JP3245555U - ストレッチフィルム手巻き包装装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】フィルム巻きの半自動化を図るストレッチフィルム手巻き包装装置を提供する。【解決手段】ストレッチフィルム手巻き包装装置は、両端がそれぞれサイドカバー2に接続されたハンドル1を含み、サイドカバーはハンドルに垂直であり、2つのサイドカバーの間にフィルム固定部3及びローラユニット4が設けられており、フィルム固定部はストレッチフィルムの中心部分を係止可能であり、ストレッチフィルムの自由端は、ローラユニットに巻き取り可能であり、ローラユニットによってストレッチフィルムを製品の表面に巻き付け、ローラユニットは、第1ローラ41と第2ローラ42を含み、第1ローラは、第2ローラとフィルム固定部との間に設けられ、ストレッチフィルムの自由端は、第1ローラの外側を下から迂回してから、第1ローラと第2ローラとの間の位置を通過し、第1ローラの内側から第1ローラの上方を介して繰り出される。【選択図】図1
Description
本考案は、製品包装設備の分野に関し、特に、複合型ストレッチフィルム手巻き包装装置に関する。
工場では、完成品を包装することが一般的であるが、最後の包装の時に、一般的には、製品をストレッチフィルムで包装することが行われ、ストレッチフィルムは、日常生活の中で誰もが出会ったことがあるであろう透明なフィルムであり、このフィルムは、簡単に剥がれるが、製品を包装する役割を確実に果たすことができ、現在の工場では、ストレッチフィルムを単純な手作業で製品の表面に巻き付けるのが一般的であるが、この方式は、時間と労力がかかり、しかも、人手では力が不均一であるので、ストレッチフィルムの破断を招きやすい。
したがって、本考案者は、単純な手作業でストレッチフィルムを利用するという問題を解決するために、フィルム巻きの半自動化を図るストレッチフィルム手巻き包装装置を考案することを目的とする。
上記の欠点を解消するために、本考案は、ストレッチフィルム手巻き包装装置を提供することを目的とする。
以上の目的を達成するために、本考案は以下の技術的解決手段を採用し、
ストレッチフィルム手巻き包装装置であって、両端がそれぞれサイドカバーに接続されたハンドルを含み、前記サイドカバーはハンドルに垂直であり、2つの前記サイドカバーの間にフィルム固定部及びローラユニットが設けられており、前記フィルム固定部はストレッチフィルムの中心部分を係止可能であり、前記ストレッチフィルムの自由端は、前記ローラユニットに巻き取り可能であり、前記ローラユニットによってストレッチフィルムを製品の表面に巻き付ける。
ストレッチフィルム手巻き包装装置であって、両端がそれぞれサイドカバーに接続されたハンドルを含み、前記サイドカバーはハンドルに垂直であり、2つの前記サイドカバーの間にフィルム固定部及びローラユニットが設けられており、前記フィルム固定部はストレッチフィルムの中心部分を係止可能であり、前記ストレッチフィルムの自由端は、前記ローラユニットに巻き取り可能であり、前記ローラユニットによってストレッチフィルムを製品の表面に巻き付ける。
好ましくは、前記サイドカバーのフィルム固定部は、鏡像となるように配置され、ストレッチフィルムは、前記フィルム固定部にあるときに回転可能である。その後の巻き取りの円滑性が確保される。
好ましくは、前記ローラユニットは、第1ローラと第2ローラを含み、前記第1ローラは、第2ローラとフィルム固定部との間に設けられ、ストレッチフィルムの自由端は、前記第1ローラの外側を下方から迂回してから、前記第1ローラと第2ローラとの間の位置を通過し、前記第1ローラの内側から第1ローラの上方を介して繰り出される。フィルムの延伸が実現され、第1ローラと第2ローラのサイズを調整することによって、フィルムに所定の延伸比を付与することができ、もちろん、この延伸比は2倍以下にする方が好適であり、そうでなければ、ストレッチフィルムによる包装の効果が悪影響を受けてしまい、また、サイドカバーにフィルムの移動方向の概略図が描かれる。
