JP3246098B2 - 製錬炉におけるカラミの水砕装置 - Google Patents
製錬炉におけるカラミの水砕装置Info
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Description
の水砕装置に関するものである。
工程においては、転炉などの製錬炉において、高温のカ
ラミが生成される。このカラミとしては、例えば、酸化
鉄および二酸化珪素を主成分とするものや、酸化鉄およ
び酸化カルシウムを主成分とするものがある。こうした
カラミについては、カワから分離して製錬炉から外部に
搬出した後、多量の水と接触させて急速に冷却し、破砕
するという処理(この破砕処理を、一般的に、水砕と称
している。)を行なっている。
本出願人の出願に係る特開平4−302993号公報お
よび特開平4−302994号公報に示された装置があ
る。この装置の概要を図2および図3に基づいて説明す
る。
したカラミを外部に排出する、樋状の排出路1と、この
排出路1の下流側端部1aの下方に設置され、かつ、前
記カラミの放出方向P(図3参照)にほぼ沿って延設さ
れた樋状の受け部材2と、この受け部材2に向けて放出
された前記カラミに向けて冷却水を供給する給水手段3
とを主要な構成として備えている。給水手段3は、横長
の角筒状に形成された多数の放水部3a(図2参照)
と、この放水部3aの上流側に接続されて、各放水部3
aの内部に冷却水を供給する筒状の給水部3bと、この
給水部3bの側面に接続された導管3cとから構成され
ている。図3中において、符号4は、排出路1の端部1
a近傍を加熱するバーナーを示し、符号5は、排出路1
の端部1aの付近を覆うフードを示している。
給水部3bを介して、放水部3aの内部に多量の冷却水
を供給することができる。供給された冷却水は、給水手
段3の放水部3aから、受け部材2の延長方向にほぼ沿
う方向に向けて吹き出す。吹き出した冷却水に、排出路
1の端部から落下してきた高温のカラミが接触する。す
ると、カラミが急冷されて、直径数ミリ程度の粒状に破
砕される。従来の装置では、このようにしてカラミを水
砕する。また、従来の装置では、放水部3aを横長の筒
状としているので、放水部3aにおいて、冷却水の流路
の横断面積を狭めることができる。これによって、放出
される冷却水の速度を高めることができる。
水部3aを角筒状としているために、放水部3aの肉厚
t(図2参照)の分だけ、冷却水が、受け部材2の内側
面よりも、内側を通過することになる。すると、受け部
材2の内側面の、特に上部付近には、冷却水が接触しに
くくなる。このため、カラミが、冷却水に接触すること
なく、受け部材2の内側面の上部付近に接触し、この部
分に塊状となって固着することがある。この固着したカ
ラミに水が接触すると、水蒸気爆発を生じることがある
という問題を生じる。
題を解消するためになされたもので、受け部材にカラミ
が付着する危険性を減少させることができる、製錬炉に
おけるカラミの水砕装置を提供することを目的としてい
る。
おけるカラミの水砕装置は、給水手段を、受け部材の対
向する内側面どうしの間に架け渡され、かつ、たがいに
間隔をおいて配設された複数の仕切板と、この仕切板ど
うしの間に形成される間隙に冷却水を供給する給水部と
を備えた構成とした。
るので、仕切板を通過した冷却水は、直ちに、受け部材
の内側面に接触する。したがって、従来に比べて、受け
部材の上端に近い位置に、冷却水を接触させることがで
きる。このため、従来であれば、受け部材にカラミが直
接接触して固着していた領域においても、受け部材に直
接接触する前に、カラミに冷却水を接触させることがで
きる。すると、カラミは、受け部材に固着することな
く、破砕される。
図1に基づいて説明する。なお、本例の装置の説明にお
いては、従来の装置と機能において共通する構成につい
ては同一符号を付して詳細についての説明を省略する。
る給水手段3の放水部3aに代えて、多数の仕切板31
を用いた点で、従来の装置と相違している。この多数の
仕切板31は、いずれも、受け部材2の対向する内側面
2aおよび2bの間に架け渡されている。仕切板31の
幅方向における両端は、受け部材2の内側面2aおよび
2bに溶接されている。各仕切板31は、たがいに間隔
をおいて配設されている。これにより、各仕切板31ど
うしの間には、一定の間隙32が形成されている。仕切
板31の上流側には、従来と同様に、給水部3bが接続
されており、間隙32の内部に冷却水を供給することが
できるようになっている。仕切板31の材質としては、
受け部材2と同様に、ステンレスが用いられている。
に、導管3c、給水部3bを介して冷却水を間隙32の
内部に供給することができる。すると、仕切板31の下
流側の端部から、受け部材2の延長方向にほぼ沿う方向
に向けて、冷却水が吹き出す。これにより、排出路1か
ら受け部材2に向けて放出されたカラミを水砕すること
ができる。
部に肉厚tが存在するために、受け部材2の内面上部付
近にカラミが固着しやすいという問題があった。しか
し、本例の装置によれば、放水部3aに代えて、仕切板
31を設けることとしているので、仕切板31を通過し
た冷却水は、直ちに、受け部材2の内側面2aおよび2
bに接触する。したがって、従来に比べて、側部におけ
る肉厚tが消滅した分だけ、受け部材2の上端に近い位
置に、冷却水を接触させることができる。このため、従
来であれば、受け部材2にカラミが直接接触して固着し
ていた領域においても、受け部材2に直接接触する前
に、カラミに冷却水を接触させることができる。する
と、カラミは、受け部材2に固着することなく、破砕さ
れる。
が受け部材2に固着する危険性を減少させることができ
