JP3246514U - 口腔洗浄器の天井部水切り構造及び携帯式口腔洗浄器 - Google Patents

口腔洗浄器の天井部水切り構造及び携帯式口腔洗浄器 Download PDF

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Abstract

【課題】口腔洗浄器本体の天井部における溜水の発生を回避して、異臭や細菌の繁殖を減少させられる、口腔洗浄器の天井部水切り構造及び携帯式口腔洗浄器を提供する。【解決手段】携帯式口腔洗浄器の天井部水切り構造は、本体ケーシングを含む。本体ケーシングは、ボディケーシング、内部カバーホルダ及び天井部カバーを含む。ボディケーシングのボディ内部空間は取り付け空間と注水空間に分割される。ボディケーシングの側壁には排水口が設けられている。内部カバーホルダは、周方向シール部材を介して取り付け空間の空洞壁と液密構造を成形することで、取り付け空間を上下に分布する液体残留領域と乾燥収容領域に区分する。液体残留領域の最も低い位置は排水口と連通している。液体残留領域の底部は、液体残留領域内の残留液を排水口に集めるために、高所から低所に向かって流れを案内できる。天井部カバーは、天井部取付口に取り外し可能に設けられる。【選択図】図4

Description

本考案は、口腔洗浄の技術分野に関し、特に、口腔洗浄器の天井部水切り構造及び携帯式口腔洗浄器に関する。
生活水準の向上に伴って、口腔ケアに対する人々の意識は徐々に高まっており、市場の口腔洗浄器具もますます多様化している。市場で最もポピュラーなデンタルフロスの代替品の一つに口腔洗浄器(ウォーターフロッサーとも称する)がある。口腔洗浄器は、すでにホームヘルス向けの小型家電の一つとなっている。口腔洗浄器の基本的な動作原理は次の通りである。口腔洗浄器は、自身のポンプ体を利用してタンクから水を吸い上げ、毎分数百回から数千回にも及ぶ高圧のパルス水流をノズルから噴射する。この高圧のパルス水流は、歯の隙間の食物残渣やプラークの除去及び歯ぐきのマッサージ等に用いられ、口腔環境を改善する。
従来の携帯式口腔洗浄器は、構造設計の面で、更に以下の点が不足している。
市場における従来の口腔洗浄器の一部は、排液構造を有さないか、排液設計が合理的でないため、液体が本体の天井部内に溜まって効果的に排出されない。特に、口腔洗浄時に口腔から流出した汚液は、非常に容易に本体の天井部に異臭や細菌の繁殖を生じさせる。また、従来の口腔洗浄器の部品間には隙間が存在するが、これらの隙間は密封処理が不可能である。そのため、液体がこれらの隙間を通じて従来の口腔洗浄器の天井部内に進入し、更には、本体の天井部に異臭や細菌の繁殖を生じさせる。
上述した従来技術の欠点に鑑みて、本考案が解決しようとする技術的課題は、口腔洗浄器本体の天井部における溜水の発生を回避して、異臭や細菌の繁殖を減少させられるとともに、ユーザが定期的に消毒やクリーニングを行いやすい口腔洗浄器の天井部水切り構造及び携帯式口腔洗浄器を提供することである。
上記の技術的課題を解決するために、本考案は、口腔洗浄器の天井部水切り構造を提供する。当該天井部水切り構造は、本体ケーシングを含む。本体ケーシングは、ボディケーシング、内部カバーホルダ及び天井部カバーを含む。
ボディケーシングは、天井部取付口と、天井部取付口と連通するボディ内部空間を有する。ボディ内部空間は取り付け空間と注水空間に分割される。ボディケーシングの側壁には排水口が設けられている。
内部カバーホルダは、周方向シール部材を介して取り付け空間の空洞壁と液密構造を形成することで、取り付け空間を上下に分布する液体残留領域と乾燥収容領域に区分する。液体残留領域の最も低い位置は排水口と連通している。液体残留領域の底部は、液体残留領域内の残留液を排水口に集めるために、高所から低所に向かって流れを案内できるように形成されている。
天井部カバーは、天井部取付口に取り外し可能に設けられる。天井部カバーはノズル退避領域及び注水退避領域を有する。ノズル退避領域は液体残留領域と連通しており、注水退避領域は注水空間と連通している。
