JP3246810U - 椅子の背凭れ連動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡素な構造で、椅子の製造コスト及び組立時間を有効に減らすことができる椅子の背凭れ連動装置を提供する。【解決手段】椅子の背凭れ連動装置は、座面底板1、座面組立板2、背凭れ組立台3及び位置拘束ユニットを備える。座面底板は、前方に延びた第1の弾片11と、後方に延びた第2の弾片12とを有する。第1の弾片と第2の弾片との間には、接続ブロック13を設ける。第1の弾片の前端には、第1の枢着部111を設ける。第2の弾片の後端には、第2の枢着部121を設ける。接続ブロック上には、第3の枢着部133を設ける。座面組立板は、座面底板の上方に位置するとともに、前側に設けた第4の枢着部21と、後側に設けた第5の枢着部22とを有する。第4の枢着部は、第1の枢着部に枢着させる。第5の枢着部は、第2の枢着部に枢着させる。座面組立板は、第4の枢着部と、第5の枢着部との間に設けた第6の枢着部23を有する。【選択図】図1

Description

本考案は、椅子の技術分野に関し、特に、椅子の背凭れ連動装置に関する。
従来のオフィスチェアーなどの椅子は、一般に背凭れ調整機能を備え、使用者が椅子に座って背凭れに寄り掛かると、背凭れが弾性的に揺動し、弾性緩衝効果が得られたが、従来のオフィスチェアーなどの椅子は、背凭れと座面とが連動していなかったため、使用者が背凭れに寄り掛かってもそれに伴って座面が適宜調整されることはなかった。そのため、座り心地に悪影響を与えることがあった。
本考案はこうした現状に鑑みてなされたものであり、本考案者は鋭意研究を重ねた結果、本考案に係る椅子の背凭れ連動装置を完成したものである。
本考案の主な目的は、簡素な構造で、椅子の製造コスト及び組立時間を有効に減らすことができる、椅子の背凭れ連動装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本考案の第1の形態によれば、座面底板、座面組立板、背凭れ組立台及び位置拘束ユニットを備えた、椅子の背凭れ連動装置であって、前記座面底板は、前方に延びた第1の弾片と、後方に延びた第2の弾片とを有し、前方に設けた前記第1の弾片と後方に設けた前記第2の弾片との間には、接続ブロックを設け、前記第1の弾片の前端には、第1の枢着部を設け、前記第2の弾片の後端には、第2の枢着部を設け、前記接続ブロック上には、第3の枢着部を設け、前記座面組立板は、前記座面底板の上方に位置するとともに、前側に設けた第4の枢着部と、後側に設けた第5の枢着部とを有し、前記座面組立板の前側に設けた前記第4の枢着部は、前記座面底板の前側に設けた前記第1の枢着部に枢着させ、前記座面組立板の後側に設けた前記第5の枢着部は、前記座面底板の後側に設けた前記第2の枢着部に枢着させ、前記座面組立板は、前側に設けた前記第4の枢着部と、後側に設けた前記第5の枢着部との間に設けた第6の枢着部を有し、前記背凭れ組立台は、上方に配設した前記座面組立板と、下方に配設した前記座面底板との間に位置し、前記背凭れ組立台には、第7の枢着部及び第8の枢着部を前後に間隔をおいて設け、前記背凭れ組立台の前記第7の枢着部は、前記座面組立板の前記第6の枢着部に枢着させ、前記背凭れ組立台の前記第8の枢着部は、前記座面底板の前記接続ブロックに設けた前記第3の枢着部に枢着させ、前記背凭れ組立台の後側には、背凭れ結合部を設け、前記位置拘束ユニットは、前記背凭れ組立台と位置拘束して接続し、前記背凭れ組立台のリクライニング角度を制限することを特徴とする、椅子の背凭れ連動装置を提供する。
本考案に係る椅子の背凭れ連動装置は、使用者が座面組立板上に取り付けた座面に座って背凭れに寄り掛かり、背凭れと組み合わされた背凭れ組立台の後側が後方に押下げられると、背凭れ組立台と座面底板との枢着箇所を支点として、背凭れ組立台の前側に枢着された座面組立板を上方に押し上げ、座面に連動して背凭れを同期でリクライニングさせ、使用者が椅子に座ったときの快適性を高める。
