JP3246054U - 抽出ノズル - Google Patents

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晃一 井上
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【課題】簡単に取り付けるだけでなく、簡単な動作で安定して位置決めできる抽出ノズルを提供する。【解決手段】抽出ノズル1は、一斗缶等の抽出口に嵌合する取付部2と、取付部より延設した基部スリーブ6と、基部スリーブより延設した伸縮可能な蛇腹管3と、蛇腹管より延設した先端スリーブ5と、先端スリーブより延設した抽出口4とを備え、蛇腹管は、中空の流路を備えると共に先端側に伸縮時に変形しない硬質の先端皿状部3Aと後方側に伸縮時に変形する軟質の後方皿状部3Bを突き合せた状態で構成された蛇腹部を複数連結させて形成される。【選択図】図1

Description

本考案は、シンナーや食用油などを入れて貯蔵する一斗缶等の抽出口に取り付けて使用する抽出ノズルに関するものである。
従来より、シンナーや食用油など入れて運搬したり保存するために、いわゆる一斗缶等が広く使用されている。図10に示すように、この一斗缶等Pは、通常、水平に設けられた抽出口P1が設けられている。この抽出口P1に取り付けることにより、内容物を別の容器などに注ぎ易くする、蛇腹管を用いた抽出ノズルが知られている。
実用新案登録文献
実用新案登録文献1
実用新案登録第3157158号公報
この種の抽出ノズルは、図10に示すように、一斗缶内の内容物を小分けして使用するが、従来の蛇腹管の多くは、軟質のプラスチック素材で形成され、アコーディアオンの様に伸縮させたり、簡単に曲げることのできる構造であり、このため、一斗缶を傾けて注ぐ場合は、手で蛇腹管を変形させて小分け容器の供給口に先端を挿入して位置決めするか、或いは、片手で注ぎ方向を調整しながら注ぐことになる。
しかし、従来の蛇腹管は、自重を受けた状態でやや撓んで変形しているものの、基本的には元の直線的な形状に戻るため、仮に小分け容器の供給口との接触が外れてしまうと、その反動で内容物を周囲に飛散させてしまう。また、その様な状態で、再度、小分け容器の供給口に先端を挿入させる場合は、タンクの傾斜角度に応じた蛇腹管の変形角度を感覚で調整しながら位置決め作業をするため、管内に残留する内容物が意図しない周囲にこぼれてしまう等の問題があった。
また、片手で注ぎ方向を調整する場合、一斗缶内に残留する液体の容量が非常に少ない場合は、あまり問題にはならないが、抽出作業においては、一斗缶を持ち上げたり、傾けることで、所定の角度にして液体を抽出する必要があるため、とくに満タンに近い状態等では、非常に困難な作業となってしまう。
本考案はこのような問題を解決するためになされたもので、簡単な動作で安定して様々な角度で位置決めできる抽出ノズルを提供するものである。
かかる課題を解決するため、本考案の抽出ノズル1は、一斗缶等Pの抽出口P1に嵌合する取付部2と、その取付部2より延設したテーパー状の基部スリーブ6と、該基部スリーブ6より延設した伸縮可能な蛇腹管3と、蛇腹管3より延設した先端スリーブ5と、該先端スリーブ5より延設した抽出口4とを備える。
そして、蛇腹管3は、中空の流路を備えると共に先端側に伸縮時に変形しない硬質の先端皿状部3Aと後方側に伸縮時に変形する軟質の後方皿状部3Bを突き合せた状態で構成された蛇腹部を複数連結させて形成することで、後方皿状部3Bが、伸縮時に先端方向に反転状態で窪んで変形し、連接する後方側の先端皿状部3Aと重なると共に変形位置が安定的に位置決めされる。
より詳しくは、後方皿状部3Bを全周に亘って変形させた際には連接する後方側の先端皿状部3Aと全体が重なることで蛇腹管3は長さ方向に圧縮され、前記後方皿状部3Bを部分的に変形させた際には連接する後方側の先端皿状部3Aと部分的に重なることで蛇腹管3は所定の角度で位置決めされるので、様々な角度で位置決めでき、これにより、極めて使用感の良い抽出作業を行うことが可能である。
本考案の抽出ノズル1では、市販の一斗缶等Pに対して取り付けて使用する際には、手で蛇腹管を所定の角度に曲げて使用する。その際、蛇腹管の構造により、安定して位置決めでき、また必要に応じでその位置を変化させることができるまで、従来の蛇腹管の如く、単に柔軟である構造とは異なり、安定して抽出作業を行うことができる。
本考案の抽出ノズルの正面図である。 本考案の抽出ノズルにおいてキャップと密閉リングを取り付けた状態での正面図である。 本考案の抽出ノズルの角度変更時の状態を示す説明図である。 本考案の抽出ノズルの正面図である。 本考案の抽出ノズルの背面図である。 本考案の他の実施例における凸部を設けた取付部側の側面図である。 本考案の他の実施例におげる凸部を切断して通気口を開口させた状態の取付部の説明図である。 本考案の他の実施例における封止部材の説明図である。 本考案の他の実施例におけめ封止部材を用いた抽出ノズルの正面図である。 本考案の抽出ノズルの使用状態の説明図である。
次に本考案を実施するための形態について図面を参照して説明する。
本考案は、一斗缶等の抽出口に取り付けられる抽出ノズル1であり、図4において1は、本考案のノズルを示している。ノズル1は、市販されている一斗缶等Pに取り付けられて使用される。
第1実施例の抽出ノズル1は、図1及び図2に示すように、抽出ノズル1は、一斗缶等Pの抽出口P1に嵌合する取付部2と、該取付部2より延設したテーパー状の基部スリーブ6と、該基部6より延設した伸縮可能な蛇腹管3と、該蛇腹管3より延設したテーバー状の先端スリーブ5と、該先端スリーブ5より延設した抽出口4とを備え、ポリエチレンやポリプロピレン、ポリエステルテレフタレートなどの樹脂材料で形成されている。
抽出ノズル1は、全体的にやや先細りの円筒体を構成するように、一体的に形成されている。
取付部2は、ノズル1を一斗缶等本体Pの抽出口P1に嵌めこんで固定する環状の凸部を設けた部材である。この取付部2からはテーパー状に先細りする基部スリーブ6が延設されている。
更に前記基部スリーブ6からは伸縮可能な蛇腹管3が設けられている。蛇腹管3は使用時には伸長したり、先端部の方向を変えたりすることができる。
前記蛇腹管3は、図3に図示の如く、中空の流路を備えると共に先端側に伸縮時に形しない硬質の先端皿状部3Aと後方側に伸縮時に変形する軟質の後方皿状部3Bを突き合せた状態で構成された蛇腹部を複数連結させて形成されている。先端皿状部3Aと後方皿状部3Bの材質を変えて一体的に製造することも可能ではあるが、同一の材料で製造する場合には、厚みを変えて硬度差を設ければよい。
前記後方皿状部3Bは、図3の基部スリーブ6側の4つの蛇腹部が示すように、伸縮時に先端方向に反転状態で窪んで変形することで連接する後方側の先端皿状部3Aと重なると共に変形位置が安定的に位置決めされる。
より詳細には、前述の如く、前記後方皿状部3Bを全周に亘って変形させた際には連接する後方側の先端皿状部3Aと全体が重なることで蛇腹管3は長さ方向に圧縮され、図3の先端スリーブ5側の如く、前記後方皿状部3Bを部分的に変形させた際には連接する後方側の先端皿状部3Bと部分的に重なることで蛇腹管3は所定の角度で位置決めされる。
前記蛇腹管3の先端には先端スリーブ5があり、該先端スリーブ5より延設した抽出口4が設けられている。この抽出口4には、図1の如く、図2で示すキャップCを取り付けることができる螺子部4が設けられている。
尚、図6に図示の如く、前記取付部2と基部スリーブ6間には凸部7を設けても良い。この凸部7は、切断することで、図7の如く、通気口9を形成する。使用者の便宜を図る観点から、通気口9を形成した状態で製品として出荷しても良い。そして、これを覆わない状態で且つ該取付部2と一斗缶等Pの抽出口P1の嵌合部位を覆う密閉リング8を設けても良い。
前記密閉リング8は、中央部に基部スリーブ6の外周の大きさの穴を開けた、袴状の嵌め込み部材であり、本考案の抽出ノズル1が全体的に先細りの円筒体であることから、先端部側から相通して取付部2の外周に配置される。そとて、これにより、一斗缶等本体Pの抽出口P1と取付部2を覆い、密閉性を確保できる。
更に、本考案では、図8及び図9の如く、通気口9を閉塞する封止部材10を必要に応じて用意した実施例も示している。この実施例は、外気を導入するために、単に一斗缶等Pの供給口P2のキャップを外して使用しても良いが、内容物が満タンである場合には、溢れ出してしまう可能性があり、その際、前記取付部2と基部スリーブ6間に設けた凸部7を鋏等で切断するか、事前に切断された状態で通気口9を存在させることで、外気と一斗缶等P内部は外気に対して連通するため、キャップを外すことなく安定した吐出量を確保することができる。
使用時において、本考案の抽出ノズル1は、一斗缶等Pの抽出口P1のキャップを外し、取付部2を押し込んで嵌合する。次いで、先端スリーブ5より延設した抽出口4のキャップを取り外し、テーパー状の基部スリーブ6と、先端スリーブ5の間の蛇腹管3で方向や長さを調整する。
本考案の抽出ノズル1は、従来の単に柔軟性がある蛇腹管とは異なり、安定して位置決めができることから、ユーザの使い勝手を著しく向上させることができる。
1 抽出ノズル
2 取付部
3 蛇腹管
3A 先端皿状部
3B 後方皿状部
4 抽出口
5 先端スリーブ
6 基部スリーブ
7 凸部
8 密閉リング
9 通気口
10 封止部材
P 一斗缶等
P1 抽出口
C キャップ

