JP3244251U - 熱管理装置 - Google Patents

熱管理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3244251U
JP3244251U JP2023600060U JP2023600060U JP3244251U JP 3244251 U JP3244251 U JP 3244251U JP 2023600060 U JP2023600060 U JP 2023600060U JP 2023600060 U JP2023600060 U JP 2023600060U JP 3244251 U JP3244251 U JP 3244251U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coolant
conduit
conduits
management device
pump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2023600060U
Other languages
English (en)
Inventor
スンギュン ウォン
ソンウ ユン
ヨンヒュン ユ
Original Assignee
エドワーズ コリア リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エドワーズ コリア リミテッド filed Critical エドワーズ コリア リミテッド
Application granted granted Critical
Publication of JP3244251U publication Critical patent/JP3244251U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C29/00Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
    • F04C29/04Heating; Cooling; Heat insulation
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01PCOOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
    • F01P7/00Controlling of coolant flow
    • F01P7/14Controlling of coolant flow the coolant being liquid
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01PCOOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
    • F01P3/00Liquid cooling
    • F01P3/20Cooling circuits not specific to a single part of engine or machine
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01PCOOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
    • F01P7/00Controlling of coolant flow
    • F01P7/14Controlling of coolant flow the coolant being liquid
    • F01P2007/143Controlling of coolant flow the coolant being liquid using restrictions
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01PCOOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
    • F01P7/00Controlling of coolant flow
    • F01P7/14Controlling of coolant flow the coolant being liquid
    • F01P2007/146Controlling of coolant flow the coolant being liquid using valves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C2220/00Application
    • F04C2220/10Vacuum
    • F04C2220/12Dry running
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C25/00Adaptations of pumps for special use of pumps for elastic fluids
    • F04C25/02Adaptations of pumps for special use of pumps for elastic fluids for producing high vacuum

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
  • Pipeline Systems (AREA)
  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)

Abstract

熱管理装置(100)は、一緒に流体接続され、冷却液が流れることができるように構成された複数の導管であって、複数の導管は、冷却液の供給物を受け入れるように構成された冷却液入口(102)を含む、複数の導管と;複数の導管のうちの1又は2以上に沿って配置され、複数の導管のうちの1又は2以上を通る冷却液の流れを制御するように構成された、1又は2以上の弁(106a-c)と;複数の導管のうちの1又は2以上に沿って配置された制限器(104)であって、制限器(104)は、冷却液入口(102)と1又は2以上の弁(106a-c)との間に配置され、冷却液の圧力を低減するように構成されている制限器(104)と;を備え、1又は2以上の弁(106a-c)における冷却液の圧力は、冷却液入口(102)における冷却液の供給圧力よりも小さい。【選択図】図1

