JP3245627U - ウィッグ構造 - Google Patents

ウィッグ構造 Download PDF

Info

Publication number
JP3245627U
JP3245627U JP2023004464U JP2023004464U JP3245627U JP 3245627 U JP3245627 U JP 3245627U JP 2023004464 U JP2023004464 U JP 2023004464U JP 2023004464 U JP2023004464 U JP 2023004464U JP 3245627 U JP3245627 U JP 3245627U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
wig
hair
crochet
scalp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2023004464U
Other languages
English (en)
Inventor
ユ-チ,ワン
Original Assignee
鳳髻髮業有限公司
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 鳳髻髮業有限公司 filed Critical 鳳髻髮業有限公司
Priority to JP2023004464U priority Critical patent/JP3245627U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3245627U publication Critical patent/JP3245627U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Materials For Medical Uses (AREA)

Abstract

【課題】装着が簡単で落ちにくく通気性があり衛生的な、ウィッグ構造を提供する。【解決手段】ウィッグ構造1は、模倣頭皮層10と、かぎ針編み層20であって、網状構造であり、模倣頭皮層の下側に粘着され、かぎ針編み層には複数本のウィッグ用毛髪Wが結び付けられ、各ウィッグ用毛髪は模倣頭皮層を貫通している、かぎ針編み層と、かぎ針編み層の外周の下側に粘着された、固定環状層30と、外周が固定環状層に縫い付けられ、頭皮又は頭髪と接触するのに用いられる、接触層40と、を含む。かぎ針編み層と接触層に使用する材料は静菌効果を有しており、ウィッグ構造における細菌の増殖を阻止することができる。ウィッグ用毛髪は人毛を使用して製造され、ユーザーエクスペリエンスが優れている。固定環状層は手触りが良く、且つウィッグ構造の使用年数を延長できる。接触層は弾性的伸長性と通気透湿性を有し、火傷や過敏性の頭皮との接触に適する。【選択図】図2