本考案の第1実施形態に係る椅子の背凭れ連動装置を示す分解斜視図である。 本考案の第1実施形態に係る椅子の背凭れ連動装置を示す斜視図(1)である。 本考案の第1実施形態に係る椅子の背凭れ連動装置を示す斜視図(2)である。 本考案の第1実施形態に係る椅子の背凭れ連動装置を示す断面図である。 本考案の第1実施形態に係る椅子の背凭れ連動装置の使用状態の説明図である。 本考案の第2実施形態に係る椅子の背凭れ連動装置を示す分解斜視図である。 本考案の第2実施形態に係る椅子の背凭れ連動装置を示す斜視図(1)である。 本考案の第2実施形態に係る椅子の背凭れ連動装置を示す斜視図(2)である。 本考案の第2実施形態に係る椅子の背凭れ連動装置を示す断面図である。 本考案の第2実施形態に係る椅子の背凭れ連動装置の使用状態の説明図である。
本考案の技術手段、目的及びそれにより達成可能な効果を、より完全かつ明白に開示するために、開示した添付の図面及び符号と併せて本考案を以下で詳説する。
(第1実施形態)
まず、図1~図4を参照する。図1~図4に示すように、本考案の第1実施形態に係る椅子の背凭れ連動装置は、座面底板1、座面組立板2及び背凭れ組立台3を備える。座面底板1、座面組立板2及び背凭れ組立台3は、ガラス繊維、プラスチックなど靭性及び剛性を兼ね備えた材料からなる。
座面底板1は、前方に延びた第1の弾片11と、後方に延びた第2の弾片12とを有する。第1の弾片11の前端には、第1の枢着部111を設ける。第2の弾片12の後端には、第2の枢着部121を設ける。前方に設けた第1の弾片11と後方に設けた第2の弾片12との間には、接続ブロック13を設ける。接続ブロック13の底端は、前側が第1の弾片11と接続し、後側が第2の弾片12と接続する。接続ブロック13は、位置拘束ユニットを有する。位置拘束ユニットは、接続ブロック13の上端に形成した平坦面131と、平坦面131の後側に接続されて下斜め前方に傾斜した斜面132と、を含む。接続ブロック13上には、第3の枢着部133を設ける。接続ブロック13の底側には、ガスシリンダーの昇降杆aと組み合わす昇降杆組立部134を取り付ける。
座面組立板2は、座面底板1の上方に位置する。座面組立板2は、前側に設けた第4の枢着部21と、後側に設けた第5の枢着部22とを有する。座面組立板2の前側に設けた第4の枢着部21は、座面底板1の第1の弾片11の前端に設けた第1の枢着部111の位置に対応するとともに、枢軸4を挿通させて互いに枢着させる。座面組立板2の後側に設けた第5の枢着部22は、座面底板1の第2の弾片12の後端に設けた第2の枢着部121と位置が対応するとともに、枢軸4を挿通させて互いに枢着させる。座面組立板2は、前側に設けた第4の枢着部21と、後側に設けた第5の枢着部22との間に設けられた第6の枢着部23を有する。座面組立板2の上端には、座面bを取り付ける。
背凭れ組立台3は、上方に配設した座面組立板2と、下方に配設した座面底板1との間に位置する。背凭れ組立台3の底端前側には、収容槽31を形成する。背凭れ組立台3の後側には、背凭れ結合部32を設ける。収容槽31と背凭れ結合部32との間には、開口部33を形成する。座面底板1の第2の弾片12は、開口部33に挿通し、第2の弾片12の後端に設けた第2の枢着部121と、座面組立板2の後端に設けた第5の枢着部22とを互いに枢着する。背凭れ組立台3の後側に設けた背凭れ結合部32は、背凭れcの底端に設けた連杆c1と組み合わせる。座面底板1の接続ブロック13は、背凭れ組立台3の前側に形成した収容槽31中に収容する。背凭れ組立台3の収容槽31の両側槽壁の前後位置には、第7の枢着部34及び第8の枢着部35が間隔をおいて設けられる。背凭れ組立台3の第7の枢着部34は、座面組立板2の第6の枢着部23と位置が対応し、枢軸4を挿通させて互いに枢着させる。座面底板1の接続ブロック13に設けた第3の枢着部133は、背凭れ組立台3の第8の枢着部35と位置が対応し、枢軸4を挿通させて互いに枢着させる。
