JP3243793U - 目盛り付き柄 - Google Patents

Abstract

【課題】植物の播種や定植作業において土地へ定距離の畝と等距離の穴床を設けるための、目盛り付き柄を提供する。【解決手段】定距離の畝と穴床を設けるために、作業用具の柄に定規の目盛り４を設けた構成とし、その作業用具の目盛り付き柄を用いて定距離で複数の正確な畝や穴床を設ける事ができる。【選択図】図１

Description

本考案は、作業用具の柄に目盛りを設けた、ことで作物の間隔を正確に配置する。

従来は、農業・林業・園芸作物の植え付けには尺棒や巻き尺等を用いて畝間や株間を設けて定植した、そして、植え付けや工作物の配置にあっても歩幅や巻き尺や計測器を用いての配置作業であった。

そして、苗床や種床は場所ごとに、棒尺や巻き尺を持ち歩かなければならなかった。
（注釈・文中穴床とあるを苗床、種床と読み替えてもよい。）

農作業に於いてウリ苗・ナス苗・トマト苗・さつまいも苗・レタス苗・白菜苗・キャベツ苗・ジャガイモ種・里いも種・長芋種・豆種等は苗や種の種類によって畝間と株間は最適な間隔がある。

そこで、苗や種等はできるだけ的確な距離で定植する作業を必要とする。

特許技術文献１

実登３０２６０９２ 発明の名称 簡単に泥が落ちる二連スコップ

特許技術文献２

実全昭６１－０６１４０１ 発明の名称ものさしハンマー

特許技術文献３

実全昭５８－０５５７６０ 柄付き掃除具

距離や間隔の測定器は、その、目的に沿う殆どに対応する器具は存在する。

植物の播種作業や定植作業に於いて植物の播種や定植位置を定め地表に表示し適度の深さに掘削するが、その目印や穴床をその都度計測し印を付け適度の穴床を掘る苦労があった。た。

作業に用いる鍬柄、スコップ、鎌、草削、ツルハシ等の作業用具の柄に定規の目盛りを設ける、その、目盛り付き用具を用いて播種作業や植え付け作業の穴床を設ける。

作業用具の柄に目盛りを設けたことで播種や定植の穴床位置指定作業は正確にできる。そして、播種や定植位置が適切であれば良い作物ができる。

図１は作業用鍬柄で柄の下部を起点として目盛りを設けた実施方法の説明図である。（実施例１） 図２は作業用鍬柄で刃部より垂線上にある柄へ目盛りの起点を設けた実施方法の説明図である（実施例２）

作業用具の柄に目盛りを設けた鋼製鍬柄を側面から見た図であり、目盛りは柄の下部を起点に柄の上部に向けて設けたが、目盛りの位を柄の上部より下部方へ設けても良い。更に、図２で示す作業用鍬柄の刃部より垂線上にある柄へ目盛りの起点を設けても良い。そして、株間の間隔は目盛りの起点と終点の距離を延伸又は短縮することで決定する。

実施例１の図１は鍬柄で鋼製鍬と柄であり、鋼製鍬の接合底部より延伸した柄へ目盛りを設けた図である。

実施例２の２図は鍬柄で鋼製の刃部先端から垂線上にある柄へ目盛りの起点を設けた図である。

播種や定植における畝間や株間の間隔は柄の目盛りで測定できる、そして、測定した畝張り糸の一端へ起点の穴床を設ける、その穴床を起点に目盛りに沿って終点の距離を定めて穴床を設ける、この作業を繰り返すことで等間隔の穴床を作る事ができる、その穴床へ種子や苗木を播種又は定植する。

作業用用具の面に目盛りを設けることで身近な用具が定規の目盛りとして活用できる。

１ 刃床部
２ 接合部
３ 柄部
４ 目盛り
５ 刃部
６ 背部
７ 垂線

Claims (1)

1. 作業用具の柄へ定規の目盛りを設ける、その、目盛りは柄の一方を起点に設ける、その起点より他方へ終点を設ける、その、起点と終点へ、等間隔の穴床を設けたものであり、次から前記の作業を繰りかえすことで連続した穴床ができる、その穴床へ種子や苗木を播種又は定植する。

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