JP3244968B2 - ウィンド形空気調和機 - Google Patents

ウィンド形空気調和機

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JP3244968B2
JP3244968B2 JP25803294A JP25803294A JP3244968B2 JP 3244968 B2 JP3244968 B2 JP 3244968B2 JP 25803294 A JP25803294 A JP 25803294A JP 25803294 A JP25803294 A JP 25803294A JP 3244968 B2 JP3244968 B2 JP 3244968B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はウィンド形空気調和機、
詳しくはその運転時に窓を開いた状態になっているか否
かを検知し、開いていれば運転を開始しない制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】図6に従来のウィンド形空気調和機の平
断面図を示す。
【0003】図において、1はルームエアコン本体、2
は凝縮器、3は通風用のタンゼンシャルファン、4は通
風路とその他の部分との仕切板、5はフロントパネル、
6は制御箱、7は空気吸込口、8は空気吹出口である。
【0004】即ち、ルームエアコン本体1の前方(図の
下側)にはフロントパネル5、および空気調和機の制御
箱6が配設されている。
【0005】ルームエアコン本体1の後方は仕切板4に
より、前方側の図示せぬ蒸発器側とは分離されている。
仕切板4の後方には凝縮器2およびタンゼンシャルファ
ン3が配設されている。ルームエアコン本体1の後面に
は空気吸込口7および空気吹出口8が設けられている。
【0006】図7は上記従来のウィンド形空気調和機を
窓部に据付けたときの平断面図で、図の上側が室外とな
る。なお、9は据付枠、10は窓ガラスを示す。
【0007】ルームエアコン本体1は据付枠9に固定
し、窓部に据付けられる。ルームエアコン本体1を運転
する場合は室外の空気を貫流させる必要から、窓ガラス
10を実線で示すように開け、空気吸込口7および空気
吹出口8を開放して使用する。また、ルームエアコン本
体1を運転しないときは、窓ガラス10は二点鎖線で示
したように閉めた状態とする。
【0008】なお、冷房時には、室外の空気は空気吸込
口7より流入し、凝縮器2にて加熱され、タンゼンシャ
ルファン3により送風され空気吹出口8より室外へ吹出
される。同様に室内側では、室内空気が貫流して図示し
ない蒸発器により冷却され室内側に吹出される。
【0009】図8は窓ガラス10が半開きとなったまま
の状態で上記ウィンド形空気調和機が運転されている正
しくない例の平断面である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のウィンド形
空気調和機には解決すべき次の課題があった。
【0011】即ち、図8に示すように窓ガラス10を半
びらきにし、窓ガラス10が空気吹出口8を一部閉じた
状態で運転すると、空気吹出口8より吹出す空気は窓ガ
ラス10で遮閉され、空気吸込口7へ流入し、ショート
サイクルすることとなる。冷房時には、空気吹出口8か
ら吹出される空気は凝縮器2により加熱されて高温とな
っており、その高温の空気が空気吸込口7から吸込まれ
ることとなり、冷凍サイクルの上で吐出圧力が上昇し、
吐出ガス温度が上がり、圧縮機の故障あるいはキャピラ
リ詰まりを生じやすいという不具合があった。
【0012】本発明は上記課題を解決したウィンド形空
気調和機を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題の解決
手段として、次に記載のウィンド形空気調和機を提供し
ようとするものである。
【0014】を開閉できるよう窓の内側に据付けられ
るウィンド形空気調和機において、室外側の空気吹出口
の上部又は下部に発光部及び受光部を有するフォトセン
サーを設置すると共に、同フォトセンサーが窓ガラスに
よる反射光を受光しているとき、空気調和機を停止状態
となすコントローラを備えたことを特徴とするウィンド
形空気調和機。
【0015】
【0016】
【作用】本発明は上記のように構成されるので次の作用
を有する。
【0017】本発明の構成にあってはウィンド形空気調
和機の室外側の空気吹出口に発光部及び受光部を有する
フォトセンサーを設置すると共に、同フォトセンサーが