Description

本考案は、真空ポンプ装置と共に使用する熱管理装置に関する。
熱管理装置は、機器の温度を制御するために様々な異なる用途で実装されている。熱管理装置は、例えば、作動時に過剰な熱を発生する装置を冷却することができ、それによって信頼性を向上させ、故障を防止する。
例示的に、熱管理装置は、乾式真空ポンプを含むポンプ装置の温度を制御するために使用することができる。乾式真空ポンプ(乾式ポンプ)は、真空を作り出すために又は特定の所要の動作温度を維持するためにポンプ内で冷却を行うために、主ポンプステージで液体を使用しないポンプである。乾式真空ポンプは、様々な異なる産業(例えば、半導体製造業)で使用されている。
熱管理装置は、様々な配管(すなわち、導管)を通る水などの冷却液の流れを制御するための弁、例えば電磁弁を備えることができる。本考案者らは、従来の熱管理装置の弁は、液圧衝撃(すなわち、水撃作用)を含むがこれに限定されない様々な要因によって損傷を受けやすい傾向にあることを認識している。本考案者らはさらに、熱管理装置における液圧衝撃は、冷却液の高い供給圧力、及び熱管理装置を通る冷却液の流れの強制停止又は方向転換を含むがこれらに限定されない、多くの要因によって引き起こされ可能性があることを認識している。
本考案の態様は、液圧衝撃の深刻さを低減することができる。
一態様では、熱管理装置が提供され、熱管理装置は、一緒に流体接続され、冷却液がそこを流れることができるように構成された複数の導管であって、複数の導管は、冷却液の供給物を受け入れるように構成された冷却液入口を含む、複数の導管と;複数の導管のうちの1又は2以上に沿って配置され、複数の導管のうちの1又は2以上を通る冷却液の流れを制御するように構成された1又は2以上の弁と;複数の導管のうちの1又は2以上に沿って配置された制限器であって、制限器は、冷却液入口と1又は2以上の弁との間に配置され、冷却液の圧力を低減するように構成されている、制限器と;を備え、1又は2以上の弁における冷却液の圧力は、冷却液入口における冷却液の供給圧力よりも小さい。
いくつかの態様では、冷却液入口と制限器との間には弁が配置されない場合がある。換言すれば、いくつかの態様では、弁は制限器の下流(冷却液の流れに関して)にのみ配置される。
制限器は、冷却液入口に配置することができる。冷却液入口と制限器の入口との間の導管の長さは、約15cm以下とすることができる。
制限器は、第1の端部と、第1の端部とは反対側の第2の端部とを含む第1の導管と、第1の端部と、第1の端部とは反対側の第2の端部とを含む第2の導管と、第1の端部と、第1の端部とは反対側の第2の端部を含む第3の導管とを備えることができる。第1の導管の第2の端部は、第2の導管の第1の端部に流体接続することができる。第2の導管の第2の端部は、第3の導管の第1の端部に流体接続することができる。第1の導管は、第1の直径を有することができる。第2の導管は、第2の直径を有することができる。第3の導管は、第3の直径を有することができる。第2の直径は、第1の直径及び第3の直径よりも小さくすることができる。第1の直径は、約6mmとすることができる。第2の直径は、約3mmとすることができる。第3の直径は、約6mmとすることができる。
1又は2以上の弁の各々に関して、制限器の出口とその弁の入口との間の導管の長さは、約50cm以下とすることができる。
複数の導管は、複数の不変冷却ラインを含むことができ、各不変冷却ラインは、熱管理装置の冷却液入口と冷却液出口との間の導管であり、1又は2以上の弁は、複数の不変冷却ラインのいずれに沿っても配置されていない。
1又は2以上の弁は、電磁弁とすることができる。
さらなる態様では、作動時に過剰な熱を発生する1又は2以上の構成要素と、上記態様のいずれか熱管理装置とを備える装置が提供される。熱管理装置は、1又は2以上の構成要素の冷却を可能にするように構成されている。
装置は、真空ポンプ装置とすることができる。1又は2以上の構成要素は、1又は2以上の真空ポンプを含むことができる。1又は2つ以上の真空ポンプは、乾式真空ポンプ及び/又は機械式ブースターポンプを含むことができる。機械的ブースターポンプは、乾式真空ポンプに機械的に結合され、作動時に、機械的ブースターポンプは、乾式真空ポンプに入る流体の圧力を増加させるようになっている。複数の導管は、第1の弁が配置される第1の調節冷却ラインと、第2の弁が配置される第2の調節冷却ラインと、第3の弁が配置される第3の調節冷却ラインと、弁が配置されていない第1の不変冷却ラインと、弁が配置されていない第2の不変冷却ラインと、を含むことができる。乾式ポンプは、乾式ポンプ駆動部と、乾式ポンプ端部カバーと、乾式ポンプステータと、乾式ポンプモータと、を備えることができる。機械式ブースターポンプは、機械式ブースターポンプ駆動部と、機械式ブースターポンプモータと、機械式ブースターポンプ端部カバーと、を備えることができる。第1の調節冷却ラインは、乾式ポンプ駆動部及び機械式ブースターポンプ駆動部を通るか又はそれにつながることができる。第2の調節冷却ラインは、乾式ポンプ端部カバーを通るか又はそれにつながることができる。第3の調節冷却ラインは、乾式ポンプステータを通るか又はそれにつながることができる。第1の不変冷却ラインは、乾式ポンプモータを通るか又はそれにつながることができる。第2の不変冷却ラインは、機械式ブースターポンプモータ及び機械式ブースターポンプ端部カバーを通るか又はそれにつながることができる。
さらなる態様では、熱管理装置が提供され、熱管理装置は、一緒に流体接続され、冷却液が流れることができるように構成された複数の導管であって、複数の導管は、冷却液の供給物を受け入れるように構成された冷却液入口を含む、複数の導管と;複数の導管のうちの1又は2以上に配置され、複数の導管のうちの1又は2以上を通る冷却液の流れを制御するように構成された1又は2以上の弁と;を備える。1又は2以上の弁の各々に関して、冷却液入口と弁の入口との間の導管の長さは、約60cm以下である。
