JP3244894U - 装着しやすいイヤホン - Google Patents
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Abstract
【課題】装着の快適性を向上させつつ、再生効果を確保するとともに、装飾性を向上させたイヤホンを提供する。【解決手段】本考案は、イヤホン機能を提供するイヤホン本体1と、前記イヤホン本体1に着脱可能に接続されるイヤホンサブボディ8とを含み、イヤホン本体1が耳介及び耳の後ろの領域内に配置され、イヤホンサブボディ8が外耳道に対応する位置に配置されるイヤホンである。本考案により提供されるイヤホンは、イヤホンの装着方法や個性的な審美性の急速な変化に対する人々の需要を満たすことができる。また、本考案の装着しやすいイヤホンは、装着時に耳との接触面積が大きく、振動子を適正な位置に配置するので、装飾や装着が容易になる。【選択図】図4
Description
本考案は、イヤホンの技術分野に関し、特に、装着しやすいイヤホンに関する。
現在の既存の耳掛け類アクセサリーは、ほとんどが音を出すイヤホンの機能を備えておらず、通常のイヤホンは、ほとんどがアクセサリー級の装飾性を備えていない。イヤホンには構造的に、首掛け、耳栓付き、頭掛け、耳首一体型などの伝統的な方式の構造がある。一方、既存のインナーイヤー型イヤホンや骨伝導イヤホンや空気伝導イヤホンは、耳道を介して耳の外側に支持又は固定されるため、長期間装着すると快適性が悪く、ヘッドセットの場合は重くて持ち運びにくいという欠点がある。
本考案は、上記の先行技術の欠点を少なくともある程度解決するために、次の技術的解決手段を提供する。
本考案の一態様では、イヤホン本体とイヤホンサブボディとを含む装着しやすいイヤホンが提供されている。
本考案の一態様では、イヤホン本体とイヤホンサブボディとを含む装着しやすいイヤホンが提供されている。
1つのイヤホン本体は、イヤホン機能を提供し、イヤホン本体が耳介及び耳の後ろの領域内に配置されるように湾曲方向に延在しており、イヤホンサブボディは、イヤホン本体に接続され、イヤホンサブボディの部分が外耳道に対応する位置に位置できる。
本考案の好ましい実施形態では、湾曲方向は、耳介と耳の付け根との交わりの輪郭に沿って湾曲しており、又は、湾曲方向は、耳輪の外耳道に近い位置まで延在しており、又は、湾曲方向は、耳たぶの対応する位置の外側まで延在している。
イヤホン本体は、
イヤホン本体の頭頂部に近い部分であって、頭頂部の方向から離反する下部端部を含む上部セグメントと、
イヤホン本体の頭頂部から離れた部分であって、一端が下部端部に一体成形されているか、又は、着脱可能に固定接続されている下部部材と、
を含む。
イヤホン本体の頭頂部に近い部分であって、頭頂部の方向から離反する下部端部を含む上部セグメントと、
イヤホン本体の頭頂部から離れた部分であって、一端が下部端部に一体成形されているか、又は、着脱可能に固定接続されている下部部材と、
を含む。
イヤホン本体は、装着可能な装飾品と装着可能に接続することができる。
本考案の別の好ましい実施形態では、イヤホンサブボディは、サブボディ延在方向を含み、イヤホンサブボディは、サブボディ延在方向に沿って、1つの第1サブボディ端部と1つの第2サブボディ端部とを有する。
サブボディ延在方向は、外耳道から離反可能な方向に湾曲した円弧状の軌跡に沿って延びている。
第1サブボディ端部又は第2サブボディ端部は、イヤホン本体に着脱可能又は一体成形で接続される。
第1サブボディ端部及び第2サブボディ端部は、イヤホンサブボディの外側表面に着脱可能又は一体成形で接続される。
第1サブボディ端部は、上部セグメントに接続され、第2サブボディ端部は、下部部材に接続されている。
