JP3246896U - 乳腺腫瘍位置決め装置 - Google Patents

Abstract

【課題】医療従事者の正常作業を保証し、作業効率を向上させ、検査過程全体の円滑な進行を確保する、乳腺腫瘍位置決め装置を提供する。【解決手段】ブラケット部１を含み、ブラケット部の片側に側部ブラケット２が固定して設けられ、側部ブラケットに伸縮ロッド３が設けられ、伸縮ロッドのピストンロッドの頂部に横方向支持部４が固定して設けられ、本装置は、Ｘ線撮像プラットフォーム側に移動し、セルフロック式の自在走行輪１２を用い、本装置が移動しないことを保証し、コントローラは、コアリニアアクチュエータ５の伸縮を制御し及び補助リニアアクチュエータ１０を制御し、それにより体位位置決め機構６におけるストッパ板８の位置を制御し、それにより患者の肢体又は身体の動きを制限し、患者が乳腺検査時に安定した体位を保持する。【選択図】図１

Description

本考案は、位置決め装置に関し、具体的には乳腺腫瘍位置決め装置を指す。

乳腺腫瘍が小さくなった後その位置が変わる可能性があり、そのため位置決め装置を用いて乳腺腫瘍の新たな位置を正確に確定する必要がある。現在、位置決め装置は、主にＸ線ランプに依存して乳腺腫瘍を探し及び位置決めする。しかしながら、患者は、移動台に長時間横たわる必要があり、特定の体位を保持し、可能な限り動かないようにすることが求められる。しかしながら、この方法では、必ずしも理想的な位置決め効果が得られるとは限らない。現在、市場に患者の体位を補助するための専用のストッパ装置が市販されず、これは撮影過程において体位偏差が発生する可能性があり、それにより撮影結果の正確性に影響を与える。

本考案が解決しようとする技術的問題は、上記技術の欠点を解消し、乳腺腫瘍位置決め装置を提供することである。

上記技術的問題を解決するために、本考案にて提供される技術的解決手段は、乳腺腫瘍位置決め装置であり、ブラケット部を含み、前記ブラケット部の片側に側部ブラケットが固定して設けられ、前記側部ブラケットに伸縮ロッドが設けられ、前記伸縮ロッドのピストンロッドの頂部に横方向支持部が固定して設けられ、前記横方向支持部は、ブラケット部の直上に位置し、前記横方向支持部の延伸方向と水平面は、互いに平行であり、前記側部ブラケットにコアリニアアクチュエータが設けられ、前記コアリニアアクチュエータの頂部は、横方向支持部の下側に固定して接続され、
前記横方向支持部に体位位置決め機構が設けられ、前記体位位置決め機構の数は、２つであり且つ対称に設置される。

本考案が従来技術に比べて利点は、以下のとおりである。本装置は、Ｘ線撮像プラットフォーム側に移動し、セルフロック式の自在走行輪を用い、本装置が移動しないことを保証し、コントローラは、コアリニアアクチュエータの伸縮を制御し及び補助リニアアクチュエータを制御し、それにより体位位置決め機構におけるストッパ板の位置を制御し、それにより患者の肢体又は身体の動きを制限し、患者が乳腺検査時に安定した体位を保持することを確保し、患者の乳腺位置に対する位置決め作用を果たし、医療従事者の正常作業を保証し、作業効率を向上させ、検査過程全体の円滑な進行を確保する。

本考案の構造概略図１である。 本考案の側面図である。 本考案の構造概略図２である。

以下、本考案の実施例における図面を参照し、本考案の実施例における技術的解決手段を明瞭、完全に説明する。

図面を参照し、乳腺腫瘍位置決め装置であって、ブラケット部１を含み、前記ブラケット部１の片側に側部ブラケット２が固定して設けられ、前記側部ブラケット２に伸縮ロッド３が設けられ、前記伸縮ロッド３のピストンロッドの頂部に横方向支持部４が固定して設けられ、前記横方向支持部４は、ブラケット部１の直上に位置し、前記横方向支持部４の延伸方向と水平面は、互いに平行であり、前記側部ブラケット２にコアリニアアクチュエータ５が設けられ、前記コアリニアアクチュエータ５の頂部は、横方向支持部４の下側に固定して接続され、
前記横方向支持部４に体位位置決め機構６が設けられ、前記体位位置決め機構６の数は、２つであり且つ対称に設置される。

