JP3244959B2 - 耐摩耗性溶射層およびその形成方法ならびに耐摩耗性溶射層を被覆した摺動部材 - Google Patents
耐摩耗性溶射層およびその形成方法ならびに耐摩耗性溶射層を被覆した摺動部材Info
- Publication number
- JP3244959B2 JP3244959B2 JP18546994A JP18546994A JP3244959B2 JP 3244959 B2 JP3244959 B2 JP 3244959B2 JP 18546994 A JP18546994 A JP 18546994A JP 18546994 A JP18546994 A JP 18546994A JP 3244959 B2 JP3244959 B2 JP 3244959B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- powder
- wear
- sprayed
- hardness
- unmelted particles
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C4/00—Coating by spraying the coating material in the molten state, e.g. by flame, plasma or electric discharge
- C23C4/04—Coating by spraying the coating material in the molten state, e.g. by flame, plasma or electric discharge characterised by the coating material
- C23C4/06—Metallic material
- C23C4/08—Metallic material containing only metal elements
Description
シリンダライナ等の摺動部材に被覆して有効である。
薄肉の鋼製のシリンダライナが検討されている。特開昭
58−27860号は、指定組成の鋼からなるシリンダ
ライナと指定組成の材料からなるピストンリングとを組
み合わせ、その一方に軟窒化処理を施すことを提案して
いる。しかし、このシリンダライナは、鋳鉄製のシリン
ダライナに比べて耐焼き付き性が劣る。
−350106号で、PVD処理を施したピストンリン
グと指定組成の鋼製シリンダライナとを組み合わせるこ
とを提案し、さらに、特願平6−56746号でPVD
処理を施したピストンリングと指定組成の鋼系材料を溶
射したシリンダライナとの組み合わせを提案した。
iNやCrN等のPVD処理を施したピストンリングと
組み合わせる必要があり、摺動相手材が限定されてい
た。
動面に溶射層を被覆することが提案されているが、従来
提案されている耐摩耗性の溶射被覆材料、例えばセラミ
ックス、モリブデン、フェロクロム、ニッケル基自溶性
合金等はいずれも高価で、鋼製シリンダライナの耐摩耗
性、耐焼き付き性を改善する表面処理としては適さな
い。
た溶射層およびその形成方法ならびに前記溶射層を被覆
した摺動部材を提供することを目的とする。
の構成は、重量%でC0.25〜2.2%、Cr,M
o,W,Vの一種または二種以上を13.0%以下(二
種以上の場合は合計値である。)含む鋼からなるととも
に、未溶融粒子がマトリックス中に10〜50%の面積
比率で分散しており、かつ、未溶融粒子とマトリックス
の硬度が相違し、高い方の硬度がHV(ビッカース硬
さ)400以上であることを特徴とする。
V30以上であるのが好ましい。より好ましくはHV1
00以上、HV250以下が望ましい。なお、未溶融粒
子とマトリックスの中の硬度の低い方の硬度はHV30
0以上が望ましい。
囲にあるのが好ましい。
する粒径小の鋼粉末と、未溶融のまま分散させることを
意図する粒径大の鋼粉末とからなる混合粉末を溶射して
マトリックス中に未溶融粒子が分散している溶射層を形
成することを特徴とする。
いは溶射後の硬度が相違する二種以上の粉末材料から構
成される。
融粒子の硬度がマトリックスの硬度よりも高くなる。
料を用いた場合は、未溶融粒子として残す粒径の大きい
方の粉末材料を溶射後の硬度が高い方の粉末材料とすれ
ば、未溶融粒子の硬度をマトリックスの硬度よりも高く
でき、未溶融粒子として残す粒径の大きい方の粉末材料
を溶射後の硬度が低い方の粉末材料とすれば、未溶融粒
子の硬度をマトリックスの硬度よりも低くできる。
ウム合金からなるシリンダライナの内周面に被覆すれ
ば、高強度で、薄肉、軽量の摺動特性に優れたシリンダ
ライナを提供できる。
マトリックスの硬度と異なる硬度の未溶融粒子が存在す
る。したがって、摺動中に硬度の低い部分に凹部が形成
され、その凹部が油溜まりとして機能するため、摺動特