好ましくは、前記ボディケーシングは、自身の高さ方向において、ヘッドケーシング部と把持ケーシング部に上下に分けられる。ヘッドケーシング部は上から下に向かって先細り状となっている。前記液体残留領域はヘッドケーシング部内に形成される。
好ましくは、前記排水口は、ヘッドケーシング部と把持ケーシング部の間の接続箇所に設けられる。
好ましくは、前記ボディケーシングには、液体残留領域と連通するボタン孔が設けられている。ボタン孔は、ノズルロック機構の押圧部位を隙間嵌めするために用いられる。
好ましくは、前記ノズルロック機構は、内部カバーホルダに対して摺動可能なノズル係止部材と、ノズル係止部材を位置復帰させる弾性位置復帰部材を含む。ノズル係止部材はボタン突起部を有する。ボタン突起部はボタン孔内に隙間嵌めされる。
好ましくは、前記ボタン孔と排水口は、ボディケーシングの対向する両側にそれぞれ位置する。
好ましくは、前記液体残留領域の底部には合流溝が備わっており、合流溝は排水口と連通している。
好ましくは、前記合流溝は、注水空間の外壁とボディケーシングの内周壁により共同で規定されてなり、合流溝の中央部分は排水口と連通している。
好ましくは、前記ボディケーシングの側壁には、更に、充電ポート及び挿入孔が設けられている。挿入孔は液体残留領域と連通している。前記本体ケーシングは、更に、充電カバーを含む。充電カバーは、前記充電ポートを封止するカバープレートと、カバープレートをボディケーシングに動作可能に接続するプラグを含む。プラグは挿入孔に挿設される。
好ましくは、前記口腔洗浄器の天井部水切り構造は、ノズルの挿着を許容するノズルソケットを更に含む。ノズルソケットは内部カバーホルダに密封状に嵌設される。ノズルソケットは、乾燥収容領域内に位置するコアユニットを接続するために用いられる。
好ましくは、前記注水退避領域の少なくとも一部の構造は下向きに延伸して受水空間部を形成しており、前記注水空間の天井部は上向きに延伸して入水端開口を形成している。入水端開口と受水空間部は、上下に接合されて係接密封領域を形成する。前記排水口は、ボディケーシングにおける前記係接密封領域に近接する位置に設けられる。
本考案は、更に、携帯式口腔洗浄器を提供する。当該携帯式口腔洗浄器は、前記口腔洗浄器の天井部水切り構造と、前記本体ケーシングに摺動可能に覆設されるとともに、前記注水空間と連通する引き出し式タンクと、を含む。
上述したように、本考案における口腔洗浄器の天井部水切り構造及び携帯式口腔洗浄器は、以下の有益な効果を有する。即ち、口腔洗浄器の個々の部品間には隙間が存在するが、これらの隙間は密封処理が不可能なため、特に、口腔洗浄時に口腔から流出する汚液といった液体がこれらの隙間を通じて口腔洗浄器本体の天井部内に進入する。この点に基づき、内部カバーホルダは、周方向シール部材を介して取り付け空間の空洞壁と液密構造を形成することで、取り付け空間を上下に分布する液体残留領域と乾燥収容領域に区分する。乾燥収容領域は前記コアユニット(特に、コアユニットの回路部品)を取り付けるために用いられる。内部カバーホルダは、液体が外部から乾燥収容領域、ひいてはコアユニットに進入するとの事態を回避可能とする。また、更に重要な点として、液体残留領域の底部は、高所から低所に向かって流れを案内できるように形成されているため、ノズル退避領域から液体残留領域に浸入した残留液は排水口に集められる。これにより、液体は排水口を通じて完全に排出される。また、ユーザが液体残留領域の定期的な消毒やクリーニングを行いやすいよう、天井部カバーは取り外し可能に天井部取付口に設けられる。よって、本考案における口腔洗浄器の天井部水切り構造は、口腔洗浄器本体の天井部における溜水の発生を回避して、異臭や細菌の繁殖を減少させられるとともに、ユーザが定期的に消毒やクリーニングを行いやすい。
