JP3246513U - 口腔洗浄器の天井部注水構造及び携帯式口腔洗浄器 - Google Patents
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Abstract
【課題】注水漏斗と天井部カバーとの間の従来のシールストリップを省略可能であり、ユーザが水を受けやすい、口腔洗浄器の天井部注水構造及び携帯式口腔洗浄器を提供する。【解決手段】携帯式口腔洗浄器の天井部注水構造は、本体ケーシング及び注水機構を含む。本体ケーシングは、ボディケーシング及び天井部カバー12を含む。ボディケーシングは、天井部取付口と、天井部取付口と連通するボディ内部空間を有する。天井部カバーは、天井部取付口に取り外し可能に設けられ、ノズル退避領域121及び注水退避領域122を有する。注水機構は、上から下に向かって先細り状となっている注水漏斗と、注水漏斗を封止するための孔封止蓋を含む。注水漏斗は、大端部開口及び小端部開口を有し、大端部開口の少なくとも一部の辺縁は、天井部カバーに一体的に成形され、大端部開口は注水退避領域と整列して成形される。【選択図】図8
Description
本考案は、口腔洗浄の技術分野に関し、特に、口腔洗浄器の天井部注水構造及び携帯式口腔洗浄器に関する。
生活水準の向上に伴って、口腔ケアに対する人々の意識は徐々に高まっており、市場の口腔洗浄器具もますます多様化している。市場で最もポピュラーなデンタルフロスの代替品の一つに口腔洗浄器(ウォーターフロッサーとも称する)がある。口腔洗浄器は、すでにホームヘルス向けの小型家電の一つとなっている。口腔洗浄器の基本的な動作原理は次の通りである。口腔洗浄器は、自身のポンプ体を利用してタンクから水を吸い上げ、毎分数百回から数千回にも及ぶ高圧のパルス水流をノズルから噴射する。この高圧のパルス水流は、歯の隙間の食物残渣やプラークの除去及び歯ぐきのマッサージ等に用いられ、口腔環境を改善する。
従来の携帯式口腔洗浄器は、構造設計の面で、更に以下の点が不足している。
市場の大多数の携帯式口腔洗浄器は、タンクの注液口がタンクの側壁に設けられており、注液時にボディを水平状態とせねばならないため、操作しにくい。また、一部の携帯式口腔洗浄器の注液口はボディの天井部に設けられているが、注液口が小さいため、給水しにくい。
上述した従来技術の欠点に鑑みて、本考案が解決しようとする技術的課題は、ボディケーシングの構造を簡略化可能であるとともに、注水漏斗と天井部カバーとの間の従来のシールストリップを省略可能であり、且つ、ユーザが水を受けやすい口腔洗浄器の天井部注水構造及び携帯式口腔洗浄器を提供することである。
上記の技術的課題を解決するために、本考案は、口腔洗浄器の天井部注水構造を提供する。当該天井部注水構造は、本体ケーシング及び注水機構を含む。
本体ケーシングは、ボディケーシング及び天井部カバーを含む。ボディケーシングは、天井部取付口と、天井部取付口と連通するボディ内部空間を有する。ボディ内部空間は、取り付け空間と注水室に分割される。注水室の天井部は入水端開口を有する。また、天井部カバーは、天井部取付口に取り外し可能に設けられる。天井部カバーは、ノズル退避領域及び注水退避領域を有する。
注水機構は、上から下に向かって先細り状となっている注水漏斗と、前記注水漏斗を封止するための孔封止蓋を含む。注水漏斗の2つの端部開口は、それぞれ、大端部開口及び小端部開口となっている。大端部開口の少なくとも一部の辺縁は、天井部カバーに一体的に成形されている。また、大端部開口は注水退避領域と整列しており、小端部開口と前記入水端開口の間には密封状の連結関係が形成される。
好ましくは、前記注水漏斗における小端部開口に近接する外周壁には密封係接溝が設けられており、密封係接溝が前記入水端開口に係接される。
好ましくは、前記密封係接溝は環状をなしており、前記密封係接溝内に弾性シールリングが嵌設されている。
