JP3246974B2 - 小型滑走艇の船体およびその製造方法 - Google Patents

小型滑走艇の船体およびその製造方法

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JP3246974B2 JP01693393A JP1693393A JP3246974B2 JP 3246974 B2 JP3246974 B2 JP 3246974B2 JP 01693393 A JP01693393 A JP 01693393A JP 1693393 A JP1693393 A JP 1693393A JP 3246974 B2 JP3246974 B2 JP 3246974B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は小型滑走艇の船体および
その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】小型滑走艇として、デッキの後部に搭乗
しかつハンドルを握って操縦しながら、主にレジャーあ
るいはスポーツのために沿岸近くの水域で走り回るタイ
プのものが使用されている。該小型滑走艇は、船体内部
に搭載されたエンジンにより船体後部に装着された推進
機を駆動するとともに、該推進機の推力方向を変えなが
ら操縦するように構成されている。
【0003】前記推進機としては水噴射装置などが使用
されており、該水噴射装置は噴流ポンプにより船底から
吸入した水を後方へ噴出して推力を得るものである。こ
の水噴射装置の場合、通常、水噴出ダクトの向きを変え
ることにより操縦を行うように構成されている。前記推
進機は船底後部に形成した下側開放の凹部内に装着さ
れ、この凹部は船底面と略一致するカバーで覆われてい
る。
【0004】上記小型滑走艇の船体は、一般に、ハルの
上端周辺部にデッキを接合した中空構体で構成されてい
る。前記デッキおよびハルは、通常、プラスチック(強
化繊維入りプラスチックを含む)の成形品で作られてい
る。そして、船体内部に搭載されるエンジンおよび燃料
タンクは前記ハルの内面に搭載される。そのため、該ハ
ルには、エンジンおよび燃料タンクの取付け部が設けら
れており、さらに、全体の剛性向上およびエンジンや燃
料タンク等の取付け部の補強を目的とする補強部材も設
けられている。
【0005】従来の小型滑走艇における前記ハルの補強
構造としては、ガーダー等の補強部材を別部品で作り、
これを接着等によりハルの内面に接合する構造が採用さ
れている。また、補強用の芯材を用いる場合には、ハル
の内面とこれに接着等で固定される表面部材との間に形
成される空間内に該芯材を挟圧保持する手法が採られて
いる。さらに、エンジンや燃料タンクの取付け部も、別
部材の取付け金具をハルの内面や補強部材の表面に接着
またはボルト・ナット等で固定されている。関連技術を
開示する文献には、例えば実開平2−16394号があ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のハルの補強構造では、ハルに対して補強部材
あるいはエンジンや燃料タンクの取付け部材などの別部
品を接着等で固定せねばならず、構造が複雑になり、製
造工数も多くなってしまい、さらに、取付け部の寸法精
度を確保するために特殊な治具を用いる必要があるため
コスト高になってしまう。
【0007】本発明はこのような従来技術に鑑みてなさ
れたものであり、本発明の目的は、補強構造並びにエン
ジンおよび燃料タンクの取付け部を有するハルを少ない
工数で簡単かつ安価に製造することができ、しかも、治
具等を用いることなくエンジンや燃料タンクの取付け部
の寸法精度を容易に向上させることができる小型滑走艇
の船体およびその製造方法を提供することである。
【0008】
【課題解決のための手段】請求項1の発明は、上記目的
を達成するため、ハルの上端周辺部にデッキを接合する
ことにより中空構造にする小型滑走艇の船体において、
ハルの底部に台座部を有する内面と船底を形成する外面
から成る中空部が一体に成形されるとともに、前記中空
部を形成する内外面の間に樹脂発泡体の芯材が充填さ
れ、前記内外面の間の上部に、エンジン取り付け用の金
具部材および燃料タンク取り付け用の金具部材が取り付
け面を前記台座部の表面と同一面または若干突出する面
になるようにして前記芯材とともに配置され、エンジン
および燃料タンクがそれらの取り付け部またはブラケッ
ト部を前記取り付け面に締結することによりハルに取り
付けられることを特徴とする。
【0009】請求項2の発明は、上記目的を達成するた
め、ハルの上端周辺部にデッキを接合することにより中
空構造にする小型滑走艇の船体の製造方法において、ハ
ルの少なくとも一部の形状に対応した強化繊維のプリフ
