JP3188936U - 伝送線の収納構造 - Google Patents

Abstract

【課題】全体の実用性を高めることができる伝送線の収納構造を提供する。【解決手段】ハウジング１０、係合部品２０、伝送線３０を備える。ハウジング１０は収容設置空間を備え、係合部品２０はハウジング１０の収容設置空間内に収容設置し、しかも伝送線３０両端にはそれぞれ伝送コネクター３１を備える。伝送線３０両端の伝送コネクター３１はハウジング１０の収容設置空間内に同時に入れることができ、収容設置空間内の係合部品２０を通して、伝送線３０両端の伝送コネクター３１をハウジング１０中に係合し、便利に携帯して使用することができる。【選択図】図１

Description

本考案は伝送線の収納構造に関し、特に伝送線両端の伝送コネクターをハウジング中に係合して収納でき、伝送コネクターを備える伝送線構造或いは類似構造に適用することができる伝送線の収納構造に関する。

テクノロジーの発達に従い、電子製品は現代社会の各層に深く浸透している。中でも、携帯電話端末、MP3、MP4、デジカメ、ノートPCなどの各種マルチメディア製品は、日常生活において幅広く応用されている。上記した電子製品の使用が広がるに従い、電子装置からデータファイルを取り出し、別の電子装置に伝送する利便性は、徐々に使用者に重視されるようになっている。これは、テクノロジーの発達により派生したニーズの一つとなっており、こうして伝送線はなくてはならない伝送ツールとなっている。

周知のように、電子製品を購入する時には、対応する規格の伝送線が付属している。
一方、使用者は、電子デバイスに対して、より軽く、よりコンパクトに、というニーズを抱くようになっているため、伝送線の体積も縮小しており、これにより消費者は使用と携帯において利便性を享受できるようになっている。

使用者が移動するに従い、電子製品も移動することになり、伝送線も移動する必要がある。しかし、従来の伝送線は比較的長いため、散乱し易く、収納が容易でないため、形態に不便である。しかも、伝送線コネクターは、使用しない時にも露出した状態にあるため、汚れ易く、或いは外力による衝突で損壊する恐れもある。これでは、必要な時にデータファイルの伝送が行えず、使用者に困難を与える結果となっている。本考案は、従来の伝送線の収納構造の上記した欠点に鑑みてなされたものである。

本考案が解決しようとする第一の課題は、ハウジング、係合部品、伝送線を備え、ハウジングは収容設置空間を備え、係合部品はハウジングの収容設置空間内に収容設置し、しかも伝送線両端にはそれぞれ伝送コネクターを備え、伝送線両端の伝送コネクターはハウジングの収容設置空間内に同時に入れることができ、収容設置空間内の係合部品を通して伝送線両端の伝送コネクターをハウジング中に係合し、便利に携帯して使用でき、全体の実用性を高めることができる伝送線の収納構造を提供することである。
本考案が解決しようとする第二の課題は、係合部品反対端には口部を設置し、ハウジングは口部の相対位置に開口を設置し、これにひもを通して入れ、口部上に結び、しかもひもの一端を通して、携帯電話端末、タブレットPC、或いはノートPC上に結び、ストラップ状とすることができ、便利に携帯して使用でき、全体の使用性を高めることができる伝送線の収納構造を提供することである。
本考案が解決しようとする第三の課題は、両端の伝送線コネクターが連接する伝送線は、リング部を形成し、リング部は首に掛けることができ、これにより携帯電話端末、タブレットPC、或いはノートPC上に結びつけることができる他、身に着けて携帯でき、全体の利便性を高めることができる伝送線の収納構造を提供することである。

上記課題を解決するため、本考案は下記の伝送線の収納構造を提供する。
伝送線の収納構造は、ハウジング、係合部品、伝送線を備え、
該ハウジングは、収容設置空間を備え、
該係合部品は、該ハウジングの収容設置空間内に収容設置し、
しかも、該伝送線両端には、それぞれ伝送コネクターを備え、該伝送線両端の伝送コネクターは、該ハウジングの収容設置空間内に同時に入れることができ、該収容設置空間内の係合部品を通して、該伝送線両端の伝送コネクターを、該ハウジング中に係合し、該伝送線両端の伝送コネクターは、該ハウジング内に収納される。