本考案の別の好ましい実施形態では、
外耳道を向くことができる方向に、前記イヤホンサブボディの中央部に着脱可能又は一体成形で接続されたサブボディ突起をさらに含む。
外耳道を向くことができる方向に、前記イヤホンサブボディの中央部に着脱可能又は一体成形で接続されたサブボディ突起をさらに含む。
イヤホンは、骨伝導イヤホン又は空気伝導イヤホンである。
イヤホン本体は、空洞を有し、空洞は、骨伝導イヤホン又は空気伝導イヤホンの、再生を実現可能な回路部分を収容することができる。
前記骨伝導イヤホンの振動子は、前記外耳道を向くことができる方向に前記イヤホンサブボディの中央部に位置しているか、又は、前記サブボディ突起に位置しており、
前記空気伝導イヤホンのホーンは、前記イヤホン本体が耳介及び耳の後ろを向くことができる位置に配置されてもよい。
前記空気伝導イヤホンのホーンは、前記イヤホン本体が耳介及び耳の後ろを向くことができる位置に配置されてもよい。
本考案の別の好ましい実施形態では、サブボディ延在方向は、イヤホンサブボディの部分が耳輪の内側に固定的にフィットできるように、耳輪の内側の円弧に沿って延びている。
サブボディ延在方向は、イヤホンサブボディの部分が耳舟の耳甲に近接する位置に固定的にフィットするように、耳舟と耳甲とが交わる円弧に沿って延在することができ、前記イヤホンが空気伝導イヤホンである場合、前記空気伝導イヤホンのホーンは、前記イヤホンサブボディが耳骨にフィットすることを可能にする位置に固定される。
前記イヤホンがオーディオ再生用イヤホンである場合には、前記イヤホンの受話器は、外耳道を向くことができる方向に前記イヤホンサブボディの中央部に位置しているか、又は、前記サブボディ突起に位置している。
本考案の別の好ましい実施形態では、
イヤホンサブボディに一体成形又は着脱可能で接続され、耳輪の内部位置に対応して位置することができるサブボディミドルウェアをさらに含む。
イヤホンサブボディに一体成形又は着脱可能で接続され、耳輪の内部位置に対応して位置することができるサブボディミドルウェアをさらに含む。
サブボディミドルウェアの本体は、延在方向を含むバー状体であり、バー状体は、外耳道から離反可能な方向に湾曲しており、バー状体の延在方向は、サブボディ延在方向と交差しており、又は、サブボディミドルウェアの本体は、円形片部材であり、円形片部材の面は、外耳道の方向を向くことができる。
本考案の別の好ましい実施形態では、イヤホンサブボディは、そのサブボディ延在方向に沿って帯状の開口部を形成している。
第1サブボディ端部がイヤホン本体に着脱可能又は一体成形で接続されている場合、第2サブボディ端部は耳輪の中間領域内に位置する。当該第2サブボディ端部に第1開口部を形成し、又は、当該第2サブボディ端部は、球状端部である。又は、第2サブボディ端部は、設定幅を有し、前記第2サブボディ端部から前記第1サブボディ端部まで徐々に1つの合流点に収束する。
第2サブボディ端部がイヤホン本体に着脱可能又は一体成形で接続されている場合、第1サブボディ端部は、耳輪の中間領域内に位置する。当該第1サブボディ端部に第2開口部を形成し、又は、当該第1サブボディ端部は、球状端部である。
第1サブボディ端部が、イヤホン本体に着脱可能又は一体成形で接続されている場合、第2サブボディ端部は、耳輪の縁部又は外側に位置する。
第2サブボディ端部がイヤホン本体に着脱可能又は一体成形で接続されている場合、第1サブボディ端部は、耳輪の縁部又は外側に位置する。
本考案の別の好ましい実施形態では、イヤホンサブボディは、そのサブボディ延在方向に断続的な空隙を形成している。
本考案の別の好ましい実施形態では、イヤホンサブボディと前記イヤホン本体とは、磁力又はプラグ構造により接続されている。
