JP3244666U - 複合クッション - Google Patents

Abstract

【課題】快適で、変形しにくい、複合クッションを提供する。【解決手段】支持台座および可撓性支持体を含む。前記支持台座には支持板が設けられ、前記支持板は頂部支持面１１１および底部支持面１１２を有し、前記頂部支持面および前記底部支持面の間に緩衝部１１３が充填され、前記頂部支持面に２つの支持部１２が設けられ、２つの前記支持部は互いに離間して設置されて制限領域１３を形成する。前記可撓性支持体は前記制限領域に配置され、且つ前記可撓性支持体の両端はそれぞれ２つの前記支持部に接触する。ここで、前記支持部は制限支持面１２１を有し、前記制限支持面は前記可撓性支持体の端部に横方向の支持力を提供する。【選択図】図３

Description

本考案はクッション構造の技術分野に関し、特に複合クッションに関する。

生活のリズムが加速したため、人々は学習および仕事において、長時間着席姿勢の状態を維持する必要がある。長く座った場合、特に不適切な着席姿勢は、脊椎およびそれに関連する靭帯および筋肉に対して大きな圧力が生じ、腰や背中の痛み、さらには脊椎の疼痛、奇形が生じる。クッションおよび背当てを採用して支持を提供することができ、さらに快適度を向上させ、長く座ることでもたらされる悪い作用を可能な限り低下させることができ、広くソファ、椅子、オフィスチェアなどの製品に応用されている。

従来のクッションは一般的に単一の柔軟な材質を採用しているが、こうしたクッションの支持係数は低いため、繰り返し圧縮されると耐久性が悪くなり、長時間使用すると弾性および柔らかさが欠如しやすい。さらに、クッション多層複合構造を採用しているため、各層の間は上下順次に積層されるが、長時間使用すると、積層構造、特に支持性が悪い柔軟層には依然として圧縮変形するという課題が存在する。

本考案は前記課題に対し、快適で、変形しにくい複合クッションを提供する。

本考案で採用する技術的解決手段は以下のとおりである：本考案は複合クッションを提供し、支持台座および可撓性支持体を含む。支持台座に支持板が設けられ、支持板は頂部支持面および底部支持面を有し、頂部支持面および底部支持面の間に緩衝部が充填され、頂部支持面上に２つの支持部が設けられ、２つの支持部は互いに離間して設置されて制限領域を形成する。可撓性支持体は制限領域に配置され、且つ可撓性支持体の両端はそれぞれ２つの支持部に接触する。

ここで、支持部は制限支持面を有し、制限支持面は可撓性支持体の端部に横方向の支持力を提供する。

支持台座は支持作用を提供し、可撓性支持体には更柔軟な材質を採用し、使用時は支持台座の支持があり、人体に接触する可撓性支持体は柔軟で、より快適である。支持台座の頂部支持面に設置された２つの支持部は、左右両辺の横方向の制限支持を果たし、一方で可撓性支持体の相対的位置を制限でき、ずれにくく、他方ではさらに可撓性支持体が左右両辺の横方向に広がることを防止し、変形しにくく、広がった後に可撓性支持体が薄くなり、使用体験に影響することを回避する。

ここで、緩衝部に支持性を有する発泡材で形成されたスポンジを採用し、それによって該複合クッションが支持台座によって良好な支持力を生成するようにし、効果的に使用者の身体を支持することができる。可撓性支持体には羽毛または超柔軟化繊綿などの一種または複数の混合物のようなスポンジより柔軟な材質を充填することができ、それによって該複合クッションに可撓性支持体によって良好な体感の快適性が生じ、使用者が接触する快適性が高くなる。