Claims (4)

  1. 一斗缶等の抽出口に取り付けられる抽出ノズルにおいて、前記抽出ノズルは、一斗缶等の抽出口に嵌合する取付部と、該取付部より延設した基部スリーブと、該基部スリーブより延設した伸縮可能な蛇腹管と、該蛇腹管より延設した先端スリーブと、該先端スリーブより延設した抽出口とを備え、前記蛇腹管は、中空の流路を備えると共に先端側に伸縮時に変形しない硬質の先端皿状部と後方側に伸縮時に変形する軟質の後方皿状部を突き合せた状態で構成された蛇腹部を複数連結させて形成されていることを特徴とする抽出ノズル。
  2. 前記後方皿状部は、伸縮時に先端方向に反転状態で窪んで変形することで連接する後方側の先端皿状部と重なると共に変形位置が安定的に位置決めされることを特徴とする請求項1に記載の抽出ノズル。
  3. 前記後方皿状部を全周に亘って変形させた際には連接する後方側の先端皿状部と全体が重なることで蛇腹管は長さ方向に圧縮され、前記後方皿状部を部分的に変形させた際には連接する後方側の先端皿状部と部分的に重なることで蛇腹管は所定の角度で位置決めされることを特徴とする請求項1及び請求項2に記載の抽出ノズル。
  4. 前記取付部と基部スリーブ間には切断時に外気と一斗缶等内部を連通可能とする凸部を設けると共に、該凸部を切断して通気口を形成したことを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の抽出ノズル。
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