イヤホン本体は、2つ以上の磁気接続部を含み、イヤホン本体が接続されるイヤホンサブボディは複数である。
イヤホンサブボディは、ジャック及びプラグポストを介して接続され、ジャックの内側又はプラグポストの外側には減衰層を有する。
本考案の別の好ましい実施形態では、イヤホンは、1対のイヤホンである。
イヤホンは、後頭部の輪郭にフィット可能な円弧に沿って延在可能であってかつ両端部に一対のイヤホンのイヤホン本体をそれぞれ接続する後頭部円弧コネクタをさらに含む。
本考案により提供されるイヤホンは、イヤホンの装着方法や個性的な審美性の急速な変化に対する人々の需要を満たすことができる。また、本考案では、装着しやすいイヤホンは、装着時に耳との接触面積が大きく、振動子を適正な位置に配置するので、装着の快適性を向上させつつ、再生効果を確保するとともに、装飾性を向上させ、それにより、装飾や装着に使いやすくなる。
本考案の具体的な実施形態についての添付の図面を用いた以下の詳細な説明によれば、当業者は、本考案の上記及び他の目的、利点及び特徴をより明確にするであろう。
本考案のいくつかの具体的な実施形態は、添付の図面を参照して、限定的ではなく例示的な方法を用いて後で詳細に説明される。図面中の同一の符号は、同一又は類似の構成要素又は部分を示している。当業者は、これらの図面が必ずしも比例的に描かれているとは限らないことを理解するであろう。添付の図面において、
本考案の実施形態におけるイヤホン本体の外部構造を示す概略図である。
本考案の実施形態におけるイヤホン本体の別の角度の外部構造を示す概略図である。
本考案の実施形態におけるイヤホン本体の内部構造を示す概略図である。
本考案の実施形態におけるイヤホン本体とサブボディの外部構造を示す概略図である。
本考案の実施形態におけるポータブルイヤホン構造を示す概略図である。
本考案の実施形態におけるポータブルイヤホンを装着した状態の構造を示す概略図である。
本考案の実施形態におけるポータブルイヤホンを装着したときの側方の構造を示す概略図である。
本考案の実施形態におけるイヤホン本体の構造を示す概略図である。
本考案の実施形態における、別のイヤホン本体の構造を示す概略図である。
本考案の実施形態における、さらに別のイヤホン本体の構造を示す概略図である。
本考案の実施形態における装着時のイヤホン本体の構造を示す模式図である。
本考案の実施形態における装着時の別のイヤホン本体の構造を示す模式図である。
本考案の実施形態における、装着時のイヤホン本体の構造を示す概略図である。
本考案の実施形態における装着時のイヤホン本体の別の構造を示す概略図である。
本考案の実施形態におけるイヤホンサブボディの構造を示す図である。
本考案の実施形態における別のイヤホンサブボディの構造の再装着時の模式図である。
本考案の実施形態における、別のイヤホンサブボディの構造の再装着時の概略図である。
本考案の実施形態における、別のイヤホンサブボディの構造の再装着時の模式図である。
本考案の実施形態における、別のポータブルイヤホンの装着時の構造を示す模式図である。
なお、本考案における実施形態及び実施形態における特徴は、矛盾することなく相互に組み合わされてもよい。以下、図面を参照し、実施形態に関連して、本考案を詳細に説明する。
図1~図4に示すように、本考案の第1態様は、イヤホン本体1とイヤホンサブボディ8とを含む、装着しやすいイヤホンを提供する。イヤホン本体1は骨伝導式であり、イヤホン本体1の片側には、イヤホン本体1と接着等により接続可能なカバー板2が設けられており、イヤホン本体1の内部には、回路基板3、受電モジュール4、振動子5、電磁コイル6、バッテリ7がそれぞれ設けられている。振動子5は、骨伝導の形で耳介後部の軟骨を振動させて耳に音を伝える本製品の発音ユニットである。 電磁コイル6は、ワイヤレス充電の形態で受電モジュール4に電流を流し、回路基板3に接続して、振動子5に電力を供給するバッテリ7を充電することができる。回路基板3は、チップ、ブルートゥース、コネクタ、パワーアンプ等の機能を集積し、ブルートゥース信号を受信、制御、伝播することができ、電話を受ける機能を提供することができる。これらのことは、成熟した先行技術によって達成されることができ、本考案では、これのみを例に挙げている。