さらなる態様では、熱管理装置が提供され、熱管理装置は、一緒に流体接続され、冷却液が流れることができるように構成された複数の導管であって、複数の導管は、冷却液の供給物を受け入れるように構成された冷却液入口と、冷却液が複数の導管から出る冷却液出口とを含む、複数の導管と;複数の導管のうちの1又は2以上に沿って配置され、複数の導管のうちの1又は2以上を通る冷却液の流れを制御するように構成された1又は2以上の弁と;を備える。複数の導管は、複数の不変冷却ラインを含み、不変冷却ラインの各々は、冷却液入口と冷却液出口との間の導管であり、1又は2以上の弁は、複数の不変冷却ラインのいずれに沿っても配置されていない。
さらなる態様では、作動時に過剰な熱を発生する1又は2以上の構成要素と、上記いずれかの態様の熱管理装置と、を備える含む装置が提供される。熱管理装置は、1又は2以上の構成要素の冷却を可能にするように構成されている。
装置は、真空ポンプ装置とすることができる。1又は2以上の構成要素は、乾式真空ポンプ及び/又は機械式ブースターポンプを含むことができる。機械的ブースターポンプは、乾式真空ポンプに機械的に結合されており、作動時に、機械的ブースターポンプは、乾式真空ポンプに入る流体の圧力を増加させるようになっている。
熱管理装置の概略図である(縮尺通りではない)。 熱管理装置の側面を示す概略図である(縮尺通りではない)。 熱管理装置の一部を斜めからみた3つの概略図である(縮尺通りではない)。 熱管理装置の流体流量制限器のさらなる詳細を示す概略図である(縮尺通りではない)。
各図において、同様の参照数字は、同様の要素を指す。
図1は、熱管理装置(TMS)100の一実施形態のブロック図である。本実施形態において、TMS100は、真空ポンプ装置の様々な要素の温度を制御するためのものである。
図2は、TMS100の側面図を示す概略図である(縮尺通りではない)。
図3は、TMS100の一部を斜めから見た3つの概略図である(縮尺通りではない)。
TMS100は、冷却液入口102、制限器104、電磁弁106(これ自体が第1の弁106a、第2の弁106b、及び第3の弁106cを備える)、乾式ポンプ駆動部108、機械式ブースターポンプ駆動部110、乾式ポンプ端部カバー112、乾式ポンプステータ114、乾式ポンプモータ116、機械式ブースターポンプモータ118、機械式ブースターポンプ端部カバー120及び冷却液出力122を備える。
本実施形態では、乾式ポンプ駆動部108、乾式ポンプエンドカバー112、乾式ポンプステータ114、及び乾式ポンプモータ116は、従来の乾式真空ポンプの構成要素である。また、機械式ブースターポンプ駆動部110、機械式ブースターポンプモータ118、及び機械式ブースターポンプ端部カバー120は、従来の機械式ブースターポンプの構成要素である。機械式ブースターポンプ及び乾式真空ポンプは、半導体製造施設等の施設(図示せず)からプロセスガスをポンプ送給するために配置することができる。機械式ブースターポンプは、乾式真空ポンプに機械的に結合され、作動時、機械式ブースターポンプは、乾式真空ポンプに入るプロセスガスの圧力を増加させるようになっている。機械式ブースターポンプの作動は、乾式真空ポンプのポンピング効果を高める傾向がある。
本実施形態では、乾式ポンプ駆動部108は、乾式ポンプモータ116を制御するための駆動部、又はインバータである。乾式ポンプ駆動部108は、1又は2以上の回路基板を備えることができる。
本実施形態では、機械式ブースターポンプ駆動部110は、機械式ブースターポンプモータ118を制御するための駆動部、又はインバータである。機械式ブースターポンプ駆動部110は、1又は2以上の回路基板を備えることができる。
本実施形態では、乾式ポンプ端部カバー112は、軸受、歯車、及び/又は潤滑油を含む潤滑装置を含むことができる。乾式ポンプ端部カバー112は、乾式ポンプのロータ及びシャフトの回転を支持することができる。作動時、乾式ポンプ端部カバー112は、過剰な熱を発生する場合がある。
本実施形態では、乾式ポンプステータ114は、乾式ポンプのステータである。作動時、乾式ポンプステータ114は、過剰な熱を発生する又は乾式ポンプの他の構成要素によって加熱される場合がある。
本実施形態では、乾式ポンプモータ116は、乾式ポンプのモータであり、乾式ポンプ駆動部108によって駆動又は制御されるように構成されている。乾式ポンプモータ116は、従来のモータとすることができる。作動時、乾式ポンプモータ116は、過剰な熱を発生する場合がある。
本実施形態では、機械式ブースターポンプモータ118は、機械式ブースターポンプのモータであり、機械式ブースターポンプ駆動部110によって駆動又は制御されるように構成されている。機械式ブースターポンプモータ118は、従来のモータとすることができる。作動時、機械式ブースターポンプモータ118は、過剰な熱を発生する場合がある。
本実施形態では、機械式ブースターポンプ端部カバー120は、軸受、歯車、及び/又は潤滑油を含む潤滑装置を含むことができる。機械式ブースターポンプ端部カバー120は、機械式ブースターポンプのロータ及びシャフトの回転を支持することができる。作動時、機械式ブースターポンプ端部カバー120は、過剰な熱を発生する場合がある。
従来の機械式ブースターポンプ及び乾式真空ポンプのさらなる詳細は、簡潔にするために、本明細書では提示されない。
冷却液入口102は、冷却液供給部(図示せず)から冷却液を受け取るように構成された導管を含む。冷却液は、水とすることができる。冷却液供給部は、水道水の供給部とすることができる。冷却液入口102は、冷却液入口102で受け取った冷却液が制限器104に(例えば、直接)流れるように、制限器104に流体接続される。