好ましくは、前記第1ローラ及び第2ローラのいずれにもねじ歯が設けられ、前記ねじ歯は、左右の2つの部分に分かれて設けられ、それぞれ前記第1ローラ又は第2ローラの左右両端に向かって傾斜している。すなわち、左部分は左端、右部分は右端に向かっており、また、第1ローラ及び第2ローラ上のストレッチフィルムが折り畳まれないことを確保するように傾斜角度が制御される。
好ましくは、前記ねじ歯の深さが3mm以下であり、前記ねじ歯の傾斜角度が10度以下である。ねじ歯の作用が確保されながら、ストレッチフィルムへのダメージがなく、傾斜角度は垂直方向に形成される角度で算出される。
好ましくは、2つの前記サイドカバーは、平行であって、かつ前記ハンドルの同側に位置し、前記サイドカバーのいずれか一方の側方向から他方の前記サイドカバーを見るときに、他方の前記サイドカバーが完全に遮蔽され得る。2つのサイドカバーの間のストレッチフィルムがローラに平行することが確保される。
好ましくは、前記ハンドルとサイドカバーとの間は、垂直コネクタによって取り外し可能に接続され、2つの前記垂直コネクタは、鏡像となるように配置される。接続の確実性及びその後のメンテナンスの便利さが確保される。
好ましくは、前記ハンドルは高強度アルミ合金を用い、前記サイドカバーはポリアミド高強度ナイロンを用い、前記サイドカバーとハンドルの連結には、嵌め込み型全閉構造が採用されており、前記ローラユニットは非金属材質を用いる。軽量が確保され、作業者の操作が容易になる。
本考案に係るストレッチフィルム手巻き包装装置の有益な効果は以下のとおりである。ストレッチフィルム巻きの半自動化が実現され、省力化がなされ、フィルム巻きの効率が向上し、工場の利益が増加しており、この装置はスマートフィルムラッパーとも呼ばれてもよく、機械構造の設計を通じて、通常の使用時のいくつかの問題点、例えばフィルムの折り畳みや、フィルムが引っ張られて破断しやすいといった問題点を解決する。
以下では、本考案の保護範囲をより明確に定義するために、本考案の利点および特徴が当業者により容易に理解され得るように、図面を参照して本考案の好適な実施例について詳細に説明する。
まず、ストレッチフィルムは、包装フィルムとも呼ばれ、一般的にプラスチック製の透明なものであり、ストレッチフィルムの中央に紙管があり、その紙管の外にフィルムが巻き取られており、スーパーで購入した樽状のラップに似ており、使用する時、ラップフィルムの自由端を延ばすと、フィルムは紙管を円心として回転し、このように、包装が完了する。
図1~4に示すように、本実施例に係るストレッチフィルム手巻き包装装置は、ハンドル1を含み、ハンドル1の両端のそれぞれには、垂直コネクタ5によってサイドカバー2が取り外し可能に接続されており、サイドカバー2の表面はハンドル1に垂直であり、2つのサイドカバー2の間にフィルム固定部3及びローラユニット4は設けられており、フィルム固定部3は、ストレッチフィルムの中心部分の紙管を係止可能であり、ストレッチフィルムの自由端は、ローラユニット4に巻き取り可能であり、ローラユニット4によってストレッチフィルムを製品の表面に巻き付ける。
サイドカバー2のフィルム固定部3は、鏡像となるように配置され、ストレッチフィルムは、フィルム固定部3に係止するときに回転可能である。その後の巻き取りの円滑性が確保され、しかも、前述の係止は、ストレッチフィルムが変位しないように防止するだけであるが、回転が許可され、それに、回転の円滑性も確保される必要があり、これも、その後のストレッチフィルムによる包装速度を確実に確保している。