実際に使用する場合、使用者が第1実施形態の椅子の座面bに座るとき、座面bに取り付けた座面組立板2により使用者の身体の重量を支える。図5に示すように、使用者が背凭れcに寄り掛かると、背凭れcの連杆c1と組み合わした背凭れ組立台3の後側を後方に押下げる作用力が発生し、このときに背凭れ組立台3は、座面底板1の接続ブロック13と枢着した箇所を支点として用い、背凭れ組立台3の前側に取り付けた座面組立板2を上方に変位させる。これにより、使用者自身が背凭れcに寄り掛かる力を利用し、使用者が座面bに座ったときに身体の重量を支えて使用者の身体を同期で押し上げ、耐荷重効果を達成する。背凭れ組立台3の前側を上方に変位させると、接続ブロック13の位置拘束ユニットの斜面132により、背凭れ組立台7が後ろに倒れる角度を適切に制限することにより、椅子に座ったときの安全性を高めることができる。また、使用者が背凭れcに寄り掛かることをやめたときに、使用者が背凭れcに寄り掛かって牽引されて変形していた座面底板1の第1の弾片11及び第2の弾片12が蓄勢により復位する。このとき座面組立板2は、連動してそれに取り付けた背凭れ組立台3の前側が一緒に下降して復位する。背凭れ組立台3と座面底板1の接続ブロック13との枢着箇所を支点として用い、背凭れ組立台3の後側を上方へ変位させて復位させる。このように背凭れ組立台3と座面組立板2とが連動することにより、使用者が椅子に座ったときの快適性を高めることができる。
(第2実施形態)
図6~図9を参照する。図6~図9に示すように、本考案の第2実施形態に係る椅子の背凭れ連動装置は、第1実施形態と同様に、座面底板5、座面組立板6及び背凭れ組立台7を備える。
第2実施形態の座面底板5は、第1実施形態と同様に前方に延びた第1の弾片51と、後方に延びた第2の弾片52とを有するとともに、座面底板5の第1の弾片51と第2の弾片52との間に接続ブロック53を設け、第1の弾片51と接続ブロック53の底端前側とを接続し、第2の弾片52と接続ブロック53の上端後側とを接続する。第1の弾片51の前端には、第1の枢着部511を設ける。第2の弾片52の後端には、第2の枢着部521を設ける。接続ブロック53の底端後側には、後方に延びて上向き弧状の飾片54を接続する。接続ブロック53は、第3の枢着部531を有する。接続ブロック53の底側には、ガスシリンダーである昇降杆aを組み合わせた昇降杆組立部532を取り付ける。
第2実施形態の座面組立板6は、第1実施形態と同様に座面底板5の上方に配設するとともに、前側に設けた第4の枢着部61と、後側に設けた第5の枢着部62とを有する。座面組立板6の前側に設けた第4の枢着部61は、座面底板5の第1の弾片51の前端に設けた第1の枢着部511と位置が対応するとともに、枢軸8を挿通させて互いに枢着させる。座面組立板6の後側に設けた第5の枢着部62は、座面底板5の第2の弾片52の後端に設けた第2の枢着部521と位置が対応するとともに、枢軸8を挿通させて互いに枢着させ、座面組立板6の前側に設けた第4の枢着部61と後側に設けた第5の枢着部62との間には、第6の枢着部63を設ける。座面組立板6の左右両側壁の間には、収容区間64を形成する。
第2実施形態において、背凭れ組立台7は、上方に設けた座面組立板6と、下方に設けた座面底板5との間で、座面組立板6により形成された収容区間64に位置する。背凭れ組立台7の前側には、開口部71を形成し、座面底板5の第2の弾片52、接続ブロック53及び飾片54を開口部71に位置させ、第2の弾片52に設けた第2の枢着部521は、開口部71に挿通し、座面組立板6の後側に設けた第5の枢着部62に枢着させる。第2実施形態に係る椅子の背凭れ連動装置は、位置拘束ユニットをさらに備える。この位置拘束ユニットは、位置拘束部材72及び位置拘束杆73を含む。位置拘束部材72は、背凭れ組立台7の前側に形成された開口部71に位置するとともに、座面底板5の接続ブロック53上を覆うように設置する。位置拘束部材72は、前後に間隔をおいて形成した第9の枢着部721及び弧形位置拘束孔722を有する。背凭れ組立台7の開口部71の2つの側壁には、前から後方にかけて第7の枢着部74、第8の枢着部75及び穿孔76をこの順で間隔をおいて設ける。背凭れ組立台7の第7の枢着部74は、座面組立板6の第6の枢着部63と位置が対応するとともに、枢軸8を挿通させて互いに枢着させる。座面底板5の接続ブロック53の第3の枢着部531は、背凭れ組立台7の第8の枢着部75及び位置拘束部材72に設けた第9の枢着部721と位置が対応するとともに、枢軸8を挿通させて互いに枢着させる。背凭れ組立台7の穿孔76は、位置拘束部材72の弧形位置拘束孔722と位置が対応するとともに、位置拘束杆73を位置拘束部材72の弧形位置拘束孔722に挿通させ、背凭れ組立台7の穿孔76と組み合わせ、背凭れ組立台7の後側には、背凭れcの底端に設けた連杆c1を組み合わせる背凭れ結合部77を設ける。