本実施形態では、制限器104は、実質的に冷却液がTMS100に入る地点に又はそれにつながって冷却液入口102に配置されている。例えば、制限器104は、冷却液がTMS100に入る地点から約15cm以内に配置することができる。より好ましくは、制限器104は、冷却流体がTMS100に入る地点から約10cm以下(例えば、約5cmから6cm)の範囲内に配置することができる。TMS100に流入する冷却液は、最初に制限器104を流れることができる、すなわち、制限器104は、冷却液が流れる最初のTMS構成要素であるように配置することができる。制限器104は、供給される冷却液の圧力を低下させるように構成された装置である。従って、TMS100に入る冷却液の圧力は、冷却液がTMS100を通ってTMS100の他の要素106-122に流れる前に低下する。制限器104は、その中を流れる冷却液の流量を制限する。
図4は、制限器104をさらに詳細に示す概略図である(縮尺通りではない)。図1から図3の残りの要素については、制限器104及び図4の説明の後に、以下により詳細に説明する。
本実施形態では、制限器104は、第1の導管又はパイプ401、第2の導管又はパイプ402、及び第3の導管又はパイプ403を備える。第1、第2、第3の導管401、402、403は、一体的に形成することができる。
第1の導管401は、第1の端部と、第1の端部とは反対側の第2の端部とを備える。第1の導管401の第1の端部は、冷却液入口102に流体接続される。第1の導管401の第2の端部は、第2の導管402に流体接続される。第1の導管401は、第1の直径を有する。第1の直径は、いずれかの適切な直径、例えば5mmと10mmとの間、例えば約6mmとすることができる。
第2の導管402は、第1の端部と、第1の端部とは反対側の第2の端部とを備える。第2の導管402の第1の端部は、第1の導管401の第2の端部に流体接続される。第2の導管402の第2の端部は、第3の導管403に流体接続される。第2の導管402は、第2の直径を有する。第2の直径は、第1の直径よりも小さい。第2の直径は、2mmと5mmとの間、例えば約3mmとすることができる。
第3の導管403は、第1の端部と、第1の端部とは反対側の第2の端部とを備える。第3の導管403の第1の端部は、第2の導管402の第2の端部に流体接続される。第3の導管403の第2の端部は、制限器104の出口である。第3の導管403は、第3の直径を有する。第3の直径は、第2の直径よりも大きい。第3の直径は、第1の直径とほぼ同じとすることができる。第3の直径は、5mmと10mmとの間、例えば約6mmとすることができる。
好ましくは、制限器104は、冷却液がTMS100に入る箇所と第2の導管402との間の距離Dが約15cm以下、より好ましくは約10cm以下、より好ましくは約5cm-6cmとなるように、冷却液入口102に又はそれにつながって配置される。
本実施形態では、入口で受け取られた冷却液は、制限器104を通って流れ、順番に第1の導管401、第2の導管402、及び第3の導管403を通って流れる。第1及び第3の導管401、403に比べて直径が小さい(例えば、約6mmに比べて約3mm)第2の導管402は、第3の導管403内の冷却液の圧力を、第1の導管401内の冷却液の圧力と比較して低下させる。例えば、冷却液入口102において約5.57bar(g)(557kPa)の供給圧力で供給される冷却液は、3mmの最小直径を有する制限器104によって、約2.44bar(g)(244kPa)の圧力に低減させることができる。
冷却液がTMS100の他の要素106-122(特に弁106a-c)に衝突するのに先立つ、この冷却液入口102での又はこれにつながる制限器104による冷却液圧の低減は、例えば液圧衝撃事象時に要素106-122が受けるピーク圧力を低減する傾向にあり、有利である。
図1から図3の説明に戻ると、制限器104の出口(すなわち、第3の導管403の第2の端部)は、第1の弁106a、第2の弁106b、第3の弁106c、乾式ポンプモータ116、及び機械的ブースターポンプモータ118のそれぞれに流体接続する。作動時、冷却液は、制限器104から、第1の弁106a、第2の弁106b、第3の弁106c、乾式ポンプモータ116、及び機械式ブースターポンプモータ118の各々に流れる。制限器104を要素106a-c、116、118の各々に接続する導管又はパイプは、分岐導管、すなわち複数の分岐に分ける導管とすることができ、各分岐は要素106a-c、116、118のそれぞれの1つに接続される。
本実施形態では、第1の弁106aは、電磁弁である。第1の弁106aの入口は、制限器104の出口に流体接続される。第1の弁106aの出口は、順番に、乾式ポンプ駆動部108、機械式ブースターポンプ駆動部110を通るか又はそれにつながり、次に、冷却液出口122に至る導管に接続される。第1の弁106aは、そこを通る冷却液の流れを制御し、それによって、乾式ポンプ駆動部108及び機械式ブースターポンプ駆動部110への冷却液の流れを制御するように構成されている。第1の弁106aは、コントローラ(図示せず)によって制御することができる。第1の弁106aを通り、乾式ポンプ駆動部108を通るか又はそれにつながり、機械式ブースターポンプ駆動部110を通るか又はそれにつながる導管は、冷却液ラインを通る冷却液の流れが第1の弁106aによって調節されるため、「調節された」冷却液ラインと考えることができる。この導管は、以下、「第1の調節冷却ライン」と呼ばれ、図1では参照数字131で示される。
いくつかの実施形態では、第1の弁106aは、冷却液の流れを阻止するために閉鎖すること、又はそれによって冷却液の流れを許容するために開放することができる。作動時、第1の弁106aが開放されると、冷却液は、制限器104から、第1の弁106aを通り、次に、乾式ポンプ駆動部108を通るか又はそれにつながり、次に、機械ブースターポンプ駆動部110を通るか又はそれにつながり、次に、冷却液出口122を通ってTMS100から流出する。乾式ポンプ駆動部108及び機械式ブースターポンプ駆動部110を通るか又はそれにつながる冷却液は、これらの要素108、110の冷却を可能にし、それによって信頼性を向上させ、故障を防止する。