る。このため、カラミの固着に起因する爆発のおそれを
減少させることができる。
して、その下流側端部1aからカラミを放出する構成を
示したが、例えば、排出路1の底面に穴を形成し、この
穴からカラミを受け部材2に向けて放出する構成として
もよい。この場合には、前記仕切板31の位置を、排出
路1の底面の穴より若干上流側に配置することが好まし
い。
水砕装置は、給水手段を、受け部材の対向する内側面ど
うしの間に架け渡され、かつ、たがいに間隔をおいて配
設された複数の仕切板と、この仕切板どうしの間に形成
される間隙に冷却水を供給する給水部とを備えた構成と
しているので、受け部材にカラミが直接接触して固着す
るおそれを減少させることができる。このため、カラミ
の固着に起因する爆発のおそれを減少させることができ
るという効果がある。
の水砕装置の要部の横断面図である。
である。
要部の斜視図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 製錬炉中で発生したカラミを排出する排
出路と、この排出路の下方に設置され、かつ、前記カラ
ミの放出方向にほぼ沿って延設された樋状の受け部材
と、前記排出路から前記受け部材に向けて放出された前
記カラミに向けて冷却水を供給する給水手段とを備えた
カラミの水砕装置において、前記給水手段は、前記受け
部材の対向する内側面どうしの間に架け渡され、かつ、
たがいに間隔をおいて配設された複数の仕切板と、この
仕切板どうしの間に形成される間隙に前記冷却水を供給
する給水部とを備えていることを特徴とする製錬炉にお
けるカラミの水砕装置。
Priority Applications (10)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18714793A JP3246098B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 製錬炉におけるカラミの水砕装置 |
AU66001/94A AU672698B2 (en) | 1993-06-30 | 1994-06-27 | Apparatus for water-granulating slag |
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ZA944640A ZA944640B (en) | 1993-06-30 | 1994-06-28 | Apparatus for water-granulating slag |
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FI943102A FI943102A (fi) | 1993-06-30 | 1994-06-28 | Laite kuonan vesirakeistamista varten |
RU94022751/33A RU94022751A (ru) | 1993-06-30 | 1994-06-29 | Устройство для грануляции шлака водой |
CA 2127017 CA2127017A1 (en) | 1993-06-30 | 1994-06-29 | Apparatus for water-granulating slag |
CN94107696A CN1103484A (zh) | 1993-06-30 | 1994-06-30 | 炉渣水淬成粒设备 |
KR1019940015602A KR100205773B1 (ko) | 1993-06-30 | 1994-06-30 | 슬래그의 수쇄장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0719757A JPH0719757A (ja) | 1995-01-20 |
JP3246098B2 true JP3246098B2 (ja) | 2002-01-15 |
Family
ID=16200948
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18714793A Expired - Lifetime JP3246098B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 製錬炉におけるカラミの水砕装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3246098B2 (ja) |
RU (1) | RU94022751A (ja) |
ZA (1) | ZA944640B (ja) |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP18714793A patent/JP3246098B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1994
- 1994-06-28 ZA ZA944640A patent/ZA944640B/xx unknown
- 1994-06-29 RU RU94022751/33A patent/RU94022751A/ru unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ZA944640B (en) | 1995-02-13 |
JPH0719757A (ja) | 1995-01-20 |
RU94022751A (ru) | 1996-06-27 |
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