JP3247420U - 融雪路面用レンチ - Google Patents

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木 一 鈴
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Abstract

【課題】融雪道路において降雪期前に実施する消雪パイプ内の泥の排出及び消雪ノズルの流量調整の各作業を立姿勢で行う融雪路面用レンチを提供する。【解決手段】立姿勢作業に十分な長さ(70~85cm)の縦軸杆1の上下端に、異なる規格に対応する所望の係止作用部(マイナスドライバー部2a、角棒レンチ部2b、又は、角板レンチ部)を設けると共に、縦軸杆1の上下適宜位置(端部から10cm程度の位置)に適宜長さ(30~40cm)の操作横杆3を設けてなる。【選択図】図1

Description

本考案は、消雪ノズルを敷設した融雪路面に使用する専用レンチに関するものである。
1個の器具に複数の作用部を備えたレンチとして十字レンチが知られている(特許文献1,2)。また消雪ノズルを付設した融雪路面においては、降雪前に埋設管路内の泥の排出並びに各消雪ノズルの目詰まり解消並びに流量調整の各点検作業が必要となってくる。融雪道路に採用されている泥排出口の蓋の開閉は、蓋に設けられた角穴にレンチを装着して行うもので、前記角穴径には数種の規格がある。また消雪ノズルの流量調整弁の操作は、ノズルの上面のゴム蓋を除去し、露出した操作部に所定のレンチを装着して弁の回動を行って調整している。前記の操作部にはドライバータイプと角穴タイプがある。
そこで前記の作業を行うための専用工具として、先端にドライバー部と角穴用の四角レンチ部を設けた十文字型のレンチ(専用工具)が知られている。また特に立姿勢で作業を行う大型のT状工具も知られており、前記工具は作業内容や消雪ノズルの流量調整構造の相違に対応できるように、サイズの相違する作用部を備えたアダプターを選択して装着する。
登録実用新案3039815号公報。 登録実用新案3087859号公報。
融雪路面における上述した十文字型レンチ(専用工具)での作業は、屈んだ姿勢で行われ、特に多数の消雪ノズルを順次行うため、作業者の体に負担がかかってしまう。また大型T状工具(専用工具)は、先端に当該作業対象の泥排出口の操作角穴のサイズや、消雪ノズルの操作部に応じて先端に所定のアダプターを装着する必要があり、且つ作業中のアダプターの分離の恐れもあり、作業能率が必ずしも良いとは言えない。
そこで本考案は、作業性の良い新規な融雪路面用レンチを提案したものである。
本考案の請求項1記載の融雪路面用レンチは、立姿勢作業に十分な長さの縦軸杆の上下端に、適宜な係止作用部を設けると共に、前記縦軸杆の上下適宜位置に適宜長さの操作横杆を設けてなるものである。而して規格の異なる二種の路面施設(消雪ノズルや泥排出口)に対して、立姿勢で所定の作業を行うことができる。
また本考案の請求項2記載の融雪路面用レンチは、特に係止作用部が消雪ノズルの流量調整弁の規格に対応したマイナスドライバーと角棒レンチ部として消雪ノズル流量調整用としたもので、規格の異なる消雪ノズルの流量調整作業を単一工具で立姿勢連続的に行うことができる。
また本考案の請求項3記載の融雪路面用レンチは、特に係止作用部が泥排出口の規格に対応した異径の角板レンチ部として泥排出口用としたもので、泥排出口の開閉用角穴の規格が相違する二種類に対して、単一工具で蓋の開閉作業を立姿勢で行う事ができる向
また本考案の請求項4記載の融雪路面用レンチは、特に縦軸杆及操作横杆を適宜径の異形棒鋼(例えば規格D-10)で形成してなるもので、既存材料を使用するため安価に製造できる。