イヤホンサブボディ8は、一定の装飾性を有し、ブルートゥース通話などの一定の機能を配置することもできる。イヤホンサブボディ8は、イヤホン本体1側の任意の位置に装着可能である。本実施形態では、イヤホン本体1には、相対的にイヤホン本体1の下部に位置する磁気接続部11と、相対的にイヤホン本体1の上部に位置する磁気接続部12との2つの磁気接続部が設けられている。本実施形態では、イヤホン本体1は、耳介の後ろから耳の外側に引っ掛けるための耳掛け部13を備えており、この耳掛け部13には磁気接続部12が位置している。イヤホンサブボディ8は様々な形状とすることができ、例えば、図5~13は、固定されたイヤホン本体1と複数の異なるイヤホンサブボディ8との組み合わせ、及び人の耳への装着の例を提供する。
本実施形態では、イヤホン本体は全体的に円弧状に延び、上から下に向かって徐々に大きくなり、上部(耳掛け部)が相対的に徐々に小さくなって装着しやすくなり、内側面も一定の弧を持ち、耳介の外側にフィットしやすい形状となっている。
本実施形態では、イヤホンサブボディ8には、イヤホン本体1に対応する磁気接続部81、82が設けられており、例えば図12に示すように、同一のイヤホン本体1に複数のイヤホンサブボディ8を同時に装着することができる。
イヤホン本体1とイヤホンサブボディ8との間は、挿着方式で接続されてもよいし、挿着と磁気吸引の組み合わせなどの様々な好適な接続方式で接続されてもよく、磁気的な方式(挿着しながら磁気的に吸引することを含む)が最適である。
イヤホン本体のケースやイヤホンサブボディなどを軽量素材で製作することができる。
本考案が提供する構造設計は、イヤホンのすべての機能を保持するだけでなく、イヤホンを、モジュール化した、主体構造に基づいて、サブボディ構造を絶えず変化させることができるシステム設計にアップグレードする。これはイヤホンのスタイリングを追求することによる巨大な電子ゴミを大幅に緩和するだけでなく、同時にイヤホンに全く新しい「構造タイプ」をもたらす。オープンな連続的なプラグ、新しい構造要素、スタイリング要素、接続構造設計を追加し、主体構造に基づいて、イヤホンの拡張機能を追求し、装着スタイルを拡張するユーザーのニーズに新しい方法で応えている。同時に将来的には拡張部品を購入するだけで、元のイヤホンを新しいイヤホンにアップグレードできるようになる。
本考案の第2態様は、図5に示すように、装着しやすいイヤホンを提供するものであり、イヤホン本体1とイヤホンサブボディ8とを含む。イヤホン本体1は、イヤホン再生機能を提供する。図6、図7に示すように、イヤホン本体1は、イヤホン本体1が耳介90及び耳の後ろ92の領域内に位置するように湾曲方向14に延在している。 また、イヤホンサブボディ8は、イヤホン本体1に接続され、イヤホンサブボディ8の部分が外耳道91の対応する位置に位置することができる。
図6、7に示すように、本考案の装着しやすいイヤホンは、イヤホン本体に対して主に耳の後ろ92の部分によって支持され、長期の装着に適しており、また、イヤホン本体1によって耳介の前部を固定しているので、装着の支持性をさらに向上させ、耳介の外側にイヤホンを固定することがより容易になる。