好ましくは、前記口腔洗浄器の天井部注水構造は、更に、ノズル収納構造を含む。ノズル収納構造は、ノズル掛接部材及びノズル収納室を含む。ノズル掛接部材は注水漏斗の空洞壁に設けられる。ノズル収納室は、注水室の内部空間の一部領域で構成される。或いは、ノズル収納室は、注水室の内部空間の一部領域と注水漏斗の内部空間の一部領域により共同で構成される。
好ましくは、前記注水室の空洞壁には残液引き出し溝が設けられている。残液引き出し溝は、注水室の高さ方向に沿って直線状に延伸するとともに、ノズル掛接部材を貫通している。
好ましくは、前記大端部開口における天井部カバーに一体的に連結されていない部位には挿入部が備わっており、前記天井部取付口は挿入部に係接されるスロット部を有している。
好ましくは、前記本体ケーシングの上端には角構造が備わっている。角構造は、ボディケーシングと天井部カバーが連なって形成される。前記注水漏斗の大端部開口は前記角構造に形成される。
好ましくは、前記本体ケーシングは、自身の高さ方向において、ヘッドケーシング部と把持ケーシング部に上下に分けられる。ヘッドケーシング部は上から下に向かって先細り状となっている。ヘッドケーシング部は切欠きを有する。切欠きの開孔縁は、前記大端部開口における天井部カバーに一体的に連結されていない部位に係接される。
好ましくは、前記孔封止蓋の一方の側は天井部カバーに回動可能に設けられ、前記孔封止蓋の他方の側は注水漏斗又はボディケーシングに係接される。
本考案は、更に、携帯式口腔洗浄器を提供する。当該携帯式口腔洗浄器は、前記口腔洗浄器の天井部注水構造と、前記本体ケーシングに摺動可能に覆設されるとともに、前記注水室と連通する引き出し式タンクと、を含む。
上述したように、本考案における口腔洗浄器の天井部注水構造及び携帯式口腔洗浄器は、以下の有益な効果を有する。即ち、注水漏斗の大端部開口は受水に用いられ、注水漏斗の小端部開口は前記注水室との連結及び連通に用いられる。大端部開口の少なくとも一部の辺縁は、天井部カバーに一体的に成形されている。また、大端部開口は注水退避領域と整列している。このように設けることで、注水漏斗と天井部カバーが1つの部品を共同で構成するため、ボディケーシングの構造を簡略化できる。且つ、注水漏斗と天井部カバーとの間の従来のシールストリップを省略できる。また、更に重要な点として、注水漏斗は、上から下に向かって先細り状となっており、大端部開口が従来の口腔洗浄器の注水口よりも大きいため、ユーザが水を受けるのに都合がよい。且つ、天井部カバーがボディケーシングの天井部取付口を覆う際に、小端部開口と前記入水端開口の間に密封状の連結関係が形成されるため、組み立ても比較的容易である。ボディケーシングと天井部カバーはフックや係合溝により互いに接続可能である。また、ボディケーシングと天井部カバーはネジで互いに接続してもよい。従って、本考案における口腔洗浄器の天井部注水構造は、ボディケーシングの構造を簡略化可能であるとともに、注水漏斗と天井部カバーとの間の従来のシールストリップを省略可能であり、且つ、ユーザが水を受けやすい。
以下に、特定の具体的実施例によって、本考案の実施形態につき説明する。なお、本技術を熟知する者であれば、本明細書で開示する内容から本発考案のその他の利点及び効果を容易に理解可能である。
周知すべき点として、本明細書の図面に示す構造、比率、大きさ等は、いずれも本技術を熟知する者の理解と閲覧に供すべく、明細書に開示した内容と組み合わせるためのものにすぎず、本考案で実施可能な限定条件を規定するものではない。よって、技術上の実質的意味はない。いずれかの構造の補足、比率関係の変更又は大きさの調整は、本考案が奏し得る効果や達成可能な目的に影響を及ぼさないことを前提に、いずれも本考案で開示する技術内容が網羅し得る範囲に含まれるものとする。且つ、本明細書で引用する「上」、「下」、「左」、「右」、「中央」及び「一の」等の用語は、記載を明瞭化するためのものにすぎず、本考案で実施可能な範囲を限定するためのものではない。よって、それらの相対関係の変更又は調整も、技術内容を実質的に変更しないことを前提に、本考案で実施可能な範囲と見なされる。