本実施形態では、第2の弁106bは、電磁弁である。第2の弁106bの入口は、制限器104の出口に流体接続される。第2の弁106bの出口は、乾式ポンプ端部カバー112を通るか又はそれにつながり、次に、冷却液出口122に至る導管に接続される。乾式ポンプ端部カバー112を流れる冷却液は、その中に入っている潤滑油を含む乾式ポンプ端部カバー112の構成要素を冷却することができる。第2の弁106bは、そこを通る冷却液の流れを制御し、それによって乾式ポンプ端部カバー112への冷却液の流れを制御するように構成されている。第2の弁106bは、コントローラ(図示せず)によって制御することができる。第2の弁106bを通り、乾式ポンプ端部カバー112を通るか又はそれにつながる導管は、この導管を通る冷却液の流れが第2の弁106bによって調節されるため、「調節された」冷却液ラインと考えることができる。この導管は、以下、「第2の調節冷却ライン」と呼ばれ、図1では参照数字132で示される。
いくつかの実施形態では、第2の弁106bは、冷却液の流れを阻止するために閉鎖すること、又はそれによって冷却液の流れを許容するために開放することができる。作動時、第2の弁106bが開放されると、冷却液は、制限器104から、第2の弁106bを通り、次に、乾式ポンプ端部カバー112を通るか又はそれにつながり、次に、冷却液出口122を通ってTMS100から流出する。乾式ポンプ端部カバー112を通るか又はそれにつながる冷却液は、乾式ポンプ端部カバー112の冷却を可能にし、それにより信頼性を向上させ、故障を防止する。
本実施形態では、第3の弁106cは、電磁弁である。第3の弁106cの入口は、制限器104の出口に流体接続される。第3の弁106cの出口は、乾式ポンプステータ114を通るか又はそれにつながり、次に冷却液出口122に至る導管に接続される。第3の弁106cは、そこを通る冷却液の流れを制御し、それによって乾式ポンプステータ114への冷却液の流れを制御するように構成されている。第3の弁106cは、コントローラ(図示せず)によって制御することができる。第3の弁106cを通り、乾式ポンプステータ114を通るか又はそれにつながる導管は、この導管を通る冷却液の流れが第3の弁106cによって調節されるため、「調節された」冷却液ラインと考えることができる。この導管は、以下、「第3の調節冷却ライン」と呼ばれ、図1では参照数字133で示される。
いくつかの実施形態では、第3の弁106cは、冷却液の流れを阻止するために閉鎖すること、又はそれよって冷却液の流れを許容するために開放することができる。作動時、第3の弁106cが開放されると、冷却液は、制限器104から、第3の弁106cを通り、次に、乾式ポンプステータ114を通るか又はそれにつながり、次に、冷却液出口122を通ってTMS100から流出する。乾式ポンプステータ114を通るか又はそれにつながり冷却液は、乾式ポンプステータ114の冷却を可能にし、それによって信頼性を向上させ、故障を防止する。
本実施形態では、弁106a-cの各々は、制限器104の出口に物理的に近接して、すなわち冷却液の供給部に物理的に近接して配置される。例えば、制限器104の出口は、比較的短い長さの配管によって、弁106a-cの各々の入口に接続される。好ましくは、制限器104の出口を弁入口の各々に接続する配管又は導管の長さは最小にされる。このような配管又は導管の長さは、用途に依存することができる。
本実施形態では、制限器104の出口を第1の弁106aに接続する配管又は導管の長さは、約50cm以下である。より好ましくは、この長さは、約40cm以下、例えば約35cm-40cm、例えば約37cmである。好ましくは、冷却液入口102と第1の弁106aとを接続する配管又は導管の長さは、約60cm以下、より好ましくは約50cm以下、より好ましくは約45cm以下、例えば約43-44cmである。
本実施形態では、制限器104の出口を第2の弁106bに接続する配管又は導管の長さは、約50cm以下である。より好ましくは、この長さは、約40cm以下、例えば約35cm-40cm、例えば約38cmである。好ましくは、冷却液入口102と第2の弁106bとを接続する配管又は導管の長さは、約60cm以下、より好ましくは約50cm以下、より好ましくは約45cm以下、例えば約44-45cmである。
本実施形態では、制限器104の出口を第3の弁106cに接続する配管又は導管の長さは、約50cm以下である。より好ましくは、この長さは、約40cm以下、例えば約35cm-40cm、例えば約33cm-34cmである。好ましくは、冷却液入口102を第3の弁106cに接続する配管又は導管の長さは、約60cm以下、より好ましくは約50cm以下、より好ましくは約45cm以下、例えば約39-40cmである。
制限器104の出口を弁106a-cに接続する配管又は導管は、図3により詳細に示されている。
弁106a-cと制限器104との間の低減された(例えば最小化された)距離又は導管の長さは、液圧衝撃事象の間に弁106a-cが受けるピーク圧力を低減する傾向があるので有利である。例えば、弁106a-cと制限器104との間の配管又は導管の比較的短い長さは、弁106a-cと制限器104との間に少ない容積の冷却液があることを意味する。例えば弁を閉鎖した結果として、液圧衝撃/水撃作用が生じた場合、少ない容積の冷却液は、弁106a-cが受ける低いピーク圧力及び低エネルギーにつながる傾向がある。
制限器104の出口は、乾式ポンプモータ116を通るか又はそれにつながる導管に接続され、次に、冷却液出口122に接続される。従って、作動時、冷却液は、制限器104から、乾式ポンプモータ116を通るか又はそれにつながり、次に、冷却液出口122を通ってTMS100から流出する。乾式ポンプモータ116を通るか又はそれにつながる冷却液は、乾式ポンプモータ116の冷却を可能にし、それによって信頼性を向上させ、故障を防止する。
本実施形態では、制限器104の出口を冷却液出口122に接続し、乾式ポンプモータ116を通るか又はそれにつながる導管は、弁のない導管である。換言すれば、制限器104から乾式ポンプモータ116を通るか又はそれにつながり、冷却液出口122に至る冷却液ラインには、弁が配置されていない。このため、この導管は、冷却液ラインを通る冷却液の流れが、いくつかの実施形態では、制限器104又は別の弁によって調節される場合もあるが、弁106a-cによって調節されないので、「不変の」冷却液ラインと考えることができる。この導管は、以下、「第1の不変冷却ライン」と呼ばれ、図1では参照数字141で示される。本実施形態では、乾式ポンプモータ116は、第1の不変冷却ライン141内の冷却媒体によって連続的に冷却される。