ォームを製作するとともに、樹脂発泡体の芯材とエンジ
ン取り付け用の金具部材と燃料タンク取り付け用の金具
部材とを製作し、ハルの成形型の下型の内部に前記プリ
フォームを位置決めセットするとともに、該プリフォー
ムの上に前記芯材を位置決めセットし、前記エンジン取
り付け用の金具部材および前記燃料タンク取り付け用の
金具部材を前記芯材の上に位置決めセットし、ハルの成
形型の上型を前記下型に合わせて型締めを行ったあと、
該ハルの成形型の内部に樹脂を注入し硬化させることに
より、前記プリフォームによって形成されるハルの船底
部の外面と前記注入硬化された樹脂で形成される船底部
の内面との間に形成される中空部に前記芯材と前記エン
ジン取り付け用の金具部材と前記燃料タンク取り付け用
の金具部材とを密閉し、前記エンジン取り付け用の金具
部材および前記燃料タンク取り付け用の金具部材が取り
付け面を前記船底部の内面の表面と同一面または若干突
出する面にすることを特徴とする。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明を適用した船体を備えた小型滑走艇
の一実施例を示す右側面図であり、図2は図1の小型滑
走艇の平面図であり、図3は図1の小型滑走艇の後面図
である。図1〜図3において、船体はデッキ1とハル2
とをそれぞれの周囲のフランジ部3、4で接合した中空
体で構成されている。すなわち、小型滑走艇の船体は、
ハル2の上端周辺部にデッキ1を接合した中空構造にな
っている。
【0011】前記デッキ1およびハル2はプラスチック
成形品(強化繊維入りプラスチックを含む)で作られて
いる。船体内部には燃料タンク5およびエンジン6(図
1)が搭載され、該エンジン6により駆動軸7(図1)
を介して船体後部に装着した推進機8(図1)が駆動さ
れる。前記エンジン6は、船体内部あるいは該船体内部
を仕切って形成されたエンジンルームに搭載されるもの
である。また、本実施例では、前記推進機8として噴流
ポンプが使用されている。
【0012】デッキ1の後部は操縦者が搭乗する領域で
あり、該デッキ後部の中心部には前後に延びる突出部9
が形成され、該突出部9の上面には着座用のシート10
が装着されている。この鞍形のシート10は、運転者の
他に1人または2人程度の同乗者が前後に並んで搭乗で
きる構造になっている。デッキ1の後部に搭乗した操縦
者は、デッキ1上に配設されたハンドル11の両端グリ
ップ部を握って操縦を行う。図示の例では、ハンドル1
1の中央部がハンドルカバー12によって覆われてい
る。
【0013】デッキ1の前記突出部9(シート10)の
両側には、搭乗者が足を載せるステップ13、13が形
成されている。なお、図1中の一点鎖線Wは停船時の水
面を例示し、図1中の一点鎖線Xは航走時(滑走時)の
水線(水面)を例示する。搭乗者は、両側の前記ステッ
プ13、13に足を置き、立ち姿勢またはシート10に
着座した姿勢で乗船し、運転者は前記ハンドル11のグ
リップ部を握って操縦する。推進装置は、前記エンジン
6で駆動される噴流ポンプ8により、船底14に形成さ
れた吸い込み口15(図1)から水を吸い込み、この水
を船尾16から(推進機8のダクトから)後方へ噴出し
て推力を得る構造になっている。
【0014】デッキ1上には、ハンドルタワーカバー1
7およびハッチカバー18が取り付けられている。前記
ハンドルタワーカバー17は、デッキ1を貫通して設け
られるステアリング(操舵)機構部を覆うためのもので
ある。前記ハンドルカバー12は該ステアリング機構部
に前記ハンドル11とともに回動(操舵)可能に取り付
けられている。デッキ1には、船体内部に装着された燃
料タンク5への燃料供給あるいはエンジン6の点検など
を行うための作業用開口19(図2)が形成されてお
り、前記ハッチカバー18は該作業用開口19を密閉す
るためのものである。前記ハッチカバー18は、ヒンジ
20を介してデッキ1に対し両矢印A方向に開閉自在に
取り付けられている。なお、図示の例では、ハッチカバ
ー18の後端部にカバーキャップ(カバー部材)21が
固定されており、ハッチカバー18とともに該カバーキ
ャップ21も開閉できるように構成されている。
【0015】前記エンジン6および燃料タンク5は前記
ハル2に取り付けられている。図4は該ハル2の平面図
である。図4において、ハル2はプラスチック成形品で
あり、該ハル2には補強部材30、エンジン取付け部3
1、燃料タンク取付け部32が一体成形で形成されてい
る。前記補強部材30は、前記エンジン取付け部31お
よび燃料タンク取付け部32が設けられる台座部33と
該台座部33から延びる複数のリブ部34とで構成され
ている。
【0016】図5は図4中の線5−5に沿った補強部材
30の断面図であり、図6は図4中の線6−6に沿った
エンジン取付け部31および補強部材30の断面図であ