本考案の伝送線の収納構造は、伝送線両端の伝送コネクターをハウジング中に係合して収納でき、伝送コネクターを備える伝送線構造或いは類似構造に適用することができる。

本考案第一実施形態の立体外観模式図である。 本考案第一実施形態のハウジングと係合部品の分解模式図である。 本考案第一実施形態の伝送線の外観模式図である。 本考案第一実施形態の伝送線の分解模式図である。 本考案第一実施形態の組合せ断面模式図である。 本考案第一実施形態の組合せ作動模式図である。 本考案第一実施形態のひもを携帯電話端末につなぐ様子を示す模式図である。 本考案第二実施形態の立体外観模式図である。

以下に図面を参照しながら本考案を実施するための最良の形態について詳細に説明する。

本考案実施形態の模式図である図１〜８に示すように、本考案の伝送線の収納構造は、ハウジング１０、係合部品２０、伝送線３０を備える。ハウジング１０は、収容設置空間１１を備える。係合部品２０は、ハウジング１０の収容設置空間１１内に収容設置する。しかも、伝送線３０両端には、それぞれ伝送コネクター３１を備える。伝送線３０両端の伝送コネクター３１は、ハウジング１０の収容設置空間１１内に同時に入れることができ、収容設置空間１１内の係合部品２０を通して、伝送線３０両端の伝送コネクター３１を、ハウジング１０中に係合する。これにより、伝送線３０両端の伝送コネクター３１は、ハウジング１０内に収納される。

係合部品２０一端にはさらに、２個のプッシュ部２１を備える。２個のプッシュ部２１の前端には、対称のフック部２１１をそれぞれ備える。別に、伝送線３０一端の伝送コネクター３１の背面部には、２個の凹槽３２を設置する。２個の凹槽３２内の対応辺上には、対応フック部３２１を設置する。これにより、伝送コネクター３１をハウジング１０に入れる時、伝送コネクター３１背面部の２個の凹槽３２には、係合部品２０の２個のプッシュ部２１を収容設置することができる。さらに、２個のプッシュ部２１前端のフック部２１１を通して、２個の凹槽３２内の対応辺の対応フック部３２１を係合することができる。係合部品２０反対端にはさらに、口部２２を設置する。ハウジング１０は、口部２２の相対位置に、開口１２を設置する。これに、ひも４０を通して入れ、口部２２上に結ぶ。伝送線３０両端の伝送線コネクター３１はさらに、対応する背面部内に、磁性部品３３をそれぞれ設置する。これにより、伝送線３０両端の伝送コネクター３１が、背中合わせにハウジング１０内に入る時、磁性部品３３により、相互に吸着される。伝送線３０両端の伝送コネクター３１は、USB端子である。両端の伝送線コネクター３１が連接する伝送線３０は、リング部３４を形成する。リング部３４は、首に掛けることができる。

本考案の実施形態の模式図である図１〜８に示すように、本考案の伝送線の収納構造の実施形態は、両端の伝送コネクター３１を備える伝送線３０上に運用する。伝送線３０両端の伝送コネクター３１は、USB端子である。しかも、USB端子は、Mini USB、Micro USBなどを含む。本考案は、ハウジング１０、係合部品２０、伝送線３０を備える(図１参照)。伝送線３０両端には、それぞれ伝送コネクター３１を備える(図３参照)。ハウジング１０は、収容設置空間１１を備える。係合部品２０は、ハウジング１０の収容設置空間１１内に収容設置する。係合部品２０一端には、２個のプッシュ部２１を備える。２個のプッシュ部２１の前端には、対称のフック部２１１をそれぞれ備える(図２参照)。別に、伝送線３０一端の伝送コネクター３１の背面部には、２個の凹槽３２を設置する。２個の凹槽３２内の対応辺上には、対応フック部３２１を設置する(図３参照)。これにより、伝送コネクター３１をハウジング１０に入れる時、伝送コネクター３１背面部の２個の凹槽３２には、係合部品２０の２個のプッシュ部２１を収容設置することができる。さらに、２個のプッシュ部２１前端のフック部２１１を通して、２個の凹槽３２内の対応辺の対応フック部３２１を係合することができる(図４、５参照)。これにより、伝送線３０両端の伝送コネクター３１は、ハウジング１０の収容設置空間１１内に同時に入れることができ、収容設置空間１１内の係合部品２０を通して、伝送線３０両端の伝送コネクター３１を、ハウジング１０中に係合する(図６参照)。こうして、伝送線３０両端の伝送コネクター３１は、ハウジング１０内に収納される。伝送線３０両端の伝送線コネクター３１は、対応する背面部内に、磁性部品３３をそれぞれ設置する(図４、５参照)。これにより、伝送線３０両端の伝送コネクター３１が、背中合わせにハウジング１０内に入る時、磁性部品３３により、相互に吸着される。こうして、伝送線３０両端の伝送コネクター３１は、相互に吸着され、ハウジング１０内の係合部品２０上に係合される。