制限器104の出口は、順番に、機械式ブースターポンプモータ118を通り、機械式ブースターポンプ端部カバー120を通るか又はそれにつながり、次に、冷却液出口122に至る導管に接続される。従って、作動時、冷却液は、制限器104から、機械ブースターポンプモータ118を通るか又はそれにつながり、冷却液出口122を通ってTMS100から流出する。機械式ブースターポンプモータ118及び機械式ブースターポンプ端部カバー120を通るか又はそれにつながる冷却液は、それらの要素118、120の冷却を可能にし、それによって信頼性を向上させ、故障を防止する。
本実施形態では、制限器104の出口を冷却液出口122に接続し、機械式ブースターポンプモータ118及び機械式ブースターポンプ端部カバー120を通るか又はそれにつながる導管は、弁のない導管である。換言すれば、制限器104から機械式ブースターポンプモータ118を通るか又はそれにつながり、次に、機械式ブースターポンプ端部カバー120を通るか又はそれにつながり、冷却液出口122に至る冷却液ラインには、弁が配置されていない。このように、この導管は、冷却液ラインを通る冷却液の流れが、いくつかの実施形態では、制限器104又は別の弁によって調節される場合もあるが、弁106a-cによって調節されないので、「不変の」冷却液ラインと考えることができる。この導管は、以下、「第2の不変冷却ライン」と呼ばれ、図1では参照数字142で示される。本実施形態では、機械式ブースターポンプモータ118及び機械式ブースターポンプ端部カバー120は、第2の不変冷却ライン142内の冷却媒体によって連続的に冷却される。
弁106a-cの全てが閉鎖され、それによって調節冷却ライン131-133を通る冷却液の流れが妨げられる場合、冷却液の流れは、2つの不変冷却ライン141-142の間で分割されるので有利である。これは、単一の不変冷却ラインのみを備える装置と比較して、改善された圧力放出をもたらす傾向があるので有利である。2つの不変冷却ライン141-142内の冷却液の圧力は、単一の不変冷却ラインのみが存在するか又は利用可能である場合と比較して低減される傾向がある。この、改善された流体圧力の圧力放出及びの低減は、液圧衝撃の深刻さを低減する傾向があり、例えば、弁106a-cが受けるピーク圧力の低減及び低エネルギーをもたらすことができる。
上記のTMSは、その構成要素が受ける液圧衝撃を低減する傾向があるので有利である。液圧衝撃の低減は、上記のTMSに入る冷却液の供給圧力の低減によって達成することができる。弁に対する液圧衝撃の低減は、上記の冷却液入口からの弁の物理的距離の低減によって達成することができる。液圧衝撃の低減は、改善された圧力スパイク放出をもたらす傾向がある、上記の複数の不変冷却ラインによって達成することができる。
上記のTMSは、電磁弁の損傷及び故障を低減する傾向があり有利である。従って、TMS、結果として真空ポンプ装置のサービス及びメンテナンスコスト、及び停止時間が低減される傾向がある。
上記の実施形態では、TMSは、接続された2つのポンプ、すなわち機械式ブースターポンプ及び乾式真空ポンプを備える真空ポンプ装置のものである。しかしながら、他の実施形態では、TMSは、エンジンなどの異なるタイプの装置、又は異なる真空ポンプ装置の温度を制御するために使用される。例えば、他の実施形態では、真空ポンプ装置は、異なる数のポンプを備える。例えば、いくつかの実施形態では、単一のポンプのみが実装される(例えば、機械式ブースターポンプのみ、又は乾式真空ポンプのみ)。複数のポンプを備える装置では、ポンプは、流体が1つのポンプから別のポンプにポンプ送給されるように接続することができる、又は、ポンプは、互いに独立して作動することができる。いくつかの実施形態では、真空ポンプ装置は、機械式ブースターポンプ及び乾式真空ポンプのうちの1つ又は両方以外の異なるタイプのポンプを備える。いくつかの実施形態では、ポンプ装置は、主ポンプ室/ステージの中の潤滑(例えば、動的な構成要素への)を行うためにオイルが使用される1又は2以上のポンプを備える。上記のTMSは、主ポンプ室/ステージ内のオイルの温度を制御するために使用することができる。
上記の実施形態では、冷却液は水である。しかしながら、他の実施形態では、様々な種類の冷却液、例えばオイルが使用される。
上記の実施形態では、TMSは、各々がそれぞれの電磁弁を有する3つの調節冷却ラインを備える。しかしながら、他の実施形態では、TMSは、異なる数の調節冷却ライン、例えば、1、2、4、5、6、7、8、9、10、又は11以上の調節冷却ラインを備える。調節冷却ラインの各々は、流体の流れを制御するように構成されたそれぞれの電磁弁又は他の流体調節手段を備えることができる。
上記の実施形態では、TMSは、2つの不変冷却ラインを備える。しかしながら、他の実施形態では、TMSは、異なる数の不変冷却ライン、例えば、1、3、4、5、6、7、8、9、10、又は11以上の不変冷却ラインを備える。好ましくは、複数の不変冷却ラインが使用される。
100 熱管理装置
102 冷却液入口
104 制限器
106 電磁弁
106a 第1の弁
106b 第2の弁
106c 第3の弁
108 乾式ポンプ駆動部
110 機械式ブースターポンプ駆動部
112 乾式ポンプ端部カバー
114 乾式ポンプステータ
116 乾式ポンプモータ
118 機械式ブースターポンプモータ
120 機械式ブースターポンプ端部カバー
122 冷却液出口
131 第1の調節冷却ライン
132 第2の調節冷却ライン
133 第4の調節冷却ライン
141 第1の不変冷却ライン
142 第2の不変冷却ライン
401 第1の導管
402 第2の導管
403 第3の導管

