JP3245386U - シートベルト用のコネクタ組立体 - Google Patents

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Abstract

【課題】高い張力に耐え、外部から電子部品への水分の侵入を防ぐシートベルト用のコネクタ組立体を提供する。【解決手段】ケーブル側コネクタ1及び基板側コネクタ2を備えるシートベルト用のコネクタ組立体1000であり、ケーブル側コネクタ及び基板側コネクタに、それぞれ複数の当接部とフック部が備えられることで、ケースと内部部品が一体構造となっている。前記ケーブル側コネクタと前記基板側コネクタが嵌合方向に沿って互いに嵌合されると、互いに係合して、前記ケーブル側コネクタと前記基板側コネクタの嵌合方向における相対移動が制限される。前記コネクタ組立体は、嵌合ゴムリングとケーブル側ゴムリングを含む多層防水設計を有するため、水がケーブル側からコネクタ組立体に侵入して回路基板に到達することを防ぐことが可能である。【選択図】図1

Description

本考案は、コネクタ組立体に関し、特に、シートベルト用のコネクタ組立体に関する。
自動車技術の進化やトレンドの進展に伴い、車両エレクトロニクスはますます発展し、活用されるようになってきている。車両用シートベルトの電子コネクタは重要な部品である。構造設計のみに重点を置いた従来のシートベルトとは異なり、現在のシートベルト用の電子コネクタは、シートベルトを車両の電子システムに接続し、運転者と同乗者に高い安全性と優れた乗り心地を提供する。
例えば、車両用シートベルトの電子コネクタは、ドライバーモニタシステムに接続されている。運転者や同乗者のシートベルト未着用を検知すると、警報を発し、車両の運転まで制限することもある。また、エアバッグシステムとベルト張力センサを車両用シートベルトの電子コネクタで接続するという応用方法もある。車両の衝突時には、シートベルト張力センサがシートベルトの張力を検出することで、エアバッグシステムを作動させて乗員を保護する。また、軽微な衝突と判断された場合は、エアバッグシステムを作動させず、誤動作を回避することが可能である。
車両用シートベルトの電子コネクタは、電子信号を伝達するという機能に加えて、車両の基本的な安全設計仕様に準拠する必要がある。そのため、現在のシートベルト用のコネクタには、高い張力に耐えることと、外部から電子部品への水分の侵入を防ぐことが求められている。
本考案の主な目的は、シートベルト用のコネクタ組立体を提供することである。ケーブル側コネクタ及び基板側コネクタに、それぞれ複数の当接部とフック部が備えられることで、ケースと内部部品が一体構造となっている。前記ケーブル側コネクタと前記基板側コネクタが嵌合方向に沿って互いに嵌合されると、互いに係合して、前記ケーブル側コネクタと前記基板側コネクタの嵌合方向における相対移動が制限される。それによって、高い引張力に耐えることができる。なお、コネクタには、複数のゴムリングとゴムパーツが設置され、多層防水構造となっている。それによって、水がケーブル側から基板側コネクタに侵入して回路基板に到達することを防ぐことが可能になる。
上記目的を達成するため、本考案は、ケーブル側コネクタ及び基板側コネクタを備えるシートベルト用のコネクタ組立体を提供する。前記ケーブル側コネクタは、第1ケース、第1本体、及び複数の第1端子を有する。前記第1ケースは、第1係合部を有する。前記第1本体は、前記第1ケースに固定されており、嵌合延伸部、ケーブル設置部、第1収容空間、及びスペーサを有する。前記ケーブル設置部は、前記嵌合延伸部の反対側にある。前記第1収容空間は、前記嵌合延伸部と前記ケーブル設置部との間に形成される。前記スペーサは、前記ケーブル設置部に設置される。前記第1端子は、前記第1収容空間に設置され、複数のケーブルに接続される。前記ケーブルは、前記スペーサを通過して前記第1ケースの外側に延伸する。前記基板側コネクタは、前記ケーブル側コネクタと嵌合可能であり、第2ケース、第2本体、及び複数の第2端子を有する。前記第2ケースは、第2係合部を有する。前記第2本体は、前記第2ケースに固定されており、嵌合開口部、端子設置部、及び第2収容空間を有する。