本考案の別種の実施形態では、係合部品２０のもう反対端には、口部２２を設置する(図２参照)。ハウジング１０は、口部２２の相対位置に、開口１２を設置する。これに、ひも４０を通して入れ、口部２２上に結ぶ。しかも、ひも４０の一端を通して、携帯電話端末５０(図７参照)、タブレットPC、或いはノートPC上に結び、ストラップ状とすることができ、便利に携帯して使用することができる。

本考案のさらに別種の実施形態では、両端の伝送コネクター３１が連接する伝送線３０は、リング部３４を形成する(図８参照)。リング部３４は、首に掛けることができる。これにより、携帯電話端末５０、タブレットPC、或いはノートPC上に結びつけることができる他、身に着けて携帯することができる。こうして、本考案はさらに別種の携帯方式を提供でき、多様な使用を達成することができる。

上記の本考案名称と内容は、本考案技術内容の説明に用いたのみで、本考案を限定するものではない。本考案の精神に基づく等価応用或いは部品（構造）の転換、置換、数量の増減はすべて、本考案の保護範囲に含むものとする。

本考案は実用新案登録の要件である新規性を備え、従来の同類製品に比べ十分な進歩を有し、実用性が高く、社会のニーズに合致しており、産業上の利用価値は非常に大きい。

１０ ハウジング
１１ 収容設置空間
１２ 開口
２０ 係合部品
２１ プッシュ部
２１１ フック部
２２ 口部
３０ 伝送線
３１ 伝送コネクター
３２ 凹槽
３２１ 対応フック部
３３ 磁性部品
３４ リング部
４０ ひも
５０ 携帯電話端末

Claims (5)

1. 伝送線の収納構造は、ハウジング、係合部品、伝送線を備え、
   前記ハウジングは、収容設置空間を備え、
   前記係合部品は、前記ハウジングの収容設置空間内に収容設置し、
   前記伝送線両端には、それぞれ伝送コネクターを備え、前記伝送線両端の伝送コネクターは、前記ハウジングの収容設置空間内に同時に入れることができ、前記収容設置空間内の係合部品を通して、前記伝送線両端の伝送コネクターを、前記ハウジング中に係合することを特徴とする伝送線の収納構造。
2. 前記係合部品一端にはさらに、２個のプッシュ部を備え、
   前記２個のプッシュ部の前端には、対称のフック部をそれぞれ備え、
   別に、前記伝送線一端の伝送コネクターの背面部には、２個の凹槽を設置し、前記２個の凹槽内の対応辺上には、対応フック部を設置し、
   これにより、前記伝送コネクターを前記ハウジングに入れる時、前記伝送コネクター背面部の２個の凹槽には、前記係合部品の２個のプッシュ部を収容設置することができ、
   前記２個のプッシュ部前端のフック部を通して、前記２個の凹槽内の対応辺の対応フック部を係合することを特徴とする請求項１に記載の伝送線の収納構造。
3. 前記係合部品反対端にはさらに、口部を設置し、
   前記ハウジングは、前記口部の相対位置に、開口を設置し、
   これに、ひもを通して入れ、前記口部上に結ぶことを特徴とする請求項１に記載の伝送線の収納構造。
4. 前記伝送線両端の伝送線コネクターはさらに、対応する背面部内に、磁性部品をそれぞれ設置し、
   これにより、前記伝送線両端の伝送コネクターが、背中合わせに前記ハウジング内に入る時、前記磁性部品により、相互に吸着されることを特徴とする請求項１に記載の伝送線の収納構造。
5. 前記伝送線両端の伝送コネクターは、USB端子で、
   前記両端の伝送線コネクターが連接する伝送線は、リング部を形成し、
   前記リング部は、首に掛けることができることを特徴とする請求項１に記載の伝送線の収納構造。

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