
それによって、停止部材50の各爪部55を、ファスナーエレメント5のエレメント胴部6の前端部(特に、エレメント胴部6の前端部の上半部)に接触させて、ファスナーエレメント5に係合させることができる。なおこのとき、停止部材50の爪部55は、2つのファスナーエレメント5間において、一方又は両方のファスナーエレメント5から僅かに離間した位置に挿入されていてもよい。
上述のように停止部材50の爪部55がファスナーエレメント5に係合することによって、スライダー1の停止機能が発揮されて、スライダー1を、エレメント列に対して停止させた位置で移動し難くなるように自動的にロックできる。特に、停止部材50の爪部55は、爪部55の爪後端面55bをファスナーエレメント5に接触させてファスナーエレメント5と係合することにより、スライダー1を、左右のエレメント列を分離させる摺動方向(後方)に向けて、より移動させ難くすることができる。
本実施形態のスライダー1において、停止部材50の爪部55が図3に示すように2つのファスナーエレメント5間に挿入されている通常のロック状態では、停止部材50の回転軸部52が、スライダー胴体10の挿入凹部26a内で、挿入凹部26aの凹部底面26bに接触する下端位置に保持されている。この場合、弾性延出部58の弾性変形によって弾性力が発生するものの、回転軸部52が挿入凹部26aの下端位置にあるため、弾性延出部58の弾性変形量(たわみ量)を小さく抑えることができる。それによって、スライダー1の停止機能を適切に発揮できると同時に、弾性変形に起因する合成樹脂の劣化を抑制できる。
また、例えば図3に示す通常のロック状態から、例えばスライダー1が、引手40の操作が行われることなく、後方へ移動するような力を受けた場合には、停止部材50の爪部55は、その爪部55が係合するファスナーエレメント5により、前方に向けて押圧される。このとき、停止部材50の爪部55の爪後端面55bは、第2ベース部54bの底面との間の角度が90°よりも大きくなるように形成されている。また、ファスナーエレメント5のエレメント胴部6には、ファスナーエレメント5の前後方向の寸法を上側に向けて漸減させる傾斜面6aが設けられている。
このため、ファスナーエレメント5が、そのファスナーエレメント5の傾斜面6aを停止部材50の爪部55の後端面に接触させながら爪部55を前方に向けて押圧することにより、例えば図4に示すように、停止部材50を、回転軸部52を中心にして、図4の紙面の時計回り方向に向けて回転させることができる。それとともに、停止部材50の回転軸部52を、スライダー胴体10の挿入凹部26a内で上側に移動させて、カバー体70の内側突出部73の下端部に当接させることができる。
これによって、停止部材50の弾性延出部58を更に変形させて、弾性延出部58の弾性変形量を増大させることができる。その結果、弾性延出部58によって停止部材50をより強く付勢して、停止部材50の爪部55をファスナーエレメント5にしっかりと係合させることができる。従って、スライダー1が後方に移動する方向の力を受けても、スライダー1を、停止位置から移動しないように(又は停止位置から移動し難くなるように)、より強くロックすることができる。
また本実施形態では、停止部材50の回転軸部52をカバー体70の内側突出部73に当接させることにより、停止部材50の弾性延出部58が弾性変形し過ぎることを防止できる。それにより、停止部材50に負荷が過剰に加えられることを防止又は抑制できるため、停止部材50に塑性変形を生じさせ難くすることができる。
なお、例えば、スライダー1が上述したように後方へ移動するような力を受けて弾性延出部58が大きく変形した後に、スライダー1に加えられる力が除去された場合には、スライダー1の停止機能を発揮させながら、弾性延出部58の弾性復元によって、弾性延出部58の弾性変形量を再び小さくすることができる。
このように、本実施形態のスライダー1では、スライダー1を移動させるような力を受けていない通常の非操作時の状態では、停止部材50の弾性延出部58の弾性変形量を小さくして、スライダー1の停止機能を適切に発揮させることができる。また、スライダー1が、停止部材50の爪部55をファスナーエレメント5に係合させた状態で、スライダー1を移動させるような力を受けたときには、弾性延出部58の弾性変形量を一時的に大きくして、スライダー1のロック強度を高めることができる。
更に本実施形態のスライダー1では、エレメント列に対してスライダー1を停止させたときに、停止部材50の爪部55が、ファスナーエレメント5に上から当接して、ファスナーエレメント5の上面に乗り上げた状態で保持される場合がある。この場合、例えば図5に示したように、停止部材50の回転軸部52がスライダー胴体10の挿入凹部26aの下端位置に保持されているため、停止部材50の爪部55がファスナーエレメント5の上面に乗り上げていても、弾性延出部58の弾性変形量が増大することを抑制できる。
例えば本実施形態のスライダー1の場合、停止部材50の爪部55がファスナーエレメント5の上面に乗り上げている状態のときの弾性延出部58の弾性変形量(たわみ量)を、例えば停止部材50の回転軸部52がカバー体70の内側突出部73の下端部に当接する位置で上下方向に移動不能で、且つ、回転可能に保持される従来のスライダーに比べて、40%程度軽減することが可能である。