前記端子設置部は、前記嵌合開口部の反対側にある。前記第2収容空間は、前記嵌合開口部と前記端子設置部との間に形成される。前記第2端子は、前記第2収容空間に設置され、その一部が前記端子設置部を通過して前記第2ケースの外側に延伸し、回路基板に接続される。前記ケーブル側コネクタと前記基板側コネクタが嵌合方向に沿って互いに嵌合されると、前記嵌合延伸部が前記嵌合開口部を通って前記第2収容空間に挿入され、前記第1端子と前記第2端子とが電気的に接続され、前記第1係合部と前記第2係合部が係合することで、前記ケーブル側コネクタと前記基板側コネクタの前記嵌合方向における相対移動が制限される。
前記第1ケースは、さらに第1当接部と第2当接部を有する。前記第1本体は、当接面とスロットを有する。前記第1当接部は、前記当接面に当接する。前記第2当接部が前記スロット内に設置されることで、前記第1本体の前記嵌合方向の逆方向における移動が制限され、前記第1本体が前記第1ケースに固定される。
本考案の実施例において、コネクタ組立体は、さらに、前記第1ケースを覆うようにスライド可能に設置される位置決め機構を有する。前記位置決め機構がロック位置にスライドすると、前記位置決め機構は、前記第1係合部と前記第1本体との間に挿入され、前記第1係合部の移動を制限する。
前記第1ケースは、さらに前記第1本体の移動を制限する第1フック部と第1内折部を有する。前記第1フック部は、前記スペーサに当接し、前記第1内折部は、前記第1本体に当接する。
前記第2ケースは、さらに前記第2本体の移動を制限する第2フック部と第2内折部を有する。前記第2フック部は、前記端子設置部に当接し、前記第2内折部は、前記第2本体に当接する。
前記第2本体は、さらに凸部を有し、前記第2ケースは、さらに凹部を有する。前記第2本体が前記第2ケースに設置されると、前記凸部は前記凹部に当接する。
前記スペーサは、中央板、及び前記中央板で前記ケーブル設置部を塞ぐように前記第1本体に係合する2つのサイドアームを有する。
前記中央板は、前記ケーブルを通過させるための複数の貫通孔を有する。
本考案の実施例において、前記ケーブル側コネクタは、さらに嵌合ゴムリングとケーブル側ゴムリングを有する。前記嵌合ゴムリングは、前記嵌合延伸部に設置され、前記第2本体に密着する。前記ケーブル側ゴムリングは、前記ケーブルを覆うように前記スペーサに設置され、前記第1本体に密着する。
前記基板側コネクタは、さらに前記第2端子を覆うように前記端子設置部に設置される防水部材を有する。
本考案の属する技術分野における通常の知識を有する者は、図面および後述する実施方法を参照すれば、本考案の他の目的、本考案の実施手段、及び実施態様を理解することができるであろう。
本考案の実施例に係るコネクタ組立体を示す斜視図 本考案の実施例に係るコネクタ組立体を示す分解斜視図 ケーブル側コネクタを示す分解図 ケーブル側コネクタを他の方向から見た分解図 基板側コネクタを示す分解図 本考案に係るコネクタ組立体を示す断面図 本考案の他の実施例に係るコネクタ組立体を示す斜視図 本考案の他の実施例に係るコネクタ組立体を示す分解図 本考案の他の実施例に係るコネクタ組立体を示す断面図 本考案のさらに他の実施例に係るコネクタ組立体を示す斜視図 位置決め機構がロック位置にある状態を示す部分斜視図 ケーブル側コネクタと位置決め機構を示す分解図
以下、本考案の内容を実施例を通じて説明する。なお、本考案の実施例は実施形態の例を示すものであり、実施例で説明したような環境、用途、または特定の態様に限定することを意図するものではない。従って、実施例の説明は、本考案を説明するためのものであるが、本考案を限定するものではない。なお、以下の実施例及び図面において、本考案に直接関係のない要素は省略されて図示されていないことに留意されたい。図面における各構成要素の寸法の関係は、理解を容易にするためのものであり、実際の寸法を限定するものではない。
図1及び図2を参照して説明する。図1は、本考案に係るコネクタ組立体1000を示す斜視図である。図2は、コネクタ組立体1000を示す分解図である。本考案に係るコネクタ組立体1000は、主にケーブル側コネクタ1及び基板側コネクタ2を備える。ケーブル側コネクタ1は、複数のケーブル2000に接続される。基板側コネクタ2は、回路基板3000に接続される。ケーブル側コネクタ1と基板側コネクタ2は、嵌合方向Dに沿って互いに嵌合することが可能である。