性に優れる。
差が存在するため、長期間の摺動においても、常に硬度
の低い部分に凹部が形成されるので、良好な摺動特性が
長期間にわたって維持される。
い場合は、マトリックス中に凹部が形成されるため、凹
部が連続して形成される傾向があり、未溶融粒子がマト
リックスよりも硬度が低い場合は、未溶融粒子部分に凹
部が形成されるため、凹部は非連続で形成される。した
がって、摺動条件、相手材等に応じ、より適した摺動面
を提供できる。
硬度がHV400未満であると、従来の鋳鉄製シリンダ
ライナよりも耐焼き付き性が低下する。したがって、未
溶融粒子とマトリックスの中の高い方の硬度はHV40
0以上が必要である。上限は相手攻撃性の点からHV7
00が好ましい。なお、未溶融粒子とマトリックスの中
の高い方のより好ましい硬度はHV500以上、HV6
50以下が望ましい。
%未満であると耐焼き付き性が従来の鋳鉄製シリンダラ
イナよりも低下する。また、50%を越えると未溶融粒
子の密着性が低下し、耐摩耗性が低下する。したがっ
て、未溶融粒子の面積比率は10〜50%の範囲である
ことが必要である。より好ましくは25%以上、40%
以下が望ましい。
と、溶射に際して、未溶融粒子の面積比率のコントロー
ルが困難となり、100μmを越えると溶射が困難にな
る。したがって、未溶融粒子の粒径は10〜100μm
が好ましい。より好ましくは30μm以上、80μm以
下が望ましい。
点で好ましく、2.2%以下が靱性の点で好ましい。よ
り好ましくは0.4%以上、1.5%以下が望ましい。
含有量は、13.0%以下が耐焼き付き性の点で好まし
い。下限は耐摩耗性の点から0.6%が好ましい。炭化
物生成元素(Cr,Mo,W,V)のより好ましい含有
量は1.0%以上、7%以下が望ましい。
摺動現象をよく再現することが知られている往復動摩耗
試験機を使用して、焼き付き試験と摩耗試験を行い、本
発明の耐摩耗性溶射層を評価した。
下の通りであった。
10は板状の試験片で、試験台11上に載置固定され、
試験片10の上面にピン状の試験片12の先端が油圧ユ
ニット13によって押接される。この状態で、試験台1
1がクランク機構14により水平面内を往復動されるこ
とにより摩耗試験が行われる。15は油圧荷重の表示
計、16は摩擦力を検出するロードセル、17は検出し
た摩擦力を記録する記録計である。
mmに球面加工後、硬質Crめっきを施し、研磨仕上げ
した。硬質Crめっきのめっき厚さは100μm、硬度
はHV900である。
×70(mm)で、片方の表面(摺動面)に種々の組成
の鋼材料を溶射した後、研磨仕上げした。
し、治具回転速度:300rpm、溶射ガン距離:40
mm、溶射ガンストローク:190mm、往復動速度:
500mm/minの条件で高速ガス溶射法(HVOF
溶射法)で溶射した。溶射条件の詳細を表5に示す。
り荷重2kgから始めて毎分2kgの割合でステップ状
に荷重を増加して焼き付き試験を行った。
kg(荷重)×100cpm(速度)×5min(時
間)、テスト時の条件:10kg(荷重)×600cp
m(速度)×60min(時間)で、往復動摩耗試験機
で試験した後、摩耗量を測定した。
の面積率を測定した。
種の試験片を用いて焼き付き試験を行った。実施例1〜
3、比較例2〜3は、溶射後、各種の熱処理を行って未
溶融粒子の硬度を調整し、未溶融粒子の硬度が耐焼き付
き性に及ぼす影響を調べた。
熱処理の欄、および溶射条件の欄における記号の意味
は、それぞれ表3、表4および表5に示す。
ある。これによれば、未溶融粒子の硬度がHV400以
上のとき、比較例1のシリンダライナ用鋳鉄より高い焼
き付き荷重が得られた。
荷重に及ぼす影響を調べた。その結果、未溶融粒子の面
積比率が10〜50%のときに、比較例1のシリンダラ
イナ用鋳鉄の焼き付き荷重よりも高い焼き付き荷重が得
られた。
であり、他の成分はP0.2%、S0.03%、Cu
0.4%である。硬度はHRB(ロックウェル硬さ)9
6である。
試験片を用いて摩耗試験を行った。図2にその結果を示
す。
料と、未溶融のまま分散させることを意図する粉末材料
の組成を同一とした。
と、未溶融のまま分散させることを意図する粉末材料の
組成を異なるものとした。実施例18においては、未溶
融粒子となる粒径の大きい粉末材料のC含有量を、溶融
を意図する粒径の小さい粉末材料のC含有量よりも少な
くすることによって、マトリックスの硬度が未溶融粒子
の硬度よりも高くなるようにした。ちなみに、未溶融粒
子となる粒径の大きい粉末材料のC含有量を、溶融を意
図する粒径の小さい粉末材料のC含有量よりも多くすれ
ば、未溶融粒子の硬度がマトリックスの硬度よりも高い
溶射層を形成することができる。
施例はいずれも比較例5のシリンダライナ用鋳鉄より
も、自身の摩耗量、相手材の摩耗量とも低い値が得られ
た。
