JP3243783U - 地下既製杭の迅速引き抜き装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】使用時、簡単に廃杭を引き抜くことができ、比較的時間と労力を節約し、効率的な地下鉄製杭の迅速引き抜き装置を提供する。【解決手段】迅速引き抜き装置は、アウター支持装置、挟持装置、昇降機構、及び吊り上げ設備を含み、アウター支持装置は、円形板1と、円形板の底端面に放射状に摺動設置される複数のスライダと、スライダに取り付けられるアウター支持棒11と、円形板に設置され、スライダを互いに接近又は離間させるように駆動するための駆動アセンブリとを含み、駆動アセンブリは、円形板の頂部に取り付けられ且つ出力軸が円形板を鉛直に貫通するサーボモータ12と、サーボモータの出力軸に取り付けられてアウター支持棒の内端に当接する多角形カム13と、円形板の底端面に設置され、スライダを互いに接近させるように駆動するための弾性部材とを含む。【選択図】図3
Description
本考案は、既製杭の技術分野に関し、特に地下既製杭の迅速引き抜き装置に関する。
建設工事の過程では、基礎工事でよく使われる補強方法の一つである管杭がよく使われるが、工事が終わった後、廃杭がよく現れ、廃杭を地下から引き抜く必要がある。
現在、廃杭を引き抜く方式は主に管杭の頂部を地面に掘ってから、油圧ジャケット回転ドリルを使用して、1本の廃杭を複数の節にねじ切って引き抜く方式であるが、このねじ切った時間が長く、しかも1回のねじ切った廃杭の長さが短いので、何度も何度もねじ切る必要があり、施工の進度に影響を与えやすいので、これについては改善が必要である。
本出願の目的は、廃杭を一度に簡単に引き抜くことができ、比較的時間と労力を節約し、効率が高い地下既製杭の迅速引き抜き装置を提供することである。
本出願は、アウター支持装置、挟持装置、昇降機構、及び吊り上げ設備を含む地下既製杭の迅速引き抜き装置を提供し、ここで、前記アウター支持装置は、円形板と、円形板の底端面に放射状に摺動設置される複数のスライダと、スライダに取り付けられるアウター支持棒と、円形板に設置され、スライダを互いに接近又は離間させるように駆動するための駆動アセンブリとを含む。
上記技術案を採用することにより、駆動アセンブリは作動させるとスライダを互いに離間させるように駆動することができ、スライダは移動時にアウター支持棒を管杭の内壁に向かって移動し、アウター支持棒の端部が管杭の内壁に当接し、管杭を上に吊り上げることができる。
本出願はさらに、前記駆動アセンブリは、円形板の頂部に取り付けられ且つ出力軸が円形板を鉛直に貫通するサーボモータと、サーボモータの出力軸に取り付けられてアウター支持棒の内端に当接する多角形カムと、円形板の底端面に設置され、スライダを互いに接近させるように駆動するための弾性部材とを含み、前記多角形カムの凸辺の数はアウター支持棒の数と一致しているように設置される。
上記技術案を採用することにより、設置されるサーボモータは作動させると多角形カムを回転させることができ、多角形カムの凸辺がアウター支持棒の端部に当接し、アウター支持棒を管杭の内壁の方向に移動させ、多角形カムの凸辺がアウター支持棒に当接していない場合、弾性部材がアウター支持棒を復帰させ、それによって管杭に対する当接を解除し、この技術案は、設計が巧妙であり、且つ操作が便利である。
本出願はさらに、前記アウター支持棒の外端に管杭の内壁に密着する円弧板が螺合されており、前記円弧板は、管杭の内壁に接近する側が砂目立て面として設置されるように設置される。
上記技術案を採用することにより、設置される円弧板は管杭の内壁に接触する時、両方の接触面積を大きくして両方の間の摩擦力を増加させることができ、円弧板の管杭に接近する内側を砂目立て面に設置すると、両方の摩擦力をさらに増加させ、アウター支持装置を管杭の内壁により強固に密着させることができる。