り、図7は図4中の線7−7に沿った燃料タンク取付け
部32および補強部材30の断面図であり、図8は図4
中の線8−8に沿った補強部材30のリブ部34の断面
図である。
【0017】図4〜図8において、前記補強部材30
(台座部33およびリブ部34)は、ハル2の内外面の
間に樹脂発泡体の芯材35を密閉した構造をしている。
そして、前記エンジン取付け部31および前記燃料タン
ク取付け部32は、前記ハル2の内外面の間の上部に前
記芯材35とともに密閉された金具36と該金具36に
溶接等で位置決め固定されたナット部材37とで構成さ
れている。図示の例では、エンジン取付け用および燃料
タンク取付け用にそれぞれ4個づつのナット部材37が
使用されており、各ナット部材37の上端面は台座33
の表面と同一面または若干突出する面になっている。し
たがって、エンジン6および燃料タンク5は、ボルト
(不図示)を使用してそれらの取付け部またはブラケッ
ト部(不図示)を締結するようになっている。なお、前
記ナット部材37に代えて、ボルト部材(植え込み式の
ボルト)を使用してもよく、その場合にはナットを使用
してエンジン6および燃料タンク5を取付けることにな
る。
【0018】図9は前述したハル2の製造方法を示す工
程図である。この製造方法では、前記芯材35と前記エ
ンジン6および燃料タンク5の取付け部(金具)とを予
め製作するとともに、ガラス繊維等の強化繊維のプリフ
ォームを成形しておき、これらをインサートとして使用
し、該インサートを成形型内にセットした後、該成形型
内にプラスチック(樹脂)を注入してハル2を成形する
というレジンインジェクション法(RI法)が採られて
いる。
【0019】図9において、工程aで、ハル2に対応し
たスクリーン型の型面にガラスロービングの吹付けおよ
びバインダーの吹付けを行なってプリフォームを成形
し、次いで、工程bでこのプリフォームの乾燥を行い、
工程cで前記プリフォームを型から取り出す。一方、工
程Aでハル2の成形型(下型)の型面にゲルコートを塗
布し、工程Bでこのゲルコートを硬化させる。そして、
工程Cにおいて、前記工程cで得た強化繊維のプリフォ
ームと、予め製作した前記芯材35と、予め製作したエ
ンジン6および燃料タンク5の前記取付け部材(金具3
6、ナット部材37)と、を前記成形型(下型)の内部
に位置決めセット(インサートセット)する。
【0020】そして、工程Dにおいて、前記下型に対し
て、ハル2の内面の成形型(上型)を合わせて型締めを
行い、工程Eで樹脂の注入(レジンインジェクション)
を行い、工程Fで樹脂を硬化させる。これによって、図
4〜図8で示した補強部材30、エンジン取付け部31
および燃料タンク取付け部32をハル2と一体成形した
ハル2が成形される。そして、工程Gでハル2の成形品
を型から取り出し、工程Hでトリムおよび仕上げを行う
ことにより、ハル2が製造される。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなごとく、請求項
1の発明によれば、ハルの上端周辺部にデッキを接合す
ることにより中空構造にする小型滑走艇の船体におい
て、ハルの底部に台座部を有する内面と船底を形成する
外面から成る中空部が一体に成形されるとともに、前記
中空部を形成する内外面の間に樹脂発泡体の芯材が充填
され、前記内外面の間の上部に、エンジン取り付け用の
金具部材および燃料タンク取り付け用の金具部材が取り
付け面を前記台座部の表面と同一面または若干突出する
面になるようにして前記芯材とともに配置され、エンジ
ンおよび燃料タンクがそれらの取り付け部またはブラケ
ット部を前記取り付け面に締結することによりハルに取
り付けられる構成としたので、補強構造並びにエンジン
および燃料タンクの取付け部を有するハルを少ない工数
で簡単かつ安価に製造することができ、しかも、治具等
を用いることなくエンジンや燃料タンクの取付け部の寸
法精度を容易に向上させることができる小型滑走艇の船
体が提供される。
【0022】請求項2の発明によれば、ハルの上端周辺
部にデッキを接合することにより中空構造にする小型滑
走艇の船体の製造方法において、ハルの少なくとも一部
の形状に対応した強化繊維のプリフォームを製作すると
ともに、樹脂発泡体の芯材とエンジン取り付け用の金具
部材と燃料タンク取り付け用の金具部材とを製作し、ハ
ルの成形型の下型の内部に前記プリフォームを位置決め
セットするとともに、該プリフォームの上に前記芯材を
位置決めセットし、前記エンジン取り付け用の金具部材
および前記燃料タンク取り付け用の金具部材を前記芯材
の上に位置決めセットし、ハルの成形型の上型を前記下
型に合わせて型締めを行ったあと、該ハルの成形型の内
部に樹脂を注入し硬化させることにより、前記プリフォ