これにより、例えば停止部材50の爪部55が、上述のようにファスナーエレメント5の上に乗り上げた状態で長期間放置されたとしても、弾性延出部58の弾性変形量を小さい状態のまま維持することができる。このため、停止部材50にクリープ現象による変形(塑性変形)を生じさせ難くして、弾性延出部58で発生させる弾性力が低下することを防止又は抑制できる。従って、本実施形態のスライダー1は、スライダー1を停止位置で保持できる適切なロック強度を、長期間に亘って安定して確保することができる。
なお、本考案は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本考案と実質的に同一な構成を有し、かつ、同様な作用効果を奏しさえすれば、多様な変更が可能である。
例えば上述した実施形態の停止部材50には、第1爪部56及び第2爪部57の2つの爪部55が設けられている。しかし、本考案の停止部材には、1つの爪部のみがベース部の底面から下方に突出するように設けられていてもよい。
例えば上述した実施形態の停止部材50には、第1爪部56及び第2爪部57の2つの爪部55が設けられている。しかし、本考案の停止部材には、1つの爪部のみがベース部の底面から下方に突出するように設けられていてもよい。
また、上述した実施形態の停止部材50では、第2爪部57よりも前側に配される第1爪部56が、第2ベース部54bの底面における左側縁部に設けられており、後側に配される第2爪部57が、第2ベース部54bの底面における右側縁部に設けられている。しかし本考案では、前側の第1爪部が、第2ベース部の底面の右側縁部に配置され、後側の第2爪部が、第2ベース部の底面の左側縁部に配置されていてもよい。
更に、上述した実施形態のスライダー1は、ファスナーエレメント5が、合成樹脂の射出成形によって、隣接するファスナーエレメント5から独立した形状で形成されるスライドファスナーに使用されている。しかし、本考案は、これに限定されるものではない。本考案のスライダーは、例えば、金属製のファスナーエレメントがファスナーテープに取り付けられるスライドファスナーや、コイル状のファスナーエレメントがファスナーテープに縫い付けられるスライドファスナー等に対しても同様に適用することが可能である。
1 スライダー
5 ファスナーエレメント
6 エレメント胴部
6a 傾斜面
10 スライダー胴体
11 上翼板
12 下翼板
13 連結柱
14 上フランジ部
15 下フランジ部
16 エレメント案内路
21 前側取付柱
22 後側取付柱
23 支持柱部
24 係合爪部
25 段差部
26 取付壁部
26a 挿入凹部
26b 凹部底面
26c ガイド内壁面
27 引手ガイド部
27a ガイド傾斜面
28 収容凹部
31 爪孔
32 ベース載置部
40 引手
41 引手本体部
42 アーム部
43 取付軸部
50 停止部材
51 ヘッド部
51a ヘッド本体部
51b ヘッド下端部
52 回転軸部
53 ネック部
53a ネック前半部
53b ネック後半部
54 ベース部
54a 第1ベース部
54b 第2ベース部
54c ベース凹溝部
55 爪部
55a 爪前面
55b 爪後端面
56 第1爪部
57 第2爪部
58 弾性延出部
58a 変形基端部
58b 弾性片部
59 空間部
70 カバー体
71 カバー本体部
71a 天板部
71b 前壁部
71c 後壁部
71d 側壁部
72 係合突起部
73 内側突出部
73a 前側突出部
73b 後側突出部
D1 空間部の上下方向の寸法の最大値
D2 回転軸部と内側突出部との間の間隔の最小値
5 ファスナーエレメント
6 エレメント胴部
6a 傾斜面
10 スライダー胴体
11 上翼板
12 下翼板
13 連結柱
14 上フランジ部
15 下フランジ部
16 エレメント案内路
21 前側取付柱
22 後側取付柱
23 支持柱部
24 係合爪部
25 段差部
26 取付壁部
26a 挿入凹部
26b 凹部底面
26c ガイド内壁面
27 引手ガイド部
27a ガイド傾斜面
28 収容凹部
31 爪孔
32 ベース載置部
40 引手
41 引手本体部
42 アーム部
43 取付軸部
50 停止部材
51 ヘッド部
51a ヘッド本体部
51b ヘッド下端部
52 回転軸部
53 ネック部
53a ネック前半部
53b ネック後半部
54 ベース部
54a 第1ベース部
54b 第2ベース部
54c ベース凹溝部
55 爪部
55a 爪前面
55b 爪後端面
56 第1爪部
57 第2爪部
58 弾性延出部
58a 変形基端部
58b 弾性片部
59 空間部
70 カバー体
71 カバー本体部
71a 天板部
71b 前壁部
71c 後壁部
71d 側壁部
72 係合突起部
73 内側突出部
73a 前側突出部
73b 後側突出部
D1 空間部の上下方向の寸法の最大値
D2 回転軸部と内側突出部との間の間隔の最小値
Claims (8)
- 上翼板(11)及び下翼板(12)間にエレメント案内路(16)が形成されるスライダー胴体(10)と、前記スライダー胴体(10)に回転可能に保持される回転軸部(52)を有する停止部材(50)と、前記停止部材(50)の少なくとも一部を覆うとともに前記スライダー胴体(10)に取り付けられるカバー体(70)と、前記スライダー胴体(10)及び前記カバー体(70)間に保持される取付軸部(43)を有する引手(40)とを備えるスライダーであって、