本出願はさらに、前記昇降機構は、両台座と、台座に鉛直に取り付けられる両ガイドロッドと、ガイドロッドに摺動外嵌される摺動板と、台座に設置され、摺動板を鉛直方向に摺動させるように駆動するための第一の昇降部材とを含み、前記挟持装置は摺動板に設置されるように設置される。
上記技術案を採用することにより、設置される第一の昇降部材は作動させると摺動板全体を上下に移動させるように駆動することができ、摺動板が上下に移動する間、挟持装置も上下に移動させることができ、挟持装置が管杭を挟持した後に摺動板とともに管杭を上に引き抜くことができる。
本出願はさらに、前記台座の載置面に管杭の外郭に適合する円弧溝が開設され、前記円弧溝に移動板が摺動設置され、前記ガイドロッドと第一の昇降部材はいずれも移動板の載置面に設置され、前記台座に、移動板を円弧溝の延在方向に摺動させるように駆動する動力部材がさらに設置されるように設置される。
上記技術案を採用することにより、挟持装置が管杭を挟持する時、動力部材を作動させて移動板を円弧溝の方向に沿って移動させるように駆動することができ、挟持装置は管杭を上に移動させるだけでなく、管杭を回転させるように挟持することもでき、管杭をさらに緩め、管杭を引き抜きやすいようにする。
本出願はさらに、前記挟持装置は、第一の挟持アセンブリと第二の挟持アセンブリとを含み、ここで、前記第一の挟持アセンブリは、摺動板の中間位置に水平に取り付けられるシリンダと、シリンダのピストンロッドの頂端に固定され且つ管杭の外壁に適合する円弧クランプとを含むように設置される。
上記技術案を採用することにより、管杭を挟持する必要がある時、シリンダを作動させて円弧クランプを移動させることができ、円弧クランプは移動時、両側から管杭を挟持することができ、操作が簡単であり、実現しやすい。
本出願はさらに、前記第二の挟持アセンブリは、ガイドロッドの頂部に摺動外嵌される移動台と、移動台の頂部に鉛直に取り付けられる回転軸と、シャフトが回転軸に回転可能に取り付けられる両クロスプッシュロッドと、クロスプッシュロッドの管杭に接近する端に摺動且つ回転するように組み立てられる円弧の当て板と、移動台に取り付けられ、両クロスプッシュロッドの端部を互いに接近又は離間させるように駆動するための駆動部材とを含み、且つ移動板に移動台を昇降させるように駆動するための第二の昇降部材がさらに取り付けられるように設置される。
上記技術案を採用することにより、第一の昇降部材が管杭を所定の高さまで上昇させた後に、駆動部材を作動させて円弧の当て板に管杭を挟持させ、第一の挟持アセンブリを緩めて第一の昇降部材とともに降下させ、円弧の当て板を第二の昇降部材とともに上昇させ、第一の挟持アセンブリと第二の挟持アセンブリが交差して係合し、管杭を安定して引き抜くことができる。
本出願によって提供される地下既製杭の迅速引き抜きプロセスは、以下のようなの技術案を採用し、
ステップ1:地面に管杭の頂部位置に位置決めマークを付け、管杭の頂部の土層を掘って、管杭の頂部が地面から所定長さ露出するようにし、
ステップ2:吊り上げ設備を利用してアウター支持装置を吊り上げ、アウター支持装置を管杭の頂部開口から管杭内の所定の位置に入れ、
ステップ3:昇降機構を管杭の頂部に接近する所定の位置に設置し、管杭を挟持する挟持装置を昇降機構の出力端に取り付け、
ステップ4:ステップ2とステップ3が完了したら、アウター支持装置、挟持装置、昇降機構及び吊り上げ設備を起動し、アウター支持装置の出力端が管杭の内壁に当接し、挟持装置の出力端が管杭の外壁を挟持し、吊り上げ設備と昇降機構の係合で管杭を上に引き抜く。
ステップ1:地面に管杭の頂部位置に位置決めマークを付け、管杭の頂部の土層を掘って、管杭の頂部が地面から所定長さ露出するようにし、
ステップ2:吊り上げ設備を利用してアウター支持装置を吊り上げ、アウター支持装置を管杭の頂部開口から管杭内の所定の位置に入れ、
ステップ3:昇降機構を管杭の頂部に接近する所定の位置に設置し、管杭を挟持する挟持装置を昇降機構の出力端に取り付け、