図1は、本考案における携帯式口腔洗浄器の収納状態の図を示す。 図2は、本考案における携帯式口腔洗浄器の使用状態の図を示す。 図3は、図2におけるA-A線に沿った断面図を示す。 図4は、図3のB部分の拡大図を示す。 図5は、本考案における携帯式口腔洗浄器のノズル挿着時の斜視図を示す。 図6は、本考案における携帯式口腔洗浄器のノズル収納時の斜視図を示す。 図7は、本考案における口腔洗浄器の天井部水切り構造の分解図を示す。 図8は、本考案における口腔洗浄器の天井部水切り構造の斜視図を示す。 図9は、本考案における口腔洗浄器の天井部水切り構造の内部導流図を示す。 図10は、天井部カバーと注水漏斗の接続図を示す。 図11は、天井部カバーと注水漏斗の断面図を示す。 図12は、充電カバーの斜視図を示す。 図13は、ボディケーシングの斜視図を示す。 図14は、ボディケーシングの断面図を示す。
以下に、特定の具体的実施例によって、本考案の実施形態につき説明する。なお、本技術を熟知する者であれば、本明細書で開示する内容から本考案のその他の利点及び効果を容易に理解可能である。
周知すべき点として、本明細書の図面に示す構造、比率、大きさ等は、いずれも本技術を熟知する者の理解と閲覧に供すべく、明細書に開示した内容と組み合わせるためのものにすぎず、本考案で実施可能な限定条件を規定するものではない。よって、技術上の実質的意味はない。いずれかの構造の補足、比率関係の変更又は大きさの調整は、本考案が奏し得る効果や達成可能な目的に影響を及ぼさないことを前提に、いずれも本考案で開示する技術内容が網羅し得る範囲に含まれるものとする。且つ、本明細書で引用する「上」、「下」、「左」、「右」、「中央」及び「一の」等の用語は、記載を明瞭化するためのものにすぎず、本考案で実施可能な範囲を限定するためのものではない。よって、それらの相対関係の変更又は調整も、技術内容を実質的に変更しないことを前提に、本考案で実施可能な範囲と見なされる。
図4、図7及び図9において、黒色の湾曲矢印は水流の方向を示している。
図1、図2及び図3に示すように、本考案は、口腔洗浄器本体及び引き出し式タンク4を含む携帯式口腔洗浄器を提供する。引き出し式タンク4は、口腔洗浄器本体の本体ケーシング1に摺動可能に覆設される。ユーザは、口腔洗浄を行いたい場合、引き出し式タンク4を引き出すとともに、ノズル5を口腔洗浄器本体の天井部に挿着することで、注水及び口腔洗浄を行うことが可能となる。また、ユーザは、使用し終わったあとは、携帯及び収納しやすいよう、引き出し式タンク4を元の位置に押し戻して体積を縮小させる。
前記口腔洗浄器本体は本体ケーシング1を含む。本体ケーシング1内には取り付け空間112及び注水空間113が形成されている。取り付け空間112は、携帯式口腔洗浄器のコアユニット8を取り付けるために用いられる。注水空間113は、口腔洗浄液(例えば、水道水)を引き出し式タンク4に注入するために、引き出し式タンク4と連通している。
前記口腔洗浄器本体の天井部における溜水の発生を回避して、異臭や細菌の繁殖を減少させるために、更に、図4、図7、図8及び図9を組み合わせて、本考案における携帯式口腔洗浄器は口腔洗浄器の天井部水切り構造を有する。当該天井部水切り構造は、本体ケーシング1を含む。本体ケーシング1は、ボディケーシング11、内部カバーホルダ13及び天井部カバー12を含む。
ボディケーシング11は、天井部取付口111と、天井部取付口111と連通するボディ内部空間を有する。ボディ内部空間は、取り付け空間112と注水空間113に分割される。ボディケーシング11の側壁には排水口115aが設けられている。
内部カバーホルダ13は、周方向シール部材14を介して取り付け空間112の空洞壁と液密構造を形成することで、取り付け空間112を上下に分布する液体残留領域と乾燥収容領域に区分する。液体残留領域の最も低い位置は排水口115aと連通している。液体残留領域の底部は、液体残留領域内の残留液を排水口115aに集めるために、高所から低所に向かって流れを案内できるように形成されている。
天井部カバー12は、天井部取付口111に取り外し可能に設けられる。天井部カバー12は、ノズル退避領域121及び注水退避領域122を有する。ノズル退避領域121は液体残留領域と連通しており、注水退避領域122は注水空間113と連通している。
