JP3246114U - 首吊り式データケーブル - Google Patents

Abstract

【課題】携帯性がよくない欠点を解決し、コストの増加を防止して携帯電話を首に掛けられる首吊り式データケーブルを提供する。【解決手段】首吊り式データケーブルは、データケーブル本体１を含み、データケーブル本体の両端はいずれもＵ型に曲げられ、Ｕ型に曲げられている２本のデータケーブル本体がケーブル結合部５に結ばれることによりデータケーブル本体の両端にはＵ型部６がそれぞれ形成され、データケーブル本体の両端のＵ型部内には結合部７がそれぞれ取り付けられ、Ｕ型部から離れている結合部の一端には互いに結合が可能なフック８がそれぞれ取り付けられている。使用者はフックを介して携帯電話を使用者の首に容易に掛け、携帯電話の位置と角度を容易に調節できる。また、携帯電話を使用者の首に掛けるため専用のロープまたは部品を使用する必要がない。首吊り式データケーブルはいろいろな電子装置に使用でき、汎用性と利便性が向上する。【選択図】図１

Description

この考案は、データケーブルの技術分野に属し、具体的に、首吊り式データケーブル（Hanging neck data cableni）に関するものである。

データケーブルは電子装置例えば携帯電話、タブレット等を電気接続させることによりデータの送信と充電をするものである。現在スマートフォンを多く使用することによりデータケーブルはわれわれの生活においてなければならないものになっている。

携帯電話を使用者の首に掛けることにより、使用者が歩くかあるいは動くとき携帯電話を容易に使用し、かつ携帯電話の紛失を防止することができる。例えば、使用者がジョギング、鍛錬、旅行等をするとき、携帯電話を使用者の首に掛けることにより、使用上の利便性を向上させることができる。また、携帯電話をポケットまたはハンドバッグに入れることにより、使用上の利便性が低下し、かつ紛失のリスクが高まることを防止することができる。飲食、販売等の作業をするとき、携帯電話を使用者の首に掛けることにより、携帯電話の情報または取引先の注文を迅速に確認することができる。

携帯電話を使用者の首に掛けるとき、専用のロープまたは部品を使用することにより携帯電話を使用者の首に掛けることをサポートする。具体的に、専用のロープまたは部品を携帯電話のロープ掛け孔または所定の部位に掛けることにより携帯電話を使用者の首に掛ける。しかしながら、専用のロープまたは部品を使用することにより携帯電話を使用者の首に掛ける方法は下記欠点を有している。（１）コストが増加する。専用のロープまたは部品を使用することによりコストが増加する。すなわち、使用者が専用のロープまたは部品を買うためコストが増加する。（２）携帯性がよくない。専用のロープまたは部品を使用するとき、専用のロープまたは部品を携帯するためそれらを袋を入れて携帯する必要がある。また、電子装置の充電をするため、充電用ケーブルを用意する必要がある。充電用ケーブルを用意することにより携帯性が低下するおそれがある。（３）紛失のリスクが高い。専用のロープまたは部品を紛失する場合、専用のロープまたは部品を再び購入する必要がある。また、データケーブルを携帯することによりデータケーブルを紛失するリスクが高くなる。

この考案の目的は従来の技術の欠点を解決するため首吊り式データケーブルを提供することにある。この考案の首吊り式データケーブルは、使用上の利便性がよく、紛失のリスクがないとの利点を有しており、かつ専用のロープまたは部品を使用しなくても携帯電話を使用者の首に掛けることができる。すなわち、この考案の首吊り式データケーブルは、携帯の利便性がよくなく、紛失のリスクが高く、使用のコストが増加する従来の技術の欠点を解決することができる。

前記目的を実現するためこの考案は下記事項を採用する。
この考案の首吊り式データケーブルはデータケーブル本体を含み、データケーブル本体の一端には入力コネクタが電気接続され、データケーブル本体の他端には出力コネクタが電気接続されている。前記データケーブル本体の両端はいずれもＵ型に曲げられ、ケーブル結合部はＵ型に曲げられている２本のデータケーブル本体を一体に結び、Ｕ型に曲げられている２本のデータケーブル本体がケーブル結合部に結ばれることによりデータケーブル本体の両端にはＵ型部がそれぞれ形成され、データケーブル本体の両端のＵ型部内には結合部がそれぞれ取り付けられ、Ｕ型部から離れている結合部の一端には同士の結合が可能なフックがそれぞれ取り付けられている。