ステップ4:ステップ2とステップ3が完了したら、アウター支持装置、挟持装置、昇降機構及び吊り上げ設備を起動し、アウター支持装置の出力端が管杭の内壁に当接し、挟持装置の出力端が管杭の外壁を挟持し、吊り上げ設備と昇降機構の係合で管杭を上に引き抜く。
上記技術案を採用することにより、設置されるアウター支持装置は使用時、出力端が管杭の内壁に当接でき、設置される挟持装置は、管杭の外壁を挟持することができ、吊り上げ設備と昇降機構の係合により、管杭を地下から徐々に上に引き抜くことができ、それによって時間と労力を節約するという効果を達成することができる。
本出願はさらに、前記台座の互いに接近する側にいずれも延在ブロックが設置され、前記延在ブロックの間に接続ロッドが螺合されており、前記接続ロッドの端部にいずれもストッパーナットが螺合されるように設置される。
上記技術案を採用することにより、台座の位置を取り付けたら、接続ロッドを採用して両延在ブロックを貫通させ、ストッパーナットによって接続ロッドをロックし、それによって両台座の安定性を高め、管杭を挟持する時にガタの発生を低減することができる。
本出願はさらに、前記台座の底部に複数の位置決めロッドが設置され、前記位置決めロッドの底部がテーパ形状に設置されるように設置される。
上記技術案を採用することにより、設置される位置決めロッドは、台座が所定の位置にある後に、さらに台座を地面に固定し、台座の摺動の発生を低減することができる。
以上のように、本出願は、以下の少なくとも一つ有益な技術的効果を含み、
吊り上げ設備とアウター支持装置を設置することにより、アウター支持装置の出力端が管杭の内壁に当接でき、設置される第一の挟持アセンブリは、その挟持端が管杭の外壁を挟持することができ、第一の昇降部材及び吊り上げ設備を作動させることにより、管杭を地下から徐々に上に引き抜くことができ、
第二の挟持アセンブリを設置することにより、管杭の外壁を同様に挟持することができ、第二の昇降部材の駆動を利用し、第二の挟持アセンブリと第一の挟持アセンブリを交互に使用することができ、管杭の引き抜き中に摺動の発生を低減し、管杭を安定して引き抜くことができる。
吊り上げ設備とアウター支持装置を設置することにより、アウター支持装置の出力端が管杭の内壁に当接でき、設置される第一の挟持アセンブリは、その挟持端が管杭の外壁を挟持することができ、第一の昇降部材及び吊り上げ設備を作動させることにより、管杭を地下から徐々に上に引き抜くことができ、
第二の挟持アセンブリを設置することにより、管杭の外壁を同様に挟持することができ、第二の昇降部材の駆動を利用し、第二の挟持アセンブリと第一の挟持アセンブリを交互に使用することができ、管杭の引き抜き中に摺動の発生を低減し、管杭を安定して引き抜くことができる。
以下、図面を結び付けながら本出願をさらに詳細に説明する。
本実施例は、地下既製杭の迅速引き抜き装置を提供し、図1と図3に示すように、吊り上げ設備の吊りロープに吊り下げるアウター支持装置を含み、アウター支持装置は、円形板1を含み、円形板1の底端面に複数のスライダが摺動設置され、複数のスライダが円形板1の底端面に放射状に摺動設置され、スライダにアウター支持棒11が取り付けられ、アウター支持棒11の延在方向はスライダの摺動方向と一致している。
ここで、スライダの円形板1の円心に接近する側に復帰スプリングが接続され、復帰スプリングのスライダから離れる端はいずれも円形板1の円心に固定され、円形板1の頂部にサーボモータ12が取り付けられ、サーボモータ12の出力軸が円形板1を鉛直に貫通し、且つサーボモータ12の出力軸に多角形カム13が取り付けられ、多角形カム13の凸辺の数はスライダの数と一致しており、且つ多角形カム13の外郭は常にアウター支持棒11の円形板1の円心に接近する内端に当接し、また、アウター支持棒11の外端に管杭の内壁に密着する円弧板14がさらに螺合されており、円弧板14の管杭の内壁に接近する側が砂目立て面として設置される。