本考案において、口腔洗浄器の個々の部品間には隙間が存在するが、これらの隙間は密封処理が不可能なため、特に、口腔洗浄時に口腔から流出する汚液といった液体がこれらの隙間を通じて口腔洗浄器本体の天井部内に進入する。この点に基づき、内部カバーホルダ13は、周方向シール部材14を介して取り付け空間112の空洞壁と液密構造を形成することで、取り付け空間112を上下に分布する液体残留領域と乾燥収容領域に区分する。乾燥収容領域は、前記コアユニット8(特に、コアユニット8の回路部品)を取り付けるために用いられる。内部カバーホルダ13は、液体が外部から乾燥収容領域、ひいてはコアユニット8に進入するとの事態を回避可能とする。また、更に重要な点として、液体残留領域の底部は、高所から低所に向かって流れを案内できるように形成されているため、ノズル退避領域121から液体残留領域に浸入した残留液は排水口115aに集められる。これにより、液体は排水口115aを通じて完全に排出される。また、ユーザが液体残留領域の定期的な消毒やクリーニングを行いやすいよう、天井部カバー12は取り外し可能に天井部取付口111に設けられる。
よって、本考案における口腔洗浄器の天井部水切り構造は、口腔洗浄器本体の天井部における溜水の発生を回避して、異臭や細菌の繁殖を減少させられるとともに、ユーザが定期的に消毒やクリーニングを行いやすい。
図14に示すように、液体残留領域内の残留液が液体残留領域の底部に集まりやすいよう、前記ボディケーシング11は、自身の高さ方向において、ヘッドケーシング部115と把持ケーシング部116に上下に分けられる。ヘッドケーシング部115は上から下に向かって先細り状となっている。前記液体残留領域はヘッドケーシング部115内に形成される。更に、前記排水口115aは、ヘッドケーシング部115と把持ケーシング部116の間の接続箇所に設けられる。即ち、排水口115aはヘッドケーシング部115の最も低い箇所に位置する。排水口115aが前記ヘッドケーシング部115における下方に向かうほど先細りとなる構造と組み合わされることで、液体残留領域内の溜水を排出するのにいっそう有利となる。
図4及び図8に示すように、前記ノズル5をロック及び解除するために、前記ボディケーシング11には、液体残留領域と連通するボタン孔115bが設けられている。ボタン孔115bは、ノズルロック機構6の押圧部位を隙間嵌めするために用いられる。このように設けることで、ボタン孔115bから浸入した液体を排水口115aに案内することも可能となる。
更に、図4、図7、図8及び図9に示すように、前記ノズルロック機構6によるノズル5のロック及び解除機能を実現するために、前記ノズルロック機構6は、内部カバーホルダ13に対して摺動可能なノズル係止部材61と、ノズル係止部材61を位置復帰させる弾性位置復帰部材62を含む。ノズル係止部材61はボタン突起部611を有する。ボタン突起部611はボタン孔115b内に隙間嵌めされる。また、弾性位置復帰部材62は圧縮バネとすることができる。
前記ボタン孔115bの開設位置は高くなっていることが多く、且つ、液体残留領域の底部は、高所から低所に向かって流れを案内できるように形成されている。よって、前記ボタン孔115bと排水口115aは、ボディケーシング11の対向する両側にそれぞれ位置する。このように設けることで、ボタン孔115bから浸入した液体は、液体残留領域の底部に沿って徐々に排水口115aへと流れる。
口腔洗浄器本体の天井部内に浸入する水分は少ないことが多いため、水切り効果を高めるために、前記液体残留領域の底部には合流溝112aが備わっている。合流溝112aは排水口115aと連通している。
前記合流溝112aを形成しやすいよう、更に、前記合流溝112aは、注水空間113の外壁とボディケーシング11の内周壁により共同で規定されてなる。また、合流溝112aの中央部分が排水口115aと連通している。
図8、図12及び図13に示すように、口腔洗浄器本体を充電するために、前記ボディケーシング11の側壁には、更に、充電ポート115c及び挿入孔115dが設けられている。挿入孔115dは液体残留領域と連通している。また、前記本体ケーシング1は、更に、充電カバー15を含む。充電カバー15は、前記充電ポート115cを封止するカバープレート151と、カバープレート151をボディケーシング11に動作可能に接続するプラグ152を含む。プラグ152は挿入孔115dに挿設される。更に、カバープレート151にはストッパヘッド153も設けられている。ストッパヘッド153は充電ポート115cに密封状に押し込まれる。プラグ152は、ボディケーシング11から離脱しないように返しを有している。また、挿入孔115dは液体残留領域と連通している。このように設けることで、挿入孔115dから浸入した液体を排水口115aに徐々に流すことが可能となる。