図8、9に示すように、本考案の好ましい実施形態では、湾曲方向14は、耳介90と耳の付け根との交わりの輪郭に沿って湾曲している。又は、湾曲方向14は、耳輪の外耳道91に近い位置まで延在している。又は、湾曲方向14は、耳たぶの対応位置よりも外側に延在している。これにより、イヤホン本体1を耳介90の後ろに装着しやすくしたり、耳介の下部によるイヤホンの多点固定を容易にしたりすることができ、装着時の局所的な力が軽減される一方で、外れにくくすることができる。
図10に示すように、イヤホン本体1は、上部セグメント15と下部部材16とを含む。上部セグメント15は、イヤホン本体1の頭頂部に近い部分であって、頭頂部から離反可能な方向の下部端部を含む。下部部材16は、イヤホン本体1の頭頂部から離れた部分であり、一端が下部端部と一体成形されているか、又は着脱可能に固定接続されている。これにより加工や持ち運びが容易になる。
イヤホン本体1は、装着可能な装飾品と装着可能に接続することができる。これにより、より美しく、装用者の装飾上のニーズを満足させることができる。
図5に示すように、本考案の別の好ましい実施形態では、イヤホンサブボディ8は、サブボディ延在方向83を含む。イヤホンサブボディ8は、サブボディ延在方向83に沿って1つの第1サブボディ端部84と1つの第2サブボディ端部85とを有する。
第1サブボディ延在方向83は、図7に示すように、外耳道91から離反可能な方向に湾曲した円弧軌跡86に沿って延びている。
第1サブボディ端部84又は第2サブボディ端部85は、イヤホン本体1に着脱可能又は一体成形で接続される。第1サブボディ端部84及び第2サブボディ端部85は、イヤホンサブボディ8の外側表面に着脱可能又は一体成形で接続される。第1サブボディ端部84は、上部セグメント15に接続されている。第2サブボディ端部は、下部部材に接続される。これにより、複数種類のイヤホンサブボディ8の接続方法を採用することができ、構造を簡素化し、より容易に実現することができる。
図7に示すように、本考案の別の好ましい実施形態では、外耳道91を向くことができる方向にイヤホンサブボディ8の中央部に着脱可能又は一体成形で接続されたサブボディ突起87をさらに含む。
本考案における装着しやすいイヤホンは、骨伝導イヤホン、空気伝導イヤホン、又はオーディオ再生イヤホンである。イヤホン本体1は、空洞を有する。空洞には、骨伝導イヤホン又は空気伝導イヤホンの再生を実現可能な回路部分を収容することができる。骨伝導イヤホンの振動子22又はオーディオ再生イヤホンの受話器は、イヤホンサブボディ8の中央部に、外耳道91を向く方向に位置するか、又は、サブボディ突起87上に位置する。
前記空気伝導イヤホンのホーンは、前記イヤホン本体が耳介及び耳の後ろを向くことができる位置に配置されてもよい。
前記イヤホンがオーディオ再生用イヤホンである場合には、前記イヤホンの受話器は、前記イヤホンサブボディの中央部に、外耳道に向く方向に位置するか、又は前記サブボディ突起に位置する。
前記イヤホンがオーディオ再生用イヤホンである場合には、前記イヤホンの受話器は、前記イヤホンサブボディの中央部に、外耳道に向く方向に位置するか、又は前記サブボディ突起に位置する。
それにより、本考案のイヤホンサブボディ8の構造によって、振動子及び受話器の配置は、既存のイヤホン製品とは異なる構造によって、より良好に達成されることができる。
同時に、骨伝導イヤホン又は空気伝導イヤホンであれば、その骨伝導イヤホン又はガス伝導イヤホンは、振動子(再生装置)が1つある場合に、その振動子22をイヤホン本体1が耳介90及び耳の後ろ92を向くことができる位置に配置してもよい。骨伝導イヤホン又は空気伝導イヤホンに2つの振動子を設けた場合には、一方をイヤホンサブボディ8が耳道方向を向く位置に配置し、他方を上述の位置に配置することができ、それにより、装着者が良好な演奏効果を得ることができる。