さらに、支持台座および可撓性支持体も使用者の必要に応じてそれぞれ独立して使用でき、可撓性支持体内部の充填物も必要に応じて交換できる。

好ましくは、支持部は長手形状を呈し、且つ２つの支持部の間は平行に設置される。可撓性支持体の材質は柔軟で、且つその形状は不定形であり、長手形状の支持部は可撓性支持体および支持台座の間に張り合わせることができ、隙間を形成しにくく、構造が安定している。２つの支持部は平行に設置され、２つの支持部の制限支持面は正対し、可撓性支持体に制限作用を果たし、可撓性支持体がずれにくくなる。

好ましくは、支持部与支持板は一体構造である。支持部および支持板は一体成型の構造であってもよく、一体性が高い；接着などの方式によって接続して成型してもよく、生産がより簡単。

好ましくは、頂部支持面、緩衝部、底部支持面は一体構造であり、一体性が高い。

好ましくは、複合クッションはさらに前記支持台座および前記可撓性支持体の外に嵌合されたカバー体を含み、カバー体は摩擦力によって前記支持台座、前記可撓性支持体に嵌着される。

カバー体の設置によってさらに支持台座および可撓性支持体の間の相対的位置を制限し、同時に防汚および耐摩耗性の作用を果たすことができ、交換して洗浄しやすい。

好ましくは、可撓性支持体には数個の分散を補助する位置決め部材が設けられる。位置決め部材は可撓性支持体を複数の充填キャビティに分割でき、内部充填物の均一な分散を補助し、充填物にずれが発生することを制限し、可撓性支持体の変形を減少させる。

好ましくは、位置決め部材はカバー体および可撓性支持体を貫通して設置される。カバー体および可撓性支持体の間は位置決め部材によって接続されて一体に形成される。ここで、位置決め部材は可撓性支持体を貫通して設置されたボタンまたは丸ピンなどであってもよい。さらに、設置された位置決め部材の部分に陥没した溝が形成され、使用時の複合クッションと使用者の摺動摩擦作用を向上させることができる。

好ましくは、可撓性支持体が支持台座に配置された場合、可撓性支持体の厚さは支持部の高さより小さい。使用時は完全に可撓性支持体に接触し、支持台座に接触し、快適性が高い。

ここで、支持板の厚さと可撓性支持体の厚さの比率は適切である。支持台座は十分な支持作用を果たすことができ、同時に複合クッション全体の形状も製造し、それによって複合クッションは十分な快適性を満たしながら、長期的に使用しても変形による故障が生じにくい。

本考案の有益な効果は以下のとおりである：本考案的複合クッション，支持台座によって支持作用を提供し、可撓性支持体と人体の接触を、より快適で柔軟にし、支持台座の２つの支持部は、左右両辺の横方向の制限支持として作用し、一方では可撓性支持体の相対的位置を制限し、ずれにくく、他方ではさらに可撓性支持体が左右両辺の横方向に広がることを防止し、変形しにくい。

図１は実施例における複合クッションの構造模式図である； 図２は実施例における複合クッションの内部構造の模式図である； 図３は実施例における支持台座の断面の模式図である； 図４は実施例における複合クッションの断面の模式図である。

以下、各図面を組み合わせ、具体的な実施例によって、本考案を詳細に、完全に説明する。

図１－４に示すとおり、本実施例の複合クッションは、支持台座１および可撓性支持体２を含む。

支持台座１には支持板１１が設けられ、支持板１１は頂部支持面１１１および底部支持面１１２を有し、頂部支持面１１１および底部支持面１１２の間には緩衝部１１３が充填され、頂部支持面１１１には２つの支持部１２が設けられ、２つの支持部１２は互いに離間して設置されて制限領域１３を形成する。可撓性支持体２は制限領域１３に配置され、且つ可撓性支持体２の両端はそれぞれ２つの支持部１２に接触する。ここで、支持部１２は制限支持面１２１を有し、制限支持面１２１は可撓性支持体２の端部に横方向の支持力を提供する。