吊り上げ設備は、円形板1を管杭内の所定の位置に吊り下げる時、サーボモータ12を作動させて多角形カム13を回転させ、多角形カム13の凸辺がアウター支持棒11の端部に当接し、それによってアウター支持棒11を所定の方向に沿って摺動させるように駆動し、アウター支持棒11は摺動時、円弧板14を管杭の内壁に向かって移動させ、円弧板14の砂目立て面のある側を管杭の内壁に密着させ、吊り上げ設備を利用してアウター支持装置を上に吊り上げ、アウター支持装置は管杭の内壁との摩擦力を利用し、それによって管杭を地下から引き抜く。
実際には、ある管杭が地下に深く埋められ、吊り上げられにくいことを考慮するため、本実施例では、昇降機構と挟持装置をさらに設置し、挟持装置は、両側から管杭の外壁を挟持することができ、昇降機構を利用して管杭を上に引き抜く力を施し、それによって管杭を容易に引き抜く。
図1と図2に示すように、昇降機構は、両台座2を含み、台座2は全体として板状を呈しており、昇降機構を使用する必要がある時、まず台座2を管杭の頂部の両側の地面に取り付ける必要があり、台座2の載置面に両ガイドロッド21が鉛直に取り付けられ、ガイドロッド21に摺動板22が摺動外嵌され、台座2の載置面に第一の昇降部材が鉛直に取り付けられ、第一の昇降部材の出力端は摺動板22に固定され、第一の昇降部材を作動させると、摺動板22上の挟持装置が管杭を挟持して上に移動させるように容易に駆動できる。
なお、実際には、ある管杭の外壁と土壤の間の摩擦力が比較的大きく、無理に上に引き上げるのは困難であることを考慮するため、台座2の載置面に管杭の外郭に適合する円弧溝20が開設され、円弧溝20の円心が管杭の中軸線と一致しており、円弧溝20に移動板23が摺動取り付けられ、ガイドロッド21の底部及び第一の昇降部材はいずれも移動板23に取り付けられ、台座2に移動板23を円弧溝20の延在方向に沿って摺動させるように駆動する動力部材がさらに設置される。
アウター支持装置は、円弧板14を管杭の内壁に当接させるように駆動する時、挟持装置を利用して両側から管杭の外壁を挟持することができ、そして第一の昇降部材と動力部材を利用して、管杭を引き上げると同時に、動力部材の駆動で自転させることができ、それによって管杭の外壁と地下土壤の間の摩擦力を低減し、管杭を迅速に引き抜くことができる。
本実施例では、動力部材は、移動板23の側辺に取り付けられるサーボモータ5、サーボモータ5の出力軸に取り付けられるはすば歯車51、及び台座2の載置面に取り付けられるラック52を含み、ラック52とはすば歯車51は互いに噛合しており、説明すべきこととして、ラック52の延在方向は円弧溝20の内側の延在方向と一致しており、サーボモータ5を作動させると、はすば歯車51を回転させることができ、はすば歯車51とラック52が互いに噛合しているため、移動板23は円弧溝20の延在方向に沿って台座2を摺動することができる。
本実施例では、挟持装置は、第一の挟持アセンブリ及び第二の挟持アセンブリを含み、ここで、第一の挟持アセンブリは、摺動板22の中間位置に水平に取り付けられるシリンダ3を含み、シリンダ3のピストンロッドの頂端に円弧クランプ31が取り付けられ、円弧クランプ31は管杭の外壁に密着することができ、第二の挟持アセンブリはガイドロッド21の頂部に摺動外嵌される移動台4を含み、移動台4は常に摺動板22の上方に位置する。
移動台4の載置面に回転軸41がさらに鉛直に取り付けられ、回転軸41に両クロスプッシュロッド42が回転可能に取付けられ、説明すべきこととして、両クロスプッシュロッド42のシャフトが回転軸41に回転可能に取付けられ、両クロスプッシュロッド42の管杭に接近する端にいずれも摺動ブロックが回転可能に取付けられ、摺動ブロックに円弧の当て板43が摺動接続され、つまり、両クロスプッシュロッド42の端部は円弧の当て板43の一方側に互いに接近又は互いに離間するように摺動することができ、また、移動台4の円弧の当て板43から離間する側に駆動部材が設置され、駆動部材は、両クロスプッシュロッド42の円弧の当て板43から離間する端を互いに接近又は離間させるように駆動することができるとともに、移動板23に第二の昇降部材がさらに鉛直に設置され、第二の昇降部材の出力端は移動台4に固定している。