前記ケーブル結合部は「８」型に形成され、Ｕ型に曲がっている２本のデータケーブル本体は「８」型に形成されているケーブル結合部の２つの孔にそれぞれ挿入される。ケーブル結合部５が「８」型に形成されていることにより、Ｕ型に曲がっている２本のデータケーブル本体を有効的に固定させ、使用者が移動するときデータケーブル本体が勝手に動くことを防止することができる。

前記ケーブル結合部は金属部品のプレス成型により形成される。

前記ケーブル結合部はプラスチックの射出成型により形成される。

前記ケーブル結合部が金属部品のプレス成型により形成されるか或いはプラスチックの射出成型により形成されることにより、ケーブル結合部の耐用性と安定性を確保することができる。

前記結合部は金属材料で形成され、フックと結合部は回転軸により一体に結合され、フックは結合部に相対して回転することができる。

前記結合部の一端には物品の掛けをサポートする吊り孔が形成されている。フックと吊り孔が形成されることにより、フックと吊り孔を所定の物品（例えば携帯電話）に容易に掛け、使用上の利便性を向上させることができる。

前記データケーブル本体の両端には入力コネクタと出力コネクタを被せる防塵ゴム栓がそれぞれ取り付けられ、防塵ゴム栓の一端は伸縮弾性部によりデータケーブル本体に連結される。防塵ゴム栓はほこりまたは異物が入力コネクタと出力コネクタに入ることを防止することによりデータケーブルの寿命を延長させることができる。伸縮弾性部は防塵ゴム栓をデータケーブル本体に連結させることにより、防塵ゴム栓の紛失を防止し、かつ防塵ゴム栓がデータケーブル本体から完全に離脱することを防止することができる。

前記出力コネクタは、Ｍｉｃｒｏ ＵＳＢコネクタ、Lightningコネクタ及びＴｙｐｅ－ｃコネクタのうちいずれか一種であるか或いは二種以上の組み合わせであることができる。

前記入力コネクタは、汎用性ＵＳＢコネクタ、Ｍｉｃｒｏ ＵＳＢコネクタ、Lightningコネクタ及びＴｙｐｅ－ｃコネクタのうちいずれか一種であるか或いは二種以上の組み合わせであることができる。

首吊り式データケーブルはいろいろな入力コネクタと出力コネクタを使用することにより使用者のいろいろな要求を満たすことができる。

この考案の首吊り式データケーブルにより下記考案の効果を奏することができる。
ケーブル結合部はＵ型に曲がっている２本のデータケーブル本体を一体に結ぶ。Ｕ型に曲がっている２本のデータケーブル本体がケーブル結合部に結ばれることにより、データケーブル本体の両端にはＵ型部がそれぞれ形成され、かつデータケーブルの安定性と耐用性を向上させることができる。データケーブル本体の両端のＵ型部内には結合部がそれぞれ取り付けられ、Ｕ型部から離れている結合部の一端には同士の結合が可能なフックがそれぞれ取り付けられている。それにより、使用者は携帯電話を使用者の首に容易に掛け、携帯電話の位置と角度を容易に調節することができる。また、携帯電話を使用者の首に掛けるため専用のロープまたは部品を使用する必要がないので、コストの増加を防止し、携帯性がよくない欠点を解決することができる。この考案の首吊り式データケーブルをいろいろな電子装置、例えば、携帯電話、タブレット等に使用することにより、首吊り式データケーブルの汎用性と使用上の利便性を向上させることができる。

この考案の実施例に係る首吊り式データケーブルのフックが開放状態にされていることを示す斜視図である。 この考案の実施例に係る首吊り式データケーブルのフックが結合状態にされていることを示す斜視図である。 この考案の実施例に係る首吊り式データケーブルに携帯電話が掛けられていることを第一状態を示す斜視図である。 この考案の実施例に係る首吊り式データケーブルに携帯電話が掛けられていることを第二状態を示す斜視図である。