同時に、骨伝導イヤホン又は空気伝導イヤホンであれば、その骨伝導イヤホン又はガス伝導イヤホンは、振動子(再生装置)が1つある場合に、その振動子22をイヤホン本体1が耳介90及び耳の後ろ92を向くことができる位置に配置してもよい。骨伝導イヤホン又は空気伝導イヤホンに2つの振動子を設けた場合には、一方をイヤホンサブボディ8が耳道方向を向く位置に配置し、他方を上述の位置に配置することができ、それにより、装着者が良好な演奏効果を得ることができる。
なお、上述の振動子22は、耳小骨にフィットする位置に配置されてもよく、装着者が良好な演奏効果を得るのにより有利である。
図11に示すように、本考案の別の好ましい実施形態では、サブボディ延在方向83は、イヤホンサブボディ8の部分が耳輪の内側に固定的にフィットできるように、耳輪の内側93の円弧に沿って延びている。これにより、イヤホンサブボディ8が耳の構造にフィットしやすくなり、装着の快適性やイヤホンのフィット性を向上させ、航空企業での装着により有利である。
図12に示すように、サブボディ延在方向83は、イヤホンサブボディ8の部分が、耳舟の耳甲に近接した位置に固定的にフィットできるように、耳舟と耳甲とが交わる円弧94に沿って延在することができる。本形態では、骨伝導イヤホンの振動子22は、図示された耳骨の位置に配置され、骨伝導イヤホン又は空気伝導イヤホンの伝導効率を増加させることができる。
本考案の別の好ましい実施形態では、イヤホンサブボディ8に一体形成又は着脱可能に接続され、耳輪の内部位置に対応して位置することができるサブボディミドルウェア23をさらに含む。
図13に示すように、サブボディミドルウェア23の本体は、延在方向を含むバー状体である。バー状体は、外耳道91から離反可能な方向に湾曲している。 バー状体の延在方向は、サブボディ延在方向83と交差している。又は、図14に示すように、サブボディミドルウェア23の本体は、円形片部材である。この円形片部材の面は、外耳道91の方向を向くことができる。
これにより、イヤホン本体による耳介の前部への遮蔽、支持が増加し、上記構成により、耳介の形状の違いに応じて、耳介をイヤホンサブボディとイヤホン本体1との間に設置することができ、それにより、装着が容易になり、また、使用時に外れにくい構成が実現しやすい。
図15に示すように、本考案の別の好ましい実施形態では、イヤホンサブボディ8は、そのサブボディ延在方向83に沿って1つのバー状開口88を形成している。これにより、装飾品への固定をより容易にすることができる。耳介の前部の放熱と受話器の固定にも有利である。
図16に示すように、第1サブボディ端部84がイヤホン本体1に着脱可能又は一体成形で接続されている場合、第2サブボディ端部85は、耳輪の中間領域内に位置する。第2サブボディ端部85に第1開口部を形成しているか、又は、第2サブボディ端部85が球状端部である。これにより、耳部構造による固定をより容易にすることができる。
図17に示すように、第2サブボディ端部85は、設定幅を有し、第2サブボディ端部85から第1サブボディ端部84まで徐々に1つの合流点に収束する。これにより、装飾品への固定をより容易にすることができる。同時に、耳介の前部の放熱と受話器の固定にも便利で、イヤホンをA方向から取り外しやすく、片手での操作にも便利な構造となっている。
第2サブボディ端部85がイヤホン本体1に着脱可能又は一体成形で接続されている場合、第1サブボディ端部84は耳輪の中間領域内に位置する。第1サブボディ端部84に第2開口部を形成しているか、又は、当該第1サブボディ端部84は、球状端部である。