図4に示すように、前記ノズル5を挿着するために、前記口腔洗浄器の天井部水切り構造は、ノズル5の挿着を許容するノズルソケット7を更に含む。ノズルソケット7は内部カバーホルダ13に密封状に嵌設される。ノズルソケット7は、乾燥収容領域内に位置するコアユニット8を接続するために用いられる。更に、ノズル退避領域121は、ノズルソケット7と整列する貫通孔である。
図4及び図7に示すように、前記注水退避領域122の少なくとも一部の構造は下向きに延伸して受水空間部を形成しており、前記注水空間113の天井部は上向きに延伸して入水端開口113aを形成している。入水端開口113aと受水空間部は、上下に接合されて係接密封領域を形成する。前記排水口115aは、ボディケーシング11における前記係接密封領域に近接する位置に設けられる。口腔洗浄器の使用期間が長くなると、係接密封領域の密封機能が失われる可能性が極めて高くなり、入水端開口113aと受水空間部の間に漏水が生じてしまうが、上記のように設けることで、係接密封領域の近傍に位置する排水口115aが漏出した水分を速やかに排出し得る。また、前記受水空間部は、上から下に向かって先細り状となっていてもよいし、上から下まで変化がなくてもよい。
図7、図10及び図11に示すように、本考案における携帯式口腔洗浄器は更に注水機構2を有する。注水機構2は、上から下に向かって先細り状となっている注水漏斗21(注水漏斗21は前記受水空間部の具体的実施例の一つである)と、前記注水漏斗21を封止するための孔封止蓋22を含む。注水漏斗21の2つの端部開口は、それぞれ、大端部開口211及び小端部開口212となっている。大端部開口211の少なくとも一部の辺縁は、天井部カバー12に一体的に成形されている。また、大端部開口211は注水退避領域122と整列しており、小端部開口212と前記注水空間113の間には密封状の連結関係が形成される。
注水漏斗21の大端部開口211は受水に用いられ、注水漏斗21の小端部開口212は前記注水空間113との連結及び連通に用いられる。大端部開口211の少なくとも一部の辺縁は、天井部カバー12に一体的に成形されている。また、大端部開口211は注水退避領域122と整列している。このように設けることで、注水漏斗21と天井部カバー12が1つの部品を共同で構成するため、ボディケーシング11の構造を簡略化できる。且つ、注水漏斗21と天井部カバー12との間の従来のシールストリップを省略できる。また、更に重要な点として、注水漏斗21は、上から下に向かって先細り状となっており、大端部開口211が従来の口腔洗浄器の注水口よりも大きいため、ユーザが水を受けるのに都合がよい。且つ、天井部カバー12がボディケーシング11の天井部取付口111を覆う際に、小端部開口212と前記注水空間113の間に密封状の連結関係が形成されるため、組み立ても比較的容易である。ボディケーシング11と天井部カバー12はフックや係合溝により互いに接続可能である。また、ボディケーシング11と天井部カバー12はネジで互いに接続してもよい。
前記小端部開口212と前記注水空間113の間に密封状の連結関係を形成し得るよう、前記注水漏斗21における小端部開口212に近接する外周壁には密封係接溝23が設けられており、密封係接溝23と前記注水空間113の入水端開口が係合する。更に、液密性を高めるために、前記密封係接溝23は環状をなしており、前記密封係接溝23内に弾性シールリング24が嵌設されている。弾性シールリング24はゴムやシリコーンで製造してもよい。