段の組成粉末とを下記の混合比率で混合したものであ
る。 上段組成粉末:下段組成粉末=7:3
であり、他の成分はP0.2%、S0.03%、Cu
0.4%である。硬度はHRB(ロックウェル硬さ)9
6である。
射条件の欄における記号の意味はそれぞれ表3および表
5に示す。
かなように、本発明の溶射層はいずれも従来のシリンダ
ライナ用鋳鉄よりも優れた摺動特性を示し、シリンダラ
イナ用の溶射層として優れた摺動特性を発揮できる。
行な面の顕微鏡写真の一例である。アトマイズ粉末の表
面部分は溶射中に溶融している可能性があり、また未溶
融部分も軟化して、溶射の際の衝突のため若干押しつぶ
されたような形状となる。したがって、使用したアトマ
イズ粉末の粒径と未溶融粒子の粒径が1対1に対応して
いない。しかし、図1の顕微鏡写真に示すように、未溶
融粒子は円形であり、周囲の溶融したマトリックスと容
易に区別できる。
シリンダライナの縦断面図、図4はエンジンのピストン
部分の一部分を示す縦断面図である。シリンダライナ1
がシリンダブロック2のボアに挿入固定され、シリンダ
ライナ1にピストン3が挿入されている。ピストン3に
形成されているピストンリング溝4にはピストンリング
5が装着されており、シリンダライナ1の内周面にピス
トンリング5の外周面が接触している。
ン、あるいはチタン合金等で、例えばマルテンサイト系
ステンレス鋼が使用される。そしてピストンリング5の
外周面には例えば硬質Crめっき6が被覆されている。
アルミニウム合金等で、例えば炭素鋼からなり、内周面
には例えば上記焼き付き試験や摩耗試験で示した実施例
1〜18のいずれかに記載の鋼からなる溶射層7が形成
されている。溶射層7の厚さは30〜300μmであ
り、より好ましくは50μm以上、100μm以下が望
ましい。
炭素鋼とすれば、加工が容易でかつ安価に製造でき、高
強度で薄肉、軽量、小型の摺動特性に優れたシリンダラ
イナを提供できる。また、シリンダライナ1の母材をア
ルミニウム合金とすれば、高強度、軽量で摺動特性に優
れたシリンダライナを提供できる。
locity Oxy−FuelSpraying)溶
射法によって形成するに限らず、プラズマ溶射法やアー
ク溶射法等によって形成してもよい。
ライナの少なくとも摺動面に被覆するに限らず、他の摺
動部材の少なくとも摺動面(例えばシリンダライナが装
着されていないシリンダブロック(材質:鋳鉄またはア
ルミニウム合金等)の少なくともボア内周面)にも適用
することができる。
焼き付き性と耐摩耗性に優れた溶射層を提供できる。
イナに適用すれば、シリンダライナを安価で、しかも高
強度で薄肉、軽量、小型化することが可能になる。
写真である。
イナの縦断面図である。
図である。
Claims (13)
- 【請求項1】 重量%でC0.25〜2.2%、Cr,
Mo,W,Vの一種または二種以上を13.0%以下含
む鋼からなるとともに、未溶融粒子がマトリックス中に
10〜50%の面積比率で分散しており、かつ、未溶融
粒子とマトリックスの硬度が相違し、高い方の硬度がH
V400以上であることを特徴とする耐摩耗性溶射層。 - 【請求項2】 未溶融粒子がマトリックスよりも硬度が
高いことを特徴とする請求項1記載の耐摩耗性溶射層。 - 【請求項3】 マトリックスが未溶融粒子よりも硬度が
高いことを特徴とする請求項1記載の耐摩耗性溶射層。 - 【請求項4】 未溶融粒子とマトリックスとの硬度差が
HV30以上であることを特徴とする請求項1、2、ま
たは3記載の耐摩耗性溶射層。 - 【請求項5】 未溶融粒子の粒径が10〜100μmの
範囲にあることを特徴とする請求項1、2、3、または
4記載の耐摩耗性溶射層。 - 【請求項6】 溶融を意図する粒径小の鋼粉末と、未溶
融のまま分散させることを意図する粒径大の鋼粉末とか
らなる混合粉末を溶射してマトリックス中に未溶融粒子
が分散している溶射層を形成することを特徴とする耐摩
耗性溶射層の形成方法。 - 【請求項7】 前記混合粉末が同一組成の粉末材料から
なることを特徴とする請求項6記載の耐摩耗性溶射層の
形成方法。 - 【請求項8】 前記混合粉末が溶射後の硬度が相違する
二種以上の粉末材料から構成されており、未溶融粒子の
まま分散させることを意図する粒径の大きい方の粉末を
溶射後の硬度が高い方の粉末とし、溶融を意図する粒径
の小さい方の粉末を溶射後の硬度が低い方の粉末とした
ことを特徴とする請求項6記載の耐摩耗性溶射層の形成
方法。 - 【請求項9】 前記混合粉末が溶射後の硬度が相違する
二種以上の粉末材料から構成されており、未溶融粒子の
まま分散させることを意図する粒径の大きい方の粉末を
溶射後の硬度が低い方の粉末とし、溶融を意図する粒径
の小さい方の粉末を溶射後の硬度が高い方の粉末とした
ことを特徴とする請求項6記載の耐摩耗性溶射層の形成
方法。 - 【請求項10】 請求項1〜5のいずれかに記載の耐摩