図1、図2及び図3に示すように、本考案は、口腔洗浄器本体及び引き出し式タンク4を含む携帯式口腔洗浄器を提供する。引き出し式タンク4は、口腔洗浄器本体の本体ケーシング1に摺動可能に覆設される。ユーザは、口腔洗浄を行いたい場合、引き出し式タンク4を引き出すとともに、ノズル5を口腔洗浄器本体の天井部に挿着することで、注水及び口腔洗浄を行うことが可能となる。また、ユーザは、使用し終わったあとは、携帯及び収納しやすいよう、引き出し式タンク4を元の位置に押し戻して体積を縮小させる。
前記口腔洗浄器本体は本体ケーシング1を含む。本体ケーシング1内には取り付け空間112及び注水室113が形成されている。取り付け空間112は、携帯式口腔洗浄器のコアユニットを取り付けるために用いられる。注水室113は、口腔洗浄液(例えば、水道水)を引き出し式タンク4に注入するために、引き出し式タンク4と連通している。
ユーザが水を受けやすいよう、更に、図4、図7、図8及び図9を組み合わせて、本考案における携帯式口腔洗浄器は口腔洗浄器の天井部注水構造を有する。当該天井部注水構造は、本体ケーシング1及び注水機構2を含む。
本体ケーシング1は、ボディケーシング11及び天井部カバー12を含む。ボディケーシング11は、天井部取付口111と、天井部取付口111と連通するボディ内部空間を有する。ボディ内部空間は、取り付け空間112と注水室113に分割される。注水室113の天井部は入水端開口113aを有する。また、天井部カバー12は、天井部取付口111に取り外し可能に設けられる。天井部カバー12は、ノズル退避領域121及び注水退避領域122を有する。
注水機構2は、上から下に向かって先細り状となっている注水漏斗21と、前記注水漏斗21を封止するための孔封止蓋22を含む。注水漏斗21の2つの端部開口は、それぞれ、大端部開口211及び小端部開口212となっている。大端部開口211の少なくとも一部の辺縁は、天井部カバー12に一体的に成形されている。また、大端部開口211は注水退避領域122と整列しており、小端部開口212と前記入水端開口113aの間には密封状の連結関係が形成される。
本考案において、注水漏斗21の大端部開口211は受水に用いられ、注水漏斗21の小端部開口212は前記注水室113との連結及び連通に用いられる。大端部開口211の少なくとも一部の辺縁は、天井部カバー12に一体的に成形されている。また、大端部開口211は注水退避領域122と整列している。このように設けることで、注水漏斗21と天井部カバー12が1つの部品を共同で構成するため、ボディケーシング11の構造を簡略化できる。且つ、注水漏斗21と天井部カバー12との間の従来のシールストリップを省略できる。また、更に重要な点として、注水漏斗21は、上から下に向かって先細り状となっており、大端部開口211が従来の口腔洗浄器の注水口よりも大きいため、ユーザが水を受けるのに都合がよい。且つ、天井部カバー12がボディケーシング11の天井部取付口111を覆う際に、小端部開口212と前記入水端開口113aの間に密封状の連結関係が形成されるため、組み立ても比較的容易である。ボディケーシング11と天井部カバー12はフックや係合溝により互いに接続可能である。また、ボディケーシング11と天井部カバー12はネジで互いに接続してもよい。
従って、本考案における口腔洗浄器の天井部注水構造は、ボディケーシングの構造を簡略化可能であるとともに、注水漏斗と天井部カバーとの間の従来のシールストリップを省略可能であり、且つ、ユーザが水を受けやすい。