第1サブボディ端部84がイヤホン本体1に着脱可能又は一体成形で接続されている場合、第2サブボディ端部85は耳輪の縁部又は外側に位置する。第2サブボディ端部85がイヤホン本体1に着脱可能又は一体成形で接続されている場合、第1サブボディ端部84は耳輪の縁部又は外側に位置する。
図18に示すように、本考案の別の好ましい実施形態では、イヤホンサブボディ8は、そのサブボディ延在方向83に断続的な空隙89を形成する。
本考案の別の好ましい実施形態では、イヤホンサブボディ8とイヤホン本体1は、磁力又はプラグ構造により接続されている。イヤホン本体1は、2つ以上の磁気接続部を備えている。イヤホン本体1が接続されるイヤホンサブボディ8は複数である。
イヤホンサブボディ8は、ジャックとプラグポストにより挿着接続されている。ジャックの内側又はプラグポストの外側には減衰層を有する。
図19に示すように、本考案の別の好ましい実施形態では、イヤホンは、一対のイヤホン31、32である。イヤホンは、後頭部の輪郭にフィット可能な円弧に沿って延在可能であってかつ両端部に一対のイヤホンのイヤホン本体1をそれぞれ接続する後頭部円弧コネクタ33を備える。これにより、イヤホンを後ろから支えて装着することが容易になる。
上記は、本考案の好ましい具体的な実施形態に過ぎないが、本考案の保護の範囲はこれに限定されるものではなく、本考案が開示する技術的範囲内において、当業者が容易に想到できる変更又は置換は、本考案の保護の範囲内に含まれるものとする。したがって、本考案の保護の範囲は、クレームの保護の範囲に準ずるものとする。
Claims (10)
- 装着しやすいイヤホンであって、
イヤホン機能を提供する1つのイヤホン本体であって、前記イヤホン本体が耳介及び耳の後ろの領域内に配置されるように湾曲方向に延在するイヤホン本体と、
前記イヤホン本体に接続された1つのイヤホンサブボディであって、前記イヤホンサブボディの部分が外耳道に対応する位置に位置可能なイヤホンサブボディと、
を含むことを特徴とするイヤホン。 - 前記湾曲方向は、耳介と耳の付け根との交わりの輪郭に沿って湾曲しており、又は、耳輪の外耳道に近い位置まで延在しており、又は、耳たぶの対応する位置の外側まで延在しており、
前記イヤホン本体は、
前記イヤホン本体の頭頂部に近い部分であって、前記頭頂部の方向から離反する下部端部を含む上部セグメントと、
前記イヤホン本体の頭頂部から離れた部分であって、一端が前記下部端部に一体成形されているか、又は、着脱可能に固定接続されている下部部材と、
を含み、
前記イヤホン本体は、装着可能な装飾品と装着可能に接続することができる、ことを特徴とする請求項1に記載のイヤホン。 - 前記イヤホンサブボディは、サブボディ延在方向を含み、前記イヤホンサブボディは、前記サブボディ延在方向に沿って、1つの第1サブボディ端部と1つの第2サブボディ端部とを有し、
前記サブボディ延在方向は、外耳道から離反可能な方向に湾曲した円弧状の軌跡に沿って延びており、
前記第1サブボディ端部又は第2サブボディ端部は、前記イヤホン本体に着脱可能又は一体成形で接続され、
前記第1サブボディ端部及び前記第2サブボディ端部は、前記イヤホンサブボディの外側表面に着脱可能又は一体成形で接続され、
前記第1サブボディ端部は、前記上部セグメントに接続され、前記第2サブボディ端部は、前記下部部材に接続されている、ことを特徴とする請求項2に記載のイヤホン。 - 外耳道を向くことができる方向に、前記イヤホンサブボディの中央部に着脱可能又は一体成形で接続されたサブボディ突起をさらに含み、
前記イヤホンは、骨伝導イヤホン又は空気伝導イヤホンであり、
前記イヤホン本体は、空洞を有し、前記空洞は、前記骨伝導イヤホン又は空気伝導イヤホンの、再生を実現可能な回路部分を収容することができ、