本考案の構成は上記のとおり、二種の異なる係止作用部を備えると共に、前記係止作用部で所定の作業を行う操作横杆を上下に設けてなるものであり、二種の規格の異なる規格の融雪路面の泥排出口の開閉作業や消雪ノズルの流量調整操作作業を立姿勢で行うことで、作業能率を高める工具を提供できたものである。
本考案の第一の実施形態の全体斜視図。 同使用状態の説明図。 同第二の実施形態の全体斜視図。 同使用状態の説明図。
次に本考案の実施形態について説明する。図1,2は第一実施形態を示し、融雪路面に設置された消雪ノズル対応の融雪路面用レンチで、縦軸杆1と係止作用部2a,2bと、操作横杆3で構成される。
縦軸杆1は、異形棒鋼(規格D-10の鉄筋)で形成した長さ50~100cm(好ましくは70~85cm)で、上下端に係止作用部2a,2bを熔接で付設したものである。係止作用部2a,2bは、消雪ノズルAの流量調整弁の規格に対応させた二種類を採用したものである。即ちマイナスドライバー2aと角棒レンチ部2bとしたものである。
操作横杆3は、縦軸杆1と同様に異形棒鋼(規格D-10の鉄筋)で形成した長さ25~45cm(好ましくは30~40cm)で、係止作用部2から10cm程度離れた位置に熔接で縦軸杆1に交差状態で溶接したものである。
而して上記の消雪ノズル流量調整用の融雪路面用レンチは、後述する泥排出作業終了後の通水時に使用されるもので、路面の消雪ノズルAの中央ゴムキャップを取り除くと、流量調整弁の操作部分が露出するので、当該ノズルの操作部分の形状(通常はマイナスドライバー操作タイプと角穴操作タイプが存在する)に対応して、該当する係止作用部(図2は係止作用部2aを使用)を当該箇所に係止して調整弁を操作する。前記の作業は全て立姿勢で行うことができる。
図3,4は第二実施形態を示し、融雪路面に設置された泥排出口対応の融雪路面用レンチで、第一実施形態と同様に縦軸杆1と係止作用部2c,2dと操作横杆3で構成され、縦軸杆1及び操作横杆3は第一実施形態と全く同様に形成される。
相違するのは相違する係止作用部で、第二実施形態のレンチは、泥排出口の蓋Bの上面の角穴の規格径に対応させた二種類の角板レンチ部2c,2dを設けたものである。
而して上記の泥排出口用の融雪路面用レンチは、消雪パイプの通水開始時に前冬時の使用によって管路内にない溜まった泥を排出するもので、消雪パイプと連通している泥排出口の設置個所のゴムカバーを取り除き、露出した開閉蓋Bの角穴に対応する係止作用部2cを使用して蓋Bを回動して取り外し、消雪パイプに通水して内部の泥を排出し、排出した後、通水を停止して蓋Bで泥排出口を閉じ、ゴムキャプ(図示せず)で蓋上面を塞いで作業を終了する。前記の泥排出作業を終了した後に消雪パイプに通水して流量調整作業を行う。
本考案の実施形態として、消雪ノズルの流量調整用のレンチと泥排出口の蓋開閉用のレンチを例示したが、対象融雪路面に使用されている器具に対応して、流量調整用と蓋開閉用の工具とすることもできる。
1 縦軸杆
2a マイナスドライバー(係止作用部)
2b 角棒レンチ部(係止作用部)
2c,2d 角板レンチ部(係止作用部)
3 操作横杆
A 消雪ノズル
B 開閉蓋(泥排出口)

Claims (4)

  1. 立姿勢作業に十分な長さの縦軸杆の上下端に、異なる規格に対応する係止作用部を設けると共に、前記縦軸杆の上下適宜位置に適宜長さの操作横杆を設けてなる融雪路面用レンチ。
  2. 係止作用部が消雪ノズルの流量調整弁の規格に対応したマイナスドライバーと角棒レンチ部として消雪ノズル流量調整用とした請求項1記載の融雪路面用レンチ。
  3. 係止作用部が泥排出口の規格に対応した異径の角板レンチ部として泥排出口用とした請求項1記載の融雪路面用レンチ。
  4. 縦軸杆及操作横杆を適宜径の異形棒鋼で形成してなる請求項1乃至3記載の融雪路面用レンチ。
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