体位位置決め機構６は、スライドスリーブ７を含み、前記スライドスリーブ７は、横方向支持部４とスライド嵌合し、前記スライドスリーブ７の下側にストッパ板８が固定して設けられ、前記ストッパ板８の下側にクッション９が設けられ、前記クッション９は、ストッパ板８と固定して接続され、前記スライドスリーブ７に補助リニアアクチュエータ１０が設けられ、前記補助リニアアクチュエータ１０の他端は、横方向支持部４の末端まで延伸し且つ横方向支持部４の末端に固定して接続され、
２つの前記体位位置決め機構６におけるストッパ板８は、対向して設置されてストッパ板８の背部が横方向支持部４の中部から離れることを保証する。

前記クッション９の材質は、ゴムである。

前記側部ブラケット２にコントローラ１１が設けられ、
前記コントローラ１１とコアリニアアクチュエータ５との間は、電気的に接続され、
前記コントローラ１１と補助リニアアクチュエータ１０との間は、電気的に接続される。

前記ブラケット部１の底部にセルフロック式の自在走行輪１２が設けられ、
前記ブラケット部１とセルフロック式の自在走行輪１２との間は、ネジ接続方式により固定して接続される。

本考案を具体的に実施する時、関係医療従事者は、本装置をＸ線撮像プラットフォーム側に移動させ、セルフロック式の自在走行輪１２を用いて本装置をベッド側に置き、本装置が動かないことを保証する。

患者は、Ｘ線撮像プラットフォームに横たわり、医療従事者は、コントローラ１１を使用し、コントローラ１１によりコアリニアアクチュエータ５の伸縮を制御し及び補助リニアアクチュエータ１０を制御し、それにより体位位置決め機構６におけるストッパ板８の位置を制御し、それにより患者の肢体又は身体の動きを制限し、患者が乳腺検査時に安定した体位を保持することを確保し、患者の乳腺位置に対する位置決め作用を果たす。医療従事者は、患者の動作干渉により中断する必要とせず、医療従事者の正常作業を保証し、作業効率を向上させ、検査過程全体の円滑な進行を確保する。

当業者はその示唆を受けて、本考案の創造の趣旨を逸脱しない限り、当該技術的解決手段に類似する構成方式及び実施例を創造的に設計しない限り、いずれも本考案の保護範囲に属する。

Claims (5)

1. ブラケット部を含み、前記ブラケット部の片側に側部ブラケットが固定して設けられ、前記側部ブラケットに伸縮ロッドが設けられ、前記伸縮ロッドのピストンロッドの頂部に横方向支持部が固定して設けられ、前記横方向支持部は、ブラケット部の直上に位置し、前記横方向支持部の延伸方向と水平面は、互いに平行であり、前記側部ブラケットにコアリニアアクチュエータが設けられ、前記コアリニアアクチュエータの頂部は、横方向支持部の下側に固定して接続され、
   前記横方向支持部に体位位置決め機構が設けられ、前記体位位置決め機構の数は、２つであり且つ対称に設置される、
   ことを特徴とする乳腺腫瘍位置決め装置。
2. 体位位置決め機構は、スライドスリーブを含み、前記スライドスリーブは、横方向支持部とスライド嵌合し、前記スライドスリーブの下側にストッパ板が固定して設けられ、前記ストッパ板の下側にクッションが設けられ、前記クッションは、ストッパ板と固定して接続され、前記スライドスリーブに補助リニアアクチュエータが設けられ、前記補助リニアアクチュエータの他端は、横方向支持部の末端まで延伸し且つ横方向支持部の末端に固定して接続され、
   ２つの前記体位位置決め機構におけるストッパ板は、対向して設置されてストッパ板の背部が横方向支持部の中部から離れることを保証する、
   ことを特徴とする請求項１に記載の乳腺腫瘍位置決め装置。
3. 前記クッションの材質は、ゴムである、
   ことを特徴とする請求項２に記載の乳腺腫瘍位置決め装置。
4. 前記側部ブラケットにコントローラが設けられ、
   前記コントローラとコアリニアアクチュエータとの間は、電気的に接続され、
   前記コントローラと補助リニアアクチュエータとの間は、電気的に接続される、
   ことを特徴とする請求項３に記載の乳腺腫瘍位置決め装置。
5. 前記ブラケット部の底部にセルフロック式の自在走行輪が設けられ、
   前記ブラケット部とセルフロック式の自在走行輪との間は、ネジ接続方式により固定して接続される、
   ことを特徴とする請求項４に記載の乳腺腫瘍位置決め装置。