以下、図面と具体的な実施例によりこの考案の事項をより詳細に説明する。

図１～図４を参照すると、この考案の実施例に係る首吊り式データケーブル（Hanging neck data cableni）は、データケーブル本体１と、データケーブル本体１の一端に電気接続されている入力コネクタ２と、データケーブル本体１の他端に電気接続されている出力コネクタ３とを含む。本実施例の入力コネクタ２と出力コネクタ３はＴｙｐｅ－ｃコネクタであるが、送信するデータが異なっていることにより他のコネクタを使用することができ、この考案は他のコネクタをいちいち説明しない。データケーブル本体１の両端には入力コネクタ２と出力コネクタ３を被せる防塵ゴム栓（Dust proof rubber plug）４がそれぞれ取り付けられている。防塵ゴム栓４の一端は伸縮弾性部１０によりデータケーブル本体１に連結される。防塵ゴム栓４は、ほこりまたは異物が入力コネクタ２と出力コネクタ３に入ることを防止することにより、データケーブルの寿命を延長させることができる。伸縮弾性部１０は防塵ゴム栓４をデータケーブル本体１に連結させることにより、防塵ゴム栓４の紛失を防止し、かつ防塵ゴム栓４がデータケーブル本体１から完全に離脱することを防止することができる。

データケーブル本体１の両端はいずれもＵ型に曲がっている。ケーブル結合部５はＵ型に曲がっている２本のデータケーブル本体１を一体に結ぶ。Ｕ型に曲がっている２本のデータケーブル本体１がケーブル結合部５に結ばれることによりデータケーブル本体１の両端にはＵ型部６がそれぞれ形成される。データケーブル本体１の両端のＵ型部６内には結合部７がそれぞれ取り付けられ、Ｕ型部６から離れている結合部７の一端には同士の結合が可能なフック８がそれぞれ取り付けられている。

ケーブル結合部５は金属部品のプレス成型により形成され、ケーブル結合部５は「８」型に形成されている。Ｕ型に曲がっている２本のデータケーブル本体１は「８」型に形成されているケーブル結合部５の２つの孔にそれぞれ挿入される。ケーブル結合部５が「８」型に形成されていることにより、Ｕ型に曲がっている２本のデータケーブル本体１を有効的に固定させ、使用者が移動するときデータケーブル本体１が勝手に動くことを防止することができる。

結合部７は金属材料で形成されるものである。フック８と結合部７は回転軸により一体に結合され、フック８は結合部７に相対して回転することができる。結合部７の一端には物品の掛けをサポートする吊り孔（hanging hole）が形成されている。フック８と吊り孔が形成されることにより、フック８と吊り孔を所定の物品（例えば携帯電話）に容易に掛け、使用上の利便性を向上させることができる。

図２と図３に示すとおり、本実施例の首吊り式データケーブルを使用するとき、データケーブル本体１を使用者の首に掛けた後、２つのフック８を一体に結合させることができる。２つのフック８を一体に結合させた後、携帯電話９をフック８に掛けることにより携帯電話９を使用者の首に掛けることができる。ケーブル結合部５はＵ型に曲がっている２本のデータケーブル本体１を一体に結ぶことにより、データケーブルの安定性と耐用性を向上させ、携帯電話９を使用者の首に安定に掛け、携帯電話９の位置と角度を容易に調節することができる。また、携帯電話９を使用者の首に掛けるため専用のロープまたは部品を使用する必要がないので、コストの増加を防止し、使用上の利便性を向上させることができる。

図４に示すとおり、本実施例の首吊り式データケーブルを使用するとき、２つの掛け孔が形成されている保護ケースを使用することができる。具体的に、データケーブル本体１を使用者の首に掛けた後、２つのフック８を保護ケースの２つの掛け孔にそれぞれ結合させることができる。その場合、専用のロープを使用しなくても携帯電話９を使用者の首に掛けることができる。また、いろいろな掛け方法を用いることにより、いろいろな保護ケースを使用し、使用上の汎用性を広げることができる。

以上、この考案の好適な実施例によりこの考案の事項を詳細に説明してきたが、前記実施例はこの考案の例示にしか過ぎないものであるため、この考案は前記実施例の構成にのみ限定されるものでない。この技術分野の技術者は、この考案の要旨を逸脱しない範囲内において前記実施例に対して設計の変更、改良、代替及び修正をすることができ、それらがあってもこの考案の実用新案登録請求の範囲が定めた範囲に含まれることは当然である。

データケーブル本体を含み、データケーブル本体の一端には入力コネクタが電気接続され、データケーブル本体の他端には出力コネクタが電気接続されている首吊り式データケーブルであって、前記データケーブル本体の両端はいずれもＵ型に曲げられ、ケーブル結合部はＵ型に曲げられている２本のデータケーブル本体を一体に結び、Ｕ型に曲げられている２本のデータケーブル本体がケーブル結合部に結ばれることによりデータケーブル本体の両端にはＵ型部がそれぞれ形成され、データケーブル本体の両端のＵ型部内には結合部がそれぞれ取り付けられ、Ｕ型部から離れている結合部の一端には同士の結合が可能なフックがそれぞれ取り付けられている。