Claims (15)

  1. 熱管理装置であって、
    一緒に流体接続され、冷却液が流れることができるように構成された複数の導管であって、前記複数の導管は、前記冷却液の供給物を受け入れるように構成された冷却液入口を含む、複数の導管と、
    前記複数の導管の1又は2以上に沿って配置され、前記複数の導管の1又は2以上を通る冷却液の流れを制御するように構成された1又は2以上の弁と、
    前記複数の導管のうちの1又は2以上に沿って配置された制限器であって、前記制限器は、前記冷却液入口と前記1又は2以上の弁との間に配置され、前記冷却液の圧力を低減するように構成されている、制限器と、を備え、
    前記1又は2以上の弁における前記冷却液の圧力は、前記冷却液入口における前記冷却液の供給圧力よりも小さい、
    ことを特徴とする熱管理装置。
  2. 前記制限器は、前記冷却液入口に配置される、又は前記冷却液入口と前記制限器の入口との間の導管の長さは、約15cm以下である、
    請求項1に記載の熱管理装置。
  3. 前記制限器は、
    第1の端部と、前記第1の端部とは反対側の第2の端部とを有する第1の導管と、
    第1の端部と、前記第1の端部とは反対側の第2の端部とを有する第2の導管と、
    第1の端部と、前記第1の端部とは反対側の第2の端部とを有する第3の導管と、を備え、
    前記第1の導管の前記第2の端部は、前記第2の導管の前記第1の端部に流体接続され、
    前記第2の導管の前記第2の端部は、前記第3の導管の前記第1の端部に流体接続され、
    前記第1の導管は、第1の直径を有し、
    前記第2の導管は、第2の直径を有し、
    前記第3の導管は、第3の直径を有し、
    前記第2の直径は、前記第1の直径及び前記第3の直径よりも小さい、
    請求項1又は2に記載の熱管理装置。
  4. 前記第1の直径は約6mmであり、前記第2の直径は約3mmであり、前記第3の直径は約6mmである、
    請求項3に記載の熱管理装置。
  5. 前記1又は2以上の弁の各々に関して、前記制限器の出口と前記弁の入口との間の導管の長さは、約50cm以下である、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の熱管理装置。
  6. 前記複数の導管は、複数の不変冷却ラインを含み、前記不変冷却ラインの各々は、前記熱管理装置の前記冷却液入口と冷却液出口との間の導管であり、前記1又は2以上の弁は、前記複数の不変冷却ラインのいずれに沿っても配置されていない、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の熱管理装置。
  7. 前記1又は2以上の弁は、電磁弁である、請求項1から5のいずれか1項に記載の熱管理装置。
  8. 作動時に過剰な熱を発生する1又は2以上の構成要素と、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の熱管理装置と、を備える装置であって、
    前記熱管理装置は、前記1又は2以上の構成要素の冷却を可能にするように構成されている、装置。
  9. 前記装置は、真空ポンプ装置であり、前記1又は2以上の構成要素は、1又は2以上の真空ポンプを備える、
    請求項8に記載の装置。
  10. 前記1又は2以上の真空ポンプは、乾式真空ポンプ及び機械式ブースターポンプを備え、前記機械式ブースターポンプは、前記乾式真空ポンプと機械的に結合されており、作動時に、前記機械式ブースターポンプは、前記乾式真空ポンプに入る流体の圧力を増加させるようになっている、
    請求項9に記載の装置。
  11. 前記複数の導管は、
    第1の弁が配置される第1の調節冷却ラインと、
    第2の弁が配置される第2の調節冷却ラインと、
    第3の弁が配置される第3の調節冷却ラインと、
    弁が配置されていない第1の不変冷却ラインと、
    弁が配置されていない第2の不変冷却ラインと、を含み、
    前記乾式ポンプは、
    乾式ポンプ駆動部と、
    乾式ポンプ端部カバーと、
    乾式ポンプステータと、
    乾式ポンプモータと、を備え、
    前記機械式ブースターポンプは、
    機械式ブースターポンプ駆動部と、
    機械式ブースターポンプモータと、
    機械式ブースターポンプ端部カバーと、を備え、
    前記第1の調節冷却ラインは、前記乾式ポンプ駆動部及び前記機械式ブースターポンプ駆動部を通るか又はそれにつながり、
    前記第2の調節冷却ラインは、前記乾式ポンプ端部カバーを通るか又はそれにつながり、
    前記第3の調節冷却ラインは、前記乾式ポンプステータを通るか又はそれにつながり、
    前記第1の不変冷却ラインは、前記乾式ポンプモータを通るか又はそれにつながり、
    前記第2の不変冷却ラインは、前記機械式ブースターポンプモータ及び前記機械式ブースターポンプ端部カバーを通るか又はそれにつながる、
    請求項10に記載の装置。
  12. 熱管理装置であって、
    一緒に流体接続され、冷却液が流れることができるように構成された複数の導管であって、前記複数の導管は、前記冷却液の供給物を受け入れるように構成された冷却液入口を含む、複数の導管と、
    前記複数の導管のうちの1又は2以上に配置され、前記複数の導管のうちの1又は2以上を通る冷却液の流れを制御するように構成された1又は2以上の弁と、
    を備え、
    前記1又は2以上の弁の各々に関して、前記冷却液入口と前記弁の入口との間の導管の長さは、約60cm以下である、
    ことを特徴とする熱管理装置。
  13. 熱管理装置であって、
    一緒に流体接続され、冷却液が流れることができるように構成された複数の導管であって、前記複数の導管は、前記冷却液の供給物を受け入れるように構成された冷却液入口と、前記冷却液が前記複数の導管から出る冷却液出口とを含む、複数の導管と、
    前記複数の導管のうちの1又は2以上に沿って配置され、前記複数の導管のうちの1又は2以上を通る冷却液の流れを制御するように構成された1又は2以上の弁と、を備え、
    前記複数の導管は、複数の不変冷却ラインを含み、前記不変冷却ラインの各々は、前記冷却液入口と前記冷却液出口との間の導管であり、前記1又は2以上の弁は、前記複数の不変冷却ラインのいずれに沿っても配置されていない、
    ことを特徴とする熱管理装置。
  14. 作動時に過剰な熱を発生する1又は2以上の構成要素と、
    請求項12又は13に記載の熱管理装置と、を備える含む装置であって、
    前記熱管理装置は、前記1又は2以上の構成要素の冷却を可能にするように構成されている、装置。
  15. 前記装置は、真空ポンプ装置であり、前記1又は2以上の構成要素は、乾式真空ポンプ及び機械的ブースターポンプを含み、前記機械的ブースターポンプは、前記乾式真空ポンプに機械的に結合されており、作動時に、機械的ブースターポンプは、前記乾式真空ポンプに入る流体の圧力を増加させるようになっている、
    請求項14に記載の装置。
JP2023600060U 2020-11-02 2021-11-01 熱管理装置 Active JP3244251U (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB2017326.6A GB2600476B (en) 2020-11-02 2020-11-02 Thermal management system
GB2017326.6 2020-11-02
PCT/IB2021/060085 WO2022091054A1 (en) 2020-11-02 2021-11-01 Thermal management system

