JP3244057U - 複数のスピーカー付きｔｗｓノイズキャンセルイヤホン - Google Patents

Abstract

【課題】複数のスピーカー付きＴＷＳノイズキャンセルイヤホンを提供する。【解決手段】イヤホン本体１の内部には中高周波数の振動を担当するプレートスピーカー４と中低周波数の振動を担当するムービングコイルスピーカー５とが取り付けられ、前記挿入部の内部には超高周波数の振動を担当するムービングアイロンタイプスピーカー３が取り付けられている。前記プレートスピーカーの軸線と前記ムービングコイルスピーカーの軸線は重畳している。この考案の複数のスピーカー付きＴＷＳノイズキャンセルイヤホンの音質は国際のＨｉｒｅｓ標準に達し、かつ超高帯域幅の音声を獲得することができる。また、ＡＩ適応型ノイズ制御方法を用いることにより、音質の整体性を更に向上させ、音声の深さをより深くし、イヤホンの全音域の効果を向上させることができる。それにより、使用者は騒音が高い環境においても音質がよい音声を聞くことができる。【選択図】図２

Description

この考案は、イヤホンの技術分野に属し、特に、複数のスピーカー付きＴＷＳノイズキャンセルイヤホンに関するものである。

従来のＴＷＳイヤホンは通常、１つのムービングコイルスピーカーを含むが、一部のＴＷＳイヤホンは１つのムービングコイル付きスピーカーと１つの高周波のムービングコイルスピーカーを含む。大型ムービングコイルスピーカーは低音の効果が優れているが、高音の効果が劣っている。高周波のムービングコイルで高周波の音声を補償することにより、希望の音域に獲得することができず、sonyのＨＤオーディオ（High Definition Audio）のHires標準に達することができない。

そのため、この考案は複数のスピーカー付きＴＷＳノイズキャンセルイヤホンを提供する。

この考案の目的は、複数のスピーカー付きＴＷＳノイズキャンセルイヤホンを提供することにより、従来の技術の問題を解決するか或いは緩和し、かつ所定の考案の効果を奏することにある。

この考案の実施例に係る複数のスピーカー付きＴＷＳノイズキャンセルイヤホンはイヤホン本体と挿入部を含み、
前記イヤホン本体の内部には中高周波数の振動を担当するプレートスピーカーと中低周波数の振動を担当するムービングコイルスピーカーとが取り付けられ、前記挿入部の内部には超高周波数の振動を担当するムービングアイロンタイプスピーカーが取り付けられ、
前記プレートスピーカーの軸線と前記ムービングコイルスピーカーの軸線は重畳している。

この考案の実施例において、前記挿入部はイヤホン本体上に取り付けられる。

この考案の実施例において、前記挿入部の外側には弾性部が取り付けられている。

この考案の実施例において、前記ムービングアイロンタイプスピーカーは２つのムービングアイロンタイプ付きスピーカーである。

この考案の実施例において、前記ムービングアイロンタイプスピーカーは３つのムービングアイロンタイプ付きスピーカーである。

この考案の複数のスピーカー付きＴＷＳノイズキャンセルイヤホンにより下記考案の効果を奏することができる。
この考案の複数のスピーカー付きＴＷＳノイズキャンセルイヤホンの音質は国際のHires標準に達し、かつ超高帯域幅の音声を獲得することができる。また、ＡＩ適応型ノイズ制御方法を用いることにより、音質の整体性を更に向上させ、音声の深さをより深くし、イヤホンの全音域の効果を向上させることができる。それにより、使用者は騒音が高い環境においても音質がよい音声を聞くことができる。

前記考案の概要は、この考案の事項を概略的に説明するものであり、この考案を限定するものでない。以上、考案の概要、実施形態及び特徴を概略的に説明してきたが、以下、この考案の図面及び明細書によりこの考案の事項、実施形態及び特徴を詳細に説明する。