実際に使用する場合、第2実施形態の椅子の座面bに使用者が座ると、座面bに取り付けた座面組立板6が使用者の重量を支える。図10に示すように、使用者が背凭れcに寄り掛かると、背凭れcの連杆c1と組み合わした背凭れ組立台7の後側に後方に押下げる作用力が発生し、このときに背凭れ組立台7は、座面底板5の接続ブロック53と枢着した箇所を支点として用い、背凭れ組立台7の前側に取り付けた座面組立板6を上方に変位させる。これにより、使用者自身が背凭れcに寄り掛かる力により、使用者が座面bに座ったときに身体の重量を支え、使用者の身体を同期で押し上げ、耐荷重効果を達成する。背凭れ組立台7の前側を上方に変位させると、背凭れ組立台7の後側に取り付けた位置拘束杆73が、下方に変位し、位置拘束ユニットの位置拘束部材72の位置拘束孔722と、位置拘束杆73とにより画定した位置拘束角度により、背凭れ組立台7を後方に傾ける角度が適切に制限され、椅子に座ったときの安全性が高まる。また、使用者が背凭れcに寄り掛かることをやめたとき、使用者が背凭れcに寄り掛かり、牽引されて変形していた座面底板5の第1の弾片51及び第2の弾片52が蓄勢により復位する。このとき座面組立板6は、連動してそれに取り付けた背凭れ組立台7の前側が一緒に下降して復位する。背凭れ組立台7と座面底板5の接続ブロック53との枢着箇所を支点として用い、背凭れ組立台7の後側を上方へ変位させて復位させ、この背凭れ組立台7と座面組立板6とが連動することにより、使用者が椅子に座ったときの快適性を高めることができる。
本考案に係る椅子の背凭れ連動装置は、枢軸4及び枢軸8を挿通させて座面底板1,5、座面組立板2,6及び背凭れ組立台3,7に設けた各枢着部を互いに対応させて枢着させる他、座面底板1,5、座面組立板2,6及び背凭れ組立台3,7に設けた各枢着部を、互いに枢着する孔部、凸柱などにより構成し、同様に座面底板1,5、座面組立板2,6及び背凭れ組立台3,7を互いに枢着させてもよい。
上述したことから分かるように、本考案に係る椅子の背凭れ連動装置は、以下(1)~(3)の長所を有する。
(1)本考案の構造が簡素に設計されているため、製造にかかるコストと時間を効果的に減らし、現代が求める高効率及び低コストの産業上のニーズを満たすことができる。
(2)使用者が背凭れに寄り掛かったときに、座面に座っている使用者の身体を押し上げ、耐荷重効果が得られる。
(3)本考案の位置拘束構造は、使用者が背凭れに寄り掛かったときに、背凭れを適切なリクライニング角度に維持することができるため、椅子に座ったときの安全性を高めることができる。
1 座面底板
2 座面組立板
3 背凭れ組立台
4 枢軸
5 座面底板
6 座面組立板
7 背凭れ組立台
8 枢軸
11 第1の弾片
12 第2の弾片
13 接続ブロック
21 第4の枢着部
22 第5の枢着部
23 第6の枢着部
31 収容槽
32 背凭れ結合部
33 開口部
34 第7の枢着部
35 第8の枢着部
51 第1の弾片
52 第2の弾片
53 接続ブロック
54 飾片
61 第4の枢着部
62 第5の枢着部
63 第6の枢着部
64 収容区間
71 開口部
72 位置拘束部材
73 位置拘束杆
74 第7の枢着部
75 第8の枢着部
76 穿孔
77 背凭れ結合部
111 第1の枢着部
121 第2の枢着部
131 平坦面
132 斜面
133 第3の枢着部
134 昇降杆組立部
511 第1の枢着部
521 第2の枢着部
531 第3の枢着部
532 昇降杆組立部
721 第9の枢着部
722 位置拘束孔
a 昇降杆
b 座面
c 背凭れ
c1 連杆

Claims (3)

  1. 座面底板、座面組立板、背凭れ組立台及び位置拘束ユニットを備えた、椅子の背凭れ連動装置であって、