前記骨伝導イヤホンの振動子は、前記外耳道を向くことができる方向に前記イヤホンサブボディの中央部に位置しているか、又は、前記サブボディ突起に位置しており、
前記空気伝導イヤホンのホーンは、前記イヤホン本体が耳介及び耳の後ろを向くことができる位置に配置され、
前記イヤホンがオーディオ再生用イヤホンである場合には、前記イヤホンの受話器は、外耳道を向くことができる方向に前記イヤホンサブボディの中央部に位置しているか、又は、前記サブボディ突起に位置している、ことを特徴とする請求項3に記載のイヤホン。 - 前記サブボディ延在方向は、前記イヤホンサブボディの部分が耳輪の内側に固定的にフィットできるように、耳輪の内側の円弧に沿って延びており、
前記サブボディ延在方向は、前記イヤホンサブボディの部分が耳舟の耳甲に近接する位置に固定的にフィットするように、耳舟と耳甲とが交わる円弧に沿って延在することができ、前記イヤホンが空気伝導イヤホンである場合、前記空気伝導イヤホンのホーンは、前記イヤホンサブボディが耳骨にフィットすることを可能にする位置に固定される、ことを特徴とする請求項3に記載のイヤホン。 - 前記イヤホンサブボディに一体成形又は着脱可能で接続され、耳輪の内部位置に対応して位置することができるサブボディミドルウェアをさらに含み、
前記サブボディミドルウェアの本体は、延在方向を含むバー状体であり、前記バー状体は、外耳道から離反可能な方向に湾曲しており、前記バー状体の延在方向は、前記サブボディ延在方向と交差しており、又は、前記サブボディミドルウェアの本体は、円形片部材であり、前記円形片部材の面は、外耳道の方向を向くことができる、ことを特徴とする請求項3に記載のイヤホン。 - 前記イヤホンサブボディは、そのサブボディ延在方向に沿って帯状の開口部を形成しており、
前記第1サブボディ端部が前記イヤホン本体に着脱可能又は一体成形で接続されている場合、前記第2サブボディ端部は耳輪の中間領域内に位置し、当該第2サブボディ端部に第1開口部を形成し、又は、当該第2サブボディ端部は、球状端部であり、又は、第2サブボディ端部は、設定幅を有し、前記第2サブボディ端部から前記第1サブボディ端部まで徐々に1つの合流点に収束し、
前記第2サブボディ端部が前記イヤホン本体に着脱可能又は一体成形で接続されている場合、前記第1サブボディ端部は、耳輪の中間領域内に位置し、当該第1サブボディ端部に第2開口部を形成し、又は、当該第1サブボディ端部は、球状端部であり、
前記第1サブボディ端部が、前記イヤホン本体に着脱可能又は一体成形で接続されている場合、前記第2サブボディ端部は、耳輪の縁部又は外側に位置し、
前記第2サブボディ端部が前記イヤホン本体に着脱可能又は一体成形で接続されている場合、前記第1サブボディ端部は、耳輪の縁部又は外側に位置する、ことを特徴とする請求項3に記載のイヤホン。 - 前記イヤホンサブボディは、そのサブボディ延在方向に断続的な空隙を形成している、ことを特徴とする請求項3に記載のイヤホン。
- 前記イヤホンサブボディと前記イヤホン本体とは、磁力又はプラグ構造により接続されており、
前記イヤホン本体は、2つ以上の磁気接続部を含み、前記イヤホン本体が接続されるイヤホンサブボディは複数であり、
前記イヤホンサブボディは、ジャック及びプラグポストを介して接続され、前記ジャックの内側又はプラグポストの外側には減衰層を有する、ことを特徴とする請求項1に記載のイヤホン。 - 前記イヤホンは、1対のイヤホンであり、
前記イヤホンは、後頭部の輪郭にフィット可能な円弧に沿って延在可能であってかつ両端部に一対のイヤホンのイヤホン本体をそれぞれ接続する後頭部円弧コネクタをさらに含む、ことを特徴とする請求項1に記載のイヤホン。
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