Description

本考案は美容用品に関し、特に装着が簡単で、落ちにくく、通気性があり衛生的なウィッグ構造に関する。
ウィッグは、脱毛を覆い隠したり、毛髪をボリュームアップしたりするために用いられる人工のヘアピースであり、ヘアスタイルのデザイン、薄毛の補填、ヘアスタイルの変更などのニーズでよく使用されている。見た目や身だしなみを重視する社会において、気品を加えたりイメージチェンジをしたりするためにウィッグを用いる機会はますます多くなっている。また一部では、がんなどの病気を患う患者が回復時に着用している。従来のウィッグの製造は以下の幾つかの工程に分けることができる。まず、製造業者は適切なウィッグ材料を選択する。例えば合成繊維、人毛、或いはそれらの組み合わせなどである。材料の選択はウィッグの質感や光沢、耐久性に影響する。次に、頭皮に近いベースを製作する。その寸法は市場ニーズに基づいて調整されるが、ポイントとなるのはウィッグと頭部のフィット性を確保することである。続いて、毛髪をベースに編みつなぐ。この作業では大量の手作業や機械によってベースに毛髪を編み込み、自然な毛髪の成長方式を模倣する。最後に、ウィッグに染色とトリミングを行い、ウィッグの外観と快適性が最良の状態にあることを確保する。ウィッグの製造には手間がかかり、材質も安価ではなく、ウィッグの寿命を延ばすためには、後の使用におけるメンテナンスにも気を配らなければならない。
従来のウィッグには使用上の問題点が幾つか存在しており、使用者の見た目にも影響を与えていた。まず、ウィッグの多くは、ベースの材質選択においてコストを抑えることを考慮する余り、透水性や通気性が悪くなっていた。使用者はウィッグをしばらくの間着用すると頭皮に痒みが生じて不快に感じることがあり、湿度の高い熱帯や亜熱帯では特にひどかった。また火傷や敏感肌の場合には苦痛にもなり得る。次に、ウィッグは長時間皮膚と接触するため、人体の油脂やフケが寄生虫を増殖させる養分となってしまい、ウィッグの衛生面が懸念される。最後に、ウィッグには柔軟性や伸縮性が求められる一方で、その構造は緊密且つ丈夫なものでなければならない。さもないと、ある程度の期間使用すると毛髪の抜け落ちやベースの破れといった問題が生じやすくなり、ウィッグの寿命が短くなってしまう。
本考案は、従来のウィッグにおいて現存する問題を解決し、使用者に良好な使用感を提供するために開示するものである。
このパラグラフでは、本考案の幾つかの特徴を抜き出して集約している。その他の特徴は後の段落中に開示される。それは、添付の実用新案登録請求の範囲における精神と範囲内に属する各種の変更及び類似する配列を網羅することを意図している。
本考案はウィッグ構造を開示するが、それは、模倣頭皮層と、かぎ針編み層であって、網状構造であり、模倣頭皮層の下側に粘着され、かぎ針編み層には複数本のウィッグ用毛髪が結び付けられ、各ウィッグ用毛髪は模倣頭皮層を貫通している、かぎ針編み層と、かぎ針編み層の外周の下側に粘着された、固定環状層と、外周が固定環状層に縫い付けられ、頭皮又は頭髪と接触するのに用いられる、接触層と、を含む。
本考案によれば、模倣頭皮層はバイオゲルを硬化して形成したものでよい。
本考案によれば、かぎ針編み層の材質は純綿抗菌ニット生地でよい。
本考案によれば、ウィッグ用毛髪は人毛でよい。
本考案によれば、ウィッグ用毛髪は二重構造引き抜き手植え法(雙遞針手織法)によりかぎ針編み層に結び付けることができる。
本考案によれば、固定環状層の材質はポリウレタン(polyurethane,PU)でよい。
本考案によれば、接触層の材質はポリエステル繊維(Polyester)の生地でよい。
上述のウィッグ構造は、ウィッグ構造を頭皮に取り外し可能に膠着するのに用いられるウィッグ固定用接着層を接触層の下側に形成してもよいし、ウィッグ構造を地毛に取り外し可能に結合するのに用いられる複数のウィッグクリップを接触層の下側に固定してもよい。
本考案のかぎ針編み層と接触層に使用する材料は静菌効果を有しており、ウィッグ構造における細菌の増殖を阻止することができる。ウィッグ用毛髪は人毛を使用して製造し、模倣頭皮層と組み合わせることで、使用者に本考案を自然な頭髪に感じさせる。固定環状層は手触りが良く、且つウィッグ構造の使用年数を延長することができる。最後に、接触層は弾性的伸長性と通気透湿性という特長も有しており、火傷や過敏性の頭皮と接触するのに適している。従って、本考案が提出する改良は、従来のウィッグにおいて現存する問題を一挙に解決し、且つ使用者に良好な使用感を提供するものである。
本考案の1つの実施例に基づくウィッグ構造の平面図である。 当該ウィッグ構造の一部を拡大した断面図である。 本考案の別の実施例に基づくウィッグ構造の平面図である。