前記天井部カバー12の具体的実施例として、ノズル退避領域121はノズル退避孔を有する。ノズル退避孔は、ノズル5の隙間嵌めを許容するために用いられる。注水退避領域122は開口形状をなしていてもよい。例えば、注水退避領域122が匚形の開口となっている場合、注水退避領域122は匚形の辺縁を有する。注水漏斗21の大端部開口211の一部の辺縁は、注水退避領域122の匚形の辺縁に一体的に成形されており、大端部開口211の残りの辺縁は孔封止蓋22に密封状に当接する。
図7、図8及び図9に示すように、前記小端部開口212と前記入水端開口113aの間に密封状の連結関係を形成し得るよう、前記注水漏斗21における小端部開口212に近接する外周壁には密封係接溝23が設けられており、密封係接溝23が前記入水端開口113aに係接される。更に、液密性を高めるために、前記密封係接溝23は環状をなしており、前記密封係接溝23内に弾性シールリング24が嵌設されている。弾性シールリング24はゴムやシリコーンで製造してもよい。
図4、図5及び図6に示すように、携帯性を高めるために、前記口腔洗浄器の天井部注水構造は、更に、ノズル収納構造3を含む。ノズル収納構造3は、ノズル掛接部材31及びノズル収納室を含む。ノズル掛接部材31は注水漏斗21の空洞壁に設けられる。ノズル収納室は、注水室113の内部空間の一部領域で構成される。或いは、ノズル収納室は、注水室113の内部空間の一部領域と注水漏斗21の内部空間の一部領域により共同で構成される。更に、ノズル掛接部材31は注水漏斗21の空洞壁から突出している。ノズル5は、逆さまとなって注水漏斗21から挿入されると、自重の作用で、ノズル5のストッパ部51がノズル掛接部材31に受け止められるまで下向きに滑り落ちる。ノズル掛接部材31の数は複数であり、例えば、2つ、3つである。隣接する2つのノズル掛接部材31の間には注水隙間溝32が形成される。注水隙間溝32は、入水面積を増大させるとともに、注水室113を外気と連通しやすくすることで、円滑な給水を保証する。ノズル掛接部材31の具体的実施例として、ノズル掛接部材31はリブ形のプレート状をなしており、円弧状の切欠きを有する。円弧状の切欠きはノズル5に適応している。ノズル掛接部材31とノズル5は上下に当接して嵌め合わされるため、注水漏斗21に対しノズル5を出し入れしやすい。
図10、図11及び図12に示すように、ユーザが前記引き出し式タンク4内の残液を捨てやすいよう、前記注水室113の空洞壁には残液引き出し溝114が設けられている。残液引き出し溝114は、注水室113の高さ方向に沿って直線状に延伸するとともに、ノズル掛接部材31を貫通している。ユーザが口腔洗浄器本体の天井部を下向きに傾けると、注水漏斗21の大端部開口211が下向きに傾く。これにより、引き出し式タンク4内の残液は、自重の作用で残液引き出し溝114に沿って注水室113及び注水漏斗21を順に通過し、最後に口腔洗浄器本体から流出する。
図4、図7及び図9に示すように、前記注水漏斗21とボディケーシング11の位置決め及び組み立てを容易とし、且つ、注水漏斗21とボディケーシング11の間への水分の浸入をできるだけ回避するために、前記大端部開口211における天井部カバー12に一体的に連結されていない部位には挿入部211aが備わっており、前記天井部取付口111は挿入部211aに係接されるスロット部111aを有している。
図8及び図9に示すように、ユーザが複数の角度から注水するのに都合がよいよう、前記本体ケーシング1の上端には角構造が備わっている。角構造は、ボディケーシング11と天井部カバー12が連なって形成される。前記注水漏斗21の大端部開口211は前記角構造に形成される。例えば、大端部開口211の一部の辺縁は天井部カバー12に一体的に成形されており、大端部開口211の残りの辺縁は天井部カバー12よりも下方に向かってU字状に湾曲している。こうすることで、ユーザは、本体ケーシング1を垂直に把持して受水を完了することも、本体ケーシング1を傾けて把持して受水を完了することも可能となる。
図11及び図12に示すように、前記本体ケーシング1を注水漏斗21の先細り構造に適応させるために、前記本体ケーシング1は、自身の高さ方向において、ヘッドケーシング部115と把持ケーシング部116に上下に分けられる。ヘッドケーシング部115は上から下に向かって先細り状となっている。ヘッドケーシング部115は切欠き115aを有する。切欠き115aの開孔縁は、前記大端部開口211における天井部カバー12に一体的に連結されていない部位に係接される。
ユーザが前記孔封止蓋22を開放又は閉止しやすいよう、前記孔封止蓋22の一方の側は天井部カバー12に回動可能に設けられ、前記孔封止蓋22の他方の側は注水漏斗21又はボディケーシング11に係接される。天井部カバー12には回転軸孔が設けられている。回転軸孔と孔封止蓋22の回転軸は、孔封止蓋22を反転させるようヒンジ接続されて連携する。孔封止蓋22の内表面には軟質材料層が設けられており、軟質材料層と注水漏斗21の大端部開口211が締り嵌めされる。これにより、大端部開口211を密封する作用が奏されるため、口腔洗浄時に口腔から排出された汚液が注水漏斗21に流入するとの事態が防止される。
以上述べたように、本考案における口腔洗浄器の天井部注水構造及び携帯式口腔洗浄器は、ボディケーシングの構造を簡略化可能であるとともに、注水漏斗と天井部カバーとの間の従来のシールストリップを省略可能であり、且つ、ユーザが水を受けやすい。従って、本考案は、従来技術における各種の欠点を効果的に解消しており、高度な産業上の利用価値を有する。
上記の実施例は本考案の原理と効果を例示的に説明したものにすぎず、本考案を制限するものではない。本技術を熟知する者であれば、本考案の精神及び範疇を逸脱しないことを前提に、上記の実施例を補足又は変更することが可能である。従って、当業者が、本考案で開示した精神及び技術思想を逸脱することなく完了するあらゆる等価の補足又は変更は、依然として実用新案登録請求の範囲に含まれる。
1 本体ケーシング
11 ボディケーシング
111 天井部取付口
111a スロット部
112 取り付け空間
113 注水室
113a 入水端開口
114 残液引き出し溝
115 ヘッドケーシング部
115a 切欠き
116 把持ケーシング部
12 天井部カバー
121 ノズル退避領域
122 注水退避領域
2 注水機構
21 注水漏斗
211 大端部開口
211a 挿入部
212 小端部開口
22 孔封止蓋
23 密封係接溝
24 弾性シールリング
3 ノズル収納構造
31 ノズル掛接部材
32 注水隙間溝
4 引き出し式タンク
5 ノズル
11 ボディケーシング
111 天井部取付口
111a スロット部
112 取り付け空間
113 注水室
113a 入水端開口
114 残液引き出し溝
115 ヘッドケーシング部
115a 切欠き
116 把持ケーシング部
12 天井部カバー
121 ノズル退避領域
122 注水退避領域
2 注水機構
21 注水漏斗
211 大端部開口
211a 挿入部
212 小端部開口
22 孔封止蓋
23 密封係接溝
24 弾性シールリング
3 ノズル収納構造
31 ノズル掛接部材
32 注水隙間溝
4 引き出し式タンク
5 ノズル
Claims (10)
- ボディケーシング(11)及び天井部カバー(12)を含み、前記ボディケーシング(11)が、天井部取付口(111)と、前記天井部取付口(111)と連通するボディ内部空間を有し、前記ボディ内部空間が取り付け空間(112)と注水室(113)に分割され、前記注水室(113)の天井部が入水端開口(113a)を有し、前記天井部カバー(12)が前記天井部取付口(111)に取り外し可能に設けられ、前記天井部カバー(12)がノズル退避領域(121)及び注水退避領域(122)を有する本体ケーシング(1)と、
上から下に向かって先細り状となっている注水漏斗(21)と、前記注水漏斗(21)を封止するための孔封止蓋(22)を含み、前記注水漏斗(21)の2つの端部開口が、それぞれ、大端部開口(211)及び小端部開口(212)となっており、前記大端部開口(211)の少なくとも一部の辺縁が前記天井部カバー(12)に一体的に成形されており、前記大端部開口(211)が前記注水退避領域(122)と整列しており、前記小端部開口(212)と前記入水端開口(113a)の間に密封状の連結関係が形成される注水機構(2)と、を含むことを特徴とする口腔洗浄器の天井部注水構造。 - 前記注水漏斗(21)における前記小端部開口(212)に近接する外周壁には密封係接溝(23)が設けられており、前記密封係接溝(23)が前記入水端開口(113a)に係接されることを特徴とする請求項1に記載の口腔洗浄器の天井部注水構造。
- 前記密封係接溝(23)は環状をなしており、前記密封係接溝(23)内に弾性シールリング(24)が嵌設されていることを特徴とする請求項2に記載の口腔洗浄器の天井部注水構造。
- 前記口腔洗浄器の天井部注水構造は、更に、ノズル収納構造(3)を含み、前記ノズル収納構造(3)は、ノズル掛接部材(31)及びノズル収納室を含み、前記ノズル掛接部材(31)は前記注水漏斗(21)の空洞壁に設けられ、前記ノズル収納室は、前記注水室(113)の内部空間の一部領域で構成され、或いは、前記ノズル収納室は、前記注水室(113)の内部空間の一部領域と前記注水漏斗(21)の内部空間の一部領域により共同で構成されることを特徴とする請求項1に記載の口腔洗浄器の天井部注水構造。
- 前記注水室(113)の空洞壁には残液引き出し溝(114)が設けられており、前記残液引き出し溝(114)は、前記注水室(113)の高さ方向に沿って直線状に延伸するとともに、前記ノズル掛接部材(31)を貫通していることを特徴とする請求項4に記載の口腔洗浄器の天井部注水構造。
- 前記大端部開口(211)における前記天井部カバー(12)に一体的に連結されていない部位には挿入部(211a)が備わっており、前記天井部取付口(111)は、前記挿入部(211a)に係接されるスロット部(111a)を有していることを特徴とする請求項1に記載の口腔洗浄器の天井部注水構造。
- 前記本体ケーシング(1)の上端には角構造が備わっており、前記角構造は前記ボディケーシング(11)と前記天井部カバー(12)が連なって形成され、前記注水漏斗(21)の前記大端部開口(211)は前記角構造に形成されることを特徴とする請求項1に記載の口腔洗浄器の天井部注水構造。
- 前記本体ケーシング(1)は、自身の高さ方向において、ヘッドケーシング部(115)と把持ケーシング部(116)に上下に分けられ、前記ヘッドケーシング部(115)は上から下に向かって先細り状となっており、前記ヘッドケーシング部(115)は切欠き(115a)を有し、前記切欠き(115a)の開孔縁は、前記大端部開口(211)における前記天井部カバー(12)に一体的に連結されていない部位に係接されることを特徴とする請求項7に記載の口腔洗浄器の天井部注水構造。
- 前記孔封止蓋(22)の一方の側は前記天井部カバー(12)に回動可能に設けられ、前記孔封止蓋(22)の他方の側は前記注水漏斗(21)又は前記ボディケーシング(11)に係接されることを特徴とする請求項1に記載の口腔洗浄器の天井部注水構造。
- 請求項1~9のいずれか1項に記載の口腔洗浄器の天井部注水構造と、
前記本体ケーシング(1)に摺動可能に覆設されるとともに、前記注水室(113)と連通する引き出し式タンク(4)と、を含むことを特徴とする携帯式口腔洗浄器。
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