この考案の実施例または従来の技術に係る技術的事項をより詳細に説明するため、以下、この考案の実施例または従来の技術に係る図面を簡単に説明する。注意すべきことは、下記図面はこの考案の例示にしか過ぎないものであるため、この技術分野の技術者は創造的な研究をしなくても下記図面により他の図面を想像することができる。
この考案の実施例に係る複数のスピーカー付きＴＷＳノイズキャンセルイヤホンの構造を示す図である。 挿入部が除去されたこの考案の複数のスピーカー付きＴＷＳノイズキャンセルイヤホンの構造を示す図である。 この考案の実施例に係る複数のスピーカー付きＴＷＳノイズキャンセルイヤホンの構造を示す図である。 図３の複数のスピーカー付きＴＷＳノイズキャンセルイヤホンのＡ－Ａ断面の構造を示す図である。

以下、この考案の実施例に係る技術的事項を説明するが、下記実施例はこの考案の例示にしか過ぎないものである。この技術分野の技術者は、下記実施例に対して設計の変更、改良及び代替をすることにより、この考案の要旨を逸脱しない範囲内の他の実施例を獲得することができる。すなわち、下記実施例はこの考案の例示にしか過ぎないものであり、下記実施例によりこの考案の範囲を限定する意図はない。

注意すべきことは、「第一」、「第二」、「対称」、「陳列」等の用語は、技術的特徴の相違点を区分するか或いは技術的特徴の位置を説明するものであり、技術的特徴の重要性または技術的特徴の数量を明示するか或いは暗示するものでない。「第一」、「対称」等の用語が付いている事項は１つまたは複数の特徴が含まれていることを明示するか或いは暗示する。「２つ」、「３つ」等の用語が付いていない特徴の数量を限定するとき、前記特徴は１つまたは複数の特徴が含まれていることを明示するか或いは暗示する。

注意すべきことは、この考案の明細書において、特別な説明がない限り、「装着」、「接続」、「連結」等の用語を広義に解する必要がある。例えば、連結されるとのことは、固定状態に連結されるか或いは、着脱可能に連結されるか或いは、一体に連結されるか或いは、機械的に連結されるか或いは、直接に連結されるか或いは、溶接により連結されるか或いは、中間部品により間接的に連結されるか或いは、２つの部品の内部が連通状態に連結されることを意味することができる。この技術分野の技術者は具体的な状況により各用語の意味を適当に理解することができる。

以下、図面によりこの考案の実施例を詳細に説明する。

図１～図４に示すとおり、この考案の実施例に係る複数のスピーカー付きＴＷＳノイズキャンセルイヤホン（Noise cancelling Earphone）はイヤホン本体１と挿入部２を含む。

イヤホン本体１の内部には、中高周波数（medium high frequency）の振動を担当するプレートスピーカー（plate speaker）４と、中低周波数（Medium and low frequency）の振動を担当するムービングコイルスピーカー（moving-coil loudspeaker）５とが取り付けられ、挿入部２の内部には超高周波数（Ultrahigh frequency）の振動を担当するムービングアイロンタイプスピーカー（moving iron type loudspeaker）３が取り付けられている。

図２の軸線Ｘ１－Ｘ１と図４の軸線Ｘ１－Ｘ１が示すとおり、プレートスピーカー４の軸線とムービングコイルスピーカー５の軸線は重畳している。この考案の複数のスピーカー付きＴＷＳノイズキャンセルイヤホンは同軸配置方法を採用することによりムービングコイルスピーカー５の軸線とプレートスピーカー４の軸線を同軸に配置させる。それにより、音質の整体性を更に向上させ、音声の深さをより深くすることができる（高周波のプレートスピーカー４と高周波のムービングコイルスピーカー５を使用することにより音質を更に向上させることができる）。

本実施例において、挿入部２をイヤホン本体１に取り付けた後、イヤホン本体１が取り付けられた挿入部２を使用者の耳に挿入することができる。

本実施例において、挿入部２の外側には弾性部２１が取り付けられている。それにより、挿入部２を使用者の耳に挿入するとき、挿入部２を使用者の耳に柔らかく当接させ、使用上の快適性を向上させることができる。