耗性溶射層が少なくとも摺動面に被覆されていることを
特徴とする摺動部材。 - 【請求項11】 前記摺動部材がシリンダライナまたは
シリンダブロックであることを特徴とする請求項10記
載の摺動部材。 - 【請求項12】 前記シリンダライナの母材が鋼、鋳鉄
またはアルミニウム合金であることを特徴とする請求項
11記載の摺動部材。 - 【請求項13】 前記シリンダブロックの母材が鋳鉄ま
たはアルミニウム合金であることを特徴とする請求項1
1記載の摺動部材。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18546994A JP3244959B2 (ja) | 1994-07-14 | 1994-07-14 | 耐摩耗性溶射層およびその形成方法ならびに耐摩耗性溶射層を被覆した摺動部材 |
GB9514312A GB2291071A (en) | 1994-07-14 | 1995-07-13 | Wear-resistant thermal sprayed layer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18546994A JP3244959B2 (ja) | 1994-07-14 | 1994-07-14 | 耐摩耗性溶射層およびその形成方法ならびに耐摩耗性溶射層を被覆した摺動部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0827558A JPH0827558A (ja) | 1996-01-30 |
JP3244959B2 true JP3244959B2 (ja) | 2002-01-07 |
Family
ID=16171325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18546994A Expired - Fee Related JP3244959B2 (ja) | 1994-07-14 | 1994-07-14 | 耐摩耗性溶射層およびその形成方法ならびに耐摩耗性溶射層を被覆した摺動部材 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3244959B2 (ja) |
GB (1) | GB2291071A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB9911006D0 (en) | 1999-05-13 | 1999-07-14 | Rolls Royce Plc | A titanium article having a protective coating and a method of applying a protective coating to a titanium article |
AU2003241713A1 (en) * | 2002-06-17 | 2003-12-31 | Goss Graphic Systems Japan Corporation | Split block drum |
JP2011017078A (ja) | 2009-06-10 | 2011-01-27 | Denso Corp | 溶射膜の形成方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3332752A (en) * | 1963-08-22 | 1967-07-25 | Raybestos Manhattan Inc | Composite flame spraying wire |
US3440079A (en) * | 1965-02-10 | 1969-04-22 | Avco Corp | Spray coating |
JPS5669367A (en) * | 1979-11-09 | 1981-06-10 | Toyota Motor Corp | Sliding member |
GB2115014B (en) * | 1982-02-23 | 1985-11-27 | Nat Res Dev | Method of making a two-phase or multi-phase metallic material |
-
1994
- 1994-07-14 JP JP18546994A patent/JP3244959B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-07-13 GB GB9514312A patent/GB2291071A/en not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB9514312D0 (en) | 1995-09-13 |
