JP3247097U - フィルム貼付装置 - Google Patents

Abstract

【課題】電子機器のスクリーンに位置決めフィルムを貼るフィルム貼付装置を提供する。【解決手段】フィルム貼付装置は、スクリーンフィルムと移動端末とを接続するための無塵室ハウジング１を含み、スクリーンフィルムは順に貼合されるように配置される位置決めフィルム２、保護フィルム、離型フィルム４及び剥離ラベル５を備え、位置決めフィルムと離型フィルムとの間の一側には両面粘着部材が貼合され、位置決めフィルムの、両面粘着部材に接近する側には貫通孔があり、位置決めフィルムと離型フィルムとの間の両面粘着部材を貫通孔の真上に位置させ、作業状態で、離型フィルム及び両面粘着部材は下へ凹んで歪むとともに、貫通孔を通って、両面粘着部材の底面は無塵室ハウジングの表面に接着される。【選択図】図１

Description

本考案はフィルム貼付機器の技術分野に係わって、具体的にフィルム貼付装置に係わっている。

ネットワーク時代の到来に連れて、電子機器はますます生活に欠かせないツールとなりつつあるが、電子機器のスクリーンは脆すぎる場合があり、誤って傷がついたり、破損したりすることがよくあるので、電子機器の表示効果及び美観に影響を与え、スクリーンを交換すると、かなりの金と時間がかかる。従って、人々は通常、電子機器のスクリーンに位置決めフィルムを貼ることでタブレット又は携帯電話のスクリーンを保護する。

実生活では携帯電話又は移動端末のスクリーンにフィルムを貼り付ける場合、一般的に、フィルム貼付「神器」を使用して補助するようにフィルムを貼り付ける。元々は、無塵室及びスクリーンフィルムキットを使用して協力するようにフィルムを貼り付けるが、実際の使用過程で、無塵室を逆さにして移動端末をカバーする時、無塵室が誤って落ちて、配置されたスクリーンフィルムキットが無塵室から落ちるという問題が存在する。

この問題を解決するために、メーカーは無塵室と位置決めフィルムとの間の端部に両面テープを粘着し、離型フィルムと位置決めフィルムとの間にも両面テープを粘着し、両面テープの粘着力によって、無塵室が地面に落ちた時、スクリーンフィルムキットが無塵室から緩んで離脱するという問題を回避する。

ところが、実際の使用過程で、弊社は当該従来製品には、まだ構造及び部品を最適化する余地があることを発見し、これによって、製造コストを削減するという目的を達成する。

前記背景技術部分が開示した上記情報は単に、本開示の背景への理解を強化させるので、当業者にとって既知の従来技術を構成しない情報を含んでもよい。

本考案は従来製品に基づいて改良して、両面テープの使用量を低減して、製造コストを削減するフィルム貼付装置を設計することを目的とする。

上記目的を実現するために、本考案は以下の技術的解決策を提供し、フィルム貼付装置であって、スクリーンフィルムと移動端末とを接続するための無塵室ハウジングを含み、前記スクリーンフィルムは順に貼合されるように配置される位置決めフィルム、保護フィルム、離型フィルム及び剥離ラベルを備え、位置決めフィルムと離型フィルムとの間の一側に両面粘着部材が貼合され、前記位置決めフィルムの、両面粘着部材に接近する側には貫通孔があり、位置決めフィルムと離型フィルムとの間の両面粘着部材を貫通孔の真上に位置させ、作業状態で、離型フィルム及び両面粘着部材は押圧されることで、下へ凹んで歪むとともに、貫通孔を通って、両面粘着部材の底面は無塵室ハウジングの表面に接着される。

好ましくは、前記両面粘着部材は両面テープとして設置され、
両面テープによって、両面粘着部材の両面が何れも粘着能力を有するという目的を実現する。

好ましくは、前記両面粘着部材全体は長方形に設置され、貫通孔は、両面粘着部材の形状に合う長方形に設置され、
長方形であれば、両面粘着部材が貫通孔を介して無塵室ハウジングの表面に接触した後、１本の直線として形成されて接着し、接着の粘着力を向上する。

好ましくは、前記両面粘着部材の全体的なサイズは、貫通孔の全体的なサイズの１.１～１.５倍であり、両面粘着部材の外輪と位置決めフィルムの天井面とを接着させ、中間部を位置決めフィルムに接触させていない。

好ましくは、前記位置決めフィルムの一端にはフールプルーフ連通溝が開けられ、無塵室ハウジングの天井面には、フールプルーフ連通溝の形状に合うフールプルーフ突起が固定されて接続され、
フールプルーフ突起とフールプルーフ凹溝との間の係合によって、フールプルーフ突起に接近する側で位置決めフィルム、保護フィルム、離型フィルム及び剥離ラベルを真ん中に位置決めすることを実現できる。

好ましくは、前記無塵室ハウジングは底板、底板の天井面に固定されて接続される、対称的に分布されている２つの位置制限リブ板、及び位置制限リブ板の、フールプルーフ突起から離れた端に開けられる引出溝を含み、前記剥離ラベルは引出溝を貫通するとともに、引出溝にスライド接続される。

好ましくは、前記底板の天井面の、両面粘着部材から離れた側には両面粘着シートが固定されて取り付けられ、
両面粘着シートは両面粘着部材に合わせて、無塵室ハウジングが誤って落ちるため、位置決めフィルム、保護フィルム、離型フィルム及び剥離ラベルが無塵室ハウジングから離脱することを防止する。

好ましくは、前記位置決めフィルムの、両面粘着部材から離れた端の両側には何れも中心合わせ耳が固定されて接続され、中心合わせ耳は前記位置制限リブ板の側壁に貼合されて接触し、
中心合わせ耳は、位置決めフィルムの、フールプルーフ突起から離れた側への中心合わせ作用を発揮する。

上記技術的解決策において、本考案が提供する技術効果及び利点は以下の通りである。
１、本製品は、元々無塵室ハウジングと位置決めフィルムとの間に位置する両面粘着部材を捨て、位置決めフィルムに貫通孔を開けて、元々位置決めフィルムと離型フィルムとの間に位置する両面粘着部材を通らせて、無塵室ハウジングの表面に接着させ、これによって、既存製品の効果を実現する上に、１つの両面粘着部材の使用を減らして、製造コストを削減する。
２、本製品は位置決めフィルムの、フールプルーフ突起から離れた端の両側に中心合わせ耳を固定して取り付け、フールプルーフ突起及び防連通溝に合わせて、位置決めフィルム、保護フィルム、離型フィルム及び剥離ラベルの無塵室ハウジング内での中心合わせをさらに向上して、フィルム貼付品質を高める。
３、貫通孔と両面粘着部材との間の寸法を設計することで、両面粘着部材の外輪は従来技術と同じように、位置決めフィルム及び離型フィルムに粘着され、中間部分は無塵室ハウジングの表面に接触するように下へ凹む。

本出願の実施例又は従来技術における技術解決策をより明らかに説明するために、以下、実施例の必要な図面を簡単に紹介し、以下に記載の図面は本考案に記載のいくつかの実施例に過ぎず、当業者にとって、これらの図面に基づいて他の図面を取得できる。
本考案の使用状態の模式図である。 本考案のスクリーンフィルムを取り付ける模式図である。 本考案のスクリーンフィルムを分解した第１図面である。 本考案のスクリーンフィルムを分解した第２図面である。

当業者が本出願の技術解決策をよりよく理解するために、以下、本出願の実施例の技術解決策を明らか且つ完全に記載する。記載される実施例は全ての実施例ではなく、本出願の一部の実施例に過ぎない。本出願の実施例に基づいて、当業者が進歩性に値する労働をしないことを前提として、取得した他の全ての実施例は、何れも本出願の保護範囲に属している。

上記技術解決策をよりよく理解するために、以下、明細書の図面及び具体的な実施形態を結合して上記技術解決策を詳しく説明する。

実施例
図１～４に示すように、底板１０１、底板１０１の天井面に固定されて接続される、対称的に分布されている２つの位置制限リブ板１０２、及び位置制限リブ板１０２の、フールプルーフ突起９から離れた端に開けられる引出溝１０３を含み、底板１０１の天井面の、引出溝１０３から離れた側にはフールプルーフ突起９が固定されて接続され、底板１０１の天井面の、引出溝１０３に接近する側には両面粘着シート１０が固定されて接続され、２つの位置制限リブ板１０２内には、位置決めフィルム２、保護フィルム３、離型フィルム４及び剥離ラベル５が下から上へ順に貼合されるように配置され、剥離ラベル５は引出溝１０３を貫通し、位置決めフィルム２には、フールプルーフ突起９に係合するフールプルーフ連通溝８が開けられ、位置決めフィルム２と離型フィルム４との間には両面粘着部材６が固定されて取り付けられ、位置決めフィルム２内には、両面粘着部材６の真下に位置する貫通孔７が開けられ、位置決めフィルム２の、フールプルーフ突起９から離れた端の両側には何れも中心合わせ耳１１が固定されて接続される。