本実施例において、ムービングアイロンタイプスピーカー３として２つのムービングアイロンタイプ付きスピーカーを使用し、４つのスピーカーを同軸に配置する。ムービングコイルスピーカー５とプレートスピーカー４は中低周波数と中高周波数の振動を担当し、２つのムービングアイロンタイプ付きスピーカーは超高周波数の振動を担当する。中低周波数及び中高周波数の振動と超高周波数の振動を用い、２つの音声を結合させることにより、４０ＫＨＺの超高周波数音域を獲得することができる。

他の実施例において、ムービングアイロンタイプスピーカー３として３つのムービングアイロンタイプ付きスピーカーを使用し、５つのスピーカーを同軸に配置することもできる。ムービングコイルスピーカー５とプレートスピーカー４は中低周波数と中高周波数の振動を担当し、３つのムービングアイロンタイプ付きスピーカーは超高周波数の振動を担当する。中低周波数及び中高周波数の振動と超高周波数の振動を用い、２つの音声を結合させることにより、４０ＫＨＺの超高周波数音域を獲得することができる。

販売されている１つのムービングコイルスピーカー付きイヤホンと比較してみると、この考案の複数のスピーカー付きＴＷＳノイズキャンセルイヤホンの音質は国際のHires標準に達し、かつ超高帯域幅（high bandwidth）の音声を獲得することができる。また、ＡＩ適応型ノイズ制御（Adaptive Noise Control）方法を用いることにより、音質の整体性を更に向上させ、音声の深さをより深くし、イヤホンの全音域の効果を向上させることができる。それにより、使用者は騒音が高い環境においても音質がよい音声を聞くことができる。

以上、この考案の具体的な実施例を説明してきたが、前記実施例はこの考案の例示にしか過ぎないものであるため、この考案は前記実施例の構成にのみ限定されるものでない。この技術分野の技術者はこの考案の要旨を逸脱しない範囲内において前記実施例に対して設計の変更、改良及び代替をすることができ、それらがあってもこの考案の実用新案登録請求の範囲が定めた範囲に含まれることは当然である。この考案の範囲はこの考案の実用新案登録請求の範囲により定められる。

１ イヤホン本体
２ プレートスピーカー
２１ 弾性部
３ ムービングアイロンタイプスピーカー
４ プレートスピーカー
５ ムービングコイルスピーカー

Claims (5)

1. イヤホン本体（１）と挿入部（２）を含む複数のスピーカー付きＴＷＳノイズキャンセルイヤホンであって、
   前記イヤホン本体（１）の内部には中高周波数の振動を担当するプレートスピーカー（４）と中低周波数の振動を担当するムービングコイルスピーカー（５）とが取り付けられ、前記挿入部（２）の内部にはムービングアイロンタイプスピーカー（３）が取り付けられ、
   前記プレートスピーカー（４）の軸線と前記ムービングコイルスピーカー（５）の軸線は重畳していることを特徴とする複数のスピーカー付きＴＷＳノイズキャンセルイヤホン。
2. 前記挿入部（２）はイヤホン本体（１）上に取り付けられることを特徴とする請求項１に記載の複数のスピーカー付きＴＷＳノイズキャンセルイヤホン。
3. 前記挿入部（２）の外側には弾性部（２１）が取り付けられていることを特徴とする請求項１に記載の複数のスピーカー付きＴＷＳノイズキャンセルイヤホン。
4. 前記ムービングアイロンタイプスピーカー（３）は２つのムービングアイロンタイプ付きスピーカーであることを特徴とする請求項１に記載の複数のスピーカー付きＴＷＳノイズキャンセルイヤホン。
5. 前記ムービングアイロンタイプスピーカー（３）は３つのムービングアイロンタイプ付きスピーカーであることを特徴とする請求項１に記載の複数のスピーカー付きＴＷＳノイズキャンセルイヤホン。