ームによって形成されるハルの船底部の外面と前記注入
硬化された樹脂で形成される船底部の内面との間に形成
される中空部に前記芯材と前記エンジン取り付け用の金
具部材と前記燃料タンク取り付け用の金具部材とを密閉
し、前記エンジン取り付け用の金具部材および前記燃料
タンク取り付け用の金具部材が取り付け面を前記船底部
の内面の表面と同一面または若干突出する面にする構成
としたので、補強構造並びにエンジンおよび燃料タンク
の取付け部を有するハルを少ない工数で簡単かつ安価に
製造することができ、しかも、治具等を用いることなく
エンジンや燃料タンクの取付け部の寸法精度を容易に向
上させることができる小型滑走艇の船体の製造方法が提
供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した船体を備えた小型滑走艇の一
実施例を示す右側面図である。
【図2】図1の小型滑走艇の平面図である。
【図3】図1中の小型滑走艇の後面図である。
【図4】図1中のハルの平面図である。
【図5】図4中の線5−5に沿ったハルの部分断面図で
ある。
【図6】図4中の線6−6に沿ったハルの断面図であ
る。
【図7】図4中の線7−7に沿ったハルの断面図であ
る。
【図8】図4中の線8−8に沿ったハルの部分断面図で
ある。
【図9】図4のハルの製造方法を示す工程図である。
【符号の説明】
1 デッキ 2 ハル 3 フランジ部 4 フランジ部 5 燃料タンク 6 エンジン 7 駆動軸 8 推進機 10 シート 11 ハンドル 13 ステップ 14 船底 15 吸い込み口 16 船尾 17 ハンドルタワーカバー 18 ハッチカバー 30 補強部材 31 エンジン取付け部 32 燃料タンク取付け部 33 台座部 34 リブ部 35 芯材 36 金具 37 ナット部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B29L 31:30 B29C 67/14 E (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B63B 5/24 B29C 70/30 B29D 31/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハル(2) の上端周辺部にデッキ(1) を接
    合することにより中空構造にする小型滑走艇の船体にお
    いて、 ハルの底部に台座部(33)を有する内面と船底(14)を形成
    する外面から成る中空部が一体に成形されるとともに、
    前記中空部を形成する内外面の間に樹脂発泡体の芯材(3
    5)が充填され、 前記内外面の間の上部に、エンジン取り付け用の金具部
    材(36)(37)および燃料タンク取り付け用の金具部材(36)
    (37)が取り付け面を前記台座部の表面と同一面または若
    干突出する面になるようにして前記芯材とともに配置さ
    れ、 エンジン(6) および燃料タンク(5) がそれらの取り付け
    部またはブラケット部を前記取り付け面に締結すること
    によりハル(2) に取り付けられることを特徴とする小型
    滑走艇の船体。
  2. 【請求項2】 ハル(2) の上端周辺部にデッキ(1) を接
    合することにより中空構造にする小型滑走艇の船体の製
    造方法において、 ハルの少なくとも一部の形状に対応した強化繊維のプリ
    フォームを製作するとともに、樹脂発泡体の芯材(35)と
    エンジン取り付け用の金具部材(36)(37)と燃料タンク取
    り付け用の金具部材(36)(37)とを製作し、 ハルの成形型の下型の内部に前記プリフォームを位置決
    めセットするとともに、該プリフォームの上に前記芯材
    を位置決めセットし、前記エンジン取り付け用の金具部
    材および前記燃料タンク取り付け用の金具部材を前記芯
    材の上に位置決めセットし、 ハルの成形型の上型を前記下型に合わせて型締めを行っ
    たあと、該ハルの成形型の内部に樹脂を注入し硬化させ
    ることにより、前記プリフォームによって形成されるハ
    ルの船底部の外面と前記注入硬化された樹脂で形成され
    る船底部の内面との間に形成される中空部に前記芯材(3
    5)と前記エンジン取り付け用の金具部材(36)(37)と前記
    燃料タンク取り付け用の金具部材(36)(37)とを密閉し、 前記エンジン取り付け用の金具部材および前記燃料タン
    ク取り付け用の金具部材が取り付け面を前記船底部の内
    面の表面と同一面または若干突出する面にすることを特
    徴とする小型滑走艇の船体の製造方法。
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