窓ガラスによる反射光を受光しているとき、空気調和機
を停止状態となすコントローラを備えるため、窓ガラス
が発光部側の入射角と受光部側の反射角の共通法線を形
成する位置、即ち空気吹出口の前面(吹出し流の方向に
見て)近傍に窓ガラスがあるとコントローラはそれを窓
ガラスの半開き状態と判定して空気調和機を作動させな
い。
【0018】しかも本発明の構成にあっては、上記のフ
ォトセンサーを空気吹出口の上部又は下部に設置するた
め、同フォトセンサーが吹出空気の障害となるようなこ
とはなく、窓ガラスが全閉のときは勿論、空気吹出口の
前部(吹出流の方向に見て)を塞ぐ程度に窓ガラスが半
開きとなっているときでも空気調和機が作動することは
なく、従来のように半開き状態でも作動して窓ガラスに
当った吹出し空気が直ちに空気吸込口へ吸込まれてショ
ートサイクルを生じるがために誘起した圧縮機の故障や
キャピラリ詰まりを生じることがないという利点があ
る。
【0019】
【実施例】本発明の一実施例を図1〜図5により説明す
る。なお、従来例と同様の構成部材には同符号を付し、
必要ある場合を除き説明を省略する。
【0020】図1は本実施例のウィンド形空気調和機の
平断面図、図2は図1に用いるフォトセンサ11の拡大
詳細平断面図、図3は図1のウィンド形空気調和機を窓
に据付けた状態(窓ガラスが半開き状態)の平断面図、
図4は同じく窓に据付けた状態(窓ガラスは全開状態)
の平断面図、図5は本実施例の制御のフローチャートで
ある。
【0021】図1において、11は空気吹出口8部に設
けられた、後述する発光面17及び受光面18を有する
フォトセンサ、16はフォトセンサ11と制御箱6とを
接続する電線である。その他の構成は従来例と同様であ
る。
【0022】なお、フォトセンサ11は空気吹出口8と
同一鉛直面でかつ、吹出空気の障害とならないよう空気
吹出口8の上方又は下方に設けられている。
【0023】図2は上記フォトセンサ11の拡大詳細図
で、12はフォトセンサ外殻、13はフォトセンサ回
路、14は発光面17を発光させる発光部、15は受光
面18の受光を検知する受光部、17は発光部14の発
光を室外側へ発光する発光面、18は室外側に窓ガラス
があった場合、それに反射する発光面17からの光を受
光する受光面である。
【0024】なお、フォトセンサ回路13はフォトセン
サ外殻12の中に収納されている。フォトセンサ回路1
3の主要部として発光部14、受光部15があり、発光
部14の発光面17はフォトセンサ外殻12の前方Lの
反射点、即ち窓ガラスの仮想位置で反射したとき、受光
面18にもどるように角度θだけ傾斜させてある。
【0025】また、同様に受光面18も逆方向に角度θ
だけ傾斜させてある。
【0026】フォトセンサ回路13からは電線16が取
出されている。
【0027】フォトセンサ回路13は発光部14から発
射された光を受光部15で受けたとき“OFF”とな
り、受光部15で受けないとき“ON”となる検出回路
を構成する。
【0028】図3は本実施例のウィンド形空気調和機を
窓部に据付けた状態の平断面図で窓ガラス10は半開き
となっている。
【0029】19は反射光を特に強めるため、窓ガラス
10に貼着した反射板である。
【0030】窓ガラス10(反射板19)とフォトセン
サ11との距離は上記したLに保たれている。反射板1
9はフォトセンサ11と同一高さの窓ガラス10側に貼
着されている。
【0031】なお、発光面17からの反射は窓ガラス1
0による反射のみで効果はあるが、その効果を確実にす
るために反射板19を用いたものであり、反射板19を
設けるか否かは自由である。
【0032】次に上記構成の作用について説明する。
【0033】図3の状態、即ち、窓ガラス10が半開き
の状態ではフォトセンサ11より発光された光は、窓ガ
ラス10(反射板19)にて反射し、再びフォトセンサ
11の受光部15へともどり受光する。これを検知した
フォトセンサ11は“OFF”の状態となり、その情報
は制御箱6に入り、図示しない圧縮機は起動せず、ルー
ムエアコン本体1は運転をしない。窓ガラス10が全閉
のときも同様である。
【0034】図4のように、窓ガラス10が正常な状態
に全開となっている場合、フォトセンサ11から発光さ
れた光は、反射されないために受光部15へはもどらず
フォトセンサ11は“ON”の状態となり、圧縮機が起
動し、ルームエアコン本体1は運転を開始する。
【0035】フォトセンサ11からの発光は、ルームエ
アコン本体1の運転開始時および運転中にも行われる。
図5はこれらの制御の方法をフローチャートとして示し
たものである。