次に、ケーブル側コネクタ1を説明する。図3及び図4は、ケーブル側コネクタ1を異なる方向から見た分解図である。ケーブル側コネクタ1は、第1ケース11、第1本体12、及び複数の第1端子13を有する。第1本体12は、第1ケース11に固定される。第1本体12は、嵌合延伸部121、ケーブル設置部122、第1収容空間120、及びスペーサ(spacer)124を有する。ケーブル設置部122は、嵌合延伸部121の反対側にある。第1収容空間120は、嵌合延伸部121とケーブル設置部122との間に形成される。
図1及び図2に示すように、スペーサ124は、ケーブル設置部122に設置される。スペーサ124は、中央板1241及び2つのサイドアーム1242を有する。中央板1241は、ケーブル2000を通過させるための複数の貫通孔12410を有する。ケーブル2000は、スペーサ124の貫通孔12410を通って第1ケース11の外側に延伸する。サイドアーム1242は、中央板1241でケーブル設置部122を塞ぐように、第1本体12の側壁に係合する。図3に示すように、第1端子13は、第1収容空間120に設置され、複数のケーブル2000に接続される。
ケーブル側コネクタ1の構造は、第1ケース11と第1本体12を組み立てて一体化できるように設計されている。好ましくは、第1ケース11は金属製であり、ケーブル設置部122から嵌合延伸部121まではプラスチック製のコア部材である。図4に示すように、この実施例において、第1ケース11は、第1係合部111、第1当接部113、及び2つの第2当接部155(即ち、図中の曲げ耳構造)を有する。第1本体12は、当接面123と2つのスロット125を有する。第1ケース11と第1本体12が嵌合方向Dに沿って組み合わされると、第1当接部113は当接面123に当接し、第2当接部115は、対応するスロット125内に設置されるようになる。より具体的には、前記部材間の当接は、第1本体12を第1ケース11に固定するように、第1本体12の嵌合方向Dの逆方向における移動を制限する。
この実施例において、第1ケース11は、さらに少なくとも1つの第1フック部117、及び少なくとも1つの第1内折部119を有する。図3及び図4に示すように、第1ケース11は、上下に対向する2つの第1フック部117を有し、左側と右側にそれぞれ2つの第1内折部119を有する。組立後、第1フック部117は、スペーサ124に当接する(図1及び図2参照)。第1内折部119は、第1本体12の両側面の当接面129に当接する。それによって、第1フック部117と第1内折部119も、第1本体12を第1ケース11に固定するように、第1本体12の嵌合方向Dの逆方向における移動を制限する効果を得ることができる。
前述した当接構造の設計は、第1ケース11の金属構造と第1本体12のプラスチック構造を当接させることで、組立後に第1ケース11と第1本体12を一体化することが可能である。
次に、基板側コネクタ2を説明する。図5に示すように、基板側コネクタ2は、第2ケース21、第2本体22、及び複数の第2端子23を有する。第2ケース21は、第2係合部211を有する。第2本体22は、第2ケース21に固定される。第2本体22は、嵌合開口部221、端子設置部222、及び第2収容空間223を有する(図2参照)。端子設置部222は、嵌合開口部221の反対側にある。第2収容空間223は、嵌合開口部221と端子設置部222との間に形成される。第2端子23は、第2収容空間223に設置され、その一部が端子設置部222を通過して第2ケース21の外側に延伸し、回路基板3000に接続される(図1参照)。
詳しくは、第2ケース21は、さらに少なくとも1つの第2フック部217、及び少なくとも1つの第2内折部219を有する。図5に示すように、この実施例において、第2ケース21は、左右に対向するように配置される2つ第2フック部217を有する。第2フック部217は、端子設置部222に当接する。上側と下側には、それぞれ2つの第2内折部219が配置される。組立後、前記第2内折部219は、それぞれ第2本体22の上部と下部にある当接面229に当接する。それによって、第2フック部217と第2内折部219は、第2本体22を第2ケース21に固定するように、第2本体22の嵌合方向の逆方向における移動を制限することができる。