ローラユニット4は、第1ローラ41と第2ローラ42を含み、第1ローラ41は、第2ローラ42とフィルム固定部3との間に設けられ、ストレッチフィルムの自由端は、第1ローラ41の外側を下方から迂回してから、第1ローラ41と第2ローラ42との間の位置を通過し、第1ローラ41の内側から第1ローラ41の上方を介して繰り出される。また、上面視において、ローラユニット4とフィルム固定部3は同一の直線上に位置していないため、フィルムの延伸が実現され、第1ローラ41及び第2ローラ42のサイズ及び間隔を調整することによって、フィルムに所定の延伸比を付与することができ、もちろん、この延伸比は2倍以下にする方が好適であり、そうでなければ、ストレッチフィルムによる包装の効果が悪影響を受けてしまい、また、サイドカバー2に図2に示すようなフィルムの移動方向の概略図が描かれる。
図4に示すように、第1ローラ41及び第2ローラ42のいずれにもねじ歯411が設けられ、ねじ歯411は、左右の2つの部分に分かれて設けられ、それぞれ第1ローラ41又は第2ローラ42の左右両端に向かって傾斜している。すなわち、左部分は左端、右部分は右端に向かっており、また、第1ローラ41及び第2ローラ42上のストレッチフィルムが折り畳まれないことを確保するように傾斜角度が制御される。
具体的には、図4に示すように、ねじ歯411の深さが3mm以下であり、ねじ歯411の傾斜角度が10度以下である。ねじ歯411の作用が確保されながら、ストレッチフィルムへのダメージがなく、傾斜角度は垂直方向に形成される角度で算出される。
2つのサイドカバー2は、平行であって、かつハンドル1の同側に位置し、サイドカバー2のいずれか一方の側方向から他方のサイドカバー2を見るときに、他方のサイドカバー2が完全に遮蔽され得る。2つのサイドカバー2の間のストレッチフィルムがローラに平行することが確保され、ストレッチフィルムを完全に広げやすくなり、その後の包装作業に有利になる。
ハンドル1とサイドカバー2との間は、垂直コネクタ5によって取り外し可能に接続され、2つの前記垂直コネクタ5は、鏡像となるように配置される。接続の確実性及びその後のメンテナンスの便利さが確保される。
ハンドル1は高強度アルミ合金を用い、サイドカバー2はポリアミド高強度ナイロンを用い、サイドカバー2とハンドル1との連結には、嵌め込み型全閉構造が採用されており、ローラユニット4は非金属材質を用いる。軽量が確保され、作業者の操作が容易になる。
本考案に係るストレッチフィルム手巻き包装装置の有益な効果は以下のとおりである。ストレッチフィルム巻きの半自動化が実現され、省力化がなされ、フィルム巻きの効率が向上し、工場の利益が増加しており、この装置はスマートフィルムラッパーとも呼ばれてもよく、機械構造の設計を通じて、通常の使用時のいくつかの問題点、例えばフィルムの折り畳みや、フィルムが引っ張られて破断しやすいといった問題点を解決し、また、手作業で直接巻き付ける場合、作業者の手へ傷害を与える可能性もあるため、この装置によれば、このような傷害を効果的に完全に解消することができる。
基本的な使用方法は以下の通りである。手作業でストレッチフィルムをフィルム固定部3に係止してから、フィルムの自由端を内側から第2ローラ42の下方を経て、次に、第2ローラ42の外側を経て、第2ローラ42と第1ローラ41との中間を通過させ、また、第1ローラ41の内側から、第1ローラ41の上方を経て、第1ローラ41の外側に繰り出し、フィルムの自由端を製品に貼り付け、作業者はハンドル1を引くことで、ストレッチフィルムを用いて製品の包装作業を行う。
この装置を使用しない場合を考慮して、手巻き包装装置内に磁石が追加され、磁石によって鉄製の棚に手巻き包装装置を吸引し、地面の汚れによるストレッチフィルムの汚染を防ぐとともに、作業者のアクセスも容易にする。
上記の実施形態は、本考案の技術的構想及び特徴を説明するために過ぎず、当業者が本考案の内容を理解して実施することを目的としており、本考案の保護範囲を限定するものではなく、本考案の精神的本質に基づく同等の変更又は修飾であれば、本考案の保護範囲内に含まれるものとするべきである。
1 ハンドル
2 サイドカバー