本考案について以下の幾つかの実施例により具体的に説明する。
図1と図2を参照されたい。図1は本考案の1つの実施例に基づくウィッグ構造1の平面図であり、図2はウィッグ構造1の一部を拡大した断面図である。ウィッグ用毛髪Wの毛密度の高さに関わりなく、ウィッグ構造1は層状構造であり、模倣頭皮層10、かぎ針編み層20、固定環状層30及び接触層40を含む。以下では当該技術の各構成要素の形態、材質及び結合方式について詳述する。
模倣頭皮層10はウィッグ用毛髪Wの下側にあり、手で真っ先に触れられる部位である。模倣頭皮層10はその名の示す通り、使用者や近くから見る他人にウィッグ構造1を本物の頭皮や髪の構造だと思わせることがその存在目的である。従って、外観と手触りを頭皮に近づける必要がある。この目的を達成するために、本考案によれば、模倣頭皮層10はバイオゲルを硬化して形成したものである。
ウィッグ構造1の上方から下に向かって見た場合、模倣頭皮層10の下側はかぎ針編み層20である。かぎ針編み層20は網状構造であり、模倣頭皮層10の下側に粘着されている。かぎ針編み層20には複数本のウィッグ用毛髪Wが結び付けられており、各ウィッグ用毛髪Wは模倣頭皮層10を貫通してもう一方の側に集合し、精緻なウィッグを形成している。ウィッグ用毛髪Wには人工繊維を採用してもよい。本実施例では、ウィッグ用毛髪Wに人毛を採用し、二重構造引き抜き手植え法によってかぎ針編み層20に結び付けている。本考案によれば、かぎ針編み層20に使用する材質は純綿抗菌ニット生地でよい。純綿抗菌ニット生地は、経糸と緯糸の間の隙間が比較的大きく、ウィッグ用毛髪Wを結び付けるのに都合が良いだけでなく、細菌の増殖を抑制したり、使用者の頭皮(髪)の健康を保護したり、ウィッグ構造1の使用時間を増やしたりすることもできる。
図1に示す通り、固定環状層30(図中のドット状模様部分)は俯瞰すると環形状になっている層状物であり、その内縁は接触層40に隠れて見ることができないため、点線の枠で示している。固定環状層30は、かぎ針編み層20の外周の下側に粘着されている。硬さがかぎ針編み層20や接触層40よりも断然大きいため、ウィッグ構造1全体の形状を固定したり、断裂を防止したりする機能を果たすことができる。本考案によれば、固定環状層30の材質はポリウレタン(polyurethane,PU)であり、手触りが良く、且つウィッグ構造1の使用年数を延長することができる。
図中、接触層40は網状格子模様で示しており、その外周は固定環状層30に縫い付けられている。接触層40の役割は、頭皮又は頭髪に接触することである。本考案によれば、接触層40の材質はポリエステル繊維(Polyester)の生地でよいが、これに限定されない。医療グレードの生地を採用しているため、接触層40は弾性的伸長性、通気透湿性及び細菌の増殖を阻止するという特長を有しており、特に火傷や過敏性の頭皮と接触するのに適している。
使用者の毛量が少ない上に、ウィッグ構造1を着用する部位の頭髪が剃られて無いか又は短くなっている場合、ウィッグ構造1と頭皮の接着にウィッグ固定用接着剤を採用することができる。その場合には、接触層40の下側に、ウィッグ構造1を頭皮に取り外し可能に膠着するのに用いられるウィッグ固定用接着層(図示しない)を追加で形成することができる。
使用者がただ単純にウィッグ構造1でヘアスタイルを変えたいだけの場合、又はウィッグ構造1を着用する部分の毛量が比較的多い場合には、他の方式を採用してウィッグ構造1を頭髪に固定することもできる。図3を参照されたい。該図は本考案の別の実施例に基づくウィッグ構造1’の平面図である。ウィッグ構造1’は、1つ前の実施例におけるウィッグ構造1と同じく模倣頭皮層10、かぎ針編み層20、固定環状層30及び接触層40を備えている。同時に、ウィッグ構造1’はさらに、接触層40の下側に複数のウィッグクリップ50が固定されている。ウィッグクリップ50の機能は、ウィッグ構造1’を地毛に取り外し可能に結合するためのものである。本実施例ではウィッグクリップ50を3つ使用しているが、実際に製造する場合、ウィッグクリップ50の数量はこれに限定されない。図3のウィッグクリップ50の位置も例示的なものであり、本考案を限定するものではない。
本考案を上記の実施形態により開示したが、それらは本考案を限定するものではなく、いずれの技術分野における当業者も本考案の精神及び範囲を逸脱することなく幾らかの変更や修飾を行うことが可能であり、本考案の保護範囲は添付の実用新案登録請求の範囲が定めるところに準ずるものとする。
1 ウィッグ構造
1’ウィッグ構造
10 模倣頭皮層
20 かぎ針編み層
30 固定環状層
40 接触層
50 ウィッグクリップ
W ウィッグ用毛髪