    前記座面底板は、前方に延びた第1の弾片と、後方に延びた第2の弾片とを有し、前方に設けた前記第1の弾片と後方に設けた前記第2の弾片との間には、接続ブロックを設け、前記第1の弾片の前端には、第1の枢着部を設け、前記第2の弾片の後端には、第2の枢着部を設け、前記接続ブロック上には、第3の枢着部を設け、
    前記座面組立板は、前記座面底板の上方に位置するとともに、前側に設けた第4の枢着部と、後側に設けた第5の枢着部とを有し、前記座面組立板の前側に設けた前記第4の枢着部は、前記座面底板の前側に設けた前記第1の枢着部に枢着させ、前記座面組立板の後側に設けた前記第5の枢着部は、前記座面底板の後側に設けた前記第2の枢着部に枢着させ、前記座面組立板は、前側に設けた前記第4の枢着部と、後側に設けた前記第5の枢着部との間に設けた第6の枢着部を有し、
    前記背凭れ組立台は、上方に配設した前記座面組立板と、下方に配設した前記座面底板との間に位置し、前記背凭れ組立台には、第7の枢着部及び第8の枢着部を前後に間隔をおいて設け、前記背凭れ組立台の前記第7の枢着部は、前記座面組立板の前記第6の枢着部に枢着させ、前記背凭れ組立台の前記第8の枢着部は、前記座面底板の前記接続ブロックに設けた前記第3の枢着部に枢着させ、前記背凭れ組立台の後側には、背凭れ結合部を設け、
    前記位置拘束ユニットは、前記背凭れ組立台と位置拘束して接続し、前記背凭れ組立台のリクライニング角度を制限することを特徴とする、
    椅子の背凭れ連動装置。
  2. 前記座面底板の前記第1の弾片及び前記第2の弾片は、前記座面底板の前記接続ブロックの底端前後側にそれぞれ接続し、前記背凭れ組立台の底端前側には、収容槽を形成し、前記座面底板の前記接続ブロックは、前記収容槽中に収容し、前記背凭れ組立台の前記収容槽の両側槽壁には、前記第7の枢着部及び前記第8の枢着部を前後に間隔をおいて設け、前記背凭れ組立台は、前側の前記収容槽と、後側の前記背凭れ結合部との間に形成された開口部を有し、前記座面底板の前記第2の弾片は、前記開口部に挿通し、前記第2の弾片の後端に設けた前記第2の枢着部と、前記座面組立板の後端に設けた前記第5の枢着部とを互いに枢着し、前記位置拘束ユニットは、前記接続ブロックの上端に形成された平坦面と、前記平坦面の後側に接続されて下斜め前方に傾斜した斜面と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の椅子の背凭れ連動装置。
  3. 前記座面底板の前記第1の弾片は、前記座面底板の前記接続ブロックの底端前側に接続し、
    前記座面底板の前記第2の弾片は、前記座面底板の前記接続ブロックの上端後側に接続し、
    前記座面底板の前記接続ブロックの底端後側には、後方に延びた飾片を接続し、
    前記背凭れ組立台の前側には、開口部を形成し、
    前記背凭れ組立台の前記開口部の2つの側壁には、前記第7の枢着部及び前記第8の枢着部を前後に間隔をおいて設け、
    前記座面底板の前記接続ブロック及び前記第2の弾片は、前記開口部に位置し、
    前記第2の弾片の後端に設けた前記第2の枢着部は、前記開口部に挿通し、前記座面組立板の後側に設けた前記第5の枢着部と枢着し、
    前記座面組立板の左右両側壁の間には、収容区間を形成し、前記背凭れ組立台は、前記収容区間に位置し、前記位置拘束ユニットは、位置拘束部材及び位置拘束杆を含み、前記位置拘束部材は、前記背凭れ組立台の前側に形成された前記開口部に位置するとともに、前記座面底板の前記接続ブロック上を覆うように設置し、前記位置拘束部材は、前後に間隔をおいて形成した第9の枢着部及び弧形位置拘束孔を有し、前記背凭れ組立台は、前記第8の枢着部の後方に穿孔を有し、
    前記座面底板の前記接続ブロックに設けた前記第3の枢着部及び前記背凭れ組立台の前記第8の枢着部は、前記位置拘束部材の前記第9の枢着部に枢着し、前記背凭れ組立台の前記穿孔は、前記位置拘束部材の弧形位置拘束孔と位置が対応し、前記位置拘束杆は、前記位置拘束部材の弧形位置拘束孔に挿通させ、前記背凭れ組立台の前記穿孔と組み合わせることを特徴とする請求項1に記載の椅子の背凭れ連動装置。
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