前記ケーブル結合部は「８」型に形成され、Ｕ型に曲がっている２本のデータケーブル本体は「８」型に形成されているケーブル結合部の２つの孔にそれぞれ挿入される。

前記ケーブル結合部は金属部品のプレス成型により形成される。

前記ケーブル結合部はプラスチックの射出成型により形成される。

前記結合部は金属材料で形成され、フックと結合部は回転軸により一体に結合され、フックは結合部に相対して回転することができる。

前記結合部の一端には物品の掛けをサポートする吊り孔が形成されている。

前記データケーブル本体の両端には入力コネクタと出力コネクタを被せる防塵ゴム栓がそれぞれ取り付けられ、防塵ゴム栓の一端は伸縮弾性部によりデータケーブル本体に連結される。

前記出力コネクタは、Ｍｉｃｒｏ ＵＳＢコネクタ、Lightningコネクタ及びＴｙｐｅ－ｃコネクタのうちいずれか一種であるか或いは二種以上の組み合わせである。

前記入力コネクタは、汎用性ＵＳＢコネクタ、Ｍｉｃｒｏ ＵＳＢコネクタ、Lightningコネクタ及びＴｙｐｅ－ｃコネクタのうちいずれか一種であるか或いは二種以上の組み合わせである。

１ データケーブル本体
２ 入力コネクタ
３ 出力コネクタ
４ 防塵ゴム栓
５ ケーブル結合部
６ Ｕ型部
７ 結合部
８ フック
９ 携帯電話
１０ 伸縮弾性部

Claims (9)

1. データケーブル本体を含み、データケーブル本体の一端には入力コネクタが電気接続され、データケーブル本体の他端には出力コネクタが電気接続されている首吊り式データケーブルであって、前記データケーブル本体の両端はいずれもＵ型に曲げられ、ケーブル結合部はＵ型に曲げられている２本のデータケーブル本体を一体に結び、Ｕ型に曲げられている２本のデータケーブル本体がケーブル結合部に結ばれることによりデータケーブル本体の両端にはＵ型部がそれぞれ形成され、データケーブル本体の両端のＵ型部内には結合部がそれぞれ取り付けられ、Ｕ型部から離れている結合部の一端には同士の結合が可能なフックがそれぞれ取り付けられていることを特徴とする首吊り式データケーブル。
2. 前記ケーブル結合部は「８」型に形成され、Ｕ型に曲がっている２本のデータケーブル本体は「８」型に形成されているケーブル結合部の２つの孔にそれぞれ挿入されることを特徴とする請求項１に記載の首吊り式データケーブル。
3. 前記ケーブル結合部は金属部品のプレス成型により形成されることを特徴とする請求項２に記載の首吊り式データケーブル。
4. 前記ケーブル結合部はプラスチックの射出成型により形成されることを特徴とする請求項２に記載の首吊り式データケーブル。
5. 前記結合部は金属材料で形成され、フックと結合部は回転軸により一体に結合され、フックは結合部に相対して回転することができることを特徴とする請求項１～４のうちいずれか一項に記載の首吊り式データケーブル。
6. 前記結合部の一端には物品の掛けをサポートする吊り孔が形成されていることを特徴とする請求項１～４のうちいずれか一項に記載の首吊り式データケーブル。
7. 前記データケーブル本体の両端には入力コネクタと出力コネクタを被せる防塵ゴム栓がそれぞれ取り付けられ、防塵ゴム栓の一端は伸縮弾性部によりデータケーブル本体に連結されることを特徴とする請求項１～４のうちいずれか一項に記載の首吊り式データケーブル。
8. 前記出力コネクタは、Ｍｉｃｒｏ ＵＳＢコネクタ、Lightningコネクタ及びＴｙｐｅ－ｃコネクタのうちいずれか一種であるか或いは二種以上の組み合わせであることを特徴とする請求項１～４のうちいずれか一項に記載の首吊り式データケーブル。
9. 前記入力コネクタは、汎用性ＵＳＢコネクタ、Ｍｉｃｒｏ ＵＳＢコネクタ、Lightningコネクタ及びＴｙｐｅ－ｃコネクタのうちいずれか一種であるか或いは二種以上の組み合わせであることを特徴とする請求項１～４のうちいずれか一項に記載の首吊り式データケーブル。
   

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