Claims (9)

  1. 模倣頭皮層と、
    かぎ針編み層であって、網状構造であり、前記模倣頭皮層の下側に粘着され、前記かぎ針編み層には複数本のウィッグ用毛髪が結び付けられ、各ウィッグ用毛髪は前記模倣頭皮層を貫通している、かぎ針編み層と、
    前記かぎ針編み層の外周の下側に粘着された、固定環状層と、
    外周が前記固定環状層に縫い付けられ、頭皮又は頭髪と接触するのに用いられる、接触層と、を含むウィッグ構造。
  2. 前記模倣頭皮層はバイオゲルを硬化して形成したものである、請求項1に記載のウィッグ構造。
  3. 前記かぎ針編み層の材質は純綿抗菌ニット生地である、請求項1に記載のウィッグ構造。
  4. 前記ウィッグ用毛髪は人毛である、請求項1に記載のウィッグ構造。
  5. 前記ウィッグ用毛髪は二重構造引き抜き手植え法により前記かぎ針編み層に結び付けられる、請求項1に記載のウィッグ構造。
  6. 前記固定環状層の材質はポリウレタン(polyurethane,PU)である、請求項1に記載のウィッグ構造。
  7. 前記接触層の材質はポリエステル繊維(Polyester)の生地である、請求項1に記載のウィッグ構造。
  8. 前記接触層の下側にはさらに、ウィッグ構造を頭皮に取り外し可能に膠着するのに用いるウィッグ固定用接着層が形成されている、請求項1に記載のウィッグ構造。
  9. 前記接触層の下側にはさらに、ウィッグ構造を地毛に取り外し可能に結合するのに用いる複数のウィッグクリップが固定されている、請求項1に記載のウィッグ構造。
JP2023004464U 2023-12-13 2023-12-13 ウィッグ構造 Active JP3245627U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2023004464U JP3245627U (ja) 2023-12-13 2023-12-13 ウィッグ構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2023004464U JP3245627U (ja) 2023-12-13 2023-12-13 ウィッグ構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3245627U true JP3245627U (ja) 2024-02-09

Family

ID=89770914

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2023004464U Active JP3245627U (ja) 2023-12-13 2023-12-13 ウィッグ構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3245627U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20070157941A1 (en) Detachable hair bang
US20130019889A1 (en) Hair extention hairpiece or wig device with flexible-grip cap base
US2438005A (en) Wig construction
JPH0768642B2 (ja) かつら
JPH0449134Y2 (ja)
JP3245627U (ja) ウィッグ構造
US4150678A (en) Cushioned retainer pads for wigs
JP3103563U (ja) 二種類の異なる硬度材質を具えたブラジャーのカップ
US3613695A (en) Hairpiece and laminated base therefor
JP5715781B2 (ja) かつら及び補助装飾具
US20110186066A1 (en) Wig
TWM652829U (zh) 假髮結構
KR101378989B1 (ko) 방사형으로 결합된 체결부재를 이용한 앞머리용 패션가발 제조 방법
JP2004353127A (ja) 全かつら
CN210329480U (zh) 一种轻薄的组合式假发基片
KR20130095541A (ko) 가발
CN211972889U (zh) 一种超纤pvc发泡合成革
KR102047394B1 (ko) 가발
JP3101361U (ja) 全かつら
JP3164891U (ja) 着脱式ウィッグ
CN201192416Y (zh) 一种眼罩
NL2027730B1 (en) Breast adornment prosthetic device
JP6141947B2 (ja) トルマリン素材含有ウィッグ
CN100441117C (zh) 发网结构
CN213695849U (zh) 一种仿真头发生长的手织发套

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3245627

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150