使用者が移動端末にフィルムを貼り付ける前、まず、順に積層されて設けられる位置決めフィルム２、保護フィルム３、離型フィルム４及び剥離ラベル５を２つの位置制限リブ板１０２の間に配置して、フールプルーフ突起９をフールプルーフ連通溝８内に係止させて、剥離ラベル５を引出溝１０３内に押し、この際、位置決めフィルム２の両側に設けられる中心合わせ耳１１は位置制限リブ板１０２の表面に接触し、フールプルーフ突起９及びフールプルーフ連通溝８に合わせて、位置決めフィルム２、保護フィルム３、離型フィルム４及び剥離ラベル５の中心合わせの目的を完成し、そして、両面粘着部材６の天井部の剥離ラベル５を押圧することで、離型フィルム４及び両面粘着部材６を下へ凹ませて歪ませ、両面粘着部材６の、離型フィルム４から離れた側を貫通孔７に通らせて底板１０１の表面に接着させるとともに、両面粘着シート１０と保護フィルム３の底面とを接着させ、
そして、移動端末のスクリーンを下向きにするように剥離ラベル５の表面に置いて下へ押し、移動端末を２つの位置制限リブ板１０２の間に進入させ、従来のフィルム貼付フローに従って行えばよい。

以上は単に説明するように、本考案のいくつかの例示的な実施例を記載し、無論、当業者にとって、本考案の精神及び範囲から逸脱しない場合、いろんな方式で記載された実施例を修正できる。従って、上記図面及び記載は本考案の請求項の保護範囲を限定しておらず、本質的に説明するためのものである。

これらの実施例への複数の補正は当業者にとって自明であり、本明細書に定義された一般的な原理は、本考案の精神又は範囲から逸脱しない場合、他の実施例において実現できる。従って、本考案は、本明細書のこれらの実施例に限定されず、本明細書が開示した原理及び新規特点と一致する、最も幅広い範囲に合う。
最後、以上は本考案を限定しておらず、本考案の好適な実施例に過ぎず、本考案の精神及び原則内で完成した任意の補正、均等な置換、改良などは、何れも本考案の保護範囲内に該当すべきである。

１ 無塵室ハウジング、
１０１ 底板、
１０２ 位置制限リブ板、
１０３ 引出溝、
２ 位置決めフィルム、
３ 保護フィルム、
４ 離型フィルム、
５ 剥離ラベル、
６ 両面粘着部材、
７ 貫通孔、
８ フールプルーフ連通溝、
９ フールプルーフ突起、
１０ 両面粘着シート、
１１ 中心合わせ耳

Claims (8)

1. 順に貼合されるように配置される位置決めフィルム（２）、保護フィルム（３）、離型フィルム（４）及び剥離ラベル（５）を備えるスクリーンフィルムと、移動端末とを接続するための無塵室ハウジング（１）を含んでおり、位置決めフィルム（２）と離型フィルム（４）との間の一側に両面粘着部材（６）が貼合されるフィルム貼付装置であって、前記位置決めフィルム（２）の、両面粘着部材（６）に接近する側には貫通孔（７）があり、位置決めフィルム（２）と離型フィルム（４）との間の両面粘着部材（６）は貫通孔（７）の真上に位置し、作業状態で、離型フィルム（４）及び両面粘着部材（６）は押圧されることで、下へ凹んで歪むとともに、貫通孔（７）を通って、両面粘着部材（６）の底面は無塵室ハウジング（１）の表面に接着されることを特徴とするフィルム貼付装置。
2. 前記両面粘着部材（６）は両面テープとして設置されることを特徴とする請求項１に記載のフィルム貼付装置。
3. 前記両面粘着部材（６）全体は長方形に設置され、貫通孔（７）は両面粘着部材（６）の形状に合う長方形に設置されることを特徴とする請求項１に記載のフィルム貼付装置。
4. 前記両面粘着部材（６）の全体的なサイズは貫通孔（７）の全体的なサイズの１.１～１.５倍であり、両面粘着部材（６）の外輪と、位置決めフィルム（２）の天井面とを接着させ、中間部を位置決めフィルム（２）に接触させていないことを特徴とする請求項３に記載のフィルム貼付装置。
5. 前記位置決めフィルム（２）の一端にはフールプルーフ連通溝（８）が開けられ、無塵室ハウジング（１）の天井面には、フールプルーフ連通溝（８）の形状に合うフールプルーフ突起（９）が固定されて接続されることを特徴とする請求項１に記載のフィルム貼付装置。
6. 前記無塵室ハウジング（１）は底板（１０１）、底板（１０１）の天井面に固定されて接続される、対称的に分布されている２つの位置制限リブ板（１０２）、及び位置制限リブ板（１０２）の、フールプルーフ突起（９）から離れた端に開けられる引出溝（１０３）を含み、前記剥離ラベル（５）は引出溝（１０３）を貫通するとともに、引出溝（１０３）にスライド接続されることを特徴とする請求項５に記載のフィルム貼付装置。
7. 前記底板（１０１）の天井面の、両面粘着部材（６）から離れた側には両面粘着シート（１０）が固定されて取り付けられることを特徴とする請求項６に記載のフィルム貼付装置。
8. 前記位置決めフィルム（２）の、両面粘着部材（６）から離れた端の両側には何れも中心合わせ耳（１１）が固定されて接続され、中心合わせ耳（１１）は前記位置制限リブ板（１０２）の側壁に貼合されて接触することを特徴とする請求項６に記載のフィルム貼付装置。