なお、第2ケース21は、さらに凹部218を有する。第2本体22は、さらに凸部228を有する。第2本体22が第2ケース21に設置されると、凸部228が凹部218に当接し、前記第2フック部217と第2内折部219に合わせて、第2本体22を第2ケース21内に確実に固定することができる。
好ましくは、第2ケース21は金属製であり、第2本体22はプラスチック製のコア部材である。従って、ケーブル側コネクタ2内の当接構造は、金属構造とプラスチック構造の当接によって、第2ケース21と第2本体22を組み立てて一体化できるように設計されている。
図6の嵌合後の断面図に示すように、ケーブル側コネクタ1と基板側コネクタ2が嵌合方向Dに沿って互いに嵌合されると、嵌合延伸部121が嵌合開口部211を通って第2収容空間223に挿入され、第1端子13と第2端子23とが電気的に接続され、第1係合部111と第2係合部211が係合して、ケーブル側コネクタ1と基板側コネクタ2の嵌合方向Dにおける相対移動が制限される。第1係合部111と第2係合部211は金属製であるため、高い引張力に耐えることができる。この実施例において、第1係合部111と第2係合部211は、コネクタ組立体1000の上側および下側に対称的に設けられていることに留意されたい。ロックを解除する場合には、第1ケース11の上面および下面を押すことにより、第1係合部111と第2係合部211との係合を解除することができる。
本考案の他の実施例において、コネクタ組立体1000には、さらに防水構造が備えられている。図7に示すように、この実施例は、前述の実施例の構成要素および構造を実質的に含むため、ここでは詳細な説明は繰り返さない。図8及び図9を参照して説明する。図8は本実施例の分解図であり、図9は本実施例の断面図である。詳しくは、本実施例において、ケーブル側コネクタ1は、さらに嵌合ゴムリング14とケーブル側ゴムリング15を有する。嵌合ゴムリング14は、嵌合延伸部121に設置される。ケーブル側コネクタ1が基板側コネクタ2に嵌合されると、嵌合ゴムリング14は第2本体22に密着する。ケーブル側ゴムリング15は、ケーブル2000を覆うようにスペーサ124に設置される。スペーサ124は、さらに突出部1245を有する。スペーサ124が第1本体12に係合されると、ケーブル側ゴムリング15は、突出部1245によってスペーサ124とケーブル設置部122との間に緊密に配置され、第1本体12にしっかり密着する。
基板側コネクタ2は、さらに第2端子23を覆うように端子設置部222に設置される防水部材24を有する。
ケーブル側ゴムリング15、嵌合ゴムリング14、及び防水部材24によって、水が外部から回路基板3000に到達することを防ぐことが可能になり、回路基板3000側の電子部品を湿気から守ることができる。
本考案のさらに他の実施例において、コネクタ組立体1000は、コネクタ組立体の二次ロック構造として、さらに位置決め機構(Connector Position Assurance,CPA)を備える。図10から図12を参照して説明する。図10は、本実施例に係るコネクタ組立体1000の位置決め機構3がロック解除位置にある状態を示す斜視図である。図11は、位置決め機構3がロック位置にある状態を示す一部模式図である。図12は、ケーブル側コネクタ1と位置決め機構3を示す分解図である。
この実施例において、位置決め機構3は、第1ケース11を覆うようにスライド可能に設置され、ロック位置とロック解除位置に切り替わることが可能である。位置決め機構3は、前延長板31、上部当接部36、及び前側阻止部38を有する。図10は、位置決め機構3がロック解除位置にある状態を示す。第1ケース11の押圧部116を押すことにより、第1係合部111を第2係合部211から解放することができる。