第一の挟持アセンブリの円弧クランプ31が管杭の外壁を挟持した後に、第一の昇降部材を作動させて摺動板22を所定の位置まで上昇させることができ、この時、駆動部材は、両クロスプッシュロッド42の外端部を互いに接近させるように駆動することができ、それによって駆動円弧の当て板43が管杭の外壁に密着し、この時、第一の挟持アセンブリは管杭に対する挟持を解除し、そして第二の昇降部材は、移動台4を駆動して管杭を上に移動させ、第二の昇降部材が移動台4を上昇させるように駆動する時、第一の昇降部材は摺動板22を降下させるように駆動し、摺動板22が所定の位置まで降下する時、摺動板22上の第一の挟持アセンブリは再び管杭の外壁を挟持し、この時、第二の挟持アセンブリは管杭に対する挟持を解除し、このように循環し、吊り上げ設備に合わせて管杭を地下から上に引き抜き、この案の利点は、ガイドロッド21の高さを減らし、且つ管杭の引き抜きの安定性を保ち、絶えず交錯して管杭を引き抜くことができ、操作が簡単であり、効果が顕著であることである。
本実施例では、駆動部材は、クロスプッシュロッド42に摺動外嵌されるスライドスリーブ6を含み、スライドスリーブ6にバンプ61が回転可能に取付けられ、移動台4に駆動モータ62が取り付けられ、駆動モータ62の出力軸に二方向ネジロッド63が固定され、二方向ネジロッド63は、両バンプ61を水平に貫通し、駆動モータ62を作動させると、二方向ネジロッド63を回転させることができ、二方向ネジロッド63は回転時、バンプ61によって両スライドスリーブ6を互いに接近又は離間させることができ、この方式によって両クロスプッシュロッド42の外端部を互いに接近又は離間させるように駆動する。
台座2の全体の安定性を向上させるために、台座2の互いに接近する側にいずれも延在ブロック24が設置され、延在ブロック24の間に接続ロッド25が螺合されており、且つ接続ロッド25の端部にいずれもストッパーナット26が螺合されており、両台座2が管杭の頂部の両側に取り付けられる時、ストッパーナット26と接続ロッド25を利用して、両台座2を容易に接続することができ、管杭を引き抜くときに台座2の摺動の発生を低減することができる。
また、台座2の底部に複数の位置決めロッドが設置され、且つ位置決めロッドの底部がテーパ形状に設置され、テーパ形状の位置決めロッドは台座2が所定の位置にある後に、さらに台座2を地面に固定し、台座2の摺動の発生を低減する。
説明すべきこととして、本実施例では、第一の昇降部材と第二の昇降部材はいずれも水圧シリンダ又は油圧シリンダを採用し、ここで詳しく説明しない。
1 円形板
11 アウター支持棒
12 サーボモータ
13 多角形カム
14 円弧板
2 台座
20 円弧溝
21 ガイドロッド
22 摺動板
23 移動板
24 延在ブロック
25 接続ロッド
26 ストッパーナット
3 シリンダ
31 円弧クランプ
4 移動台
41 回転軸
42 クロスプッシュロッド
43 円弧の当て板
5 サーボモータ
51 はすば歯車
52 ラック
6 スライドスリーブ
61 バンプ
62 駆動モータ
63 二方向ネジロッド
11 アウター支持棒
12 サーボモータ
13 多角形カム
14 円弧板
2 台座
20 円弧溝
21 ガイドロッド
22 摺動板
23 移動板
24 延在ブロック
25 接続ロッド
26 ストッパーナット
3 シリンダ
31 円弧クランプ
4 移動台
41 回転軸
42 クロスプッシュロッド
43 円弧の当て板
5 サーボモータ
51 はすば歯車
52 ラック
6 スライドスリーブ
61 バンプ
62 駆動モータ
63 二方向ネジロッド
Claims (5)