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3244251U true JP3244251U (ja) 2023-10-23

Family

ID=73776430

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2023600060U Active JP3244251U (ja) 2020-11-02 2021-11-01 熱管理装置

Country Status (7)

Country Link
JP (1) JP3244251U (ja)
KR (1) KR20230001352U (ja)
CN (1) CN220168107U (ja)
DE (1) DE212021000495U1 (ja)
GB (1) GB2600476B (ja)
TW (2) TW202231997A (ja)
WO (1) WO2022091054A1 (ja)

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9106220D0 (en) * 1991-03-23 1991-05-08 Imi Cornelius Uk Ltd A refrigeration system
JP2005083271A (ja) * 2003-09-09 2005-03-31 Boc Edwards Kk 真空ポンプ
DE102004021551A1 (de) * 2004-05-03 2006-02-09 Daimlerchrysler Ag Kühlsystem, insbesondere für ein Kraftfahrzeug
KR20060033056A (ko) * 2004-10-14 2006-04-19 삼성전자주식회사 반도체 확산 설비의 진공 펌프 냉각 시스템
GB0423804D0 (en) * 2004-10-27 2004-12-01 Ford Global Tech Llc Engine cooling system
GB0506987D0 (en) * 2005-04-07 2005-05-11 Boc Group Plc Temperature control apparatus
US20090014156A1 (en) * 2007-06-20 2009-01-15 Jan Vetrovec Thermal management system
DE102013203421A1 (de) * 2013-02-28 2014-08-28 Pfeiffer Vacuum Gmbh Vakuumpumpe

Also Published As

Publication number Publication date
KR20230001352U (ko) 2023-06-30
GB202017326D0 (en) 2020-12-16
WO2022091054A1 (en) 2022-05-05
CN220168107U (zh) 2023-12-12
GB2600476B (en) 2023-02-08
TWM645939U (zh) 2023-09-11
DE212021000495U1 (de) 2023-10-12
TW202231997A (zh) 2022-08-16
GB2600476A (en) 2022-05-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9513038B2 (en) Refrigerant cooling and lubrication system with refrigerant source access from an evaporator
RU2439377C2 (ru) Устройство для уплотнительной системы
CN107709787B (zh) 具有冷却装置的真空泵
US20070172363A1 (en) Centrifugal motor-compressor unit
JPS6354985B2 (ja)
US20070212238A1 (en) Rotodynamic Fluid Machine
KR101325350B1 (ko) 동력 발생 장치
JPS59231108A (ja) 蒸気タービンの調節弁及び高速閉鎖弁のための電気液圧式の調節駆動装置
KR101093647B1 (ko) 물 리타더를 구비한 자동차 구동장치
EP3171036B1 (en) Liquid cooling station
KR20100120637A (ko) 증기 시스템
US20210408871A1 (en) Electric Motor
CN111828339A (zh) 工艺流体润滑泵
CN111828338A (zh) 离心泵
JP3244251U (ja) 熱管理装置
CN103423173A (zh) 用于机器的温度控制系统及其操作方法
US6155051A (en) Method of heating natural gas in a city gate station
JP2022108688A (ja) 車両用温調システム
RU2239099C1 (ru) Устройство для охлаждения масла газовой турбины и газового нагревателя
US1284662A (en) Centrifugal pump and compressor.
US11674600B2 (en) Assembly, more particularly turbomachine, comprising a shaft seal device
CN210290188U (zh) 制冷循环系统及其离心压缩机
JP2002206488A (ja) 大形回転機械用のジャッキ油供給装置
JP2004197641A (ja) 油供給装置とその運転方法
RU2006680C1 (ru) Газоперекачивающий агрегат

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3244251

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150