更に、図5及び図6を組み合わせて、携帯性を高めるために、前記口腔洗浄器の天井部注水構造は、更に、ノズル収納構造3を含む。ノズル収納構造3は、ノズル掛接部材31及びノズル収納室を含む。ノズル掛接部材31は注水漏斗21の空洞壁に設けられる。ノズル収納室は、注水空間113の内部空間の一部領域で構成される。或いは、ノズル収納室は、注水空間113の内部空間の一部領域と注水漏斗21の内部空間の一部領域により共同で構成される。更に、ノズル掛接部材31は注水漏斗21の空洞壁から突出している。ノズル5は、逆さまとなって注水漏斗21から挿入されると、自重の作用で、ノズル5のストッパ部51がノズル掛接部材31に受け止められるまで下向きに滑り落ちる。ノズル掛接部材31の数は複数であり、例えば、2つ、3つである。隣接する2つのノズル掛接部材31の間には注水隙間溝32が形成される。注水隙間溝32は、入水面積を増大させるとともに、注水空間113を外気と連通しやすくすることで、円滑な給水を保証する。ノズル掛接部材31の具体的実施例として、ノズル掛接部材31はリブ形のプレート状をなしており、円弧状の切欠きを有する。円弧状の切欠きはノズル5に適応している。ノズル掛接部材31とノズル5は上下に当接して嵌め合わされるため、注水漏斗21に対しノズル5を出し入れしやすい。
以上述べたように、本考案における口腔洗浄器の天井部水切り構造及び携帯式口腔洗浄器は、口腔洗浄器本体の天井部における溜水の発生を回避して、異臭や細菌の繁殖を減少させられるとともに、ユーザが定期的に消毒やクリーニングを行いやすい。従って、本考案は、従来技術における各種の欠点を効果的に解消しており、高度な産業上の利用価値を有する。
上記の実施例は本考案の原理と効果を例示的に説明したものにすぎず、本考案を制限するものではない。本技術を熟知する者であれば、本考案の精神及び範疇を逸脱しないことを前提に、上記の実施例を補足又は変更することが可能である。従って、当業者が、本考案で開示した精神及び技術思想を逸脱することなく完了するあらゆる等価の補足又は変更は、依然として実用新案登録請求の範囲に含まれる。
1 本体ケーシング
11 ボディケーシング
111 天井部取付口
112 取り付け空間
112a 合流溝
113 注水空間
113a 入水端開口
115 ヘッドケーシング部
115a 排水口
115b ボタン孔
115c 充電ポート
115d 挿入孔
116 把持ケーシング部
12 天井部カバー
121 ノズル退避領域
122 注水退避領域
13 内部カバーホルダ
14 周方向シール部材
15 充電カバー
151 カバープレート
152 プラグ
153 ストッパヘッド
2 注水機構
21 注水漏斗
211 大端部開口
212 小端部開口
22 孔封止蓋
23 密封係接溝
24 弾性シールリング
3 ノズル収納構造
31 ノズル掛接部材
32 注水隙間溝
4 引き出し式タンク
5 ノズル
51 ストッパ部
6 ノズルロック機構
61 ノズル係止部材
611 ボタン突起部
62 弾性位置復帰部材
7 ノズルソケット
8 コアユニット

Claims (12)

  1. 本体ケーシング(1)を含み、前記本体ケーシング(1)は、ボディケーシング(11)、内部カバーホルダ(13)及び天井部カバー(12)を含み、
    前記ボディケーシング(11)は、天井部取付口(111)と、前記天井部取付口(111)と連通するボディ内部空間を有し、前記ボディ内部空間は、取り付け空間(112)と注水空間(113)に分割され、前記ボディケーシング(11)の側壁には排水口(115a)が設けられており、
    前記内部カバーホルダ(13)は、周方向シール部材(14)を介して前記取り付け空間(112)の空洞壁と液密構造を形成することで、前記取り付け空間(112)を上下に分布する液体残留領域と乾燥収容領域に区分し、前記液体残留領域の最も低い位置は前記排水口(115a)と連通しており、前記液体残留領域の底部は、前記液体残留領域内の残留液を前記排水口(115a)に集めるために、高所から低所に向かって流れを案内できるように形成されており、
    前記天井部カバー(12)は、前記天井部取付口(111)に取り外し可能に設けられ、前記天井部カバー(12)は、ノズル退避領域(121)及び注水退避領域(122)を有し、前記ノズル退避領域(121)は前記液体残留領域と連通しており、前記注水退避領域(122)は前記注水空間(113)と連通していることを特徴とする口腔洗浄器の天井部水切り構造。