【0036】本実施例ではフォトセンサ11に発光面1
7、受光面18を用いたが、このような構成に限定され
る必要はなく、発光部から直接、窓ガラス側に光を発射
し、この反射光を受光部が吸収して直接、電気エネルギ
に変換利用する手段が用いられても勿論よい。又、光は
可視光線に限定されるものではなく紫外線等、要するに
光エネルギとして発射され、窓ガラスで反射され、受光
部に当って電気エネルギ等に変換されるもの、反射の強
弱によってフォトセンサの制御電流、電圧等を制御し得
るものであれば何であってもよい。
【0037】以上の通り、本実施例によれば空気吹出口
8部に発光部14、受光部15を有するフォトセンサ1
1を設け、フォトセンサ11が窓ガラス10(反射板1
9を含む)の反射光を受光しているとき、空気調和機を
停止状態とする制御箱6を備えるので窓ガラス10が全
閉のときは勿論、空気吹出口8の前部(吹出流の方向に
見て)を塞ぐ程度に窓ガラス10が半開きとなっている
ときでも空気調和機が作動しないので、従来のように半
開き状態でも作動して窓ガラス10に当った吹出し空気
が直ちに空気吸込口7へ吸込まれてショートサイクルを
生じるがために誘起した圧縮機の故障やキャピラリ詰ま
りを生じることがないという利点がある。
【0038】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されるので次
の効果を有する。
【0039】即ち、本発明によれば、発光部及び受光部
を有するフォトセンサーを、室外側の空気吹出口の上部
又は下部に設置し、かつ、フォトセンサーの発光部が発
射した光を窓ガラスの反射によって受光部が受光したと
きは空気調和機を停止状態となすコントローラを備える
ので、窓ガラスが半開きの状態、又は全閉の状態ではフ
ォトセンサーから発光された光が窓ガラスにより反射さ
れ、空気調和機の運転が行なわれないため、ショートサ
イクルを生じることがなく、圧縮機の過負荷状態での運
転を自動防止、およびキャピラリ詰まりを自動防止で
き、空気調和機の故障が未然に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るウィンド形空気調和機
の平断面図、
【図2】図1のフォトセンサ11の拡大詳細平断面図、
【図3】図1のウィンド形空気調和機を窓に据付けた状
態(窓ガラスが半開き状態)の平断面図、
【図4】図1のウィンド形空気調和機を窓に掘けた状態
(窓ガラスが全開の状態)の平断面図、
【図5】上記実施例の制御のフローチャート図、
【図6】従来のウィンド形空気調和機の平断面図、
【図7】従来のウィンド形空気調和機を窓部に据付けた
状態の平断面図、
【図8】従来のウィンド形空気調和機を窓部に据付け、
窓ガラスを半開きにした状態の平断面図である。
【符号の説明】
1 ルームエアコン本体 2 凝縮器 3 タンゼンシャルファン 4 仕切板 5 フロントパネル 6 制御箱 7 空気吸込口 8 空気吹出口 9 据付枠 10 窓ガラス 11 フォトセンサ 12 フォトセンサ外殻 13 フォトセンサ回路 14 発光部 15 受光部 16 電線 17 発光面 18 受光面 19 反射板

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窓を開閉できるよう窓の内側に据付けら
    れるウィンド形空気調和機において、室外側の空気吹出
    の上部又は下部に発光部及び受光部を有するフォトセ
    ンサーを設置すると共に、同フォトセンサーが窓ガラス
    による反射光を受光しているとき、空気調和機を停止状
    態となすコントローラを備えたことを特徴とするウィン
    ド形空気調和機。
JP25803294A 1994-10-24 1994-10-24 ウィンド形空気調和機 Expired - Fee Related JP3244968B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111928456A (zh) * 2020-07-30 2020-11-13 珠海格力电器股份有限公司 一种导风板控制装置、空调和空调导风板控制方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111928456A (zh) * 2020-07-30 2020-11-13 珠海格力电器股份有限公司 一种导风板控制装置、空调和空调导风板控制方法

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