使用時は、支持台座１の支持があり、柔軟な可撓性支持体２と人体の接触がより快適になる。支持台座１の頂部支持面１１１に設置された２つの支持部１２は、左右両辺の横方向の制限支持を果たし、一方では可撓性支持体２の相対的位置を制限でき、ずれにくく、他方ではさらに可撓性支持体２が左右両辺の横方向に広がることを防止でき、変形しにくく、広がった後に可撓性支持体が薄くなり、使用体験に影響することを回避する。

ここで、頂部支持面１１１、緩衝部１１３、底部支持面１１２は一体式の支持板１１であり、具体的には支持性を有する発泡材で形成されたスポンジである。可撓性支持体２には羽毛または形状記憶フォームなどのようなスポンジより柔軟な材質を充填することができ、使用者の体感の快適性が高い。支持部１２は長手形状を呈し、且つ２つの支持部１２の間は平行に設置され、且つ支持部１２と支持板１１は一体構造であり、一体性が高い。

複合クッションはさらに前記支持台座１および前記可撓性支持体２の外に嵌合されたカバー体３を含み、カバー体３は摩擦力によって支持台座１、可撓性支持体２に嵌着される。カバー体３は支持台座１および可撓性支持体２の間の相対的位置を制限し、に防汚および耐摩耗性であり、交換して洗浄しやすい。

可撓性支持体２には数個の分散を補助する位置決め部材４が設けられ、位置決め部材４はカバー体３および可撓性支持体２を貫通して設置される。位置決め部材４は可撓性支持体２を複数の充填キャビティに分割し、内部充填物の均一な分散を補助し、充填物にずれが発生することを制限し、可撓性支持体２の変形を減少させる。カバー体３および可撓性支持体２の間は位置決め部材４によって接続されて一体に形成される。

前記は本考案の好ましい実施例にすぎず、本考案の実用新案請求の範囲を制限するものではなく、本考案の明細書および図面の内容で行われる同等の構造変換は、直接または間接的にその他の関連する技術分野で運用され、いずれも本考案の保護の範囲内に含まれる。

１ 支持台座
１１ 支持板
１１１ 頂部支持面
１１２ 底部支持面
１１３ 緩衝部
１２ 支持部
１３ 制限領域
１２１ 制限支持面
２ 可撓性支持体
３ カバー体
４ 位置決め部材。

Claims (8)

1. 支持台座および可撓性支持体を含む複合クッションであって、
   前記支持台座には支持板が設けられ、前記支持板は頂部支持面および底部支持面を有し、前記頂部支持面および前記底部支持面の間に緩衝部が充填され、前記頂部支持面に２つの支持部が設けられ、２つの前記支持部は互いに離間して設置されて制限領域を形成でき、
   前記可撓性支持体は前記制限領域に配置され、且つ前記可撓性支持体の両端はそれぞれ２つの前記支持部に接触され、
   ここで、前記支持部は制限支持面を有し、前記制限支持面は前記可撓性支持体の端部に横方向の支持力を提供できる、
   複合クッション
2. 前記支持部が長手形状を呈し、且つ２つの前記支持部の間が平行に設置されることを特徴とする請求項１に記載の複合クッション。
3. 前記支持部と前記支持板が一体構造であることを特徴とする請求項１または２に記載の複合クッション。
4. 前記頂部支持面、前記緩衝部、前記底部支持面が一体構造であることを特徴とする請求項１に記載の複合クッション。
5. さらに前記支持台座および前記可撓性支持体の外に嵌合されたカバー体を含み、前記カバー体が摩擦力によって前記支持台座、前記可撓性支持体に嵌着されることを特徴とする請求項１に記載の複合クッション。
6. 前記可撓性支持体に数個の分散を補助する位置決め部材が設けられることを特徴とする請求項５に記載の複合クッション。
7. 前記位置決め部材が前記カバー体および前記可撓性支持体を貫通して設置されることを特徴とする請求項６に記載の複合クッション。
8. 前記可撓性支持体が前記支持台座に配置された時に、前記可撓性支持体の厚さが前記支持部の高さより小さくなることを特徴とする請求項１に記載の複合クッション。