3 フィルム固定部
4 ローラユニット
5 垂直コネクタ
41 第1ローラ
42 第2ローラ
411 ねじ歯
2 サイドカバー
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41 第1ローラ
42 第2ローラ
411 ねじ歯
Claims (8)
- ストレッチフィルム手巻き包装装置であって、両端がそれぞれサイドカバー(2)に接続されたハンドル(1)を含み、前記サイドカバー(2)はハンドル(1)に垂直であり、2つの前記サイドカバー(2)の間にフィルム固定部(3)及びローラユニット(4)が設けられており、前記フィルム固定部(3)はストレッチフィルムの中心部分を係止可能であり、前記ストレッチフィルムの自由端は、前記ローラユニット(4)に巻き取り可能であり、前記ローラユニット(4)によってストレッチフィルムを製品の表面に巻き付ける、ことを特徴とするストレッチフィルム手巻き包装装置。
- 前記サイドカバー(2)のフィルム固定部(3)は、鏡像となるように配置され、ストレッチフィルムは、前記フィルム固定部(3)にあるときに回転可能である、ことを特徴とする請求項1に記載のストレッチフィルム手巻き包装装置。
- 前記ローラユニット(4)は、第1ローラ(41)と第2ローラ(42)を含み、前記第1ローラ(41)は、第2ローラ(42)とフィルム固定部(3)との間に設けられ、ストレッチフィルムの自由端は、前記第1ローラ(41)の外側を下方から迂回してから、前記第1ローラ(41)と第2ローラ(42)との間の位置を通過し、前記第1ローラ(41)の内側から第1ローラ(41)の上方を介して繰り出される、ことを特徴とする請求項1に記載のストレッチフィルム手巻き包装装置。
- 前記第1ローラ(41)及び第2ローラ(42)のいずれにもねじ歯(411)が設けられ、前記ねじ歯(411)は、左右に分かれて設けられ、それぞれ前記第1ローラ(41)又は第2ローラ(42)の左右両端に向かって傾斜している、ことを特徴とする請求項3に記載のストレッチフィルム手巻き包装装置。
- 前記ねじ歯(411)の深さが3mm以下であり、前記ねじ歯(411)の傾斜角度が10度以下である、ことを特徴とする請求項4に記載のストレッチフィルム手巻き包装装置。
- 2つの前記サイドカバー(2)は、平行であって、かつ前記ハンドル(1)の同側に位置し、前記サイドカバー(2)のいずれか一方の側方向から他方の前記サイドカバー(2)を見るときに、他方の前記サイドカバー(2)が完全に遮蔽され得る、ことを特徴とする請求項1に記載のストレッチフィルム手巻き包装装置。
- 前記ハンドル(1)とサイドカバー(2)との間は、垂直コネクタ(5)によって取り外し可能に接続され、2つの前記垂直コネクタ(5)は、鏡像となるように配置される、ことを特徴とする請求項1に記載のストレッチフィルム手巻き包装装置。
- 前記ハンドル(1)は高強度アルミ合金を用い、前記サイドカバー(2)はポリアミド高強度ナイロンを用い、前記サイドカバー(2)とハンドル(1)の連結には、嵌め込み型全閉構造が採用されており、前記ローラユニット(4)は非金属材質を用いる、ことを特徴とする請求項1に記載のストレッチフィルム手巻き包装装置。
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JP2023004404U Active JP3245555U (ja) | 2023-12-07 | 2023-12-07 | ストレッチフィルム手巻き包装装置 |
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2023
- 2023-12-07 JP JP2023004404U patent/JP3245555U/ja active Active
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