図11は、位置決め機構3がロック位置に移動した状態を他の方向から見た模式図である。使用者が位置決め機構3を前方に押すと、前側阻止部38は第1本体12の位置規制部128に当接する。その際、位置決め機構3はロック位置に留まる。位置決め機構3がロック位置にあるとき、前延長板31は第1係合部111の下方に位置する。換言すれば、位置決め機構3の一部は、第1係合部111と第1本体12との間に挿入される。こうして、第1ケース11の押圧部116が押圧されても、第1係止部111の移動が制限される。なお、上部当接部36が押圧部116のすぐ下に位置しているため、使用者が押圧部116を容易に押圧することが制限される。
好ましくは、位置決め機構3は、さらに位置決め突起32を有する。第1ケース11は、さらに複数の位置決め孔112を有する。図12に示すように、この実施例において、第1位置決め孔1121及び第2位置決め孔1122が設置されている。位置決め機構3がロック解除位置に位置する場合、位置決め突起32は、第1位置決め孔1121に係合する。位置決め機構3がロック位置に位置する場合、位置決め突起32は、第2位置決め孔1122に係合する。これによって、使用者は位置決め機構3の操作のクリック感を直感的に感じることができる。位置決め機構3がロック解除位置またはロック位置にあるときに、その位置が恣意的に変化することが制限される。
上述のように、ケーブル側コネクタ1と基板側コネクタ2が嵌合された後、第1係合部111に係合してその移動を制限するように位置決め機構3を操作することができる。第1ケース11の押圧部116(上面及び下面を含む)が押されても、第1係合部111の移動が制限されているため、第1係合部111と第2係合部211との係合が容易に解除することなく、コネクタ組立体1000が誤動作によりロック解除されないので、コネクタ組立体1000が嵌合状態で高い張力に耐えることが可能になる。
上述のように、本考案に係るコネクタ組立体は、ケーブル側コネクタ及び基板側コネクタに、それぞれ複数の当接部とフック部が備えられることで、ケースと内部部品が一体構造となっている。前記ケーブル側コネクタと前記基板側コネクタが嵌合方向に沿って互いに嵌合されると、互いに係合して、前記ケーブル側コネクタと前記基板側コネクタの嵌合方向における相対移動が制限される。それによって、高い引張力に耐えることができる。なお、コネクタには、複数のゴムリングとゴムパーツが設置され、多層防水構造となっている。それによって、水がケーブル側から基板側コネクタに侵入して回路基板に到達することを防ぐことが可能になる。
上述の実施例は、本考案の実施形態を説明するものであり、本考案の特徴構成を説明するものであるが、本考案は上記の実施例に限定されるものではない。当業者が容易になし得る変更または均等配置も本考案の範囲内にある。本考案の権利の保護範囲は、請求の範囲に基づくものとする。
1000 コネクタ組立体
1 ケーブル側コネクタ
11 第1ケース
111 第1係合部
112 位置決め孔
1121 第1位置決め孔
1122 第2位置決め凹部
113 第1当接部
115 第2当接部
116 押圧部
117 第1フック部
119 第1内折部
12 第1本体
120 第1収容空間
121 嵌合延伸部
122 ケーブル設置部
123 当接面
124 スペーサ
1241 中央板
12410 貫通孔
1242 サイドアーム
1245 突出部
125 スロット
128 位置規制部
129 当接面
13 第1端子
14 嵌合ゴムリング
15 ケーブル側ゴムリング
2 基板側コネクタ
21 第2ケース
211 第2係合部
217 第2フック部
218 凹部
219 第2内折部
22 第2本体
221 嵌合開口部
222 端子設置部
223 第2収容空間
228 凸部
229 当接面
23 第2端子
24 防水部材
3 位置決め機構
31 前延長板
32 位置決め突起
36 上部当接部
38 前側阻止部
2000 ケーブル
3000 回路基板
D 嵌合方向

Claims (10)

  1. ケーブル側コネクタ及び基板側コネクタを備えるシートベルト用のコネクタ組立体であって、
    前記ケーブル側コネクタは、第1ケース、第1本体、及び複数の第1端子を有し、
    前記第1ケースは、第1係合部を有し、