JPH0827558A (ja) | 1996-01-30 |
GB2291071A (en) | 1996-01-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6562480B1 (en) | Wear resistant coating for piston rings | |
US5592927A (en) | Method of depositing and using a composite coating on light metal substrates | |
KR100306924B1 (ko) | 디젤엔진과 같은 내연기관의 실린더 라이너, 피스톤, 피스톤스커트 또는 피스톤링과 같은 실린더 요소 및 그러한 엔진용 피스톤링 | |
EP0776986B1 (en) | Swash plate of swash-plate compressor and combination of swash plate with shoes | |
DK1564309T3 (en) | Piston ring and thermal spray coating for use therein, and method of making them | |
US3896244A (en) | Method of producing plasma sprayed titanium carbide tool steel coatings | |
JP5221957B2 (ja) | 軸受材料および軸受材料を製造するための方法 | |
Bobzin et al. | Coating bores of light metal engine blocks with a nanocomposite material using the plasma transferred wire arc thermal spray process | |
WO2002024970A3 (de) | Thermisch aufgetragene beschichtung für kolbenringe aus mechanisch legierten pulvern | |
JP5937683B2 (ja) | ピストンリングの耐摩耗層 | |
US7279227B2 (en) | Spraying piston ring | |
JPH11515057A (ja) | 軽金属合金上に滑り面を形成する方法 | |
US3779720A (en) | Plasma sprayed titanium carbide tool steel coating | |
EP1600523A1 (en) | Wear resistant coating for piston rings | |
JP2003064463A (ja) | 摺動部材の耐摩耗性溶射皮膜 | |
US6159554A (en) | Method of producing a molybdenum-steel slide surface on a light metal alloy | |
JP3244959B2 (ja) | 耐摩耗性溶射層およびその形成方法ならびに耐摩耗性溶射層を被覆した摺動部材 | |
Verpoort et al. | Thermal spraying of nano-crystalline coatings for Al-cylinder bores | |
EP1006210A1 (en) | Aluminum alloy-based sliding material | |
JP2003138367A (ja) | 溶射皮膜、溶射皮膜の形成方法及び溶射原料粉末 | |
Pandey et al. | Friction and sliding wear characterization of ion chrome coating | |
JPH07243528A (ja) | 摺動部材の組合せ | |
JPS5993865A (ja) | 摺動部材 | |
JP3335744B2 (ja) | 摺動部材の組合せ | |
JPS62121847A (ja) | 内燃機関用部材 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081026 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091026 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091026 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101026 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |