JP3246426U - サイズを調整可能な断熱容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】使用しやすく、異なる高さや異なる飲み口サイズの各種飲料ボトルを収容可能な、サイズを調整可能な断熱容器を提供する。【解決手段】断熱容器は、使用時に、スクリューキャップ３を開けて飲料ボトルを容器本体１内に入れたあと、スクリューキャップを飲料ボトルの上端から下向きに掛合して、飲料ボトルの飲み口をスクリューキャップの上部開口における締結リングに挿通させる。次に、スクリューキャップの上端の締結リングが飲料ボトルのネックにしっかりと当接するまで、スクリューキャップの雌ネジ５を容器本体の雄ネジ２に沿って下向きに回転させる。これにより、飲料ボトルは断熱容器内にしっかりと固定されて保冷されるため、飲み物を飲む際には飲料ボトルのキャップを開けるだけでよく、非常に使用しやすい。また、締結リングは、環状のシリコーンプレートであり、内側にいくつかの分割突条が周設されている。【選択図】図１
Description
本考案は、断熱カップの分野に関し、具体的には、サイズを調整可能な断熱容器に関する。
暑い夏場になると、人々は冷たい飲み物や冷えたミネラルウォーターを好んで飲用するが、夏場は気温が高いため、冷凍庫から出した冷たい飲み物やミネラルウォーターは急速に温度が上昇して飲み心地に影響を及ぼす。そこで、現在、多くの人々は、冷たい飲み物を断熱カップに注いで保冷するか、飲み物をボトルごと断熱容器に入れて保冷している。よって、飲み物を飲む際には、断熱容器の蓋を開けて飲み物を取り出す必要があり、使用時に非常に面倒である。
従来の断熱容器に存在する欠点に鑑みて、本考案が解決しようとする技術的課題は、使用しやすく、異なるサイズの飲料ボトルに適しており、且つ携帯しやすいサイズを調整可能な断熱容器を提供することである。
上記の目的を実現するために、本考案の一局面に基づき、本考案は以下の技術手段により実現される。
サイズを調整可能な断熱容器は、容器本体、スクリューキャップ及び締結リングを含む。前記容器本体は２層の真空構造となっており、容器の口の外壁に雄ネジが設けられている。前記スクリューキャップは両端が開口した中空の円柱であり、スクリューキャップの内壁には雌ネジが設けられている。前記締結リングはスクリューキャップの上部開口内に固定される。締結リングの内周には、均一に分布するいくつかの分割突条が締結リングの中心に向かって径方向に延伸している。
更に、前記スクリューキャップの上部開口の内側には止め輪が設けられている。前記締結リングはシリコーン製の環状のシリコーンプレートである。締結リングの外壁には係合溝が周設されており、前記止め輪は締結リングの係合溝内に係入する。
更に、前記止め輪には均一に分布する固定孔が設けられている。前記係合溝の溝壁には、下向きに溝壁が延伸してなる均一に分布するいくつかの固定ピンが周設されている。前記固定ピンは止め輪の固定孔内に挿入されて固定される。
更に、前記スクリューキャップには折り返し可能な持ち手が設けられている。
従来技術と比較して、本考案は以下の利点を有する。即ち、当該サイズを調整可能な断熱容器は、使用時に、スクリューキャップを開けて飲料ボトルを容器本体内に入れたあと、スクリューキャップを飲料ボトルの上端から下向きに掛合して、飲料ボトルの飲み口をスクリューキャップの上部開口における締結リングに挿通させる。次に、スクリューキャップの上端の締結リングが飲料ボトルのネックにしっかりと当接するまで、スクリューキャップの雌ネジを容器本体の雄ネジに沿って下向きに回転させる。これにより、飲料ボトルは断熱容器内にしっかりと固定されて保冷されるため、飲み物を飲む際には飲料ボトルのキャップを開けるだけでよく、非常に使用しやすい。また、締結リングは、環状のシリコーンプレートであり、内側にいくつかの分割突条が周設されている。よって、断熱容器は、現在市販されている異なる高さや異なる飲み口サイズの各種飲料ボトルを収容可能である。且つ、スクリューキャップには折り返し可能な持ち手が設けられているため、断熱容器を携帯するのに便利である。
本考案の一部を構成する図面は、本考案の更なる理解のために用いられる。また、本考案の概略的実施例及びその説明は、本考案を解釈するためのものであり、本考案を不当に限定するものではない。
以下に、図面を参照し、且つ実施例と組み合わせて、本考案につき詳細に説明する。説明すべき点として、矛盾しない場合には、本願の実施例及び実施例の特徴を互いに組み合わせてもよい。
理解すべき点として、本考案の記載において、「中心」、「上」、「下」、「左」、「右」、「垂直」、「水平」、「内」、「外」、「底部」、「天井部」等の用語で示される方向又は位置関係は、図示に基づく方向又は位置関係であって、本考案の記載の便宜上及び記載の簡略化のためのものにすぎず、対象となる装置又は部品が特定の方向を有し、特定の方向で構成及び操作されねばならないことを明示又は暗示するものではない。従って、本考案を制限するものと解釈すべきではない。