- 地下既製杭の迅速引き抜き装置であって、前記引き抜き装置は、アウター支持装置、挟持装置、昇降機構、及び吊り上げ設備を含み、ここで、前記アウター支持装置は、円形板と、円形板の底端面に放射状に摺動設置される複数のスライダと、スライダに取り付けられるアウター支持棒と、円形板に設置され、スライダを互いに接近又は離間させるように駆動するための駆動アセンブリとを含み、前記駆動アセンブリは、円形板の頂部に取り付けられ且つ出力軸が円形板を鉛直に貫通するサーボモータと、サーボモータの出力軸に取り付けられてアウター支持棒の内端に当接する多角形カムと、円形板の底端面に設置され、スライダを互いに接近させるように駆動するための弾性部材とを含み、前記多角形カムの凸辺の数はアウター支持棒の数と一致している、ことを特徴とする地下既製杭の迅速引き抜き装置。
- 前記アウター支持棒の外端に管杭の内壁に密着する円弧板が螺合されており、前記円弧板は、管杭の内壁に接近する側が砂目立て面として設置され、前記昇降機構は、両台座と、台座に鉛直に取り付けられる両ガイドロッドと、ガイドロッドに摺動外嵌される摺動板と、台座に設置され、摺動板を鉛直方向に摺動させるように駆動するための第一の昇降部材とを含み、前記挟持装置は摺動板に設置される、ことを特徴とする請求項1に記載の地下既製杭の迅速引き抜き装置。
- 前記台座の載置面に管杭の外郭に適合する円弧溝が開設され、前記円弧溝に移動板が摺動設置され、前記ガイドロッドと第一の昇降部材はいずれも移動板の載置面に設置され、前記台座に、移動板を円弧溝の延在方向に摺動させるように駆動する動力部材がさらに設置される、ことを特徴とする請求項2に記載の地下既製杭の迅速引き抜き装置。
- 前記挟持装置は、第一の挟持アセンブリと第二の挟持アセンブリとを含み、ここで、前記第一の挟持アセンブリは、摺動板の中間位置に水平に取り付けられるシリンダと、シリンダのピストンロッドの頂端に固定され且つ管杭の外壁に適合する円弧クランプとを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の地下既製杭の迅速引き抜き装置。
- 前記第二の挟持アセンブリは、ガイドロッドの頂部に摺動外嵌される移動台と、移動台の頂部に鉛直に取り付けられる回転軸と、シャフトが回転軸に回転可能に取り付けられる両クロスプッシュロッドと、クロスプッシュロッドの管杭に接近する端に摺動且つ回転するように組み立てられる円弧の当て板と、移動台に取り付けられ、両クロスプッシュロッドの端部を互いに接近又は離間させるように駆動するための駆動部材とを含み、且つ移動板に移動台を昇降させるように駆動するための第二の昇降部材がさらに取り付けられる、ことを特徴とする請求項4に記載の地下既製杭の迅速引き抜き装置。
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JP2023002615U JP3243783U (ja) | 2023-07-21 | 2023-07-21 | 地下既製杭の迅速引き抜き装置 |
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ID=88021152
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN118007707A (zh) * | 2023-10-20 | 2024-05-10 | 海南大学 | 一种桩基快速测试装置 |
CN118254292A (zh) * | 2024-05-31 | 2024-06-28 | 中铁四局集团有限公司 | 一种便携式凿毛设备 |
CN118407535A (zh) * | 2024-07-04 | 2024-07-30 | 福建星原建设工程发展有限公司 | 一种石墨烯混凝土板组件及安装方法 |
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2023
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