    前記第1本体は、前記第1ケースに固定されており、嵌合延伸部、前記嵌合延伸部の反対側にあるケーブル設置部、前記嵌合延伸部と前記ケーブル設置部との間に形成される第1収容空間、及び前記ケーブル設置部に設置されるスペーサを有し、
    前記複数の第1端子は、前記第1収容空間に設置されて、前記スペーサを通過して前記第1ケースの外側に延伸する複数のケーブルに接続され、
    前記基板側コネクタは、前記ケーブル側コネクタと嵌合可能であり、第2ケース、第2本体、及び複数の第2端子を有し、
    前記第2ケースは、第2係合部を有し、
    前記第2本体は、前記第2ケースに固定されており、嵌合開口部、前記嵌合開口部の反対側にある端子設置部、及び前記嵌合開口部と前記端子設置部との間に形成される第2収容空間を有し、
    前記複数の第2端子は、前記第2収容空間に設置され、その一部が前記端子設置部を通過して前記第2ケースの外側に延伸し、回路基板に接続され、
    前記ケーブル側コネクタと前記基板側コネクタが嵌合方向に沿って互いに嵌合されると、前記嵌合延伸部が前記嵌合開口部を通って前記第2収容空間に挿入され、前記第1端子と前記第2端子とが電気的に接続され、前記第1係合部と前記第2係合部が係合することで、前記ケーブル側コネクタと前記基板側コネクタの前記嵌合方向における相対移動が制限される、シートベルト用のコネクタ組立体。
  2. 前記第1ケースはさらに第1当接部と第2当接部を有し、前記第1本体はさらに当接面とスロットを有し、前記第1当接部が前記当接面に当接し、前記第2当接部が前記スロット内に設置されることで、前記第1本体の前記嵌合方向の逆方向における移動が制限され、前記第1本体が前記第1ケースに固定されることを特徴とする請求項1に記載のシートベルト用のコネクタ組立体。
  3. 前記第1ケースを覆うようにスライド可能に設置される位置決め機構をさらに備え、前記位置決め機構がロック位置にスライドすると、前記位置決め機構は、前記第1係合部と前記第1本体との間に挿入され、前記第1係合部の移動を制限することを特徴とする請求項1に記載のシートベルト用のコネクタ組立体。
  4. 前記第1ケースは、さらに前記第1本体の移動を制限する第1フック部と第1内折部を有し、前記第1フック部は、前記スペーサに当接し、前記第1内折部は、前記第1本体に当接することを特徴とする請求項2又は3に記載のシートベルト用のコネクタ組立体。
  5. 前記第2ケースは、さらに前記第2本体の移動を制限する第2フック部と第2内折部を有し、前記第2フック部は、前記端子設置部に当接し、前記第2内折部は、前記第2本体に当接することを特徴とする請求項4に記載のシートベルト用のコネクタ組立体。
  6. 前記第2本体は、さらに凸部を有し、前記第2ケースは、さらに凹部を有し、前記第2本体が前記第2ケースに設置されると、前記凸部は前記凹部に当接することを特徴とする請求項5に記載のシートベルト用のコネクタ組立体。
  7. 前記スペーサは、中央板、及び前記中央板で前記ケーブル設置部を塞ぐように前記第1本体に係合する2つのサイドアームを有することを特徴とする請求項5に記載のシートベルト用のコネクタ組立体。
  8. 前記中央板は、前記ケーブルを通過させるための複数の貫通孔を有することを特徴とする請求項7に記載のシートベルト用のコネクタ組立体。
  9. 前記ケーブル側コネクタは、さらに嵌合ゴムリングとケーブル側ゴムリングを有し、前記嵌合ゴムリングは、前記嵌合延伸部に設置され、前記第2本体に密着し、前記ケーブル側ゴムリングは、前記ケーブルを覆うように前記スペーサに設置され、前記第1本体に密着することを特徴とする請求項5に記載のシートベルト用のコネクタ組立体。
  10. 前記基板側コネクタは、さらに前記第2端子を覆うように前記端子設置部に設置される防水部材を有することを特徴とする請求項9に記載のシートベルト用のコネクタ組立体。
JP2023004220U 2023-05-18 2023-11-24 シートベルト用のコネクタ組立体 Active JP3245386U (ja)

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