前記スライダー胴体(10)は、前記上翼板(11)から上側に延びる取付壁部(26)を有し、
前記停止部材(50)は、前記回転軸部(52)を支持するヘッド部(51)と、前記ヘッド部(51)から延びるネック部(53)と、前記ネック部(53)の先端部に連結するベース部(54)と、前記ベース部(54)の底面から下方に突出する少なくとも1つの爪部(55)と、前記ヘッド部(51)の上端部から延出するとともに弾性変形可能な弾性延出部(58)とを有し、
前記取付壁部(26)は、前記停止部材(50)の前記回転軸部(52)を挿入して保持する挿入凹部(26a)を有し、
前記挿入凹部(26a)は、前記回転軸部(52)が前記挿入凹部(26a)内で上下方向に移動可能に形成されている
ことを特徴とするスライダー。 - 前記停止部材(50)は、前記回転軸部(52)が前記挿入凹部(26a)内で上側に移動することにより、前記弾性延出部(58)の弾性変形量を増大させ、前記回転軸部(52)が前記挿入凹部(26a)内で下側に移動することにより、前記弾性延出部(58)の弾性変形量を減少させる
請求項1記載のスライダー。 - 前記挿入凹部(26a)は、前記スライダー胴体(10)をスライダー幅方向から見た側面視において、前記回転軸部(52)を下側から支持する凹部底面(26b)と、前記凹部底面(26b)から上側に向けて連続的に形成されるとともに互いに平行に延びる一対のガイド内壁面(26c)とを有し、
前記凹部底面(26b)は、前記側面視において、前記挿入凹部(26a)内の空間部の上下方向に直交する方向の大きさを上側に向けて漸増させる半円の円弧状又は略円弧状の部分により形成され、
一対の前記ガイド内壁面(26c)の間隔は、前記回転軸部(52)の直径以上の一定の大きさを有する
請求項1記載のスライダー。 - 前記挿入凹部(26a)は、前記回転軸部(52)が前記回転軸部(52)の直径の25%以上100%以下の長さで上下方向に移動可能に形成されている
請求項1記載のスライダー。 - 前記カバー体(70)は、前記カバー体(70)の下端部に開口が設けられた箱状の形状を有し、
前記カバー体(70)は、前記カバー体(70)内で前記カバー体(70)の天板部(71a)から下方に突出する内側突出部(73)を有し、
前記内側突出部(73)は、前記挿入凹部(26a)を上側から覆うように、前記取付壁部(26)に上側から接触している又は前記取付壁部(26)の上側に接近して配されている
請求項1記載のスライダー。 - 前記弾性延出部(58)が弾性変形していないときの前記停止部材(50)における前記弾性延出部(58)と前記ネック部(53)との間に形成される空間部の上下方向における寸法の最大値(D1)は、前記停止部材(50)の前記回転軸部(52)が前記挿入凹部(26a)の凹部底面(26b)に接触しているときの前記回転軸部(52)と前記内側突出部(73)との間の間隔の最小値(D2)よりも大きい
請求項5記載のスライダー。 - 請求項1~6の何れかに記載のスライダー(1)が、一対のファスナーストリンガーに設けられたエレメント列に摺動可能に取り付けられていることを特徴とするスライドファスナー。
- 前記エレメント列を形成するファスナーエレメント(5)は、前記停止部材(50)の前記爪部(55)が前記ファスナーエレメント(5)に接触している状態で、前記スライダー(1)が左右の前記エレメント列を分離させるように移動する方向の力を受けたときに、前記爪部(55)を押圧して前記回転軸部(52)を前記挿入凹部(26a)内で上側に移動させるようにスライダー高さ方向に対して傾斜した傾斜面(6a)を有する
請求項7記載のスライドファスナー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2024001965U JP3247906U (ja) | 2024-06-17 | 2024-06-17 | スライダー及びスライドファスナー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2024001965U JP3247906U (ja) | 2024-06-17 | 2024-06-17 | スライダー及びスライドファスナー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3247906U true JP3247906U (ja) | 2024-08-16 |
Family
ID=92418842
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2024001965U Active JP3247906U (ja) | 2024-06-17 | 2024-06-17 | スライダー及びスライドファスナー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3247906U (ja) |
-
2024
- 2024-06-17 JP JP2024001965U patent/JP3247906U/ja active Active
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3247906 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