図１を参照して、本実施例で提供するサイズを調整可能な断熱容器は、容器本体１、スクリューキャップ３及び締結リング８を含む。容器本体１は２層の真空構造となっており、容器の口の外壁に雄ネジ２が設けられている。スクリューキャップ３は、両端が開口した中空の円柱であって、上端が開口の中心に向かって次第に収縮することでネック部を形成している。これにより、スクリューキャップ３は、上部開口の直径が下部開口の直径よりも小さくなっている。ネック部には、折り返し可能な持ち手４が設けられている。また、ネック部の下方におけるスクリューキャップ３の内壁には雌ネジ５が全体的に配置されている。スクリューキャップ３の上部開口の内側には止め輪６が設けられている。止め輪６には均一に分布する固定孔７が設けられている。締結リング８はシリコーン製の環状のシリコーンプレートである。且つ、締結リング８の内周には、均一に分布するいくつかの分割突条９が締結リング８の中心に向かって径方向に延伸している。また、締結リング８の外壁には、環状の係合溝１０が周設されている。係合溝１０の溝壁には、下向きに溝壁が延伸してなる均一に分布するいくつかの固定ピン１１が周設されている。締結リング８はスクリューキャップ３の上部開口内に設けられる。且つ、スクリューキャップ３の上部開口内における止め輪６が締結リング８の外壁の係合溝１０内に係入する。また、係合溝１０の溝壁における固定ピン１１は、止め輪６の固定孔７内に挿入されて固定される。
本実施例で提供するサイズを調整可能な断熱容器は、使用時に、スクリューキャップ３を開けて飲料ボトルを容器本体１内に入れたあと、スクリューキャップ３を飲料ボトルの上端から下向きに掛合して、飲料ボトルの飲み口をスクリューキャップ３の上部開口における締結リング８に挿通させる。次に、スクリューキャップ３の上端の締結リング８が飲料ボトルのネックにしっかりと当接するまで、スクリューキャップ３の雌ネジ５を容器本体１の雄ネジ２に沿って下向きに回転させる。これにより、飲料ボトルは断熱容器内にしっかりと固定されて保冷されるため、飲み物を飲む際には飲料ボトルのキャップを開けるだけでよく、非常に使用しやすい。また、締結リング８は、環状のシリコーンプレートであり、内側にいくつかの分割突条９が周設されている。よって、断熱容器は、現在市販されている異なる高さや異なる飲み口サイズの各種飲料ボトルを収容可能である。且つ、スクリューキャップ３には折り返し可能な持ち手４が設けられているため、断熱容器を携帯するのに便利である。
以上の記載は本考案の好ましい実施例にすぎず、本考案を制限するためのものではない。当業者にとって、本考案には各種の変更及び変形が存在し得る。本考案の精神と原則の範囲内で実施されるあらゆる変更、等価の置き換え、改良等はいずれも本考案の保護の範囲に含まれる。
１ 容器本体
２ 雄ネジ
３ スクリューキャップ
４ 持ち手
５ 雌ネジ
６ 止め輪
７ 固定孔
８ 締結リング
９ 分割突条
１０ 係合溝
１１ 固定ピン
２ 雄ネジ
３ スクリューキャップ
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８ 締結リング
９ 分割突条
１０ 係合溝
１１ 固定ピン
Claims (4)
- 容器本体及びスクリューキャップを含み、前記容器本体が２層の真空構造となっており、容器の口の外壁に雄ネジが設けられているサイズを調整可能な断熱容器において、
更に、締結リングを含み、前記スクリューキャップは両端が開口した中空の円柱であり、スクリューキャップの内壁には雌ネジが設けられており、前記締結リングはスクリューキャップの上部開口内に固定され、締結リングの内周には、均一に分布するいくつかの分割突条が締結リングの中心に向かって径方向に延伸していることを特徴とする断熱容器。 - 前記スクリューキャップの上部開口の内側には止め輪が設けられており、前記締結リングはシリコーン製の環状のシリコーンプレートであり、締結リングの外壁には係合溝が周設されており、前記止め輪は締結リングの係合溝内に係入することを特徴とする請求項１に記載のサイズを調整可能な断熱容器。
- 前記止め輪には均一に分布する固定孔が設けられており、前記係合溝の溝壁には、下向きに溝壁が延伸してなる均一に分布するいくつかの固定ピンが周設されており、前記固定ピンは止め輪の固定孔内に挿入されて固定されることを特徴とする請求項２に記載のサイズを調整可能な断熱容器。
- 前記スクリューキャップには折り返し可能な持ち手が設けられていることを特徴とする請求項１に記載のサイズを調整可能な断熱容器。
Applications Claiming Priority (2)
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| JP3246426U true JP3246426U (ja) | 2024-04-18 |
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ID=90666828
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2024000489U Active JP3246426U (ja) | 2024-01-23 | 2024-02-21 | サイズを調整可能な断熱容器 |
Country Status (2)
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| CN (1) | CN221835876U (ja) |
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2024
- 2024-01-23 CN CN202420157697.2U patent/CN221835876U/zh active Active
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Also Published As
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| CN221835876U (zh) | 2024-10-15 |
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