  2. 前記ボディケーシング(11)は、自身の高さ方向において、ヘッドケーシング部(115)と把持ケーシング部(116)に上下に分けられ、前記ヘッドケーシング部(115)は上から下に向かって先細り状となっており、前記液体残留領域は前記ヘッドケーシング部(115)内に形成されることを特徴とする請求項1に記載の口腔洗浄器の天井部水切り構造。
  3. 前記排水口(115a)は、前記ヘッドケーシング部(115)と前記把持ケーシング部(116)の間の接続箇所に設けられることを特徴とする請求項2に記載の口腔洗浄器の天井部水切り構造。
  4. 前記ボディケーシング(11)には、前記液体残留領域と連通するボタン孔(115b)が設けられており、前記ボタン孔(115b)は、ノズルロック機構(6)の押圧部位を隙間嵌めするために用いられることを特徴とする請求項1に記載の口腔洗浄器の天井部水切り構造。
  5. 前記ノズルロック機構(6)は、前記内部カバーホルダ(13)に対して摺動可能なノズル係止部材(61)と、前記ノズル係止部材(61)を位置復帰させる弾性位置復帰部材(62)を含み、前記ノズル係止部材(61)はボタン突起部(611)を有し、前記ボタン突起部(611)は前記ボタン孔(115b)内に隙間嵌めされることを特徴とする請求項4に記載の口腔洗浄器の天井部水切り構造。
  6. 前記ボタン孔(115b)と前記排水口(115a)は、前記ボディケーシング(11)の対向する両側にそれぞれ位置することを特徴とする請求項4に記載の口腔洗浄器の天井部水切り構造。
  7. 前記液体残留領域の底部には合流溝(112a)が備わっており、前記合流溝(112a)は前記排水口(115a)と連通していることを特徴とする請求項1に記載の口腔洗浄器の天井部水切り構造。
  8. 前記合流溝(112a)は、前記注水空間(113)の外壁と前記ボディケーシング(11)の内周壁により共同で規定されてなり、前記合流溝(112a)の中央部分は前記排水口(115a)と連通していることを特徴とする請求項7に記載の口腔洗浄器の天井部水切り構造。
  9. 前記ボディケーシング(11)の側壁には、更に、充電ポート(115c)及び挿入孔(115d)が設けられており、前記挿入孔(115d)は前記液体残留領域と連通しており、前記本体ケーシング(1)は、更に、充電カバー(15)を含み、前記充電カバー(15)は、前記充電ポート(115c)を封止するカバープレート(151)と、前記カバープレート(151)を前記ボディケーシング(11)に動作可能に接続するプラグ(152)とを含み、前記プラグ(152)は前記挿入孔(115d)に挿設されることを特徴とする請求項1に記載の口腔洗浄器の天井部水切り構造。
  10. 前記口腔洗浄器の天井部水切り構造は、ノズル(5)の挿着を許容するノズルソケット(7)を更に含み、前記ノズルソケット(7)は前記内部カバーホルダ(13)に密封状に嵌設され、前記ノズルソケット(7)は、前記乾燥収容領域内に位置するコアユニット(8)を接続するために用いられることを特徴とする請求項1に記載の口腔洗浄器の天井部水切り構造。
  11. 前記注水退避領域(122)の少なくとも一部の構造は下向きに延伸して受水空間部を形成しており、前記注水空間(113)の天井部は上向きに延伸して入水端開口(113a)を形成しており、前記入水端開口(113a)と前記受水空間部は上下に接合されて係接密封領域を形成し、前記排水口(115a)は、前記ボディケーシング(11)における前記係接密封領域に近接する位置に設けられることを特徴とする請求項1に記載の口腔洗浄器の天井部水切り構造。
  12. 請求項1~11のいずれか1項に記載の口腔洗浄器の天井部水切り構造と、
    前記本体ケーシング(1)に摺動可能に覆設されるとともに、前記注水空間(113)と連通する引き出し式タンク(4)と、を含むことを特徴とする携帯式口腔洗浄器。
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